上富良野町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月11日
(1)国民健康保険税について/(2)子育て支援について/(3)町立病院の改築について/(4)空き地空き店舗について/(5)地場産品の販売と普及について
2014年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「国民健康保険税について」「子育て支援について」「町立病院の改築について」「空き地空き店舗について」「地場産品の販売と普及について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 米沢義英
私は、さきに通告してありました4点について質問いたします。まず第1点目には、国民健康保険税の引き下げの問題であります。今回、町は新年度から国民健康保険税率を引き上げようということをうたいました。その理由として、高齢者の増、高額医療費の後期高齢者分の拠出金の増額などなどが想定されるということで、国民健康保険税率を引き上げようという話であります。しかし、今、町民の暮らしは決していいとは言えない状況にあります。そのような中で、国民健康保― 95 ―険税率を引き上げるということになれば、一体どうなるでしょうか。今、景気が低迷する中で、追い打ちをかけるように、電気料金等の引き上げや灯油、食料品などの生活必需品等々が値上がりし、給与に至ってはなかなか上がらない。年金に至っては下がる。また、この4月からは消費税率が8%に引き上げられるなど、暮らしを取り巻く環境は一層悪化の一途をたどるという状況になっているのではないでしょうか。こういう時期に国民健康保険税を引き上げれば、それだけ加入者にとっては税の負担が重く、大変な状況になることは明らかであります。同時に、国民健康保険税が引き上げられれば、後期高齢者分の税率も自動的に上がるという内容でありますから、当然納得できるものではないと考えますが、町長はこの状況をどのようにお考えでしょうか。次の項目についてお伺いいたします。国民健康保険税を引き下げるためには、一般会計からの繰り入れなどを行って引き上げを抑制する、あるいは引き上げをやめるべきだと考えますが、この点についていかがお考えでしょうか。国保税率の引き上げは、所得の少ない世帯ほど税の負担感が高まるという状況になっております。確かに軽減税率という形ではありますが、総体的に所得の少ない人ほど税率が高くなるという、このゆがんだ制度でありますから、これを根本的に解決するということになれば、当然、負担率を引き下げるための対策として、自治体が身を削ってその対策に身を乗り出す、これが今、町に求められているものと考えますが、この点についてもお伺いいたします。次に、子育て支援についてお伺いいたします。今、子育てに関する保護者からの要望は多様なものになっています。例えば、子育てに対する悩みや相談、医療費の負担軽減、保育料の引き下げなどなど、多様なものになっているということは明らかです。町はこういう状況の中で、恒久的な支援策として、保育料の基準を見直そうとしています。特に4階層は負担感があるという形の中で、2区分に分けようという状況があります。しかし、他の階層に至っては、負担感がないのかといえば、決してそうではないというのが実態ではないでしょうか。他の自治体では、所得階層区分の細分化を行うなど、軽減を図っている自治体もたくさん見受けられます。そのことを述べまして、次の項目について、町長の答弁を求めます。一つには、町においても保育料の所得階層区分の見直しを4階層だけにするのではなく、全ての階層に対して保護者負担の軽減策を実施すべきと考えますが、どのようにお考えでしょうか。二つ目には、保育料、就学前の子どもさんが2人以上いる場合は、2人目の子どもさんが半額、3人目からは無料と現在なっておりますが、その基準を緩和して、1人目の子どもさんが就学をしている場合であっても、2人目は半額にするなど、対策を講じるということが求められていると考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、町立病院の改築でありますが、町立病院は、住民の健康を守る上からも、地域に欠かせない地域の医療機関となっております。さらに、災害時には負傷した人などを受け入れる重要な医療拠点となっていることは言うまでもありません。町立病院は建設されてから34年経過し、この間、建物の維持補修などをして、延命策をとるなどの対策もされておりますが、しかし、建物そのものの老朽化は否めないという状況にあります。現在の施設機能からしてみれば、当然、見合わないという状況にあります。耐震性に至っても劣るという状況は避けられないでしょう。今後の町立病院の改築をいつまでにするのか、今後の方向性等がありましたら、明確な答弁を求めます。次に、空き地、空き店舗対策についてお伺いいたします。町は、元気なまちづくり、にぎわいのあるまちづくり、観光のまちづくりを今進めています。しかし、一方で、商店街は空き地、空き店舗がふえ、寂しい町になっているというのも現状ではないでしょうか。この間の総合計画では、にぎわいのある商店、魅力ある商業地域などなど、駅前を含む商業地域を整備するということを目指しておりましたが、なかなかその目標は達成されていないというのが現状ではないでしょうか。確かに整備においては、行政だけではとても解決できない問題、課題があることは言うまでもありません。地域との話し合いなどなど含めた具体的な地域の意見を聞いた対策が進められることは言うまでもないでしょう。しかし、今後の町の将来を考えた場合、駅前を含めた空き地、空き店舗を含めた集約化などを初めとする町並みの整備をどのように位置づけ、今後、計画の中に入れ、進めるかということが求められていることは明らかであります。この点についての町長の見解を求めます。次に、地場産品販売、普及についてお伺いいたします。今、地域の農畜産物を生かした地場産品の販売と普及、6次化などが進められています。町には、この間、地元のお米を使った地酒の「紫のときめき」などがありますが、しかし、町民に広― 96 ―く愛され、飲まれているという状況になっていないのも事実であります。また一方では、新たな取り組みとして、地元の小麦粉などを活用し、そして製品化、商品化されたパスタ、ラーメン、地元で収穫されたブドウでワインを製造販売するなどの共同での取り組みも始まっているという実情であります。いずれにいたしましても、これらの取り組みに至っては、これからという状況であります。総合計画の中には、観光体験、自然を生かした観光、食をテーマにした観光のまちづくりを目指すということが記されておりますが、まだまだこれからという状況ではないでしょうか。さらに、流れをとめることなく商品を育てて販売、普及する、こういうことが求められています。つくったはいいけれども、それを育てる努力をしないというのでは、余りにもひどい話でありますから、当然、関係団体との協議が必要だと考えますが、これらの点について町長の見解を求めます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの国民健康保険特別会計への一般会計繰入金に関する2点の御質問にお答えさせていただきます。近年、景気の低迷に伴いまして、非正規雇用者や高齢化に伴う無職世帯の割合が年々増加しており、当町の国民健康保険特別会計におきましても、国と北海道からの財政措置とあわせて、一般会計から基準に基づく費用として、平成24年度におきましては1億728万円を国民健康保険特別会計へ繰り入れをしているところであります。議員御質問の、基準外の繰り入れについてでありますが、従来のお答えと重複することとなりますが、これまでいろいろな機会を通じ議論させていただいておりますが、その目的が、決算の補てんであったり、税の軽減を目的とした場合、国民健康保険の被保険者ではない町民からの租税を投入することとなりますので、税の公平性を著しく欠くこととなり、行政運営上、国民健康保険事業運営の手法として用いることは望ましくないと理解しておりまして、一般会計からの基準外の繰り入れにつきましては想定しておりませんことを御理解賜りたいと存じます。また、負担率につきましては、国民健康保険税は被保険者の負担能力に応じて負荷される応能分と、受益に応じて等しく被保険者に負荷される応益分から構成されておりまして、世帯の所得が一定額以下の場合には、応益負担保険税の7割、5割、または2割を軽減する算定方法となっておりまして、所得の少ない被保険者の方々に配慮されております。このことから、所得だけが税額算出の要因となるのではなく、資産の保有状況や加入人数の構成などにより保険税が変わる制度の仕組みであることと、税額の負担に上限が設けられている制度設計であることから、所得と負担率が必ずしも全てに比例するものでないことを御理解賜りたいと存じます。次に、2項目めの子育て支援にかかわる保育料に関する2点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の保育料階層区分細分化による負担軽減についてでありますが、保育料につきましては、国の基準に基づき、八つの階層区分となっております。基本的には、負担能力に応じた設定がなされているものと理解をしております。各階層とも、それぞれ収入には一定の幅がある中ではありますが、今回、分割を計画している第4階層の世帯につきましては、年間の収入額が200万円台から500万円台の範囲と、かなり大きな開きがある実態にありまして、このようなことから、4階層の世帯間における負担感の平準化が必要と判断したところでございます。他の階層につきましては、今回の4階層を2分割することにより、平準化が保たれていると判断できることから、さらなる分割は予定していないところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の第2子以降の保育料の軽減対策についてでありますが、現行制度につきましては、議員御発言のとおりでございます。現在、国においては、子ども子育て新制度における施設給付費及び保育料の額についても検討されているところであり、第2子以降の取り扱いについてもその中で議論がなされており、今後、新制度に向けた議論のなりゆきや、どのような制度になるかなどを見きわめるとともに、町の子ども子育て会議での御意見や、財政状況も考慮した中で、検討していく課題と受けとめておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの町立病院の改築に関する御質問にお答えさせていただきます。村上議員の御質問でもお答えさせていただいておりますが、町立病院は、公的医療機関としての使命であります町民の命を守り、健康管理に寄与するため、救急医療や入院及び外来業務、また、介護療養型老人保健施設、さらに公衆衛生業務など、それぞれ診療体制の充実に努め、地域の医療機関としての役割を果たしてまいりました。しかし、町立病院は、建築後34年が経過し、建物の老朽化が進んでいることはもちろんでありますが、病室の個室化や、夏場の空調などの療養環境が― 97 ―現在の患者ニーズに対応できなくなってきております。また、町立病院の耐震診断につきましては、建物が2階建てのため、診断の対象外となっており、耐震については未診断でありますが、町立病院が本町の災害時における拠点病院としての役割を果たしていかなければならないことは申し上げるまでもありません。さて、町立病院の改築につきましては、医療機関であるため、特殊で複雑な構造と、医療機器にかかわる設備等により、莫大な建築費となることが予想されることから、今後、国や道の医療政策や近隣の医療圏の動向を見据え、町立病院が安定した医療サービスを提供するための機能と役割をどのように保っていくかについて検討していかなければならないと認識しております。これらの検討を重ねる中から、改築についての考え方や方向づけが集約されていくものと思われますので、その段階を迎えましたら、また議会や町民の皆さんへも情報提供してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。いずれにいたしましても、私といたしましては、これからも町立病院を町民の医療を支える拠点として位置づけていく思いに変わりはございません。次に、4項目めの空き地、空き店舗に対する御質問にお答えいたします。町並み整備につきましては、平成に入りましてから3回、商業者の皆様を初め関係団体による組織を構成し、構想や計画の策定、町並み整備の事業化に向けた協議が行われてきましたが、いずれも実現には至っていない経過にあります。事業化に至らない原因はさまざまあると思われますが、受益者、行政、双方に多額の投資が伴うことが大きな原因の一つではないかと推察しております。商店街や駅周辺は町の顔と言われますが、議員御発言のとおり、当町においても個店の廃業等が進み、にぎやかな町並みの光景は失われつつあると認識をしているところであります。このことから、商業者、関係団体の皆様と、将来展望を見きわめ、方向性が見出せたときには、十分検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。いずれにいたしましても、行政を含め、関係者の思いが一丸となることが何よりも大切なことでありまして、町も進んで情報提供等を行いながら、気運が生まれるように支援をするとともに、私といたしましては、まずは個店の皆様に対する環境整備や、新たに開業される方への後押しとなるような事業の展開に意を注いでまいりたいと考えております。次に、5項目めの地場産品の販売と普及に関する御質問にお答えいたします。議員御発言のとおり、地元産食材を活用した商品化、高付加価値化に取り組む農業者皆様の活動が活発化してきていると実感しております。町といたしましても、既に取り組んでおられる皆様への活動支援として、商品展示やイベント、企業訪問などの機会を利用して、商品のPR、活用に既に努めているところであります。今後におきましても、町民が主体となったこれら取り組みの裾野が広がるよう、そのきっかけづくりや運動支援を行い、開発された商品が町の特産品として、さらには地域ブランドとして発展するよう、協力、支援を継続するとともに、他業種との連携が広がるよう積極的に支援してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 4番 米沢義英
国民健康保険税の引き下げについてお伺いいたします。答弁の中では、国民健康保険税の引き下げのために町民の税金を投入することは税の不公平さを生む、公平さを欠くのだということであります。これはいつも言いますけれども、行政側の話であって、住民は、加入者はこういうことは望んでいません。公平さに欠くということになれば、これは政策ですから、政策の展開によって、そのものをやはり高めていくということが政策です。当然、他の自治体でも、一般会計からの繰り入れを行っている自治体もたくさん見受けられます。そのことを言うのであれば、例えば今回の保育料の第4階層の引き下げにしても、これは利用している人にとっては恩恵はあるけれども、利用していない人にとっては恩恵がないというような、これは不公平でないかという理屈が出てくるわけなのです。だけれども、それは恒久的な支援策という形の中で、町はここの部分を、負担感を引き下げるために、減額の要素があるのだということで引き下げるわけですから、そのことを考えたら、何もこの引き下げることに対して町民の皆さん方の税金を使うということは、これは不合理でもないし、何の公平性も欠かないと思うのですが、この点、どのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の、まず国保税についての考え方についてお答えさせていただきます。この課題につきましては、米沢議員と幾度か既に議論もさせていただいておりますが、私といたしま― 98 ―しては、国民健康保険特別会計、要するに国保会計というのは、大原則は相互扶助で成り立つ仕組みでございます。それを、当然、米沢議員のような見解も一方ではあるのかなということで、何も否定もしませんし、そういう組み立てをしている自治体も他にあることも承知しておりますが、ただ、上富良野町におけます国民健康保険の仕組みとして、上富良野町がそういう手法をとるべきかどうかということに対しましては、それは町民の皆様方に公平な行政を行う上において、それは取り組む手法ではないというように私は理解しておりまして、また、この間、いろいろな町民の皆さん方と接する機会、あるいは議会でのいろいろな議論をさせていただく中で、私が述べていることに対して、それは違うぞというような御意見が私に感じられるものがある状況でもございませんということで、先ほどから申し上げておりますように、国民健康保険税についての考え方は従来どおりでございます。
質問 4番 米沢義英
相互扶助が原則だというけれども、国が定めた国民健康保険の運用の国保法の中には、相互扶助ということは一つも書かれていないのです。これはなぜできたのかというと、憲法25条に基づいた社会保障の位置づけの中で国民健康保険というのが制定されたわけです。国保法の第4条では、その運営責任は国にあるということがきっちりとうたわれております。これを解せば、地方自治体にその責任があるのだということですから、私は、町長が言うような相互扶助ということ自体が何の根拠もない、町長自身がつくり上げた、いわゆる相互扶助だから、お互いが助け合うのが当たり前だというごまかしの理論だというふうに思いますが、町長はこの点、どのようにお考えですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。私といたしましては、相互扶助という概念は、社会の中では定着している概念だというふうに考えておりますので、憲法と照らして云々というようなことの議論はするつもりはございませんが、概念としては何ら間違っていないというふうに考えております。
質問 4番 米沢義英
いつもそうやって逃げの口実を使うのです。この国保法の中にはそういうことが書かれていないので、そういうことが成り立たないということで私は述べておりますので、もう一度この内容を見ていただければおわかりだというふうに思います。こういうことも含めて、町長が言っているのは、まさに論理のすりかえであって、何ら不公平でないということだというふうに私は訴えておきたいと思います。次に伺いたいのは、当然、一般会計からの繰り入れはできるということで私は訴えています。この国保会計というのは、確かにいわゆる自営業者等が加入する、もともと脆弱な基盤に財政が乗っているということは言われております。この点では、国や地方自治体が頑張らなければ、国民健康保険税というのは将来にわたってますますどんどん引き上げが行われるという、そういった状況だということであります。負担感で言えば、例えば町が示していただいた1世帯固定資産税ありという状況の中で、100万円の所得世帯の方で、改定後は年額15万4,000円になります。これは15.4%という形になります。200万円で25万8,900円で、12.9%という形になって、所得がふえるほど負担率が下がるという形になっておりまして、私は200万円が所得が多いとは決して言いませんけれども、例えばこういうことだということの話でありまして、そういうことも含めて、やっぱり重税感はあるのだということであります。こういうことを解決するには、町の一般会計からの繰り入れを行うということ、これが必要だというふうに思います。この間、繰り入れをしたとは言っていても、法定繰り入れであって、それ以外は入れていないわけですから、取り崩し、一般会計から入れれば、十分国保会計、税の負担を下げることが可能だというふうに思います。ここでお伺いしたいのは、税の負担感というのは、やはり所得の少ない人ほど負担が多くなるというところは、町長、認められますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
税の負担感についてでありますが、きれいな形で比例と申しましょうか、累進していくというような構図でないということは、冒頭のお答えで申し上げておりますが、しかし、低所得者に対します配慮、あるいは仕組みというものは、私は今の仕組みで特別その階層の方々に負担感を持たれるような仕組みではないと、軽減措置も含めて、そういう仕組みにはなっていないという基本認識に立って、今回の税率改正の仕組みをつくらせていただいたところでございます。
質問 4番 米沢義英
言っていることにまともに答えていないのです。私は、7割、5割、2割というのは、これは当然やるべき仕事であって、それ以外のところはどうなのですかということを聞いているわけですから、それにまともに答えられないとい― 99 ―うことは、こういった問題に対する認識そのものが町長の中に欠けているのではないかというふうに思うわけですよ。もう一度質問いたしますけれども、負担感は、所得の多い人ほど負担率は下がります。逆に所得の少ない人ほど負担感が高くなるということは、これは事実だと思いますが、これはどうでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、必ずしもそういう仕組みではないというふうに私は今でも理解をしております。
質問 4番 米沢義英
何回言ってもわからないようなので、もう一度、それでは制度そのものの仕組みを、失礼な言い方ですけれども、勉強していただきたいというふうに思います、わからないのであれば。知っていて、なおかつそういうことを言うのであれば、非常に悪い発言だというふうに思いますが、どちらかはわかりませんので、事実としてこういったことがあるということで、私は根本的にこの問題を解決するということであれば、国民健康保険の引き下げ、一般会計からの法定外の繰り入れを行って、財調の取り崩しを行えば、引き下げは可能だということを訴えます。そして、この点について、町長は絶対にやらないという形ですか。この点、お伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の国保についての御質問にお答えさせていただきますが、何度も申し上げておりますが、私は今の町としての対応を変えるつもりはございませんし、そのことは町民に理解をされているというふうに理解しておりますので、米沢議員のようなお考えもあるということで引き取らせていただきたいと思います。
質問 4番 米沢義英
このことを話したら、いろいろな答えというか、話が聞けました。年金生活の中で暮らしている方、燃油が上がる、先ほども言いましたけれども、食料品が上がるという状況の中で、これ以上、もう切り詰めようがないと。なおかつ、そこにもってこういうふうに上がったら、生活がますます大変になると。自営業者もそうですよ、農業者に至っても。そういう生々しい声があるわけで、町長の耳に入ってきていないのかもしれないですが、実態はこういう実態だということを、町長、まだわからないようでしたら、よく町の中を歩いてください。町長、四六時中、時間に拘束されているわけでないですから、そういうことをやってこそ町長の値打ちが光るものだというふうに私は思いますので、やはりそういう事実をしっかり受けとめることこそ地方自治体であり、負担軽減をするという役目を持った、地方自治体の役割があると思うのです。今の町長の答弁でしたら、国と同じであって、お金がないから、住民の皆さん、頑張って負担しましょうと。それは協力しますけれども、だけどもう限界点に達しているのだということを考えれば、そんなことは通用しない話ですよ。町長、この点、どうですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えいたしますけれども、さまざま価値観の判断、あるいは思い方等については、それぞれお考えがあるということでございますので、それはそれとして受けとめさせていただきます。
質問 4番 米沢義英
価値観の相違以前の問題で、どんな価値観が変わろうとしても、この部分は歴史の法則と同じで変わらないのだということをぜひ認識していただきたいというふうに思います。次に、子育て支援についてお伺いいたします。今、保育料の軽減策をとろうとして、第4階層については2階層に分けようとしています。ここだけが負担感が多いのかということでいえば、決してそうではないわけで、やはり保育所に預けている方の話を聞きましたら、いろいろな物価も上がる中で、子どもさん2人預けるとなると、やはり一定の収入があったとしても大変なのだということで言われます。そういうことを考えれば、私は、この第4階層のにみとどまることなく、軽減策を本当に町が真剣に考えるというのであれば、全ての階層を、やはり料金体系のあり方を見直して、軽減策を実行すべきだというふうに思います。どうも町のやることは中途半端というか、納得のできない、小手先の軽減策をとるので、本当に多くの方が納得できていないというふうに思います。この点、もう一度、全階層の見直しに進むべきだと思いますけれども、この点、確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の保育料に関します御質問にお答えさせていただきますが、今回、4階層分につきまして2分割をして平準化をさせていただきたいということで組み立てをさせていただいておりますが、他の階層につきましては、特に4階層以上ということになりますでしょうか、これについては、平準化が、そんな不自然感を感じるような状況にない、今回、4階層を2分割することによって平準化が保たれるというような認識を持っ― 100 ―ておりますので、今、さらに細分化ということは念頭にないことを御理解いただきたいと存じます。
質問 4番 米沢義英
よく聞いていただければわかりますが、果たしてそうなのでしょうかということです。いろいろな家族構成等々、あるいはその生活水準等もありますけれども、やはり今、消費税が上がる、年金が下がる、あるいは公共料金等が上がるという状況の中で、やはりここだけではないわけで、そういうことを考えたら、その対象を広げるべきだというふうに思いますので、何らこの点についても、不都合でもないし、保育所を利用されている方にすれば、やはり大いにうちの町、町長は私たちのことを考えてくれているのだなという、逆に称賛の声が広がるのだというふうに私は考えております。この点、何回言われても答えは同じなのかなというふうに思いますが、もう一度質問いたしますが、確認のために、第4階層以外の、いわゆる5、6、7、8階層に至っても、それは負担感がないと考えますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
保育料の設定についてお答えさせていただきますが、負担感は全員がお持ちだと思います。ただ、平準化がされているということでは、私は今の仕組みで御理解いただけているというふうに理解しておりますので、他の階層についての細分化は現在想定をしていないというところでございます。
質問 4番 米沢義英
何回言っても変わらないということでありますが、事実は事実として、こういうことだということをぜひ考えていただきたいというふうに思います。次に、第2点目の、第2子以降の保育料の軽減対策のことでありますが、いつも思うのです。国の制度を待たなければ何もできないというのだったら、よちよち歩きの子どもさんなのかなというふうに思います。地方自治体というのは、みずからの頭で考えて、あそこに問題があるとすれば、その問題をどうしたら解決して乗り越えられるのかという、この判断が今、より一層複雑化する社会、あるいは取り巻く環境の変化の中では、今、地方自治体に求められている一番大事なものだというふうに私は考えております。そういう意味では、こういった状況を速やかに実行して、やはり軽減策を全ての階層でできないというのであれば、こういった部分的な見直しを行って、保育料の軽減策をとって、利用されている方に安心感を与えるというのも、行政のとても大切な役割だと思いますが、この点、お伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の子育て支援に関します御質問にお答えさせていただきますが、必ずしも国の後追い行政をするというようなつもりも毛頭ございませんし、町が独自に政策展開をできるものについては積極果敢に取り組んでいくことが私に課せられているものだというふうに考えております。その中で、ただいま御質問の部分につきましては、今、国が検討しておりますような、そういう客観的な情報等も参酌しながら、上富良野町の子育て全体の中でどういうような政策展開をしていくことが町民の皆さん方に喜んでいただけると申しましょうか、充実感を味わっていただけるような仕組みになるかということは、これは今後もしないとか、今しないとかということだけでとらえるのではなくて、これからの継続的に行われる行政運営の中で、必要が生じたときには検討することはやぶさかではないということで御理解いただきたいと存じます。
質問 4番 米沢義英
今年度の2014年度の予算では、幼稚園も保育料と同じような軽減策がとられるようになりました。2014年度では生活保護世帯の保護者負担の無償化と、第2子の保護者負担を半額にした上で、所得制限を撤廃し、第3子以降についても所得制限を撤廃するという方針を国が打ち出しているというのが今の実情です。こういう政策を国が矢継ぎ早に出すということは、いわゆる子育てと少子化という形で、より一層安心して子どもさんを生み育てられる環境づくりをせめて行える環境をつくろうという、一つの政策が出たというふうに考えているところであります。そういうことを考えれば、私は、町長もよく御存じのように、上富良野町も子どもさんの数が少なくなる傾向がありますので、やはりきっちりとした子育て支援の対策、こればかりではありませんけれども、この一つの中で、第2子以降の保育料の軽減策、これは角度を変えて、それではお伺いいたしますが、こういったものも制度の中であっていいとお考えですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
制度そのものの存在につきましては、それは客観的に判断する他の要素も含めまして、実現が可能な政策であれば、子育て施策全体像の中で位置づけが可能であれば、それは評価するべきだというふうに考えております。
質問 4番 米沢義英
明確な答弁はなされません― 101 ―が、今後、こういった政策というのは非常に重要になってきています。町長はなかなか軽減策では全ての階層を見直さないということでありますから、その軽減策の一環として、やはり第2子以降の保育料の軽減対策も視野に入れた対策というのも、子育て支援会議の中で意見を持ち込んだ中で、十分検討する余地もありますし、当然、議会においても、それがテーマに上がれば乗せるという方向での検討を加えていくという、こういったことも考えられますが、この点はどうでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、議員からもお話ございましたように、今後、当町におきます子ども子育て会議、あるいはさまざまなそういったことを議論する場を通じましていただく御意見、さらには、私が考えます町全体の子育て事業に対する考え方等、整合性を図りながら、判断を下すべきときには判断を下してまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 米沢義英
明確な答弁は返ってきておりませんが、ぜひ検討を加えていただいて、そういった具体的な方向に進んでいただきたいというふうに思います。次に、町立病院の改築の問題でありますが、確かに今後、医療の再編成とあわせた中で、テーマに乗ってくるのかなというふうに思います。いずれにしても、町立病院そのものについては、もう既に34年も経過するという状況の中で、現状のいわゆる病院機能、国が定めるような基準からすれば、当然、その基準に合わない、そういった病院の施設体系になってきているということは明らかであります。そのことを踏まえれば、今後、病院の地域医療の再編も絡めた中で、もっと具体的に、いつごろまでにそういったものを目安として持つのかということが、行政側に求められているというふうに思います。多額の予算もかかる話ではありますが、やはりそういう方向性もしっかり持ち合わせるということが大事だと思いますが、そういう方向性という点で、どういうような形で、具体的に何年をめどにという話がおわかりであれば、そういったことも含めて答弁を求めておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の町立病院に対します将来像の御質問にお答えさせていただきますが、既に役場内部では、病院のみならず、まず役場本体、それから消防署、そういった非常に耐震性を満たしていない施設もございますので、そういったことを将来どのように整備していくかということは、既に内部の議論としてはスタートさせていただいております。そういう中から、当然、中長期の財政計画も見据えた中で、私としては、内部の中で申し上げておりますのは、優先順位というような観点から見る上においては、町立病院の位置づけは優先度は高いなというような認識を示して、皆さん方にお知らせしているところでございまして、今後、具体的にどういうふうに事業の実施に向けた青写真を描いていくかということは、まだ一定程度の時間が必要かなというふうに考えております。いずれにいたしましても、10年単位で先だというようなことは非常に難しいのかなと。今34年ですから、10年たつと四十四、五年経過するわけですから、それまで待つことは難しいのかなということで、今漠然と描いているところでございます。以上でございます。
質問 4番 米沢義英
優先順位では高いということであります。今、町においても、施設の長寿命化計画というのが計画されているということでありますが、そういったものに関していろいろな国の補助等がありますので、そういうことも含めて、この町立病院の、やはり災害拠点ということで、重要な役割を担っておりますので、そういうことも含めて、具体的にやはり位置づけをきちっと進めて、今後、対応していただければというふうに述べて、次の問題についてお伺いいたします。次に、空き地、空き店舗対策についてお伺いいたします。この答弁の中では、当然、いろいろな事情、相手がいることですから、財政的なものも含めて、この間、3回という形の中で協議を重ねてきて、なおかつそれが実現していなかったというのは事実であります。そういった意味で、いずれにしても、今後、この空き地、空き店舗がふえるということは、やっぱり否めない現状、事実になってきております。ここでやはりはっきりとした将来の青写真をどう描いていくかということが一層求められてきているというふうに思います。多くの観光客の方が来て、周りの町の財政もわからないからいろいろなことを言うのだろうと思いますが、やはり他の自治体、町村から比べても、駅前が寂しいと。非常に観光の町をうたうわりには寂しい。商店街に至っても空き地、空き店舗が見受けられるという状況の中で、やはり観光を推進する町としては、非常にマイナス要素が多くなるという状況になってきているというのがおわかりかというふうに思います。― 102 ―そういう意味では、いろいろな支援策という形で、気運が生まれるような支援策をとるという形の表現になっておりますが、具体的にこの表現になったのは、どういうことを考えられて、どういうことを頭に思い浮かべてこういう表現になってきているのか、まずお伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の商店街の活性化についての御質問にお答えさせていただきますが、まず、商業活動されている事業者の皆様方が自発的に何か新しい展開、新しい領域に挑戦してみたいというような、やはり意思を強く持っていただくことが前提になければ、町が先に立って旗を振ってという性格のものでは私はないと思います。そういう意味におきまして、事業の実施しておられる方が、お互いの総意として、新たなにぎわいづくり、新たな商店街をつくろうと。そのために行政も一緒に汗をかいてほしいということで、ともに歩むことが、やはり私はあるべき姿だという意味で申し上げているところでございます。
質問 4番 米沢義英
そういうことも含めて、それでは今後、町として、そういうことを、町長のおっしゃることもよく理解した上で、どういう手法でそういう場所づくりを今後進めていこうというふうに考えられますか。全くそういうアクションがなければ全く動かないというのか、それとも、そういう裾野を広げるために、下地をつくるために、町としてやっぱり打ち出すべき政策だとか、そういったものも当然あってしかるべきだというふうに思いますが、その点はどうでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。既に今までも、活動しておられる団体等に対しましては、町としてそういう情報交換なり、そういう取り組みに対する行動に対して、いつもドアをあけておりますし、また、そういう活動を助長するような情報発信もさせていただいているところでございまして、そういったもののやりとりの中で、だんだんそういうものが醸成されていくというようなことで、町が何か形を示してというようなものではないというふうに理解しておりまして、いつでもお互いにやりとりができるような状況はできているというふうに理解しているところでございます。
質問 4番 米沢義英
いろいろな形態があるかというふうに思いますが、いずれにいたしましても、やっぱり町というのは、その上に立って、常に崇高な立場から物事を判断して、思い切った施策の展開をしなければならないときというのは、当然、つきまとうものでありますから、やっぱりそういうことを考えてやられているのかというふうに思います。そういうことも含めて、今後、十分協議しながら、ぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。次に、地場産品等の販売と普及についてお伺いいたします。清酒等がつくられたりだとかしましたけれども、なかなかそのものに対して、やっぱり広がりがなく、最終的にすぼんでしまったという状況であります。寂しく陳列台に、「紫のときめき」だったか、並んでいるのです。小さく、ところ狭しという形で、身も狭いという形で陳列台に並んでいます。やはり私は、そういったところまで商品化したのであれば、それを生かす手法で僕以上にいろいろ考えていらっしゃると思いますので、やっぱり再生をかけた、もう一度地元でとれたお米で商品化したお酒を売り出そうという、ごく普通のことで、変わった話ではありませんけれども、やっぱりそういうものを粘り強く行ってきたかどうかという点では、大分反省があるのかなというふうに思いますが、この点、町長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の地場産品の奨励等についての御質問にお答えさせていただきますが、議員の御質問にありましたお酒、「紫のときめき」ですね。これについては、私もそういうお酒の存在も知っておりますし、利用もさせていただいておりますが、その生まれた経緯が、ちょっと私はわかりませんけれども、今、ここ近年、生産者がいろいろな形で商品を開発してきている、事業者がみずから開発して商品化したものについては、伝わってくる熱い思いが全然違います。ですから、やはりこういったものは、町が旗を振ってお酒をつくりますよというものではなくて、事業者がみずから汗をかいて試行錯誤しながら生まれてきたものは、私どもに伝わってくる熱意も熱いですし、私たちといたしましても、それを利活用してPRしていこうという思いはおのずと高まってきております。現在、そういうような提供を受けまして、我々みずからPRさせていただいているものも既に生まれてきておりますので、私はそういう形で育てていきたいなというふうに考えているところでございます。
質問 4番 米沢義英
生まれてきた過程といえば、やはり地元のお米を使って特産品をつくろうと― 103 ―いう形の中で生まれてきた経過があります。今、どこが主体になっているのか、ちょっとわからない部分はあるのですが、やっぱりそういったものを育てるということは、町全体が育んで、子どもさんから、野菜から畑から、そういったことなのだろうと思います。温かい気持ちをシャワーのようにそそぐという形なのだろうと思います。そういうものがやっぱり映れば、また新たな一歩として、このように今、いろいろな形の中で、パスタをつくる、ラーメン、ワインをつくるなど、また、観光農業に取り組むという形の中で出てきておりますので、私はそういう気持ちをきっちりと前へ生かす取り組みが何よりも今必要になってきているのだろうというふうに思います。町長は熱い気持ちで取り組みたいということを表現されましたので、そういうことも信じながら、やはり今まで特産品として出てきたものはさらに生かす、再生するという、そういったもう一度決意を答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、皆さん、町民がみずから生んできた努力の成果に対しましては、町は120%応えていく義務がありますし、私も全く同感でございますので、大いに育てていけるように努力してまいります。