みんなの議会

上富良野町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月11日

(1)これからの健康づくりについて/(2)観光について

2014年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、岡本康裕議員が「これからの健康づくりについて」「観光について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
岡本康裕 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 岡本康裕

私は、さきに通告した二つの項目について、町長に伺います。一つ目、これからの健康づくりについて。平成26年2月8日、我が町上富良野において、健康づくり推進のまち宣言町民大会が執り行われ、記念講演を初めとする健康を啓発する各種の取り組みを行った。また、宣言文を町民とともに読み上げ、意義深いものとなった。そこで、町長に、次の点についてお伺いいたします。(1)かみんのプールに指導者を配置して運動の指導を行っているが、かみん及び社会教育総合センターに設置しているトレーニングマシンを生かして、ここにも指導者を配置し、トレーニングをサポートする考えはございませんか。(2)宣言を機に、地元でとれる新鮮な野菜などを供給するような取り組み、または仕組みづくりを考えてはどうか。(3)関係各課を横断した取り組みを通じて、より効果的なものになると考えるが、具体的な施策は考えているか。(4)協働して町民が参画できるような環境づくりや啓発活動をどのように考えているか。二つ目、観光について。― 89 ―平成24年12月に、我が町でも上富良野観光振興計画が策定されたが、これからの十勝岳における観光のあり方について、町長の考えを伺います。(1)計画にも盛り込まれている観光人材育成プロジェクトにあるボランティアガイドの育成のテーマに対し、ホスピタリティの観点から、自然ガイド、山岳ガイド等の早急な育成が急務であると考えるが、資格取得の一部を助成するような制度の創設は考えられないか。(2)年々、登山を愛好する観光客がふえているが、事故に備えての救難体制や装備を今まで以上に調える考えはないか。(3)既存の散策路の荒廃が目立つが、国や道への働きかけや、今後の整備はどのように考えているか。また、新たな散策路の発見や開拓は考えていくことは考えられないか。以上、2項目について御質問いたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の健康づくりの推進に関する4点の御質問にまずお答えさせていただきます。健康づくり推進のまち宣言につきましては、去る2月8日開催いたしました健康づくり町民の集いの中で、参加いただいた多くの町民の皆様とともに、声高らかに確認させていただき、2月10日付をもって告示したところでございます。いつまでも健康で心豊かに生き生きと暮らすことは、全ての町民共有の願いであり、健康長寿の町を目指し、一人一人が健康づくりに取り組んでいくこと、そして個々の取り組みを地域全体で支え合っていくことの大切さを確認することができたことは大変意義深いものであったと理解をしております。まず、1点目の、かみん、社会教育総合センターのトレーニングマシンの利用に当たっての指導員配置についてでありますが、かみんにおきましては、プールの運動指導の委託先の指導員が保健指導後のトレーニングプログラムの作成や指導に当たっているところでありますが、それ以外の利用者につきましては、社協センターを含め、自由に御利用いただいている状況にあります。現時点におきまして、新たな指導員の配置は考えておりませんが、新年度、社会教育総合センターのトレーニングマシンの更新を計画していることなどから、トレーニングマシンの正しい使い方講習会の開催や、利用者の要望に応じたトレーニングプログラムの作成支援などにつきましては、今後の検討事項と考えているところであります。次に、2点目の野菜の供給についてでありますが、地元の良質で新鮮な野菜が多くの町民の食卓に供給されていくことは、私も大変望ましいことと考えております。このことから、このたびの健康づくり推進のまち宣言におきましても、地産地消の推進を明記したところでありますので、今後、特産品推進協議会や中山間事業で取り組んでおります地域再生協議会、また、生産者組織などと連携をしながら、地元の食材がさまざまな場面において消費されていくよう、流通方法や保存方法のさまざまな検討、研究を行い、特に冬期間の野菜不足解消に向けまして改善が図られていくように、積極的な取り組みを行ってまいります。また、家庭菜園の普及の可能性なども探ってみたいと思っているところでございます。次に、3点目と4点目の組織横断的な対応と、町民との協働による取り組みについてでありますが、本町は、これまでの経験則から、健診受診率を高め、健診結果に基づく個々への地道な保健指導等が最も大切であることを町民の皆様とともに学んできました。その結果、今では多くの町民の皆様が、みずからの健診結果について読み取る力を持ち、健康の保持、増進に必要な生活習慣の改善について理解をされ、それぞれ必要な取り組みがなされております。また、個々の取り組みを助長していくために、食を通じた取り組みのほか、スポーツ、文化の振興や、健康づくりに直接、間接的にかかわる施設の充実や環境整備、さらには、さまざまな組織、団体の活動支援などを通じて、関係各課が心身ともに健康なまちづくりを共通目標として明確に定め、その目標達成に向け取り組んでいるところであります。このような取り組みを通じ、町民の皆様があらゆる機会へ積極的に参加していただける支援制度や仕組みづくり、また、啓蒙活動により、町民皆様の心と体の健康づくりに寄与できるものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの観光に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の自然ガイド、山岳ガイドの資格取得に対する助成制度の創設についてでありますが、これらの資格につきましては、北海道知事が認定する制度として承知をしておりまして、観光振興計画においても、観光に必要な人材養成の分野として位置づけをしているところであります。町といたしましては、まずはボランティアガイドの活動に関心のある方を対象とした基礎的な研修の機会を今後も設けていきたいと考えており、資格取得者の養成を目的とした助成制度の創設につきましては、現在、その考えは持ち合わせておりませんが、今後、十勝岳観光の振興を図る上でどのような― 90 ―対応が必要かなど、十分見きわめながら検討していくことも課題だと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の山岳事故の救難体制、装備などの整備についてでありますが、十勝岳は登山客、スキー客など、1年を通して多くの方々に訪れていただいており、その数も年々ふえている実態にあります。しかし、反面、事故の発生が多発していることも現状であります。救難体制につきましては、町の管轄において山岳事故が発生した場合、警察からの協力要請によりまして、上富良野消防署、上富良野十勝岳山岳救助警備隊が招集される体制となっております。そのため、消防署、十勝岳山岳救助警備隊においては、協力要請に対応する体制を整えているところであります。町の行動といたしましては、自衛隊への支援要請対応のほか、消防や十勝岳山岳救助警備隊への側面的な支援や、安全、防災を呼びかける看板設置等が主体的なものとなり、今後も引き続き十勝岳山岳事故防止に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、上富良野消防署の新年度予算におきまして、備品整備費を計上しているところであります。次に、3点目の十勝岳エリアの散策路の整備についてでありますが、現在、町が遊歩道として上川南部森林管理署から貸し付けを受けている散策路は、バーデンかみふらのから凌雲閣までの翁遊歩道、カミホロ荘から凌雲閣までの滝めぐり遊歩道、白銀荘から吹上憩いの広場までの遊歩道と、3コースがあり、整備が十分に行き届いていない状況は把握しているところであります。これら遊歩道の整備は、貸し付けを受けている町が行うものでありますので、上富良野十勝岳山岳会や、上富良野十勝岳観光旅館協会などの御意見も伺いながら、整備方法等について具体策を検討し、十勝岳エリアへの誘客につながるよう努めてまいりますので、御理解賜りたいと存じます。また、新たな散策路の設置につきましては、現在の遊歩道を再整備することが最優先課題と認識しておりますので、新たな散策路を設置する考えは持ち合わせていないことを御理解賜りたいと存じます。

質問 12番 岡本康裕

二つの項目について、今、答弁をいただきましたが、1点目のトレーニングマシンの件について、指導者をつけるかというところです。考えてはいないということでありますが、かみんのプール、年間の利用者数をお聞きしましたところ、1万5,000人の利用ということで、かなり指導者がいることで利用者もふえているのかなと、そのように感じております。トレーニングマシンもその横にありまして、女性の方は特にかもしれませんが、水着にはなりたくないというような方も中にはいらっしゃるのかなと。そういった意味で、服を着用してトレーニングがかみんでできるということで、つけたらいいのではないかなというところがあります。予算的には少しかかってしまいますが、今後検討されてはどうかなということで、身内にも、冬、歩いていて、滑って手を折ったとか、そういったところの筋力強化というのも保健という部分では必要なのではないかと、そのように考えて、今回、質問させていただいたところです。それと、社教センターのほうのマシン、予算、26年度で上がっているということで、今後、通っていくのかなというような見込みもないではないですが、これはかみんにある器具とは違いまして、少年から高齢者まで、幅広い層が利活用できるということで、子どもさんにおかれましても、少年団の筋力アップだとか、中学校、高校の体育会系の部活の方々、それと、自衛隊の方々もうちの町にはいらっしゃいますので、そういったところで、指導員がつくことによって、より活用がふえていくのかなと。お聞きしますと、年間2,200人がマシンを利用されていると。ちょっとかみんから比べれば少ない感があるのかなと思っておりますが、健康づくり推進のまち宣言の動機づけとしては、全体の中の小さな一つの施策かもしれませんが、そういうことをいま一度考える気はございませんかどうか、お伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員のトレーニングマシン等の活用についての御質問にお答えさせていただきますが、まず、大きくくくりますと、かみんのほうで利用されておりますマシンにつきましては、リハビリであったり、そういう筋力トレーニングというよりは、むしろリハビリっぽい、そういうことが主目的かなということで、これについては、言葉は悪いですけれども、素人が自分勝手にというのは、これは好ましくないということで、指導者の指導に基づいて利用していただいているところでございます。一方、社教のほうは、どちらかというと自己筋力トレーニングがメインになるのかなというふうに思います。ただ、それとて、ただむやみやたらに利用すればいいというものでないということは私も理解できますが、先ほど申し上げましたように、希望さ― 91 ―れる方が、プログラムをつくっていただいたり、あるいは使用の基礎的なことを学んだり、そういうことについては提供できるような仕組みができるのではないかなというふうに考えておりますので、それについては今後検討させてください。

質問 12番 岡本康裕

今、町長から答弁いただいたとおり、何も急ぐことはないと思うので、今後、いろいろな予算の観点からとか、人材の観点からとかいうことで、考えていただきたいなと、そのように思います。それと、方法としましては、月曜日から日曜日までびっちりフィジカルトレーナーのような方を配置しろというのではなくて、例えば月曜日と金曜日とか、水曜日と土曜日とか、そういったところでスポットでついていただくというのも、一つ、考え方としてはあるのかなと。ふだんは自分で練習していて、特定の曜日になったら指導者が来て、少し教えていただくみたいな、そういった考え方もできるのではないかと私は思っております。それと、次、地産地消について、宣言の中に、おっ、と思って、地産地消という言葉が入っていると。これはすばらしいことだなと。1日野菜350グラムということも言われていたので、入ったのだろうと、そのように思っております。ただ、野菜ではなくて、地産地消という言葉で、そこがキーワードかなと私は思っていまして、宣言に盛り込まれている、せっかくの機会ですので、これを機に、地産地消で、地元の野菜、特に冬は、今、町長も答弁ございましたけれども、冬、なかなか食べることができないということで、上富良野の中でも若い女性の方々が、試しでそういったような試みをされている方も、私、フェイスブックとかやっていますけれども、そこで写真つきでアップされていたりしますので、そういったやる気のある方の組織だったり、個人だったりという方にバックアップする支援体制というのは、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。健康づくりの観点からのみならず、広い意味で、生産者、あるいは商業活動の一助にもなるでしょうし、当然、健康づくりにも寄与する地産地消というのは、私はこれから大きなまちづくりのキーワードであろうというふうに考えております。とりわけ地産地消を願って生産活動なり商業活動をしておられる方もおりますので、やっぱりそういった方々に背中を押してあげるような、私は町としての取り組みがまず根っこになければ、消費していただくようなことにつながりませんので、それは十分配慮してまいりたいと思います。特にはやり言葉で地産地消をというようなことで用いているわけではありませんで、余りにもとらえ方が大きいとらえ方で恐縮ですけれども、保健指導の現場を預かっておられる皆さん方からいろいろ勉強させていただく中で、今、大人も含めて、アレルギーというのが非常に社会問題になっておりますけれども、お聞きいたしますと、地元の空気と地元の土と地元の水で育った作物を食べ続ける限りは、アレルギーというのは起きづらいのだそうです。ですから、発展途上国にアレルギーというのは少ないそうです。先進国で、方々、世界各国から食料を調達して食べている国ほどアレルギーというのは多いそうです。ですから、本当の原点にはなかなか戻れませんけれども、そういうようなことが根っこにあるというようなことを踏まえて、地産地消を推進してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 12番 岡本康裕

本当にそのとおりでありますが、我が町の基幹産業は農業ということで、より一層、我が町の基幹産業を町場の人方にも理解していただくいい機会だと思いますので、そこら辺のところは、宣言にある中の一つの項目として、どんどんこれはPRして、行政としてもバックアップして、自分たちの町のものを食べようという、そういうのにもつながっていけば、これは産業の振興にもなりますので、こういうことはどんどん我々も率先してやっていかなければならない、そういうふうに今聞いて感じました。まさに今、町長言われたアレルギーの話もそうですが、医食同源という、根っこは同じだというようなことだと僕も感じております。それから、次、各課の取り組みということで、宣言後の取り組みについては、ちょっと勉強不足もありますけれども、どういったような取り組みが全庁的になされるのかなという、素朴な疑問といえばそれまでなのですけれども、ちょっとお聞きしたいなと思って、聞かせていただきました。厚生文教常任委員会が、この間、研修に行かれていまして、お手元に回っていると思いますが、委員会所管事務報告の件ということで、この間、配付がなされております。そこで、ちょっと委員長の許可を得て、引用させていただくことをお許しいただきたいと思います。豊後高田市の取り組みなのですけれども、2万3,000人規模の町ということで、健康づくりの目標がはっきりとしている。それで、例を挙げます― 92 ―と、健康寿命3年延長、運動の推進で医療費の抑制と削減に挑戦、それから、運動大好き人口60%超という、住民の方に対してわかりやすい、入ってきやすいフレーズというかキャッチコピーというか、それを実践されているということで、我が町、26年度に対してすぐということでなくて、今後、そういったような町民に対しての健康に対する動機づけみたいな、これを機に運動してもらおうだとか、医療費のことを考えてもらおうとか、健康を考えてもらおうといった、導入策と言ったらあれですけれども、そういったようなところは町長、お考えかどうか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の健康づくりに対します町民の皆さん方に対するアプローチの仕方と申しましょうか、これについてお答えさせていただきますが、御案内のように、上富良野町におきます今日の介護の認定率の低さ、あるいは保健指導、あるいは健康診断の受診率の高さ、そういったものは、やはり私は、今まで長い歴史を積み重ねて、一歩一歩町民の皆様方と対話をしながら積み重ねてきた結果が今日を迎えていると思います。私はそういったこれまでの歴史に、しっかりその中に答えがあるなと考えてございまして、今まで取り組んできたこと、何か大きな目標に向かって、一つのテーマを掲げて、そこに向かって運動を展開するとか、そういうようなことを想定しているものではなくて、毎日毎日の日常生活の中で、健康に関する切り口は多方面にあるわけですから、それらを組織としてしっかりと、それぞれの課でかかわれる部分はいっぱいありますので、そういうことを常に頭の中に置いた中で行政運営を進めていくことが、私はキャンペーン的な事業に取り組むこと以前に、まずその基礎を絶対崩さないということを私は行政の推進の柱にしたいというふうに考えているところでございます。

質問 12番 岡本康裕

町長の考えは、今までやっていたことをしっかり継続して、受診率であれば少しずつ上げていくというような取り組みをということだと思いますが、注目を浴びるではないですけれども、しつこくなってしまいますけれども、先ほどの豊後高田で、健康マイレージ事業みたいなこともやっておりまして、これは町がやる30個ある事業に参加すると1万円相当の商品券が当たるといったような、ある意味、特典をつけて、気を引こうというような多分取り組みだったのかなと思いますが、うちの町は余りそういったことは、何かを差し上げますよというような取り組みは、健康関係だけではなく、ほかもやっていないので、そういうことは余りこの町にはそぐわないかなと、そういうようなところも感じながら報告書を読ませていただきました。協働と参画という部分では、例えば健康マイレージではなくて、例えばウォーキング帳みたいなものを町民に配布して、万歩計をつけてもらって歩いて、歩数がたまれば、申告していただいて、その申告が、例えば河川敷のウォーキングコースのインフラ整備になると。歩けば歩くほどインフラ整備が進む、そういったような、自分のためではなくて、上富良野、私たち、アワーレージみたいな、そういうような取り組みもやったら、みんな町民の方、健康を考えている方は一生懸命歩いて、歩けば歩くほど、自分のためではなくて、町のため、町のインフラ整備のためになるのだなというような、そういうのもちょっとだけ今回、報告書を見て、こんなのがあったら皆さん参加してくれるのではないかなと。これは私の考えなで、そういったような取り組みも、参画、協働というところでできるのではないかなという、これは私個人の考えですが、それは私のあれとしまして、運動、スポーツでもいいのですけれども、町長とお会いして何度かしゃべらせていただいている中で、町長杯をつくったらどうだろうということで、例えば今あるパークゴルフだとかフロアカーリングだとかゲートボールがありますが、これを年齢の低い方々を対象にしてというのも考えられるのではないかなと。私が、うろ覚えですけれども、町民走ろう大会みたいなのもあって、走った記憶がございます。そういったようなもの、今はないですけれども、今後、そういったような考えがあるかどうか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の健康づくりについての御質問にお答えさせていただきます。委員会での調査結果、あるいは今、議員がお話しされておりましたような、そういう切り口からの健康意識を高めるという方法も、それは一つの方法としてはあろうかというふうに理解しているところでございます。私は、先ほどから申し上げておりますけれども、まちづくりの基本、原点を忘れてはだめだということを常に認識しておりまして、今、岡本議員から御発言のありましたような、さまざまな能動的に健康づくりに取り組もうとしておられる方については、ある程度自分の力でそういうところに向かって進んできておられます。むしろ私は、山を高くするのではなくて、そのすそにおられる方、例えば高齢者の方も含めて、あるいは職業柄、なかなか運動に取り― 93 ―組めない環境で仕事をされている方、そういった方々の底をまず上げないことには、健康な方をさらに筋肉隆々にするということも大事でしょうけれども、やっぱり私は、そういうことに思いがいっていない人に、そういう思いになってもらうこと、そこを私は優先させて、平均レベルを上げていくこと、頭を高くして平均を高くすることも一つの方法でしょうけれども、私はすそを上げて平均を上げるということが、町としてまず優先するべきことかなというような思いに基づいて組み立てさせていただいているところでございます。

質問 12番 岡本康裕

町長の考えはわかりました。健康づくり推進のまち宣言をするに当たって、ほかの町では、例えば乾杯条例だとか、そういったような、ちょっとこれとは別の話題ですけれども、健康づくり推進条例みたいな、そういった方法としては考えはあったかどうか、ちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の御質問にお答えさせていただきますが、私は、町民皆様で目標に向かって進もうという宣言をさせていただくことで、私は目的を達成できるというふうに理解しているところでございます。

質問 12番 岡本康裕

どうもありがとうございます。それでは、健康づくり推進ということに関しては、今、町長答弁されたとおりだと思います。我々も微力ながら健康についてはどんどん積極的に参加させていただきたいと思います。続きまして、観光に関しての質問なのですけれども、観光振興計画がありますから、どちらかというと確認の意味ということで、今回、こういった内容の質問をさせていただいた次第です。人材育成ということになりますと、非常に時間がかかります。お金があればすぐガイドができるというようなものでもないですし、長年の経験則からといった部分と、その山になれているということで、すぐ人が育たないという意味で、早目早目の対応、ものを買うというのではなくて、人を育てるというのは時間がかかるから、早目にやったらどうでしょうという、ちょっとおせっかいといえばおせっかいな質問だったかもしれません、計画に載っていますので。それで、ガイドに関しましては、調べさせていただいたら、結構な費用がかかりまして、北海道アウトドア講習を受けるステップ1というのが受講料4,000円、ステップ2というのが1万3,000円、テキスト1万円。ピラミッドみたいになっていまして、そこら辺は1、2で、3が北海道アウトドアガイド認定試験というのがありまして、受講料が1万1,610円、テキストが、山で5,000円、自然で5,000円というように、また、それが実技になりますと、今度は参加料1万円、受講料が1万8,000何がしということで、レベルを上げていけば上げていくほどお金がかかってしまう、時間も今言ったとおりかかりますけれども、お金もかかるということで、そういったところの一部負担はということを今回お聞きしました。それで、今回の回答に関しましては、ガイドの育成については、底辺を広げて、そこから出られて、興味のある方が出たときの方策としては考えられるという、そういう内容でよろしいかどうか、確認させていただきます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の山岳観光振興についての御質問にお答えさせていただきます。まず、観光ボランティア、ボランティアガイドを育てることにまず取り組みたいということで申し上げましたのは、山岳ガイド、自然ガイドの皆さん方を仮に養成ができたといたしますと、当然、その方々は助成をさせていただいて、そういう役割を果たすということになると、求めがあったときには、まず自分を犠牲にしてでも応えていかなければならないというような要件が生まれてきたり、なかなか、その方々をどこの組織が、どこの団体がその人たちを、半ば、言ってみれば半分職業化していくわけですから、果たしてそういうようなバックアップ体制がとれるかということも、これはまた大きな、高いハードルでございまして、まずはボランティアガイド等の育成を進めることによって、そういうさらに高いニーズが出てきたときには、対応できるような下地を今つくっておいて、少し研究したいなというような状況でございます。

質問 12番 岡本康裕

今、町長に答弁いただきました。僕もそのように思っておりますし、ボランティアガイドだと、何か発生した場合に、ボランティアというところがちょっと僕はネックで、理想としては、なりわいとしてのガイド、業、専門のというのが理想で、独立して自分でお店を持つではないですけれども、そういった職業についていただくのが一番理想だと僕は思っております。次、救援体制につきましては、観光振興計画に― 94 ―のっとって進めていくと。今、少し効果も出始めて、町長も「町長と語ろう」で、動き出した上富良野観光振興計画ということで、所管の課へ行くと、ほとんど職員の方がいないぐらい忙しい。官公庁の事業が入ったりですとか、計画にのっとって事業を進めているというのもあるのですが、人がいっぱい来るということで、その分、やっぱり事故も多くなってくるのではないかということで、確認の意味でさせていただきました。消防につきましても、答弁にあったように、予算の計上をしているということなので、この点については、聞いて少し安心したところでございます。それと、先ほどのガイドのこれなのですけれども、「町長と語ろう」で、旅館組合の方々とお話されたと。多分、これは抜粋だと思うので、このほかにいっぱいいろいろなことを語られていたと思うのですが、町長の発言の中で、十勝岳は宝の山だということで、冬も活用しない手はないぞということで発言されておりますが、すごく町長は山に注目されていますが、宝の山のどんなところが宝か、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。十勝岳の魅力については、四季を通じてそれぞれの魅力があるということを、私は非常に大きな宝だというふうに考えておりまして、とりわけ冬の一部のボーダーだとかスキーヤーだとか、そういった方々、マニアの方々が来ていただいているということは周知の事実ですが、しかし、我々上富良野の町民が、どうやって冬、十勝岳に親しむ機会があるのか な と 考 え ま す と 、 残 念 な が ら ま だ そ う い う メニューがないのが実態かなということで、例えば、これは旅館組合の方々とお話した中でも申し上げていたのですけれども、例えば十勝岳に登る道道を活用したスキー大会ができないかとか、実はそんなことを申し上げていたのですけれども、できればいいねと、それはコース整備は要らないし、道路を通行止にすればいいわけですから、そんなようなことで、少しでも地元の皆さん方に、まず十勝岳がそういう魅力あふれる山だということを体験していただくような、そういうことから取り組めたらなというような思いで発言したところでございます。

質問 12番 岡本康裕

山の魅力ということについては了解しました。あと、遊歩道の整備等々は、山岳会の方々、手弁当でやられているというところもお聞きしておりますので、この辺につきましては、今後とも検討していきたいということで、了解をいたしたところです。新たなところにつきましてはやらない、優先順位がちょっと低いということで、了解をいたしたところです。あと、整備というところで、ちょっとずれてしまうかもしれませんが、ビジターセンターとかというようなこともちらほら山の方々からお聞きしたりもしているのですが、そういったところは、環境省だとか道だとか林野庁だとかというところ、難しいのかなとか思いながら聞いていたのですが、そういった整備は今後考えているかどうか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。十勝岳地区の魅力アップにつながるような整備等につきましては、まず遊歩道につきましては、本当にお恥ずかしながら十分整備がされていた状況ではありません。何とかこれを一定程度整備することによつて、十勝岳地区の振興につながる期待が持てるというような関係者のお話も伺っていますので、これはやはり貸し付けを受けている責任上、整備をしていきたいなというふうに考えております。それから、ビジターセンター的なものについては、民間の方々から既存の施設等を活用していろいろ情報提供のステーションになるような、そういうようなことも描いているのだということも実は聞いてはおります。実際、現実にそういったものが公益的な部分を担っていただけるものも含まれていくということになりますと、これは当然、行政として応援していくことは生じてくると思います。これらについては、少しまた十勝岳地区で仕事をされている方々といろいろ議論を深めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月11日 議事録 PDF(99ページ) 間違いを知らせる