上富良野町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月15日
(1)マイマイガ対策について/(2)これからの上富良野観光振興について/(3)次代を担う若者の連携について
2010年6月15日、上富良野町議会の一般質問で、岡本康裕議員が「マイマイガ対策について」「これからの上富良野観光振興について」「次代を担う若者の連携について」について質問し、町長 向山富夫、産業振興課長 前田満が答弁しました。
- 質問者
- 岡本康裕 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、産業振興課長 前田満
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 岡本康裕
私は、さきに通告しました3点について、町長に質問いたします。1点目、マイマイガ対策について。昨年に異常発生したマイマイガの卵がふ化し、ことしも幼虫となって、建築物の壁を初め広い範囲を覆い尽くす事態になっていた。平成21年の第3回定例会において、マイマイガ対策についての一般質問があった中で、町長は、自衛策に関して有効な情報があるときは積極的に情報提供していく旨の回答があった。また、町長と住民会長との懇談会においても、マイマイガ対策として街路灯の交換の話が出たが、町として街路灯整備は― 27 ―行わないとのこと。今年度は、町民に対して防災無線による注意を促す放送があったが、今後、より具体的な情報の提供、幼虫の駆除等、積極的な方策をとるべきだと考えるが、町長の考えをお伺いします。2点目、これからの上富良野観光振興について。我が町上富良野は、秀峰十勝岳を東にいただき、町花ラベンダーが咲き乱れ、食においては豚サガリを初めとする新鮮な農畜産物があり、我が町を観光する人々を魅了している。近年においては、東アジアを中心とする観光客が増加の傾向にある。特に中国において、7月には個人ビザが大量に発給され、中でも人気の高い北海道富良野地域の入り込みが見込まれている。我が町のこれからの観光において、中長期の観光ビジョンを明確にし、我が町を訪れる人々におもてなしの心を持って接することができるようなことが必要と考えるが、町長の観光に対する考えをお伺いいたしたいと思います。3点目、次代を担う若者の連携について。我が町には、農業・商工業後継者、役場職員、自衛官など多くの青年が在住しています。また、職域における青年活動も活発に行われています。しかし、それぞれの活動は盛んでも、横の連携が希薄であるように感じられます。町を元気にするためには、上富良野に住まう青年たちがこれからの上富良野を語り合う場が必要と考えるが、町長の見解を伺いたいと思います。以上です。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の1項目めのマイマイガ対策に関する御質問からお答えさせていただきます。一昨年の夏頃から大発生いたしましたマイマイガは、ことしも町内各所において幼虫が大量に発生しております。町の対応といたしましては、5月の連休以降、町民の皆様からマイマイガの問い合わせがあり、これまでも防災無線を通じて駆除の周知を行うとともに、東町公営住宅や日の出公園展望台、島津公園駐車場、トイレ、駅前駐輪場、児童館、保育所等の公共施設での駆除を実施したところであります。今後、町内広範囲での発生が予想され、引き続き各家庭や事業所での取り組みも不可欠と思われますので、さらに防災無線と広報6月号でマイマイガについての情報提供と駆除の周知をいたしたところであます。これからも、各家庭や事業所においては、幼虫や卵の駆除などにより自己防衛に取り組んでいただくことを基本として、そのための有効な情報は積極的に提供してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、マイマイガ対策としての街路灯の電球交換につきましては、昆虫に対する誘引性の低いナトリウム灯への交換も考えられますが、他の水銀灯の街路灯に移動するだけと考えられ、問題の根本的な解決には結びつかないことから、町といたしましては、街路灯電球の交換について助成等を行うことは予定しておりません。次に、2項目めの観光振興についての御質問にお答えいたします。委員御発言のとおり、上富良野町には十勝岳を初めとする恵まれた自然景観や、豚肉を初め新鮮で安心できる農畜産物が豊富にあり、他の地域にはない魅力的な観光資源を有していると認識しているところであります。私も議員と同様、おもてなしの心を持って訪れた方々に接することが大切との考えは同じであります。それが観光を通じて町の活性化につながるものであり、あわせて中長期的な観光ビジョンを示していくことは重要であることから、今後、行政や観光事業者を含め多くの関係者から多様な御意見をいただきながら協議を重ね、ビジョンを描くとともに、富良野、美瑛を中心とした広域圏とも密接に連携を図り、安定した観光振興を目指していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの次代を担う若者の連携についての御質問にお答えいたします。議員御発言にあるように、当町における農協、商工会、役場と職域における青年活動は、それぞれの団体において活発に行われていると思われます。また、業種や職域を超えて活動をしているリフレッシュマイタウンかみふらのや、あるいは北の大文字等のイベント活動を通じての交流もなされております。今後は、さらに青年や女性の交流の輪を広げ、まちづくりに参加していただくことは大変大きな力になると思われ、町といたしましては、それらの交流が進むためのきっかけづくりや支援をしてまいりたいと考えておりますので、議員にもお力添えをいただければ幸いに存じます。
質問 1番 岡本康裕
マイマイガ対策についてでありますが、広報でタイミングを同じくして、6月の10日号ということで、マイマイガ、最終ページ、後ろ、15ページです、町民に対しての周知、取り扱いの注意ということで載っておりますが、ホームページでも町報、丸く写っているところでは― 28 ―ありますが、帯広市、池田、音更といったところでは一つ進んだ情報を発信しておりまして、卵のとり方とかの工夫、例えばペットボトルの500の底を切って、そこではぐようにとると手も汚れないよ、しかもお金がかからないよといったような、ちょっとした工夫、そういったところを掲載している自治体もあるようでございます。我が町も、そういったところとリンクしたり、例えば林業試験場等も、マイマイガに対して詳しい情報が載っておりますので、そういったところを今後、ホームページに掲載するような考えはないかどうか、お伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員のマイマイガ対策についての御質問にお答えさせていただきます。議員ただいま御発言いただきましたような有効な情報の収集、あるいは提供、これは今後もぜひ積極的に取り組ませていただきたいと思います。また、そういうような個々具体的に、有益な情報等がありましたら、また担当のほうへもぜひお寄せいただければ、早速活用させていただきたいと思いますので、ぜひ御協力も賜りたいと思います。以上でございます。
質問 1番 岡本康裕
一歩進んだ対策として、お隣の美瑛町は、カメムシの被害が今あるそうです。そして、カメムシ対策としまして、薬剤を散布する噴霧器等を町が所有し、町民に貸し出すといったような行政サービスを行っているということがあります。中に入れる噴霧する殺虫剤は、これは自己負担ということで、そこは個人持ちというか、住民の方が持つということだそうです。同じ美瑛町ですけれども、マイマイガ対策として、町に駆除の要請があった場合は個別に対応するということで、行政サービスが行われているそうです。今、1センチぐらいまでの幼虫は市販の殺虫剤で対応できるという情報でありますが、美瑛町に関しましては、もう大きくなって木にぶら下がっているような、いわゆる毛虫ですね。毛虫を駆除するといったようなことで、回覧で回っているということで、日にちは14日です、月曜日から2日間程度ということで、集中して駆除という行政サービスを行っているようですが、我が町、上富良野としても、そういった対策は今後考えておられるのかどうか、お伺いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。お隣の町での対応等については、私も承知はしておりませんが、現在、防除機等を町が用意いたしまして、それを使っていただいてというようなことは、現在そういう考えは持ち合わせておりませんが、カメムシ等の発生がどの程度、当町においてあるのかということは私承知しておりませんが、マイマイガについて言えば、年周期の発生というような習性があるということも聞いておりますので、近々終息するのかなという期待感も持っておりまして、現在のところ機械等を用意して町民の皆さん方に御利用いただくというような、そこまでの対応は考えておりません。ただ、先ほどの繰り返しになりますが、町民の皆さんがみずから取り組むことによって軽減ができるようなことについては、積極的に情報も提供してまいりたいと思っております。また、加えまして、公共施設等においての、そういう、卵があったりというような箇所があれば、それは積極的に駆除してまいりたいというふうに考えております。
質問 1番 岡本康裕
先ほどの町長の答弁でいただいたのですが、街路灯の電球等の交換についての助成は行わないという答弁をいただきましたが、いかなる制度も使えないのかということで今お聞きしたいと思いますが、例えば住民自治の部分の、住民自治奨励事業の生活環境整備事業の中で、地域の安全、防犯事業というところに、これは該当するのではないのかなと思って、そういう制度を見せていただきましたが、そういったところでも対応しないというお答えでよろしいかどうか、お伺いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。現在、多分、自治会活動に対する助成制度を利用できないかということかなというふうに思いますが、それは、どのように活用されるかはそれぞれの地域で御判断いただくということでございまして、ただ、マイマイガ対策のために街路灯の電球交換等を行うというような、それが主目的ということになりますと、これは、すぐ、では御利用くださいということになるかどうかということは、判断をしなければならないというふうに考えております。
質問 1番 岡本康裕
富良野市の例なのですけれども、住民会の要望で、マイマイガ対策として防犯灯設置補助金40万円ということが、今月、6月の議会に計上されているそうなのですが、そういった、今、町長が言われたお答えの中で、そういった― 29 ―ことは考えないということでよろしいかどうか。今後、考えるあれもないのかどうかという。マイマイガ、先ほども、生態としては何十年に1回、大量発生ですぐ消えてしまうという、ちょっと、変な話、不安定な発生状況だったり、常にあるという対応ではないと思うので、ちょっと迷うところかと思いますが、そういう対策はなしということでよろしいかどうかお伺いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
岡本議員のマイマイガに対します対応につきましてお答えさせていただきますが、最初のお答えの中でも述べさせていただいておりますが、例えば、私が耳にしている情報といたしましては、お隣の中富良野町は、国道沿いの街灯を誘引性の低いものに取りかえた経緯がございますが、では、中富良野町の市街の密度がその分低下したかというと、現実にはそうはなっていないということで、非常に地域の中の、逆にハンデを持つところも生じたというようなことで、一概にそれが解決策の、有効だというかどうかは疑問だというようなことも実は伺っておりまして、町におきましても、大変、町民の皆さん方には御苦労もおかけいたしますけれども、やはり、いっときの時間の経過も、防除対策はとりながらも、ある程度時間の経過というものも見ていく必要があるのではないかなというふうに理解しておりまして、個々の街路灯の取りかえ等については、現在、念頭に置いていないということで御理解いただきたいと思います。
質問 1番 岡本康裕
ちょっとあれですけれども、観点を少し変えまして、今、国が取り組んでおります地球温暖化対策ということで、国や道がいろいろなメニュー、省エネだとか新エネということで、そういった国や道のメニューを使って、街灯の省エネ化という切り口からやっていくという方法、それが結果としてマイマイガ対策にもなるという、結果論ですが、そういった見方はできないかどうかお伺いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。ただいま御質問ありました省エネ化という観点から、これはもう全く次元が、私は別だと考えております。今の菅内閣におきましても、既に報道発表もされておりますけれども、環境関係等については、将来の新産業として、非常に成長分野として期待するというようなことで、重点施策に国もこれから掲げていくそうでございます。当然、町といたしましても、そういった新たな産業分野として、町の活性化の要因になるというような観点から、そういう街路灯整備だとか、それだけではなくて省エネにつながるようなさまざまな、それはこれからも積極的に、多分、研究をしていく分野になるというふうに考えておりますので、その一環の中でそういう声が多くなってくれば、これは当然、検討の課題になると思います。
質問 1番 岡本康裕
今、水銀灯が立っている地区の住民の方、非常に御苦労されて、マイマイガの卵をとるところから、殺虫剤をかけてという。タイミングとして、今、どこかへ行って、成長して、7月、8月には帰ってくるのではないかという、これははっきり、そういったことは言えない状況ではありますけれども、そうなった場合、自助の限界、卵をとる、毛虫の幼虫をやるというのは限界だと、水銀灯の周りに住まう方々がそうおっしゃられて、できれば自己負担において水銀灯の球をかえたいという、そこぐらいまで切実に思われている住民の方も中にはいらっしゃるのです。そういった場合、自己資金を投じて電球をかえるということに関しては、これはいいという発想でよろしいかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。個人で、自費をもって、自己防衛のために電球を取りかえるというようなことにつきましては、ルール上、それが認められることなのかということは、今現在、私は判断する材料を持ち合わせておりませんが、ルール上、それはオーケーだということであれば、それは許されるものかなというふうに考えております。
質問 1番 岡本康裕
そうなった場合、そのままでいいという住民の方、それから、自費を投じてでも電球をかえて、色を、はっきり言ってしまえば白色からオレンジ色にということでなってしまうのですけれども、そうなると、景観として、オレンジとか白とかという、景観がばらばらになってしまうというような、違う問題が起こってきますが、その辺は町長、どうお考えでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
そういうものは景観上は、褒められた姿ではないなというふうには思います。
質問 1番 岡本康裕
褒められたものではないけれども、かえることに関してはやぶさかではないと― 30 ―いう回答でよろしいかどうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
岡本議員の御質問にお答えいたしますが、ルール上、それがよしとするということであれば、それを町として制御する方法がないとすれば、それはもう、いたし方ないことでございます。ただ、少し大局的な面から見て、協働のまちづくりをこれからしようというときに、そういうような地域づくりが、その地域で了とするのであれば、それもやはり一つの考え方なのかなというふうには思います。
質問 1番 岡本康裕
行政としましては、情報を最大限提供していただいて、町民がみずから、自助という部分、または共助という部分で、マイマイガ対策に関してはやっていけるような情報提供はしていただきたいと、そのように思っております。続きまして、観光振興についてお伺いします。町長が観光振興するということで、平成21年の11月8日から13日の期間、上海、北京、韓国プロモーションのトップセールスということで、町長は富良野・美瑛観光推進協議会の訪問団代表という立場で、5泊6日間、中国のほうにトップセールスをされたわけですが、町長の言った手応えといいますか、海外における北海道なり美瑛、富良野、我が町上富良野という手応えに関して、ひとつお聞かせいただきたいと、そのように思っています。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の観光の分野に対します御質問にお答えさせていただきます。昨年11月、富良野・美瑛の観光エリアで、上海、北京のほうにトップセールスをさせていただきました。御案内のように、中国の今の経済成長は、まさに目を見張るものがあるということをまず実感いたしました。ただ、それはごく、中国の中でも沿岸部に接する一地域というようなことで、一例を申し上げますと、上海の駅に1人で出かけないでくれというふうな注意を受けたにもかかわらず、私、実は行ってまいりました。非常に、身に危険を感じるような、背中に大きな荷物をしょって、職を求めて地方から出てきている人で本当にあふれかえるぐらいおりました。ですから、本当に中国と観光を通じて結びつきを深めていくということは、これは上辺だけではできないなということをまず実感に思ったことと、富裕層につきましては、我々の想像をはるかに超える富裕層がいると。しかも沿岸部だけで約1億人ぐらいいるというふうに伺っております。そういう中でやはり、北海道に対するあこがれと申しましょうか、非常に大きいということも方々で感じました。それで、私ども接させていただいたのは富裕層の方々が主体でございますが、まず、北海道というイメージが、富良野・美瑛という認識は本当にわずかでございます。北海道というイメージです、ほとんどの方が。そして、千歳空港のそばだろうというようなことで、旭川空港というのは全然、認知度はありません。そういう中で、富良野・美瑛エリアに、幾つか中国の富裕層の方々が求める観光像というのは、まず、中国では少ない、景観は当然ですけれども、温泉があることが望ましいと。そして、個人ビザは今は出づらいですから、観光ビザで、大勢の団体で見えるということが前提になりますので、大勢宿泊できるところでなければならないと。それから、お金を持っていますので、東京で買い物をすることがなければ、それがステータスだそうでございまして、この三つがうまく絡むような、そういうプレゼンテーションをしてほしい、企画をしてほしいというようなお話を方々で聞きました。そういうことで、御案内のように、西川市長が中心になって、つい先日も中国のほうへ行ってまいりまして、週2便かな、観光用の臨時便がこれから運行されるというような計画が調印されたと聞いております。大変うれしいことだなと思っておりますが、非常にそういうことで、3,000万人とも4,000万人とも、海外旅行をしたいという層がいると聞いておりますけれども、なかなか、富良野・美瑛へ足を向けてもらうということは、大変ハードルが高いと。ましてや旭川空港等をやはり利用したルート設定でなければ、非常に美瑛・富良野というのは、単発では難しいなということを実感してまいりました。以上でございます。
質問 1番 岡本康裕
そうですね、私も少し勉強させていただいたのですが、まずは東京だと。東アジアの方々が第1回目に来る日本は東京、大阪、京都。2回目に来ると、少し地方に広がりを持たせて、北海道は3度、4度目ぐらいに、じゃあ、行ってみるかといったような、今のところ富裕層の方々に対しては、そういったような認識、日本における、全体としてという認識とお聞きしております。ちょっと事務的な話になってしまうのですけれども、トップセールスをやられて、報告書があると思いますが、関係各団体等に報告書が回っていますかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 産業振興課長 前田満(産業振興課長は2013年3月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。― 31 ―町長からの報告書等につきましては、当然、富良野・美瑛の圏域の中での今回の行動だったというふうに理解してございますが、当然、広域のほうへの報告ももちろん入っています。それから、当然、そのメンバーとしては町の観光協会等も入っていますので、観光協会のほうにも、そういう部分では伝わっているというふうに我々は理解しております。
質問 1番 岡本康裕
まちづくりの重要なポイントだと思いますので、情報共有というところを、今後ともいろいろ、情報が入ったり出たりすると思いますが、やっていただきたいと思います。トップセールスについては、今年度は予定はあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。22年度については、予定はございません。それから、情報提供の部分については、富良野の経済部の部長が、我々の、それぞれの感じたものをペーパーにしてくれておりまして、非常に、今申し上げたようなことを、要点をうまく表現した報告書ができておりますので、ぜひ、提供いたしますので、ごらんいただければなと。
質問 1番 岡本康裕
現時点でいろいろ、トップセールスもされて、今までの、国内の観光ということでも御尽力されておりますが、現時点において、今、見てきた海外、特に東アジア等、これからの国内、今まで継続している国内の観光というところを、町長はどれぐらいの比重、五五なのか、六四なのか、海外とか、国内とかというのを、もしあればお伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えいたします。率直な私の気持ちといたしましてはやはり、60%も70%も、やはり国内の観光客を美瑛・富良野エリアにお招きしたいというのが私の胸の内でございます。海外につきましては、特に東アジア、中国が中心になりますが、については、まだそういう、私どものほうの受け入れる環境整備がまだ充分整っていないなというふうに考えておりまして、今回、西川市長等が中心になっていただいた、旭川空港へ臨時便を飛ばしていただけるという、これは、実は昨日も西川市長と一緒でしたが、ぜひこれは、何とかこの芽は伸ばしたいなというふうに考えているところでございまして、国のほうでもビザの発給基準を下げまして、少し所得水準を下げた形でなっておりますので、少しはこちらのほうに足を向けてくれる人がふえるのかなというふうに考えております。それと、非常に、今回、旭川空港がそういうことで、ルートに乗れるというようなことであれなのですが、私どもとしましては、この富良野・美瑛エリアとしては、千歳空港を、これがやっぱり北海道のハブですから、そういうことで強く国交省のほうへもお願いもした経過がございますが、やはり防衛省が、航空自衛隊が管制しているということで、これまた高いハードルがございまして、そういって行き詰まっていたところ、西川市長がそういうルートを開いてくれたということで、これから改めていろいろ要望もあろうかと思いますので、極力こたえるように努力してまいりたいと思います。
質問 1番 岡本康裕
町長も御努力されて、いろいろ考えられていると思います。一町民という立場から見ていますと、商工会に観光協会も入っていますし、少し出入りするのですが、観光に関する事務の部門と情報の部分が、漏れ伝わるところによると、なかなかうまく、タイムラグが出てきたりして、お互い、観光班も観光協会も御苦労なされているという、客観的な目で見せていただいて、そのようなところがあるのですけれども、今後、情報等を事務の一元化として、観光班を観光協会に出向させるとか、出向いて一緒に事務をするとか、情報を一元管理するといったような、そういった大胆なお考えはないかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。むしろ私が、今、御質問のありましたような件につきましては、ぜひ町のほうから御提案させていただきたいというような心境でいるのが私の疑わざる気持ちでございます。先ほど、どなたかの御質問でもお答えしたと思いますが、町は、あらゆる分野で、戦略として、もうこれからは、とにかく自治体間の競争ですから、やはりしっかりとした戦略がなければうまく機能しないと。そのためには、今、議員がお話のように、組織のあり方も、やはり規定の、現在の組織でいいのかということをしっかりと検証して、もし、私は個人的に、それぞれの組織の、例えば、表現が適切ではないかもしれませんが、プライドだとか、独立心だとか、そういう時代ではないと。もう本当に町が一つとなって取り組む姿勢、戦略として、そういう姿に私も持っていきたいと考えておりますので、ま― 32 ―たそのときはいろいろ御指導賜ればというふうに思います。
質問 1番 岡本康裕
町長の口から戦略という言葉が出て、非常に今、心強く感じております。先ほど、1回目の答弁でいただきました観光ビジョンを今後、たくさんの方と協議してつくっていきたいということで、私、観光ビジョンということは、よって立つべき基本構想みたいな、そういったイメージがあるのです。いろいろ外的要因、為替の変動でありますとか疫病ですとかということも含めますと、幅は少し持っておいて、しかし、一本通った、上富良野の観光としての柱は、これはぜひ押さえておくべきだと。ぶれは少しあっても、基本的にはこういくといったようなことを、観光ビジョンということは、僕はそう思っているのですね。その辺のところ、町長の観光ビジョンをつくるといった気持ちといいますか、私は基本構想と思っているのですけれども、町長はどう思われていますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えいたします。観光ビジョンについての考え方でお答えさせていただきたいと思いますが、まず、上富良野の持ち得る観光資源と、それを生かした、観光を事業としてどういうふうに展開していくかと、そして、それをさらに町の活性化にどう結びつけていくかということは、非常に、先ほど申し上げましたが、戦略的に考えていかなければならない。私は、この十勝岳連峰を基本とした、四季彩のまちと、文字どおり四季を100%生かした、そういう観光、反対といたしまして、私が選択肢の中に入れていない部分としては、例えばかつてのようなテーマパークを設けたりとか、そういうようなことで誘客をするという考えは、私の発想の中には持ち合わせていない。むしろ自然をそのままに生かした中で、これからまさに国が目指そうとしている健康志向の、それを正面に打ち出した、そういう観光。とにかく、食べ物と、景観と、そして四季がはっきりしている。これはもう、コストをかけなくても、四季もはっきりしていますし、景観も変わりませんので、それを逆手に生かして、それを売りに、そういう中で、ほかの地域との差別化をどうやって図っていくかと。観光のプロでありませんので、具体的にどういう案かということは今申し上げるものは持っておりませんけれども、これから、先ほどお話しいたしました観光協会だとか商工業者だとか、そういった専門の知識を持っておられる方々の知恵をかりて、町としてのビジョンを策定していきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 岡本康裕
私も常々いろいろ思って、自然を売りにというところと、動かしがたい山や景観というのも、これはもう絶対活用すべきだし、逆に言えば、それを見に来られている観光客の方も多いのではないかと。あと、沿線での取り組みだとか全体的な部分で、スポーツをメインにした、例えばヘルシーマラソンですとか、ゴルフ場跡地を利用したクロスカントリーだとかという、そういったことも取り組んだらどうかななどと個人的には思っているわけです。そうすると、それが結果として滞在型にもなったり、遠くから来られる方は泊まらなければできないというスポーツだったりもしますので、そういったところにも結びつけていったらどうかななどと個人的には思っております。それで、町長の答弁があった観光ビジョンというのは、おおむねどれぐらいの期間で協議してつくろうと思っているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。これは、例えば1年間で完成品、あるいは2年をかけて完成品と、そういうような具体的な期間設定は、私は今のところ持っておりませんが、いずれにいたしましても時間がかかっていいことになりませんので、できることであれば、まず大くくりなレイアウトを先につくるとかフレームをつくる、それから中身をつけて、枝葉をつけていくというような、そういう段階もありましょうし、それはもうこれから、町の中で、早速、個々具体的に計画するようにということで指示もしてありますので、これから皆さん方にお示しできるようなものができていくと思いますので、いつまでにということはちょっと今、御返答申し上げかねます。
質問 1番 岡本康裕
時間をかければいいというものでもないし、余り簡単につくってしまってもというところもありますので、その辺のところは実効性のある、より具体的で内容の濃いものをと考えております。その観光ビジョンなのですが、時期はちょっと、今はわからないということなのですけれども、第5次総合計画の79ページのような観光計画というくくりがあります。ちょっと読みませんけれども、そういうものを策定しということが5総で書いてあり― 33 ―ますが、今、町長の答弁があった観光ビジョンと、ここに載っている観光計画はイコールということでよろしいか、いや、そうではないのだというのか、どちらかだと思いますが、そこのところをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。観光計画につきましては、町の行政運営の中で観光行政というものをどういうふうに位置づけていくかというように押さえているというふうに理解しております。今、議員が言われておりますビジョンにつきましては、それは、もう少しかみ砕いて、実効性をメーンとした、戦略も伴った、そういうものがビジョンかなというふうに私は理解しておりまして、これが全く別に機能するのでは、これはまたまずいので、それは一体的に機能させるようにはしますけれども、ビジョンというものは、もう少しフレキシブルな、戦略的なものをイメージしたものかなというふうに理解しております。
質問 1番 岡本康裕
では、イコールではないという押さえでよろしいでしょうか。それでは、次に、「次代を担う若者の連携について」について御質問をさせていただきたいと思います。きっかけづくり、支援をしていくと、先ほど町長の答弁をいただきましたが、具体的に何か今構想があれば教えていただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の青少年の育成についての御質問にお答えさせていただきます。具体的には、こういう形というものは持ち合わせておりませんが、イメージとしては、私は、いろいろな領域の若い人たちが、いろいろな機会で若い人たち、あるいは女性の方々と接する機会がございますが、非常に純粋で前向きな、明るい考えを皆さんお持ちだということを、町長に就任いたしましてから何度もそういうことを肌で体験しております。まちづくりにその人たちの力を生かさないということは、もう全く、これは不幸でございます。ですから、そういう意味におきまして、どういうきっかけがいいのか。例えば現在ある北の大文字だとか、そういうことをスタートラインにしてもいいですし、あるいは、みずからそれぞれの若い人たちの、どなたか旗振りをしていただいてネットワークをつくって、いろいろなところに勉強に行きたい、あるいはいろいろな経験もしてみたい、そういうようなことに対して、もしネットワークをつくりたいと言えば、そういうお手伝いもすることもいいでしょうし、いろいろ、知識を高めること、見聞を広めることにお力をかすのもいいでしょうし、とにかく若い人にパワーをつけなければ、これからのまちづくりはできないということから、私も大いにこれは力を入れていきたい領域だというふうに考えております。
質問 1番 岡本康裕
先ほど町長の答弁にもありましたリフレッシュマイタウンや北の大文字に、私は育てられた側の1人でございまして、一遍にいろいろな、上富の若者の方々、私は商売をやっていますから商工会に所属していましたが、農家の方とも会えましたし、自衛官の方も手伝っていただいたということで、こういうきっかけというのはこういう部分なのかなということもあります。それで、余り深くかかわってしまうと、これは僕の意見なのですけれども、深くどっぷりつかってしまうと、事務局をやってくれだとか何だとかといって、行政主導になってしまうのがちょっと懸念されるので、その辺のバランスだとか工夫というのはこれ、必要ではないかなということを考えていますのと、若者間のネットワークの、情報のやりとりだとか、共有だとか、協働という、自治基本条例みたいになってしまいますけれども、そういったところで、上富にいるともう、知らない若者はいないというようなのが実は理想で、それで、けんかもしたほうがいいと、若いうちに。ぼこぼこにけんかをしたほうが仲直りも早いのではないかといったことも考えております。少しでも仕掛けというのがちょっと必要なのかなという、きっかけづくり、支援という部分です。いろいろ、今はワールドカップも開催されて、日本が1対0でカメルーンにきのう勝ちました。ああいったような、例えばパブリックビューイングを庁舎内でやるとか、駐車場でやるとか、そういったようなきっかけで、だれもが一堂に、同じ方向を向いて頑張れるみたいな、それがひいては町のため、もっと言うと我々のためにもなる、住まう町民のためにもなるのだというようなことを僕は考えておりますが、何かきっかけなのですよね、本当に。今、町長の答弁がありましたけれども、具体的なものはないけれどもということで、僕は大文字やリフレッシュと言いましたが、町長の青年時代という、何か活動にヒントがあるかもしれないと思うので、青年時代は ど う い う 活 動 を さ れ て い た か と い う と こ ろ もちょっとだけ、アドバイスとかきっかけをつくりたいので、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
1番岡本議員の御質問にお答えさせていただきます。私の青年時代はもう、ただただ飲んで歩いているだけでございまして、そういう中からできた友達が今日を支えてくれて、また指導していただいたということで、岡本議員も御質問の中にありましたけれども、けんかもしました。やっぱりそれは財産になっていますね。ですから、行政がきっかけをつくるというのは、これはナンセンスだと私は思っていますので、やはり、1人というわけにはいきませんけれども、2人、3人の人が、どのようなきっかけでも、いろいろ体験、経験してみたいというようなことがあれば、どしどし町のほうへも声を寄せてくださいと、そういうアプローチは町はできると思いますので、それと、先輩方がやっぱりそういうきっかけをつくってあげるというような機運はやっぱり、ぜひ積極的につくっていただきたいなと思います。とりわけ、我々が育った時代より今の青年たちは、1人で楽しめるという、そういう条件ができておりますので、非常に交わりがなくても時間がうまく使えると。我々のころはそういうものがなかったので、とにかく人と交わっていなければ楽しく過ごせなかったということがあります。ですから、むしろそういう環境をつくってやることのほうが、そういうことも一つの方法かなというふうには考えております。