みんなの議会

上富良野町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日

(1)消費者、商工業者の動向実態調査について/(2)商店リニューアル助成について/(3)住宅リフォーム事業について/(4)福祉灯油について/(5)学校施設の閉校後の活用について/(6)上富良野高校への学校給食の提供について

2013年12月10日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「消費者、商工業者の動向実態調査について」「商店リニューアル助成について」「住宅リフォーム事業について」「福祉灯油について」「学校施設の閉校後の活用について」「上富良野高校への学校給食の提供について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 6 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 米沢義英

町長及び教育長に質問させていただきます。第1点目は、商業者の商工振興にかかわって活性化に向けた取り組みについてお伺いいたします。今、景気が伸び悩み、また給与も連続して削減、抑制されるという状況の中で消費も落ち込んでいるというのが上富良野町の経済の実態ではないでしょうか。また、同時に消費者の購買力も多様化し、購買力そのものが町外へ流出してしまうというのが現状でもあります。― 16 ―そういう状況の中で、いかに町に購買力を呼び戻すかどうか、流出を少なく抑えるかどうか、これが今、町にも商工会にも問われているのではないでしょうか。そういうことを考えれば、消費者や商工業者の意識及び動向の実態調査を実施し、町、商業者の活性化につなげるような具体的な対策が今、求められていると考えますが、この点で町長はどのような見解をお持ちでしょうか。二つ目には、商店のリニューアル助成についてお伺いいたします。商業の活性化に向けたさらなる対策は必要になってきているものと考えています。商店を支援する取り組み、他の自治体でも多様な形で取り組まれているのが現状であります。また、個別の対策を打って、手だてを打って、この不況の中での商品、あるいは販売額が伸び悩むという現状を考えた場合、個別の対策を打ってその活性化につなげるということも一つの方法ではないでしょうか。確かに町においては、いろいろな商業振興策も打たれてはおりますが、それと同時にあわせて小売店、飲食業、宿泊業などを営んでいる事業者にとっては当然、施設を長く使えば老朽化してくるという状況の中で、営業にかかわる機器、冷蔵庫等、あるいはガス台などなど、あらゆるものが古くなるという状況の中で、更新や内装など新たにし、顧客を、あるいはお客さんを呼び込むという、そういった対策が今、また求められています。そのためには内装等、あるいは営業機器等の更新には当然のように費用が伴います。他の自治体においては、こういった部分に対しても上限も設けて補助制度を実施している自治体が今、出てきており、大変、好評を受けているということを聞きます。今、営業を継続する上では確かに町の融資制度など借りる方法もありますが、そこまでは手が届かないという方も実際におられます。そういう意味では、商店の活性化の支援策として商売を営んでいる人たちを支援するための商店リニューアル助成事業補助金制度を設けてはどうかと考えますが、この点についても町長の見解を求めます。次に、住宅リフォーム制度についてお伺いいたします。住宅リフォーム補助事業については、平成25年度で終了という段階に入りました。補助事業の内容を見ましても、まだまだ見直さなければならないという状況があります。他の自治体では、水回りや、あるいは水洗トイレ、あるいは壁を直すなどなど軽微なものに対しても助成策を講じ、使い勝手がいいというような声も聞かれております。そういう意味では、上富良野町と他の自治体を比べると、その点が若干違うような気もしております。この間、議会でも多くの議員からもこの改善を求める声も出ております。またまた、今回、事業者においても当然、今後継続してほしいという声が出ているという状況も聞いております。そういう意味では25年度で打ち切るのではなく、引き続き住宅リフォーム補助事業を実施すべきと考えますが、この点についてもお伺いします。次に、福祉灯油の実施についてお伺いいたします。近ごろでは電気料金、食料品、燃油などの値上げが続いています。さらに年金の削減など、給与の抑制などなどがあり、生活環境が悪化しているというのが実情ではないでしょうか。これから本格的な寒さも到来してきます。生活には北海道においては暖房は欠かせないとう状況になっております。福祉灯油の実施が急がれていると考えますが、この点について町長は具体的な、恒久的な対策をとるという形の中で提案されてきましたけれども、しかし、それは決してこの福祉灯油に置きかわるような政策ではないと私は考えております。この町が示した恒久的な対策プランがこれを認めたとしても、仮に燃油等が上がれば、引き続き福祉灯油の実施を求める声はやみません。私は、この点でも政策というのは個別の政策で具体的に福祉灯油を求める人がいるとすれば、それをきっちりと支援する、それが政策だと私は考えておりますので、通り一遍の政策、こういう政策では納得できるものではありませんので、この点についての町長の見解を求めます。次に、教育長にお伺いいたします。学校、施設の閉校後の活用について、東中中学校の閉鎖が決まるという状況になりました。この間の質問に対しても答弁では、今後、住民会と協議しながら閉校後の東中中学校のあり方を検討したいと、こう述べてきておりますが、この今後の対応について、その後の経過についてどのようにされようとしているのかお伺いいたします。さらに、江幌小学校においても閉校への動きが報道されていますが、当然のように今後の対応、施設の閉校後の学校の活用の仕方が問われていると思います。この間、町民からも学校閉校後の施設を活用した宿泊研修施設の転用を望む声なども具体的に上がっておりますが、教育長はどのように活用されるのか、この点、答弁求めます。― 17 ―次に、上富良野高校への給食の提供についてお伺いいたします。町では、上富良野高校への生徒の確保と間口の維持のために就学支援、通学、下宿補助等の支援強化を行ってきました。これは、一定程度効果は上がっているのかなというふうに感じられます。また同時に、生徒にいたっては朝食をとらないで学校へ来るという生徒もいると聞いています。食事は、体を整えるために必要な栄養素となっています。また、町では食育という形で食べ物をきちっととって、体を健全、健康な体をつくるということを推奨しています。その点からも、上富良野高校への学校給食の提供は道理にかなったものと考えますが、この点についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えいたします。まず1項目めの消費者や商工業者の動向実態調査に関する御質問にお答えさせていただきます。消費者ニーズや商工業者の経営意識、消費動向や町内購買力の把握など、商工業を取り巻く地域の実態を把握することは、将来に向けた商工業振興施策のあり方や事業者の経営戦略を構築する上で非常に貴重な基礎データになり得ると理解しているところであります。今後、御質問の実態調査につきましては、町の商工業振興施策や商工会等の関係機関との協議を通じ調査の必要性、有効性を十分に研究した上で取り組みについて判断してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの商店リニューアル助成に関する御質問にお答えいたします。これまで平成13年度から平成18年度までの6年間、商工会員を対象として商工振興条例を制定し、店舗の改築、新築改築事業に対する助成制度を講じてきた経緯があります。事業の採択に当たりましては、1点目は新分野及び業種転換によって新たな商品やサービスが提供される場合であること、また2点目として休憩場所やトイレの設置、通行者の安全や利便性を図る上でのロードヒーティングや融雪槽の設置など、公益性が生かされることを要件としてきたところであります。議員御質問の営業機器の更新や店舗のリニューアルのみを目的とした助成制度を設けることにつきましては、本来、事業者みずからが経営方針に基づいて行われるものと認識しており、商業振興施策における助成制度としてはなじまないものと思われ、その考えを持ち合わせておりませんことを御理解を賜りたいと存じます。また、融資制度につきましては、現在、融資枠を拡大して対応している実態にありますので、十分にその機能を果たしているものと考えております。また、時代の変化に対応して制度を改善していく必要が生じた場合は検討してまいります。なお、本年度より新規開業等支援事業を実施し、新規開業や業種転換をされる方への支援策を講じており、その利用促進を図ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの住宅リフォーム事業に関する御質問にお答えいたします。現在実施しております助成事業につきましては、平成23年度から今年度までの3年の期間で、地球温暖化防止対策、またはバリアフリー化への住宅リフォーム及び省エネ住宅設備機器導入に対し、その費用の一部を助成することにより、エネルギー対策と高齢化社会に即した快適な住まいづくりを促進し、あわせて町内住宅関連産業を中心とした地域経済の活性化を図ることを目的としたものであります。平成23年度から本年11月末までの実績を見ますと、合計107件、総額で1,438万8,000円の助成を行ってまいりました。最終年次である今年度末までは、まだ期間もありますことから、さらに制度利用者もあるものと考えております。その事業にかかる工事費総額は2億7,405万円で、全額が本制度により喚起されたものではないにいたしましても、大きな契機になったものと考えております。さらに、助成対象を町内の建設業者が施工したものと限定したため、町内業者への発注を促し、雇用の増進を含めて町内の経済振興に一定程度の波及効果があったものと評価をしております。また、助成制度の継続を希望する町民の声も耳にしておりますことから、来年度から3年間をめどにリフォーム助成を継続してまいりたいと考えております。現在の助成制度は、国が行ってきた助成制度と連携するものですが、国の制度が見直されておりますので、町の制度内容につきましても見直しを加えながら進めてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、福祉灯油に関する御質問にお答えいたします。灯油価格が特異的に上昇したときに、臨時的に支援する福祉灯油事業につきましては、事業そのもの― 18 ―を否定するものではありませんが、私といたしましては限られた財源の有効活用を考えたとき、日常生活におきまして、たとえリスクを負った場合でも安心して暮らしていけるよう、広い視点に立った生活を支える恒久的な事業に活用していくことが重要と考えているところであり、その考え方につきましてはこれまでも都度お答えさせていただいたところであります。このようなことから、この冬におきましても、福祉灯油事業につきましては、実施の予定をしておりませんが、前段お答えさせていただいたとおり、恒久的な生活支援策として重度障がい者タクシー利用料助成事業の拡充など、六つの事業について組織内における政策調整会議の議論を経て、新年度からの事業実施に向け、今後の予算審議等を通じて、さらに議論を深めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、5項目めの学校施設の閉校後の活用に関する御質問のうち、前段の東中中学校に関する部分についてお答えいたします。東中中学校の閉校後の利用につきましては、当初、地元住民会から農作業の人材確保を図るための宿泊施設に活用できないか検討願いたいとの御意見をいただき、その実現の可能性を検討するため、既に取り組んでおります富良野農協から状況をお聞きし、さらに東中中学校の活用可能性も含めて打ち合わせを行ったところでありますが、農協においては現在、富良野市で同様の施設を運営しており、この運営に当たっては多額の費用を要していることから、さらに新しい施設の運営は困難と回答を得たところであります。これを受けまして、町が直接事業を運営できるかについて検討したところでありますが、施設改修費用を初め、施設利用者の確保、利用者の働く場所の確保など、町においての実施は困難であるとの結論に至ったところであります。なお、東中住民会にもその旨、説明し理解をいただいておりますが、他の活用方法については今後さらに検討をしていただくこととしております。また、職員提案で出されております民間への売却や利用見込みのない場合の取り壊しなどの案につきましても説明させていただいておりますので、引き続き住民会と協議を進めるとともに、今後、さまざまな御意見をいただきながら方向づけをしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の5項目めの学校施設の閉校後の活用に関する御質問のうち、後段の江幌小学校に関する部分についてお答えいたします。江幌小学校の閉校の動きと学校施設の閉校後の活用についてでありますが、江幌小学校は明治43年に上富良野第2教育所として開校し、平成2年に校舎、体育館を新築、平成3年度からは豊かな自然や少人数の特色を生かし、さまざまな体験活動や心の触れ合いを通して児童を育むことを目的に、本来の学区を超えて通学できる特認校を導入し、地域と一体となった特色ある学校経営を行ってきたところであります。しかしながら、来春には現在の児童11名、教職員6名が児童7名、教職員3名となる予定から、この状況を踏まえて保護者会は今後のあり方について協議を重ねる中で閉校やむなしと判断し、その後、同窓会、住民会などと協議を続け11月28日に開催された臨時住民会総会において経過の説明と意見交換が行われ、最終的に閉校が承認されたところであります。教育委員会といたしましては、このたびの決定を受け、平成26年度末の閉校に向けましての対応を図ってまいります。また、閉校後の学校施設の活用につきましては、地域の皆さんの意向などを踏まえた中で検討を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、6項目めの上富良野高校への学校給食の提供に関する御質問にお答えいたします。議員御承知のとおり、今年度より上富良野高校に対する新たな支援策として通学交通費や下宿代、就学支援金の助成を行い、保護者の経済的負担の軽減などの支援策を始めたところであります。御質問の学校給食の提供については、本年3月の定例町議会で御答弁させていただきましたが、さらなる支援策については今年度からの支援策の状況などを見きわめながら、この学校給食の提供について研究、検討を続けてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

商工会の実態調査の取り組みについてお伺いいたします。これは、今後、町のやはり商工会等における、町自体における振興策にかかわる重要な私は柱だというふうに考えております。そういう意味では、きっちりと町が音頭をとりながら、その有効性を十分検討した上でというような表現になっておりますが、私はやはりそれは必要なことで有効性を検討する以前の問題だというふうに― 19 ―考えておりますが、これは町長どのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の、まず商工業者の実態調査につきましての御質問にお答えさせていただきますが、私の記憶では、去年、おととしだったと思いますが、既に雇用対策等でこういった試み、実施を、調査実施を商工会に御相談を申し上げた経過があろうかなと思います。その時点では、事業化に至らなかったというような記憶もございます。しかし、この必要性については、私は最新の情報を常にしっかりと押さえて次の施策を展開していくということは不変なものだということで、そのあたりについては議員と思いを共有できるものだというふうに考えております。町がみずから、町の範囲において実施するということは、やはりこれはその業界の皆さん方のお知恵をかりて、あるいは力をかりて行っていくことが、やはり魂の入った調査にもなろうと思いますので、そのあたりはこれから町が前のめりに多少なる必要はあろうかと思いますが、そういったような思いを持ちまして商工業の団体の方々と最新の動向を常に把握していくという、そういうことはぜひ共有してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

そういう答弁になりますと、商工会自体が当然、動くの必要だと私は思いますし、当然こういう認識が共有していくというのは当然だと私は思います。しかし、町長の答弁を聞きますと、商工会自体がなかなかいい返事をしてくれないと動けられないのだというような答弁かというふうに思いますが、私はそうではなくて、将来、こういうふうなやはり活性化対策を町としても政策として打ってきて、なおかつそれにステップアップできるかどうか別としても、町の活性化対策の一助になればということで、こういう対策、実態調査したいのだという、やはり町長が言う熱意です、それをやはり相手に伝われば揺り動かす原動力になるのだというふうに思います。町長のようにちょっと引っ込んで聞いて、様子見て「どうしようかな」なんて考えている暇に、町の経済の動きがどんどん変化して変わっていくのですよ、町長。そこをきっちり押さえた中で、こういう問題を素早くやれるかどうか、ここが今の分かれ目だと私は考えていますので、もう一度きちっとした答弁求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。ある種、エールを送っていただいたのかなということで理解もさせていただきますが、議員のお考えにつきましては、私は何も異を唱えるものはございませんが、しかし、やはりこれは対象業界の方々と私どもと思いが共有できるということが、私はやはり少し押し方が足りる、足りないの見解はあるでしょうけれども、しかし日ごろからそういうやりとりをしていく中で、私は私の思いを伝えながら、やはりそれに答えていただけるような環境をまずつくって、それから一歩前に出るということが、私はある種、町がリードをして進むということも方法として否定はしませんけれども、しかし、やはり商工、今の、議員が御質問の商工業に限って申し上げますと、やはりここは私もそういう思いを伝えることはやぶさかではございませんが、それは全く議員がお話しのような思いを持っておりますけれども、まず思いを共有して、そして歩みを進めるということが、私はあるべき姿かなというふうに理解しておりますので、ぜひ御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

町の5カ年計画にもやはり商工振興は大切なのだと、これは町の活性化につながるのだということがうたわれています。私は町長にもう一度、しつこく質問いたしますが、やはりそれでは協議を再開すると、何らかのアクションを起こすということで理解していいのか、それともまだそこまではいかないと、まだまだ十分そういったことも練りながら、その後でワンクッションかツークッションかわかりませんけれども、置いて始めたいのだということなのか、ちょっと理解できません。私はいずれにしても、この種の問題は非常に大切な問題だというふうに考えておりますので、この点、何らかのアクションを起こすのかどうなのか、来年度から、新年度から、ではこの点、明確にしていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、商工団体の皆さん方と常に1年中通じてさまざまな課題を出し合って、そして協議を続けさせていただいている実態にございます。そういう中で、今、議員から御提案いただいておりますこういう動向調査等についても、そういう課題の一つとして御提案させていただくことを、それは想定していただいてよろしいかというふうに思い― 20 ―ます。一つ一つを切り取ってどうする、こうするということではなくて、ずっと恒常的にお互い課題としてあるものを協議していくという、そういう中の一つの切り口としては、これから商工会のほうに御提案させていただくことは想定していただいて結構かと思います。

質問 4番 米沢義英

ぜひ早急にそういう対応をとっていただければというふうに思いますが、次に2番目の商店のリニューアル助成についてお伺いいたします。この答弁を見ますと、今後、状況の変化と時代の変化等に制度を改善していく必要性が生じた場合は検討をする余地もあるのかなというふうな表現もされております。今、個々の店を見ますと、なかなかやはりそれぞれ融資の状況も違いますので、一概には私は入れないというふうに思いますが、ただやはり売れ上げが伸び悩んだり、精一杯努力しながら営業を続けている業種の方も多くいらっしゃいます。その中で、やはり一番よく聞くのは、やはりお客さんというのはいろいろなところに行きますから、すごく目が肥えていたりとか、ちょっとこの店なじまないかなだとか、そんな印象というのはすごく敏感にやはり察知しているというのは状況です。その中でもやはり、大きい修繕、改修にはいかないけれども、例えば冷蔵庫が壊れた、細かい話をしますよ、ガス台が壊れただとか、油がかかって壁が汚れただとか、そんなのがすごいあるのです。やはりそういうときに、少しでも他の自治体ではこういった部分に対して上限を設けたりだとかして、住宅のリフォームと似ているのですけれども、そういう補助制度を設けて、そういった経営に少しでも資するような補助制度で使いやすいような制度を最近つくっている自治体がふえてきているというのが状況です。私は今、上富良野の状況を見た場合、こういったものもやはり検討して、十分それが生かされる条件にある時期に来ているのではないかというふうに私は考えて、今回の提案をさせていただきました。確かに町の融資制度があれば、それなりのこともできるのかもしれませんが、そこまではちょっと手が出ないという方もおられるというのが、全部ではありませんけれども、受けておりますので、こういう制度で、やはり少しでもそういう商店あるいは事業所を支援する、町もこの間やってきましたから、それにさらに上乗せするという形の中でやってはどうなのかなというふうに思います。染まらないというような表現使っておりますが、住宅リフォームもなじまないということで言っていましたけれども、実際、ここに来て一定の投資効果は町自体も認められているわけですから、やはりそういうことを組んだ町の政策として、きちっと提案して町長頑張っているのだなというような評価もいただけるのかなというふうに思いますので、この点、もう一度、町長の答弁を求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の商店のリニューアルに関します御質問にお答えさせていただきます。それぞれ町もでき得る限りの個店の活性化、あるいは後継者の育成等を含めて政策を用意させていただいております。議員がただいま御質問、御提案いただいておりますような個々の事業者への小規模な、何と申しましょうか、機器の更新、そういったものに直接町が公費を持って応援するというような仕組みを仮にそれが是というようなことを想定しますと、私はこれは他業種、他業態にもやはり同じようなことに配慮を想定しなければならないというようなことを考えますと、ここはやはり現在、町が用意させていただいております融資制度だとか、あるいは新業態へのリニューアルだとかという、そういったものを活用していただくことが、町としてのとるべき施策でないかというふうに理解しているところでございまして、個々の機器の更新あるいは入れかえ等につきましては、直接、町が応援をするということは、制度としては、私は先ほど申し上げましたように、なじむものではないなというふうに理解しておりますので、他の仕組みを持って事業者の経営努力に応援をしていくということは今後も積極的に取り組んでいくべきかなというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

そういう状況で他の自治体なんかでは、やはり一定の効果も出ております。やはり、いろいろな政策も展開しておりますので、ここだけということでは私はないと思いますので、ぜひ今後、この点、検討していただきたいというふうに思います。次、住宅リフォームについてお伺いいたします。住宅リフォームについては、今後3年間、継続するということですから、あわせて補助項目、内容、軽易なものはあわせて制度の見直しをされるのかどうなのか、この間の質問では十分これで対応できるのだということを言っていましたけれども、他の自治体では町外から来る業者の方にも5%ぐらい限度― 21 ―で補助を出して、それを興しているという自治体もありますが、そこまでは私は求めません。あくまでも、町内の業者を活用してやはりやるべきだというふうに私は希望でありますが、同時にやはり壁の補修だとか、いろいろな水回りだとか、水洗化でちょっと修繕しなければならないだとか、いろいろな細かい制度を使いやすいように改善している自治体がありますので、この点、改善するのであればそういった対象項目の内容も見直して改善していく必要があるのではないかというふうに思いますが、この点どうでしょうか。

質問 4番 米沢義英

ぜひ内容等についても検討していただきたいと思います。次に、福祉灯油についてお伺いいたします。町では、福祉灯油の助成は行わないという形で、恒久的な生活支援対策を提示しました。私は、これに至っても、例えば保育に至っても限定的であったりだとか、通院の補助、あるいはいろいろな事業が載っておりますけれども、果たしてこれは行政として個別の政策でやればいいことであって、福祉灯油を、やはり燃料だとか食料品とか、高騰だとか、燃料が上がってきているということであれば、それに対して具体的なやはり項目をこうしてやるべきであって、これを行ったからそれはなしよというような、そういうものではないのではないかと私は思っています。そういう意味では、幾ら私はこの町が出してきた、提案された内容を読んでも、福祉灯油に置きかわるような内容ではないと、あくまでも福祉灯油は福祉灯油だということですから、この点で町長は置きかわるというふうに考えなのかどうなのか、対象の範囲もごく限定的で限られてくるということになりますし、その点どのようにお考えですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の福祉灯油の関連につきましてお答えさせていただきます。この間、議員と本件につきまして御議論をさせていただいている経過にございますが、重複する部分もあろうかと思いますけれども、私といたしましては現下灯油のみならず、議員御質問にありますように電気料金も含めて、あるいは、時には冬の野菜の高騰と、さまざまそういう物価についての変動は、これは常にあることでして、都度都度、そのターゲットを、今回は灯油ということで対象を絞ってお尋ねされておりますけれども、私はそういった個々人の生活を防衛するということに対しましては、それぞれ個々人がやはりいろいろ知恵を絞って、それに対応していただくと、そういう捉え方をしておりまして、例えば国が行います、過去にありました定額給付のような、そういった国が政策として国民ひとしく打つような対策はあったとしても、町が個別に目的をそういう物価変動等に対応する個々の政策を展開するということは、少し私の思いとしては公共が行う施策にはなじまないというふうに考えております。そういう中で、例えば上富良野町の現状から申し上げまして、例えばさきに実施させていただきました、商工会が行いましたプレミアム商品券等の事業につきましても、捉え方によっては間接的に生活者の生活を支援することにつながっていく効果を持っているというような見方もできますので、そういう今の現下の生活状況、あるいは物価状況等を見きわめたときに、他の生活防衛策を講じることによって、それは私は対応していただけるものだと、そして一方、御提案させていただこうと思っております福祉政策については、恒久的な対策につきましては、これはどなたも安心して町で住んでいただけるような根っこの部分でございますので、これは私は福祉灯油に置きかえてという考えもありませんし、― 22 ―私はそこは切り分けて理解をするべきだというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

例えば除排雪については所得制限は設けて対象外だということになっています。そしてこれは、寝たきりおむつ対象者につき2万2,000円ぐらいの施策で出していくという形の問題、例えば保育料金に至っても、それ以外の人はどうなのだという話です。まだ、この4階層だけがそれでは大変なのかという話も出てくるわけです。そういうことも含めて、押しなべて考えたら、この出してきた生活の恒久的な対策というそのものも何かおかしい部分が結構見受けられます。通院証明にしても、有料のところもあれば無料のところもあるし、富良野保健所、ここについてはちょっとわかりませんけれども、申請手数料がかかりますから、こういったものでは恐らく該当になっていない部分があるかなというふうに思います。いずれにしても、社会保障という形で、あるいは国がそういう補助制度を使って援助してやるというときに、なぜそれを活用しないのかということも私は問題だというふうに思います。確かに町長の言い分では、よりこれが社会保障として充実したものはその該当する人に対して社会保障の理念からして全く文句言われるような内容ではないというような答弁なのかもしれませんが、私はこういうものと福祉灯油の政策とは個別に分けて考えるべきだというふうに考えております。そういう意味では、これからもこういう問題が起こってきたときには、必ずまた福祉灯油どうなったのだということで出ますよ、町長。それでも拒否されるということなのだというふうに私は聞いておりますが、私は個別の政策をきちっと打ってこそ社会保障の町の充実策がうたわれるわけですから、内容が充実するわけですから、きっちりと制度として位置づけてやるべきだというふうに思いますが、この点、もう一度明確な答弁を求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の福祉灯油に関します再度の御質問にお答えさせていただきますが、私は何度も申し上げておりますが、この福祉灯油事業につきまして過去に当町でも取り組みをさせていただいた経過も承知しております。しかし、限られた町の財源をどういうふうに生かしていくかという、そういう観点から考えると、こういう生活防衛の一つの切り口として捉えられております福祉灯油について、その財源を充てることが町民の暮らしを安定させていくことになるのか、あるいはその下支えすることになるのかというような考え方に立ちますと、やはりどういう方であっても、リスクを負ったときにそれをしっかりと支える施策へその資源を投じることが、私はトータル的、最終的に町民の皆さん方が安心感を持って暮らしていただける仕組みであろうというふうに理解しております。どちらにも十分な財源が充てられるような状況だと、仮に百歩譲って仮定すれば、それは時の状況を財政状況を見た中で100%否定するものではありませんけれども、やはりこういう御時世の、限られた財政の中でどういうふうに有効な政策を展開するかという観点から理解しますと、先ほどお答えさせていただいたような方向に私としては進むべきだというふうに理解しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

限られた財源と言うけれども、そうだとは思いますよ。ただやはり、予算委員会、決算委員会でも申し上げましたけれども、いわゆる騒音に基づいて、その周辺の方々に福祉の向上だといって補助を出しているわけでしょう。そういうお金があるのだったら何ぼでもできるのです、こういったところは。財源ないとは言わせないですよ、僕は。町長、そこはどうなのですか。あれも福祉に寄与しているから公平なのだということで答弁されるのですか。私は根本的な原因は、自衛隊の駐屯地、あるいは演習場があるから、そういった原因を振りまいているのであって、それがやはりなければ、そういった騒音被害だとかなくなるわけですから、そういうものだというふうに考えております。それで、必要な助成策ということで手を打ったけれども、町には何回も言いますけれども、自治奨励制度だとかという制度があります。それと違うのだと言うかもしれませんけれども、そういうものを活用して、少ない財源の中でこそうまく活用して、そういうものにも負担軽減できるような対策をとれば十分可能なのです。それをやらないだけなのですよ、町長。そこが問題だと思っているのです、どうなのでしょうか、財源はありますよ。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、何度も申し上げますが、私といたしましては、町民の暮らし全般を見、あるいは町の発展を願う、そういう観点から町政全体を組み立てさせていただいておりますが、そういう中を通じて現在、議会の皆さん方と思いを共有し― 23 ―ながら組み立てている町の仕組みというものは、やはり町民が求めている、あるいは望んでおられる姿だというふうに理解しておりますので、全体の組み立てについては現在の形を踏襲してまいりますし、個々の政策につきましては、やはり公平感、あるいはその財源の有効活用はしっかりと担保されているかというようなことから、それをしっかりと基軸に組み立てをこれからもさせていただこうと思っておりますので、ぜひ御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

そういうやはり変化球を投げたりだとかというか、わからないです、私には納得できませんので、今後そういった要求はまだ必ず出てきます。そのときに恐らく、行政の態度が問われる時期が絶対来ると思いますので、その点、述べさせていただきたいと思います。次に移ります。学校閉校後の問題では、前から検討するということで、確かにいろいろな運営費、経費もかかることだというふうに思います。やはり、住民からは宿泊施設等の転換、転用だとか、いろいろな形が要望としてされています。江幌小学校、清富小学校の活用をしたりだとかしていますけれども、やはり一定規模を超えると使い勝手が悪いだとかいろいろあります。そして、やはりそういうことを考えると、一つしっかりとした町にも宿泊、研修できるような、いろいろな行事にも使えるようなという形で、やはりあってもいいのだというふうに思いますので、この点、全くその余地がないのかどうなのかお伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の学校閉校後の利活用についての御質問にお答えさせていただきます。東中中学校についてお答えさせていただきますが、先ほどお答えさせていただきましたように、地元住民会の望んでおられる利用の仕方、あるいは職員提案等さまざまな形で御意見をいただいてきておりますが、現在のところ、東中地域の皆さん方が後利用を希望されているような形の組み立ては非常に困難だというような状況にございます。それについては、地元の皆さん方も御理解をいただいているところでございます。一方、職員提案等の中にも有効活用が図れないということであれば、将来の管理経費等も考えると、やはり取り壊しというようなことも選択肢の中に必要ではないかという提案もいただいたりしております。いずれにいたしましても、放置しておけば当然、危険な建物になりますし、有効活用が図られるようなものが見出せれば、これはむしろ積極的に組み立てをしておきますが、しかし、そういう方向性が見出せない場合には校舎等については取り壊しもやはり選択肢の一つになるかなというような思いも持っております。いずれにいたしましても、そう遠くないうちに、いつと、何月までにということはまだ申し上げる段階に至っておりませんけれども、そんなにいつまでも放置しておけるものではありませんので、一定の時期を捉えて方向づけを決めて御報告させていただきたいと思いますので御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えいたしたいと思います。私のほうからは江幌小学校の関係になります。先ほどもお話しさせていただいたのですけれども、つい最近、この部分決定、廃校が承認された部分でありまして、これから検討を住民会のほうからも意見を聞きながら検討を進めていくことになります。東中中学校とは若干違いまして、施設的にも平成2年に建設されて、東中よりは新しいと、なおかつ東中より小さいというような状況ではありますが、再活用、再利用については非常に全道、全国で廃校が続いておりますので、その中でもなかなかうまくいっている例が少ないという状況もあります。先ほど米沢議員のほうからは町の施設としてどうかというお話もありましたけれども、現実には今、その施設の部分が足りないというような状況には残念ながらないわけで、幸いにないわけで、そういう観点から考えても新たな研修施設的な部分は清富がございますので数をふやすような今のところ予定はないわけです。しからば、どのようなものがあるのだということでお話をされるかもしれませんけれども、それらはこれから知恵を結集して、いい案をそこに外に求めていく、自分たちもみずから出していく、外からもいろいろな企画を受ける中で、何とかいい方向性を出せたらいいなと、そんなふうに考えているところであります。以上です。

質問 4番 米沢義英

そうなりますと、もう全てがそういう施設を活用できないということになると思います。ただ、やはり私は一つでもいいから、どこになるかわかりませんが、やはり既存の施設を充実して、― 24 ―清富小学校だって使いづらいという話がたくさんあるわけですから、やはりそれなりの施設の充実はしないとだめだと思います。今の段階の施設では、やはり活用しづらいわけですから、もっと泊まって自炊ができたりだとか、工夫できるような対策とらないで、あれがあるからいいというふうな話には教育長もされていないと思うのですが、町長も思っていないと思うのですが、やはり必要な部分は改修して、やはり残すという、そこが僕は必要だと思います。この点については、ぜひ考えていただければというふうに思います。上高の給食の提供の問題ですが、今、子どもさんも食べてこないで来ているというお子さんもたくさんおられます。いろいろな自治体なんかで本当に実際提供している自治体もありますし、それらの衛生管理上の問題も含めて充実しておりますので、私はそういう意味では公平にやはり学校給食を提供できるいい機会であり、食育を育む機会にもなるというふうに思いますので、この点、今後引き続き検討していただけるかどうか答弁お願いします。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の上富良野高校の給食に関する御質問にお答えいたします。3月に議員から御質問をいただきました。その後、上富良野高校のほうに情報の提供などをさせていただいたところでございます。議員のおっしゃるとおり、給食については食育だとか、地産地消だとか、地元の経済にも非常に影響があるところでございます。ただ、現状として経営の主体を持っている上富良野高校のほうがそれに対して手を挙げてこないというような状態もありますので、引き続き研究、検討をさせていただきたいなと、そのようなふうに考えております。以上です。

出典:上富良野町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる