みんなの議会

上富良野町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日

(1)産業振興について/(2)観光振興について/(3)障害者計画について/(4)定住化対策について/(5)住宅の改修時における補助制度について/(6)信号機と街路灯の設置について

2012年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「産業振興について」「観光振興について」「障害者計画について」「定住化対策について」「住宅の改修時における補助制度について」「信号機と街路灯の設置について」について質問し、町長 向山富夫、町民生活課長 北川和宏、保健福祉課長 坂弥雅彦が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫、町民生活課長 北川和宏、保健福祉課長 坂弥雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 米沢義英

私は次の6点について、町長に質問をいたします。第1問目は、産業振興という形で6次産業の育成についてお伺いいたします。今、多くの自治体では、長引く不況の中で地域の活性化を図ろうと、農林水産業者、あるいは商工業者などと協力して、生産・加工・販売を一体的に行う6次産業の取り組みが進められています。上富良野町においても一部の農家や事業所では、地元の農産物を提供するファームレストランを展開する、あるいは体験型の観光農業を取り入れ、農産物を加工し、販売するなど多様な取り組みが始まっています。そこには単に特産品の開発にとどまることなく、雇用の創出につながったり、同時に町内外の人に上富良野町の魅力を知ってもらえる大きな機会となっているという点も特徴であります。しかし、この取り組みが自然発生的なものであり、コーディネーターとしての行政の役割という点では、非常に弱いというのが致命的な弱点となっています。今後、上富良野町が観光を初め、産業振興の底上げをしようというのであれば、また同時に活力ある町をつくる一つの手段としても6次産業の育成は重要な柱となるものと考えます。そのためにも町においては、6次産業の育成をする対策室やあるいは戦略室を設置し、地域が元気になり、住んでいる人たちが少しでも所得が上がり、笑顔になれるような活気のあるまちづくりをする手段としても大切だと考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、上富良野町の観光振興についてお伺いいたします。上富良野町の観光客は、平成13年度には年間約100万人でしたが、現在では70万人と減少するという事態になっています。その背景には競争・競合という形の中で、顧客の流出、あるいは景気の低迷や旅行の団体旅行から個人小グループ化へと変わったことなどなど、また同時に町独自の魅力ある観光の発信が弱いという複合的な要因があるものと考えます。そういう意味では、まだまだこれから上富良野町の観光を魅力あるものとして発信できる素材が、たくさんあるのではないでしょうか。上富良野町では、現在、地域の魅力を生かした着地型観光を目指す、そのために観光振興計画を策定しておりますが、次の点について見解を求めます。一つには、観光客を受け入れるための諸条件、条件整備が必要と考えます。千望峠から見るパノラマは、まことにすばらしいものであり、十勝岳含め大雪山連峰が一望できるそういったところもたくさんあり、そういう意味では駐車帯などを設けるなどなど、いろいろな条件整備が必要だと考えますが、来年度に向けた具体的な対策についてお伺いいたします。二つ目には、観光客を町に誘導する、呼び込む、これを目的として見晴台に観光案内所は設置しましたが、その成果が見られないという状況の中で、ことし場所を移動するという状況になりました。案内所の入り込み数について聞いたところ、平年度とほぼ変わらないという状況の話であります。さらに、この点について観光客の入り込み数は、ことしどのような人員だったのかお伺いいたします。さらに観光客からは、上富良野町に来ても地元の特産品などを購入できる場所がないなどの声があり、地域では地元の特産品などを購入できるような物産館や道の駅などが、他の地域ではもう既に設置されており、町においても必要と考えますが、この点についても町長の答弁を求めます。次に、障がい者計画について伺います。社会を構成する全ての人は、障がいを持った人、持たない人も社会を構成している一人として、個人の権利、基本的人権を有しています。しかし、現状では自立して生活ができる環境には、まだまだほど遠いというのが実情ではないでしょうか。上富良野町においても、地域の願いであった就労施設が設置されるなどしてきてはおりますが、まだ十分とは言えません。今、国や自治体に求められているのは、地域や社会で安心して暮らせる環境をどう整え、そして進めるかということが求められています。そのかなめとして、障がい者計画を持つことが重要な柱― 20 ―だと考えておりますが、この点を述べて次のことについてお伺いいたします。一つ目には、障害者計画の策定の状況と今後どのように推進するのかという具体的な実施目標など持つことが必要だと考えますが、この点についてお伺いいたします。二つ目には、福祉施設の設置時などにおいて、3年間を限度として自立できるまでの運営費として補助を出しておりますが、今、国の補助単価などの見直しによって、非常に厳しい運営状況もあることを考えれば、制度の延長も必要かと思いますが、この点について町長の見解を求めます。次に、定住化対策についてお伺いいたします。定住化対策として、町で住宅購入を計画しようとする世帯を支援する住宅購入支援制度を設けるように、この間要望してまいりました。町長は、答弁の中で、定住化対策は重要なことだし、この町で職を得て安心して暮らしを立てられるまちづくりをすることが基本であり、今後、持ち家取得支援については検討課題とも述べております。隣町の中富良野町においては、若い世代を応援するための持ち家制度の支援、あるいはアパート、民間住宅に住む場合においても支援制度を設けるなど、多種多様な制度を駆使して定住化対策を行っているというのが現状であります。投資効果がないというだけではなく、多くの人が町に住めば交付税がふえ、消費が生まれ、お金も落ちるという循環型の社会を目指すということが、今、不況の中で上富良野町のさらなる再生を図るためにも貴重な一つの策と考えますが、この点についても町長の見解を求めます。次に、住宅の改修時における補助制度、リフォーム制度についてお伺いいたします。町のリフォーム制度は、簡易な修繕などは対応していないというのが実態であります。ほかの自治体では、その対象の範囲を拡大し、外壁や屋根のふきかえ、塗装などを含め柔軟に対応し、その利用度も拡大しているという実態が伺えます。上富良野町において、この点、改善するよう要望してまいりましたが、今後、どのように改善されるのか、補助率の区分なども含め、中富良野町においても弾力的な運営の中で、利用が増大しているということを考えれば、町の今後、制度の全般的な見直し、リフォーム制度における見直しが必要と思いますが、この点についてお伺いいたします。次に、信号機と街路灯の設置にお伺いいたします。この間、町に対しても党として要望書、あるいは道に出向いて街路灯の設置、信号等の設置を要望してきました。ダイイチから和田牧場の間の街路灯がないという状況の中で、地域住民からは夜なども暗くて不便があるという要望がたくさん寄せられています。そういう意味では、いち早く街路灯の設置を行い、安全で少しでも明るいそういう道路を設置し、街路灯の早期の設置が求められていると考えます。また同時に、道道吹上線と東1線の交差点に、手押し信号の設置の要望をしてきましたが、この点について今後どのようにこの間要望されてきたのか、また今後どのようにされるのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目めの産業振興に関する6次産業化推進のための体制整備についての御質問にお答えさせていただきます。議員御発言のとおり、6次産業化は農業者の多角経営による所得の向上、安定のみならず、雇用機会の拡大や他の産業への波及も期待できることから、有効な地域振興策の一つであると認識をしております。現在、本町におきましても6次産業化法に基づく事業計画が、二つの経営体で認定を受けているところであり、具体的な事業の実施につきましては、今後本格化するものと思われますが、国の総合的な事業支援とともに、町としても必要な支援を行ってまいりたいと考えております。また、独自の物としましては、トマトジュース製造施設の整備や直売所開設に伴う設備整備など、中山間地直接支払制度を活用しながら行っているところであります。私といたしましても、農畜産物の利活用を主体とする6次産業化につきましては、豊富で良質な農畜産物を有する本町にとって、有効な地域振興策の一つであると認識していることから、6次産業化推進に向けた戦略的な機能を産業振興課内に有するよう組織強化を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの観光振興に関する2点の御質問にお答えいたします。上富良野町観光振興計画につきましては、観光開発審議会の答申をいただき、パブリックコメントを経て本年12月中に策定する予定であります。まず1点目の観光客受け入れのための具体的な条件整備についてでありますが、本町の観光資源の大きな柱として位置づけているラベンダーの魅力の再生が重要と考えているところであり、次年度は特に再生計画に基づく日の出公園ラベンダー園の整備のほか、深山峠ラベンダー園、また道道吹上上富良野― 21 ―線に設置しているラベンダー園の整備に着手し、ラベンダーの町上富良野の名が名実ともに実感していただけるよう早急な対応を初め、情報発信力の強化、内容の充実等めり張りをつけた事業推進を図り、合わせていま一度しっかりと現実を見詰め、町民皆様が上富良野町の観光振興への参加者意識を持っていただけるように、取り組んでまいりたいと考えております。次に、2点目の見晴台公園に設置しております観光案内所についてでありますが、観光入り込み数は毎年5月上旬から9月末日の開所時期において、平成19年度の2,077人から本年度の7,305人と年度による変動はあるものの、総じて増加傾向で推移しているところであり、本年度においては地元農業者グループによる上富良野産野菜等の直売所が開設され、来訪された皆様から好評を得たところであります。また、見晴台公園観光案内所を中心に、長期滞在型観光促進事業を活用し、観光協会会員の御協力によりまして、4種類のサービスクーポンつきのガイドパンフレットを作成し、配付し、地元土産品の購入先の紹介や商工観光事業の各施設への誘導を図ったところであります。今後におきましても観光協会を連携して、無線LANの整備を初め、地元産品の紹介・販売など見晴台公園観光案内所としての機能を強化し、情報収集・発信力を高めてまいりたいと考えております。一方、同観光案内所の存在をPRする手段も整備されていないことから、次年度へ向け、これらの充実も開発局や関係者等の御理解・御協力をいただきながら、実現を図りたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの障害者計画に関する2点の御質問にお答えいたします。1点目の障害者計画の策定状況についてでありますが、福祉団体や障がい者の親の団体、障害福祉サービス事業所関係者及び公募委員と11人で組織する障害者計画策定委員会を設け、平成25年度から平成32年度までの8年間を期間とする第2期上富良野町障害者計画の素案を審議いただいており、間もなく答申をいただける状況にありますことから、今月下旬からはパブリックコメントに移すよう取り進めております。また、今期の計画から障害福祉サービス必要量を見込むための計画であります上富良野町障がい福祉計画と、第2期上富良野町障がい者計画を合体させ、その実現に向けた方向性を定める一体的な計画へ改め、関係機関や団体・事業者等で組織する上富良野町自立支援協議会を平成25年度中に新たに設けて、その推進体制の強化を図り、地域の障がい福祉を進める予定でありますことから、実施計画の策定は予定していないところであります。次に、2点目の町障害福祉サービス等事業所設置補助金につきましては、その名称にありますように、運営補助を目的としたものではなく、町内への事業所立ち上げ時の経費への助成策でありますことから、その延長の考えは持ち合わせておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの定住化対策に対する御質問にお答えいたします。定住促進化対策につきましては、これまで米沢議員も含め多くの議員から御意見をいただいているところであります。その中で、以前から申し上げておりますように、私の定住促進対策に対する基本的な考えは、定住促進に最も重要なことは町民の方々が転出せずに、この町で安心して暮らしを立てられるまちづくりが基本であり、また移住者の方においても町に活気が満ちあふれ、魅力的な町と感じられるまちづくりを進めることが重要であると考えてあります。この観点から、農業振興、商工観光振興、福祉対策、雇用対策など、この町に住み続けたい、この町に住んでみたいと実感できるまちづくりの実現に最大限取り組むことが、結果として、定住・移住促進につながるものと考えております。そのためには、平成23年度をスタートとして策定いたしました定住・移住促進計画に基づき、関係諸団体や町民と連携・協働しながら、実効性を高めていくことが今、必要なことだと考えております。このようなことから、議員御提言にあります定住対策としての住宅購入奨励制度等の創設につきましては、考え方の一つとして理解するものではありますが、私といたしましては、個人資産の形成に公費を投入することは、より慎重であるべきものと考えており、住宅購入奨励のみに特化した財政支援の考えは、現在のところ持ち合わせておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。次に、5項目めの住宅改修助成制度に関する御質問にお答えいたします。現在、平成23年度から3カ年を期間として地球温暖化防止対策、またはバリアフリー化にみずから取り組もうとする町民に対して、住宅リフォーム及び住宅設備費等の導入に要する費用の一部を助成する制度を運用しております。この制度は、国が進めるエネルギー対策と高齢化社会に即した快適な住まいづくりを促進し、合わせて町内住宅関連産業を中心とする地域経済の活性化を図ることを目的とするもので、制度目的に沿った― 22 ―住宅機能の改善を支援するものであり、屋根や外壁の塗装、張りかえなどの維持修繕は対象としておりません。しかし、住宅リフォームと不可分の修繕、特に内装などにつきましては対象となるよう柔軟に対応しておりますので、建設水道課建設班、または町内の建設業者にお気軽に御相談願えればと思っているところであります。なお、町内に本社を持つ建設業者により施工されることや工事費が20万円以上であること、省エネ機能の向上などを助成の条件としていることから、利用しづらいという声もお聞きしておりますが、これらは本制度の目的の基本となっておりますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、現行助成制度が終える平成26年度以降につきましては、経済情勢や社会状況を見きわながら、助成制度の必要性を含め、新たに検討を進めてまいります。次に、6項目めの信号機と街路灯の設置に関する御質問にお答えいたします。道道吹上上富良野線と町道東1線道路、東4丁目中通りの交差点の信号機の設置につきましては、地元住民会からも設置の要望はなされているところであります。道道吹上上富良野線は、本町の観光スポットであります十勝岳地区と市街地区を結ぶ路線であり、本交差点は日の出公園に通じる町道東1線道路との交差部となっていることから、自動車はもとより自転車、歩行者の通行も多く、地元住民、観光客の安全を確保するため、信号機及び横断歩道の設置について、昨年度、本年度と上富良野町生活安全推進協議会とともに富良野警察署へ要望をしているところでありますが、既に要望している交通安全施設も重要な箇所であり、全てが早急に整備されることは難しい状況にあることから、引き続き要望を継続してまいります。また、道道吹上上富良野線の街路灯の設置につきましては、ダイイチスーパー交差点から上富良野高校横の和田氏地先の間の車道・歩道の老朽化対策と狭隘化解消、あわせて道路照明の改善の要望が住民会などから寄せられていることもあり、また、町としてもこの道道が住民生活や観光を含めた面からも重要な路線として位置づけしており、北海道に対して改修の要望を継続してきたところであります。このような経過の中、北海道からできるだけ早期に基本調査のための予算化を進めたいとの回答を得ましたので、早期着工への働きかけをさらに強めてまいりたいと考えております。この改修に際しまして、道路事業としては連続した道路照明の整備は難しいとの見解が示されておりますが、極力、道路と一体化した街路灯整備を実施できるよう要望をしてまいります。しかし、一体的整備が難しい場合は、町が整備することも含めて調整してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

産業振興についてお伺いいたします。農家の人は、既に体験型の農業や地元のトマト、あるいはニンジンを使ったジュースだとか、つくり始めている事業所もたくさん見受けられます。そこで聞いた大きな問題点として、やはり調整できるような、上富良野町にできるような力を持ったそういった人たちをどう配置するか、これが非常に弱いと、話を聞いて私は感じました。他の地域では既にこういった部分に対して、先ほども述べましたが、地元の特産品あるいは開発のためにニンジンやジャガイモ等などを使って、また、そういったものをつかって特産品を開発して、また、ファームレストランという形の中で、そこにまた人の雇用も生まれるという実態になっています。そういうのであれば、やはり町がきっちりとした戦略的な位置づけを持った対策室を設ける必要があると思います。確かに産業振興課の中で、今、既にそういったものが進められつつありますし、進めている部分も見受けられますが、しかし、やっぱり決定的なのは、それを前へ押し出す力が非常に弱いということなのです。この間、私たちが視察へ行ったところでも既に戦略室を設けて、地域のいろいろな諸団体と交流も深めながらネットワークを組織しながら、既に体験型の農業だとか加工をしている人たちも力を合わせながら、そこでこの町の売り物は何かと、上富良野町で言えば自然が豊かだと。おいしい空気があると、温泉もあると、そういうイメージアップ作戦もどんどん押し上げて地域の商品の魅力、上富良野町の魅力を発信するという、こういった変化をつくり出してきているというのが実態なのです。上富良野町は、過去にもこういう問題取り上げましたが、きちっとした戦略室を持ちなさいということでした経過もありますが、なかなかいまだにそういったものが設置されてないというのは非常に残念でもありますが、町長、この点、組織機構を、いわゆる産業組織を強化するということをうたっておりますけれども、どういうふうに具体的に組織を強化し、それを前に進めようとしているのか、この間具体的な展望がありましたらお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の産業振興についての御質問にお答えさせていただきます。大部分の部分につきまして、今、議員からお話ありました思いと、私、全くそのとおりでございます。非常に私といたしましても、もう少し具体的にそれぞれの業種の皆さん方から、力強い躍動感が伝わってくるようなことも期待しておりますが、しかし、その中で、今、議員からも御質問にありましたようなそういうコーディネート、あるいはそういう皆さん方にしっかりと事業に取り組んでいただけるような前提条件の整備等については、これはやはり行政が大きくかかわっていかなければならない重要なものと認識をしております。とりわけさまざまな業態・業種の皆さん方がネットワーク化を図って、そしてそれに基づいて戦略を持って外へ向けて発信していくと、そういう一つの形が整うことがぜひ必要であるということで、それに向けての今さまざまな考えを構築中でございまして、具体的なものとして申し上げれる段階かどうかは別といたしまして、実は今、北海道ともそういったことに対しまして、上富良野町に対する上富良野町の中だけで構築することに対して、非常に情報収集力も不足しているというような考えがございまして、北海道のほうからも北海道職員の派遣事業がございまして、そういったものを活用させていただいて、そういう商業・観光の部分に精通した職員を上富良野町でぜひ派遣していただいて、上富良野にインパクトを与えていただきたいと、そういう具体的な現在協議も北海道とさせていただいております。戦略室というような名称を用いるというようなことを想定はしておりませんけれども、いずれにいたしましても戦略を持てるような、そして確実に一歩、二歩前へ進めていけるような仕組みには、他の上富良野町内にあります商工業者、あるいは観光業者の皆さん方の団体と、既にそういう方向へ向けて前へ進めていこうということでは、しっかりと意思を確認できておりますので、ぜひ議会のほうの皆さん方の御支援も賜りながら、目に見える形で町民の皆さん方が、動き始めたというように実感していただけるような仕組みに汗をかいてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

今、町にも潜在的な力を持った職員の方たくさん、話ししていてもおられます。そういったところをまず一つ基礎にして、やっぱり潜在的な能力を育てるということが、今、上富良野町に非常に弱いのかなというふうに思っています。それは確かに、町長ひとりだけでは見れること、わかるだとか、判断することはできないのかもしれませんが、私は、町長の立場であれば、具体的にそういったものをいかに町の庁舎内で組織して、横断的に行って戦略を練るのかというところを、しっかり位置づけた対策というものを打ち出すということ、これが非常に欠けている部分だというふうに考えています。確かにこれから道の派遣も応援も得ながら、6次産業の支援をまだ前へ推し進めるということでありますが、基本はやはり町がどうするのかというしっかりとした展望を持つということだというふうに思います。富良野、あるいは中富良野町も含めて、すごくこういったネットワーク化が進んで、きちっと行政の中に位置づけられている、他の町村においても位置づけられているという実態がありますので、単にこれは言葉だけにするのではなくて、今、多くの町民の方が上富良野町って元気がないよねと。確かに、他の町村がよく見えるというのもあるのかもしれませんが、この間、話、対話の中でももっと元気のある町にしようではないかと、これだけ私たちいろいろな団体がいて、いろいろな考え持っている人、アイデアを持っている人がいるのに、それをもっと駆使するという方向性を位置づける必要があるというふうに思います。これを横断的にネットワーク化して、そこでいろいろな要望も聞きながら戦略を練るというところが、私は勘どころかなというふうに考えておりますが、この点についてもう一度、町長の見解を求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。振り返りますと、私が町長として就任させていただきましてからこの間、今、議員から御質問にありましたようなそれぞれの各分野、各業種の中にはそれぞれ新たな取り組み、あるいはチャレンジをしようとする意気込みは、随所に感じる部分はありました。しかし、私は、当初からそれらがつながりを持って、一つの大きな固まりとして力を出していくという部分については、まだまだ求めるものが多く感じたところでございまして、この間、それぞれの業種・業態の皆さん方の代表者とたび重ねる協議等行いながら、やはりお互いが高め合っていかなければ、そして連携をとっていかなければ大きなパワーにはならないと、力にはならないということは、本当におかげさまで共有できました。これからいよいよそれを形にしていく、その時期を今、迎えております。非常に歯がゆい思いも、皆さん方お持ちかもしれ― 24 ―ませんが、しかし、着実に歩みを前へ進めようという確認はしっかりとできておりますので、さらにそれに行政としてお手伝いをさせていただいて、一体感を持った町の活性化を図ってまいりたいと考えておりますので、議会も含めて本当に一体となってまちづくりに進んでいくように、今、鋭意その仕掛けをさせていただいておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

ぜひその点は、きっちりとした構想を持ちながら進めていただきたいと考えています。次に、観光振興についてお伺いいたします。今、来年度から、いよいよ今月いっぱいで策定されるかというふうに思います。その中ではラベンダーの整備ということで、これは織り込み済みの話でありまして、やはり上富良野のイメージをどう地域に育て、伝えていくかというところだというふうに思います。このイメージというのは、人の脳を活性化するという作用がありまして、おいしい空気の上富良野町の中で、大自然の十勝岳の麓でとれた野菜が、生き生きと元気で笑っていますよというイメージアップ作戦、こういうものを連動しながら、前段にも言いましたが、町の6次産業につなげたりだとか、やっぱりこういう戦略を持つ必要があるというふうに思います。それと同時に、具体的な問題としては、ラベンダーの整備も当然必要だと思いますが、それ以前に先ほども何回もオウム返しになるもしれませんが、やっぱり多くの人と対話し、コーディネーターをできるような、そういったものをきっちりと位置づけて取り組むということです。多くは語りませんけれども、いわゆる見晴台以外の条件整備だとかいろいろな要望が出ております。こういう問題をきっちり町が押さえて取り組めるかどうか、ここにかかわっているのかなというふうに感じておりますが、この点について確認しておきたいというふうに思います。

答弁 町民生活課長 北川和宏(町民生活課長は2013年9月まで)

2番小野議員の下水道区域内におけます浄化槽の設置状況についての御質問ですが、33基設置されているということで承知しているところでございます。いずれの浄化槽につきましても、ほとんどが単独浄化槽ということであります。以上でございます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の観光振興についての御質問にお答えさせていただきます。いろいろ観光振興につきましての切り口はあろうかと思いますが、具体的に平成25年度の取り組みにつきましてお話させていただきましたが、まずさまざまな形はあることは当然想定できますが、私の思いといたしまして、ラベンダーの町上富良野ということを一貫して標榜してきている町でございます。今、その部分に立ち返ってみますと、本当に自信を持ってこの富良野圏域の中でも上富良野町がラベンダーの町として、声を大にして全道・全国に果たして発信できる現状を整えているかということを考えますと、残念ながらそういうような現況に至っていないという反省がございます。そういう点から、まずは確実に上富良野の本来目指しております観光の目玉をしっかりと整備して、そしてそれから先を進めていくことが何よりも大事だというふうに考えているところでございます。そして、さきの御質問の中でも話ありましたし、私のほうからもお答えさせていただきましたけれども、そういうところから次の展開に結んでいくと。そして観光だけで、観光のみだけで観光振興が図れるという時代ではございません。私の思いといたしましては、観光は一つの接着剤としてあらゆる産業を巻き込んで、そして重層的に取り組みを展開していくことが、今、それぞれ各地域で取り組まれております、食による地域おこしもその一つのツールでありましょうし、そしてそういう中から目指す姿としては、冒頭のお答えでも申し上げましたように、町民の皆さんが我々も町の観光含めたまちづくりに参加していると、その参加者であるということを認識していただくようなところまで進めていって、初めて力となってくるというふうに理解しておりまし― 25 ―て、まず具体的な新年度に向けての取り組みといたしましては、先ほど申し上げたようなところからまず確実に一歩前へ進めたいというふうに考えておりますので、御理解と御協力を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

確かにいろいろな切り口というか、そういうものはあるかと思いますが、やはりきちっとした目標設定というのが何よりも大切だというふうに思います。次に、特産品のいわゆる物販の購入等における道の駅、あるいは物産館の設置等についてでありますが、この間ラベンダー、いわゆる見晴台における移設が行われました。19年度から見れば多くなっておりますけれども、去年から見てそう変わらないという状況がありますので、今、求められているボリュームというのですか、そういうものは何かということを考えたときに、建物だけ立派にしてもだめだと思いますが、やはりあの程度の、程度のと言ったら失礼ですが、あの規模のもので収穫というか、お客さん、観光客を呼び寄せるだとかということになると、なかなか困難な状況があります。町長もこの間、いろいろな団体や方とも話聞いているかと思いますが、上富良野に来てそういった特産品や地域のものを一堂に会して買うような施設がないと。確かに、フラノーブルだとかああいうところもありますが、しかし、あそこら辺は平均的な物販しか置いてないという状況になります。今、求められているのは地産地消であったり、地元の食材を使った物を加工しながら、そこで来たお客さんに提供するという、そういうような手法が今求められているというふうに思います。確かに、この部分の整備は必要なのかもしれませんが、今、求められているものからしてかなり遠いのではないかというふうに考えるものですから、きっちりとした抜本的に見直して、こういうものを提供できるようにして、上富良野町でガラス工芸やらいろいろな取り組みしている方もたくさんおられます。そういった人たちの物を販売・展示できるような、そういった部分のイメージをつくっていかないとだめだというふうに感じているので、この点どのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。米沢議員から、御質問にありましたような形が整うことは、私といたしましても求めるところでございます。御案内のように、見晴台公園に設置させていただいております観光案内所につきましても、議員からも少し今お触れいただきましたけれども、私が当初目指した形というものではないという実態も一方ではございます。しかしながら、町民の皆さん方の御理解のもとに落ちついた姿が今の姿ということで、私も受けとめるべきところを受けとめなければならないというふうに考えております。しかし、まだまだ情報発信基地としてのキーステーションとしての役割は、まだあそこで発揮できる要素は、余地は残っていると思います。お答えの中で申し上げましたように、あそこにそういうステーションが存在するということのPRも現在できておりません。そういったことで、まず前提条件をできるものを確実にすると、そしてあそこの存在を皆さんに知っていただく、そこから派生いたしまして町の中で今度は民間の力も大いに発揮できるような、そういう下地を町として行うことがまず先であろうと。まず、ハードの整備を念頭に置いてという以前にしなければならないものがある、そして行く行くはハード整備も必要性が認められるような、そういう地域から沸き上がってくるパワーというもがあって、初めてうまく進んでいくものと思っておりますので、今、米沢議員がおっしゃっていただきましたようなところへ目指す姿は、気持ちは全く同感でございますけれども、まずその道筋をつける第一歩をしっかりと固めたいというのが、正直な今の私の思いでございます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

そういう気持ちであるならば、先行きのきちっとした計画がないと、気持ちはあっても前に進むということできないので、計画そのものをきちっと持つ必要があると思います。行政というのは投資したからこれを、何でもそうなのですが、むやみやたらに廃止するだとかというふうにならないという、そういうのは当然かというふうに思いますが、今の観光客や一般の人たちが求めるものは何かというところをきっちり押さえた観光展開などしないと、だめだということを言っておきたいと思います。次、障害者計画についてお伺いいたします。障害者計画でありますが、今のいわゆる支援協議会で具体的な展開をするのだということかというふうに思います。それと同時に、話を練ってその目標に向かうということは必要かというふうに思いますが、しかし、実施するに当たって前回の障害者福祉計画、平成16年度にも立てたものがありますけれども、これをするあれをするいわゆる障がい者の方が、日常的な生活支援するためにヘルパーの派遣だとか、施設の充実だとかという形でうたわれておりますけれども、物事のやっぱり展開という形になれ― 26 ―ば、一つの計画がきっちりとしたものが実行に当たって設定する必要があるのだろうというふうに思います。今回の福祉計画の中には、前回と同じような展開になるのか、前回は4章の形で推進計画、整備も含めて現状の認識と問題点も明らかにされておりますが、どこを上富良野町において重点を取って、さらに膨らませてやるのかというその目標というのは、今回きっちりと行政として整備する必要あると思うのですが、この点はどういうふうに盛り込まれているのかお伺いしておきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 坂弥雅彦(保健福祉課長は2013年9月まで)

4番米沢議員の障害者計画につきましての御質問にお答えいたします。現在、審査会におきまして、内容を検討いただいているところでございます。基本的な理念だとかにつきましては、変わるような要素がございませんので、障がいがあってもなくても、大人も子供もお年寄りも誰もが互いに支え合い、明るく豊かに安心して暮らすことのできる地域づくりというようなことで、現状検討をいただいているところでございます。実施する項目につきましては、先ほど町長の答弁のほうからもありましたように、障害者計画と、あと実際的な障害者計画で必要量等を見た中で、実施をしていくこととしてございまして、施策の目標だとか方向性につきまして5項目にわたりまして、前回の計画とは違った形で分野ごとに、それぞれこれまでの状況だとかを分析した中で、広報ですとか、あと就労関係、保健医療関係、生活支援、また障がいなどの人づくりだとか、そういったような5項目での内容で御検討をいただいているという段階にございます。以上です。

質問 4番 米沢義英

5項目ということで基本は障がい者の福祉計画、見せてもらったところあるのですが、具体的な展開をどうするのかというところをはっきり持つということが大事だと思いますので、その点ぜひ実現していただきたいというふうに思っています。二つ目の項目の自立までの運営費の補助という形で出ておりますが、補助単価等の設置、いわゆる引き下げ、見直し等によって、障がい者施設においても自立までということでありますから、しかし、これも含めて運営費の補助という位置づけになっているのだろうというふうに私は考えておりますので、ここについてはこれ以上のものはないという形の話でありますけれども、この部分についても全く今後においても見直しができないのかどうなのか、もう一度確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の補助制度に関します御質問にお答えさせていただきます。冒頭お答えさせていただきましたように、本制度につきましては、運営にかかわります補助を目的としたものではなくて、立ち上げ時点の経費負担の一部を支援させていただこうという趣旨のものでございまして、制度の趣旨から申し上げまして、スタート後の運営補助という性格でございませんので、延長というような考えは持ち合わせておりません。ただ、今、それぞれ事業所から特段運営に当たってのいろいろ思いを寄せられている状況ではございませんが、今後、新たな障がい者施設等の設置等も計画されておりますことから、これからのそういう運営の中で町といろいろかかわりする中で、どういう形かで町と力を合わせて進めるということは、必要性は生じてくる可能性ありますので、少しその時点まで推移を見たいというふうに考えております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

次に、定住化対策についてお伺いいたします。定住化については必要目標という形で、定住・移住計画等においても盛り込まれております。この部分については、何回も聞いておりますが、個人の資産形成にかかわる問題だという形で言われております。確かに、その部分はあるかというふうに思いますが、しかし、町の政策として住宅のリフォームもそうなのですが、他の自治体でやっているのはそういうこともあるのかもしれないが、やはり多くの人に住んでもらうそういう立場から政策的な展開を行って、先ほども言いましたが、一人、二人住めば住民交付税も消費も生まれるという、こういう対策が必要になってきているというふうに思います。中富良野町、隣町の町のことを言われたら非常に嫌なのだろうと思いますけれども、そういったことも含めて、町は農業で真剣に生きようという町です。上富良野町は僕が言うと、また同じことを繰り返しているというのかもしれませんが、自衛隊があって、自衛隊との共存だとかということ言われていますが、それは否定しませんが、独自で物を考える。そういう発想を、より前へ進めるということになれば、中富良野町は個人の若い人たちが、あの地域で賃貸の住宅を借りる場合も御存じのように制度として、あそこの一部を補助するだとかいろいろな制度を駆使してやっています。町はそれをやるので― 27 ―はなくて、農業、観光、福祉、雇用対策という形で総花的な総合的にまちづくりを考えて進めるのだと言うけれども、個別の展開がないとだめではないかなというふうに思いますので、この点、資産形成につながるという従来の発想ではなくて、もっと斬新な発想で、こういう物にこだわることなく前へ進めるそういう時期だと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の定住化対策に対します御質問にお答えさせていただきますが、基本的な認識の部分につきましては、もう議員が御理解いただいているとおりでございます。私といたしましては、今までの産業の活性化も観光も含めまして、議員から御質問ありましたように町としての湧き出る魅力、そういったものはしっかりまず先にあるべきで、そういったものがきちっと感じられるような町の姿になってくれば、おのずと定住はもちろんのこと、移住に対して関心を示される方も、さらにふえてくるというふうに理解をしておりまして、私といたしましてはまちづくりのめり張りはしっかりとそういう形でつけたいと、それが先になされることによって定住、さらには移住、そして雇用と、さまざまなところへ波及していくというふうに考えております。まず町がなすべきこととしては町の体力づくり、それが優先されるべきものだと考えておりますので、議員、御提案の中身について否定するものではございませんが、まず私としての優先度から申し上げますと、先ほど前段で申し上げたような取り組みが優先されるべきものと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 4番 米沢義英

他の町でも総合的に、総体的に雇用から始まって福祉から産業からやっているのですよ。その上になおかつこういった展開を、多面的な展開という形でしています。ここをきっちりと押さえた展開をぜひしていただきたいということで求めておきます。次に、住宅の改修時においては、26年度以降ということでありますから、やはり簡易な修繕・改善についてはきっちりと盛り込むということ、これお伺いしておきたいと思いますが、そういうものも考えているのかどうなのかお伺いいたします。

質問 4番 米沢義英

最後に、街路灯の設置の問題です。早期調査も含めて道のほうでも、舗装との整備と合わせて実施の計画予定だということであります。この間、道に対しても要望行ってきました。道は道路灯という位置づけで、いわゆるそういった防犯灯的な位置づけはしてないということの話をしております。もしもこれが仮にそのままいくとすれば、当然、道に至っては街路灯を設置するということになりませんので、そういうときには町独自でも街路灯を設置するということの決意があるのかどうなのか。この点明確にしていただくと同時に、引き続き道に対してもこういった信号機、街路灯の設置について要望していく必要があると思いますので、現時点で道の調査計画に基づけば、そう簡単ではないのかなというふうに思いますが、課題と問題点についてお伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員にお答えさせていただきます。北海道のほうから示されております今の見解といたしましては、連続灯の設置は、非常に北海道としては困難であるというふうに伺っております。しかし、これから北海道とさらに詰めていく段階で確認しておきたいのは、まず早期の実現を図っていただくと、あわせて連続灯の防犯灯の設置もお願いしていくと。しかし、それが非常に高いハードルだからといって、道路整備がおくれてもいいということになりませんので、そこは町が単独費を持ってでも街路灯の設置をあわせて行うかどうかの決断は、それは高い決意を持って進めることを前提として取り組んでまいります。

出典:上富良野町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる