みんなの議会

上富良野町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月15日

(1)旭川で出産する場合の交通費助成を/(2)空き店舗、商店街の動向調査後の早急な商店街支援対策の取り組みを/(3)保育料基準額の区分の細分化で保育料を支払いやすくしてはどうか

2010年6月15日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「旭川で出産する場合の交通費助成を」「空き店舗、商店街の動向調査後の早急な商店街支援対策の取り組みを」「保育料基準額の区分の細分化で保育料を支払いやすくしてはどうか」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
村上和子 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 村上和子

私は、さきに通告してあります3項目5点について質問いたします。まず、1項目めは、産婦人科常勤医師退職に伴う旭川での出産の場合の交通費、町独自の助成について。旭川で出産する場合の交通費助成を。富良野協会病院の産婦人科常勤医師が3月31日に退職されましたが、9月以降の出産を控えている方には旭川の病院を紹介しているようであるが、今後、協会病院に常勤の産婦人科医師が着任されることになるのか、見通しとしてはどうなのか。めどがつくまで、これらの人に対して町独自の交通費の助成など考えられないか、町長にお伺いいたします。2項目めは、空き店舗、商店街動向調査後の早急な商店街支援対策の取り組みを。国の緊急雇用対策創出推進事業の一環として1名雇用し(6月1日から23年1月31日まで)、商店個別訪問調査事業を行うことになりましたが、商工会としても会員の減少や店舗の減少など今後の課題等も掌握していると考えます。今後の調査でさらに詳細に動向が見えてくると考えますが、1点目は、空き店舗対策としての支援等、利用して店舗を出店する場合の補助を考えてはどうか。2点目は、店舗老朽化のリフォームに対する支援等を打ち出してはどうか。3点目は、店舗を廃業された方の空き地を借用してのイベント、朝市やフリーマーケット等に対する支援を。市街地活性化に対する振興条例制定が必要であり、早急な商店街支援策を考えるべきではないか、町長にお伺いいたします。3項目めは、保育料基準額の区分の細分化で保育料を支払いやすくしてはどうかについてであります。町内には保育所の施設が、中央保育所、上富良野町西保育園、わかば愛育園があります。これらの保育所の保育料の基準額は、1階層は生活保護による被保護世帯となっており、3歳児未満も3歳児、4歳児以上の場合ゼロ円、2階層から8階層に分かれているが、富良野市の場合は、1階層は生活保護世帯と同じゼロ円であるが、階層の区分が2階層から14階層までになっており、非課税世帯3歳児未満を比較すると、上富良野町は8,500円、富良野市は4,320円で、3階層は1万2,990円、上富良野町は1万8,500円で、富良野市のほうが安くなっている。この2階層から5階層の区分のところを富良野市のように、所得税の額が5,000円未満、所得割の額が5,000円以上となっており、6階層からは1,500円未満から8,500円未満となっており、上富良野町の場合は4階層で4万円未満と一くくりになっております。ここの部分を富良野市のように細分化できないか。このほうが保育料としても支払いやすいのではないかと考えますが、町長にこの点をお伺いしたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の1項目めの、旭川で出産する場合の交通費助成をとの御質問にお答えさせていただきます。まず、今後の産婦人科医確保の見通しについてですが、現在まで確保に向け関係者が努力してきたところであり、昨日、常勤医師1名の確保ができた旨の連絡を受けたところであります。新たな体制の詳細はまだ承知できておりませんが、町といたしましては、妊婦の方々に対し、出産への不安感、あるいは負担感の解消を早期に図る必要があることから、上富良野町いきいき妊婦応援事業の取り組みにより、少子化対策の充実を図るために、本定例会の補正予算に関係の経費を計上しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの空き店舗商店街動向調査後の早急な商店街支援対策に関する3点の御質問にお答えいたします。まず、商店街空き店舗及び商店街現況調査についてですが、商工会の会員数及び店舗数の減少が顕著にあらわれているものの、平成16年の調査以降、実態の把握をしていないことから、町では北海道の緊急雇用創出事業補助を受けて、商工会の御協力をいただきながら、7月1日から臨時職員1名を雇用し、実施しようとするものであります。1点目の空き店舗対策としての支援についてですが、この調査結果を踏まえ、商工会を初め商工業関係者の方々の御意見、御提案をいただきながら、町といたしましても、より実効性のある対策を見出し、商工業の振興が図られるよう、さらに空き店舗にならないような対策も含め、ともに協議を進めてまいりたいと考えております。― 15 ―2点目の店舗老朽化のリフォームに対する支援についてでありますが、店舗等の新造改築につきましては、商店街活性化資金などの融資制度を設けており、それらの利子について助成を行っておりますので、リフォーム等を希望される事業者には大いに活用願いたいと思っており、相談等につきましては、商工会とともに応じてまいりたいと考えております。3点目の廃業された方の空き地を利用してのイベント等に対する支援につきましても、1点目にお答えしましたように、今回の調査結果を踏まえまして、商店街のみならず町全体の活性化策にも関連いたしますことから、総合的な見地からの検討が必要であると思っておりまして、今後においても検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの保育料に関しての御質問にお答えいたします。本町の保育料につきましては、平成16年度までは年齢ごと、階層ごとに一定率の減額措置を講じておりましたが、以後、応益負担適正化の観点に立ちまして、国が設定する徴収基準額に近づけるべく段階的に見直しを図ってきました。平成18年度からは、国の保育料徴収基準額の95%に減額しており、階層区分についても国の基準額表に準じた階層に設定しております。本町の保育料徴収基準額表は、現在、国の徴収基準額表を準用する考えを基本としており、村上議員御質問の階層区分を細分化する考えは現在持ち合わせておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 村上和子

1項目めの旭川で出産する場合の交通費助成の件でございますけれども、即、この6月議会で妊婦さんについては対応しようということで、こんなに早く対応というのは、今までに私、何回も一般質問させていただいておりますけれども、初めてでございます。そういったことで、大変評価をいたしますけれども、協会病院に産婦人科医師の見通しは難しいということで、今回、行政としてもこのようなことを考えていただいたと思うのですけれども、私も3月31日で産婦人科医師が退職されると。さて、困ったなと。選択肢がなくなりまして、旭川での出産となりますので大変だろうということで、いろいろと助成なり支援が必要だということで質問させていただいたわけですけれども、6月11日に調印されまして、産婦人科医師が着任されたということは、地域のセンター病院でもありますし、第2次医療圏ということで、院長も大変努力されたと思うのですけれども、沿線の各首長も努力された結果ではないかと思うのですけれども、今回の妊婦さんに対する応援施策ですけれども、これは、主に今回、旭川で出産する場合を考えての交通費、JRで行きますと、旭川1,620円掛ける14回、妊婦さんが生まれるまでに14回受診いたしますので、それらを考えますと2万2,680円かなと。そのものが主なものでないかと思うのですけれども、こういうふうに医師が決まりましたことによるこの施策ですけれども、ちょっと確認させていただきたいのですけれども、来年の3月まで変更することなく対応するのかどうか。また、どこから医師が、こういう運びで、その経緯はどうだったのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、今回、いきいき妊婦応援事業を御提案させていただきますまでの経過につきましては、もう議員御承知のとおりでございます。加えまして、昨日でございますが、不在になっております産婦人科の常勤医師の確保ができたということで、まだこちらにお見えではございません。8月13日以降の診療をというようなお話ができているというふうに伺っております。札幌で開業なさっていた先生というふうに伺っております。その程度しかまだ情報としては入っておりませんが、近々、富良野エリアの広域圏の医療に関します会議がございますので、そこでまた新たな情報はいただけるものかなというふうには思っております。これと、今回、町が取り組もうとしている事業につきましての関係につきましては、私といたしましては、春以降、妊婦の方々につきましては、富良野の協会病院での診療、出産がかなわないということで、病院側も旭川のほうへ向けてのお話をしておりますので、そういうような流れが、私はいっとき、今、少し明るい見通しができたよと周知いたしましても、そうかと、それではすぐまた協会病院のほうへ戻ろうかというような、一度できた気持ちの中で傾いた流れは、私としてはすぐ戻るというようなことは非常に想定しづらいというような想定から、少なくても1年ぐらいは協会病院の診療体制の推移を見てからというような流れになるのではないかなというふうに推察しております。そういうことから、現在、御提案させていただいております事業につきましては、最小限度、平成22年度中は、お認めいただきました後には見直す予― 16 ―定はしておりませんので、御理解いただきたいと思います。

質問 2番 村上和子

ちょっと見通しが立たないというようなことをお互いに考えていたと思うのですけれども、それで、逆に今度は旭川で出産しようと思っている人も、今度こういう医師が来てくれるということになれば、この医師を守っていくという意味からも、富良野では160人ぐらい出産を見込んでいるそうですけれども、上富は150人ぐらいと、こういうことで、逆にこの医師を守っていくような、富良野の協会病院で出産していただけるようにという、逆に今度はこの医師を大切にといいますか、大事に守っていかなければいけないというものもできてくると思うのですけれども、これについてはあれでしょうか、各町村で負担金とかという話がまた出てくるのではないかと思うのですけれども、その点についてはいかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の御質問にお答えさせていただきますが、8月以降、新たな医師を迎えての、その後の圏域としての協力体制、あるいは協会病院としての圏域に対する協力の求め方等については、全く今、そういう会議がなされていないものですから、何らかの協力要請はあるのかなと。それと、富良野協会病院で健診、出産をしていただきたいというような協力要請も、一般論としては多分、病院を経営する側としては、これはやっぱり、そういうお願いもあるのかなと思いますけれども、まだ具体的な、診療体制を守っていこうということでの御提案がいただいておりませんので、きょう現在申し上げられるのはこの程度かなということで御理解いただきたいと思います。

質問 2番 村上和子

いずれにしましても、上富良野独自の妊婦さんに対する応援施策は、やっぱり妊婦さんにとりましても、経済的な負担ですとか不安等を少しでも解消していただけますし、昨年の10月1日に出産一時金が38万円から42万円に、4万円上がったのですけれども、うまくできていまして、結局、4万円上がってよかったかなと思ったのですけれども、結構出産費用が、何と42万円かかるそうで、一つも残らないというようなことで、紙おむつ等も1カ月に6,000円かかるとか、いろいろな要素がありますけれども、こういったところで、上富良野町が子育て環境の充実に力を入れて取り組んでいくというあらわれと、このように受け取っております。今後、これに対しましてはまた、よろしくお願いしたいと思います。それから、2項目めの空き店舗の商店街の動向調査に伴う1点目の空き店舗対策としての補助の件でございますけれども、今回、国の緊急雇用創出事業として1名雇用して調査をするということにつきましては、現在の商店街を、状況を把握することから始まると思うのですけれども、生かされた調査となりますように、調査項目も、通行の人が何時間、時間を切って調べるとか、それから購買力がここ5年ぐらいかなり落ちてきていると思いますので、そういったことも調査項目に入れていただいて、ただ空き店舗が幾らあるとか、後継者がいるとかいないとか、そういったことでなくて、工夫した調査にして、生かされた調査にしていただきたいと思います。それで、今回、地産地消も考えて、何か産業をつくっていくのだということでございますけれども、こういった空き店舗を利用してPRしたり販売したりすることもいいと思うのですけれども、何か、聞いておりますと、上富良野町は、いざ借りて何かをしようと思いますと、家賃が非常に高いということを聞いております。それで、今、町としても実効性のある対策を見つけ出すということでございますけれども、町長のお考えの中に、もう少し具体的なメニューがあればお聞きしたいと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の商店街の活性化策等についての御質問にお答えさせていただきます。御案内のように、近年、特に空き店舗が目立ってきているということで、非常に私も寂しい思いをしている1人でございます。これは、このままやはり放置しておくということは、町といたしましても、これはあってはならないことですし、そういう今後の、私は空き店舗対策という、先ほどのお答えでも申し上げましたが、ネガティブに発想するのではなくてポジティブな発想というのが必要かなと思っておりまして、まず、もちろん現況をしっかり、今回の雇用対策におきましては、私が想定しておりますのは、個々の個店の皆さん方に直接伺って、将来のお店の経営の差し支えない程度の方針、あるいは後継者等の見通しとか、そういったものについて少し突っ込んだ調査をさせていただきたいなと。それによって、今、個店の皆さん方が抱えておられる課題だとか、あるいは問題、それからさまざまな点が少しは浮かんでくるのかなということで期待をしております。そういったことと同時に、空き店舗にならないよ― 17 ―うな、今、手を打つことによって、今、工夫をすることによって、空き店舗になること、あるいは営業をやめることにならないような、そういう対策もあわせてその中から生まれて、アイデアなり手法が見出せてくるのではないかなというふうに期待しております。そういうことで、今、どういう業態、業種を想定しているかということはございませんが、いずれにいたしましても、まだまだ、農業分野におきましても6次産業化というのが国の大きな方針として今回打ち出されておりまして、我が町におきましても、まだまだ商売になる商材はいっぱいあると思っておりますので、そういった今までにない新しい結びつきと業態を、商売を活性化させていける私はチャンスはあると思っておりますので、そういったことを今回の調査で実態を明らかにして、そして課題を整理して、次の展開に結びついていくようなことを町全体として、イベントに空き地を利用してはとの御質問にもお答えしておりますけれども、町全体としてこれは取り組みが必要だということで、商工会さんとも本音の議論をこれからさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 2番 村上和子

そういったことは大切だと思いますけれども、一つには商工会との協議を綿密に行うことだと、一番にそう考えるのですけれども、今後、この調査と並行して、来年の1月に終わるということですので、かなり時間もかけてやるわけですけれども、何回ぐらい新しい発想を、いろいろ、町全体としてとおっしゃるわけですけれども、1 回 目 は 大 体 い つ ご ろ を 考 え て お ら れ る の か 、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。この調査等を踏まえて、その後の行動計画につきましては、今、どういうスケジュールでという組み立ては持ち合わせておりませんが、こういうような、町の現状というものは私なりに認識しておりまして、既に観光協会さん、あるいは商工会さん、それから農協等も含めまして、トップ会談はもう、はるかに2回開催させていただいておりまして、それぞれ目的を持って、このたびは農商工連携というものを、まず目先、大きなテーマとして、共通課題として協議をしていこうということで確認し合っておりますので、既にそれらともリンクして進めていきたいと考えておりますので、またいろいろな皆さん方からも御意見等をいただければありがたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 2番 村上和子

それでは、2点目の店舗老朽化のリフォームに対する支援についての件でございますけれども、これにつきましては、商店街活性化資金の融資制度がありますので、これを活用していただきたいということでありますけれども、利子については町で助成しているということでありますけれども、私が質問していますのはこういったことではございませんで、以前に執行いたしました、平成13年から5年ぐらいかけて新増改築しましたときに、1,000万円以上かかるものにはそれらの2分の1、500万円の町からの補助、そういうのを出しまして、30件ほど店舗が新しくなっております。こういったものを第2弾の考えとして、町の振 興 条 例 を 策 定 し ま し て 、 老 朽 化 し た 店 舗 の リフォームについても、こういった補助金を出すということは考えられないのかどうか、こういった質問でございますので、その点についてどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

村上議員の店舗等の老朽化に伴いますリフォームについて支援をというような御質問だと思いますが、今、議員が御発言にありましたように、町といたしましては平成13年から18年まで、5年間に約4億円弱の総事業費をもちまして、活性化につながる補助事業を展開してきたところでございます。その事業が終了いたしまして3年しか経過しておりませんので、今お話にありましたリフォーム等に、条例化も含めまして支援が必要かどうかということにつきましては、これは、先ほどからお話ししております調査等も充分に参考にしながら、そういうような潜在的な、まだリフォーム等をして次の展開に向けて頑張ろうというような内容が浮かび上がってくれば、これはもう、町としても願ってもないことですから、それはそういうような動向を踏まえた上でまた改めて判断なり検討をさせていただきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 2番 村上和子

ぜひ、よく町長は、行政主導でなくて、大いに観光協会からも、商工会からも、町民からも、この町をどうすればいいか、商店街活性化のためにという、こういうものを欲しいのだということをおっしゃいますけれども、そう言っている今はもう、こういう経済状況でございますので、空き店舗どころか、廃業された方が全部建物を壊して、このごろ空き地にぽつぽつと商店街もなっ― 18 ―てきておる状況がありますので、もう待ったなしだと考えますので、今は既にいろいろ立ち上げて、検討してらっしゃるということでございますので、空き地を利用したイベントにつきましても、そういった総合的な感じで取り組んでいただきたいと思いますそれでは、次の3項目めの保育料の階層の細分化についてでございますが、拡大してまいりました、ちょっとわかりにくいかと思いまして。それで、国の基準額表に準じた階層に設定しているとおっしゃいますけれども、今はそういう時代ではありませんので、昔と違って、ホームページを見れば一目瞭然、近隣市町村の保育料がわかりますし、そうしますと、富良野市は、ここにありますように14階層に分かれておるわけでございます。私が申し上げているのは、ここの、上富良野町は4万円未満のところが一区切りになっていますけれども、富良野市ではここを5段階に分けまして、1,500円未満から4万円未満と、こういうふうにいたしているわけでございます。それで、東川町を見ますと、東川町は、調べてみますと、ここの4階層のところが3,000円未満から4万円未満と、3区分に分けてあるわけなのです。わかば愛育園と西保育園については調べておりませんけれども、中央保育所に至りましては、今、85名入園いたしておりますけれども、ここの4階層の4万円以上のところに該当する人は、たった3名ぐらいしかいらっしゃいません。この4万円未満の階層の方がほとんどを占めております。多分、わかば愛育園に行ってらっしゃる方も、それから西保育園に行ってらっしゃる方も、そういった層が多いのではないかと思うのです。ここのところをもう少し、4万円未満一くくりにしないで、富良野市のように5段階に細分化しますと、保育所に預けてらっしゃる父兄の方も、保育料なんかも納めやすいのではないかと、こういうことであれなのですけれども、国の基準がこうだからというような、今はそういう、経済状況、大変悪うございます。御存じかと思いますけれども、年収も、国民も、町民もですけれども、一様に平均年収が300万円を切っているというような状況にありますので、ここが一番、私は、これの上のほうは考えておりません。41万3,000円以上のところは、富良野市もそれ以上になっておりますので、ここのところをもうちょっと、3段階ぐらいに細かくやることはできないのかどうかということで、考えていただきたいと思って質問しているのですけれども、その点につきまして、よろしくお願いいたしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の保育料の件に関しましての御質問にお答えさせていただきます。まず、最初のお答えで答えさせていただいておりますが、富良野市、あるいは他町村との比較もただいまお尋ねでございますが、まず、当町といたしましては、保育料全体を国の基準から5%減じているということで、既に保育料に対する支援はさせていただいているなというふうに理解をしているところでございます。また、階層区分の区切り方を、富良野市の例を示しておられますが、4万円以下の区分を細分化するというようなことでの御提案でございますが、確かに、その年、その年の状況の中では、プラス要素になる人、あるいは減額要素になる人は出てくることは、現象としては理解できます。しかしながら、所得構造というものは非常に変化要素が多いことと、そして、国で示しております階層区分に準じて町が設定していることに対して、私といたしましては、それが親御さんにとって、特にその階層区分の細分化がなされていないことによる負担感を生じさせているというふうな理解はしておりませんで、国の基準に準じた階層区分で御負担をいただくことで御理解をいただいているというふうに考えておりますし、また、それ以上の階層区分、試算等をいたしましても、親御さんの全体の負担軽減に必ずしも結びつくというような試算もできない部分もございますので、当面、このような国の基準に準じた階層区分でこれからも御負担をいただくというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 村上和子

余り現状をよく理解されていないのではないかと思います。自治体によって保育料には差があるのはわかりますけれども、決して8階層の区分分けの方法が一番いいということでもありませんし、今、国の基準がこうだからとか、そういった時代ではありません。それで、やっぱり収入や子供の年齢によって、ゼロ歳から2歳までは高くて、3歳以上は高いというのはわかりますけれども、収入とか子供の年齢とかによって差があるというのは、これはある程度納得できますけれども、その町村、町村で、今はもう本当に昔と違うというのは、情報が公開されておりますので、ホームページというのはもう、一目瞭然でわかりますからね。そういったことで、同じ収入なのに住む場所によって保育料に差があるというのは、住みかえをしたほうがいいのではないかと、極論を言いますとそ― 19 ―ういうことになってしまうのですけれども、もう一度、よく保護者の、18年前と、ここ4年、5年というのは非常に経済状態も悪いわけですし、預けていらっしゃるお子さんの御父兄の方が大体この4階層、課税対象の、お金が4万円未満の方が大変多いのだということですから、行政としてはそこのところを、5,000円、あるいは3,000円から1万9,000円、あるいはその上の2万8,500円というふうに区分を細かくして考えていくというのも、この8階層が今のあれに充分間に合っているとい う よ う な お 考 え と い う の は 、 町 長 、 や っ ぱ りちょっと、もうちょっと現場を知っていただきたいと思うのですけれども、今後についてちょっと、もうちょっと考えを変えていただきたいと思うので、いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

2番村上議員の保育料についての御質問に再度お答えさせていただきますが、私といたしましては、まず、考え方の基本、一番の根っこのところは、私は、保育料の軽減も一つの子育てを応援することにもつながってくることは理解もできます。しかし、私としては、1点、1点、例えば保育料が安い町はここだと、あるいは医療費助成 が 多 い 町 は こ こ だ と 、 そ う い う よ う に 、 そ の時々、都合のいい町へ点々と移り渡って子育てをするという、そういうことが現実にできるのであれば、それは、そのホームページ等を見て都合のいいところへ、そこで子供を育てるということは、仕組み上あり得るかと思いますけれども、現実には私はないと思っております。私は、子育てというのは、生まれる前から学業を終えるまで、子供をどのように安心に、そして育てていっていただけるかという、トータルで私は子育てというものは常に心の中に置いておりまして、例えばで申し上げますが、ファミリーサポートのような、そういう仕組みも一方では必要でしょうし、今、議員がお話のような保育料の軽減も、それは安ければ安いにこしたことはないわけですが、しかし、私としては、町を預かる立場としては、皆さんの貴重な税金でどのように子供たちを育てていこうかということに思いをいたすわけでございますので、一つ一つの箇所を見ますと、軽減してあげてもいいかなというような判断も、方法としてはあるかと思いますが、私としては、トータルとして子育てをどのようにしていくかということを皆さんとともに組み立てていきたいなというふうに考えておりますので、保育料の階層基準を見直すことは、現在は持ち合わせていないということで御理解いただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月15日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる