みんなの議会

上富良野町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月18日

(1)町の財政運営について/(2)地元雇用対策について/(3)役場庁舎のトイレ改修と多目的トイレの設置について/(4)パークゴルフ場の増設について

2009年3月18日、上富良野町議会の一般質問で、岩崎治男議員が「町の財政運営について」「地元雇用対策について」「役場庁舎のトイレ改修と多目的トイレの設置について」「パークゴルフ場の増設について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一、総務課長 服部久和が答弁しました。

質問者
岩崎治男 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一、総務課長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 岩崎治男

私は、きょうの先陣を切って一般質問をさせていただきます。昨年12月、任期満了に伴う町長選挙後の初定例会でございますので、向山新町長に就任おめでとうございますを申し上げます。また、本席をおかりいたしまして、前尾岸町長、3期12年間の首長としての手腕発揮で、町の発展に御尽力賜りましたこと、御苦労さまと、敬意を申し上げるところでもございます。私は、一般質問の通告書どおり、4項目について、町長並びに教育長に質問をいたしてまいります。まず1項目め、町の財政運営について、町長にお尋ねをいたします。地方分権の進展に伴い、地方自治体の役割と責任がますます高まってきており、上富良野町においても、公正、合理的かつ効率的な行政運営が強く求められております。町長に課せられた責務は極めて重大であり、職務の重要性を深く自覚し、町民の負託にこたえていかなければならないものと思われます。これからの上富良野町の財政運営に当たっては、財政健全化が柱になると考えるが、今後、財政健全化比率の推移と財政運営について、町長の所信をお伺いいたします。2項目め、地元雇用対策について。世界的な金融・経済危機により、本州はもとより、北海道においても会社の倒産や生産ラインの縮小による人員削減、予算縮小により公共事業の冬場の仕事が早く切り上げられ、労働者の賃金が少なくなり、深刻さを増しております。また、農業分野におきましても、大型農機具の導入、低農薬などの適正な使用形態により、作業効率が上がり、農作業員の減少化が進んでおります。町内の企業におきましても、製品等の減産により、社員、従業員の解雇が行われており、このように失業した人たちの雇用対策について、町長の所信をお聞かせいただきたいと思います。次に、3項目め、役場庁舎のトイレ改修と多目的トイレの設置についてであります。上富良野町役場庁舎は、昭和42年7月25日に建設され、町民の行政手続等の重要な窓口として日々活用されております。庁舎内には、1階、2階、3階にそれぞれトイレが配置されております。建設当時は、利便性の高いものであったが、老朽化が進んでおり、内装の壁のタイルははがれ、傷みが激しくなっております。来庁される町民のことを考えたとき、改修の必要があると考えるが、町長の所見を伺います。また、現代社会においては、健常者と障がい者が平等な立場で行動できなければならないところです。庁舎正面玄関はバリアフリー化されており、車― 59 ―いすの方でも気軽に出入りできるようになり、便利になっておりますが、庁舎内には多目的トイレがありません。障がいを持つ方や老人、おむつがえを必要とする母子の利便性を考慮し、町民のニーズにこたえた多目的トイレの設置について、町長の考えをお伺いいたします。4項目め、パークゴルフ場の増設について、教育長にお尋ねいたします。これは、関連した部分もありますので、議長のお許しを得られれば、町長からも一言いただきたいと思います。上富良野町のパークゴルフ場は、平成3年に島津公園内に、みんなの労働力奉仕によってつくられたものがあったのですが、パークゴルフ愛好者の増加により、平成15年、現在の場所に3コース27ホールの、立派で利便性の高いパークゴルフ場として開設されました。開設されたころは、近隣のパークゴルフ場の規模も小さく、上富良野町のパークゴルフコースに大勢のプレイヤーが訪れ、初年度は4万1,000人の入場者があったと聞いておりますが、27ホールであることから、国際パークゴルフ協会等が公認する全道、管内大会を誘致することができず、また、芝の管理上、2コースしか使用できない日がかなりあるため、利用者の減少が続いております。これらの問題を解決するためにも、国際規格に準じた9ホールを増設して、36ホールにすることが必要と考えますが、教育長の決意並びに町長のお考えをお聞かせ願いたいと存じます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

おはようございます。御答弁申し上げます。8番岩崎議員、1項目めの財政運営に関する御質問でございますが、平成21年度は、自治基本条例の施行を初め、富良野広域連合としての実質的な業務開始とともに、第5次の町総合計画がスタートとなります。「協働」を町民共有のキーワードとして、「四季彩のまち・かみふらの-風土に映える暮らしのデザイン」の実現に向けて、各施策に取り組んでいかなければならないと決意を強くしているところであります。そのためには、安定した財政基盤の確立が何より重要であります。特に、自治体財政健全化法が新年度より全面施行されることから、同法に基づく健全化判断比率等をもとに、町民の皆様も財政の健全度を客観的に判断することが容易となりました。平成19年度決算に基づく、昨年公表いたしました健全化判断比率はすべて健全段階にあるものの、実質公債費比率は21.4%と高い値となっております。ただ、公債費の償還がピークを越え、減少で推移していく予定であることからも、この比率も今後改善傾向で推移していくものと予測しております。いずれにいたしましても、私に課せられた責務は、真に必要な行政サービスの確保と、将来世代への責任という両面の達成であると受けとめておりますので、安易な基金の活用や地方債の発行は現に慎み、行財政改革の取り組みにより築かれた収支均衡のとれた財政構造を基礎として、さまざまな変化に柔軟に対応できる財政構造の確立に向けて、引き続き健全な財政運営を旨とし、町政の執行に当たってまいりたいと考えております。次に、2項目めの地元雇用対策に関する御質問についてお答えいたします。議員、御発言にもありましたとおり、町内企業が置かれている厳しい状況につきましては、昨年来私も認識をしているところであります。現在も厳しい状況に変わりはありませんが、受注機会も少しずつふえてくる傾向にありまして、また、人員整理の幅も少なくなる見通しであると伺っているところでございます。ただ、今申しましたように、厳しい雇用情勢であることには変わりはなく、町といたしましては、来年度、国の緊急雇用創出事業を活用いたしまして、四つの事業メニューによって9名の雇用創出を図るため、その事業予算を今後御審議いただきます平成21年度予算案に盛り込ませていただいたところであります。また、国におきましては、引き続き、平成22年、23年においても関連事業が継続して実施される予定となっておりますので、商工会を通じた各事業所へ臨時的な雇用要請など、町独自の取り組みも進めながら、今後の動向に注視していきたいと考えております。次に、3項目めの役場庁舎トイレの改修等に関しましての御質問でございますが、議員の御指摘のとおり、庁舎のトイレにつきましては、年数経過により老朽化が進んでおります。トイレとしての基本的な機能には現在のところ問題がなく、必要に応じて修理を実施していくことによって使用可能と思っております。しかしながら、1階トイレにつきましては、障がい者の方、特に、肢体の不自由な方が来庁された場合の対応として、障がい者用トイレの必要性は強く認識しております。増築しての設置には多額の経費が必要となることから、現在のトイレスペースを基― 60 ―本といたしまして、工夫をし、具現化を図るため、今年中に障がい者団体と協議をさせていただきながら、協議を進めるように、既に担当に指示をしているところであります。以上でございます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

8番岩崎議員、4項目めのパークゴルフ場の増設についての御質問にお答えいたします。パークゴルフ場は、平成15年4月に3コース27ホールでオープンし現在に至っておりますが、建設の際に設置するホール数については、当時の町議会からもさまざまな御意見を賜り、最終的に27ホールに決定した経緯があったことは議員も御承知のとおりであります。開設以来、利用者数については、徐々に減少の傾向にあることは議員御指摘のとおりでありますが、減少の主な原因といたしましては、近隣の市町村においてもパークゴルフ場が開設され、町内利用者、町外利用者ともに、他市町村のパークゴルフ場を利用する機会がふえたためと考えております。今後のパークゴルフ場の増設についてですが、教育委員会といたしましても、建設の際に申し上げておりましたように、町民の健康づくり、ふれあいの場として、初心者を含めたパークゴルフ愛好者の拡大を図り、さらにパークゴルフの普及、促進を図る上からも9ホールを増設して、36ホールとすることについては大変望ましいと考えているところであります。しかしながら、昨今の厳しい財政状況の中で、多額の費用を要することから、9ホールを増設することに対して計画に盛り込むことは非常に困難な状況でありますので、御理解をお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

町の財政運営について、一問一答方式で質問をさせていただきたいと思います。国において、平成19年6月、地方公共団体の健全化に関する法律により、すべての市町村において、19年度決算から財政健全化にかかわる各指標を公表することが義務づけられました。夕張市のように財政再建団体にならないように、比率指標により判断し、イエローカードも言える注意度を明らかにしようとするものであります。上富良野町の借金返済が財政規模に占める割合の実質公債費比率は、早期健全化基準の25%より低い21.4%であり、よい状態にあると認めたところであります。今、国や道は財政が逼迫し、厳しい財政運営が強いられ、地方、我が町に来る交付税や補助金などが削減の方向にあると判断されます。これら財政指標の将来に向けての数値はどのように押さえているのかをお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

ただいま岩崎議員からお尋ねがございました実質公債費比率等の推移につきましては、まず、担当から御説明させていただきます。

答弁 総務課長 服部久和(総務課長は2010年3月まで)

8番岩崎議員の御質問にお答えしたいと思います。実質公債費の今後における推計値でございます。平成21年度は20.0%、平成22年度は18.5%、平成23年度は17.6%、平成24年度は17.1%を予定しております。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

質問します。今、道内におきましては、この間の新聞を見ますと、早期健全化団体として、危険度の高い胆振管内洞爺湖町、それから、檜山管内江差町、空知管内の由仁町が、平成21年度に自治体の財政健全化法に基づき、財政再建が義務づけられる早期健全化団体指定が不可避との見通しであると示されております。我が町上富良野町では、今後、今お示しいただいた数値に基づいて、どのような方針で自治体の財政健全化を創出されていくのかをもう一度お尋ねします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の御質問にお答えさせていただきます。財政の健全化を図っていくということは、これは当然、自治体財政を預かるものとしては、最も基本としていくべきということで認識しているところでございます。ただいま担当のほうから御報告させていただきました数値等につきましても、実は、単年度単年度の収支で計算いたします実質公債費比率は、実際はもう少し低いわけでございますが、議員御案内のように、今、我が町では保証金免除の繰上償還を行っておりまして、それによりまして、今、集中的に数値が大きく動いておりまして、単年度で申し上げますと、まだまだ、もう少し低い数字になっておりますが、そういうことできちっと、皆さん方に安心して― 61 ―いただけるような数値をもって今後推移していくことが見込まれております。加えまして、財政の健全化につきましては、財政計画をしっかり持ちまして、将来の、次の世代に禍根を残すことのないような財政運営を常に、私といたしましては、議会の皆様方と御相談申し上げながら、しかしその一方では、次の世代に希望を持たせるような、そういう部分も含めながらの財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

公債費につきましては承知したところでございますけれども、今の私の質問のもう一つは、下段のほうに行きまして、安易な基金の活用とか、地方債の発行という答弁がございますので、その部分について質問いたします。今後の上富良野町は、少子高齢化により、穏やかな中にも人口の減少は続くと思われるところであります。人口に対して来る国などの交付税、町の町税収入も少なからず減少していくことと推測されてまいります。町長は、さきの答弁で、安易な基金の活用や地方債の発行は慎み、収支均等のとれた財政構造を基礎として、健全な財政運営、町政の執行に当たってまいりたいとのことでありますが、このような考え方では、先行き、町民が目指す上富良野町はいろいろな事業が行えず、衰退していくのではないかと心配でなりません。歳入に見合った歳出構造が必要と思われますが、町の財政運営についてもう一度、町長の考えを伺います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の質問にお答えいたします。先ほども冒頭のお答えでも申し上げましたが、私といたしましては、財政運営というものは、私の基本的な認識といたしましては、やはり身の丈に合った財政運営を行うのは、これは普遍であるというふうに考えております。しかし、先ほども申し上げましたけれども、次の世代に希望を持たせるような、持っていただくような、そういう仕掛けも一方ではしていかなければならない。そして他方では、やはり無理、無駄をせず、無駄を省きながらコンパクトな財政運営、行政運営も、これも一方では行わなければならない。それをいかにバランスをとって財政運営を進めていくかということが、これはずっと将来にわたって変わらないところでございます。そういう意味におきまして、やはり積極的に投資を行うべきところは行う決断も必要でしょうし、反面、やはりしっかりと事業を再評価して、見直さなければならないところは見直すというような、めり張りを持った財政運営をすることによって、将来にもつなげていけるものというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

新町長のこれからの行政手腕に期待をしながら、次の2項目めに移りたいと存じます。地元雇用対策についての再質問をいたします。町長は平成21年度の町政執行方針をさきの議会で述べられておりました。平成21年度予算の概要での一般会計総額は66億1,100万円、前年対比で7.6%の減である。総額予算については、特別委員会で精査し、理解できると思われますが、町長としても、国の経済対策と連動して、平成20年度補正予算と合わせて、地域経済や雇用対策につながるような事業の予算化に努めたところでありますと町長は述べておられます。どのような事業の予算化に努められるのか、内容を説明願います。今、町長が答弁されました四つの事業メニューによって、9名の雇用創出を図るとのことでありますが、それらについてもお尋ねをしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の雇用対策についてのお尋ねにお答えさせていただきますが、さきの議会でも、執行方針の中でも御説明させていただいておりますが、雇用対策も含めまして、現在、予算に盛り込ませていただいておりますが、まず、国の活性化対策等を受けまして、既に皆さん方から御議決いただいております、例えば町内の狭隘道路の改修だとか、それに伴います上水道の布設がえ、それら、あるいは幾つかメニューがございますが、その中で、まず町の事業者の活性化の口火を切りたいということで、そういう仕組みもさせていただいております。それからさらに、今回、国が緊急的な対策を打ってくれておりますので、それらをフルに活用いたしまして、まず地元の雇用拡大につながる事業も、必要でございましたら担当のほうから御説明申し上げますが、具体的に今まで皆さん方に御説明してまいりました数々の、道路の整備もその一端でございますが、そういった事業を通じまして、まず町の事業者の仕事を少しでもふやせるような機会をつくりたいということで、しかも前倒し発注ができるような、そういう仕組みを整えているところでございます。― 62 ―それから、国の緊急雇用の事業等を活用いたしまして、先ほどお答えさせていただきましたが、9名の雇用を確保するような事業も既に用意してございますので、そういったことを通じまして、町みずから雇用を図るということには限界がございますので、間接的なものも含めまして、少しでも雇用につながるような施策を可能な限り計画させていただいているところでございます。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

私は、質問の中に農業分野についても質問しておりますので、これに関連して質問いたします。農業分野の労務員、女工さん方におきましては、いろいろと農作業等で働いてもらっているわけですけれども、上富良野町高齢者事業団の人員配置が大きな貢献をされていることには、事業団に対して感謝しているところでございます。当然、補助金の支援は必要であり、今後も出すべきだと考えております。そのほかに、町内には、規模は小さいが、農作業労務の紹介をする小さな団体、班長さんがお世話をして、このような取り計らいをしている団体に対しても、少額であっても補助金の支出を行い、バランスのとれた援助をしていったらよいのではないかと考えるところですけれども、その辺についても所見を伺いたいのですが。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の御質問にお答えいたします。まず、農業分野についての雇用状況でございますが、これらにつきましては、最近、上富良野町の営農形態も、かつてから比べますと、施設園芸等は大変大きなウエートを占めてきている現状にございまして、非常に、働く人を受けるパイは、私としては、相当、かつてよりは大きくなってきていると。既に、さまざまな方法を通じまして雇用を求めている農業者も見受けられますので、自分に適正があるかないかは、これは別といたしまして、時間もある程度自分の希望に沿った形で雇用していただけるというような、そういう農業者も結構見受けられますので、まず、農業としての受け皿も、上富良野としてはある程度前向きになってきているのではないかなというふうに認識しているところでございます。また、高齢者事業団につきましても、これは当然、町の高齢者の生きがい対策も、そういう意味合いもございますので、これは今後とも育成をしていきたいというふうに考えております。ただ、私の認識といたしましては、高齢者事業団そのものの雇用体系が、局長さんともお話をさせていただいたりしておりますけれども、非常にある面におきまして、高齢者事業団そのものの当時の設置した精神は、もう少しイメージとしては軽労働を中心とした町の公共施設等を、整備等をサポートしていただくような、そういうイメージでスタートしたというふうに私も記憶の中にございますが、現在の実態を見ますと、若干農作業等のウエートが大変最近高くなってきているというようなこともお聞きいたしておりまして、若干負担が重い、そういうような傾向も見られるというようなことで、中身の工夫も今後一つの検討課題かなというふうに考えております。さらに、さまざまな雇用調整を図ってくれております、町の中におられます、そういう働き手の調整役をしてくれておられる方が何名かおられるということを、私も実態はある程度理解しておりますが、これらにつきましては、今後どういう形で町がかかわればいいのかということは、全く私、今のところ、そういう発想のもとで組み立てたことがございませんので、これは、そういった関係の方々とまたお会いして、お話を聞かせていただくような機会を通じまして、もし町のかかわりがその中で生まれるとすれば、それは今後の研究課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

今、町長の答弁ございましたように、小規模ながら、やはり支援の手を差し伸べて、今後対応してまいるように努力されるようお願いいたします。再々質問の労働関係ですけれども、現在、仕事を失った従業員の相談窓口として、雇用のあっせんはハローワーク、旧職業安定所が行っており、職を失った人たちが多数訪れていると聞いているところであります。上富良野町内におきましても、事業縮小、人員削減などで職を失い、あすからの仕事が見出せず路頭に迷い、職業相談を受けたい。しかし、役場に行っても相談窓口がわからない、はっきりとした表示看板が見当たらない、このような声を聞きます。私は、役場庁舎内に雇用の相談窓口などが表示された看板の設置が必要と考えます。私も以前にも1回、このことについて質問をしましたら、設置しましょうという、割と軽い返事だったのですけれども、いまだ実行されておられないので、今度は重々しく返事をしていただいて、設置をぜひお願いしたいと思います。そして、看板のもとに、職員教育をして、失業す― 63 ―る方、また、働きたいといった、そういった方に懇切丁寧な対応を行うことについて、お答えを伺いたいと存じます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の御質問にお答えいたします。雇用の相談等の窓口の表記でございますが、議員がおっしゃられるとおり、行政サービスとして、それをしっかり整えていかなければならないということは全く同感でございまして、私も、現在そういう表記がなされていないということは認識しておりますので、これは早急に、丁寧に、そういう相談に訪れた方が、一目、ここでお話しすれば相談に乗っていただけるというような表示をするように指示いたしますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

次に移らせていただきたいと思います。役場トイレ改修と多目的トイレの設置について、役場庁舎トイレの改修について質問いたします。町長の答弁では、基本的な機能には問題はなく、修理を行えばまだ使用可能とのことであります。私は、昨年11月、ある町民よりこのことを聞き、11月の選挙関係で役場へ行き、小用を足そうと庁舎トイレに入ったそうです。1階正面を入ると、壁のタイルが落ち、これが町民の行政の拠点である役場のトイレかと落胆したそうであります。その話を聞き、私は、担当する課の管理職の方の許可を得て、建物内部の調査をさせていただきました。一部屋当たりの面積は狭く、現代の人たちの大型化した体型には合わないと感じました。私は、間取りを広くとり、もう少し近代化した改修が必要であると思います。次に、庁舎内多目的トイレの設置であります。主なる公共施設で、この種のトイレがないのは本庁舎だけと思います。これも昨年ですが、体の不自由な方が用を足せず、他の公共施設に運ばれたそうです。このような事態を考えるとき、障がい者団体などと協議を進めるように指示したのみならず、今年度中にこの多目的トイレを設置するという明言をいただきたいなというふうに思います。お考えを伺います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩崎議員の庁舎の設備等についての御質問にお答えさせていただきます。私も非常に役場庁舎全体が、何かお聞きいたしますと、全道でも5本の指に入るくらい古い庁舎だというふうに聞いておりますが、今これを改修・改造するというようなことは、これは念頭にないということは冒頭申し上げておきますが、トイレ等につきましては、非常に狭隘であったり、あるいは現代の住環境を備えたような、そういう仕組みになっていないということは現実でございます。しかしながら、トイレ等を改修するということになりますと、当然それに伴って、給水、排水、相当な部分に改修が及んでいくというようなことから、必要最小限度の改修は、これは行うべきという認識をしておりまして、2階、3階につきましては、大変御不便や御不自由をかけるところがあることは承知しておりますが、議員おっしゃいました1階の部分のトイレにつきましては、これは多目的トイレに早急に改修をするというようなことは、これは決断をしておりますので、そのように取り進めさせていただきたいと思います。ただ一つ、残念と申しましょうか、現実を申し上げますと、非常に壁等がコンクリートでできておりまして、その部分が、軀体を支える非常に重要な部分とまだ位置が同じというような現実もございまして、技術的なことは私わかりませんが、担当に十分勉強させまして、その与えられたスペースの中で最大限の機能が満たせるような、そういう多目的トイレ、今年度はちょっと、もう半月しかありませんので、もうできませんが、新年度、21年度に向けては、必ず住民の皆さん方の要望にこたえられるような方法を講じるようにさせていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

質問 8番 岩崎治男

町長は、多目的トイレについては早急にやりたいということで、トイレについても、やはり三つあるわけですから、計画的に、年次ごとに、一遍にやるのではなく、技術的にかなうものであれば、そういうようなことでお願いしておきたいというふうに思います。それでは、四つ目の再質問に移らせていただきます。パークゴルフ場の増設について、教育長の答弁では、昨今の厳しい財政状況の中で、多額の費用を要することから、計画に盛り込むことは困難な状況とのことをさっき答弁でおっしゃっております。しかし、3月の、先日の、平成21年度教育行政執行方針のスポーツ振興についての中で、町民の健康づくりを目指し、各種スポーツ大会の開催など、生涯にわたってスポーツに親しめるように取り組みを進めていくと述べられております。各種スポーツの中でもパークゴルフ競技は、老いも若きも、年齢に関係なく生涯のスポーツ活動として楽しみ、親しみなが― 64 ―ら、健康な体力づくりに欠かせない競技であります。町第5次総合計画作成に当たっては、パークゴルフ場の増設、特に、用地確保を最大の課題として取り組まれるよう、教育長の決断を求めるところであります。なお、議長の許しが得られれば、町長の考えもお聞きしたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

8番岩崎議員の御質問でございます。当然ながら、町民の健康を守る教育委員会、いろいろな部分で対応していかなければならないというところでございます。基本的には、町民のということが前提に出てきますので、教育委員会といたしましては、町民の健康づくり等に、スポーツを通じて、また、ふれあいの場として対応していきたいというのが我々の一つの前提条件として進めてございます。そういう意味から、先ほども若干お話しさせていただきましたけれども、町民の健康づくり、ふれあいづくりの場が、ますます盛んになってくれば、教育委員会といたしましても、9ホールの増設という形の考え方にはなってくるのかなというふうに実は考えているところでございます。そういう状況の中で、今後の対応といたしまして、増設についての用地確保等については、先ほど申し上げましたように、財政的な状況も踏まえながら、ちょっと今のところの判断ということにはなってきていない状況でございます。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

教育長もパークゴルフについては大きな関心を持っておられるということは理解しますけれども、なかなか前向きの発言がいただけないようでありますが、しかし、パークゴルフ協会の会員、また、愛好者の方々は、一日も早い4コース36ホールの公式公認のコースの完成を待ちわびております。増設用地が確保できたならば、パークゴルフ仲間の間では、私たちの労働力奉仕でコース造成及び整備を行い、町への財政負担を少しでも手助けをして、完成を見たい。国際パークゴルフ基準に沿った4コース36ホールのパークゴルフを楽しみたい、真剣な願いであります。どうか関係町民の意を酌み取りまして、前向きの考えを一日も早く実現されるように、いま一度、見解をいただきます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

8番岩崎議員の御質問でございます。私も願うところは一つでございまして、町民の方々が大勢パークゴルフを親しんでいただいて、あそこのコースが本当にあふれるような状態等が出てくれば、私も当然増設というふうな考え方にはなってくるのかという判断をしてございます。その辺、今、正直なお話、パークゴルフの競技人口等を見ていきますと、かなり減少しているというような、岩崎議員の冒頭のお話にもございますけれども、今の状況の中では、その3コースについて御利用いただくという形で対応したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

パークゴルフの基準の36ホールでプレーができるようになれば、各種大会をこの町のゴルフ場に持ってこられると。そうすることによって、大会があると、1週間も10日前から、熱心なプレイヤーはこの町のゴルフ場に来て、現地で、大会当日少しでもよい成績を上げたいという思いから練習に来るわけです。そういったことで、循環型の経済効果があるのだと。よその町の人が上富に来れば、300円なり何なりの利用料金を払って、このパークゴルフ場を利用してくれると、そういうことで、経済効果も生まれるし、それから、皆さんの希望するパークゴルフ場は実現できるということがございます。そういったことで、いずれやりたいという考えのみにとどまっておりますので、もう少し踏み込んでお話をさせていただきますが、4コース36ホールに再編してという素案を考慮して、パークゴルフ協会の認定をいただけるようなコースに完成することが悲願でありまして、これが早急に実現しないとなると、だんだんパークゴルフマニアも世代が変わっていくわけです。年齢も増していきますし、若い方の勧誘も、4コースがなければ参加しにくいと。そういうことで、教育長も昨今の厳しい財政状況の中で、多額の費用を要するから計画に盛り込むことは困難と最初に言われております。少し和らいだ答弁になってきたかなとは思いますけれども、各種スポーツの中でも、パークゴルフは大切な競技であり、もう一度、町長も含めてお伺いをいたしますけれども、第5次の総合計画の策定にこれを織り込んでもらえるものかどうか、一言お願いいたします。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

8番岩崎議員の御質問にお答えいたします。冒頭申し上げましたように、基本的には、町民の方々の活用の場という形で我々も対応してございま― 65 ―す。今の御質問の中にも、経済効果等を含めた御質問ございましたけれども、私ども教育委員会といたしましては、一応町民の、先ほど申し上げました健康づくり、ふれあいの場ということを主眼に置いて進めてございます。経済効果も含めて対応していくのであれば、また考え方も方向的にちょっと違う部分が出てくるのかなというふうにありますけれども、我々としては、先ほども言いましたように、あくまで町民の皆様が大いにあの場所を利用していただいて、それがあふれるような状態に近くなれば、そのような方向性も、やはりきちんとしていかなければならないという実は判断をしてございますので、そんな状況で、教育委員会としてのお答えとさせていただきたいというふうに思います。以上です。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

パークゴルフ場の整備に関しまして、岩崎議員の御質問に私のほうからもお答えさせていただきたいと思いますが、大筋といたしましては、教育長から答えさせていただいたということで、共通の認識を持っております。私といたしましては、現在の3コース27ホールの整備をさせていただいているところでございますが、パークゴルフ愛好者の今後の推移というものを非常に、しっかり検証していかなければならないという、まず基本的な部分もございますのと、議員御質問の中にありますように、私といたしましては、上富良野の現在のパークゴルフ場が整備されてきた経緯等も見る中で、かつては島津公園の中にあったような、町民の健康増進のための、そういう趣を持った、健康増進の一環としての、どなたもパークゴルフを楽しんでいただけると。そういう部分では、若干、今の現況から申し上げますと、私の見る目からいたしますと、非常に競技性が高い、そういう利用頻度が今は多いのかなということで、本当に、教育長の執行方針にも述べさせていただいておりますが、総合型の地域スポーツクラブというようなことも今後念頭にございますので、町民の小さいお子様から高齢者の方まで、競技性にウエートを置かない、そういうパークゴルフの楽しみ方の工夫が、もし健康増進の観点から必要というような判断ができる時期が来たとすれば、それはまた、そういう別な視点からの考慮は必要かと思いますが、競技性に重心を置きましたコース整備というものにつきましては、これは、現在、各地域に競うように整備されてきておりまして、そういう競い合いの中で、町がさらに整備に投資をしていくということは、これは、町民の皆様方すべてに利用していただくという観点から見ますと、やはり慎重にならざるを得ないというような見解を持っておりますので、私の考えとさせていただきます。以上でございます。

質問 8番 岩崎治男

教育長並びに町長から、パークゴルフ場のあり方について考えをお聞かせいただいたところであります。このパークゴルフ場につきましては、きょうも関心を持った愛好者、また、パークゴルフの関係者が数多く傍聴に見えられて、この推移を見守っているわけでございまして、何とかこれをなし遂げたいという思いで、私もまだ初心者で、ゴルフ愛好者ではございますけれども、この富良野市の金満であるとか美瑛であるとか、いろいろなパークゴルフ場で体験をさせていただきました。また、昨年は、研修ということで、この発祥地であります十勝の音更にある原っぱコースとか、それから、化粧柳コースとかというところも体験させていただいて、見てきましたけれども、やはりどのコースも36ホールになっているわけでございます。そういったことで、競技中心ではないかと言われますけれども、それもありますけれども、やはり体力維持、そして、健康で伸び伸びと楽しくということが目的でございます。最悪のお話をいたしますけれども、なかなか用地取得が困難だということであれば、今現在ある27ホールのコースの一部を移動して、4コース36ホールにできないかということを、教育委員会のほうで、我々は素人で何も言えませんけれども、専門家として、そういうことも検討の材料に入れていただいて、今後、実現に向けてよろしくお願いをしたいと思います。時間も迫っておりますので、私の一般質問をこれで終了させていただきます。ありがとうございました。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

8番岩崎議員の御質問でございます。教育委員会といたしましては、基本的には36ホールということは理想だということも考えてございます。そういうことは御理解をいただきたいというふうに思います。それで、先ほどいろいろの部分で御説明申し上げました内容でございます。今後、そういう状況のもとであれば、レイアウト等の考え方も一応、一応といいますか、考え方としては、しなければならない部分もあるのかなと思いますけれども、それにはかなり、今の現実の中では、コース等がかなり変更さ― 66 ―れていくような状況も考えられますので、そうなってくると、他のコース等にもかなり影響が出てくるというところは、正直言ってなってきますので、そういうことも十二分に調整しながら進めたいというふうに考えております。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月18日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる