みんなの議会

上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日

(1)高齢者等に対する生活支援事業(福祉灯油等)の実施について/(2)日の出公園臨時駐車場について/(3)特定医師関与の聴覚障害者手帳疑惑について

2008年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「高齢者等に対する生活支援事業(福祉灯油等)の実施について」「日の出公園臨時駐車場について」「特定医師関与の聴覚障害者手帳疑惑について」について質問し、町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 松藤良則、農業委員会事務局長 伊藤芳昭、産業振興課長 伊藤芳昭、副町長 田浦孝道、保健福祉課長 岡崎光良が答弁しました。

質問者
中村有秀 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 松藤良則、農業委員会事務局長 伊藤芳昭、産業振興課長 伊藤芳昭、副町長 田浦孝道、保健福祉課長 岡崎光良

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中村有秀

私は、さきに通告をいたしました3項目7点について、一般行政について質問をいたします。まず、1項目めは、高齢者等に対する生活支援事業、いわゆる福祉灯油等の実施についてお尋ねをいたしたいと思います。原油高騰による高齢者等に対する冬の生活支援事業、福祉灯油等について、本町は平成19年12月上旬に急遽取り組み、175世帯、額面1万円の地元商品券を交付し、該当世帯の町民の皆さん方に喜ばれました。灯油価格は、平成19年7月に1リットル66円が平成19年12月に88円となり、大幅値上げにより、全道176市町村がこの事業を実施しました。平成20年9月の灯油1リットル当たりは126円となって、平成19年12月と比較をすると38円の大幅値上がり、原油高騰による諸物価の値上がりで、高齢者等及び町民の生活を非常に圧迫し、苦しい状況になっています。平成20年度も冬の生活支援事業、福祉灯油等の継続実施することを強く求め、次の項目についてお伺いをいたします。まず、1点目、平成20年9月6日時点での道内の79市町村が今冬の導入を決め、残り101自治― 39 ―体の大半は、高騰した灯油の価格動向を見守っている状態と報道されています。昨年12月での不十分な対象者の見積もりもあったので、本年は早目に実施事業の決定をすべきであると考えます。2点目、対象区分及び収入制限について、条件緩和をする考えはないか、お伺いをいたします。次に、2項目め、日の出公園臨時駐車場についてお伺いをいたします。日の出公園臨時駐車場の用地借上料は、昭和62年度から平成12年度までは、観光協会が駐車場収入により14年間で1,602万8,000円を民地所有者に支払いし、平成13年度から平成20年度までは駐車料を無料化したことにより、町が観光協会の賃貸料支払いについて年間150万円の補助金として交付し、8年間で1,200万円の支払いを行っております。これは、先ほど町長の答弁では、1,050万円ということでございました。本年の第2回定例町議会にて、長年の賃貸料の支払いと今後の将来を考えて、駐車場用地の取得を早急に検討すべきとただしたところ、町長は「利用状況の推移とどの程度の面積規模でよいのか、あるいは、通年を考えたとき、その必要性を含めて今後のあり方について十分検討すべきと考え、現在、観光協会関係機関に意見を求めている」との、私の6月定例会での答弁でありました。また、臨時駐車場の用地は、農地一時転用許可により利用されているが、次の点について町長の見解を求めます。1点目、観光協会等関係機関の意見を求めた結果の内容についてお伺いをいたします。2点目、臨時駐車場として、農地法第5条第1項の規定により、一時転用は昭和62年2月10日に申請し、昭和62年3月26日に北海道知事より許可を受け、その期間は昭和62年5月から昭和67年、現在での平成4年4月の5年間になっていたが、その後継続して臨時駐車場として利用されているので、平成4年度からの一時転用手続の経過について、年度順に明らかにしていただきたいと思います。また、平成4年5月から平成20年3月まで、16年間無許可で臨時駐車場としたのではないか。続きまして、3項目め、特定医師関与の聴覚障害者の手帳疑惑についてお尋ねをいたします。平成19年12月3日、札幌市の特定医師が関与する聴覚障害の診断書について、虚偽の内容が記載された疑いがあったと報道された。その後、上富良野町在住者5名の該当者が、平成15年度から平成17年度に身体障害者手帳を、聴覚障害で最も重い2級で取得されたことが北海道保健福祉部より通知があり、判明いたしました。平成20年2月27日に上川保健福祉事務所の職員が手帳交付者の5名のうち4名と面談の結果、2級には該当しないため、障害手帳を自主返還されたり、残り1名は面談せずに自主返還された。全道で789人に上る異例の返還者が出ました。不正等の究明は道が主体となり、道警も強制捜査に着手されたが、身体障害者手帳「聴覚障害2級」により、上富良野町が助成した重度心身障害者医療助成、身体障害者補装具、町民税関係について、平成16年度から平成19年度まで、該当者5人の総額は57万6,817円、これは817円になっていますけれども、保健福祉課から出た資料を足していけば917円になるのですが、それ後でちょっと課長、計算をしてもらいたいと思います。となっているところですが、これらについてお伺いをいたします。1点目、身体障害者手帳「聴覚障害2級」の自主返還の面談の際、または、返還時に町職員が同席、上川保健福祉事務所職員とともにしていたのか。その際、自主返還の理由書等の提出があったのか、お伺いいたします。2点目、身体障害者手帳交付による障害年金の請求はあったのか。3点目、身体障害者手帳交付により、上富良野町が助成した重度心身障害者医療助成51万7,001円、身体障害者補装具助成1万6,016円、町民税関係減免4万3,800円、合計57万6,917円となっているが、他市町村の動向もあるが、上富良野町が助成、減免した額の返還を基本的には求めると考えるが、その見解を求めます。以上でございます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

9番中村議員の1項目めの高齢者等に対する生活支援事業の2点につきましては、先ほどの議員にお答えさせていただきましたので、実施の方向で、その内容等を検討させておることで御理解を願いたいと思います。次に、中村議員の2項目めの日の出公園臨時駐車場の今後に関して、観光協会に意見を求めたことに対する返答結果についての御質問でありますが、まず、臨時駐車場の必要性については、ラベンダーのトップシーズンとなる7月中旬から下旬の間、また、四季彩まつり、雪まつり、北の大文字等のイベントの実施を考慮すると、臨時駐車場は必要と考えるとの内容でありました。また、必要面積につきましては、駐車料金の徴収― 40 ―をしていた1日当たりの利用台数が最も多かった平成4年度と料金徴収の最終年度であった平成12年度を比べた場合に、約4割減となっており、現在においては、さらに減少している状況にあることから、現在、賃貸借している8,800平米の半分程度が望ましいと考えるという内容になっております。また、加えて、臨時駐車場の縮小、廃止を検討の場合は、各イベント開催時は、駅裏の公共駐車場等を確保し、循環輸送をすることが必要と考えられるとの意見をいただいておるところであります。次の臨時駐車場関係につきましては、農業委員会会長のほうから答弁させていただきます。次に、3項目めの特定医師関与の視聴覚障害者手帳に関する御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目でありますが、上川保健福祉事務所職員が面談の際には、町の職員1名が立ち会った上で、書面による返還届とともに手帳の返還がなされました。2点目の障害年金の請求についてでありますが、身体障害者手帳を持って請求手続をするのではなく、それぞれが加入されている年金制度に従い、所定の診断書を添付して、それぞれの加入している年金窓口で請求手続を行うことになっております。国民年金加入者の場合、町を経由して社会保険事務所へ提出するケースがありますが、今回の場合、町を経由して手続した方はおりません。3点目の上富良野町の助成、減免した額の返還につきましては、北海道、あるいは札幌市では、身体障害者手帳の不正取得が明らかとなったことで、今後は司直の手で虚偽診断書作成容疑による身体障害者手帳の不正取得が解明された段階を見て、その後の対応について北海道保健福祉部、あるいは上川保健福祉事務所と連携をとって進めていくことが適切と考えておりますので、御理解をお願いいたします。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えいたします。まず、御指摘のとおり、平成4年から現在までの約16年間、無許可で農地を駐車場として利用していたことは事実であり、対処の不手際をおわび申し上げます。御質問の平成4年からの一時転用の手続の経過について、年度順に御説明いたします。平成4年から平成18年4月までにつきましては、先ほど谷議員の御質問の際、説明させていただいたとおりでございます。平成18年6月12日、申請書を受理し、6月28日、現地調査を行い、総会で一時転用許可について可決決定をいたしました。7月18日、北海道農業会議に諮問する事前協議後、一時転用を削除して諮問をいたしました。その後、手続はとっておらず、本年9月8日の農業委員会協議会で協議を行い、農地復元について決定し、9月10日に両者に対し農地復元の通知を行い、9月16日に農地復元の計画書の提出がなされ、受理いたしております。以上、説明とさせていただきます。

質問 9番 中村有秀

1項目めの1点目、高齢者に対する関係でございます。昨年12月4日、急遽決められて、12月8日にまた議員協議会等の関係があったということで、十分な準備ができなくて、499人で500万円ということで、福祉基金のほうから転用した形で行われましたけれども、最終的に175名という人数になったということでございます。それで一応、基本的に、同僚議員お二人の答弁を聞きまして、一応実施する方向でその内容等を検討させておりますということと、もう一つは、できるだけ早目に対応をしていきたいということでございました。したがって、私は、担当者への指示ということで、具体的な内容の指示についてされているのかというようなことでお伺いをいたしたいと思うのです。というのは、富良野はきょう定例議会にかかっております。そうすると、一応申請は11月1日から11月30日まで行うと。それから、支給は12月中に口座払いで行って、お一人1万円と。ただ、富良野は、来年、市長選挙があるのかどうかちょっとわかりませんけれども、平成19年度は114世帯で114万円なのです。今回、富良野市議会の資料をいただきますと、20年度は1,980世帯、1,980万円という、こういう予算を組んでいるということなのです。それぞれ首長の思いがあったり、それから、財政的な問題だとかということもあろうと思うのですけれども、私は、それらを含めて、町長として具体的な内容の指示というものは、そういう方向に向けて検討していたか、ただ、検討してみなさいと言うのか、その点についての温度がどのぐらいの気持ちを町長は部下に指示したのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。隣の市がどうなのかということは別といたしまして、私が今指示いたしておりますのは、昨年の実施に伴う反省に立って、新たな視点から検討せよという指示をいたしております。その中で、私のほうから個別に指示をいたしましたのは、今回も冬の生活支援ということで、商品券を対応することで考え、検討を加えてくれと。それともう一つは、前年度175世帯ということで、さきの議員にもお答えさせていただきましたが、その限度額の枠というのが本当に適正だったのかということを考えますと175世帯になったと。我が町におきましては、非課税世帯でありながら、他の所得が非常に多いなという認識はいたしましたけれども、本当に93万円、140万円でしたか、そういった限度額が本当に適正なのかということを十分対応した中で具体策を持ってくるようにということで指示をいたしているところであります。

質問 9番 中村有秀

まず、そういうことでは、ひとつ了解をいたしましたけれども、それでは、言うならば対象区分、それから収入制限の関係なのですが、やはり基本的に私はもう少し拡大をすべきだろうという感じで、例えば、今、広域連合でやるのに片や富良野はこんなので、うちの町はどうなのだという町民感情としては比較をしたい面も僕は出てくるような気がいたします。それで、できるだけ最大限の財政的な余裕の中でやっていただきたいという気がしますけれども、昨年の申請状況の却下状況を見ますと、43件。そのうち収入が超過したのが33件、町民税課税の世帯が6件、その他、同居者ありということで、合計43件あるのです。それで、その収入が超過したということで、1万円未満が2件、1万円から5万円が7件、それから5万円から10万円までが1件、10万円から30万円までは7件、30万円から50万円が6件、50万1円から100万円までは6件、それから100万1円から200万円まで2件と。それから、200万1円以上が2件ということでございます。したがって、どこで線引きを引くかは別にしまして、できれば、もうちょっと収入制限の拡大をぜひ考えていただきたいと思いますが、その点いかがでしょう。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

そのように何度もお答えさせていただいております。

質問 9番 中村有秀

それでは、拡大をしていくということで考えているということで、この1項目めの質問を終わらせていただきます。いずれにしても、私は、この問題は3番目の議員なものですから、重複する面もありましたので、そういうことでよろしくお願いいたします。次に、2項目めの日の出公園の臨時駐車場の関係です。観光協会の意見を求めた結果ということでございます。聞きますと、かみふらの十勝岳観光協会が7月8日に理事会を開催して、町長に意見書を具申したということで聞いております。それで、観光協会ばかりでなくて、言うなれば、臨時駐車場を今後どうするか、広さ等も含めてどうするかということで、一つ上富良野町観光開発審議会条例があります。その中に、観光事業の基本方針の策定に関することということがありますが、2番目に、観光施設の整備促進に関することということがあります。したがって、これは諮問に応じて答申をするということなので、町民のいろいろな各階層の人からの意見を聞くと。言うなれば、観光協会ばかりでなくて、そういう立場で観光開発審議会の諮問をする考えがあるかどうか、1点お伺いしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。基本的に観光協会に意見を求めたのは、観光協会に今維持管理をしていただいていると。そして、観光協会に補助金を出して対応していただくと。そういうことで、観光協会がどういう判断をされるのかと、現状ではどうなのだという認識をいただくために観光協会に意見を求めたわけでありまして、今後このことにつきましては、十分内部でも議論をしながら、先ほども谷議員にもお答えさせていただいたように、都市公園として、イベントを実施する公園として、最低限必要な面積というのはどうなのだろうかと。そして、必要なのだろうかと。必要だということは十分認識しておりますので、面積についてどうなのかということを今内部で十分検討させております。観光協会から意見をもらった中で。その経過を見きわめながら、今後いろいろな組織、いろいろな方々の意見を聞きながら、対処していきたいと思っています。

質問 9番 中村有秀

私は、今、自治基本条例のことを、パブリックコメントや町民にいろいろやっております。したがって、やはり多くの皆さんの意見を聞くということであれば、こういう観光開発審― 42 ―議会というのがあり、その中で観光施設の整備促進に関することというのが審議調査事項の中に入っているということであれば、それらも、今町長は、また関係機関とも協議をするということでありますから、そういう点も視野に入れて検討をいただきたいと思います。それから、その点については、一応、今の町長の答弁で了といたしまして、日の出公園臨時駐車場、現在復元中で9月いっぱいということでございます。これらについて今後どうするかという結論を、今観光協会から意見書が出た、それから関係機関とも協議をするということであれば、いつごろをめどにこれに対する結論を目指しているのかという点でお伺いしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

現在のところ、期日はいつまでということで指示はいたしておりません。早急に結論を出すように指示はいたしております。

質問 9番 中村有秀

それでは、早急にということで、一つ、土地開発公社の関係。僕は6月の議会でもこの関係について申し上げました。それで、できれば土地開発公社の理事会では、もうそういう形で開発公社の任務は終える時期に来ているのではないかと、そういうことで、解散をしてもよろしいのではないかという意見が多く出されました。したがって、私は、平成14年3月に南町の分譲が行われて、その段階で5,978万円ぐらいお金がありました。しかし、現在、20年3月では、報酬だとか役務費だとか公租公課負担金含めれば、今5,300万 円しか残っておりません。したがって、今年度も大体150万円から160万円かかるということになると、5,100万円ちょっとぐらいかなと。そうすると、僕はこれをベースにした形で解散をして、それを日の出公園の、8,800平米が適当かどうかはこれからいろいろな機関であれして決定されると思いますけれども、そういう基本的な考え方についてはどうなのか、町長の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。このことにつきましては、将来的に都市公園の駐車場として対応する場合、町が直接購入するのか、土地開発公社にお願いするのかというようなことも含めて、今後のいろいろな諸課題というものを十分精査した中で、土地開発公社が購入するように町としてお願いするのかどうかにつきましては、今後の過程の中で検討していきたいと思っております。

質問 9番 中村有秀

今後の課題ということですけれども、先ほど日の出公園臨時駐車場の具体的な決断はいつごろということになると、早急にということであります。ですから、僕はある面で、これと今財政的に非常に余裕がないから、そういう点でこれを含めた形の早急対策はいかがでしょうか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

そういうことで検討しているということで理解をいただきたいと思います。

質問 9番 中村有秀

それでは、臨時駐車場の関係のほう、2点目についてお尋ねをいたしたいと思います。僕は、基本的に、まず、農業委員会の皆さん方の姿勢といいますか、農業委員会憲章というのがありまして、私、平成18年の7月からずっと会議録、議事録を見ました。必ず毎月1回の総会のときに、農業委員会憲章というのを委員のどなたか交代で先導して、それをみんなで唱和をしているのですね。この2項目めに、委員会は農用地の確保と有効利用を進め、法令に基づき適正な農地行政に努めますと、法令に基づき適正な農地行政を行いますということを毎総会ごとに唱和をしているということを、まず皆さん方に知っていただきたいと思います。それで、まず16年間、農地法に違反をして、無許可で臨時駐車場で利用されていることはいつわかったのか、再度、谷議員にもありましたけれども、町長と農業委員会の会長にお尋ねします。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

18年に認識をいたしております。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

私も谷議員にお答えしたとおり、合法的に不法な対応だということは、一般質問を受けてから確認をしております。その以前も18年にそういうことがあったと。しかし、申請して、農業委員会は認めて、道のほうに申請したという報告を受けているということであります。

質問 9番 中村有秀

いずれにしても、町長も農業委員会の会長も、平成18年ということです。それでは、農業委員会の会長にお尋ねいたします。平成18年6月12日に、農地法第5条の規定により許可申請を受理されました。貸し主は田中利― 43 ―幸、それから、借り主は財団法人かみふらの十勝岳観光協会会長菊池愼一ということになっております。それで、そのときの情報コーナーで見ましたら、地目は、公簿、書類上も田んぼ、それから、現況も田んぼということになっています。しかし、現況はこんな形ではないですね。私は、これを知ったけれども、結局、受理されていないのでしょう。いや、私、諮問のあれも見ました。そうしたら、現実に、この内容については使用期間が明らかになっておりました。そうなると、これが道で返されたのですか、その点、ちょっと会長お願いします。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

18年6月の総会で決定されたことを、先ほど谷議員に説明したとおり、7月18日付で北海道農業会議に諮問をしております。そのときに、日付の内容であるとか、それから、長期にわたる転用ということで内容を確認され、早急に結論が出せなかったということで、この部分については、ほかの部分については諮問を受けたのですが、この土地のことについての諮問の部分については削除をしたと、こういう経過があります。以上です。

質問 9番 中村有秀

6月12日に申請書を受理して、6月28日に第12回の農業委員会総会に諮ったと。このときに、同僚議員の説明では現地調査を行ったと。現地調査を行ったのはいつなのでしょうか。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

6月28日、そのとき総会を予定しておりました。総会が10時30分から開会しております。その開会の前に、農業委員全員で現地を確認しております。以上です。

質問 9番 中村有秀

そうしたら、10時30分から農業委員会を開催する、その前に現地調査を行ったということで理解していいのですか。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

そのように記憶しております。自分もそうだと思っていますし、それから、委員何人かに確認したところ、そのとおりだということで認識しております。以上です。

質問 9番 中村有秀

会議録を見ると、10時45分にこの会議が終わっているのですよ。第2回農業委員会。そうしたら、30分前に終わらせて、すぐ開会をして15分で終わったということで理解をしていいのでしょうか。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

現地確認したのは、この日、午前10時半から総会をしております。その前に、総会開会前に現地を農業委員会で確認しております。午後からは、中富良野町との協議会がございまして、午前中に総会を終了しております。以上です。

質問 9番 中村有秀

若干、私はそこがちょっと疑義がありますけれども、わかりました。それで、それでは、平成20年は、ちょっとその前に、18年のやつがだめになって、確かに5条1項の申請は2件あって、その1件の日の出公園の関係は削除したということで理解していいのですね。その関係は、その他は、一応諮問どおりいったということで理解していいのですね。それと、平成20年のこの申請等はどうなのでしょう。やっているのでしょうか。

質問 9番 中村有秀

日の出公園の臨時駐車場にかかわる補助金の申請のことについてお尋ねします。一般には、農地法の5条1項の一時転用の申請が出ましたよと。そうすると、農業委員会の総会で決まりまして、北海道農業会議に諮問書を提出する。そこで審査をして許可されるということに僕はなると思うのです。それから後、十勝岳観光協会と土地所有者との賃貸契約書が結ばれる。転用が許可されて、よしそれであればと。そして僕は、北海道農業― 44 ―会議の許可書と土地賃貸契約書をもとにして、町に150万円の申請が出てくるというのが一つのルールでないかと思いますが、その点、内容をどうのこうの言わないで、そうだか、だめだか、ちょっとそれだけ答えてください。

答弁 農業委員会事務局長 伊藤芳昭(農業委員会事務局長は2008年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答え申し上げます。今御指摘のとおり、その申請事務の過程については、そのとおりでございます。以上でございます。

質問 9番 中村有秀

それでは、私は、今度の問題、多くのチェック機能が働かなかったからこうなったのかなという感じがいたします。例えば、補助金の交付規則の中では、交付の申請、様式第4号で事業計画書を出す。この中に、借り上げる場合は賃貸契約書の写し、または所有権者の貸し付け確認書の写しということがあります。それからもう一つは、運用規定の第3条では、補助金の申請額の算出根拠を記載した書面ということになると、言うならば、平成4年から平成18年か、もしくは平成20年まで、こういうものが出されたとはいっても、これらをきちっと、先ほど申し上げた北海道農業会議の許可書等が添付されて初めてゴーになるはずなのですけれども、そういうことが全然されていないというようなことがまず1点あります。それから、財務規則の中で、支出の命令第49条、支出内容に係る法令の規定云々ということで、これらが支出命令をされたときに、その法令どおりされているかどうかということになると、その5条1項のいう一時転用のものがきちっとついていなければ根拠にならないよと。それから、請求書の内容。これは53条の中に、要件が具備されていなければならないというのは、先ほど申し上げた関係でございます。したがって、その後、支出の審査71条の中に、法令の規定または予算に違反することがないかということになると、完全に法令に違反をしていると。そ う す る と 、 こ れ ら の 問 題 が ど こ か で ち ゃ ん とチェックしないから、この結果が出ているのでないかという気がするのです。ですから、例えば、平成16年の決算特別委員会、ちょっと時間がありませんけれども、この中に出された資料が偶然私の手元にありました。そうすると、日の出公園の駐車場管理、補助金に関し要する経費150万円。その次に、補助事業に関し生ずる寄附金その他の収入B、これが6万5,000円。そうすると、最終的に補助金の交付の申請額は143万5,000円になっております。それで私は、平成16年の決算報告書を見ました。そうすると同じように1,612万3,000円という、この合計金額がぴったり合うのです。そうすると6万5,000円、 150万円出していると。6万5,000円はどこへ行ったのかと。ですから、いや、先ほど谷議員も言ったけれども、我々議員も悪いけれども、それを実際に事務をつかさどる皆さん方が的確な処理をしていないから、こんなことになったと思うのです。言うならば、平成16年の観光協会に対する1,612万3,000円、こっちの会計の決算書と数字が合致します。150万円もらったけれども、6万5,000円はどうなったのかという問題があります。恐らく、今、手元に書類がないから、この関係については後で報告を求めたいと思います。いずれにしても、補助金の交付等も含めて、財務規則等も含めて、きちっと僕はそれぞれのあれで管理されていないのかと。それで、新井会計管理者に聞きました。そうしたら、私のほうにはこれはついてこないから、所管のほうできちっとやっているのだろうということで、トータル的なあれだということでございます。したがって、私は、責任のなすり合いではなくて、やっぱり今回の問題を謙虚に受けとめて、この再発防止に努めていただきたいと思います。それから、あともう一点、土地貸借契約書です。先ほど谷議員がおっしゃいました。増額することだけが、この賃貸契約書の第4条2項に、私のところに昭和62年、平成10年、平成20年の契約書があります。増額することだけで下げることのあれは何も載っていないのです。ですから、そういう指摘を受けても私は当然だろうと思うのです。そういうことで、その点、契約書の関係、やっぱり指導するという立場での、課長いかがでしょうか。

答弁 産業振興課長 伊藤芳昭(産業振興課長は2009年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答え申し上げます。今の賃貸契約等に関する金額の設定等でございますけれども、当然、私どもとしまして、時の情勢を見ながら、そういう指導が当然なされるべきだったと、このように思っております。大変申しわけありません。

質問 9番 中村有秀

それから、先ほど罰則の関係、それから返還の関係です。これは補助金交付の― 45 ―あれにも全部出ているのです。言うならば、虚偽の申請をしたということで。ですから、その点は法令や条例、規則に沿ってきちっとやっていただくということで、その点いかがでしょうか。

答弁 副町長 田浦孝道(副町長は2013年9月まで)

ただいまの御質問に私のほうからお答えさせていただきますけれども、いろいろと不手際がありましたことについては、私が事務の現場の責任者でございますので、大変申しわけございません。心からおわび申し上げます。またこのようなことが起こらないよう、再発防止に努めてまいりたいと思います。それと、今、補助金にかかわります罰則の関係でありますけれども、今申されるように、それぞれ交付段階で交付決定にいろいろな条件を付してございます。また、規則にもそれぞれ定めてございますので、その取り扱いについては、町長も先ほど申し上げましたように、今回の事案が内容的にどれを適用すればいいのか、どこまで遡及することがいいのかについては、組織としても慎重に判断したいと思います。ただ、毎年、賃貸借の目的である駐車場としての公共的な機能を年次的に果たされたということは、紛れもない事実ということで私ども認識してございますので、そういう関係にわたる範囲の行為は適切というか、条件を満たしているなという判断をしてございます。ただ、結果としまして、それぞれ申し上げているように、農地法に基づく手続がなされていなかったことについては、重大な法に反する行為でございますので、それらと今前段で申し上げたことを総合的に判断して、最終的に町長がどういう判断をするかについては、私どももその町長の判断に、適切な判断になるようかかわってまいりたいと思いますので、その点ひとつ御理解をいただきたいと思ってございます。

質問 9番 中村有秀

農業委員会の会長にお尋ねしますけれども、農地法の第92条に罰則規定が設けられています。これにあれした場合は3年以下の懲役、または100万円の罰金というようなことが書いてありますけれども、その関係については、この条文をどう会長として判断するか、お尋ねしたいと思います。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

違反転用が続いていた日の出駐車場、今現在、復元作業が進行中です。そのことでよしという判断をさせていただくのがいいのかなと受けとめておりますが。以上です。

質問 9番 中村有秀

これは、平成4年から今まで来たという事実はもう隠し立てできないことだろうと思います。ただ、僕は、あの駐車場がやっぱり上富良野町の日の出公園を中心とした観光行政のある面でメーンになっている、そのために使われたということで、だれがもうかった、だれが損したということではなかったと僕は思うのです。ただ、手続上やっぱり適正を欠いたということで、できればやはりそういうことで、先ほど町長、副町長も、それから農業委員会の会長もおっしゃったような形でやはり直していただきたいと思います。それから、もう一つ、農業委員会の会議規則があります。その中に、議案書がつづってあるのです。会議録はつづっていないのです。しかし、会議録がつづられない根拠というのは、第3条に、議事録は委員会の事務所に備えて、一般の縦覧に供しなければならないということで、事務局に行かなければならないのです。ほかの所管のやつは全部あそこに会議録等が議案と全部載っているものですから、できれば、この規則は、できればあそこに議案と会議録と一緒になるような形でこの規則を直していただきたいなという気持ちがあるのですけれども、その点いかがでしょう。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

ただいま議員御指摘のように、今回の問題についていろいろ反省させられる点があります。それらについて議事録の問題であるとか、それから、北海道農業会議から来る答申の内容であるとか、それらについて、やっぱり総会で、協議会の中ででも、いずれにしても先月諮問を受けたものの答申の内容について、それぞれすべて的確に文字を復唱する、こういう行為をこれからはしなければならない。再発に向けた努力がこういうことによってできるのかなと受けとめております。不手際に対しましては、本当に申しわけございません。

質問 9番 中村有秀

会長のその思いは我々も十分伝わってきました。そういうことで、本来の農地法の精神に基づく形で、会の運営等をまたやっていただきたいと思います。時間がなくなりましたけれども、特定医師関与の聴覚者障害手帳の疑惑についてです。返還の際に面談をしてやったのと、それから、書面による届けというようなことがありました。しかし、書面による返還届ということの答弁であります― 46 ―けれども、一般的に何々のために返還しますというような理由が書かれると思うのですけれども、その点、今回の返還届については、その内容が入っているのでしょうか。課長にお尋ねします。

答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)

お答え申し上げます。面談の際に聞き取りをいたしました中で、大きい声を出すことによって会話が可能になりまして、該当しないという話し合いの中で返還届を出したということで、その返還届そのものに本人が理由ということは記載はされていないと記憶しております。

質問 9番 中村有秀

そうすると、あくまで2級の何々を返還しますだけで、そして、提出者には、一応もらったということで印鑑を押して、個人にお返ししているのですか。

答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)

返還届には御自身が署名、そして押印ということで、手帳とともに提出をいただいております。

質問 9番 中村有秀

いや、私が言うのは、結局もらった上川保健福祉事務所とか、うちのものが、岡崎課長でもいいですよ、とりあえずいただいたからということで判こを押してあげたのか。手帳を受領しましたということをあれしたのかということを聞いているのです。

答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)

それは、交付はしていないと思います。

質問 9番 中村有秀

いや、町民の皆さん方のある人から、やはりこの交付の疑惑について一体どういう経過になっているのか、それらは議会の中でも論議されているのかというようなことを言われましたので、あえてこの問題についていたしたわけです。それでは、身体障害者手帳の交付と障害年金というのは、今789名のうち大体170名ぐらいがやっていると。ただ、この審査が非常に厳格だということで、と思うのですけれども、上富良野はいないということで了解をいたしました。それから、最後の項目ですけれども、57万6,917円なのですが、課長どうですか、817円ですか。

答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)

申しわけございません。提供した資料が計算ミスでございまして、57万6,917円ということで、訂正して答弁申し上げます。

質問 9番 中村有秀

この中で、Aの方が1万4,709円、Bが8万6,269円、Cが10万89円、Dの人が28万7,216円、Eの人が8万8,634円と。そういうことで、57万6,917円なのですが、これから状況によっては、それらのもらった方が一括返済、もしくは分割返済をしたいというような申し出があった場合はどう対処するのですか。

答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)

現時点では、先ほども町長答弁により、司直によっての捜査段階ということで、受給者本人の責めによる返還すべき理由に該当するかどうかということがまだ判明しておりませんので、現時点では受け取らないということになろうかと思います。

質問 9番 中村有秀

私はあくまで結果がどうあろうと、どうもぐあいが悪いなという感情は、僕は新聞報道されるたびに心に痛みを持っているのかなと、自主返還する以上ですよ。手帳は一時返還したのだと。そうすると、そういう人たちが、できれば返したいわと。一遍に返せないから分割だといった場合も、あくまで上川、もしくは道の指示を仰ぐということで理解をしていいか、自主的に返還したいというなら受け入れるか、その点お伺いします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。強制返還につきましては、さきにお答えさせていただきましたように、北海道の状況だとか、司直の状況等々を見きわめたいと思いますが、自主返還につきましては、本人がこういう状況であるから返還したいぞと、するぞということについては、私どもとしては断るつもりはないと。自主返還については、自主返納をしていただくという考え方でおると。先ほど課長が言ったのは、強制的な返還命令を出すということについては、現時点では状況を見きわめたいと思っています。

出典:上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる