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上富良野町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月19日

(1)選挙公約について/(2)企業振興措置条例の見直しについて

2004年12月19日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「選挙公約について」「企業振興措置条例の見直しについて」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
小野忠 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小野忠

先に、このたび2期8年、実績と行政改革の断行を訴え、3選されましたこと、まことに御同慶にたえません。おめでとうございます。町長。私は、さきに通告いたしました2項目について町長にお伺いをいたします。まず、第1点は、選挙公約について。さて、町長はこれから4年間の所信をマスコミに尋ねられ、基本姿勢として、4年で歳入に見合う行財政構造に投資のための財源を確保することが課題であると強調された記事を拝見いたしました。町の財政は硬直化しているどころか、会社であれば破綻の財政事情で、平成16年度の予算においても税収も期待できず、10億円に届かず、公債費は14億円、人件費は12億円、債務負担はしろがねが15年で18億円、他会計総支出金10億円、他義務的経費10億円、これだけでも概算46億円が毎年恒常的経費として必要であります。対しまして、歳入は町税約10億円、交付税30億円としても、需要と供給のバランスが崩れています。また、町の負の財産は、後世に背負っていく金額は、一般会計と特別会計及び企業会計で200億円を超えて、台所は火の車ではないかと思います。この現実が事実とすれば、平成18年から上小の改築、8年前から懸案である図書館整備等を明言され、国道に町の特産物の販売をする見晴台をつくると言及されました。町長としてのコメントは責任ある発言として信頼をしている一人として、財政改革に着実に実績を残されたことは高く評価いたしますが、中には水道の蛇口が壊れていて理解ができないこともあります。不要不急、経済効果、町民の要求度合い等に逆行している面が少なからず存在していたと思います。3期目は集大成のときであり、自主財源の伸びが期待できない現状では、上小改築、図書館整備、見晴台をどのように予算措置して実行するのか、この機会に有言実行の意味から町長にお伺いをいたします。2点目は、企業振興条例の見直しについてお伺いをいたしたいと思います。本条例は、昭和59年に制定され、今日を迎えておりますが、そのころは高度経済成長期でもあり、また、バブルがはじけて十数年を経過し、今や自治体も財源不足で困窮しています。町も同様であると存じますが、今後の企業の振興のあり方について、町長の所信をお伺いをいたしたいと思います。以上であります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番小野議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の選挙公約に関する御質問にお答え― 9 ―いたしますが、今、国の三位一体改革のもとで、地方における財政状況は、不透明、不確実であり、本町の財政状況も非常に厳しい状況にあることは、議員の御質問にあったとおりであります。さて、私の選挙公約についての御質問でありますが、さきにも述べましたように、厳しい財政状況でありますが、まず新行財政改革を着実に進めた中で、当面抱えている行政課題を少ない予算で大きな行政効果を上げるように取り組んでまいりたいと考えているところであります。それでは、具体的な質問の図書館の整備についてでありますけれども、現在新たな図書館の建設については、今のような財政状況では、早い時点で建設することは困難だと考えていることから、当面公民館図書室を2階から1階に移す計画の中で、図書室の面積拡充と機能も充実した上で、1階部分を図書館に、2階部分は公民館の複合施設として位置づけして整備するよう取り進めたいと考えているところであります。この改修に当たっては、平成17年度において実現できるよう、北海道地域政策総合補助金の採択を受けるべく協議を進めさせていただいているところであります。また、上富良野小学校の改修についてでありますが、上富良野小学校は、北側から1線、2線、3線校舎となっているところでありまして、1線校舎は昭和35年の建築で、築44年、また2線校舎は昭和36年で、築43年という、本町の学校では一番古い校舎であります。改修については、必要な箇所の修理・修繕は逐次行ってきておりますが、今後も修繕や改修を行いながら建物の維持に努めるべきなのか、また、新しい校舎を建設した方が財政的に有利かなどを比較検討をしながら、議員各位や町民の御意見をいただきながら、将来構想を決定していきたいと考えているところであります。そのため、できるだけ早い時点で調査費を計上し、客観的に判断できる資料づくりを進めたいと考えております。また、見晴台公園の件につきましては、北海道開発局では、既設の島津地区駐車帯の拡張工事が予定されていることから、それに並行して町において用地を取得し、立地条件を生かした公園整備を進めるものであります。この案件につきましては、防衛庁所管の民生安定事業の採択を受けることを前提に、関係方面と協議をいたしております。いずれの事案についても、現行の補助制度や起債の活用を図り、実現に向けた見通しを立てることに最大限の努力を払ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の企業振興措置条例の見直しに関しての御質問にお答えさせていただきますが、企業振興措置条例については、町における企業立地を促進し、産業経済の発展に資することを目的に、昭和59年に制定しております。これまで同条例を適用した企業の件数は13件で、企業の投資総額は、約60億4,200万円となっております。地域に及ぼす経済効果は、大きいものと判断しております。町の補助金については、13件で3億2,500万円となっておりますが、一方、企業から納入される固定資産税、町民法人税などの税収は、これまでに約4億9,200万円となっております。御指摘のように、自治体における財源不足は、今後も続くものと思いますが、その中にあって、企業活動がもたらす雇用の確保、税の納入等を考えますと、企業振興措置により、将来にわたって税収が安定的に確保されることは、町にとって非常に大きな効果があるものと考えております。私といたしましては、雇用対策、税収確保の観点から、今後も企業振興措置条例の適用を継続していく考えでおりますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 5番 小野忠

再質問をさせていただきます。ただいま町長の答弁もありました、上富良野小学校改築工事、また見晴台公園については、町民の負託にこたえていただきたと思います。次、図書館の整備について少しお伺いをいたします。平成17年度、公民館複合施設としての整備をすると答弁ありましたが、図書館工事の改築には予算はどのくらいが必要なのか、明確な答弁を賜りたいと思います。次に、振興条例でありますが、現行条例を継続していくので理解してくださいということですが、私は見直しをすることについてお伺いしたのでありまして、廃止をすべきであるとは考えておりません。町の財政が硬直化している現状で、道路をつけたり、水道を布設したり、基盤整備など、条例どおり財源措置するには不安材料がないかについて尋ねているのでありまして、もう一度町長の答弁を賜りたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番小野議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、図書館の整備でありますが、先ほどお答え― 10 ―させていただきましたように、本来16年度、今年度予算で対応していきたいということでありましたが、財政的に16年度予算に計上することができ得ず、また加えて、補助制度があるということで1年延ばさせていただきまして、公民館の屋根の補修だけを先行させて今年度させていただきました。17年度において、その対応を進めてきたところでありますが、基本的に図書室という機能のみよりも、図書館機能を整備・充実することによって、補助対策の対応が有利になるというようなことも含めまして、今予算編成の最中でありますが、確定である確数につきましては、数字につきましては、今のところ予算編成の最中で確定はできておりませんけれども、おおむね6,700万円相当で対応できると。そのうち一部でありますけれども、全部6,700万円すべてではありませんが、対象となる部分の2分の1の補助制度の採択を受けるべく、今取り進めさせていただいているということで御理解を賜りたいと存じます。それから、企業振興措置につきましては、議員からお話にありましたように、適宜、その都度御提案させていただきまして、今日まで条例をいろいろと改正をさせていただきながら運用させていただいておりますので、今後も議員の御指摘のように、不都合な部分が出てきたり、いろいろなものがあるとするならば、条例の改正、修正をしながら、この企業振興措置条例の運用を継続していきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月19日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる