みんなの議会

上富良野町議会 平成18年第1回定例会 2006年3月10日

(1)団体への補助金の評価制度を創設してはどうか/(2)男女共同参画基本計画の策定を/(3)ウォーキングで健康づくり。住民が主役の健康づくり運動の推進について/(4)中央保育所の今後についてと幼保一元化に向けての支援や政策誘導について

2006年3月10日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「団体への補助金の評価制度を創設してはどうか」「男女共同参画基本計画の策定を」「ウォーキングで健康づくり。住民が主役の健康づくり運動の推進について」「中央保育所の今後についてと幼保一元化に向けての支援や政策誘導について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。

質問者
村上和子 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 村上和子

私は、さきに通告してあります4項目につきまして質問いたします。まず、1項目めは、団体への補助金の評価制度を創設してはどうかということであります。いよいよ新年度予算も67億円台となり、大変厳しい財政となりました。町から団体への補助金として出されているところも大幅に削減される結果となりましたが、さらに平成19年度はこれ以上のものと考えられます。庁内では行財政改革として補助金の整理・合理化に何年もこのことに取り組んでおられますが、評価制度の方はまだなので、一日も早く、即4月に評価制度を創設して、これから1年間、補助金の公益性や必要性、効果、発展性、団体独自の努力や工夫などがなされているかどうか等、評価制度に基づいての団体への補助金であれば、それぞれだれもが納得いくものと考えられますので、団体への補助金の評価制度の創設を早急にと考えますが、町長はどのようにお考えなのかお伺いいたします。2項目めは、男女共同参画基本計画の策定を考えるべきでは。基本計画案の柱として、1点目は、男女の人権尊重の推進を。日本国憲法に個人の尊重と男女平等の理念がうたわれてから半世紀がたちました。しかし、社会通念や習慣、制度等における男女の不平等感は依然として根強いものがあり、実質上の男女平等を実現する上での妨げになっています。こうしたことから、社会の習慣や人々の意識を改善していくために、男女共同参画の啓発や男女平等の視点に立った教育の推進、男女の人権について周知徹底を図る必要があると考えます。2点目は、政策・方針・決定過程への男女共同参画の推進。政策方針を決定する過程に男女が対等な立場で計画し、多様な意見を反映させることが重要である。我が町も審議会等への女性の参画がクォーター制度で取り組むとのことでしたが、まだ十分とは言えない。国の内閣府では30%を達成している状況であり、女性の登用や人材育成を行うとともに、就労の場や地域で女性の能力を発揮できる環境を整備する。3点目、多様なライフスタイルを可能にする環境の整備について。生活について価値観も多様化しています。社会にはまだ男は仕事、女は家庭といった性別で役割を分担する意識が根強く残っており、育児や介護のために退職せざるを得なかったり、悩んだりする女性が少なくありません。男女が職場・地域・家庭のあらゆる場で、バランスがとれた多様なライフスタイルを可能にする社会実現のため、子育てや介護などの支援体制の充実、安心して暮らせる環境の整備を図― 59 ―る必要があると考える。第4点目は、生涯にわたる男女の健康支援について。男女がそれぞれの身体の特徴を理解し合い、対等な関係で相手の自己決定を尊重していくこと、これこそ男女共同参画であると考えるが、高齢男性の中には、仕事を優先してきたことによる家庭生活における活動経験の不足といった問題があり、女性の中には経済的基盤の弱さといった問題があります。お互いに生涯にわたり男女の健康支援とともに、高齢者が安心して暮らせる環境の整備が必要と考えます。これらの4点を踏まえて、男女共同参画基本計画を策定してはと考えますが、町長の所信をお伺いいたします。3項目めは、ウオーキングで健康づくり。住民が主役の健康づくり運動の推進について。平成19年に供用開始予定の見晴台公園の中に、散策路としてウオーキングコースが設定される。ウオーキングは健康のかなめであるとされているので大いに啓蒙し、ウオーキングリーダーの育成を進めるとともに、町民全体を対象にしたウオーキングラリーなどのイベント等を開催して、町民挙げての健康づくり上富良野町をと考えるが、いかがでございましょうか、町長にお尋ねいたします。4項目めは、平成16年度より指定管理者制度によって西保育所を高田幼稚園に移行していますが、中央保育所については今後どのように考えているのか、町長にお尋ねしたいと思います。また、幼保一元化に向けての支援や政策誘導をしてはどうかと考えますが、これは教育長にお尋ねしたと思います。平成16年度より指定管理者制度により西保育所を高田幼稚園に移行しておりますが、中央保育所についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか、お尋ねしたいと思います。2点目は、現在の制度では幼稚園が保育所と同様の機能を担うことにはなっておりませんが、私立幼稚園が通常の教育時間外に預かり保育もしており、幼稚園という既存の施設機能を活用することは、保育ニーズへの対応や子育て支援の面から非常に重要であり、道としても子供未来化の施策として、建物を総合施設として生まれたばかりの子供から幼稚園児まで保育する認定子供園という施設も出されており、今後は幼保一元化へと幼稚園としてもそういう考えがあるとすれば、町としても支援と政策誘導等していくべきではないかと考えますが、これは教育長にお尋ねしたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

13番村上議員の4項目の御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず、第1項目めの、団体への補助金の評価制度の創設についての御質問にお答えさせていただきます。平成16年9月に、村上議員より補助金に関する御質問にお答えした経緯がありますが、補助金の整理・合理化については、現行の行財政改革実施計画においても大きな改革の一つとして位置づけをいたしているところであります。平成17年度においては、補助金改革を進める具体的な取り組みとして、すべての補助金の現状分析と評価を行い、補助金の交付基準など従来の指針の見直しを再度図りまして、昨年5月に、補助金等整理合理化指針の改定を行ったところであります。具体的な取り組みといたしましては、新指針に基づき、所管課での評価を加え個別の補助金ごとに今後の方針を定めて、具体的に取り組みを進めているところであります。議員の御提言の評価制度の導入につきましては、効果的な手法の一つであるとは思いますが、当面は新しくつくりました新指針に基づく補助金の整理・合理化に努め、その実効性を上げるべく町の考え方を関係団体等に十分説明をいたしまして、改善を進めていくことが重要であるとの考えから、当面は新指針に基づき補助金の整理・合理化に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。さて、次に2点目の、男女共同参画基本計画の策定に関する御質問にお答えさせていただきます。ただいま議員から男女共同参画に関する基本計画案の柱として、4点にわたる御意見を承ったところでありますが、男女共同参画社会基本法に示されておりますとおり、男女が互いにその人権を尊重しつつ、責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力の発揮し合える男女共同参画型社会の実現は、議員を含めまして町民皆さんが望む姿と考えているところでありまして、広く町民の参画により形成される地域を私も強く望んでいるところであります。このような地域を築いていく上において、その基本となる計画づくりが求められていると受けとめております。共同参画への行動が伴う計画とするためには、町民の意識醸成や合意形成が大変重要な視点と考えております。男女共同参画に関する取り組みとしましては、第4次上富良野町総合計画に位置づけいたしました、男女が真に自立し合い、互いに尊敬し合えるまちづ― 60 ―くりを目標としまして、国等との連携を図る中で男女共同参画意識の啓発や女性の学習機会の充実、子育てや介護の支援の取り組みを進めているところであります。審議会などへの女性の登用としましては、「附属機関等の設置及び運営に関する規程」に基づきまして、20%の数値目標を基本としてその推進を図ってきているところであります。しかし、法令や条例等において選考基準を設けたり、機関・団体等における職名を指定している場合もありまして、この目標数値はなかなか達成でき得ない実態にあることも現実であります。このような中で、町では現在、平成16年度に策定いたしました新行財政改革実施計画の取り組みを進めてきており、この中には行政と住民の協働によるともに働き、つくるまちづくりといたしまして、自治基本条例の制定を位置づけし、今年度以降その取り組みを進めていくことといたしており、住民参画のあり方について幅広い議論がされるものと考えているところであります。今後におきましては、これらの動向を踏まえながら、引き続き男女共同参画に関する施策を推進していく中で基本計画のあり方に関して検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に、3項目めの健康づくりについてお答えさせていただきます。現代の歩かない生活や生活量以上の食事の摂取が、多くの生活習慣病や生活機能障害を生み出しているのは周知のとおりであります。町の医療費についても、生活習慣病が76%を占めており、一人一人の食生活の改善と毎日の活動量の増加が大幅な改善へと期待されるところであります。健康づくりのための運動は、自分の体と生活にあわせてどこでも簡単に自由にできることが大切であり、意識的に家事や仕事にあわせて生活全体を活動的にして歩数をふやすなど、日常の「ながら運動」を基本として推進しているところであります。御発言の見晴台公園に整備される散策路など、多くの場を利用したウオーキング活動につきましても、健康づくりや運動の手法の一つとして有効なものと考えますので、各種の保健活動を通じ先導的役割を果たす人材の育成に努めてまいりますとともに、現在御利用いただいておりますとおり相当の効果を得ております、水中の浮力を利用した歩行浴プールの利用など、歩く運動への誘導と啓発に努めてまいりたいと思います。続きまして、4項目めの中央保育所の今後についての御質問にお答えいたします。核家族化が進む中、女性の社会進出等により保育幼児の低年齢化、保育時間の延長、休日保育など多様化するニーズへの対応を図っているところであります。また、未満児、障害児等に対する保育を考慮しながら、中央保育所におきましては町内の一般的な保育需要に対応するほか、障害等を持った乳幼児の保育に積極的にかかわりを持って運営を進めております。一方で、自治体運営に対する国や北海道からの従来の財政支援が一般財源化により、民間運営に比べ薄くなっていることも事実であります。行財政運営の効率化を図るために、行財政改革実施計画を策定し、現下の厳しい財政環境を乗り越えるべく、その実践に取り組んでおりますことは、御案内のとおりであります。このようなことから、中央保育所につきましては、保育環境や行政機能など総体的に検討を加えるとともに、将来の民営化の実現についても検討をしてまいりますので、御理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

13番村上和子議員の私に対する質問にお答えをさせていただきます。まず、ウオーキングでの健康づくりに関する御質問でありますが、ウオーキングは御承知のように体や足腰にやさしい有酸素運動で、ダイエットや健康保持に大きな効果があるということから、最近特に幅広い年齢層の方々がウオーキングに親しみ、汗を流している姿をよく目にするところであります。みずからの時間帯にあわせてそれぞれが思い思いにウオーキングを楽しみ、健康づくりに励む人たちがふえてきていることは、教育委員会といたしましても大変喜ばしい現象であると思っております。さて、本町におきましては、東京オリンピックを記念して制定された体育の日を中心に、町民歩こう会を昭和40年代半ばから開催してきており、30年以上、町民の健康づくりのイベントとして継続してきています。そのほか年間に四、五回、主にふだん運動が不足している方々を対象に健康づくりセミナーを実施しており、内容はウオーキングとエアロビクスを組み合わせたウエルビクスやストレッチングを行ってきています。現在のところ、新たにウオーキングを主体としたイベントの計画は、教育委員会としては持ち合わせてはおりませんが、これからも町民歩こう会や健康づくりセミナーを継続開催することにより、町民の健康づくりに取り組んでまいりたいと考えております。― 61 ―次に、幼保一元化についての御質問にお答えをさせていただきます。国においては現在、厚生労働省が所管する保育所と文部科学省が所管する幼稚園との一元化が可能かどうかの検討がなされてきています。これらの国の考えを受け、上富良野町では平成16年8月に策定された上富良野町次世代育成支援行動計画、いわゆるエンゼルプランの中で、幼稚園については幼保一元化に向け検討するということを位置づけしているところでもあります。また、民間幼稚園の意向といたしましても、幼保一元化に向けては柔軟、そして効率的なサービスの提供がかなえられる。つまりは保護者のニーズに応じた幼児教育が可能になるという考えのもと、積極的に一元化に向けて取り組む姿勢であることを確認しているところであります。しかしながら、現在、国においては幼稚園と保育所の一体的な運営については、幼保一元化という方向性は示しているものの、まだ文部科学省と厚生労働省において協議のさなかにあります。制度として確定に至っていない状況にあることから、今後これらの推移を見守っていかなければならないと思っております。したがいまして、幼保一元化につきましては、国の動向を見きわめるとともに、町の実情に合った幼保の連携について継続して研究を進めておくとともに、保護者のニーズや意見も把握しながら柔軟な取り組みを進めていくことが必要と考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 13番 村上和子

まず、1項目めの団体への補助金の評価制度の創設の件でございますけれども、2年前の9月に私はこの件で質問させていただいた経緯がありますけれども、行財政改革のもと、この補助金については、整理・合理化の方は進められておりますが、一向に評価制度の導入には至っておりません。町長は執行方針の中では行政評価をしっかりとしながらとおっしゃっておりましたけれども、きっちりしたその評価制度はまだできていないのではないでしょうか。まずしっかりと、例えば点数制でも構いませんので、公益性については10点、あと効果はどうであったかとか、その団体独自の努力とか工夫とか、しっかり活動、運営がなされているかとか、項目は私が提案する項目でなくても、そういった項目をつくりまして、50点満点であれば現行どおりと、例えば45点でしたらマイナス5%と、次年度の予算につきましては、こういうふうにしませんと、たとえ、たしか今行財政改革の推進町民会議の方でも提言されていると思いますね。今の事業の見直しや補助金制度の整理合理化等は理解できるけれども、さまざまな利権をはらみ、なかなか共通理解を得るのは難しいと、こういうふうに提言も出ていると思いますけれども、やはりそういった評価制度、これをつくってあれすれば、評価をして、そうすると町民にとっても大変わかりやすく公平性が保たれるのではないかと考えますけれども、いかがでございましょうか。それから、2項目めの男女共同参画の件でございますが、町長確かにおっしゃるように、町民の意識醸成や合意形成が重要だとおっしゃいますが、それを高めるためにも附属機関、青少年問題や、ごみ廃棄物減量審議委員会とか、企業振興委員会とか、こういったところや大変女性の登用が低いわけでして、それからもっと男性も育児に携わるとか、介護の方もといった面とか、それから女性の能力発揮できる環境づくりが大変おくれていると思うわけなのです。それで、今の行財政推進事務局の中に男女共同参画も取り組んでいただいておりますけれども、埋没されているようでわかりにくくて、行政改革推進事務局の中の位置づけをもっと高めて、男女共同参画基本法がつくられることによりまして私は住民参画へ、男女してという、そういう認識も高まると考えますけれども、いかがでございましょうか、お尋ねしたいと思います。それから、3項目めのウオーキングで健康づくりの件でございますが、個人でそれぞれ歩いております。プールでも歩いておりますし、健康づくりに励んでいらっしゃることは私も承知しておりますけれども、教育長おっしゃいましたが、体育の日、町民の歩こう会、確かに30年以上続いているわけでございますが、マンネリ化もしておりまして、限られた少人数参加になっている状態でありますので、見晴台公園ができることでもあり、やっぱりこの散策路を活用することで、町民挙げてのイベントはと思って、どうかなと思いまして質問したわけでございますけれども、以前、道外視察で、町民挙げてウオークラリーですか、大変健康づくりに効果を上げているという、成果を上げているというところを行政視察をしてまいりまして大変感銘を受けたものですから、見晴台公園、そんな公園どこにできるのなんていう町民もいらっしゃいます。それで、ぜひこの機会に、子供からお年寄りまでウオーキングで汗を流し、それぞれが勝手に好きな時間に歩くこともいいことですけれども、町民が一丸となって大きなイベント化すればそこからリーダーも生まれるでしょうし、行政としても今までやってきている行事― 62 ―の見直し、大きな町民の輪となって歩け歩け運動の展開をしていけるのではないかと思いますが、これは教育長にお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。それから、4項目めの中央保育所の今後についてでございますが、将来の民営化の実現に検討しますとの答弁いただきましたけれども、西保育所のように指定管理者制度導入を考えておられるのか、将来といっても近い将来もありますし、5年後も将来ですし、10年後も将来ですし、それとも何年後かに一気に民営化を考えておられるのか、もう少し具体的に御答弁いただきたいと思います。それから、教育長に、幼保一元化につきまして再質問させていただきます。確かに文部科学省と厚生労働省において協議のさなかということで、大変難しいとは思いますが、今までと違ってこれからは少子化、子供が少なくなってくることを考えなければ、少子化に対応して幼稚園のいいところ、それから保育所のいいところ、それを取り込んで、東川町にモモンガの家ということで、幼保一元化をしていらっしゃいます。私そこへ勉強に行ってまいりました。それで、そこでは大変そういう両方のいいところを取り入れてやっているわけなのです。それで、今後につきましては少子化対策ということも考えまして、行政がやっぱりこれらに対する施策としては保育施設ですね、幼稚園と保育所を兼ねたような施設や子育て支援サービスを充実するべきだと考えますけれども、今、道としても北の大地子ども将来づくり北海道計画、平成17度から平成21年度までが策定されておりまして、その中に幼保一元化と就学前幼児に対する一体的な施設のあり方、保育所と幼稚園の連携促進等がうたわれておりますので、幼稚園としても幼保一元化に積極的に進める意向があるとすれば、行政としても道からの施策を生かすことではないかと考えますけれども、保護者のニーズと合致しなければいけませんけれども、少子化も見据えての行政としてのこういった支援も必要ではないかと考えますが、いかがでございましょうか。教育長によろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

13番村上議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の補助金の評価制度の設置でありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、行革進めた平成10年ごろだったと記憶しておりますが、そのころから補助金、助成金等に対する指針をつくりまして削減等々の対応を図ってきたところでありまして、その中には既に評価をしながらこの補助金については継続して実施すべきであるし、場合によっては増額してでも対応すべき事業であると。この事業においては段階的に削減しながらどの段階でそのまま継続していくか、あるいはやめていくか、そういったことがどうであるかというふうな評価をし、またこの事業についてはもう削減をしながら廃止に向かうべきであるというような、いろいろな観点でその一つ一つのものを評価しながら、その評価に従って行革の推進を図ってきておりまして、それを先ほどお答えさせていただきましたように、その評価の基準を再度見直して厳格に評価しながら今度は各課で十分評価し、そして再度削減に向けて、減額に向けて、あるいは必要であれば増額に向けてその対応をしていこうということで、その評価をしながら対応しておりますので、ひとつ評価なしに削減をしているということではありませんので、評価がしてないぞという御指摘でありますが、評価をして町としては対応させていただいているということで、協議をし対応させていただいているということで御理解をいただきたいと。また、加えて事業評価につきましては、町といたしましても今行政評価システムをつくり上げまして、18年度から軌道に乗せていきたということで、その行政評価システムを進めていきたいということで対応しておりますので、そういった中においても、またこれらの部分についてもより一層の再度の重ねての評価を進めながら対処していきたいというふうに考えておりますので、改めて評価制度を設けようという考え方は今のところないということで、御理解をいただきたいと思います。それから、男女共同参画型社会の構築につきまして、基本計画等々の策定の御提言でありますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、町は規則をつくりましてその組織の20%を目標に、今対応させていただいておるところであります。例えば、附属機関が今現在22ございます。しかし、12月の定例議会で青少年問題協議会、交通安全対策協議会等々につきましては、廃止ということで条例制定をさせていただいておりますので、この二つの組織がなくなる。それで20になる。またそのうち二つの組織、防災会議あるいは表彰審議会等々につきましても、条例等でもう既にあて職ということになっている組織もございます。そういうようなことで、現在22ありますが実質的には18ということで見ますと、女性の登用率は23.86%ということで、町が抱えている20%の目標は達成させていただいていると。しかし、より一層議員が御質問にありますように国の制度では30%以上だ― 63 ―よと。より一層の女性の登用を含めて推進していかなければならないなというふうに思っておりますので、御理解をいただきたい。それから、またその他の委員会、組織等々をすべて合わせましても、先ほど言いましたように廃止される二つ、それからあて職である組織等々を外しますと、全体的に女性の登用率は23%ということで、目標は達成させていただいているということでございます。しかしながら、その組織によっては達成していない組織もありますし、多く達成している組織もあるということでありますので、今後はその達成していない組織につきましては、より一層女性登用がなされるように努力を重ねていきたいなというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。それから、中央保育所の民営化の問題でありますが、御案内のとおり、西保育所を指定管理者に対応するまでの間には数年の準備を必要といたしました。私として一番課題になるのは職員の配置でございます。今現在、中央保育所にいる職員という職員を対応する中で、私は民営化あるいは指定管理者で対応するにしても、職員を解雇するというようなことは手をつけたくないということを基本として進めていきたいというふうに考えておりますので、そういったもろもろの状況等々も見きわめながら、現在数値的には確たる数値にはなっておりませんけれども、国が官から民へということで先ほどお答えさせていただきましたように、町が対応していることによって国の補助金がなくなってきていると。別にまた中央保育所に町から規定以上の財政投資をしていると。基本的には五、六千万円近くになるのではなかろうかなと。例えば、現在の西保育所あるいはわかば愛育園さんにおいては、国の基準で経営をしていただいていると。しかし、町の部分についてはそれにプラス五、六千万円近くの繰り出しをして対応していると。民営化することによってその財政負担がなくなるということでありますので、厳しい財政状況でありますから、今、行財政改革の中にも予定として民営化促進の対応を図っていくということで進めておりますので、そういったことで十分その状況を把握しながら、先ほどお答えさせていただきましたことを含めながら、この改革に向けて取り進めていきたいというふうに思っておりますので御理解をいただきたいと。というようなことから、何年度にやりますよということには、今の現段階ではお答えすることができ得ないということで、御理解いただきたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

13番村上議員の御質問、再質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず1点目、ウオーキングに関する関係でありますが、やはりこのウオーキングは先ほどもお答えをさせていただきましたから、どちらかというと今個人個人がみずからの時間を見つけた中で、そして思い思いに歩いて、そして健康づくりに励んでいるということが非常にすばらしい健康づくりのための手段だなというふうに思っております。その中で、今、歩こう会なんかにつきましては、いろいろと趣向を凝らしながら30年以上も続けてきているという実態にありますが、この社会教育や何かの事業の中でイベントを展開するということは、どんな目的があるかといいますと、やはり個人個人だけではどうしても弱くなってしまう、継続をしていくというようなことが大切であります。その継続をするための動機づけ、そのようなことをイベントを開催することによってみんながまた継続して個人個人が頑張れると、そういうような意味からすると、今、議員がおっしゃられました新たなイベントということも一つは必要な点が確かにあるのかなというふうには感じるところであります。そのような中で、やはりむやみに、またイベントをふやしていけばいいということでもありませんので、いろいろと関係機関、それから保健福祉課等とも協議を重ねながら、どのような形が先ほど言いました町民の動機づけ、健康に関する動機づけ、それから継続性につながっていくのかというようなことで、今後研究を進めさせていただきたいというふうに感じます。次に、幼保一元化の関係でありますが、この幼保一元化につきましては、今まさしく国会で議論がなされているというふうに聞いているところであります。そのような中で、今、少子化というようなことも質問の中にありましたが、今子供たちが減ってきてということも一つはありますが、町全体で考えてみるとどうしても、かつては幼稚園志向が非常に強かった。そして今は保育所志向と、先ほどの男女共同参画社会や何かで女性が社会進出して働くというようなことから、そのようなことから保育所への需要が高まってきているということも、うちの町でも見られるのかなというふうに感じているところであります。また、幼稚園に対する保護者の志向としてもやはり限られた、今幼稚園では4時間程度ということで定められておりますが、もっと長く幼稚園に預かってほしいというような需要も大変増してきています。そのような背景があってこの幼保一元化という― 64 ―ことが今議論なされていることだと思います。そのような意味で、今私たちの町のことを考えると、やはり保護者の選択する幅が広がるということは、非常にいいことだというふうに感じておりますので、この幼保一元化に向けて国会や何かの制度として決定してきた場合につきましては、また民間幼稚園とも協議を進めながら、今後どのような取り組みをしていくのか、進めてまいりたいというふうに考えているところであります。

質問 13番 村上和子

1項目めの団体の補助金の評価制度の件ですが、町長は評価しながらやっていますよと、こうおっしゃいましたけれども、そう言いながら、なかなかちょっとあいまいなと言いますか、なぜならば、そう言いながら一律8%カット、10%カットと、こういうような状況になってきているわけでして、それで、結局そういうことになりますと、なかなかじゃ今年は取り組む事業も縮小しようかと、それからまたどの事業をやめようかというようなことばっかりになってしまいまして、そこから発想だとかということにやっぱりきちっした評価制度というのを決めておけば、点数制でも何でも構いませんので、それに基づいてということでやっていけば、本当に来年いくら厳しい中であってもしっかり運営も活動もしているというところであれば現行どおりで、50点満点であればそういうものでよろしいということで取り組んでまいりませんと、どうも町民にとっても毎年評価しておりますよと、10%カットと、何かどうしても一律カットのように見えるのですけれども、そういうことになりますと、事業のことにそういう縮小になってくるような気がしますので、わかりやすいそういったものを決めて取り組んでいただきたいと思うのですけれども、いかがでございましょうか。それから、男女共同参画の件ですが、確かに何年か前からこの件につきましては質問させていただいておりますが、町長はいつでも間口を広げて男女共同参画についてはいつでも待っていると、そういう気持ちはあるとおっしゃっていただいて、本当になかなかこの件についてはいろいろとお考えいただいているところでございますけれども、答弁では、今、自治基本条例、その制度に取り組んでいるんだと。そういうことで、それも急がれるところでありましょうけれども、もし単独で無理だというのでありましたら、自治基本条例の中にいろいろな場で男女共同参画で取り組むという、その条文も取り込んでいただいてはどうかと思うのですけれども、町長はどのようにお考えなのでしょうか、お願いしたいと思います。それと、4項目めの中央保育所の今後についてですが、町長は何年とは申し上げられないと、こういうお話でございますけれども、一方では行財政改革を進めようと思って今そのもとに進んでおりますし、今度は交付税も地方自治体に対する国や道からの従来の財政支援が一般財源化されまして、ちょっと従来に比べると薄くなってきているわけですから、やっぱりそういうことを考えましたら少子化とも相まって、もうそんなに中央保育所も先のことと考えられることでもないのではないかと思うのですが、もう一度よろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

13番村上議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、補助金等の評価の問題でありますが、私は一度も一律カットだとか、また実践として一律カットしたことはございません。予算書を見てください、それぞれカットしているけれども、大幅にカットしたところもあります。しかし、してないところもある、あるいはしたところもある。その率は全部一律で対応したことは一度もございません。そこは、ちまたでそういううわさが立っておりますけれども、そういう現実は全くないということで、ひとつ誤解であるということで、御理解いただきたいと思います。それぞれの評価の中で、今年はこういう事業ですよというようなことで、しからばこれだけの事業で補助金はこうしますよということで対応しておると。今年は事業がないからということで大幅な削減をさせていただいていると。ですから、それぞれの補助金、助成金に対応しても新たな年度で新たな事業展開を、こういう事業をするのだと。だから補助金の対応をしてくれということにつきましては、十分それを評価させていただきながら、それにおこたえしているつもりであります。決して一律カットしているということではありませんので、その評価をして調整させていただいているということで、ひとつ議員さんも、ちまたのうわさと同じように誤解をされているようでありますが、決して私はそういうことで対応したことは今まで一度もございませんということで、お答えさせていただきたいと思います。これからも、それらにつきましては、先ほどもお答えさせていただきましたように、行政評価システム等々の対応を図りながら、より一層の評価をして対処していくように努めていきたいなというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。― 65 ―それから、男女共同参画型社会の構築、これはもう議員おっしゃるように私もそのとおり、町民もそのことを十分に望んでいるものであるということはお答えさせていただいたとおりであります。ただ、新たにこれを対応するということでなくて、これからつくり上げます議員の質問にもありました自治基本条例等々、19年度、来年度作成する予定でおりますが、これらについてもそれらの趣旨は十分組み入れた中でつくり上げていただくということを前提としながら対処していきたいし、また私作成させていただきました第4次総合計画の中にも、この男女共同参画型社会の構築につきましては重要な課題として総計の中にも織り込んでさせていただいているということで、ひとつ御理解をいただきたいと。そこで、いろいろな私自身も組織の委員の推薦をするに当たりまして、女性の方々の活動の状況というのがどうも十分掌握でき得ない部分もある。どこにどういう活動できる方々がいるのかということも、所属の担当も十分掌握しにくい部分もございまして、活動していただいている女性の方々をその組織の中に委員としてお願いしようかということになると、あそこの組織にも入っている、ここの組織にも入っているというようなことで、そういうような状況でありますので、ひとつ議員も活動する女性の方々の状況というものが、私どもにもよく見えるようにひとつ御協力いただきたいなということと、前回御質問いただいたときもお答えさせていただきましたが、今、委員会等々につきましては大半が公募をとるということを、一部公募の委員を対応するということで進めて公募をとっております。しかし、女性の方の公募が全く少ないというようなことで選び切れないという状況にありますので、そういった部分の基礎づくりも女性の立場で議員の御協力をいただければというように思うところでありますので、ひとつ私は議員と同じ考えを持っていると、構築していきたい、推進していきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。次に、中央保育所の問題でありますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、財政的に非常に厳しい昨今でありますから、議員御意見のとおり、その対応を図ると、財政負担を軽減するためのことだけを考えますと、明日にでもやりたいわけでありますけれども、そこに働く職員がいるということをひとつ念頭に置いていただきたい。それと地域の皆さん方、そして状況、そういったものを十分に説明を果たしながら、御理解をいただきながら対応していかなければならないと。西保育所の指定管理者の対応についても、2年かけて父母の皆さん方と協議させていただきながら進めてきているというようなことでございますので、そのときにつきましては、職員につきましては中央保育所で対応できる体制を整えた段階でそれに着手して、2年かかったということでありますので、ひとつ私自身も気長に考えているつもりはございませんけれども、全体的な状況を見きわめた中で対処していきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成18年第1回定例会 2006年3月10日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる