上富良野町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月15日
給食センターの運営について
2004年9月15日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「給食センターの運営について」質問し、教育長 高橋英勝、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 小野忠 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋英勝、町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小野忠
私は、さきに通告いたしました1項目についてお尋ねをいたします。まず第1点は、給食センターの運営について。施設の維持管理と人事管理についてお伺いをいたします。とある新聞によれば、聖域の衛生管理に不安があるとのことですが、これらは問題がないのかという点であります。1点目は、給食提供施設の生命である厨房が、調理施設、衛生管理マニュアル指針どおりの集団給食施設としての機能が整っておらず、食中毒予防対策が強化されていないと、その筋から指摘を受け経過されているようですが、どのようになっているのか承知いたしたいと思います。2点目は、当該施設の人事管理についてですが、平素から職員との対話、職員としての自覚、指導、連絡調整会議などを開き、意思の疎通を図っているのか、運営委員会議などはどんな会議をしてきているのか、会議そのものが存在しているのか、何を目的に協議されてきたのかが理解に悩むものであります。3点目は、自分たちの働く場所を考えて行動をするのが通常であって、外に向かって嘆いているとすれば、そこで働く職員の資質を問うのが管理職としての責任ではないでしょうか。現況では、手洗い、換気、調理台が傷んで、二次汚染を防ぐためにもどうにかしてほしいと、従業員が切実な訴えをしているとあるが、事実とすれば管理職は何を考えているのか、これまた理解に悩むものであります。4点目は、次代を担う子供たちの「食」を提供するのであれば、目的にある健全な体力づくり、食の改善にいささかも予断は許されず、早急に必要な予算措置をされることを期待するものであります。教育長の見解を求めます。以上です。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
5番小野議員の給食センターの運営に関する御質問にお答えいたしたいと思いますけれども、実は先日、議員の方に私の答弁書を配付させていただきました。内容を、もうちょっとわかりやすく御理解いただきたいということで、配付した答弁内容と要旨はほとんど同じでございますけれども、違いますので御了承いただきたいと思います。給食センターの運営に関しましては、給食センター職員一同、衛生管理に十分配慮し、安全な学校給食の提供に努めてきているところであります。御承知のように、給食センターは昭和54年に建設され、築25年を経過している老朽化の進んだ施設となり、施設の適正管理のためにも毎年計画的に必要度の高いところの修繕を進めてきているところでございます。昨年8月に、大量調理施設衛生管理マニュアルが改正され、このマニュアルに基づき、6月17日に保健所より改正後、初めての検査が行われたところでございます。今までも毎年保健所検査があり、そのたびに幾つかの指導や指摘を受けてきたわけでありますが、今年は特に改正後ということもあり、例年と検査の観点が変わったことと検査項目もふえたことから、全体で70項目についての検査を受けたところでございます。検査の結果は、70項目中13項目について御指摘を受けたところであります。この13項目の対応についてでありますが、そのうちすぐ改善を図った項目については6項目、施設の改修時に対応を図らなければならないような将来的な課題は2項目、そうして今議会に補正を提案させていただいております項目が5項目という内容となってございます。次に、2点目の人事管理についてでありますが、教育委員会におきましては毎月1回、組織の円滑な推進を図るため、職員との意思疎通を図るため、事務局内の打ち合わせ会議を行い、それぞれの部門における行政課題等についての話し合いを行ってきております。また、給食センターの運営に関しましても、センターの責任者を中心に、朝礼時に問題や課題等があれば意見を出し合い、厨房での作業の効率性を高めることや改善に取り組むこととともに、職員一丸となって、美しく、そして安全で、安心のできる給食の提供を目指してきております。― 26 ―3点目の管理職の職責の問題を指摘されましたが、管理職は当然その職務の責任の重大性を常に心がけ、職員の管理監督、そして業務上の職員の悩みや考え方を把握し、その職務に全力を尽くし、円滑な業務推進のため、最大限の職務の責任を果たさなければならない重要な職務の一つであると考えております。今後においても、管理職としての自覚と意識改革を図るとともに、さらに職員との意思疎通を十分図り、活性化された職場づくりに励んでまいりたいと考えております。また、御指摘のあります、給食センターで働く従業員が施設の不備について外部に不平不満や批判をしているのは、管理職と従業員のモラルに問題があるのではとのことでありますが、給食センターで働く従業員が、より安全で衛生的な施設の改善についての課題を真剣に論議されたことが大きな誤解を受けたことを非常に遺憾に思っております。給食センターの施設は、冒頭でも申し上げましたが、施設も老朽化し、運営上種々の課題を抱えているのも事実でありますので、次代を担う児童・生徒に安全でおいしい給食を提供するためには、施設の改善は不可欠でありますので、早急に改善を図られるよう今後も積極的に取り組んでまいりたいと考えております。最後の4点目の「食」の大切さに関しての御質問でありますが、小野議員の御意見にもありますように、今、食生活を取り巻く環境は大きく変化しておりますし、現在、児童・生徒の食育指導の充実を図るよう、国においても食育基本法の制定が検討されております。児童・生徒の栄養バランスに配慮した給食の提供、規則正しい食生活習慣づくりを目標に、給食は学校生活において最も重要な事業であると考えており、ハード面においては、今回、保健所から指摘いただいた事項については早急に改善を図るとともに、時間の必要な部分については先ほど申し上げましたとおり、計画的に早期に改善が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。さらに、地元の農畜産物である米・ジャガイモやニンジンなどの野菜類、そして肉なども積極的に取り入れ、おいしく栄養価が高く、安全・安心な魅力のある給食の提供を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 5番 小野忠
今、教育長からいろいろな御答弁がありましたけれども、まずマニュアルをおつくりになって、そうして施設を改善していっているのだと、このように今おっしゃいましたが、この施設の中で、例えば働いている方々が何を考えてこういうような表現をしておるのか。私たちにはぽんと出てくるものですから、全くわからなかった。そういうことから、ある方は何と言っているかといったら、マニュアルの改正はなされているのだと、だけれども全く、センターは依然として従来どおりやらないのだと、こういう言い方をされているということが報じられたわけなのです。それであるならば、私たちはぽんと見たときに、町民は何なのだと、こういうことがあっていいのかということが一つの課題になったわけなのです。そう言っておるところに、例えば自分たちの働く場所ですよ。この人たちは、自分たちは自分たち守らなければならない、どんなことがあっても、外に向けて物をしゃべることは絶対に相ならぬということが原則でないかと思うのですよ。それにもかかわらず、何でもマスコミに物をしゃべればいいというものではないのです。しゃべったことによって、皆さんがいろいろと今御心配されているわけだ。まず学校へ行っているお子さんのおる家庭では、かびが生えて、そんなところで物つくっているのかいと、これはどういうことなのですかと、こういうことが今語られておるということは御承知だと思います。それでまずこの問題に、今、教育長は朝礼にも職員に対していろいろな配慮をされておると言うのですが、ここにおる、早く言えば課長さんが、毎日皆さんとどういう話をしておったのか、課長さんは本当に言っておったのか、全く言ってないのではないかと、私たち思うのですよね、こういうことになれば。もう少し課長さんたちが、働いている人たちといろいろなお話を聞き合いしてやっておれば、こういうことは報道されないで終わったのではないかなということなのですよね。ですから、私は何もどうだというのではなくて、やっぱり職員はもう少しきちっと自分の行動を守ってもらいたい、そして堅実な、給食というのは大変なところなのですよ、これは、普通の場所と違う。これは物を扱っているのだ、つくっているところなのです。もしここで集団中毒でも出たときに、だれが責任取るのかということなのですよね。ですから、こういうことをよく今後お考えになって御指導していただけるものかと、私はそういうことをお聞きしたかった。いろいろなことを書いてあります。いろいろと書いて、本当にこのとおりに、何でこういうことを言ったのかなということを書いてありますよ、とんでもない。これが職員がこういうことを言っているのだから、本当に情けのない職員さんだなと私は思います。これについては、教育長、今後の職員の改革に努めていただきたいなと思います― 27 ―が、その点についてもう一度、御答弁を賜りたいと思います。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
5番小野議員の、今、私の答弁したことに尽きるのですけれども、その中でも特に衛生に関すること、子供の生命に関することですから、私もこれについては質問を受けたことを厳格に受けとめて、ただきれいごとで答弁するのではなくて、本当に真摯にこの問題について真剣に取り組まなければならないと考えております。ただ、今回、非常に答弁でも申し上げましたけれども誤解がありまして、マスコミがおもしろくおかしく書いているのではなくて、働く人たちがより安全で衛生的で効率的な施設になってほしいということの願いを、たまたま従業員が話し合いの中で出たと。その話し合いというのは、今の地場産品を使うというようなことで、毎月ではありませんけれども、年何回か生産者と給食センターの人たちとの話し合いを行っております。その中で、施設の中身の問題、それから子供たちが要求する問題、いろいろな課題を出し合った中で、施設もこうだったらいいよねという話の課題は、こういうふうに取り上げられた中ということで、そこに働く従業員の思いが十分に伝わらなかったなということで非常に残念に思っておりますけれども、ただ、そこに働く従業員については、正職員だから臨時職員だからということでなくて、本当に真剣に取り組んでいただいているということで御理解いただきたいと思いますし、今、小野議員から再三言われておりますが、食の安全、それからおいしい給食ということ、それから職員の管理者能力の問題、それから職員が一丸となって仕事に取り組むための姿勢、私は十分そのことの意を含めて受けとめましたので、今後、質問に十分こたえるように、職員一丸となってさらなる努力をしていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 5番 小野忠
今、教育長の答弁はお受けいたしました。私は、通告いたしていませんけれども、町長、これは全面的な問題であります。人事をされたのが、町長が教育委員会に人事をし、そうして執行させておるわけなのですから、職場におる方たちがこういうようなことをマスコミに報道するようなことを、今後は取り締まるというわけにはいきませんけれども、指導力を発揮していただきたい。そのために、今後のこのことに、すべて全面的な問題ですけれども、町長はどのように今回のマスコミの報道、その他の問題についてお考えになっているか、それはお聞きできないのでしょうか。通告していませんので。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員に、急に御質問を受けたわけでありますけれども、今、教育長からお答えさせていただきましたように、私自身も施設として老朽化してきている施設については十分認識いたしておりますし、それらに対応する常日ごろの維持管理というものが、職員の努力が重要であるというふうに思っております。保健所の検査等々で指導を受けるということにつきましては、それぞれにその対応を図っていくように、教育長がお答えしたように、教育委員会としてもその善処をしていると。今回の一般会計の3号議案でも補正予算を組ませていただきましたが、それらの指導に対する対処をしているということでありますが、今回の新聞報道等々の件について議員が懸念されておりますように、私自身もあの報道を見たときに心配したわけでありますが、確認をいたしましたところ、教育長がただいまお答えいたしたように、職員がより理想的な給食センターのあるべき姿というようなことで、討議をしているその部分の中から出てきた御意見だというような部分も承知いたしておるところでありまして、そういうようなことからするならば、今後も職員として、老朽化している施設だからより一層維持管理に心を燃やし、安全で安心できる給食の提供に努めるように、教育委員会を中心とした中で職員の鋭意努力を促していきたいというふうに思っております。