上富良野町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月14日
(1)上富良野町の住居表示について/(2)町立病院の医療事故防止対策について/(3)農業委員委員会関係について/(4)十勝岳火山防災対策について
2003年12月14日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「上富良野町の住居表示について」「町立病院の医療事故防止対策について」「農業委員委員会関係について」「十勝岳火山防災対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 小松博、農業委員会事務局長 谷口昭夫、町民生活課長 米田末範、町立病院事務長 三好稔が答弁しました。
- 質問者
- 中村有秀 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 小松博、農業委員会事務局長 谷口昭夫、町民生活課長 米田末範、町立病院事務長 三好稔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 中村有秀
私は、さきに通告いたしました4項目、8点について一般行政の質問を行いたいと思います。まず、第1項目めは、上富良野町の住居表示についてでございます。昭和56年9月28日に、上富良野町住居表示に関する条例が制定され、それに基づいて昭和56年11月1日に、上富良野町住居表示に関する施行規則により、本町の住居表示は整然と整備され、以来22年を経て、町民に住居表示番号が定着をしています。しかし、住居表示番号の定着している反面、住居表示板が適切な位置に表示されていない、また住居表示板がないとの状況が散見されるとの町民や町外の訪問者からの苦情が寄せられましたので、次の事項について状況を伺いたいと思います。まず、1点目は、条例第14条による住居番号の表示が適切に指導されているか。2点目は、施行規則第3条による住居番号設定、変更、廃止届けが適切に実施されているのか。3点目は、施行規則第7条で汚損、紛失等による再交付は有償とし、その額は町長が別に定めるとあるが、過去の再交付の件数と有償額をお伺いいたしたいと思います。次に、第2項目め、町立病院の医療事故防止対策についてお伺いをいたしたいと思います。平成14年度の病院事業会計の決算特別委員会審査意見の第6項目めに、医療事故防止について引き続き努力されたいに対して、町長はその他の審査意見を含め、いずれも適切な審査意見と受けとめ、それを尊重し、今後なお一層の行政推進に努めると言明されました。最近、医療事故については各種報道があり、また12月6日の北海道新聞に、相次ぐ医療事故に電話相談窓口設定ということで、旭川弁護士会が開設したと報じております。町立病院においては、全スタッフが医療事故防止対策に日夜努力されていることに深い敬意を表します。平成14年6月5日から施行した町立病院の医療事故防止対策指針、リスクマネージメントマニュアルに基づいて防止対策を実施していると承知をしていますが、その実施状況についてお伺いをいたします。次に、3項目め、農業委員会の関係についてでございます。農業委員会等に関する法律で、この法律は農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位向上に寄与するため、その組織及び運営を定めることを目的とするとなっておりますが、農業をめぐる今日の環境は非常に厳しい状況にあります。農業後継者の減少と担い手の高齢化、過疎化の進行と遊休農地の増加、農業の国際化にある農産物の輸入増に加え、本年は冷夏による不作もあって、農業を取り巻く環境は極めて深刻な事態を迎えています。この困難な状況を打開するため、農業委員会は農用地の確保と適正な農地行政を推進するとともに、地域農業の担い手に対する減反的な農地利用の集積、土地利用調整等の確立を図り、担い手である農業経営者の組織化、農業経営の法人化等を進め、さらに農業者の意見を集約し、合意に基づく諮問、建議等を行って、地域農業者の期待にこたえるような活動を進めています。財務省は、去る11月24日、農業委員会活動交付金を削減すると発表しました。平成15年度の農業委員会活動交付金116億円、農業改良普及センター運営交付金252億円を、平成16年度は合計して30億円程度の減額を目指し、減額分は税源移譲は必要ないと判断をしています。このため、交付金の減額に地方の反発するのは必至だと新聞報道は伝えております。ついては、次の2項目について、見解とともに明確な答弁を求めたいと思います。まず、1点目は、農業委員の定数は選挙による委員数、選任による委員数が法律、政令と条例等によって定められています。当町の農用地総面積は大きな変化はないが、農家の総数の大幅な減少から、農地利用の集積、土地利用の調整等に地域農業者の意見を聞く立場から、農業委員は地域的に配慮して選出されていることに理解をするが、国の方針及び町の行財政改革から、農業委員の定数削減を検討すべき時期と考えるが、その見解を伺いたいと思います。次に、2点目は、平成15年4月25日開催の第10回農業委員会の議案及び議事録によると、議案第3号土地の現況証明書下付についての申請第1号について伺います。当該議案の備考欄に、年月日不詳から宅地として利用とあって、申請目的には地目変更とあります。議事録の調査担当農業委員の説明欄には、申請地は相当以前から民宿が建ち並んでおり、農地との境界がはっきりしていなく、今回測量したところ、一部農地に入り込んだことがわかり、本申請に及んだものですと記録をされているが、その実況に至った経過を明らかにしていただきたいと思います。次に、第4項目め、十勝岳火山防災対策についてお伺いをいたします。記録に残っている十勝岳の噴火は、安政4年、明治20年、大正15年、昭和37年、昭和63年の5回で、中でも大正15年5月24日の大噴火は、山腹の雪を瞬時に解かし、土砂や岩、木がまじった泥流となって富良野川、美瑛川に流下し、144名の死者、行方不明者を出す大惨事となりました。このとき、泥流が火口から上富良野市街地まで到達するに要した時間は約40分で、山合いの地区では25分とも言われ、噴火してから25分が避難完了までのタイムリミットになると判断されております。活火山十勝岳と共生していかなければならない我々上富良野町民にとっては、その防災対策は急務であります。昭和62年4月、建設省は国内の泥流発生の可能性が高い火山を対象に始めた特定火山周辺総合泥流対策事業を受けて、同年11月に道開発局と道の委嘱を受けて恒久的な泥流防止対策を検討する十勝岳周辺火山泥流防止対策検討委員会、委員長東三郎北大教授は、昭和63年3月に報告書をまとめられました。その内容は、一つは砂防施設計画、二つ目は泥流監視システム、三つ目は避難地の造成、4番目は緊急対策の基本的な考え方など柱にまとめられており、その中の砂防施設計画では、泥流の流下ルートになる富良野川、美瑛川に本格的な砂防システムを設置するよう提言しております。同委員会の試算によると、大正泥流規模の大泥流が発生した場合、両河川に流れ込む泥流の流量は1,900万立方メートルで、土砂と流木を巻き込んで押し寄せる泥流からふもとの住民を守るためには、両河川に80基の砂防ダムの新設、泥流の流下コースを変える導流提建設、川底などの浸食を防止する床固め工設置など、砂防機能を飛躍的に向上させるよう求めたのであります。その報告書に基づき、平成元年から大幅な予算措置で防災対策は進められているが、総体で約800億円、20年以上の歳月が必要とされているが、大正15年の大噴火から77年も経るのに、いまだ町民が安心できるような防災防止対策にはなっておりません。町民は、あすにでも噴火があるかもしれないという不安と緊張の生活を強いられており、特に火山性地震が地震が発生したときは、まず十勝岳はどうなのかと頭の中をよぎります。上川町村議長会は、本道の重要懸案事項として、北海道町村議長会の第54回定期総会に十勝岳火山防災対策について提案し、その他4件とともに採択され、中央陳情も行われています。このような十勝岳防災対策の町民の思いと願い、そして上川町村議長会の動きを含め、町長の見解を求めます。まず一つは、現在の十勝岳防災対策の状況をどう判断されているか。二つ目は、今後の十勝岳防災対策強化への考え方をお伺いいたしたいと思います。終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の住所表示に関する御質問からお答えさせていただきたいと思います。1点目の住所番号の表示が適切に指導されているかについてでありますが、昭和56年、上富良野町住居表示に関する条例により、昭和57年鉄道線路東側、昭和58年に西側を住居表示実施しております。その後、宅地化や道路網の整備等により、平成元年及び6年に実施可能な地区の住居表示を行ってまいりました。これにより、住宅の新築があった場合、住所の認定上必要なことから、住居表示実施地区の方には届け出を行っていただき、住居表示の住居番号標の交付を行い、同時に通行人から見やすい場所に表示していただくよう説明し、取り進めているところであります。2点目の住居番号設定、変更、廃止の届け出につきましては、さきに申し上げましたとおり、住所を認定し、転居届け等の届け出につながることから、建物の使用目的が住宅、事務所等については適切に行われていると考えております。ただ、廃止や変更の建物ついては、所有者が管理者がかわってから取り壊しなどを行う例が多く、この場合には、次の代の所有者が新築する時点でわかることになり、その時点で台帳の整理を行っているのが実態であります。ちなみに、年間の認定は40件前後、廃止は12から13件となっているところであります。次に、3点目の再交付関係でありますが、これにつきましては、本来規則で定めており、額を定めるべきところでありましたが、規則制定時には再交付実態がなかったことも原因し、額を定めずに今日に至っております。交付の実態といたしましては、四、五年に1件ないし2件であり、その多くが住宅の所有権が移転してからのものであることなどから、無償交付をいたしてまいりました。件数が少ないなどの理由をもって規則等が不備でありますことが容認されるものではなく、深くお詫びを申し上げますとともに、実態に即し、早急に規則整備と適切な運用に努めてまいります。次に、町立病院の医療事故防止対策の実施状況においてお答えさせていただきます。病院では、平成14年6月に医療事故を防止し、かつ安全で適切な医療の提供体制の確立を目的に、上富良野町立病院医療事故防止対策規定を定めました。さらに医療事故の発生防止対策及び医療事故発生時の対応方法等についてマニュアルを作成し、職員全員に配付し、職員一丸で医療事故の防止に努めているところであります。規定に基づき、医師、看護師、薬剤師等のほか関係職員等による医療事故防止対策委員会を設置し、医療事故防止対策の検討、医療事故の分析、再発防止策などについて会議を開催しております。その結果を各部署のリスクマネージャーを通じて職員に伝達し、事故の再発防止に努めているところであります。本年度の委員会は、これまで7回開催し、委員会に報告された医療事故報告及びひやり・はっと体験報告に対する分析、再発防止等について協議いたしております。また、過般院内における感染の防止策に関し、職員研修会を開催し、医療事故を起こさないよう鋭意取り組んでいるところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、農業委員会に関する御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の農業委員会定数につきましては、農業委員会の選挙による委員定数は政令で定める基準に従い、条例で定めることになっております。また、選任による委員は省令で定める農業協同組合及び農業共済組合が推薦した理事各1名、市町村議会が推薦した農業委員会の所掌に属する事項につき、学識経験を有する者5人以内となっております。昭和41年に委員会定数が改正され、選挙による委員14名、選任による委員4名、計18名で現在に至っております。年々農家戸数が減少している中で、国においては農業委員定数等の見直しを進めておりますが、本町においても農業委員会の意見を聞き、定数削減を検討していきたいと考えております。次に、十勝岳火山防災対策についての御質問にお答えさせていただきます。本町の十勝岳火山災害対策上からしても、大変に重要な役割を果たす富良野川火山砂防事業の促進は懸案の事項であり、御質問にもあるように事業促進に巨費を必要とすることから、近年の厳しい財政状況の中では、なかなか予算の獲得につながらない実態にあります。町の火山防災対策上からも、本事業の促進は必須の要件でありますので、今後も十勝岳火山防災を最重点項目の一つとして位置づけし、要請活動をしている上川地方総合開発期成会や、活動火山対策連絡会議の組織を初め、北海道開発予算の中での予算額の確保を図るため、道との連携や、他のあらゆる機会を通じて継続的な活動を行ってまいる所存であります。また、町みずからの防災対策強化としては、いち早く災害情報等を町民へお知らせすることで、町民ができる限り敏速に避難することを経験していただくことを目的として、十勝岳火山総合防災訓練を今後も継続的に実施していかなければならないと考えております。また、さきの岩崎議員へもお答えさせていただきましたように、町の防災対策の基本計画となります上富良野町地域防災計画の全文改定を行っておりますので、時期を見て新たに策定中であります職員災害初動マニュアルとあわせて、計画書案を議員の皆様にも閲覧していただけるように取り進めてまいりたいと存じております。以上であります。
答弁 農業委員会会長 小松博(農業委員会会長は2003年12月まで)
11番中村議員の2点目の土地の現況証明書下付についての質問にお答えをいたします。土地の所有者から現況証明書願いが委員会に提出され、場所は深山峠展望台の旭川寄りに位置し、ペンション、喫茶店等が並んでいるところでございます。その証明を必要とする理由については、昭和50年初めごろは、地籍調査によって地目堺が判然としていたわけですけれども、当地は傾斜地であることと、長年にわたる耕作の間に、地目の境界が異動していたことに気づかずに荒らしていたもので、現在建築中の建物の土地を所有権移転のため測量したところ、建築中の建物の一部と、ほか借地としている2棟の建物の一部が農地に入り込んでいたことが判明したもので、地目変更をしたいという理由でございました。早速農業委員5名、事務局1名で現地調査をし、申請どおりであることを確認したところでありますが、農業委員会としては、長年遊休農地となっており、農地との境界が判然としないことから、境界を見落としたものと思われる事情を推察し、現況証明を下付したものでございます。御理解を賜りたいと思います。以上です。
質問 11番 中村有秀
まず、第1点目の住居表示の関係でございます。一つは、鉄道線路東側が昭和57年度実施で、22年経過、西側が58年実施で21年経過をしております。ところが、丸々何町何番という標示、縦のやつ、町の角々にあるだろうと思いますけれども、これは例えば町番号標とでも申しますか、しかし当時設置された街角の電柱だとか街灯、建物があったのだけれども、二十有余年経過をした中で、やはりまずよそから来た人は、何町で調べる。それから何番、それから個別の番号ということでお尋ねをするということになりますと、こういうのがないところが相当数あります。それからもう一つ、破損をしているところ、例えば守田商会の裏側のところにあるのは、何町が消えてしまっているのですね。あそこは中町ですけれども。下だけ残っているのですね。そういう状態もあります。ですから、私は早急にこれらを実態調査をして、措置すべきではないかというのが第1点でございます。条例の第3条第3項の後段の中は、あくまで僕は町番号標と住居番号標は連結をしているという判断から、この条項を準用すれば、実態調査に住居番号をつけ、変更、廃止する必要が生じたときには、直ちに必要な措置を講じなければならないという関係からいって、早急にこれらについては調査をし、措置をすべきであるということで考えております。それから次、住居番号標の表示のしてない建物、これも結構あります。これらも実態調査を行い、その理由によって必要な措置を行うべきではないかと考えております。それから、3点目は再交付の関係についてお尋ねいたします。施行規則第7条では、汚損、紛失等による再交付は有償とし、その額は別に定めるということでございます。というふうになると、この現在の状況から、次の問題がありますね。制定された当時からいただいた住居番号標が20年、21年、22年たっていますけれども、その住宅なり建物の設置する場所といいますか、例えば雨、風、雪等に直接さらされるところと、そうでなくて軒の中に完全に入っているところというようなことがあります。私調べてみましたら、住居番号のあれがもうわからなくなって消えているところが非常に多いのですね。あるところでは、わざわざ自分で何番何号のところをペンキで塗らされているところもありました。ですから恐らく今役場の職員の皆さん方で、玄関の標のすぐ直接雨やなんかさらされているところまず見てください。もう消えて見えないのが、もしくは判読しにくいという状況になっております。ですから、これらについてもどういう方法か、実態調査を、もしくは町広報を通じて申し出てもよろしいですし、そういう関係の措置をやはりすべきでないかという気がいたしました。そして、問題はそのときの、紛失やなんかと違って、二十有余年経過をして消えているから、それを有償にするのか無償にするのかという問題が出てこようかなと思います。ですから、僕は今ずっと相当数ありますから、これを全部無償にするということになると、相当のお金がかかるのかなという気がいたしますけれども、それらについてどう、有償か無償かということでの判断を、結論をいただきたい。それからもう一つは、有償の額は定めてないということでございましたのですけれども、実際に今あれした場合の実費額は幾らなのかということをお尋ねいたしたいと思います。それによって、紛失や汚損の場合の再交付と、それから完全にもう消えかかっているという面でのあれと体制がまた考え方が出てくるのではないかなという気がいたします。それから、次に2点目の町立病院の医療事故防止対策についてでございます。今、上富良野町立病院医療事故防止対策規程の第9条、言うなれば病院に従事する人が患者さんいろいろなところでひやっとしたとか、はっとしたとかということが、この第9条に言うひやり・はっと体験報告ということで報告する義務になっています。しかしこの規定を見ますと、第2項のひやり・はっと体験報告は、別添の4ということで事務長なっているのですよ。ところが、その別添4は違うのですね。ひやり・はっとの事例なのですよ。ですから僕はこの報告は別添の3でないかなという気がするのですけれども、これがそのままずっと今まで来ていること自体がおかしいなと思うのですけれども、それちょっと確認をしていただきたいと思います。それから、医療事故防止対策委員会は、上富良野町立病院医療事故防止対策規程の第2条第4項で、委員会は毎月1回定例に開催及び委員長の判断によって、委員長というのは副院長がなることになっているようですけれども、臨時に開催することになっているということで、先ほど町長の答弁では、本年度は7回開催されているということでございましたが、これは平成14年6月5日施行でございますので、14年度の委員会の開催状況をお伺いいたしたいと思います。それから、3点目は、本年度の医療事故防止対策委員会は7回開催ということで答弁がありましたけれども、委員会に報告された医療事故防止及びひやり・はっと体験報告について、平成14年と15年度に分けてお尋ねをいたしたいと思います。まず一つは、医療事故報告ということで、答弁の中にありましたけれども、これは別添5の院内用と思いますけれども、もう一つは院外用があるのですね。警察やなんかに届けるとか、いろいろな関係のやつがあるのですけれども、恐らく院内用と思いますが、その件数は幾らかということで、14年、15年度。それから、ひやり、それからはっとしたという体験報告、これは職員に対して積極的に提出を励行するということで、ひやり・はっと体験報告を提出した者に対し、当該報告を提出した理由により不利益処分は行わないと。だから言うなれば、自分がみずからやったらこんなことがありましたということで、リスクマネージャーに報告をしということになっております。そういうことで、このひやり・はっと体験報告の14年度の件数と15年度の件数についてお伺いをいたしたいと思います。それから、次に農業委員会の関係で、平成14年度の上富良野統計、それから平成15年の上富良野町農業委員会の概要から、平成4年度と平成14年度の統計をちょっと比較してみました。農家数というのが、平成4年度は647戸あったのです。平成14年、昨年は467戸ということで、驚くなかれ、180戸の農家総数が減っているということ。専業の関係見ますと、平成4年は339、平成14年は266という形になっています。そして、あと1種兼業というのが平成4年は249戸、しかし平成14年度は79戸。それから、2種兼業というのが平成4年は59戸ありましたけれども、これ平成14年度は122戸ということで、倍以上になっております。そういう農家総数の関係。そ れ か ら 、 経 営 の 土 地 利 用 状 況 と い う こ と でちょっと比較をしますと、昭和49年度は5,660ヘクタール、平成5年は6,176ヘクタール、これは平成14年度は5,818ヘクタールということで、この統計から見ますと、農家戸数は総数は激減してます。しかし農用地の面積には大きな変化がないということから、特に農地の流動化についての農業委員会の役割というのは、非常に大きいものということで判断をしております。たまたま農業委員会等の制度研究会の報告書ということが平成12年2月にありまして、それに基づいて、全国農業会議所を農業委員会の系統組織の改革プログラムということで、農水省と協議を経て取りまとめられております。これは農業委員会系統組織の関係者は、この改革プログラムの内容について情報提供を行いつつ、着実に推進していくこととすると。そういうことで、その中に組織体制の適正化ということで、農業委員の地区担当制の整備、それから農業委員の定数の適正化、これはこの中の説明では、農業委員の定数については農家戸数、農地面積減少等の地域の実情を踏まえ、適正化のために見直しを推進すると。そして、その後に、平成14年7月、第18回農業委員統一選挙に向けた対応ということで、本来ならば去年の段階でこの内容に基づいてということが、この農業委員会系統の改革プログラム、農水省との協議の上出ていることなのです。それからもう一つは、地域農業、農村を担う多材な人材の農業委員の登用ということで、この中では女性農業委員の関係、それからもう一つは青年農業者、認定農業者の選任、委員への登用ということがこの中でうたわれております。したがって、前回、昨年の7月の段階で、女性の関係もどうかという議会の中で議員推選の関係もありましたけれども、こういうことが実際はこの農水省と、それから農業会議所の中での今後の進め方ということで出ているのだと思います。それから、農業委員会間の広域連合ということで、認定農業者等の広域な農地利用に適切に対応する、つまり農業委員会の広域事務連絡会、仮称の組織と定期開催による情報の共有化などの連携の強化というようなことがこの中でうたわれて、これが農業委員会にもある冊子の中に、このことが具体的に書かれているわけです。私は、今のような状況、それから農水省、それから農家の減少等々も含めて、行財政改革という観点も含めて、この17年4月に農業委員会の選挙があります。したがって、できれば平成16年度中にこれらの問題について結論を出し、条例改正をすべきだと思います。当然農業委員会は行政組織の一端ということで、あくまで自主的にそこがという形になってこようかなと思いますけれども、これらについてお伺いをいたしたいと思います。それから、次に土地の現況証明下付の関係です。私は、これちょっと気がついたというのは、旭川で発刊されている月刊雑誌の北海道経済の9月号、10月号に、美瑛の四季彩の丘、この問題が農地の転用の問題で非常に騒がれて、こういう情報誌に載っていたわけで、その関係で上富良野の場合はどうなのかなということで、この役場の1階にある情報コーナーで議事録を見たわけです。この中で、現実に年月日不詳から宅地として利用ということなのですけれども、実際に農地の所有者や民宿の経営者等を尋ねれば、日まではわからなくても、明らかに年度というのはわかるのではないかと思います。実際にその調査をしたのかどうかということで明らかにしていただきたいと思います。それからもう一つ、農業委員の担当地区ということで、恐らく設定はされているだろうと思いますけれども、さきに申し上げましたこのプロジェクト、農業委員会系統改革プロジェクトの中では、認定農業者の掘り起こし等の現場の課題に対応する農業委員を明確にするため、農業委員の担当地区の設定なんていうことがこの中でうたわれております。したがって、上富良野町の農業委員会で、その担当地区の設定はどうされているかということでお伺いをいたします。それから、恐らく現況証明下付なのですけれども、この土地の所有、移転登記のための測量したということですから、その以前に、2件の建物が農地に入り込んでいるということなのですが、この民宿は何件か、もしくかはまた経営者が何名かということもお尋ねをいたしたいと思います。それから、次に十勝岳の災害防止の関係をお尋ねいたしたいと思います。昨日の北海道新聞に、十勝岳噴火から15年、それから警戒は常に欠かせぬ備えという大きな見出しで、防災体制、観測体制、火山活動について報道されました。私は、防災体制としての砂防ダムの建設についてお伺いをいたしたいと思います。上富良野と美瑛と地理、地形的な関係もありますけれども、美瑛町側の旭川開建が行った砂防ダムは、流路工を含めて37基が設置されております。そして、来年度以降建設予定は17基と報じられて、その進捗率は64.9%でございます。一方、上富良野町側の旭川土木現業所が行っているものは、透過ダム等も含めて21と報じられておりますが、本年10月3日実施の行政調査では、旭川土木現業所の資料で、富良野川火山砂防事業施設実績では23基になっております。これは底面スクリーンダムが1基、提ダム分が13期、透過ダムが4基、不透過型ダムが3基、ブロックダムが2基ということでございますから、恐らくこれが僕は正しいと思いますけれども、現実に来年度以降、上富良野側の砂防ダムの建設予定、来年度以降、これが何基あるのか、美瑛の方は17基と報じられています。したがって、この何基なのかをお伺いいたします。それから次に、監視、警戒体制についてお伺いします。旭川土木現業所の平成15年度の執行施設として、警戒避難対策事業として、発生地域に平成8年度から20年度までの実施計画で、監視カメラ3基、地震計3基となっております。しかし現在は、監視カメラは頂上に4台、美瑛町側に4台が旭川開建で設置され、上富良野町側では1基ということでございます。非常に国と道のかかわりもあるから当然だなと思いますけれども、ただ一応災害ということに考えると、同じようなやっぱりレベルでやっていただきたいというのが我々町民の願いであるし、それからそれを早くということだろうと思う。したがって、旭川開建と旭川土木現業所との予算措置の取り扱いに大きな差が感じられます。そういうことで、それらの設置については、先ほど町長の言う道との連携、ほかのあらゆる機関を通じて継続的に活動を行っていくということでございますけれども、それらについて、なお一層取り組んでいただきたいと思います。それから、3点目は十勝岳噴火による泥流を予想して防災ダム等がつくられております。しかし、その泥流の流下する富良野川改修をこの問題とあわせて一体化と整合性のある防災対策を進めていかなければならないのでないかという気がいたします。そういうことで、これらについても町長の最終の答弁になるような形で、なお一層関係機関に働きかけをお願いをいたしたいと思います。以上、再質問を終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、住居表示の関係からでありますが、住居表示標と住居番号、これらにつきましては、議員のおっしゃるとおり、年月もたっておりまして、消耗もしているというようないろいろな観点から、今後見直しを、十分調査をして対応を図らなければならないなという認識を持っているのは、議員と同じであります。その調査方法等々につきましては、今後の中で検討をしていきたいと。そして、また無償か有償かにつきましても、今後地域の住民会等々との話し合いの中で、十分対応を図るべく進めていきたいなというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。また、再交付につきましての実費額は幾らぐらいかということにつきましては、担当課長の方からお答えさせていただきます。次に、医療事故防止対策につきましては、これは係数的な部分が多いわけでありまして、担当の事務長から御報告、説明させていただきます。さて、農業委員会の委員の定数、先ほどお答えさせていただきましたように、農業委員会の意向を十二分にお聞きしながら、定数の見直しにつきましては、削減に向かって対応をしていきたいという認識には変わりがございません。先ほどお答えさせていただいたとおりであります。その見直しにつきましては、遅いより早い方がいいということは、議員の御指摘の部分も含めながら、今後農業委員会との調整を進めていきたいというふうに思います。最後の十勝岳火山防災関係でありますが、議員の御意見どおり、私といたしましても、国と道との中で大きな格差がないのかということにつきましては、常に国に向かって、北海道に向かってお話をしているところでございます。御案内のように、昭和63年の十勝岳噴火に伴いまして、平成元年に活動火山対策特別措置法の適用を受けまして、この十勝岳砂防等々を含める事業計画が見直されました。その中で、富良野川を中心とする北海道の補助事業で対応する総事業費は、850億円という予算を総事業費の中で、今日取り進めているところでありますが、平成15年度までの予算の執行状況からすると、272億円の予算を対応しているということでありまして、率にしますと、32%という予算規模の状況であるということを北海道の方からお聞きいたしているところであります。また、美瑛川を中心とした美瑛町の対応につきましては、御案内のように国の直轄事業でございまして、国の方で総額578億円の総事業費予算をもちまして、平成15年までに511億円の執行をしていると。執行率88.3%ということで、率からいたしましても富良野川と美瑛川との、また国と道の直轄事業と補助事業との格差が出ていると。このことにつきましては、北海道に常にお話を申し上げているところでありますが、御案内のとおり北海道の財政が非常に緊迫しているというようなことから、なかなか予算措置をしていただけないというのが現状でありますけれども、今後も強く国、北海道に要望をいたしてまいりたいというふうに思っているところであります。また、監視カメラ等々につきましても、今現在上富良野町におきましては、国の火口を照らすカメラから、美瑛町役場を経由して、NTT回線をもって我が町の消防本部に静止画像が送られてきていると。24時間体制で送られてきているだけでございます。しかし北海道は、ことし来年と向けて3基の監視カメラを設置して、上富良野町に光ファイバーを通じた中での画像の送信を図るように取り進めていくという事業計画を持っている。しかしながら、場所が特別保護地域というようなことで、環境庁との調整等々でなかなか前へ進まない課題があるというような報告も聞いておりますが、こと人命にかかわる問題でありますので、こういったソフト面の充実をも強く要望してまいりたいというふうに思っているところであります。また、最後に質問のありました泥流対策、議員から御発言がありましたように、大正15年の1,900万立米を抑止する事業計画で、今日この十勝岳防災砂防計画が事業が促進されているわけでありまして、御案内のように富良野川には70%の1,330万立米が富良野川沿いを南下し、我が町に泥流が襲ったというようなことから、この1330万立米の40%が水分であるというようなことから、その水は富良野川を流すと、残された60%の部分を砂防ダムあるいは透過ダム等々で抑止していくというのがこの事業計画でございます。今現在、富良野川では、御案内のとおり3号ダムのかさ上げ事業が進められているところでございます。大体平成20年までというようなことでお聞きをいたしているところでありまして、済みません、間違えました。平成17年度までに、この76億円をもって対応する3号ダムのかさ上げを終了すると、その後2号ダムのかさ上げに着手するというふうにお聞きいたしております。今現在の、先ほど申し上げました泥流の抑止力は16.3%という実情にありますが、この3号ダムのかさ上げが完了すると、抑止力につきましては31.5%、30.9%の抑止力になるということでございますけれど、まだまだこの3号ダムのかさ上げにつきましても17年度までかかる。その後2号ダムのかさ上げに着手すると。それからもう一つは、大きな課題は、今後三つのダムをつくらなければならないと。そのことによって、先ほど申し上げました1,330万立米の泥流の部分で、水の部分を残して土砂等々の抑止を図るということでありますが、今北海道では、これから新たに三つのダムをつくるということは、果たしていいのかどうかというようなことで、全面的な今見直しを北海道で取り組んでいるということをお聞きいたしているところでありますが、私といたしましては、当初事業計画の1,330万立米の対応を図れることであれば、必ずしもダムを建設するということだけが方法ではないというようなことで、基本的には1,330万立米を対処できる砂防事業を推進するように北海道にお願いをしているところでありまして、今後ともこの事業につきましては、先ほども申し上げましたように国直轄と北海道補助との格差はないと北海道は申しておりますけれども、今申し上げたようなおくれがあるというのは現実でありますので、これを早急に対処するように北海道に対し働きかけていくというふうに思っているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 農業委員会事務局長 谷口昭夫(農業委員会事務局長は2003年12月まで)
中村議員の現況証明下付の関係についての御質問にお答えいたします。まず、1点目、現況証明願いの中に書かれております年月日不詳、宅地として利用と書かれておりますけれども、この年月日不詳という考え方につきましては、建物については年月日は特定されると思いますけれども、この部分につきましては、土地についてですので、土地がかわった年月日というのは特定できないことから、年月日不詳というふうに書いているところでございます。それから、2点目の農業委員の地区割りですけれども、本町においては農業委員18名全員が地区割り当てされております。明確にされております。それから3点目、現況証明の下付、この地域についての下付の状況については、1件の現況証明が出てきておりますけれども、関係する建物については3戸でございます。以上です。
答弁 町民生活課長 米田末範(町民生活課長は2004年3月まで)
中村議員の住居番号標の現在の単価ということでございますが、現在約200円で1枚の整理を、大体それぐらいかなというふうな状況でございます。以上であります。
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
11番中村議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。1点目の規程第9条第2項におけるひやり・はっと体験報告の書式の表示でございます。御指摘のとおり、当初別添4というようなことで整理いたしておりました。その後、この誤りを訂正をすることで実行しているところでございます。別添4を別添3ということで訂正をしているということでございます。ただ、開示しております書類等において、当初の表示ということで間違っておりますので、速やかに訂正をさせていただきたいと思っております。2点目の14年度の委員会の開催でございますが、7回開催をいたしております。そして、そのほか職員研修会1回を開催しております。委員会に報告されている医療事故等の件数、その内容等でございますが、まず最初に医療事故の定義といったことで、このことにつきましては、中村議員、今御理解をいただいているところでございますが、医療にかかわるすべての場所で、医療の全過程において発生するすべての人身事故で、死亡、生命の危険、病状の悪化などの身体的被害及び苦痛、不安など精神的な被害が生じた場合、さらに患者が廊下で転倒し負傷した事例のように、医療とは直接関係しない場合、さらにもう1点、患者についてでなく、注射針を誤って刺すなど、医療従事者などに被害が生じた場合、こういったもの等規定における医療事故といったようなことで定義づけをしているところでございます。医療事故の件数でございますが、本年度においては5件、前年度、本規定が制定された以後、年度末までにおいて4件でございます。それらの内容でございますが、注射に関して、トータル的にずっとお答えさせていただきたいと思いますが、注射に関して6件、調剤に関して1件、給食に関して1件、そのほか注射針を誤って刺したということでございます。これらにつきましては、注射に関しては点滴内容が変更されておりましたが、前日の点滴内容の点滴をしたといったことで、これにつきましては内容的には患者さんへの影響がありませんでした。また、点滴を他の患者と間違えたといったことで、これにつきましては即誤りに気がついて、その薬液をとめる栓を閉めたので、患者にはほとんど入ってないと。あと、さらには患者みずからが点滴針を抜いたことによるもの、注射薬の間違えといったことで、これにつきましては患者の疾病に適用があり、危険度はなかったといったようなことでございます。さらには、廃棄した注射針を掃除業務の者が、それを刺したといったような事故でございます。また、給食に関しては、患者さんの検査直後に患者様に食事を出したといったことで、これにつきましては、1回給食をとめる状況でございましたが、そのようなことであったと。さらに調剤に関して、譲与量以上の投薬をしたと。これも1回の服用であったといったことから、患者様には生命の危険度については低く、大きな障害にはならなかったといったような状況でございます。4点目に、ひやり・はっと体験報告報告者の状況に対する届け出件数でございますが、14年度においては5件、15年度においては2件でございます。以上です。
質問 11番 中村有秀
まず、住居表示の関係です。町長は調査をして対応していくと、それから調査方法だとか、それから今実費額は幾らかということで、200円ということですけれども、これも有償か無償かということで、恐らく結構な数字が、件数はあるのでないかと思いますね、薄くてわからないというやつが。そういうことで、早急に上富良野は観光の町、四季彩の町ということで、一つは町並みや、それから町のそういう表示等が鮮やかになっているというような形で、なおその促進を図っていただきたいと思います。それから、町立病院の関係です。今、ひやり・はっとの体験報告は、14年は5件、15年は2件という報告でありました。この上富良野町立病院医療事故防止対策規定のリスクマネージャーマニュアルによると、まず別添2に事故防止の要点と対策ということで、11項目の要点、それからエラー発生要因、事故防止対策留意点ということが列記されております。それから、別添3では、ひやり・はっと事例集ということで13項目、それから280事項に細かくこういう事例ということでメモがされております。例えば人工呼吸器の関係では20件、輸血の関係では15件、注射の関係では42件という、今までのいろいろな形で、はっと・ひゃっとしたというようなことのどこかの体験報告をもとにして、この規定がつくられたのだろうと思います。これが、事例集が32ページにわたって列記をされています。それで、14年の5件、15年の2件ということで、7件のひやり・はっと事例があって、委員会において評価、分析、そして医療事故の防止に努められると思います。それで、私ちょっとお尋ねしたいのは、この13項目280のひやり・はっとで発生要因防止策、事故発生時の対応策ということにありますけれども、これらの事例のほかに、この規定では定期的に事例の追加記載を行い、関係職員にて周知を図るということになっております。したがって、これらの今までの事例の中に、それからよその病院であった事例の中から、ぜひこの事例集の中におさめなければならないというような事例があったかどうかということでお尋ねをいたしたいと思います。それから、農業委員の定数削減の関係は、今町長の言うように、あくまで一つは農業委員会は行政府の一員ということでございますので、あくまで農業委員会の意向を聞きながらということで、この前我々が議員定数の削減についても、言うなれば立候補する人の予定も踏まえて、早くに対応をしていかなければならないということで、わざわざその対応を20から18に出してまいりました。したがって、これらについても、ぜひ16年度中にということで、町長はそう答弁されておりますので、そういうことでお願いをいたしたいと思います。それから、あと農業委員会の2点目の関係の年月日不詳ということで、あくまで土地ということだけれども、僕はやっぱり宅地として利用ということになると、建物が建ったということになるのだから、その段階を調査していけば、僕は何でもないのでないかという気がいたします。あくまで農業委員会だから、土地のことだけということであれだけれども、いつから宅地として利用しているということは、ある程度推定ができるだろうし、それから建物を持っている人、地主から聞けばわかると思うので、話を聞くと、従来こういうケースで、年月日不詳ということで全部処理をされているということで、ずっと議事録を見ますと、そういう形になっているのですね。だけれども、やっぱり現況に合わないということなので、これはこれでやはりきちっとわかる範囲で調査をして、そして明らかにすべきではないかというような気がします。それが1点。それからもう一つは、当町の景観に着目して、この農地等を正規の手続きを経ないで、既成事実をつくって、このようなケースというのは、今後僕は考えられると思うのです。そういう観点で、農業委員会として、これらの関係についての対策をどうするかということで提起をしていただきたいと思います。それから、防災対策の防災の関係です。町長の言う、今ダムであれば抑止力は16.3%、それから3号ダムがかさ上げされれば30.9%ですか、今後2号ダムのかさ上げ等も考えていて、言うならば1,330万立米に対応ができるということなのですが、もう一つは、あと3基のダムを建設予定だということでございますけれども、これは問題、財政的な状況からどうなるかというのは、判断ができないようなニュアンスでした。ここに石狩川上流富良野圏域河川整備計画の原案ということで、平成15年4月、旭川土木現業所でつくったものがあります。それを見ると、今十勝岳の富良野川流域の、言うなればサイクル橋より山側の方、そうすると、あれを見ますと39個計画の中に入っているのですね。そのうちの今23個ということで、僕はとらえていたのですが、このことはこれからのあくまで仮定の話ということで、これはあくまで河川整備計画の原案ということになってますから、財政計画等もあわせてだろうと思いますけれども、そういうことで、あと3基なのか、それともとりあえず今の段階ではかさ上げで、何とかこの抑止力を高めていくということで理解をしていいのかということで、できればそれらも、今後町民がやっぱり十勝岳の爆発に対する砂防ダムはこういうことでまた進めていくということで、それらについて明らかにしていく責任があるのではないかという気がいたします。それからもう1点、監視カメラの関係ですか、環境庁の関係でどうなるかというようなことでございます。それで、先般我々が行政調査で行ったときに、土木現業所のこの資料によると、一応平成15年度の施工施設ということであるけれども、施工年度は平成8年から平成20年と、この警戒避難対策事業ということなのですけれども、言うなれば監視カメラの関係、受信機の関係等でございます。これらについて、もう今この冬に向かって、平成15年度の施工施設ということなのですけれども、恐らく今年度は無理ということで判断するのかどうか、その点の見きわめ方についてちょっとお聞きをしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、住居表示につきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、今後の課題として検討をしていきたいというふうに思っております。それから、町立病院につきましての計数的な部分については、事務長の方からお答えさせていただきますが、私といたしましても医療事故防止対策委員会、あるいはひやり・はっとの報告、これらを十二分に対応することによって、それらもまた内容分析することによって再発防止を進めていくと。そして、医療事故の抑止に努めていくということは、院内で十分に対応を図っていくべきであるし、そういうふうに指導をしていきたいというように思っております。次に、農業委員会の定数の問題も先ほどお答えいたしましたように、遅いよりも早い方がいい。見直しにつきましては対応して、農業委員会と十分意見を聞きながら進めていきたいというふうに思っております。それから、防災関係でありますが、今現在3号ダムのかさ上げが終了することによって、30.9%の泥流の抑止力が出てくると。2号ダムのかさ上げが、その後引き続き実施されるわけでありますが、これが完成しますと約50%近くになるという予測でございます。残りの部分につきましては、先ほど申し上げました、今後3基のダムをどうするかということが、今北海道で協議されておりまして、その方向性が後ほど示されるものというふうに思っておりますが、町としての考え方は、先ほどお答えしたとおり、1,330万立米の土石流、大正15年の泥流を全面に抑止するということが基本であるというふうに思っておりますので、そういう形で進めていきたいというふうに思っております。それから、河川改修でありますが、今現在富良野川につきましては、サイクル橋までの河川改修は一次、二次ともに終わって、部分的には二次、一次ということで改修は終わっております。サイクル橋から上につきましては、火山砂防事業で実施するということに相なっておりまして、御案内のとおりサイクル橋から上は、まだ全く手をつけられていないというのが現状でありまして、これにつきましては、北海道に3基目のダムが建設される場所までは、河川改修で対処するようにということで、見直しを図るようにお話を申し上げておりますが、これにつきましても、先ほど申し上げましたダムと含めて、北海道はこのことも含めて見直しをするということでお答えを聞いているところでありますので、今後それらの方向が定まることを北海道にも再度河川改修を含めて要望をしてまいりたいというふうに思っております。それから、監視カメラの3基につきましては、今現在4号ダムのスクリューダム、透過ダムの場所と吹上温泉と十勝岳温泉、この3カ所に監視カメラを設置するということで、今先ほどお答えさせていただいたように、環境庁との調整を図りながら、また光ファイバーの配置等々で今後取り進めていくということでありますが、この冬の事業がどうなんだということにつきましては、私としては承知しておりませんので、計画どおり設置していただくように、今後も北海道に要望をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 農業委員会会長 小松博(農業委員会会長は2003年12月まで)
中村議員の質問にお答えをしたいと思います。実は、年月日不詳の件でございますけれども、局長の方からるるお話がございました。今後においても委員会で検討しながら、その辺もどのように調べていくかいというような、最近の高齢化の流れの中で非常にわかりづらい、答えがしっかり返ってこない部分もあろうかと思いますけれども、そのような方向で御理解を賜りたいと思います。それと、不正事実つくりというような御発言がございましたけれども、この件につきましては、最近委員会系統組織でもるる論議されているわけなのですけれども、遊休農地への産業廃棄物の投棄等々が最近非常に府県、ある都市部近郊であるわけでございます。それに絡めまして、私どもとしても、実際にはある程度パトロール的なことはやっているのですけれども、完全なものではなかったのかなというふうに後悔をしているわけでございますけれども、今後は農地のパトロールというようなことも委員会の仕事として努めていきたいというふうに感じてございます。それと、町長答弁してくれたわけなのですけれども、委員会の定数是正ということで、委員会の仕事の内容を議員それぞれ列記していただいたわけなのでございますけれども、これからは非常に今委員会の検討委員会等々で、まだ結果が出ておりません。委員会の中でも定数の問題については、最近の交付税の減少等々を踏まえながら検討していかなければならないなという話題もあるわけでございまして、その辺も御理解を賜りたいと思う一方、農地法の一部改正等々によりまして、株式会社が農業法人として農業に参入してくるというようなこともございます。これからは、るるふえるのかなというふうに感じてございますけれども、その辺の事務的な監視も委員会の仕事だよというような話題も出ておりますけれども、その辺も内部的にはどのように今後決まってくるのかなというふうに感じているわけでございます。そのようなことで、農地の不正事実、上富には絶対ございません。今後においても、まま特別に条件の悪いところは、耕作放棄的な姿にならざるを得ないのかなというふうにも感じておりますけれども、その辺も地権者に相談をしながら、今後進めていきたいというふうに感じてございますので、御理解を賜りたいと思います。
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
11番中村議員のひやり・はっと参考事例における追加記載の関係でございますが、これまで本事例に追加する事例がありませんでしたことから、追加記載はないということでございます。