上富良野町議会 平成15年第3回定例会 2003年9月24日
(1)町立病院の運営について/(2)市町村合併について
2003年9月24日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「町立病院の運営について」「市町村合併について」について質問し、町長 尾岸孝雄、町立病院事務長 三好稔が答弁しました。
- 質問者
- 中村有秀 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、町立病院事務長 三好稔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 中村有秀
私は、さきに通告をいたしました一般行政について、2項目、8点にわたりまして一般質問を行いたいと思います。まず、第1項目は、町立病院の運営ということでございます。そのうちの(1)から(4)までについては、私は平成13年12月定例、平成14年3月定例、14年12月定例に、それぞれ院外処方箋の関係等も含めて一般質問をさせていただきました。その結果を踏まえて質問を続けてまいりたいと思います。まず、第1点は、平成13年2月から院外処方箋の発行が行われております。したがいまして、平成14年の実績及び平成15年7月までの院内、院外別の処方箋発行の月別状況についてお伺いをいたしたいと思います。次に、第2点目は、院外処方箋発行以降後の平成14年2月末の必要薬剤師数は1. 67人、また、平成14年10月末の必要薬剤師数は1. 57人と報告を受けているが、平成15年7月末での必要薬剤師数についてお伺いをいたします。次に、3点目は、薬剤管理指導業務の平成15年度月別実施状況についてお伺いをいたしたいと思います。これは、私の3回にわたる定例議会での一般質問に受けて、平成14年12月の段階では、平成15年4月から実施をするということで答弁を受けおります。したがって、15年度の月別実施状況についてお伺いするわけでございます。それから、(4)薬剤管理指導業務の着手の遅延理由についてお伺いをいたしたいと思います。それから、第5点目は、現在全道的に北大、札幌医大、旭川医大等の医師の名義貸し及び医局への特別な支出が報道されているが、当町立病院でも過去に医師の名義借りがあったと言われるが、その事実と状況についてお伺いをいたします。一つは、名義借りの目的は何か。二つ目は、名義借りの医師数と年度別期間。3点目は、名義を借りた医師の所属医大病院名及び科。第4番目は、名義借りの支払い報酬額を年度月別― 27 ―に明らかにしていただきたい。それから、第5番目は、医大医局に対して協賛金、協力金等の名称にかかわらず、何らかの支払い事実があるかどうかをお尋ね申し上げたいと思います。次に、市町村合併についてお尋ねをいたしたいと思います。市町村合併については、連日各地の動きが報道されており、富良野広域圏では、占冠村と南富良野町の合併任意協議会へと具体的に進んでいます。町長は、中富良野町の5市町村合併任意協議会の離脱により、飛び石合併はしないと言明され、今日まで推移をしているが、次の点について町長の見解をお伺いいたしたいと思います。1点目は、町長は町民への説明責任がある、また、情報は町民に提供すると言明されているが、今日までの動きを見ると、十分果たしていると感じられません。国や道の動き、富良野広域圏での動き等を含めて、町長としての対応や考え方を町広報紙を通じ、町民に情報を提供すべきと考えるが、その所見を求めます。2点目は、合併をしないで自主自立の道、また5市町村の合併、また中富良野、美瑛町との合併等について種々話が出ております。しかし、具体的には何も進んでおりません。また、広域連合についても先送りをされています。私はそれぞれの選択肢を町、議会、住民の論議を展開すべき時期が来ていると思うし、また、すべきであると判断しているが、町長の見解をお伺いいたしたいと思います。それから3点目は、四方中富良野町長は、町長3選時の抱負として、大きい町に飲み込まれるという懸念が町民の中に強くあり、当面は5市町村では合併しないと判断した。方向づけをした以上、私から近隣自治体に働きかけることはしない。他の自治体から別な枠組みで話があった場合は、議会と相談して対応を検討したいと語っております。このコメントを読み、中富良野町の合併について、町民や議会で論議をされた場合、当町から働きかけがあるか、町長にお伺いをいたします。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。御質問の1点目から4点目の院外処方箋の発行状況、必要薬剤師数、薬剤管理指導業務等の状況につきましては、業務の状況でありますので、病院事務長よりお答えさせていただきます。次に、5点目の医科大学医師等からの名義借り等に関してでありますが、病院における医師の必要人員は、医療法及び同施行令に法定人員を規定しているところであります。日ごろ医師の確保につきましては、旭川医科大学に対し、医師の派遣について要請をしてきているところでありますが、法定人員を確保することは、極めて難しい状況にあります。また、法定人員を配置した場合の収支の問題に多きな課題があり、恒常的に標準医師数を満たせない実態にあります。標準医師数の60%以下の場合には、診療報酬、入院基本料が最低ランクとなり、さらにその88%の診療報酬となりまして、大きな減収になることから、標準医師数の60%の確保ついて、旭川医科大学を中心に、医師の派遣要請について努力いたしているところであります。平成11年度におきまして、介護療養型医療施設指定申請等において、道内における医師不足の背景、また町民の医療体制の確保や福祉施設の推進等の観点から、万やむなく苦渋の判断により、勤務実態のない者を常勤とする措置を講じたところであります。その結果、御指摘を受けることとなりました。今後はこのことを教訓にして、医師確保の適切な措置を図るよう、旭川医大に医師の派遣要請に努力をしてまいる所存であります。なお、御質問の事実関係につきましては、病院事務長より答えさせていただきます。次に、市町村合併に関する3点の御質問にお答えいたします。1点目の市町村合併等にかかわる住民への情報提― 28 ―供につきましては、今まで町報かみふらの平成14年1月号を皮切りに、15年の3月号まで、都合8回にわたり、シリーズで合併特集を掲載し情報提供に努めてきたところであります。御承知のとおり、富良野圏域5市町村で住民説明用の共通資料作成のため、合併研究会を設け協議を進めておりましたが、中富良野町が合併協議会から離脱したことに伴い、合併については特段の動きがないまま今日に至っており、住民への情報提供についても、一時中断をいたしているところであります。この合併問題を考えるに当たって、私どもにとって最大の関心事である基礎的自治体のあり方が、11月中には地方制度調査会から最終報告がなされる予定となっております。その報告書で示される内容によっては、新たな展開や動きが出てくるものと考えており、私といたしましても、報告に示される内容や、経済財政諮問会議ほか他自治体の動静を見きわめながら、我が町の進路について判断をしていかなければならないと考えているところであります。こうした動きの中で、町民の皆様への情報の提供に努めてまいりたいと考えております。2点目の合併の選択肢についての御質問でありますが、私は今までも常に申し上げておりますが、市町村合併は、将来の上富良野町のまちづくりの方向を定める大きな大変重要な課題であることから、議員各位、町民皆様の意見を伺い、決定をしていかなければならないと考えております。上富良野町を取り巻く昨今の状況からすると、上富良野町の方向についての選択肢は、非常に小さくなってきている現状にありますが、選択肢を示した中で、今後においても議員を初め、町民の皆さんの意見を伺う機会をつくってまいりたいと考えております。なお、この際でありますので、議員各位におかれましても、市町村合併、また広域行政の進め方等について議論の場をおつくりいただき、私どもに御意見をお寄せいただけるならばとお願いを申し上げる次第であります。3点目の中富良野町との合併について、町民や議会で議論された場合、当町から働きかける意思があるかとの御質問でありますが、もし町民や議員各位から、中富良野町のみならず、他の市町村との組み合わせについて、合併協議を進めるべきであるとの御意見や機運が盛り上がった場合には、当然合併協議を進めるべきか、私なりの判断をした中で、議会の御意見も伺い、働きかけることもあり得ると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、これはあくまでも推測なことでありまして、私といたしましては現段階において、中富良野町に限定して、当町から働きかける考えは持っておりませんので、御理解を賜りたいと思います。
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
11番中村議員の御質問にお答えいたします。最初に、院外処方箋の発行状況についてでありますが、平成14年度末の処方箋件数は、1日当たり125. 2件、うち院外処方件数は81件、64. 6%の発行率であります。本年5月は、全体で122件、うち院外処方件数は83. 1件、68. 1%、7月は全体で116. 1件、うち院外処方件数は89.7件、77. 2%となっております。次に、本年7月末における必要薬剤師数についは、院内処方件数の減少したことにより、1.23人となっております。次に、薬剤管理指導業務の平成15年度の実施状況についてでありますが、これまで6月5日に北海道社会保険事務局長に対し、薬剤管理指導料、施設基準に係る届け出を行い、7月1日薬剤管理指導料届け出が受理されました。薬剤師、医師、看護師間における業務における調整が行われ、9月から業務に着手いたしたところであります。現在、薬剤管理指導可能対象者は10名程度であります。このことは、高齢の患者さんが多いことから、各患者の認知度合い、病状等を考慮し、医師の許可を得なければならないことから、限られた患者さんになります。なお、件数増の要因として、認知度の低い患者様の家族に対する服薬指導については、家族の理解などとの関係もあり、どれだけの件数指導できるかは、今後の推移を見なければわかりません。また、薬剤管理指導料は1件3, 500円で、現行の一月当たり指導可能な件数40ないし50件で試算しますと17万円程度、年間200万円程度見込まれます。次に、業務遅延についてでありますが、これまで幾度となく中村議員より御質問を受け、その都度業務開始時期を明言してきましたが、実行に至りませんでした。本業務の推進につきましては、医師及び看護師等の協力体制が必要であり、薬剤師と医師、看護師、医師と看護師間における手法の調整に時間を要しました。このことから、前回御答弁いたしました時期より業務着手が遅延いたしましたこと、大変申しわけございません。お詫び申し上げます。次に、医科大学などからの名義借り等に関しての1点目の目的でありますが、平成12年1月、北海道に対して行った療養型病床群設置許可申請及び平― 29 ―成12年2月、介護療養型医療施設指定申請において、申請要件の標準医師数9人に対し、実人員5.8人で、標準医師数に欠けることから、満たすために御質問の措置を講じました。御質問の2点目から4点目の医師数、期間、所属医大、支払い報酬等につきましては、一括してお答え申し上げます。まず、前段の許可申請及び指定申請時における勤務実態の伴わなかった者を常勤として措置したもの、医師3名、うち1人は旭川医科大学第1外科に属し、期間は平成12年2月から3月であります。ほか2名は、個人で所属はありません。期間は12年2月から4月までです。3名の期間にかかる報酬総額は259万8, 000円です。このほか非常勤を常勤として措置したものは医師1名、旭川医科大学第3内科に属し、期間は平成12年2月から4月、期間に係る報酬額は208万2, 000円であります。この報酬額は、非常勤の勤務実態に対する報酬であります。前段の期間以外において、標準医師数の確保を目的に非常勤を常勤として措置したもの、医師4名、うち3名は旭川医科大学第3内科に属し、期間は平成11年11月から12年1月、12年5月から13年9月まで1人、13年10月から14年3月まで1人、12年4月から14年9月まで1人、ほか1名は個人で、所属はありません。期間は、14年10月から15年8月までです。この期間に係る報酬総額は3, 383万2, 000円です。なお、この報酬額は非常勤の勤務実態に対する報酬であります。次に、医大医局等に対する支出につきましては、医師の派遣を初めとして、地域住民に対しても高度な医療の提供など、当町の医療体制の確保に多大な御支援をいただいており、医師の研究、研修を目的に、平成3年度から5年度、平成7年度から11年度において、各年度120万円を旭川医大第3内科医局及び第3内科学教室助成会等に支出をいたしました。これらの支出については、平成12年度以降ありせん。このほか、前段と趣旨を異にいたしますが、平成12年度において学会の実行団体、第22回アルコール医学研究会事務局に対し、学会の円滑な運営に協力すべく、120万円を支出いたしました。以上、業務の状況及び業務の事実についてお答え申し上げます。薬剤管理指導業務遂行の遅延、医師の勤務に関して適正を欠く業務に至りましたこと、このことについて大変申しわけございません。深くお詫びを申し上げます。
質問 11番 中村有秀
町立病院の運営ということで、特に院外処方箋の関係で、過去3回、これらの問題について一般質問を行ってきたところです。ただいま事務長の答弁、それから町立病院から提出をされた資料等を見ますと、院外処方箋の発行状況を平成13年度、言うなれば13年2月から翌年の14年の1月までの1年間見ますと、院外処方箋の発行は49. 6%です。それから、平成14年度は院外処方箋の発行が59. 2%、それから平成15年の7月末までの院外処方箋の発行が71.5%ということで、非常に経過的に見れば、院外処方箋の発行が増大しております。院外処方箋の発行された平成13年2月から平成15年3月の間の発行比率で一番高いのが、平成15年2月の66. 6%でありました。今回、新院長を迎えて院外処方箋の発行の推移を私なりに資料をもとにして見てみました。就任された15年4月、本年の4月が65. 8%です。5月が68. 1%、それから6月が74. 8%、それから7月が77.2% ということで、院外処方箋の発行比率が非常に増加をしているということで、一つは私は評価をしたいと思います。町長が平成14年12月の定例で答弁された、本年4月1日から迎える新院長を中心として、医局の改善、是正を図りながら意識改革を推進を図って、人心一新をして対応をしていきたいという答弁があったのですが、その方針が徹底されつつあるということで私は判断をしたいと思います。これに至る経過の関係で、上富良野町立病院の処理規程第56条に管理会議というのがございます。それともう一つは、第58条の薬品管理検討会がございます。それで、これらの管理会議、それから薬品管理検討会の開催状況にどのような変化があったかという点で、病院事務長にお尋ねをいたしたいと思います。次に、(4)の薬剤管理指導業務の着手の遅延ということでございます。私は、この問題について3回、定例会で一般質問をし、その都度町長、それから事務長等からの答弁をいただいております。それで、平成13年12月の定例で、町長の答弁では、13年2月から院外処方箋の実施をしたということで、新年度から薬剤管理業務指導を行うよう指示をしております。しかし、病院の調整が十分進まないということで、現在もその取り組みがなされていない。私として、早急に実現していくよう何度も申し上げたり、近々その実現に向かって対処しますということで、平成13― 30 ―年12月定例であれしたことは、言うなれば前年の13年2月に院外処方箋の発行業務を行った。したがって、13年4月から実施をするというのが、まず町長の第1回目の答弁です。しかし、その後平成14年3月定例で町長の答弁では、薬剤管理指導業務の取り組み状況でありますが、入院患者に対する投薬、注射に関しての指導実施に向けて、薬剤師と医師などの協議において、薬局薬剤業務の見直し及び指導のマニュアル化体制の整備を進めております。この業務資料を新年度予算に計上している医療事務システムの中に取り組んで計画していることから、これらの機器整備後において業務に着手し、2カ月程度の試行後、北海道の提出を行い、本格的に下期から業務を開始するよう進めていると。言うなれば、下期ということは、この年度からすれば、平成14年の10月から業務を開始するよう進めてまいるということが町長の答弁です。私は、13年度の当初から事務長を通じ、病院の方には薬剤管理指導業務を進めて、少しでもこの厳しい病院経営の中で収入を上げるようにしなさいと事務長に何度も指示をしてきたが、残念ながら病院内部の意識改革が、職員の意識改革が十分でないと私は判断しており、現在の危機感を十分持っていないという認識を持っておりますというのは町長の答弁でございました。その後、平成14年12月、機器の整備を行い、下期から業務を開始することでお答えいたしましたが、業務開始に必要な医療事務システムの導入が未了であることから、業務着手が遅延しております。この医療事務システムの発注業務につきましては年内に行い、機器の納品予定の3月以降、平成15年4月から業務に着手するよう進めてまいりますということが、私の3回の定例議会での町長もしくは事務長の答弁でございます。したがって、今回遅延の事由ということで、薬剤師と医師、看護師、医師と看護師の間における手法の調整に時間を要しましたということで遅延の理由を申し、答弁がされました。13年12月には、13年4月から実施を指示したがと、それから14年3月の定例では、薬剤師と医師協議において、薬局・薬剤業務の見直し指導マニュアルの整備、それから医療事務システムの機器整備後に業務を着手し、14年下期、言うなれば14年10月に業務開始する。それから3回目は、平成14年12月、医療事務システムの導入の未了、したがって15年4月に着手ということで、もう延び延びになっていて、今回手法の調整に時間を要したというのは、それでは今まで何をやっていたのかという点で非常に憤りを感じます。それで、着手の年月をこうやって3回も明示をして、議会で答弁をしているわけです。それで病院内で十分協議をされた判断で、事務長も町長も答弁されていると思うのです。こういうことで、この手法の調整に時間を要したということにつきましては、私は納得ができません。そのことを明確にお答えをいただきたいと思います。それから、5番目の名義借りの関係でございます。一応これは全道的、全国的な傾向だろうと思います。そういうことで、名義借りの目的については、一定の理解を示したいと思います。本日の朝日新聞に、道内96の公立病院のアンケートというのが掲載されております。そうすると、町立病院16病院中、1病院だけが医師定数を満たしている。それから国保病院、これは53病院中、4病院が医師定数を満たしていると。極端に言えば、慢性的に公立病院等は医師定数に対して不足をしているというのが現状だろうと思います。その朝日新聞の中では、上富良野町立病院の項では、病床数が80、医師数6. 4人、医師定数は8人、累積赤字6億9, 926万円。それから、今後の医師の確保というところで、何とか対応をできるというようなことで、町立病院の方で、一応アンケートに回答をしたのだろうと思います。そういう状況から、名義借りの目的については、私は一定の理解を示したいというような気がします。このような公立病院の医師不足の実態から、アンケートに答えた院長もしくは事務長が、医師不足の原因は何かということの問に、全国一律で定める医療法の医師標準数が現状に合わないのが要因という指摘をされております。その標準医師数を満たさないと、その程度により診療報酬等が減額され、病院経営が極めて厳しくなるような状況も出ているところもあります。したがって、名義借りに絡んで医師数を水増しし、診療報酬を不正請求したと、保険医療機関の取り消し処分を受けた事例も、他府県で4件あります。そういうことで、当町立病院については、その点についての確認を求めたいと思います。また、これは国自体、それから道自体にも絡んでいる問題だろうと思いますけれども、そういう実態の抜本的な対策はどうしたらいいかということも含めて、その見解を求めたいと思います。当然厚生労働省、文部科学省の関係等も、医師の教育等も含めてあろうかと存じますが、その点をお願いをいたしたいと思います。それから、次に勤務実態のない名義借りの旭川医科大学第1外科所属の医師1名、それから個人2名― 31 ―及び非常勤なのに常勤として報酬を受ける名義類似行為の旭川医科大学第3内科の医師4名、個人1名はどのようなルートで依頼し受け入れたのか、また報酬額はどのような基準で決定されたのか、お伺いをいたしたいと思います。それから、名義借りの関係で、一番長い人では30カ月、短い人では2カ月というようないろいろな関係が名義借り、それから名義借りの類似行為でございますけれども、それらの方の給与所得源泉徴収票の発行及び国民保険証等の取り扱いはどうなっているかということでお尋ねをいたしたいと思います。それから、次に旭川医科大学の八竹学長は、先般の記者会見で、全く労働の実態のない名義貸しでは、報酬の返還を勧告したいということを述べております。したがって、旭川医科大学から1名、個人2名の支払い総額259万8, 000円、これらの措置についてどうするのか。それから、次に非常勤を常勤として措置した医師、この報酬総額は4人、トータルで67カ月働いていただいて3, 383万2, 000円でございます。これらの1週間の勤務実態はどのような形になっているかということで、お尋ねをいたしたいと思います。それから、次に医大医局への協賛金、協力金の関係なのですが、旭川医科大学第3内科に8年間で960万円、これは医師の研究、研修を目的に支出をされております。したがって、これらの関係で平成3年度以前の支出の有無はあったかどうかということでお尋ねをいたします。ちなみに、この前新聞報道では、中富良野町では昭和56年度から、17年間で2, 140万円の支出をしていたということが報道されております。たまたま上富良野町の場合、そういう実態の中から、57年から120万円、平成11年まで支払いをしているということでございます。中富良野も、同じように旭川医大に年間120万円を支出をしているということで、どうも数字が合いますので、それらの関係での支出の有無を確認をいたしたいと思います。それから、今答弁を受けた中で、平成6年度は支出をしていなかったという点で報告を受けましたけれども、支出しなかった理由ということでお尋ねをいたしたいと思います。それから、次に平成11年度で支出の打ち切りをしたということで報告をされておりますけれども、実質的に平成12年度も、この第22回アルコール医学研究会事務局に、同じように120万円支出してますから、実態的には平成12年度までというようなことで考えておりますけれども、一応12年度で打ち切りの要因は何か。医大側からの申し出なのか、こちらからの申し出なのか、医局からの申し出なのか、それらも含めてお願いをいたしたいと思います。それからもう1点は、今後医大の医局、教授等に研究研修費を目的とした支出の考えは、恐らくないだろうと思いますけれども、その点も明確にお願いをいたしたいと思います。それで、次に市町村合併の関係で再質問を行いたいと思います。町長は、説明責任がある、情報は町民に提供するということでございますけれども、平成15年の3月で、町広報にこれらのシリーズ特集等は終わっておりまして、現実に新聞報道であるように、やはり全国、全道、それから富良野沿線では占冠、南富等の動きもあります。そういうことで、私は富良野圏の市町村合併の動きというような、そういうものを町広報に掲載をして、町民の皆さん方に、中富良野ではこんな動きがあります、それから富良野ではというような、そういう感覚でとらえて、どういう動きが今あるのかということを出していくべきでないかという気がいたします。言うならば、15年3月以降、町民は言うなれば一般紙の新聞報道でしか知らないわということでございます。したがって、先般議員協議会の中でも提出を受けた市町村合併広域連合協議の経過というようなことで、例えば平成15年4月11日、富良野広域圏振興協議会助役部会で、広域連合準備室発足準備確認というような、恐らく各月別に資料が提供受けていますけれども、こういうようなものを報告をしながら、町長の、場合によってはコメントも載せるというような方法で、やはり町民に、今富良野圏では市町村合併についてどういう動きがあるのかというようなことの周知をする必要があるのでないかという気がいたします。それから、また青木上川支庁長との懇談だとか、それから道議会の地方分権道政改革問題調査特別委員会が9月11日富良野市へ来て、富良野沿線市町村長との意見交換会等もやっております。これらの関係についても、上富良野町長の意見、それから中富良野、富良野、それから南富良野、占冠は来ていないということでありましたけれども、そういうような動きをやはり出していくべきでないかという気がいたします。そういう点で、住民に情報を提供するというような関係で、町長のお考えをいただきたいと思います。それから、次に第27次の地方制度審議会の中で、町長は従来三位一体ということで、平成15年4月ごろには出るだろう。それに基づいてまた意見― 32 ―を調整しよう。それから、今回基礎的自治体のあり方が、ことしの11月それらが出るだろう。それに基づいてということでございます。それは結構なのですけれども、何となく先送りをしているような感じをいたします。これは町長だけの責任ではなくて、国自体のこういう動きであるということは十分承知をしておりますけれども、それらの関係についても、やはり町としての考え方をやはり住民に知らせる体制があってよろしいのではないかということで、町長の見解を求めたいと思います。それから、次に2番目の合併をしないで自主自立の道、5市町村の合併、中富良野との合併ということで、私できるだけそれぞれの選択肢を議会、住民に論議をすべき時期が来ている、また、すべきであるということで言っております。そういうことで、一遍に結論は出す時期ではないというのは十分承知をしておりますけれども、町民にそういう情報をやはり提供すべきではないかという気がいたします。先ほど同僚議員の質問の中で、合併特例法があるから合併協議を進める考えはないということで町長は答弁をされております。あくまでも自主自立ということでございますけれども、現実の問題として、合併特例法があるということでありますから、一つは基礎的自治体の問題等もあります。ですから、十分これからの意向を推移を見なければならないということで私も十分理解をできますけれども、やはり町民の中にそういう論議を展開する機会をつくっていくべきだというとで考えております。本年の1月、町づくり懇談会と称しまして、13カ所で141名の皆さん方が参加をされた懇談会で、市町村合併について富良野広域圏でつくられた資料をもとにしてやっております。そういうことで、今後も同僚議員の質問と同じように、やはりこれらの論議を町民の中にやる、それからそれのための資料を提供していくということでやっていかなければならないのでないかという気がいたします。それから、町長の答弁の中で、議員におかれても市町村合併云々で議論の場をつくっていただきたいということでございますけれども、我々議員も町民から負託をされた以上、黙っているわけにはいかない、そのために勉強しなければならない、また研究しなければならないという一つの考え方を多くの今議員が持っておられます。したがって、先般の議員会の役員会では、やはり議員会として自主的に勉強、研修・研究の場を持とうというようなことで意見が出ております。これらについては、明日の議員会総会でまた具体的に検討されると思います。したがって、町長が期待をする形になるかならないかは別にして、我々もそういう機会を持って町民の負託にこたえていこうという意思を持っていることをお伝え申し上げたいと思います。次に、3番目なのですが、中富の四方町長の発言の関係で、一応中富良野町長は、9月の定例町議会で、町長選挙に際し、当分市町村合併はしないと発言したと。その真意についてはということで、中富の議会で論議をされたのが新聞紙上に載っております。当分というのは5年ぐらいだと。ただ、他の自治体から時間をかけて議論をする誘いがあれば、議会と相談し検討したいということで、あくまで町の体制なのですね。そういうことで、町長、今答弁の中で、そういう動きがあれば、また議会と相談して、また協議をしたいということですけれども、現段階では、当町から働きかける意思は持っておりませんということなので、その点を再度確認をしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、病院関係でありますが、事務長からかわって答弁させました。処方箋の発行状況等々につきましては、初回の発行の段階におきましては、患者さんの御理解をいただくと。外来患者さんの御理解をいただきながら、院外処方箋を発行しつつ対応を図ってきたと。この大きな目的は何だったかというと、我が町の入院患者数、それから外来患者数等々を勘案した中で、北海道の方から、言うなれば保健所の方から、薬剤師が今我が町2名でありますが、3名の薬剤師が必要であると、早急に薬剤師をもう1人採用しなさいという指示が、御案内のとおり指示があったと。今の病院経営の中で薬剤師を3人にふやすことは、経営上大きな負担になってくるというようなことから、院外処方の方向を定めてきたと。そして、議員が御意見の中でお話いただいたような形の中で、院外処方が伸びてきたということでございます。その中で、今先ほど事務長からお話し申し上げましたように、現在の状況からすると、1. 27ぐらいまで落ちてきたと。こういう状況になりますと、1名の薬剤師にするわけにはいきませんので、しからば院内の入院患者に対する薬剤管理指導を行うことによって、先ほど事務長からお答えいたしましたような保険収入が上がってくるというようなことから、その対応を進めるべく病院に指示をいたしていたところでありまして、このことにつきましては、議員からも何度も御質問をいただきました。議員からお話ありましたように、私の方といたしましても、病院の体制について、十分配慮しながら、病院― 33 ―の意見を聞いて議会でお答えをさせていただいていたところでありますが、なかなかその対応ができ得ないということは、議員がお話ありましたように、職員の意識改革を図らなければなかなか進まないと。私はこの席で議員の御質問に対し、職員が何を考えているのかということに対して、私の憤りをも含めてお答えをさせていただいた経緯があることを承知いたしておりますが、今日までおくれましたこのことにつきましては、まことに申しわけなかったと、私自身も指導力がなかったなというふうに思いながら反省をいたしているところでありますが、今年の4月から、院長及び内科医が新しく着任いただきまして、病院体制も新しい体制の中で、新たな出発点として取り進めていけると、体制整備がなされていくということを期待し、院長にも指示をいたしました。しかし、院内検討の結果、いろいろな課題等々もありまして、先ほど事務長からお答えいたしましたように、看護師体制等々の内部の調整等々で時間がかかったと。このことにつきましても、まことに申しわけないというふうに思うところでありますが、何とか現院長のもとで、9月から着手して今日に至ってきたと、これがスタートであるというふうに思っているところでありますが、こういうふうに何度もおくれてお答えが延び延びになってきたと、答えどおりに着手でき得なかったということについては、私自身も深く反省をいたし、今後の病院運営に対する対応として、十分に現院長のもとで、新体制のもとで病院運営がなされるように、私の方といたしましても指導強化を図っていきたいというふうに思っておりますので、ひとつおくれましたことにつきましては深くお詫びを申し上げながら、御理解を賜りたいというふうに思っております。それから、次の名義借りの問題でありますが、御案内のとおり我が町の町立病院、先ほど事務長からもお答えさせていただきましたように、医療法に定められた標準医師数につきましては、なかなか確保することができ得ないと。医師不足のために、確保することができ得ないという厳しい状況がございます。しかし、また反面、確保できたとして、医師を確保したら病院経営がどうなるかといいますと、病院経営は、今よりももっと厳しくなる。そういう判断からいたしまして、標準医師の60%で対応する町立病院の運営を今日まで続けてまいっているわけであります。そういうことで、60%であるがゆえに、正規の医療報酬、介護報酬等々をいただくことができないと。60%相当の削減がされてきているという状況でありますが、その削減の額と医師数の報酬額を勘案すると、削減の額の方が病院経営としては、まずいいと申しますか、本来であれば医療法に定められた医師を確保しなければならないわけでありますけれども、病院経営の一端からして、そういうような方法をとっている。また、医師不足で確保することも、また不可能であるというような状況の中にあるということを、まず御理解賜りたいと。この中で、今名義借りをいたしました件につきましては、先ほど事務長からもお話ありましたように、療養型病床群を申請する段階にあって、標準医100%の医師が確保されているということが前提でありました。そのために、医大の方に働きかけをしながら医師の確保に努めたわけでありますが、医師の確保ができ得なかったというようなことから、先ほど申し上げましたように、旭川医大から1名、民間から2名の医師の名義借りをいたしまして、先ほど御報告申し上げましたような報酬を支払ったということでございます。そのことによりまして、療養型病床群の認可は得ましたが、これは不正申請でありますから、今後北海道がどのような、認定権を持っております、許認可権を持っております北海道がどのような結果を出すか、このことについては、今後北海道の調査に待たなければならないというふうに思っておりますが、この中で新聞報道等々を見ておりますと、名義借りの不正申請をし、なおかつ診療報酬等々を不正に詐欺的行為で受けていた部分については、認可取り消しをすると。三つの、三悪というわけでありませんが、三つがそろった場合においては、認可取り消しをするという新聞報道等々がございますが、我が町におきましては、議員御質問で、あるかないかという御質問でありましたけれども、診療報酬、介護報酬等々で不正に取得したものは全くございません。ただ、申請段階で名義を借りたというだけのことで、そのことも重大なことでありますが、そのことだけでありますので、ひとつ不正に診療報酬等々、介護保険に対する請求等々はないということで御理解を賜りたいというふうに思っております。それから類似行為、非常勤を常勤扱いにした。このことにつきましては、先ほど事務長からお答え申し上げましたようなことを含めて生じていたと、長いある程度の期間あったわけでありますが、この非常勤を常勤にした、そのことによる報酬は支払っておりません。常勤で働いてくれた分しかお支払いはしていないと。ただ、先ほど申し上げました3名の名義借りした部分、この部分については、働いた実績がないのに報酬を支払ったと。しかし、旭川医大からの分につきましては、過日全額返納されました。しかし、民間からの2名の分については、今後― 34 ―の状況によりますけれども、現状におきますと、返納につきましては、なかなか難しい部分があるのかなというふうに認識しております。そういうようなことで、非常勤を常勤に扱った部分の報酬の支払いはないということで御理解をいただきたいと思います。それから、負担金につきましては、先ほど事務長からお答えさせていただきましたようなことであるわけでありますが、中富良野町におきましての云々というお話ございましたが、私どもは、議員も御案内のとおり、町立病院は札幌医大に設置していただき、その後協力をいただいていた。それが平成3年に、一部分でありますが、旭川医大にお願いをするようになったと。それまでは旭川医大との関係は全くございません。すべてが札幌医大でありました。しかし、平成3年から、御案内のとおり旭川医大から1名の医師を派遣していただいた。その関係が生じたときから、先ほど申し上げましたような負担金、研修のための助成金、負担金が支出されるように相なったということでありますので、その以前につきましては、一切ございません。それから、平成6年になぜかということにつきましては、私どもといたしましては、平成6年の段階につきましては、状況を十二分に私としては掌握しておりませんけれども、この時期につきましては、町としての支払いがないと。また、中富良野町さんについてもないというようなことをお聞きいたしているわけでありまして、何らかの関係で、このときはなかったものというふうに私は判断しておりますが、この時期につきましての私として状況を確認するすべを持っておりませんので、確定的なお答えはでき得ないというふうに思うような状況でありますので、御理解をいただきたいと。平成12年からなぜないかということにつきましては、12年には予算措置はさせていただきました。しかし状況から見きわめた中で、私といたしましては、その周りの状況を見きわめた中で送金をおくらせていたと。支払いをしないでいたと。そのうちに、各ところも支払いがなかったというようなことから、また改めた請求もなかったというふうなことで、12年からはそのままなくなってきたということでありますので、御理解をいただきたいと思います。基本的に、どうしてこういうことが生じるかということでありますが、私といたしましてお答えさせていただくならば、やはり標準医、病院の標準医療法における標準医制度というものが、果たしてあれだけの医師が必要なのか。私どもは、先ほど申し上げましたように60%、6割の医師で町立病院を運営しておりますが、医師の働く部分からすると過重かもしれませんけれども、入院患者、外来患者等々に支障を来すような医師不足ではないと。60%で十分に病院経営は成り立つ。その中で、100%の医師、標準医制度という医療制度が果たして本当に正しいのかというあたりも十分考えていかなければならない課題では、是正をしていただかなければならない課題でなかろうかなと。それからもう一つは、基本的に北海道、東北の医師不足であります。国は医師が多くなったから、医大の学生は減らすということで、国はその医大生の減少の方向を2年ほど前から取り進めておりますけれども、基本的に東北、北海道の医師不足、これがこういうような課題を生んでいると。都会には医師は十分いるけれども、僻地には医師が回ってこないと。過般のある報道を見てみますと、東京都内の大学病院の医師の先生のコメントでは、この問題は北海道特有の課題であると。本州方面の一般のところでは考えられない。買い手市場だ、北海道は売り手市場だ、その状況がこういう問題を生んでいるというふうな部分も否めない課題でなかろうかなというふうに認識いたしているところであります。次に、市町村合併の問題でありますが、情報を町民に提供すると、当然にして私といたしましても説明責任を果たしていかなければならないと。しかしながら、残念ながら、さきの議員にもお答えさせていただきましたように、今圏域におきましては、市町村合併におきましては、中断した状況にあるというようなことから、新たな情報が全く生じてこない。新聞報道で報道されている範囲内しか、私自身も情報を知ることができ得ないというような中にありまして、今住民に対する、市町村合併に対する情報提供ができ得ないでいるというジレンマを私自身感じているところであります。これらの問題が、新たな展開がなされる段階にありましては、議員御質問にありますように、当然にして住民に対して情報を提供していくべきであるし、また議会とも密接な連携をとっていかなければならないといういうふうに思っております。そういうことで御理解を賜りたいと思います。また、町は、さきに申し上げました4月ごろには、国が方向を定めてくれるだろうというふうなことで、第27次地方制度審議会が中間答申をすると。それが3月末ということでありましたけれども、おくれまして4月になったと。その時点で、もう少し中身の濃い、我々に理解のできる中間答申がなされるものと期待をいたしておりました。ところ― 35 ―が、御案内のとおり玉虫色の全く、国は市町村合併と言っているけれども、どういうような方向で進めていこうとしているのか、地方制度を国がどのようにしようとしているのかということが全く見えてこない状況下の中で、最終的には11月の18日とお聞きしておりますが、第27次地方制度審議会の最終答申がなされると。この最終答申によって、私は基礎的自治体というのがどうなるのかということを見きわめながら、さきの議員にもお答えさせていただきましたように、町の将来につきましての方向性を町民の皆さんや議員の皆さん方と協議をしてまいりたいなというふうに思っているところでありますし、もう1点、地方制度の中で地方財政をどのように国は導こうとしているのか、このことが全く見えない。骨太第3弾で位置づけしました三位一体の改革、これにつきましても、補助金、助成金については削減から廃止に向けると。また、地方交付税につきましても、削減から廃止の方向で見直しを図るわと。そして、それらにかわり得る税配分を行うと。言うなれば、今国が6の地方は4と、この税配分を五分五分の5対5の配分にするわということは、三位一体改革の中で、ある程度の方向は定めました。しかし、基本的に税配分をどうするのだ、何税を配分してくれるのかというのが、全くあの三位一体の改革、骨太第3弾、2003では読みとれない。こういう状況で地方の財政運営、町を預かる私といたしましても、自治を預かる私といたしましても、上富良野町の今後の財政がどのようになるのかということが全く見定めできないという段階で、十分な対応もなされないままで、住民に対する情報提供ができ得ないというような部分もあるというジレンマを持っているということをひとつ御理解をいただきたいなと。これらにつきまして、新たな展開がなされた段階におきましては、即住民に対する情報提供を進めていきたいというふうに思っております。また、次の御質問であります我が町の選択肢であります。自治体合併をもし推進するとするならば、どのような合併パターンがあるのか、これは北海道が示した富良野圏域5市町村の合併パターンと、これが今は中断されているところでありますが、今先に申し上げましたように、占冠、南富良野が小さい実施ではありますけれども、合併の選択肢の一つとして、今協議が進められてきているというような状況にありますと、富良野圏域の5市町村の構成が3市町村になるのか、2市町村になるのか、これからの課題であろうと思いますが、この状況の中で、我が上富良野町はどのような選択肢を選んで合併相手を決めていくのか、合併をするとするならば。そういうふうなことも十分検討を加えなければならないと。御質問にもありましたように、北に向かって美瑛というような話もいろいろな話題の中であります。しかし、基本的には、昔ながらの歴史をさかのぼっても、富良野圏域、万が一どうしても合併するのであれば、富良野圏域という選択肢かなというような認識をいたしておりますが、ただ問題は、今の国の地方制度をどのようにしていくかということを十分見きわめて、自主自立で進めていけるまちづくりを目指せれるのかどうか、ここらあたりを十分見きわめていかなければならないというふうに思っておりますし、今後も議会の皆様方の、十分に皆さん方もひとつともに研究を重ねていただきたいなと。いつも申し上げておりますように、最終的に決定をする決定権を持っているのは、議会の議員の皆さん方です。方向を定めるのは私であったとしても、最終的に決定を下してくれるのは議員の皆さん方でありますので、ともに、申し上げておりますように、議決機関だとか執行機関だとかというくことではなくして、町の将来というこの大きな課題につきましては、ともに勉強をし、ともに議論を交わしていきたいなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。そのために必要な資料につきましては、私どもの持っているすべての資料を皆様方に提供しながら対応を進めていきたいというふうに思いますので、御理解をいただいと思います。最後に、中富良野町との関係でございます。確かに3選目を終えた四方町長のお言葉につきましては、私もその席に同席をいたしておりましたので、十分お聞きいたしておりますし、その後につきましても四方町長から、町長の考え方につきましてはお聞きもいたしているところであります。ただ、先ほどお答えさせていただきましたように、現状の中で、現況の中で上富良野町が中富良野町に声をかけるということは、私としては考えておりません。これから議会の皆さん方と十分協議するとともに、中富良野町の動きというものも十分認識した上で、議会間の話し合いもまた一つでありましょうし、私どもの話し合いも一つでありましょう。これらにつきましては、私としてはこの選択肢を門戸を閉じる気はございません。そういう方向で、ともに議会の皆さん方と語りながら、中富良野町との話し合いについては、十分に私もその声に耳をかそうと、傾けようというふうに思いますが、私の方から声をかけてということは、現状では考えていないということで御理解をいただきたいと思います。― 36 ―
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
11番中村議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。まず、1点目の院内における管理会議、また薬品管理会議等、その状況の変化についてどうかといった御質問でございました。この両会議につきましては、これまで中村議員よりも、この会議の活性化等について御指摘を受けたところでございます。4月、白田院長体制のもとで、これらの両会議について、その活性化を図るべきということで、主要なことについては、すべて管理会議において諮り意思決定をし、その意思決定したものについては、さらにその主任者会議において知らしめていく、実施していくといったようなことでやっております。そんなことから、従前御指摘を受けた状況から、このように変えて進めていると、変わっているといったことで御理解をいただきたいと思います。回数につきましても、これまで3回もしくは4回といったようなことで、それぞれ会議を開催をいたしてございます。次に、非常勤の者を常勤にと、いわゆる類似行為にかかわることでの御質問の中で、これらの者の報酬、源泉徴収でございますが、源泉徴収はいたしております。そして保険の適用をいたしております。そして、勤務の実態につきましては、当直をいただき、翌日診療といったことで、勤務日ということでは、週2日の勤務ということになります。そして、あと報酬額の決定でございますが、病院より、町よりその報酬額をお示しし、決定をしているという状況にございます。そして、また医師の受け入れ等についてどうかといったことでございますが、これにつきましても、町より医師の派遣を医局の方にお願いをしているという状況でございます。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
申しわけございません。病院関係で1件答弁漏れあったようであります。負担金、協力金的なものを今後もしあれするならば、支出する考えがあるかどうかという御質問でありますが、私といたしましては、現状のような形の中では、私としては考えていないと。しかし、新たな展開の中で生ずる、どのような形が生ずるのかわかりませんが、十分判断した中で決断をしたいというふうに思っています。
質問 11番 中村有秀
もう1点答弁漏れ、薬品管理検討会というのがあるのだけれども、その開催状況等、事務長の方から。
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
先ほど御質問いただきました中の薬品管理会議、これにつきましても、従前本当に回数が少なかったといったことでの御指摘を受けたところでございます。これも管理会議同様に、院内における薬品の取り扱いに関する主要なこと等につきましては会議を開催し、意思決定をいただいているという状況でございます。これにつきましても、これまで3回ほど開催していると思っています。以上です。
質問 11番 中村有秀
今、上富良野町立病院の処務規程第56条の管理会議というのは、白田新院長を迎えて4回開催されたと。前回私の質問に対しては、医局でちょこちょこやっているから、それであれだわというような感じだったのだけれども、新しいこの規程に沿った形で、新体制で進んでいるということで、このことがこの院外処方箋の関係、それからその他の関係に十分生かされているなという感じはいたします。この管理会議は、院長、副院長及び各科医長、事務長をもって組織し、病院の管理運営に対する全般事項を審議するということで、本当に町立病院にとっての運営の一番中枢なので、これが軌道に乗ったということと、もう一つ、薬品管理検討会、これは院長、各科医長、事務長、薬局長、庶務係長、医事係長により、薬品の購入執行、貯蔵・保管などに努めるということに協議をするということになっております。これは前回の私の質問では、1回も開催されていないということの答弁であったのです。だからこのことが薬剤指導管理業務についても進展をしなかった大きな要素でないかなという気がしますけれども、今回この院外処方箋の発行のデータを見ても、やはり着実にふえていっているということは、そういう体制の中で、この薬品管理検討会も軌道に乗ってきているなということを私は理解をしました。したがって、こういう方向で何とか町立病院の運営を頑張ってやっていただきたいと思います。それから、不正の診療報酬等はないということで理解をいたしましたけれども、現実に今の医療法での医師の標準数というのが実態に合わないと。今町長の答弁のように、標準医師数の60%で何とか運営をできるというようなことでございましたし、先ほど私の質問の中に、北海道の町立病院16病院中、1病院が医師の定数を満たしている。国保病院では53病院中、4病院しか医師の定数を充足していないということで、この現状を見ながら、私はや― 37 ―はりこの厚生労働省等も含めて、この問題をやはりしていかなければ、北海道は医師が不足不足と言いながら、非常にこの苦しい形で名義借り、もしくは非常勤を常勤としたような形でせざるを得ない状況にあるのかなという気がいたします。そういう点で、今後ともいろいろな機会を利用して、町長もこの実態を含めて、それぞれの機関にこのことの運動を展開していただきたいと思います。それから、次に名義借りの類似行為にしては、源泉徴収票の発行及び健康保険証などもしているということでございますけれども、再度確認をしたいのですが、2カ月等の短期の人でもしているかということで、もう一度確認をいたしたいと思います。それから、旭川医科大学の学長が、全く労働の実態のない名義貸しには、報酬の返還を敢行したいということで、旭川医大の1名の分71万4, 000円が返還されたということで、今町長の方から報告をいただきました。しかし個人の2名、188万4, 000円は、今後どう措置をするのかということでお尋ねをしたいと思います。それから、非常勤を常勤と措置した医師の1週間の勤務実態はということで、週2日労働という、勤務をしているということでございます。しかし、これが1カ月、週2日ですから8日か10日ぐらいですか、それで1カ月標準医師数確保のために講じた措置の方では、1カ月69万4,00 0円、もう一方は43万2, 000円、もう一方は43万2, 000円、それから個人の方は40万円ということで、非常に高額ではないかなという気がいたします。それから、当然療養型の関係についても、69万4, 000円を3カ月支払って208万2, 000円ということでございます。医者の世界ですから、どの程度ということではわかりませんけれども、現実に上富良野町立病院の医師の給与等を比較をすれば、非常に高額ではないかなという関係がいたします。これは、恐らく個人に支払われたということで認識をしたいのだけれども、勘ぐれば、ある面で医局に何ぼか行くのかというような気もしないでもないのですけれども、とりあえず源泉徴収は出しているということであれば、そういうことで理解をしたいのですけれども、現実に金額的には高いのではないかということでお尋ねを申し上げたいと思います。それから、市町村合併の関係なのですが、できればやはり、今、日々刻々といろいろな動きがありますので、合併ということのとらえ方ではなくて、富良野広域圏の自治体の動きというような形で、町広報でいろいろな行事のイベントを載せておりますけれども、何かそういうようなものを考えていってはどうかということで、一応提案をいたしたいと思います。それから、中富良野との合併の、中富良野町長の3選時の問題、それから9月の定例議会での当分の間というのは5年間だというようなことで、でも尾岸町長は門戸は閉じないと。門戸は閉じないけれども、今の現状では、中富良野からうちへ来ることはない。言うなれば中富良野、よそから誘われればというようなことなので、とりあえずは今の現段階の状況ということでは理解をいたしますけれども、一応門戸は閉じないで、尾岸町長は待っているということで理解をしてよろしいのでしょうか。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、病院体制につきましては、議員からもお話ありましたように、新体制のもとで着々と是正、改善をされながら、よい方向で病院運営がなされているものと、私自身も期待をいたしておりますし、そういう方向で進んでいると、一つ一つ解決されてきているというふうに認識をいたしているところでありますので、御理解を賜りたいというふうに思います。また、名義借り等々に対しましては、まことに申しわけない限りでありますが、これは先ほども申し上げましたように、療養型病床群を申請するに当たって、100%の医師確保を必要とするというようなことから、そういうような実態になったわけでありますが、個人分の2名につきましては、先ほどもお答えさせていただきましたように、今後の課題として残るわけでありますけれども、なかなか今までの状況下からすると、この個人分2名につきましては、返還ということにつきましては、なかなか難しい面があるというふうに思っておりますので、現状で返還をしてもらうというお答えは、でき得ないということで御理解をいただきたいと思います。それから、類似行為の分でありますが、数字的には1人工に申請をしたと。基本的には0. 4人工の部分を1人工扱いをしたというような状況下にありますし、報酬についても高いのではないかということでありますが、これは働いた部分の0. 4人工分の報酬として支払っているわけでありますが、この医師一人一人、経験だとかいろいろな部分で一人一人報酬額は違うということで、一般職から見ると非常に高額であるということは私も認識いたしておりますが、それが現状の医師の報酬の通常な状況下であるということで、私も理解をいたしていることでありますので、御理解をいただきたいと思います。― 38 ―それから、市町村合併のことにつきましては、さきの議員からも御質問ありましたように、今後町報かみふらので町民の皆さん方に広報していく部分につきましては、十二分にその情報、記事等々の対応を十分認識しながら広報に努めていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと。中富良野町との関係につきましては、決して、先ほどもお答えしましたように、私から声を全くかけないということではなくて、今の現状ではそういう考えは持っておりません。しかし、中富良野町の動き、上富良野町の議会の議員の皆さん方の動き等々を勘案した中で、また議員の皆さん方と協議をさせていただきながら、声をかけるチャンスが生ずるかもしれない、そういうようなことで認識をいたして御理解をいただきたいなと。あくまでも現状、今の中富良野の状況からして、5年間は云々という御意見にもありましたように、そういうような状況下の中で、声をかけても前へ進まないような状況下に声をかけてもただ空振りをしてしまいますから、相手の状況も十分見きわめた中で、そういう状況が生じたときは、議員の皆さん方とも相談をさせていただきながら対応をしたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 町立病院事務長 三好稔(町立病院事務長は2004年3月まで)
中村議員の再質問にお答えをいたします。短期に措置した医師についての源泉、保険適用でございますが、1名につきましては、源泉、保険適用を両方行っております。個人の2名につきましては、源泉徴収のみであります。以上です。