みんなの議会

上富良野町議会 平成14年第3回定例会 2002年9月19日

(1)介護保険について/(2)介護認定者の税控除について/(3)日の出公園の整備について/(4)住基ネットについて/(5)ことばの学級について/(6)学校給食について

2002年9月19日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「介護保険について」「介護認定者の税控除について」「日の出公園の整備について」「住基ネットについて」「ことばの学級について」「学校給食について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 6 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 米沢義英

私はさきに通告してありました6つの点について質問いたします。第1点目には、介護保険制度についてであります。近年では、厚生労働省の発表によりますと、来年度より介護保険料が見直されると発表されました。65歳以上の介護保険料の全国平均が現行基準額で言えば2, 911円より11. 3%上がり、3, 241円になると発表されました。それと同時に、40歳以上65歳未満の保険料も同等になるという予想がつきます。さらに、道内においては、約6割の自治体で介護保険料の値上げを計画しているとされており、介護保険料の引き上げの要因として挙げられるのは、在宅や施設サービスが拡大され、利用者がふえたためだとされております。しかし、一方で介護保険制度の実施にあって問題になったのは、この介護保険制度はその半分を保険料を財源にして賄っているために、その分利用サービスがふえれば、保険料におのずと転嫁せざるを得ないという矛盾と欠陥を持っているということが指摘されているように、今回の来年度の介護保険料の見直しも、まさにそれを示すものとなっています。いずれにいたしましても、今後、物価スライド制の凍結解除で年金等が目減りしたり、医療費の自己負担がふえたりするという状況の中で、高齢者やまた一般の方にとっても、家計に大きな影響を与えることは間違いありません。そこで、自治体の本分として、住民の暮らしと福祉を守る、そういう立場からも介護保険料の負担軽減に努めるべきだと考えますが、この点についての見解を求めると同時に、町において来年度の介護保険料の改定がどのようになるのか、この2点についてお伺いいたします。次に、介護保険の認定者の税控除の問題であります。この問題については3月の予算委員会でも質問いたしましたが、その実態等についてはなかなかよく熟知されていないという状況でありました。改めて質問させていただきますが、高齢者の所得税法上の取り扱いに関する周知について、所得税法上による所得障害者控除は、一般的には身体障害者や知的障害者が対象になっているというのが実態であります。こうした対処は、身体障害者手帳など障害の程度に応じて税の控除が受けられるというのが実情であります。しかし、1970年の所得税法の改正により、65歳以上の高齢者の場合であっても、市町村長の認定により、要介護者であったとしても障害者控除が受けられるというふうになっています。この通達の趣旨を生かし、今、各自治体では、障害者控除の認定実施するという自治体がふえてきています。また、国会でもこの問題が取り上げられ、社会局長通達では、速やかに都道府県や自治体の長に対して、この旨を徹底するように、そして制度を生かすようにという指示文書が出されました。町としてもこのような制度をきっちりと熟知して、そして制度の趣旨を最大限に生かすべきだと考えますし、また町においても、こういう内容を速やかに住民に知らせる。今後この問題について、町としてどのように対応されるのか、見解を求めます。次に、日の出公園の整備についてであります。上富良野町の日の出公園は、イベント等を含めた多様な活用がされています。ラベンダーという形の中で地方からもたくさん観光客が来るという状況でありますが、一方で地元の人たちが楽しく遊べるというような公園にはなっていません。今、この公園周辺では、宅地化が進むという状況の中で、公園でもっと遊べる遊具が欲しいという、こういう子供や親子の声が聞こえます。そういう意味では、きちっと財政をやりくりして、地域の子供たちが遊べるような遊具の整備などを早急に速やかに対応すべきだと考えますが、この点についても見解を求めます。次に、ことばの教室の問題です。町においては、ことばの教室があります。通級とも言われています。言葉の子供の言語障害の程度に応じて、言語指導を通し、社会生活を営むために必要な言語指導をここで行われるというのが状況です。そこには、一人一人の子供や親も参加し、言葉の障害にかかわって生じた精神的・情緒的な問題を内面から改善を図る地域のセンターとして重要な役割を担っています。ですから、環境整備を初めとした指導体制の充実は、子供の成長と深くかかわっているというのが実情です。近ごろでは、ことばの教室に通う子供たち、約30数名おり、年々ふえるという状況になってきています。また、それに伴った指導体制の充実も今求められています。そういう中で、指導員が今多忙をきわめるという状況になり、ただその場所で言葉の指導をするのだけではなく、各学校や、あるいは保育所、幼稚園、あるいは乳幼児健診等において地域の保育士さんや保健師さんとも連携しながら、そういう子供たちに対する適切なアドバイス、きっちり行57える、そういう時間が今必要になってきています。そういう意味では、従来の指導体制を改めて、さらに見直し、内容的にも質的にも濃い指導内容をするということが今求められています。そういう意味では私は、実態を聞けば聞くほど、この指導員の担っている役割の重さを改めて痛感すると同時に、指導員の新たな配置や、もしくは現在の指導員を正職員として配置し、今、上富良野町においても子育て支援を強調し、将来を担う子供たちの教育の場として、また社会生活を担う場としても、この問題を早急に解決を図る必要があると思いますが、この点についても教育長の見解を求めます。次に、学校給食の問題です。学校給食は、人間教育の場となることを学校給食法では定められています。また、その中には食文化や流通、あるいは集団の中で人間的な生き方や交わりを学ぶ大切さを位置づけられています。しかし、近年では、学歴社会という状況の中で、当然勉強も大切でありますが、それと同時に学校給食を通した人とのかかわり合いや地域の農業の大切さ、こういうことも勉強に一環としてとらえれば、当然学習とも矛盾するものではありません。最近では、この点が比較的あいまいにされるという状況の中で、効率主義を優先する余り、学校給食の民間委託に走ったり、食材を地元に求めるのではなく他方から物品を調達する、こういう状況になってきています。ここで今、一度考える必要があるのは、安全でおいしい食料、そして農産物をこの上富良野町の大地からきっちりと確保する。それは今全国的にも問題になっている残留農薬や、あるいは減農薬ともかかわった、子供の体に優しい食べ物を提供するという点でも大切な問題点であります。また、添加物等が大変多く含まれる食材を使うという状況の中で、アトピー、その他のアレルギー、こういう子供の成長にいろいろな悪害が及ぼすという状況にもなっています。そういう意味では、学校給食の食材をさらに安全でおいしい食材を調達するためにも、現行でも行っている一部地元からの調達をさらに工夫して拡大する必要があると考えています。今、この点でいえば、全国的にも親と子供たちが地域の農家の人と、そして話し合って、どのようにすれば安全でおいしい食料、農産物が地元から調達できるのかという工夫もされ始めています。そういう意味では、町においても食品添加物の現状、また物品の調達においても地元の食材を、さらに給食にふんだんに使用できる、そういう対策を広げ、実施検討すべきだと考えますが、この点についての教育長の見解を求めます。次に、住民基本台帳のネットワークシステムについてお伺いいたします。住基ネットがこの8月5日から開始されました。それは国民一人一人に11けたの住民票コードをつけ、各自治体の個人の氏名、住所、性別、生年月日を都道府県、国のコンピューター網で一元管理するという問題であります。国は、住基ネットの開始に当たって、個人情報保護法が完全に完備されてからという前提、これは小渕政権当時の話でした。しかし、開始されてみれば、この点の未整備がまだあるという状況の中で、今、各自治体においても住基ネットから離脱する、あるいは当分様子を見る、こういう状況になっています。今、住民は、こういう個人保護法が未整備な状況の中で住基ネットを開始したところに大きな不安を抱いているというのが実態であります。仮に法が整ったとしても、個人の情報が漏れないという保証はどこにもありません。実際に1999年に京都の宇治市では、約22万件の住民基本台帳の情報が流出するという事態になりました。それだけに国民に不安を与えるのも当然であります。また問題は、この住基ネットが住民にとって何の利益があるのか、不便性があるのか、こういう点でも十分知らされることなく開始されました。町民の中にもこの背番号制を拒否できるのかという声もあります。このことを申し上げまして、町の住基ネットに対する安全対策、外部からの侵入や、あるいは内部からの情報の流出に対する対策はどのようになっているのか、お伺いいたします。2番目には、個人情報の漏えいが、あるいはおそれがあるという事態が起きたとき、そういうときは町としてもネットの接続中断、また今後、国においてもこれらに対する申し入れすべきだと考えますが、この点についてもお伺いいたします。三つ目には、視覚障害者に対する対応であります。当然視覚障害者でありますから、見えないという状況の中で、みずからの番号すらわからない。こういった点についてもしっかりとした対策が求められると思いますが、この点についても町長の見解を求めます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず最初に介護保険に関する御質問につきまし58て、1点目の第1号被保険者の介護保険料は、介護保険事業計画のもとに3年ごとに見直しをする制度となっていることから、制度がスタートして3年目を迎える本年に、平成15年度以降5カ年の第2期計画を策定し、保険料を算出することとなっておるところであります。現在、これまでの要介護認定者数や介護サービスの利用者数、利用実績等を基礎として、利用意向、提供料の見込みなどを見通しし、各計画数値の推計作業を進めているところであります。近々、国より介護保険報酬の改正案が示されますので、計画数値をさらに検討を加えた中で保険料の額を定めていく考えでおります。現段階での見通しといたしましては、現行の額より大幅に変わることはないものと考えているところであります。2点目の介護保険料の軽減につきましては、議員の以前からの質問にもお答えしておりますとおり、介護保険制度は介護サービスの必要な人の費用をみんなで支え合うという趣旨でありますし、収入のみに着目した一律の軽減や軽減に伴う一般会計からの繰り入れ補てんは適当でないとされておりますので、現段階では特別な軽減策は行わない考えでおるところであります。所得の低い方につきましては、必要な介護サービスを受けやすいようにするために、利用者負担の軽減策を継続して行う考えでおります。また、保険料についても納めやすいようにするために、納期回数をふやすべきとの意見もあることから、第2期計画の作成に当たって検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に2番目の介護認定者の税控除についての御質問にお答えさせていただきます。まず、国におきます障害者控除についてでありますが、納税者自身、または控除対象配偶者や扶養親族が所得税法上の障害者に当てはまる場合に、一定の金額の所得控除を受けられるものであります。この対象となる範囲につきましては、所得税法施行令に規定されているところであります。また住民税におきます障害者控除についても、この対象となる者の範囲につきましては、地方税法施行令に規定されているところであります。議員の御質問にあります介護保険における要介護認定をもちまして障害者控除の該当者と認定することにつきましては、国においての統一された見解は現在示されておらず、当町におきましても、その認定はしていないところであります。しかしながら、障害者控除の範囲を定めております所得税法施行令並びに地方税法施行令の規定の中におきましては、心身に障害があり、市町村長による障害者の認定を受けている者、また、常に床について複雑な介護を要する者が市町村長による特別障害者の認定を受けられる旨を示していることから、他県においては介護保険における要介護認定をもって障害者控除対象者の認定をしている市町村もあるものと情報を得ているところであります。町におきます障害者の控除対象の認定につきましては、国、道におきます見解などを十分に踏まえた上で検討を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に3番目の日の出公園整備についてお答えさせていただきます。日の出公園は、都市公園の中での総合公園として設置し整備を進めているところでありまして、町民憩いの場として、また祝祭イベントの会場として、さらには冬期間の町民スキー場としてなど、多彩な利用がなされており、町民初め多くの観光客の来園をいただいているところであります。議員からの御提言の状況につきましても掌握をしているところでありまして、公園周辺もここ数年に宅地化が進んだことにより、地域の子供の遊び場として遊具等の整備についての検討を進める必要もあると考えておりますので、本年度から取り組んでおります公園・広場・緑地・遊具整備5カ年計画の中に取り組めるよう前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。最後の、4番目、いわゆる最後の住民基本台帳ネットワークについての第1点目の町の安全対策についてでありますが、基本的には、町の個人情報保護条例によりまして、その保護対策を行うところであります。御承知のとおり住民基本台帳ネットワークへの情報提供は、法に基づきまして、氏名、生年月日、性別、住所の4情報に住民票コード及びこれら変更情報に限定されており、既存の住民基本台帳から機械的に選別し、本人確認情報として各都道府県を経由し、国の指定情報処理機関に提供をされる仕組みとなっておるところであります。このネットワークにおきましては、あくまで他からの侵入を避けるために専用回線により接続されているほか、ネットワーク上に5カ所の不正侵入防止装置が装備されておるところであります。また、既存の町の住民基本台帳システム自体の保護策といたしましては、操作者の限定とパスワード管理、庁舎内LAN、インターネットとの切59断、不正侵入防止装置の設置ほか、電算室入退室者の限定管理を既に行っておるところであります。加えて、今般の住民基本台帳ネットワーク実施に対応するために、システム管理規定及び本人確認情報管理要綱を整備し、助役を統括責任者とするセキュリティー対策組織を立ち上げ、より一層の安全運用に意を用いてまいっておるところであります。なお、住民の合意を得ているかとの御質問でありますが、町の広報を用いまして、その内容等をお知らせはいたしてまいりましたが、あくまでも法のもとにより実施していることから、今後とも住民の皆様の御理解をいただくよう配慮してまいりたいというふうに考えております。次に第2点目の個人情報の漏えいのおそれがある住民基本台帳ネットワークを中止するよう国に申し入れるべきではとの御質問でありますが、第1点目の御質問でお答えいたしましたとおり、法のもとでの実施であることから、現時点では中止を申し入れる考えはありません。ただし、個人情報の保護が何よりも大切でありますことから、北海道町村会の総意により、国に対し、個人情報保護法の早期制定を求めているところであります。また、漏えいや改ざんなどの事実が国や他の自治体などで発生した場合には、町民皆様の個人情報を守るために、町が制定しております個人情報保護条例を根拠として、切断を含め所要の措置を講じてまいりたいと考えておりますことは行政報告で申し上げたとおりであります。3点目の視覚障害者への住民票コード通知はどのようになっているかとの御質問でありますが、住民票コード通知につきましては、世帯を単位に郵送させていただいておりますとともに、障害福祉担当所管との連携によりまして、判読不可能な世帯の確認をさせていただきましたが、身内の方のサポートなどもあり、現時点では問題はないとの回答をいただいております。ただし、今後において発生する場合は、点字など対象者にとっての最善の方法を講じてまいりたいと考えております。以下の部分につきましては、教育長の方から答弁させます。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

12番米沢議員の5点目のことばの教室についての御質問にお答えさせていただきたいと思います。ことばの教室は、昭和63年2月に上富良野言語障害治療教室として設置の認可を得ましてから、言語の障害の程度に応じ、言葉の問題の早期改善のために、その子供の持っている可能性を最大限に発揮させ、生活する上での言葉の正常化と社会生活の適応化を図ることを基本方針として、ことばの教室を開設しているところでございます。現在、町の言語聴覚障害児のセンターとして、上富良野町内の幼児・児童を対象に、週一、二回の指導と必要に応じて家庭などへの巡回指導を実施しているところでございます。開設当初は、在籍児童数や対象児童も含め3名と少ないこともあり、幼児担当の指導員1名と児童担当の教諭1名で指導に当たっていたところでございます。開設以来、社会情勢の変化とともに、年々ことばの教室、通級児童のみならず、心身に障害を持つ児童生徒が本町でもふえており、現在、幼児10名と児童25名がことばの教室に在籍し、学校の教諭2名と主に幼児を対象として町で嘱託職員として雇用している指導員1名で対応している状況であります。心身に障害を持つ幼児や児童生徒が将来の社会参加や自立が可能となるよう、個々の障害の程度に応じ適切な教育や指導ができるよう努めることの大切さについては十分認識しておりますし、また、本町の指導体制と特殊教育施設については決して十分とは言えず、当面早期に解決しなければならない重要な課題であると認識しているところでございます。今申し上げたことを十分意を用いまして、本年度に特殊教育施設整備のため、上富良野小学校校舎改造の実施設計の予算措置をさせていただいており、来年度には校舎の改造を実施して、教育施設の整備充実を図ってまいりたいと考えております。また、御質問の指導員の増員につきましては、既存施設の機能的課題もありますので、施設の整備とあわせ、一人一人の発達を促す特殊教育の指導体制をより充実するよう学校とも十分協議した上で検討してまいりたいと考えております。また、現在、嘱託職員での指導についても、指導時間、指導対象人員からも大変厳しい勤務条件の中で情熱を傾けて指導に当たられている状況も承知しておりますので、正職員の配置の課題については、指導員の増員と同様に指導体制の充実を図るよう、課題の条件整備について前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。60次に、6点目の学校給食についての御質問にお答えいたします。学校給食は、学校給食法に基づきまして、児童及び生徒の心身の健全な発達に資し、かつ国民の食生活の改善に寄与することを目的として実施しており、本町では昭和38年から学校給食を開始し、昭和54年度には学校給食センターを建設してセンター方式により、現在は小中学校合わせて1, 200食余りを提供しているところでございます。多様化する食嗜好の中でバランスのとれた献立により栄養面に配慮して、献立内容の工夫や衛生管理や安全対策にも細心の注意を払い、児童生徒に喜ばれる学校給食の提供に努めているところでございます。食材につきましては、できる限り地元からという方針のもとに、品質がよく安全性の高いものを取り入れ、週3回の米飯給食には沿線でもいち早く地元産の「きらら397」、さらには「ほしのゆめ」を使用し、地場産米の消費拡大に努めているところでもございます。野菜も上富良野産を使用するよう考え、今年度は地元生産者の団体を見積もり合わせ業者に加え、地元産の旬の野菜を使用するよう進めております。今後も地場産品の使用につきましては、できる限り使用するよう配慮したいと考えているところでございます。また、食品添加物についてでありますが、現在の食材の中にはいろいろな食品添加物が使用されているものがあることは御指摘のとおりでございます。安全面については食品衛生法により、その安全性等が管理されておりますが、学校給食に使用する食材に関しては、これまでにも食品添加物の少ないものを使用するよう細心の注意を図っておりますが、今後においても衛生管理や安全対策に細心の注意を図り、より安全でおいしい学校給食の提供に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 12番 米沢義英

介護保険料についてお伺いいたします。答弁では、介護保険料の訂正、現行よりは大幅に変わることはないものと考えておりますという答弁であります。大幅に変わることはないけれども、多少は上がるのかというような表現にとらえられますが、そういうような理解でよろしいのかどうなのか、お伺いいたします。もう既に他の市町村では、大まかな、まだ基準値等も示されていない部分があったとしても、大体概算でこのぐらい上がるのではないかというような、いわゆる先進的な自治体ではそういうような報告もされております。町においては、まだそこはきっちり示されておりませんが、いま一度この点についてお伺いいたします。さらに、一般会計からのこの保険料の減額については、適当でないとされているということの答弁であります。さすがに上富良野町さんの皆さん方は優秀な方だというふうに評価しているところです。なぜ優秀なのかと。住民に対して優秀なのか、それとも行政に対して優秀なのかということを考えたときに、これはあくまでも国や道、あるいは行政側に対して優秀だと。結局これは国の指導があり、一般会計からの繰り入れを行えば、制度そのものが根幹から崩れると、そういう強い国からの圧力に押されて一般会計の繰り入れを行ってはならないと。それを忠実に守っているというのが上富良野町だということなのですね、早く言えば。今、現行でいえば多くの方、この介護保険料のいわゆる加入されている方の、いわゆる住民税非課税や課税世帯、非課税世帯や無年金者層がやっぱり全体でも4割から5割という実態があります。それに加えて、この10月からは老人医療費が上がる。来年度からは年金がまた物価スライド制の解除という形の中で、当然引き下げられるという予想もあり、いろいろな形の中で負担が重くやはりなってきているというのが実態であります。そういう意味では、やはり国に忠実であるのはいいけれども、しかし、何よりも地方自治体というのは、住民に対してどういう暮らしとどういう介護の水準を求めるのかというところをきっちりやはり押さえて、それに対してやはり政策を展開するということが大切であります。そういう意味では、介護保険料のやはり見直しを行って、せめて第1・第2段階ぐらい等のこの軽減策をやはりとるべきではないかというふうに考えています。確かに納付回数もこれは当然やるべき課題だとありますが、これらの点についても、もう一度明確な答弁を求めます。次に、障害者控除のいわゆる税控除の問題であります。答弁によれば、当然この障害者控除対象者の認定をしている町村もあるから、その実態等も見ながら国等の指導も仰ぎながら検討したいということでありますが、改めてお伺いいたしますが、この制度でいけば、障害者控除のいわゆる介護者で61あったとしてもその対象になるという、そういう判断でよろしいかどうなのか、もう一回お伺いいたします。そういうもとで、他の市町村の実態等を申し上げたいと思いますが、帯広市においては、もう既にこの障害者の認定書の発行も既に行っています。また岩内町においても、要介護者のこの点については十分今後配慮したい。標津においてもそうです。長万部においてもそういう形になっています。新潟県においては、もう既に、このいわゆる厚生労働省とも指導のやりとりをされて、既に認定者証を発行したということももう既に始まっています。そういう意味では、十分この国のやはり指導文書も前に渡しましたが、これに基づけば、当然市町村長の判断が結局障害者控除書を発行できると。そして控除ができるということを示しているものだと思いますが、これらの点について、当然そういうことだというふうに認められるのかどうなのか、改めて町としても今後道や、あるいはわからなければそういったところにもきちっと指導を仰いで、その見解を求めて、前向きに実施するというそういう姿勢の答弁かなと思いますが、上富良野町、その行政というのは、なかなかのらりくらりという形の中で、後ろ向きにこの検討をしてみたり、前向きに検討をしてみたりということがあります。これは本当に前向きに検討できる法的な根拠もあるわけですから、そのことを踏まえて実施されるべきだと思いますが、いま一度この点について見解を求めます。次に日の出公園の問題であります。確かに整備5カ年計画ということで大変いいと思います。私、ここでいま一度、そのお金の使い方についてちょっとおさらいをしたいというふうに思っています。今回こういう遊具を設置するに当たって100万円、たしか200万円というお金がかかります。今年度予算では、日の出公園にいわゆる散策路という形の予算が1, 000万円か七、八百万円ぐらいつきました。あそこにいわゆる本当に観光客が来るのかということになったら、果たしてどうなのだろうと、そういう予算委員会でも申し上げましたが、そういうお金のやはり使い方を改めれば、子供たちにすぐに、速やかに、こういった望んでいるところにお金の使い道の流れを変えれば、本当に今すぐでもつく、そういうことができるのだということを申し上げたいと思います。そういう意味では、確かに5カ年計画をもとにきっちりと重点も決めて進めるという点では大いに賛成でありますが、早急に、やはり住宅事情も変わるという状況の中で、設置できるような体制をとっていただきたい。この点を改めてお伺いいたします。住基ネットについては、もう既に中断もあり得るということでありますが、そこでお伺いしたいのは、国のいわゆる法の未整備という状況の中で、もう既にそういう危険性をはらんでいるということになれば、町長の見解によれば、漏えいやそういった事態が発生し得るような状況を察知した場合には切断もあり得るということですから、そういう事態に今既にあるのではないかというふうに思いますが、この点について、いま一度町長の見解を求めたいというふうに思っています。また、住民の合意についても、まだまだやはり理解されていないという点もありますので、この点についても含めて、今後このネットワークについては、国に対しては、早急に情報の保護条例の未整備も含めたいろいろな要請もすべきだというふうに思いますが、改めて確認しておきたいと思います。次に教育長にお伺いいたしますが、ことばの教室の問題なのですが、よく実態も知っておられるというふうな感じで受けておりました。現場の担当者の方にも、先生にもいろいろ聞きましたら、子供のやっぱり言葉の障害というのは、先天的なものと後天的なもの、社会的なものも含めて複雑に絡み合っているのだと。その糸を一つ一つ解きほぐせば、そういう子供たちであっても、一定の段階に来たら前へ一歩一歩踏み出すというのです。そのときに一番感動を覚えるというのです。それぐらいにこの言葉の通級というのは、本当に奧の深い内容で、またそれをすればするほどまた奧が深くてやりがいのある仕事、こういうことであります。今、全国的にも言語療法士という形の中で、やはりその資格を取って、きちっと指導したいという思いがありまして、指導員の方もそういう勉強もしてきたという話であります。そういう意味では、町においても、当然御承知だと思いますが、実態に即した複数配置もさることながら、やはり現場の現況の指導員の方を正職員として、やはり格上げすると。やっぱり処遇を改善すると。こういうことが今段階的に、今、上富良野町の通級の置かれている現状で、改善すべき課題だと、こう考えていますが、改めてこれを年度で、年次別にいつまでにそういう処遇の改善を図るのかというところまでちょっと掘り下げて聞きたいというふ62うに思いますので、この点についての答弁を求めます。学校給食の点については、かなり地元産の食材も使っています。問題は、これをさらに広げてはどうかと。学校教育の方針としても、やっぱり地域の農家の人たちと、こういう準農村という立場ではありますから、触れ合う機会もたくさん多いのですが、意外とこの農業の問題については知らないという子供たくさんおられます。例えばこういうことはどうなのでしょう。何月の何日と何日は、1日でもいいのですが、上富良野のとれた食材をふんだんに使って、それを子供たちに提供をして、そこにその食材を提供した方、また給食の調理している方の話を聞いてもらうということをして、農業に対する関心、やっぱり安全でおいしいそういう素材をいかにしてつくられてきたのかという、そういう教育的な観点からも、この地元の食材を使うというのは本当に幅広くて奧のある、そういう内容だと思っています。そういう意味では、ここら辺をきっちりととらまえた学校給食のあり方というものをやはり教育の中できっちりと芯を入れたもの、魂を入れたものにさらにする必要があるというふうに思っています。地元でとれたニンジンにしても、トマトにしても、甘くておいしくて、風味があって本当に香りがあって、本当においしいです。そういう意味では、そういう立場からの地元の食材をもっと積極的に、これからも改善、指導する余地がまだまだあるというふうに思いますが、この点についても教育長の見解を求めます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、介護保険料の件でありますけれども、第2期計画におきましては、今の状況下の中で断定でき得ないわけでありますけれども、先ほどもお答えさせていただきましたように、国が介護保険報酬を近々決定して通知が来るということでありますので、介護保険報酬が改正されるということになりますと、それをもとにした、また対応を図らなければなりませんが、現状では若干の値上がりになるのかなというようなことで、先ほど申し上げましたように、大きく保険料の値上げには今のところつながっていないというふうに認識いたしておるところでありますので、御理解をいただきたいと思います。2点目の介護保険料の軽減でありますけれども、議員いつも軽減策を講じるようにという御質問をいただいておるところでありますが、議員も御発言にございましたように、先ほどもお答えさせていただきましたように、国の方としても、これは保険制度、お互いに助け合う制度であるというふうなことから、一般財源の持ち出しについては法的な対応の中で問題が生ずるというようなことから、これらの所得階層5段階の軽減策を講じておるわけでありまして、これらの法の枠の中で対応してまいりたいというふうに、今後第2期計画におきましてもそのような対応を町としては進めていきたいというふうに思っておるところであります。しかしながら、介護サービスの対応につきましては、これにつきましては、大いに現状対応しておりますわけでありますが、この問題につきましては、利用しやすいように、介護認定者が介護サービスを受けやすいように、この軽減策は今後も継続し、対応してまいりたいというふうに思っているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。言うならば、介護保険制度の中における介護サービスの利用、これが認定者にとって受けやすい体制整備を町としては進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。それから税控除の件でありますけれども、これは税法上の施行令上からすると、町村長が認定すればということになっておるところでありますが、このことにつきましては、一度国は市町村長の認定でというような方向を示したようでありますけれども、その件につきましては取り消しがなされたというような経過が過去に存在しているというふうに承知しておるところでありますけれども、ただ、この問題は議員の御質問にありますように、税法上は認められているということでありますので、他自治体におきましても対応を図る自治体が出てきているということは私も承知いたしておりますし、先ほどお答えしたとおりであります。町といたしましても、このことにつきましては、議員御質問にありましたように、大いに前向きに検討しながら、取り組みに向かって検討をさせていただきたいというふうに思っております。次に日の出公園の整備でありますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、今、日の出公園につきましては、先般用地の取得をさせていただいた部分の整備等々で、今まだ整備の途中でございます。これらの整備を含めながら、都市公園として、また町の公園として、町民の皆様方の憩いの場所として、利用しやすいように対応して63いくための整備を促進していかなければならないと。その中にありまして議員御提言のように、子供たちのための遊具、そういった施設整備も図っていかなければいけないと。今、憩いの場所としての噴水の場所につきましては、ことしボーリングをして、今までの水の腐敗等々で課題がありました部分について是正を図ってきておりますので、やはりこれも限られた財源の中で逐次計画を立てて整備を図っていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。それから住基ネットにつきましては、行政報告でも報告させていただきました。先ほどもお答えさせていただきましたように、国に対しては、保護法の早期制定を申し入れていくとともに、これらの対応につきましては、町といたしましては、町が制定しております個人情報保護条例を適用した中で、漏えい、その他改ざん等の可能性、危険性のあるときには、場合によってはネットワークの切断を含めた住民の情報保護に努めなければならないというふうに思っておりますが、議員質問のように、もう今現在危険だぞと。確かにそういう可能性もなきにしもあらずでありますが、現状では私はそういうふうな認識をしておりません。こういった漏えい等々の危険な状況というものが見きわめられる状況にあっては、対処をしていかなければならないというふうに考えておるところでありますので、御理解を賜りたいと思います。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

12番米沢議員の2点の再質問にお答えしたいと思いますけれど、1点のことばの教室の充実につきましては、先ほども御答弁させていただきましたように、障害の持った個々の程度に応じて適切な教育や指導体制を充実していかなければならないということについては、これ私の気持ちも議員の気持ちも同じでありまして、その条件整備については本当に積極的に取り組まないとならない課題だと思っております。今の現行体制での幼児の25名の子供たちに対する指導というのは、ただ教室で教えるだけでなくて、親と子供、そして家庭訪問、そして保育所や何かに出向いて指導しているということも十分わかっておりますので、これらについては早く、いつまでと言われてきつい質問をいただいているのですけれど、先ほどもお答えさせていただきましたように、まず施設の整備を整えること、体制を整えること、その並行して、その条件整備についてやっていかないとならないということで、私も現場の実情を理事者に訴えております。それで正職員の配置につきましては、定数問題だとかいろいろな他の部署との関連もございますので、今後の課題として検討していきたいと思っておりますけれど、いずれにいたしましても、障害を持つ子供の適時においた、段階においた適切な指導ということについては意を尽くしてまいりたいと思いますし、早期に実現するようにさらなる努力をしてまいりたいと思っております。それから学校給食、これについては安全でおいしい給食の提供ということについては絶対条件でありますし、ただ、議員からいろいろな御提案、アイデアもいただきました。ただ、地元産品使うといいましても、1,20 0食つくるといいますと、食材の安定供給とかいろいろな課題もございますし、また私たちも子供たちにつくったものを食べなさいということでなくて、体験給食というのも今やっております。例えば子供たちは今おにぎりをつくるという機会なかなかありません。ですけれど、おにぎりを子供たちにつくらせて食べるとか、それから季節季節の旬のときに、季節に応じたおいしい給食を提供するとか、それから学校現場で私たちに求められて、こういう給食をしてほしいということについての意見も聴聞してございます。ただ、これからも私たちも今いろいろなアドバイスだとか御指摘だとかいろいろいただいた部分については、十分意を用いて、安全でおいしい給食の提供ということで、さらなる努力をしてまいりたいということで御理解を賜りたいと思います。

再質問 12番 米沢義英

最後に1点、介護保険料について再度質問いたします。大変、いわゆる利用についての、利用しやすいようにという点でのこの点については当然かというふうに思います。よく実態等について町長も御存じかというふうに思いますが、いわゆる年金がわずか5万円とか3万円とかという、こういう段階の人が上富良野町でも多いわけです。そこにいわゆる光熱費やいろいろな交際費等を払っていますから、生活が本当に大変だという実態等があります。そういうことを考えたときに、やはり今、利用料、利用しやすいようなそういう体制もさることながら、やっぱり切実なそのお金の面、これはやっぱり精神的な面にもいろいろな形の中で及ぼす大きな問題ですから、こういうことを考えて、やはり当然認識されていると思いますが、いま一度64やはりこういった点を早急に考える必要があるのではないかと。他の町村でも国の指導は指導として、やっぱり実態をチェックしたときに、初めて自治体は何をしなければならないのかというところに気づいたというのですよね。ここが若干上富良野町と他の市町村との違いかなというふうに思います。確かに利用しやすいような環境も、これも実態に即して行っているという点では評価する部分もありますが、もう一歩進んで、この両方をやっぱり追求できるような施策というのが、町長が行う最大のやっぱり仕事であり、恐らくこれをやれば町長冥利に尽きるのではないかというような感じの中で高く評価もされる部分もあるのかもしれませんが、そういう問題も含めて、私、現実をチェックした、やはり介護保険料の体制の見直しを、いま一度十分検討する必要があると思いますが、この点答弁願います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。介護保険料の軽減策でありますけれども、国は法律のもとにこの介護保険料は5段階の軽減対応をということで定めておりまして、それ以外の一般会計からの繰り入れ等々につきましては、国としては指導の中では問題ありと。場合によっては、その対応した自治体にはペナルティーもというような部分もなきにしもあらずというような部分もあるわけでありますが、私は今、この介護保険料、第2期計画の中でも、他の自治体と比較しての保険料が大幅な金額の保険料の高騰につながると。あるいは、保険料そのものが他の自治体と比較して大幅な金額になっているわと、保険料になっているわというような状況下にあるとするならば、ある面では国の指導も考えなければいけないけれども、議員おっしゃるように住民の納めやすい、加入しやすい体制というものも考えていかなければならないというふうに思っておりますが、今現在の我が町の保険料の査定からすると、全道自治体の中でも決して高額の中に位置していないというような部分も含めて、今後の保険料の変動によっては、そういうことも考え得ることも生ずるかもしれませんが、現時点では、保険料につきましての軽減策は、法で定められた5段階の対応の中で対処してまいりたいと。その分以上に介護サービスの利用についての促進を図るための支援策を行政としてはとっていきたいという、この方法を第1期と同じように2期も取り進めさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成14年第3回定例会 2002年9月19日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる