本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
選挙運動に係る公費負担の引き上げを
2025年12月10日、本別町議会の一般質問で、藤田直美議員が「選挙運動に係る公費負担の引き上げを」について質問し、選挙管理委員長 小林信雄、選挙管理委員会事務局長 三品正哉が答弁しました。
- 質問者
- 藤田直美 議員
- 答弁者
- 選挙管理委員長 小林信雄、選挙管理委員会事務局長 三品正哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 7番 藤田直美
1問目を終わりまして、2問目に移ります。通告しておりました2問目、選挙運動に係る公費負担の引上げについて、質問させていただきます。選挙運動に係る公費負担の引上げを。質問要旨。地方公共団体の議会の議員及び長の選挙については、国政選挙に関する規定に準じて、条例で定めることにより公費負担ができる旨が定められており、本町においても公費負担の上限額が条例で定められていますが、管内町村に比べ低い限度額となっております。選挙運動用のポスター等の公費負担について、上限額が実際にかかる作成費用、市場価格の実態に即していないと考えますが、見解を伺います。公職選挙法では、選挙運動の機会の均等を図り、候補者の資産状況による当落への影響を防ぎ、お金のかからない選挙を実現するため、選挙公営制度が設けられており、選挙運動用自動車の使用並びに選挙運動用ビラ及び選挙運動用ポスターの作成に係る経費については、供託金が没収となった候補者を除き、公費で負担する旨が定められております。1つ目に、管内自治体の状況と比べ、本別町の選挙運動用ポスター及びビラ作成等に関わる公費負担上限額が低いが、策定単価の上限額は何を基準として、どのように算定しているのか。2つ目に、より適正な選挙公営制度実現のため、選挙運動用ポスター等の作成単価の上限額は、物価上昇を鑑み、実勢価格を反映した額に改めるべきであると考えるが、本町の見解を伺いたいと思います。3つ目に、選挙運動用ポスターやビラの作成に関わる費用の公費負担の適正化を図るため、企画料やデザイン料等契約の詳細な内訳を示す明細の提出を義務づけた事例もあることから、選挙運動用ポスターやビラ作成等の公費負担の在り方や経費の確認の仕組みについて検討するべきではないか。以上、3点について伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員長 小林信雄
藤田議員より御質問いただきました、選挙運動に係る公費負担の引上げにつきまして、答弁をさせていただきます。選挙運動の公費負担、いわゆる選挙公営につきましては、令和2年の公職選挙法の改正により、町村長選挙及び町村議会議員選挙における選挙公営制度が定められたことに伴い、地方公共団体が条例を定めることによって、選挙運動用自動車の使用、ビラ及びポスターの作成について、その費用を公費で負担することができるとされました。それを契機といたしまして、管内自治体においても、これまで条例が整備されてきたところであり、本町は令和2年12月に、選挙公営に関する条例の議決をいただいたところであります。1点目の本町における上限額の設定の根拠ですが、管内の複数の町村においては、公職選挙法施行令に倣った規定に定められているところであります。しかし、本政令は衆議院小選挙区選挙及び参議院選挙区選挙の公営について規定されているものであるため、とりわけポスターの作成については、本政令によって上限額を算出した場合、ポスター掲示場の数が少なければ算出額が高額になる計算式となっているため、本町においては、その規定によらず、過去の選挙の収支報告書、あるいは印刷会社の見積り等を参考として、独自に設定した経緯があります。そのため、公費負担の上限額について、実勢価格を反映した額に改めるべきとの御指摘については、お金のかからない選挙の実現と候補者間の選挙運動が機会均等を図る観点から、その趣旨については真摯に受け止めつつも、今後の物価の変動、あるいは町の財政状況との兼ね合いも勘案しながら、予算執行権を有する町長部局と協議し慎重に検討すべき課題と考えているところであります。3点目のポスターやビラ作成については、選挙公営の在り方を再度検討してはどうかとの御質問について、本町においては、ポスター、ビラの作成業者との契約であれば、選挙公営の対象を印刷のみに限定しているものではございません。作成業者からの請求があれば、その額に印刷以外の経費が含まれていても、限度額の範囲内で公費負担としており、これは国の考え方に準拠したものであります。先ほど申し上げましたとおり、本町におけるポスター、ビラの作成に係る公費負担の限度額は、現実的な額として独自に設定したものであるため、その作成に係る契約金額の内訳や明細を確認する資料を徴収する必要もないものと整理しております。いずれにいたしましても、できるだけ多くの方が政治に対して関心を持っていただき、そして志のある方が、費用面をはじめとする様々な障がいによって立候補を断念することのない仕組みを整えていきたいと考えておりますので、引き続き、御理解と御協力をいただきますようお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。
再質問 7番 藤田直美
再質問させていただきます。ただいま選挙管理委員長のほうから御答弁をいただきました。今回の国に関しては衆議院及び参議院選挙に関し、係る費用の公費負担の限度額が引き上げられた改正内容となっておりますが、これは物価変動等を考慮してということでした。この公布の内容を受け、今年度改正をした町村が管内でもございます。幕別町や芽室町とかですが、本町でも来年度、令和8年8月9日、任期満了による町議会選挙が行なわれる予定となっています。この選挙はまちづくりの根幹であり、町民を代表する選挙となっております。これに向けての話合いがあったのか、なかったのか、あれば内容について伺います。この物価高騰、変動しての参議院選挙から施行された改正令ですが、選挙管理委員長のほうに通知が来ていると思いますが、その後、本町選挙においては町長選挙があり、来年は町議会選挙があるということなので、これについての話合いがあったのかどうかを伺いたいと思います。これを受けて、幕別町や芽室町においては、今年9月、また今定例会において引上げの条例案が出されております。より公正な選挙公営制度の考えから申しますと、それぞれで温度差があるんだなと私は感じたところです。他町の例で言いますと、ポスター1枚の限度額が、陸別町5,500円、幕別町4,041円、鹿追町3,000円、浦幌町2,470円、こういう情報は皆さん担当の方は知っていらっしゃるのかなと思いますが、本別町に関しましては、1枚の上限額は1,320円ということで、高く設定している町村は、その計算式等、内容、考え方というのが様々でございますが、本町のこの1,320円というのは、先ほど委員長のほうから、収支報告書、印刷所などの価格を勘案してということのようでしたが、最近の印刷所の価格というのは調べられたのかどうか。直近、私が知っている方の同じ印刷所だとは思いますが、その当時、価格は1,870円ほどになっていると聞いておりますし、来年に関してはこの物価高騰の影響で1割ほど上がるとなっております。先ほど委員長もおっしゃっていた機会均等、候補者の資産状況による当落の影響、出馬をちゅうちょする要因の一つになるのではないかと思いますが、その見解をもう一度伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 三品正哉
まず1点目、物価変動に伴います国の改正によって、本町選挙管理委員会のほうで話合いがなされたかどうかということでございますが、今回参議院選挙に向けて改正されたというお話を、選挙管理委員会のほうでお話をさせていただいております。ただ、うちの町長選挙につきましては、参議院選挙と非常に近い状況でありまして、国のほうが変わったからといって、町長選挙の目前でそれをするのがどうなのかという議論にもなりましたものですから、今回については見送らせていただくということでお話をしたところでございます。ポスターの根拠でございます。令和2年当初において、先ほど委員長の答弁のとおり、見積り等をいただきながら設定をさせていただいておりました。直近といたしましては、本年度の町長選挙におけるポスターのお金が出てきておりますけれども、おおむね1,500円の前後で収支報告書上がってきてございますので、本町の1,320円と比べると高い数字にはなっておりますけれども、この金額から、たちまち何とかしなければならないかなというところでは考えてございませんけれども、こちらにつきましては、これからも物価動向を注視しながら、どのようにしていくのかというのは考えなければなりませんし、立候補される皆さんにおきましても、お金のかからない選挙に努めていただきながら、選挙公営の中で執行できるような形でやっていただければなと感じているのが、選挙管理委員会としては感じているところでございます。以上です。
再質問 7番 藤田直美
今、選挙管理委員会事務局長のほうから、今年の町長選挙に関しては参議院選挙と近くて、選挙が目前だったからということですが、前回法律が定められて、令和2年ですか、公職選挙法の施行を受けて、令和3年に本町も条例制定がされたと思います。なので、町議会議員選挙においては、まだ日にちがあるのかなと思うところと、物価高騰はこれまでも続いておりますし、さらに今後も続くというところもありますので、これは必要なものではないかなというところで、検討するのはもちろん必要ではないかなと思いますが、その点を伺いたいのと、出馬をちゅうちょする要因の一つと私は先ほど言ったんですが、まず、選挙がとてもお金がかかるというイメージがありまして、私も1期目、2期目というときにはありませんでした。3期目になって、たしか公費負担が出たかと思います。当時から比べると、とてもこれはありがたいなと思うところなんですが、その部分を町民がまず分かっていないというところもありますし、これは主権者教育であるというところもありまして、もっとこの部分を議論して、この中身、内容を精査して、町民に知らせるべきなのではないかなという思いがあります。これは、やっぱり候補者として選挙を経験しなければ分からないことだと思いますので、資産の状況でちゅうちょするような状況があるのでは困りますし、ある程度、一定程度一般的なものを補助する、公費負担をしてそれを支えていく、候補を支えていくということが必要ではないかなと思うのですが、その点についての考えを伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 三品正哉
物価高騰に関しましては、これまでも選挙に限らず、全ての上で物価高騰の傾向というのは捉えておりますので、検討の必要性は感じているところでございます。出馬に関してですけれども、本町におきましては、町議会議員選挙において、幸いにして無投票ですとか、定数割れというのが起こされていない状況でありまして、一定程度、志のある方が立候補されていただけているのかなと、選挙管理委員会としては捉えているところでございます。そういったこともございますので、物価高騰、検討はしながらも、来年、先ほど議員おっしゃったとおり、町議会議員選挙控えてございます。その町議会議員選挙ですとか、再来年、各まちにおいて統一地方選挙のほう行なわれるかと思いますけれども、そういった動向をきちんと注視しながら、こちらについては、どのぐらいが適正なのか、適当なのかという部分について、これも先ほど議員言ったとおり、各まちにおいてポスターの金額についてはまちまちでございますので、どこが適正なのかというところについては、他町村と合わせるということにはならないかと思いますけれども、そのときにはまた、町内における写真撮影代ですとか、印刷代等を鑑みながら、これについては、選挙管理委員会においても検討はしていきたいと考えております。また、主権者教育という観点で、こういった選挙、選挙というのはこういうものですよということに関しましては、正直、選挙管理委員会として、広報等で周知したという事実はないところでございます。高校の出前授業において、そういったお話はさせていただいておりますけれども、広く選挙制度が町民に伝わっているかというと、そうではないのかなとは考えております。どこまで伝えればいいのか、立候補するためにどうするのか、政治というのはどうなのか、主権者教育となると多岐にわたってございますので、一概に、例えば広報1ページ、2ページで、それが全部伝わるかどうかというところはちょっと難しいところはあるかと思いますけれども、こちらにつきましても、選挙管理委員会において議題にしながら、今後どのように取り組んでいくと、選挙でいわゆるちゅうちょする方がいるのか、いないのかというのは私のほうで今押さえてはございませんけれども、そういったことを回避できるのかという部分については、しっかりと選挙管理委員会の中で議論、検討は進めていきたいと思います。以上です。
再質問 7番 藤田直美
選挙管理委員会事務局長が言われたように、他町の考え方というのはまちまちであるなと思います。私は、本当にその中で、町議会議員選挙というのはとても大事なまちづくりの根幹であるとも思っていますし、そういう部分では支援の厚い町村はとてもすばらしいなと思っておりますし、その辺の温度差が本当に、何だろう、この格差はという部分で、ちょっと不思議に驚いたところであります。まちまちであるために参考にはならないかもしれませんが、今回、来年の選挙に関して変わらない、変える気は今のところないというのであれば、今後、先ほども言ったように物価高騰も続いて、各選挙もまた今後行なわれてくると思いますが、いつまでにこのようなことを検討して、今後、選挙管理委員会としてどのような周知をしていくのか、とても大事なことなので、次の選挙が終われば、また4年後ということになりますので、また4年間かけてこれを検討していくのか。その3年後ですか、町長選もあるということもありますので、これは早急に検討して、きちんと町民へ周知していくべきじゃないかなと思いますが、その点について、また伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 三品正哉
選挙管理委員会といたしましても、町議会議員選挙、また町長選挙につきましては、町の大切な選挙と捉えているところは、議員と気持ちは一緒でございます。いつまでにというお話でしたけれども、こちら町の執行選挙に係る選挙公営になりますので、次の町長選挙までには検討して一定程度の方向性を出させていただきながら、周知の方法につきましては、先ほどお話しさせていただきましたけれども、どこまでどうすればいいのかというところについては、ちょっとまた選挙管理委員会の中でもお話をさせていただきながら、いつまでということであれば、次の町長選挙には一定程度の答えを出しながら、これは進めてまいりたいと考えております。以上です。
再質問 7番 藤田直美
他町より支援の部分では少ないという御認識はあるのか、ないのか、その点についてをもう一度伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 三品正哉
支援という言い方がどうか、ちょっと分かりませんけれども、額的には一番低いというのは議員おっしゃるとおりで、うちと同じ額というのがあと1町しかありませんので、その2町が一番低いと。その上でもそんなに変わらないところも二、三町村あるのですけれども低いという。ただ、これが候補者に対する支援が低いのかどうかというところにつきましては、これについて立候補される方がどう感じているのかという部分もございますので、選挙管理委員会としてお答えできるのは、うちは管内で一番低位にあると。そこについては、今後、選挙管理委員会で検討させていただきながら、改正するのかどうかというところは議論させていただきたいと考えております。以上です。
再質問 7番 藤田直美
今後検討していくということですので、その公費負担の在り方や、いろいろ今後検討されていくであろうとは思いますが、確認の方法について提案させていただきたいと思います。ポスターも候補によって様々でありますし、手書きであったり似顔絵であったり、仕様に沿ったもので許可が出ればいいことですので、お金をかけない方法というのはあるとは思います。とはいえ、一般的なものを考えて、制作したときに本当にかかるんですね。写真撮影代ですとか、企画のデザインをしてもらったらデザイン料ですとか、かける方、かけない方はいると思いますけれども、今は自分の携帯で写真を撮っても性能のいいものであったり、自分の印刷機を使ってという方もいらっしゃいますので、それでもお金はかかります。なので、一定程度、その内容について細かく検討していただきたいなと思います。今申し上げた写真撮影代、企画デザイン料、メイクアップ代も含めている市町村もございます。個人でつくる場合のインク代、用紙代、印刷代など細かい、コンビニで印刷する方ももしかしたらいるかもしれません。そういうのも含めて、負担軽減、候補者の負担軽減を検討するべきだと思いますが、考えを伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 三品正哉
ただいま御提案いただきました、そういったところも含めまして、検討するに当たりましては、多岐にわたって見ていかなければならないと考えております。一番お金がかかるであろうというところから算定するのが現状に合うのかなということで、例えばインク代ですとか、自分での印刷代についてはほとんどかからない方もいれば、何かすばらしい印刷機を買ってとかとなると高いのかもしれませんけれども、写真撮影、デザイン、印刷会社における印刷代金、そういったものを勘案しながら、今後検討はさせていただきたいと思いますし、ただいま御質問いただいた内容も、しっかり選挙管理委員会のほうに持ち帰らせていただきまして、中で、どういったものがいいのかというのを検討させていただきたいと思います。以上です。
再質問 7番 藤田直美
終わります。
再質問 7番 藤田直美
先ほど、私、一般質問中、三品総務課長を総務課長という名前で呼びましたが、そのように呼んだ全ての発言を選挙管理委員会事務局長に訂正したいと思います。お取り計らいよろしくお願いいたします。