みんなの議会

本別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日

地域で支え合う除雪支援を

2025年3月12日、本別町議会の一般質問で、藤田直美議員が「地域で支え合う除雪支援を」について質問し、町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸、建設水道課長 加藤勉が答弁しました。

質問者
藤田直美 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸、建設水道課長 加藤勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 藤田直美

議長のお許しをいただきましたので、日中に保留しておりました1問について質問いたします。質問事項。地域で支え合う除雪支援について。今回の大雪は、災害とも言える状況であったと思いますが、職員の方々や事業者の方々、関係者の皆様が昼夜を問わず対応されていることに関しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。質問要旨。核家族化の進行により、自力での除雪が困難な世帯が増えています。本町も、2月3日から4日にかけての、観測史上最高となった大雪により、公共交通機関の運休や学校が臨時休校になるなど、早期の除雪が求められています。公助による除雪には限界があり、市街地以外の除雪や福祉除雪が遅くなります。冬期間の安心で安全な生活を確保するため、地域住民の努力によるボランティア除雪の推進と負担軽減を目的とした除雪機等購入助成金を導入し、自助、共助による除雪体制の構築をするべきです。要旨の明細。1項目め、除雪支援補助金事業を行なっている自治体があります。本町でも取り入れ、小型除雪機及び除雪車、スノープラウ等、このスノープラウとは排雪板のことです。等という中には、農機具や軽トラック、フォークリフトなどに装着するアタッチメントなどのことを指しております。その購入費の一部を補助する考えはないか、伺います。2項目め、令和6年度は貸出用小型除雪機を購入しましたが、これまでの実績と貸出しの条件、要件を伺います。3項目め、除雪や走行の基準となるスノーポールが破損している箇所が多数存在しており、巡回点検し、正しく設置するべきと思います。特に、スクールバスの停留所付近は増設し、子どもたちの安全を確保するべきと思いますが、見解を伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕藤田議員より御質問のありました、地域で支え合う除雪支援をについて答弁をさせていただきます。初めに、除雪体制の在り方につきましては、令和5年の8月からこれまでに計8回ほど会議を開催し、役場内関係部局で検討を進めてきたところでありまして、令和6年度からは、除排雪体制整備などを行なう試行的な取組や、除排雪体制の定着に向けた実装化の取組に対して支援を受けることができる、国の豪雪地帯安全確保緊急対策交付金を活用して、共助組織による除排雪作業の仕組みづくり事業を実施しているところであります。1点目の小型除雪機、除雪車、スノープラウ等購入費への補助についてでありますが、小型除雪機の一部補助につきましては、今年度より自治会に貸出用として、小型除雪機を購入してございますので、引き続き自治会を通して対応をしてまいりたいと考えております。また、除雪車やスノープラウ等購入費の一部を補助する考えにつきましては、費用対効果や他市町村の状況等を鑑みながら研究させていただきたいと思います。次に、2点目の小型除雪機の貸出しにつきましては、令和5年12月に実施いたしました、除雪に関する自治会アンケートにおきまして、自治会内で共助による除雪が可能だと思うと回答された自治会と、個別に協議、調整を行ない、ボランティア保険等の加入、燃料費の負担など、一定の条件を御理解いただいた5自治会に貸し出し、モデル地区として試行的に地域の除雪をしていただいており、2月までの実績といたしましては、5自治会合計で、延べ65件の除排雪を実施していただいたことを確認しております。町民への周知についてでありますが、現時点では試行的な取組の段階でありますので、今シーズンの課題等を踏まえ、改めて在り方検討を進める中で、実装化できる段階になったときにしっかりと周知していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。3点目のスノーポール破損についてでありますが、道路パトロールの巡回時に、視線誘導標が破損している箇所が多数あることは、これまでも把握しているところであります。今年度は、およそ80本程度の視線誘導標を維持補修してきたところでありますが、今後も視線誘導標につきまして、増設も含めて維持補修を行なってまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 藤田直美

再質問させていただきます。本町は、比較的雪の少ない地域ではありますが、今回の大雪では多くの人が、手作業による自力での除雪は大変であったと聞いております。また、農村地域や福祉除雪に関しても、3日で全部終了したということを聞いておりますが、職員も大変であったと思っております。福祉世帯への除雪サービスの世帯数と、今回の大雪対応について、まず伺いたいと思うのと、市街地でもそうですが、農村地域でも除雪ボランティアを行なっている農家の方がおります。農機具等につけるスノープラウなどを装着することで効果が上がり、特に畑作農家であれば、冬の間、除雪に協力できる方がいるとお聞きしております。市街地でも手作業には限界があり、購入を考えている方もいると聞いております。そういう情報は捉えているのかどうか、この点についても伺いたいと思います。2項目めになりますが、今回5自治会、65件の除雪を、モデル地域選定をして貸出ししたということですが、その選定の方法、内容についても伺いましたが、その結果どのような見解となったのか。使い勝手もそうですし、期間もそうですし、その辺を受けてどのような見解、これから検討していくということですが、その点について伺いたいと思います。3点目、このスノーポールに関してですが、先ほど増設も考えるという前向きな御答弁をいただいたところです。住民の方から御指摘がありまして、巡回して立て直しをしているというお答えもいただいているところですが、巡回の頻度と、今年度破損している箇所の立て直しというのがどれぐらいあったのか。また、通報があればいいのかもしれませんが、地域の方からの道路の安全に対する要望など、機会があったのか伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

1点目、2点目について、私のほうから答弁させていただきたいと思っております。漏れがありましたら、また御指摘いただければと思っております。1点目の手作業で除雪するのが大変というような状況でありますけれども、今回のような大雪の場合は、特にそうであるのかなと考えているところであります。農村地区につきましても、14自治会のアンケートの中で、共助による除雪が可能というようなところで聞き取りをさせていただいているところであります。こちらのほうにつきましては、半々のような状況にありまして、これまでのお付き合いの中で実施しているというところでありまして、そういった制度が、例えば、共助による燃料費ですとか、そういったものをお出しするという形で制度をつくったとした場合に、どうであるかというようなお聞きをさせていただいたところでありますけれども、これまでのお付き合いの中で実施しているので、そういった部分はなじまないというところも半数ありましたし、そういった制度ができれば、やりやすくなるのではないかというようなお話もあったところであります。こちらのほうについては、後ほど2問目の中での答弁とかぶりますけれども、市街地を今回については試行的に実施、除雪機を購入して、それをお貸しするという形を先行させましたので、今回については、農村部の部分については実施していないところであります。また、農村部の先ほどありましたプラウですとか、農機具等につける除雪車の購入といったところでは、そういった要望は私どものほうには届いておらず、考えるに、農業のトラクターの前のほうにはバケット的なものがついているのが通常なのかなとも思っておりますので、そういったもので可能ではないかと考えているところでありますけれども、また、そういった要望がもしあるということであれば、そういったものも考えていく必要があるのかなと考えております。2項目の市街地の除雪機の貸与に当たりましては、こちらのほうもアンケート調査を実施を基に、互助による除雪が可能であるといった自治会、また、人数にもよるというような御回答、また、手押し除雪機があれば何とかなるのではないかといった自治会が複数ございまして、そういったところに、それぞれ自治会長に、電話ではありましたけれども聞き取りをさせていただいたところであります。その中で、除雪機が貸してもらえるのであれば実施できるよというようなお話もいただいたところでありまして、期間についても、なかなか自治会でずっと管理をするのは難しい、メンテナンスですとか、置く場所も困るというようなお話もいただいておりましたので、シーズン前に、雪の降る頃にお持ちをして、雪が溶けた頃にこちらのほうで回収するという条件の下、それぞれ自治会で実施いただいたというような状況になっております。使い勝手というところでございますけれども、今回の雪については、かなり量が多かったところでありますので、小さな除雪機については進まなかったというような状況ですとか、1日たった後に使おうと思ったけれども、雪がなかなか硬くて使えなかったというようなところもございますし、除雪機の力でこの雪を乗り切れたというようなお話も伺っているところであります。また、福祉除雪の状況、順番が前後しましたけれども、市街地につきましては、現在36件の登録をいただいているところであります。昨年は、43件という形の登録でありました。こちらのほうにつきましては、4日の大雪の後、すぐに入っていけないというような状況がありまして、翌日には全ての方々のところを終えたというような状況になっております。こちらも担い手が非常に少ない状況の中、本当に朝から夜遅くまで対応いただいたのかなと考えているところであります。私のほうからは以上と思っておりますが、もし漏れがありましたら、また御指摘いただければと思います。

答弁 建設水道課長 加藤勉

お答えいたします。スノーポールの件でございます。今お話いただきましたスノーポール、視線誘導標を今年度つきまして何本ぐらいというお話、補修も含めて本数も、どのぐらいかというお話いただきました。このスノーポールにつきましては、当然車道の両端、これは運転する際に、特に冬であればそれを目安にということで、どこまでの幅があるかというのを基準に設置されているものですので、非常に必要なものだと思ってございます。今年度につきましては、先ほど町長からもお話しございましたが、80本程度、補修においては直させていただいております。どのような直し方をしたとかということになれば、視線誘導標につきましては、倒れているもの、完全に倒れてしまっているものはないのですが、ほとんどが、つけた年度も古いということもございまして、これまでの冬の除雪だとか草刈り等々をした際に、どうしてもそれに当たってしまって、外側にハの字に広がっている状態があります。それを傾けを直すというような補修が主なものでございました。これらにつきましては、基本的にはパトロール、当然うちのほうで各路線を随時回った中で、それらを見た中で、完全に壊れているだとか倒れているだとかという部分があれば、その都度対応、直す、完全に倒れている、使えないものであれば取り替えるということで、やってございます。あともう1点、今の直した話の中で、これら特にスクールバス路線の中でも、道路には、町道も含めてスノーポールが当然立ってございますが、緊急的にそれらも把握するために、スクールバス路線の7路線、点検含めてこれまでもやってきておりますけれども、精査した段階では、約7路線で1,400本ほどございます。その中で、破損しているのは112本ほどありました。この破損というのは、あくまでも完全に使えないということではなくて傾きも、さっき言ったように、ちょっと斜めになっているとかという部分もございまして、その中には、今言ったような完全に折れているものもございますが、破損率としては8%ぐらいという結果でなってございます。もう1点、そのような話については町民の方からお話きている部分もあったのかということでございますけれども、特に夏場も含めて、町道の舗装だとか穴ぼこ等については、よく連絡はいただいてございます。その中で、どうしても見落しがちといいましょうか、外にあるものですから、そのようなスノーポール、視線誘導標を直してほしいという問合せは、特にございませんでした。以上です。

再質問 7番 藤田直美

小型除雪機補助、アタッチメントなどの購入費補助、一部補助に関してですが、昼間、さきに除雪に関して行なった議員の答弁もお聞きしましたが、農村地域に除雪体制の構築をという内容でありましたが、自助、共助による除雪体制の構築という考え方については同じであると思います。しかしながら、福祉除雪もそうですが、やっていただけるのは本当にありがたい、すばらしいことだと思いますが、それを、協力を要請するということではなく、自力での除雪、ボランティア除雪をしやすい環境づくりをするという観点から、こういう補助をしている市町村の例もございますし、これは町民に直接関わる、全員が対象となる、直接関わる部分であります。これをすることで職員や自治会の負担軽減にもつながったり、このことは移住対策にもつながると思いますが、考えを伺いたいと思います。私は、これは補助の上限を決めれば小型でなくてもいいと思っておりますが、その点の考え方も伺いたいと思います。また、貸出しの部分でありますが、自治会でも、高齢化により福祉部の除雪対応が大変になってきたと聞いております。今回の大雪は、自分の家を出るのも大変であり、除雪機等補助と同じ考えですが、自力で除雪をするのが少なくなった中でも、自分で除雪を頑張っている人、ボランティア除雪をしてくれている方がいらっしゃいます。その中でも購入費が高額で手に入れることができない人もいるため、団体に限定せず、個人にも貸出しができるよう早期に制度設計をして、広く町民に周知するべきだと思いますが、その点について伺いたいと思います。もう1点、スノーポール、視線誘導標に関してですが、先ほど、気づかない部分もあると、通報というものはなかったというようなお答えでありますが、日々状況が変わることがあり、例えば大雪のときはもちろんですけれども、雪がない時期でも車が落ちたり、機械が落ちたり、破損したり、そういうこともあり得ることから、LINEの道路状況通報を活用するのも一つの手法であると考えます。このことも、LINEを通じて活用の周知ですとか、通報の協力依頼を、自治会を通して周知していくべきだと思いますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

私のほうから、再質問に答弁させていただきます。1点目の関係でございますけれども、除雪しやすい環境づくりというようなところで、移住対策にもつながるのではないかというようなお話でございました。この補助要綱といいますか、今回、試行的に実施させていただきましたのは、国の豪雪事業といったものを活用させていただいたという形になっております。この補助要件としましては、自治体が所有をして、それを貸し出すというような形が補助要件の一つとなっておりましたし、除雪による事故を減らすというようなところも、この補助の要件となっております。個人での除雪機への補助という形では、今回の補助対象にはなっておりませんでしたので、そういったものについては検討しておりませんでした。こういったものが必要であって、ボランティア、また、地域の除雪互助体制ができるということであれば、そういったものも検討していく必要はあるのかなと思っておりますけれども、町長の答弁でもございましたとおり、この間、横の横断ということで、3課にわたりまして8回の協議を行なってきたところであります。こういったところでまた、何が有効であるのかといった部分も協議をしていく必要があろうかと思っているところであります。2点目の除雪、福祉除雪、また、自治会福祉部での除雪が大変になってきているというところであります。こちらについては、各自治会長のアンケートの中でも切実に訴えられていた部分でございまして、本当に除雪を担う人が少なくなってきている状況だと捉えております。また、自治会間でもかなり差がありまして、自治会費を用いて除雪費を捻出している、除雪をしていただいた方に商品券ですとか燃料代をお渡ししているというような自治会も3自治会ほどございまして、そういった工夫もされていると捉えているところであります。個人の貸出しにつきましても、今回の大雪で問合せもあったところでありますけれども、さきに申しましたとおり、自治会を単位としまして、シーズン前にお貸しして、シーズンが終わったらこちらのほうでメンテナンスをして、また次期に備えたいという形づくりでありましたので、こちらで個々のお宅にお持ちをして除雪を実施していただくという体制は、今の現状では非常に難しいと感じているところであります。以上です。

答弁 建設水道課長 加藤勉

お答えいたします。スノーポールの件でございます。先ほど、連絡等々については、住民から主にきていないというお話をさせていただいた中で、これらについては、冬、雪が降る前に、当然私たちのパトロールも含めた中で事前に把握するということも大事です。その中でスノーポール、視線誘導標、通常は夏場に立っているうち、冬になればもう一段高くできるような仕掛けにもなってございます。それでもパトロールの中でできる分については、その都度必要なところは、一段低いところから、もう一段高くするという作業方法も、作業的にはやっている部分もございます。町民からそういう連絡等が来なくても、そういうのは自主的にというか、いつものパトロールの中での取組として、含めて対応していきたいと思ってございます。もう1点、住民へのお知らせといいましょうか、通知の件でございます。先ほどLINE等の話もいただきましたが、今回につきましては、今年度、2月4日かなりの100センチメートルを超える大雪ということで、除雪に当たりました。その際には、今までLINEだとか無線を通じての中で、これまでそういう除雪の情報といいましょうか、大雪に関する情報というような部分はちょっとなかったのですが、今回、改めて取組をした中で、やっている路線だとか、そういう部分を載せた中で周知ということで、LINE含めてやらさせていただいたところです。こういう部分も使いながら、同じような形で住民の方には周知を、これからも引き続きしていきたいと考えております。以上です。

再質問 7番 藤田直美

貸出用機械の関係ですけれども、早期に制度設計をということで、私、申し上げましたが、今回、モデル地域5自治会に対して貸出しをし、シーズン前に貸出しをして、シーズンが終わる頃に回収をするというようなお話でしたが、5自治会に限定されてしまうのか、広くもっと、やっぱり使いたいわというところもあるかもしれません。その辺も含めて、制度設計も考えていくべきだと思いますし、その貸出用除雪機械、その目的を持って購入をしていると解釈をしております。貸出時に混乱が起きないように、早期に制度設計というのは当然のことだとは思いますが、どのようなスケジュール感を持って今後進めていくのか、本来の目的である貸出しが容易になるような、繁雑な申請方法にならないようにも努めるべきと思いますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

再質問に答弁させていただきます。今、お貸ししている5自治会の皆様には、今回の除雪機の貸与がどうであったのかというような聞き取りを、まず行ないたいと考えております。これにつきましては、回収が終わった後、個々に行なうのか、また、5自治会の皆さんに集まっていただいてお話をするのかといったところまでは、まだ決めておりませんけれども、シーズンが終わりました段階で、それぞれ御意見をいただきたいと思っております。これについては、制度設計も含めて、自治会の皆様からの要望、こういうものがもう少しあれば動きやすいのではないかというような御意見などもいただきながら、制度のほうを確立していければと考えております。5自治会に限らず、それらの設計ができた段階で、新たにまた募集をいたしまして、そういったことができるという自治会を拡大してまいれればと感じているところでありますし、また来シーズンに備えて、体制づくりをしてまいりたいと感じているところです。以上です。

再質問 7番 藤田直美

終わります。

出典:本別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日 議事録 PDF(109ページ) 間違いを知らせる