本別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
オートキャンプ場のゼロカーボンパーク構想とは
2024年12月11日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「オートキャンプ場のゼロカーボンパーク構想とは」について質問し、町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也が答弁しました。
- 質問者
- 水谷令子 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 水谷令子
議長の許可をいただきましたので、次の2問について一般質問いたします。一問一答細目方式で行ないます。質問事項。オートキャンプ場のゼロカーボンパーク構想とは。質問要旨。2024年、令和6年度、本別町がSDGs未来都市に選定されました。静山研修センター跡地にオートキャンプ場施設を建設するに当たり、太陽光発電設備を設置し、照明などの電力として活用できるよう、キャンプ場のゼロカーボンパーク化を目指すとしていますが、その実態について伺います。要旨の明細。1、豊かな自然と景観に恵まれた本別公園の静山キャンプ村には、町内外から多くの人がキャンプ場に訪れ楽しんでいます。また、町の人は、自然を楽しみながら散歩をする人、健康維持のためウォーキングする人が多くいます。太陽光パネルの設置には、本別公園は立地的に谷間にあり、条件がよいとは言えません。景観を損なわずに設置することが必要です。太陽光パネルの規模感など、現在のビジョンについて伺います。2、第一キャンプ場隣にある温泉跡地の駐車場には、メタンと思われるガスが出る場所があります。自然エネルギーとして活用できるものなのか調査する必要があると考えますが、見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕水谷議員より御質問ありました、オートキャンプ場のゼロカーボンパーク構想とはについて答弁をさせていただきます。本別公園につきましては、御存じのとおりゴーカートやボート、アスレチック広場など、子どもたちに人気の遊具や、キャンプ場、義経の里御所、ビーフハウスなど、家族が一日中楽しめる公園となっております。御質問のオートキャンプ場のゼロカーボンパーク構想についてでございますが、本年の6月に道内では6自治体目のSDGs未来都市に選定され、現在、SDGs脱炭素推進協議会が中心となり、本別公園をSDGs・脱炭素への理解を深める学びの場として、具体的な事業を令和7年度から取り進める予定でおります。その中で、環境面の取組としては、本別公園内で子どもから高齢者までが楽しみながらSDGsを学べる学習看板の設置のほか、静山研修センター跡地のオートキャンプ場施設において太陽光発電設備を設置し、建物などの電力として活用できるよう、ゼロカーボンパーク化を掲げています。議員の御質問にあるように、太陽光発電設備につきましては、景観の配慮は必要と考えており、現在検討しているものは、山を切り開いて大規模な太陽光発電設備を設置するのではなく、レセプション棟、これは受付棟のことでありますが、レセプション棟の屋根につけ備えるものを想定しております。立地的には開けている場所で、道道から一つ高くなっている場所でありますので、建物の屋根に設置したほうが効率のよいものになると捉えております。次に、第一キャンプ場隣にある駐車場のメタンと思われるガスが出る場所についてでございますが、担当課の職員が現地を確認しましたが、ガスが出ているような場所は確認できませんでした。これまで、公園管理スタッフやキャンプ場等利用者からも、そういった情報は聞いたことがないというところであります。また、当駐車場につきましては、河川敷地となっており国の所有であることから、今後、そのような箇所が把握できましたら、関係機関とも協議をし、調査する必要があるかどうか検討してまいりたいと思います。いずれにいたしましても、SDGs・脱炭素に向け、自然環境を生かした学びの場やゼロカーボンパーク化を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 4番 水谷令子
町長の答弁のように、現在、本別公園は家族が楽しむ公園であり、また、学びの場にもなっています。今、町長がおっしゃったように、子どもから大人まで学べる場所にしていく、それがSDGs宣言としまして、本別町を活性化につなげていく試みになっていくのかとも認識しているところです。ところで、太陽光パネル発電の設置ということで、山を切り開くことはないということで、一安心いたしました。道道から離れていることから、屋根に設置するものを想定しているということですけれども、この太陽光パネル、今現在あるような、町で見かけるような太陽電池ですと、シリコン系の太陽電池となりますけれども、そういうことを想定しているのか、それからまた、今現在、このシリコン系太陽電池というのは、中国製のものが80%以上を占めているところでございます。今現在、日本で生産されています新しい太陽光電池として、ペロブスカイト太陽電池というのが開発、今、されておりまして、徐々に使われているところであります。この特徴といたしましては、軽くて柔軟性に優れ、設置場所の大幅な拡大が期待できて、製造過程が少なく、高コストが見込まれるということ、また、主要の材料であるヨウ素が、日本の世界シェア第2位を占めていますので、今後、国としても令和6年度予算案に、このペロブスカイト太陽電池のサプライチェーン構築に向けて、GXサプライチェーン構築支援事業というのが計上されております。こういう考えが、日本製のものを使用していくという考えがないのかということを伺いたいという点と、もう1つ、この太陽光パネル、従来のものですと問題点が多くあるということが認識されているかということもお聞きしたいと思います。例えば、中国製が多いですから、耐用年数だとか、災害に対応するときの、廃棄するときのルールがしっかりしていないという点、また、有害物質が入っている鉛やセレン、これによって土壌が汚染される、またはパネルを外したときに、表を向けていますと発電し、感電や火災が起こるという問題点も起きています。適切な場所に設置し、安心して発電できる場所にあればよいものであると思いますけれども、この点におきましても、景観、安全、汚染に問題があると考えております。また、その太陽光パネルにおいて、蓄電池の設置は行なわれるのかということもお聞きしたいと思います。また、太陽光発電において、定期的なメンテナンスというものが必要と考えております。保守点検の継続に向けて必要なことと思っておりますが、このことについてもどのように考えているかお聞きします。また、もう1点としまして、町長がおっしゃったように、ゼロカーボン化を進めるということは、再生可能のエネルギー、また、省エネの推進によって二酸化炭素の排出量を減らす、また、森林の管理や植林などによる吸収作用の保全や強化をするという、推進する必要があると考えています。この点についてもお伺いしたいと思います。このSDGsですけれども、3年計画で進めていくことに当たって、国からはデメリットはないという報告があります。ただ、周囲から注目されるという点、メディアの露出が増えるということですね。地域活性化し、それを魅力的に高めていくことが、やはり不可欠だと思っています。この3年間の事業計画を策定し、取組は推進することになりますけれども、定期的に進捗評価とか、達成状況とか、課題を把握していくことができるというよい点もあると思うのですね。そのことによって、軌道修正とか新たな対応策、目標を達成、実現していくと考えています。このとき、やはり軌道修正や新たな対応策によって、住民に丁寧に説明していく必要があると考えますが、見解をお伺いいたします。
答弁 町長 佐々木基裕
何点かありますので、見落としましたら、また御指摘をいただきたいなと思います。まず、私どもが本別公園のオートキャンプ場にそういった太陽光電池を、ソーラーパネルを設置するという目的は、先ほども答弁で申し上げましたが、SDGsもそうなんでございますが、それを広く利用者に理解を深めていただく、脱炭素がなぜ大事なのか、そういったところを、自然あふれた本別公園に来ていただける利用者の方に、まずそういった脱炭素が必要なのですよといった、そういう深い学びの場としたいというところで太陽光パネルを設置したいというところでございまして、本別公園内の全ての電源を太陽光で賄うという、そういった計画は持ってはございません。そして、その太陽光パネルの素材でありますが、これは日本製のもありますし、また中国製もあろうかと思いますが、その素材につきましては、今後様々な業者と打合せをしながら、最終的に決定をしてまいりたいと考えているところでございます。今、現に太陽光パネル、各地で大規模に設置しているところ、そして、家庭でも使われております。そういったことも鑑みながら、その素材について、今後、勉強、研究をしながら設置をしてまいりたいと思ってございますし、また、そういった蓄電池につきましても、設置を、今、検討している段階でございます。先ほども言いましたが、大規模なそういう設備を設置するのではなく、深い学びのために学習できるような、そういったところで施設設備を考えておりますので、規模的にも大変小さな規模になろうかと思います。そういったことで進めてまいりたいと思ってございます。また、SDGs未来都市に関しましては、この部分につきましては、様々な脱炭素の事業化において、やはりSDGsの選定がされた自治体が有利にその採択を受けれるという部分と、SDGsであるからこそ事業を持ってこれると、そういった面でかなり有効な手段となりますので、これは積極的に活用してまいりたいと考えているところでございますし、SDGs未来都市に選定されたからといって、そこの単独事業が採択されたというものではございませんので、その辺は今後もしっかりと、各種事業についてうまく活用できるのか、そういったことを、今後、検討してまいりたいと考えているところでございます。そういったところで、素材もひっくるめて、今後、調査、研究を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 4番 水谷令子
今の町長の答弁から、脱炭素に必要な学び、深い学びのために規模化は小さくするというお考えを伺いました。また、全ての電源を太陽光発電にするものでもないという御意見もいただきました。また、業者についてはこれから考えるという点、ここは、ぜひ日本製のものを使っていただきたい。必要に関係なく、すぐにこれから、蓄電池もこれから考えていくということなので、そういう考えを今一度確認したいと思います。
答弁 未来創造課長 野崎昌也
お答えいたします。これから検討していくのですけれども、こういった意見も踏まえながら、加味した上で進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 4番 水谷令子
②ですけれども、先ほど町長の答弁では、メタンガスと思われる場所は確認されていないというところですけれども、駐車場にマンホールほどの蓋のしてある場所があります。これは、近くにいる方が昔から知っているところであり、現在は土木現業所の土地が所有していると思われます。そこの場所は温泉があった場所で、3代にわたり温泉が営まれましたけれども、その温泉終わったあとに、この温泉も104メートルほど掘って、4か月から5か月かけて温泉を作ったという情報をいただいています。現在は、町が駐車場にしてアスファルトにし、蓋をして止めている状態ですけれども、温泉があった当時は、その温泉水を、ガス抜きの意味もあったと思うのですけれども、川に流すホースがついていました。ところが、駐車場になってからそのホースはなくなっており、蓋をしているだけの状態なのです。定期的な点検と安全性の問題があると思いますので、今一度、お考えを伺います。
答弁 未来創造課長 野崎昌也
お答えいたします。現地に、私と担当者と観光協会のスタッフ3人で駐車場に行って、確認をしております。温泉のそのマンホールというのも把握はしているのですけれども、そこも確認しましたけれども、密閉されている状況で、例えばそこから空気が漏れているですとか、そういったことも確認できていないので、今は外には出ていないと判断はしております。ちなみに、メタンでいうと無色透明で匂いもないというところで、音でもすれば確認はできるのですけれども、そういったこともないので、今段階では出ていないのかなと考えています。以上です。
質問 4番 水谷令子
数年前なのですけれども、その蓋を開けた状態のところ、私は見たことがありまして、そのときには、やはり水が5メートルほど上がりました。以前に比べ、その温泉があったときは、1週間に1回は、清掃のためもあって、蓋を開けてガス抜きをしていたそうです。ですから、今その状態であるということは、多分、何だかその菅の中に、土だとか異物が入って、だんだん威力がなくなってきているのかと推測もできますし、ある方が言うには、メタンガス自体が上に行かないことによって、地中のほうに少しずつ染み込んでいるのではないかというような御意見も伺ったことがありますので、ぜひ調査をしていただきたいという考えを持っていますので、御見解を今一度お伺いいたします。
答弁 未来創造課長 野崎昌也
お答えいたします。先ほども町長のほうから答弁があったのですけれども、ものが国の所有だよというところと、そのマンホールも個人の所有となっていますので、もしこれから、来年、シーズンになればまたキャンプ客とかも来ますので、そういったときにそういう状況が確認できましたら、ちょっと関係機関とも協議しながら、調査が必要かどうか含めて考えていきたいと思います。以上です。
質問 4番 水谷令子
2問目。質問事項。