本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日
町国保病院職員による患者への暴力行為について
2025年6月12日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「町国保病院職員による患者への暴力行為について」質問し、町長 佐々木基裕、国保病院事務長 小川芳幸、総務課長 三品正哉が答弁しました。
- 質問者
- 梅村智秀 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、国保病院事務長 小川芳幸、総務課長 三品正哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 梅村智秀
それでは、質問に先立ちまして、傍聴にお越しいただきました皆様、また中継や動画配信を御覧になっていただける皆様に対しまして、町議会に関心を寄せていただきましたこと、心よりの御礼を申し上げます。なお、私からのお願いでございますけども、もしこちら拝見していただいて、御意見等があれば、ぜひお声を寄せていただけたら、今後の糧にもなりますし励みにもなりますので、叱咤激励ともにお寄せいただけましたら幸いでございます。私、SNS等でメッセージ機能も開放しておりますし、電話番号の公開もしておりますので、ぜひ御連絡いただけたら幸いでございます。連絡先は090-3468-0277番となっております。それでは、通告済みの2問につきまして質問に入ります。まず1問目でございます。こちらは一問一答細目方式を採用せず、2問目につきましては一問一答細目方式を採用ということで執り行ないます。1問目、町国保病院職員による患者への暴力行為について。質問要旨。5月28日に発生した病院職員による入院患者に対する殴打事件について、6月3日町議会に対し、非公式ながらも報告があった。再発防止策を講じ、責任の所在を明らかにすること、その他の被害者の有無の調査、また院内の労働環境改善等が必要であるが、事実と所信をただす。要旨の明細。1番項、医療機関のみならず介護施設等での暴力行為等事件が絶えないことは、ある種の社会問題となっており、本件においても、事件発生原因の検証と再発防止に向けた具体策を講じる必要があるが、事実と所見を問う。2番項、加害職員への処分はなされるが、町長及び院長の監督責任はどのようになるのか、事実と所見を問う。3番項、当該被害者患者のみならず、過去に遡り、同様の被害者またはその疑いや不安を有している患者やその御家族等はいないか、徹底調査を行ない、その調査結果には誠実に対応をし、公開の上、今後は安心して利用してもらえる病院であるよう、町民にも理解をしていただく必要があるが、事実と所見を問う。4番項、いかなる理由があろうと患者への暴力行為が肯定されることはないが、加害職員に対し、しんしゃくすべき事情の有無や、医師や職員が日頃勤務するに当たり、院内環境は適正であったのかなど、院内の労働環境、職員間の信頼関係の実情等、改善すべき点をここで、改めて見直す必要があるが、事実と所信を問う。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕梅村議員より質問のありました町国保病院職員による患者への暴力行為について、答弁をさせていただきます。まず、今回の職員の暴力行為により、被害を受けられました患者様に大きな心身の苦痛を与えたことと思います。心からおわびを申し上げます。1点目の事件発生原因の検証と再発防止策についてでありますが、まず、事件発生後、行為を行なった職員及び関係職員からの聞き取りにより、事実の確認を行なったところであり、また、同僚職員からは、これまでの被害患者様への対応状況等についての確認を行なったところであります。今回の被害者患者様とは、なかなかコミュニケーションが取りづらい状況下にあったとしても、医療に携わる者として、患者様への暴力行為はあってはならないことでありますので、当然、院内におきまして、再発防止に取り組む必要があると考えております。こういった暴力行為発生の最終的なところでは、本人の感情をいかにコントロールすることが大変重要であり、医療従事者、専門職としての意識と責任をしっかりと持つことが必要と考えております。医療倫理の4原則であります、自立尊重、患者の意思を尊重すること、無危害、患者に害を与えないこと、善行、患者のために善をなすこと、正義、患者を平等かつ公平に取り扱うことの再徹底はもちろんのこと、日常的な医療従事者意識の向上に努めてまいりたいと考えております。また、これまでも患者様に関する情報共有は、組織内や各部署内において日常的に行なわれておりますが、医療サービス提供に係り特に配慮等が必要な患者様についての情報共有を強化することで、より円滑な患者様対応につなげてまいりたいと思いますし、必要な研修についても検討してまいりたいと考えております。2点目の監督責任の部分でございますが、今回の当該職員の懲戒処分のほか、管理監督者である院長に対し、職員の業務遂行状況等を把握していなかったことに一定程度の監督責任を認め、訓告処分としたところであります。3点目の過去に遡り調査をとのことでありますが、現在、院内におきまして毎月1回、組織の安全管理に関する各部門からの報告や意見の取りまとめ等を行なう医療安全管理対策委員会を開催しております。近年におきまして、患者様に対する職員の暴力行為の報告はなされておらず、また、患者様やその御家族からの訴えや御意見もございませんので、そういった事実はないと認識しているところであります。4点目の院内における改善すべき点の部分でございますが、まず、当該職員に対するしんしゃくすべき事情と捉えられないかもしれませんが、被害患者様は、お互いの意思の疎通が図りにくい患者様でありました。しかしながら、認知機能の低下等によるそういった患者様は、ほかにも多数入院されております。時には、医療サービス提供中に患者様本人は理解せずに、暴言や暴力的な行為を職員が直接受けたりすることもございます。様々な患者様がいらっしゃる中、医療スタッフは、患者様に必要な医療の提供において、患者様の安全を最優先とし、安全に医療を提供する責務があることを認識し業務に当たる必要がございますので、そういった意味においては、業務の性質的には過酷な労働環境との一面もあるかと思います。業務量的なところでは、患者数の状況にもよりますが、一時的に特定の部署に負荷がかかる場合もございますが、全体として、時間外勤務が増大しているといったことはない状況にあります。医療現場におきましては、各専門職の能力的な個人差はどうしてもございます。経験値によっても違いはありますでしょうし、そういった部分については、スタッフ内でカバー、サポートし合いながら業務を遂行していただいております。専門職であるがゆえの部署間での考え方などの相違もあろうかと思いますが、院内におきましては、患者様第一の精神の下、地域包括ケア病棟セレクション会議や、院内における価値創造を検討する業務改善チーム会議など、現場レベル職員における多職種による意見交換や情報共有も行ないながら、院内統制を進めているところでありますし、部署間連携に関する接遇研修も本年度開催する予定であります。今回の患者様への暴力行為に対する信頼回復のため、また、思いやりをもち、人に優しく丁寧な医療の実践により地域に愛される病院になるため、日々鋭意努力していく所存でありますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 5番 梅村智秀
それでは、改めてお伺いをいたします。1点目でございますが、まず、事故発生の原因の分析はどのようになっているのかというところなんですけども、御答弁の中から意思疎通が図りにくいとか、コミュニケーションが取りづらいというような御趣旨の御答弁をいただいているところですが、ここで改めて、本件については事故発生の原因は何であったと捉えているのか、改めて明快にお答えを求めるものでございます。2点目でございます。こちら院長においては訓告処分を行なったということでございました。私、お伺いしてございます町長についての御責任はどうであったのか、御答弁いただいておりませんので、こちらについても明快に御答弁を求めるものでございます。3点目でございます。これまで過去に遡ってこうした事案はないのか、調査すべきではないのかというところにつきまして、院内における医療安全管理対策委員会等ですか、こうした訴えや御意見は患者からもないということでございました。それをもって、そうした事実はないと断定しているようでございますが、本当にそうなのかなという視点、持つ必要はないでしょうか。と申しますのも、やはりこうした病院等にお世話になる患者たちというのは、ほかに行き場がないとか、お世話になる立場だというところから、思っていることやっぱり言えない方ってたくさんいらっしゃるんですよ。この私のような者のところにも、これまで本当に複数件、これ1人や2人ということではないですよ。数え切れないぐらい、そうした御相談というのは寄せられております。ただ、これを公式の場で取り上げるということについては、やはり、いわゆる身ばれですよね。そうした相談を議員にしたということが漏れてしまっては、やはりさらなる不利益等を被るかもしれないというところから、それ以上取り上げることは控えてくれという方が大半です、私のもとに寄せられる方という意味では。そうしたところも鑑みて、本当になかったのかという視点、必要ではないでしょうか、いかがでしょうか、伺います。4点目でございます。こちら、院内環境の整備が必要ではないのかという考え方からでございますが、そもそも本当にこうした暴力行為に及ぶというのはあってはならないことだということは、今改めて述べるべきことでもないんですが、やはりそうした衝動に駆られてしまうその他の背景というものがないのか。これについても、私、複数件の相談、これまで受けてきましたし、現在も、現在進行形でもと述べさせていただきますけども、やはり院内の信頼関係というものが、人的信頼関係というものが、もう本当、崩壊しているのではないのかなと感じるところが多々あります。その辺はどう捉えられていらっしゃるのか。改めて、院内の労働環境、職員側の立場に立ったとき、医師や看護師、その他の専門職の方々、事務方の方々、多くいらっしゃると思いますけども、その方々の信頼関係というのはしっかり保たれている労働環境、院内環境であるのかという点、事実と御所見をお伺いいたすものでございます。
答弁 国保病院事務長 小川芳幸
私のほうから、再質問に対しての答弁をさせていただきます。まず、1点目の事件発生の原因というところでございますが、そういった患者様の状況等も当然ありますが、基本的に第一のところで言いますと、やはり医療従事者としての意識、倫理観、ここの欠如というところに尽きるのかなと捉えているところでございます。あと、3番目の本当にこれまでそういったことがなかったのかというところでいいのかというところでございますが、基本的には、近年において、先ほど町長のほうからも答弁いたしましたけれども、これまでそういったことは聞いたことがないといいますか、事実はないという、長く勤められている職員含めて聞き取り等も行ないましたので、こういった部分、過去の部分に遡ってということは今回も考えてはいないというところでございますけれども、今後、患者のアンケート等、当然実施をしていくということになろうかと思いますので、そういった部分では定期的にといいますか、スポット的にもなるかもしれませんけれども、定期的にそういった声というものは拾っていく必要があると考えているところでございます。あと、4番目の今回の事件に至った背景的なところ、院内環境というところの御指摘の部分でございます。当然、組織の中、人間として好き嫌いといったような感情というものは、当然どこの職場でもそういったものはあるのかなと思ってございますが、特にまた、今の国保病院、これまでの流れをお聞きしておりますと、セクショナリズム、セクションごとのそういった縄張といいますか、そういった意識が強いという傾向がある病院であったと聞いております。そういうところ、やはりその横の連携といいますか、そこの部分をしっかりできていなかったのかなというところは少なからずともあると認識しておりますが、好き嫌いの部分、信頼関係の部分でございますけれども、やはりその信頼関係があればそれはすばらしいことかもしれませんけれども、まずは患者様をやはり第一に考えていく、患者様に迷惑かけることはできないと、そういう意識の下、業務とそこがやはり一定程度切り離して考えていくべき部分もあるのかなと捉えているところでございますし、またお互いの部署を知るというところ、今現場レベルからいろいろなそういった意見交換等も行なっておりますので、そういう人間関係も含めた構築というものは、現在も進めている最中であるというところで答弁させていただきます。
答弁 総務課長 三品正哉
2点目の町長の責任はという部分でございますが、今回の処分につきましては、他の案件等を参酌いたしまして、処分者及び処分内容について考察をしたところでございます。その結果といたしまして、答弁させていただいたとおり、監督責任について院長に処分を出したというところになってございます。以上です。
質問 5番 梅村智秀
それでは、1点目、改めてお伺いをいたしますが、本件についての原因の分析としては、医療従事者としての意識や倫理観の欠如であるというところであった御答弁をいただきました。これですね、当然、意識や倫理観というものもあるでしょうけれども、やはりこの衝動的な怒りの感情というもの、こちら町長の御答弁でも、やはり本人の感情をいかにコントロールというような御答弁をいただいたところでございますが、そうした怒りの感情を抑え切れないとか、そういった衝動に駆られるといったときには、やはり心理状態とか精神状態というものがあるのが人間であると私は捉えております。当然落ち着いて穏やかなときに急に怒りだすことってなかなかない。でもやはり職場の勤務している中、家庭等も含めてでございますけども、ストレス等があるとか、日々そうした環境下にあると、どうしてもやっぱり感情を爆発させてしまった、抑え切れなかったみたいなことも考えられると思います。そうした中で、国保病院においては、これまでも再三議場等でも指摘申し上げましたし、患者や町民からも多くの御指摘があったと思いますけども、やっぱり接遇や院内の環境はよくないよというお声は多々あったと思います。例えば、この加害行為に及んだ患者、こちら本当に肯定も擁護も一切いたしませんという前置きはしますけれども、例えばその方が本当に穏やかに働けるような環境であったのか。例えばそうした院内環境の中で、看護師等とのそうした信頼関係が保てていなかったとか、そうしたような背景とかというものはなかったのかなというところ、こうした検証は本当に必要じゃないのかなと思っております。本当にこれ個人の資質だけの問題なんでしょうか。それはさきにも述べましたけれども、そうしたところで、抑え切れなくなるような背景みたいなものがなかったのかなというところは、しっかりと検証する必要があると思っております。その辺の実情の御認識等についても、改めてお伺いをいたします。2点目にお伺いをいたしました町長の御責任についてでございますが、院長の監督責任について、事実を認められて訓告という処分を行なったということでございますが、では、その院長を任命している町長においては、院長がきちんとしたそうした監督責任を果たす方だと思っていた、ところがそれが裏切られたというところでよろしいんでしょうか。町長自身はこれまでも多く、町国保病院において、本当に今述べたようなところ、町民から寄せられるもの、接遇とかそうしたものがある中で、本当に今の環境が大丈夫なのかな、任せていて大丈夫だったのかなという、その辺は院長に対して全幅の信頼を寄せていて、それが単に裏切られたというものなのか。僕は一定程度これ予見できたのじゃないのかなと思っておりますが、その辺、町長の御認識お伺いいたします。3点目でございますが、過去に遡り調査すべきだよというところでございます。これは関係者等に聞き取りも行なったというところで、ないという断定をしているようですが、これは本件についても、いわゆる1対1の対応中に、大声が聞こえて駆けつけた方が発見をして、それで露見したという事案だと捉えておりますけども、事実が違ったら御指摘をいただきたい。これは1人で無音でやっていたら分かるんでしょうかね。例えば、強くつねるだとか、たたくだとか、やはり本町のみならず多くこうした医療施設ですとか、高齢者を扱う施設等でも起きているところですよね。それが繰り返し繰り返しあって、何かがあって露見するということがあります。単発で起きたものだけじゃなくて、本当にないってなぜ言い切れるのか、ここ明快にお答えを求めたいです。これまで、本町、町国保病院において、例えば原因の分からない皮下出血とか、スキンテア、擦り傷みたいなものとか、そういったものって一切なかったですかね。その辺の事実について御認識をお伺いいたします。4点目でございます。好き嫌いとか、そうしたところだけではなく、好き嫌いを超えた、いわゆるいじめに近いようなものとか、これは背景としてはないんでしょうか。単に好きだ嫌いだというもの、それを表に出してしまう、そんなの出さなきゃ分からないじゃないですか。好きだ嫌いだというものが、なぜこの人が、AさんがBさんを好いている、嫌っているということが職務上分かるんでしょうかね。やっぱりそういうのが行動、言動に現れているからじゃないですか。それは受取り側にとったら、ある種のハラスメントであったり、いじめであったりとかということにも捉えられかねない。少なくとも現状においては、それはどちらがということではないけれども、大なり小なり、そうしたハラスメント事案というものは、この町国保病院において生じておりますよね。その辺をどう捉えていらっしゃるのか。それはどちらが正しいとかということではないですよ。そうしたハラスメント事案というものも横行していると私は捉えております。それはそれぞれの立場によって、見解もあるでしょうし、御主張もあると思う。どちらが正しいなんて、私、断定する立場にはございませんし、決して数が多いほうが正しいなんていうことでもないと。そうしたことは一般社会やこの議会でも、嫌というほど見ましたし体験もしてきたところであります。その辺、本町の実情について、どのように捉えていらっしゃるのか、お伺いいたします。
答弁 国保病院事務長 小川芳幸
まず、1つ目の原因的な部分での、要因の実情の確認というところの再質問でございます。当然、医療行為をするに当たって、各職員の中では同じではないかと思いますけれども、やはり人それぞれそういったストレスになるといったような業務というのは当然あるのかなと思っております。それは対患者に対してもそういったストレス的なところも感じる人も中にはいるのかなとも考えております。しかしながら、今回、事件行為を及ぼした職員のほかにも、そういった同様の対応をしていて、基本的にしっかりとやっていただいているという実情も当然ございます。そういった部分では個人が抱えている背景の部分、ストレスの部分については、そこまで私どもがサポートできたかというと、そこはちょっと不明なところもございますが、職場の部署の中では当然コミュニケーションといいますか、患者対応への話をしながらだとか、そういった対応の部分の指導助言も受けながらだとか、そういった対応もされていると捉えて、確認もしておりますし、また、その患者の状況等についても、やはり部署の中で話は当然されていたという中での今回のそういう事件でございましたので、そこら辺の個人的な部分の内容的なところは、詳しくはこの場で申し上げるというところは差し控えさせていただきたいと思っております。また、3つ目の過去の部分、ないと捉える認識の部分でございますけれども、また、原因が分からない、つねった痕だとかといったような、そういったものが本当にないのかというところでございますけれども、私、病院に着任してから2年ちょいぐらいが過ぎましたけれども、基本的にそういった事案については、医療安全の会議に当然出てきて、いわゆる通常の病気以外の部分、例えばアクシデント、転んだだとか、あとは、転倒もそうですけども、医療処置的なものでのちょっとした不注意で起こったけがだとか、そういったものというのは出てきておりますけども、基本的には、原因というものは、どうしてなったのかというところで不明になったものはないと認識といいますか、これまでの経過といいますか、事実であると思っております。ですので、過去の部分、当然言えないという部分もあるのかと思いますけども、そういう部分ももしかしたらあるのかもしれませんけども、基本的に患者様の声というものは、看護師、ほかのスタッフ含めて、入院患者に対する、接するそういった職員にも言いやすい人、言いにくい人も当然いるのかなとは思いますけども、基本的に患者様の声を聞く、家族の声を聞くといったことが、常日頃私ども心がけて、今も、対応的な不十分なところもまだあるのかもしれませんけども、そういったところも充実しながらやっていっているというところでございますので、そういう部分も含めて、今回のそういった暴力行為のこれまでの部分についてはないと捉えているという部分でございます。あと、4つ目の部分でございます。院内において、仲間外れ、いじめだとか、そういったようなところの話、あるいはハラスメント的な部分はどうなのかというところでございます。当然、病院の院内の患者治療に当たって、当然ドクター、医師が臨床的な部分では一番の責任者で、そこの部分がいろいろ診断・診察・指示を行なって、それに伴い、各スタッフが医療行為を行なっていくという、そういう構図の中で、当然、上からと申し上げますか、指示というものは、命令的なものに当然なりますので、そういったところでのものの伝え方だったり、話し方だったり、そういったところを、またスタッフ間でもそういったような指示・指導というところの部分では、当然厳しくなる場面もあるのかなと思っております。そういう部分では、受け取られる人によっては、それがハラスメントだったり、いじめだったりと捉えてしまうというような、そういったような例も中にはあるのかなと捉えておりますけども、基本的には、病院内で患者の診察に必要な、そういった指示の部分については、しっかりと対応していただくという原則の下、職場の中でのいわゆる業務遂行に当たっていただいているというところでございます。当然、信頼関係というところで申し上げますと、お互いの部署間しかり、お互いのスタッフ間しかり、やはり専門職という中で、パーソナリズムといいますか、そういったところも、個性的な人間、性格的な部分も当然あるのかなと思いますけども、そういう不適切なそういう対応等があった場合については、現在、直接的な指導だとかもしたり、改善に向けた取組も進めているというところも申し添えまして、答弁とさせていただきます。
答弁 町長 佐々木基裕
2点目について答弁をさせていただきます。処分の関係でございますが、まず初めに、患者様、そして各関係者の皆様方に、大変な御迷惑と御心配をおかけしましたことに、改めて心よりおわびを申し上げる次第でございます。私それから院長を含めた処分につきましては、当然ながら私も責任は十分にあると痛感しているところでございますけれども、先ほど総務課長が答弁したとおり、類した他の事例等を参酌し処分をしたところでございますので、その辺は御理解を賜りたいなと思っているところでございます。また、院長における信頼感という部分でございますが、私といたしましては、院内環境及び医療体制等々全てをひっくるめて、院長としての責務を十分果たしている、そう信頼をしておりますので、そういった意味において、院長が従前にも、彼も院長としての役割を十分に果たし、院内環境、それから今接遇にも力を入れてもらっているところでございます。こういったことでありますので、今後も引き続き院長としての責務を果たしていただきたい、そう思っている次第でございます。以上でございます。
質問 5番 梅村智秀
それでは、改めまして、院長や町長の責任の部分についてお伺いをいたします。町長、今、御自身で、私にも責任はあるというような趣旨の御答弁いただいたところでございます。ただ、先ほど、三品総務課長より御答弁あり、他の類似の事案等を参酌したということでございました。ただ、町長は、この病院、町においてもそうです、本別町においてもそうですし、この病院においても、いわゆる最高責任者でございます。これは実態として、他の事例、事案等を参酌して、実情、処分なしという措置を取ったようでございますけれども、最終的にこの処分は誰が決めたんでしょうか、最終的には。これは町長御自身の責任があるとお感じであれば、それは自ら自身を処することは十分可能だと考えておりますけども、そうしなかった理由と、またその実態として、誰が町長の責任というものの最終判断をしたのかという点、お伺いをいたします。こちら院内の環境等や人的信頼関係等についてでございますけども、少なくとも御答弁からは、いろんな取組等も行なっているでしょうが、少なくとも大なり小なりの問題はあると捉えているのかなと私は受けております。そちら、改めてお伺いをするのと、前提として大なり小なり外部から、町民等の利用者等の外部からの指摘や従事者等からの問題提起であるとか、これまでのそうした議会、議場等でのやり取り等も鑑みて、そうしたものがあると捉えているのであれば、やっぱりこうした機会に見直す、こうした事件が生じた際に、それを見直して改善につなげるよい機会とすべきではないのかなと捉えております。絶対に、なかなか自分の感情をコントロールするというのは本当に簡単なことではないと思います。生まれもった性格等もあると思いますし、先ほどから述べているとおり、それまでの、そこに至るまでの背景とか経緯というものもあると思います。そうした中で、やっぱりそうしたことが今後も起こり得る可能性というのが、ではこの処分を本人に下して、院長にも処分を下して、これでじゃあ今後起きないですか。そんなことはないですよね。だったらやっぱりできる芽はきちんと摘んで、改善、改革につなげるべきだと私は考えております。具体的に申しますと、少なからず絶対にそうした背景というのはこの院内にありますから、改めて方法等は具体的にはそこまでの指摘はしませんけれども、やっぱり従事している職員の皆さんからアンケートでもいいです、そうしたものを取って、どういうことが問題だと思っているのか、どうしていったらいいと思うのかという点、当然そこでいわゆる誹謗や中傷の類いとなるようなことは、大人なんですから控えていただいて、そうした場を設けていく必要が絶対にあります。その辺、どのようにお考えか、お伺いをいたします。また、これまでこうしたことがないと断定している点についてでございますが、この被害者の方、被害患者の方のみならず意思疎通が困難な方というのは多くいらっしゃるという御答弁、そういった趣旨の御答弁がありました。意思疎通を図るのが困難なのに、なぜそうした問題がない、訴えがないと断定しちゃうんですか。やっぱりこうしたことが起きたときに、もしかしたらあるかもというぐらいの姿勢で臨んで、徹底的に洗って、本当にそれがあったのであれば、そこには誠心誠意向かっていくという姿勢が、僕は大事じゃないのかなって。この町国保病院においては、収支の、いわゆる経営面、赤字体質だということだけではなく、接遇をはじめとした、安心してこの病院にかかれないんだという多くの声があるじゃないですか。やっぱりそこに向き合って改善改革、こうした機会をもってしていかないと、僕ら議会側が指摘をしなくても、もう既に行政側のほうから病床の削減ですとか、人員の削減みたいなことを言及しだしたじゃないですか。もたないですよ、このまま行ったら。やっぱり町民の皆さんに信頼される病院に変えていく、そうした具体的な取組が必要だと私は考えておりますがいかがですか、伺います。
答弁 国保病院事務長 小川芳幸
まず、院内環境の部分でございますけども、梅村議員御指摘のとおり、大なり小なりのそういった院内での問題といったものは、当然あると認識しているところでございます。先ほど、町長からの答弁にもございましたけども、昨年度から、いわゆる病院の価値を創造していくための業務改善チームが稼働して、これは比較的若い職員で各部署から成り立つメンバーで、会議もこれまで3回程度開催をしてきております。当然、そういった中でも、今回の事案に対して、どういったような考えでどういった背景、またそういった改善策等も、そういった方々の部署間を通じた当然御意見等も聞きながら、改善策の補強といいますか、していく必要があるのかなとも思ってございます。また、これまでも暴力行為がなかったと断定しているという部分でございますけども、当然一患者に対して1人で全て医療行為をしていると、1人が対応しているというわけではございませんので、複数の目で看護だったりケアだったりピアだったり診察だったり等していただいておりますので、そういった部分、複数の目が見ているというところも当然今回のそういった事件以外の部分、なかったというところの一つの実態といいますか、根拠といいますか、そういう判断に至った経過ということでございますので、今後の部分については、当然再発防止策も含めながら、そういったものも調査的な、患者が言えないといったようなことがないような、そういった対応も含めて検討していければなと考えているところでございます。
答弁 総務課長 三品正哉
処分の関係でございますが、基本的に処分につきましては、任命権者である町長が下すものとなってございますので、最終決定権者は町長になりますけれども、先ほど私、答弁させていただきましたけれども、担当のほう、主に私になりますけれども、他事案等を十分に参酌した中で、今後どうしていくべきか、今後じゃないですね、この処分についてどうしていくべきかというのを町長のほうに具申をいたしまして、最終的な決定となってございます。町長におかれましては、そういった内容を十分に精査していただきながら、こちらについてはきちんとした処分を行なっていって、庁内全体のコンプライアンスを徹底していくという意味において、町長のほうで決定されているということになってございます。以上です。
質問 5番 梅村智秀
責任の所在につきまして、つまりは町長御自身が責任はあると思うけども、自らを処すること、自身に処分を下すことはしないという最終決定を行なったのは町長だということで、まずよろしいのかという点のみお伺いをいたします。また、再発防止策でございますけども、もう恐らく内部でそうした委員会とかチームとかをつくってやっていっても、限界があると私は捉えております。少なくても、私が議員になって約7年になりますけども、ずっとですよ、この7年間、同じようなことを繰り返してきて、そうした声もこの7年間、少なからずそうした職員や元職員の方からも寄せられております。やっぱり改善し切れない。これは、先ほど御答弁にもあったと思いますし、多くの方が働く中で完全完璧にそうした信頼関係を構築していく、そうしたチームをつくるというのはなかなか難しいことであります。なので、同じようなことを繰り返していっても、必ずまた改善、改革にまではならないので、やはりもう外部の目で見てもらう必要はないでしょうか。例えばこうした業務の改善等を行なうに当たって、本当に何か問題が生じたときに、外部のそうした組織に入ってもらって、当然指摘だけではなく提案もしてもらう。いろんな方がいると思います。弁護士のような方もいるでしょうし、医療専門職の方もいるでしょうし、会社の業務改善や経営のコンサル等もいると思います。そうした方々を呼んで、町国保病院の実態を見てもらって、ここってこうしたほうがいいんじゃないですかという提案をもらって、それで内部の方々が考えていく。できるところから取り組んでいく。こうしたやっぱりもう第三者、外部の目を入れて改善改革につなげていく必要があると考えておりますが伺います。またこれですね、今回はいわゆる職員側から患者様に対してということでありますけども、当然逆パターンもあるわけですよね。職員の方々が、本町においてもあったようでございますけども、そうしたいわゆる意思疎通がなかなか図れないような方から暴言を吐かれるとか、やっぱりそういったこともあるわけで、やっぱりそういう言葉って心に刺さっちゃうじゃないですか。そういうのを引きずってしまって、それがゆえ、こうした衝動に駆られてしまったり、感情をコントロールできなかったりということにもなりかねないので、例えば、これも本当に完全にそうした方については情報共有するだけじゃなくて、複数人で対応に当たるということも必要になってくると思いますし、録画や録音をしていく、例えばそういったことも当然患者様の同意を得る必要もあると思いますよ、プライバシーの問題もあると思うので。でも、やっぱりそういうところまで必要になってきているんじゃないですか、この病院は。それはある意味、職員を守るためにも僕は必要だと思っております。抑止力にもなると思います。その辺の具体的な再発防止策について、どのようにお考えか。大きく言うと3点です。まず、きちんと外部の目を入れていくというところと、そうしたカメラや録音というものを使っていくというところと、やはり職員等からしっかりとその現況をどのように捉えているのか、どういうところ困っていて、どう変わっていってほしいのかというようなアンケート等を行なうこと、この3点だと思っておりますが、改めて伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
まず、私の処分について先に答弁を申し上げ、その後、担当のほうから御説明、答弁をさせていただきたいと思います。まず、処分の決定でございます。この処分につきましては、町長である私が判断をしたところでございます。この件につきまして、私も非常に反省をしているところでございます。処分の内容等々につきましては、総務課長等からいろんな事例を報告いただき、その中で判断をさせていただいたところでございます。今回のことを深く反省をするとともに、今後の改善策に努めてまいりたい、そう考えているところでございます。他の部分につきましては、担当のほうから説明をさせていただきます。
答弁 国保病院事務長 小川芳幸
1点目の第三者、外部の目という部分でございますが、この場で私のほうからやっていきますといったような答弁はできませんので、当然院内の中で協議もさせていただきながら、そういった第三者の視点といったものは、取り入れていくものは取り入れていく、そういった協議はしていきたいと考えております。また、院内のアンケート的なところの話ですけども、職員の意見を拾い上げるといったような対応でございますけども、当然アンケートという形になるかどうか分かりませんけども、やはり日頃より院内の個人が抱えている思いだとか、そういったものを拾い上げるということは大変重要だと思っておりますので、何らかの形でそういった病院内の意見というものは整理をしていく必要があるのかなとも思っております。あと、再発防止の、おっしゃられています対応の部分でございますけども、複数人で対応しているというところは、部分的にはそういった対応もしているという実態もございますけれども、当然今回のこの再発防止の中で、病棟といいますか、病室にカメラをつけようかといったような、そういった意見もございました。今、議員おっしゃいますように、個人の同意というものは必ず必要な部分がございますので、そういった肖像権的なところの問題もクリアにしていく、そういった課題もあろうかと思いますけども、全体的に院内の安全管理という部分では、そういったカメラの設置という部分も当然検討する必要があるのかなと考えているところでございます。以上です。