本別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
こども・子育て支援の拡充と体制強化を
2024年12月11日、本別町議会の一般質問で、藤田直美議員が「こども・子育て支援の拡充と体制強化を」について質問し、町長 佐々木基裕、健康・こども課長補佐 今野美由紀、教育次長 武田敏英が答弁しました。
- 質問者
- 藤田直美 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、健康・こども課長補佐 今野美由紀、教育次長 武田敏英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 7番 藤田直美
議長のお許しをいただきましたので、通告しておりました1問、こども・子育て支援の拡充と体制強化をについて質問させていただきます。質問要旨。令和5年4月、子どもの最善の利益を第一に、子どもの視点に立った当事者目線の政策を強力に進めるため、こどもまんなか社会を目指し、こども家庭庁が創設され、こども基本法が施行されました。12月にはこども大綱が閣議決定され、市町村は、こども大綱を勘案して、こども政策についての計画を定めることとなっています。支援の拡充と体制を強化するための本別町のこども・子育て政策の具体的な実施について伺います。要旨の明細。1、こども家庭庁の設置に伴う、本別町のこども・子育て政策に関する方針について伺います。2、本別町の特色を盛り込んだ計画にするべきと思いますが、アンケートの結果をどのように分析し、計画に反映させていくのか、スピード感を持って取り組むべきと思いますが、こども計画の進捗状況について、これまでと今後の具体的な取組について伺います。3、令和4年6月に成立した児童福祉法等の一部を改正する法律において、市町村は母子保健・児童福祉の両機能が一体的に相談支援を行なう機関として、こども家庭センターの設置に努めることとされています。センターの運営に当たり、こども家庭センターのガイドラインが定められ、令和6年4月1日より適用する通知が出されています。早期に設置するべきと思いますが、設置の考えについて伺います。4、組織改変が行なわれ、現在の健康・こども課は母子保健・児童福祉の両機能の連携協働を深め、妊産婦、子育て世代・子どもに対し一体的に相談支援及びサービスの提供を行なうため設置されたと思っていますが、健康・こども課の意義と役割、設置後の効果と課題、体制強化の可能性について伺います。5、貧困、虐待、ヤングケアラー、不登校等の多様化する子どもたちの相談ニーズに応えるため、教育相談についてもこども家庭センターで担うべきと思いますが、現在の相談支援の概要と近年の状況と課題について伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕藤田議員より御質問ありました、こども・子育て支援の拡充と体制強化をについて答弁をさせていただきます。1点目のこども家庭庁の設置に伴う本町の子ども・子育て施策に関する方針についてでありますが、これまでも総合計画や本別町子ども・子育て支援事業計画において、子ども・子育て施策の方針を示し、子育て支援の充実のための質の高い幼児教育や保育の推進、健やかに産み育てるための子育て環境の整備などの子育て支援事業を拡充してきたところであります。また、国が定めたこども大綱に基づき、本別町が策定するこども計画は、39歳以下の若者を対象とした切れ目のない支援を行なうよう検討しております。それに伴い、より幅広な意見聴取のため、子ども・子育て会議の委員を拡充して、こども計画策定に向けた体制を強化し、子ども・子育て支援施策の推進を図ってまいります。2点目の計画策定のためのアンケート結果と現在の進捗状況について申し上げます。本年7月に、本町に居住する小学校5年生から高校生までの方、中学生までの子どもを持つ保護者、そして39歳以下の若者世代を対象としてアンケートを実施しました。保護者へのアンケートでは、子育てしやすい町に望む施策として、小児医療体制の充実や経済的支援、子育てに優しい職場環境の整備などが意見として出され、また、子どもと若者へのアンケートでは、こども施策として望まれるものとして、自由な学びの充実、そして、いじめのない社会などの意見がありました。こうした意見、要望を踏まえ、課題の洗い出しを行ないながら計画を策定し、それに対応したサービスを検討してまいります。こども計画の進捗状況でありますが、骨子案の作成が終了し、現状や課題を整理しているところであります。今後は、こども施策に関連する機関と調整を図り、子ども・子育て会議において審議いただく予定となっております。3点目のこども家庭センターの設置についてでございますが、こども家庭センターにおきましては、子どもに関する相談窓口として明確化し、問題解決のための中心となるよう設置を検討しています。また、現在策定中であるこども計画において、児童福祉と母子保健の一体的な支援を担う機関と位置づけ、こども家庭センターの体制を協議し、令和8年度の設置に向けて進めていく予定であります。4点目の健康・こども課の意義と役割についてでございますが、健康管理センターの機能は、町民全ての健康の保持増進と予防に関する業務を行なう部署であり、課が改編される前から、子育て世代包括支援センターとして、児童福祉部門と協働しながら母子保健の業務を行なってまいりました。また、健康・こども課は、子ども・子育て支援事業計画に基づき、児童福祉施設の運営をはじめ、保育や療育支援など、様々な子育て支援業務を担っております。これらの指揮系統を一本化することにより、子どもを中心とした児童福祉と母子保健の一体的な支援を行なうことが可能となり、設置後の効果といたしましては、これまで以上にこども政策に関わる部署での情報共有はもとより、子ども関連施策の検討、協議が進めやすくなったほか、児童虐待や支援の必要なケースの対応などもタイムリーに行なうことが可能となったものと評価しております。5点目の相談支援の概要及び近年の状況と課題についてでございます。現在の相談窓口としましては、相談ニーズが多様化している中、教育委員会の教育相談をはじめとした関係各課に相談窓口を設置しており、また、対面以外にもSNSなどオンライン窓口もあります。このように相談窓口が多数存在する中、当事者である子どもが相談しやすい環境づくりが重要と考え、3点目の答弁と重複いたしますが、こども家庭センターを町民の子どもに関する相談窓口として明確化し、問題解決のための中心となるよう検討しています。こども家庭センターが広く相談のしやすい窓口となり、個々の事案において、その都度担当課と連携しながら問題解決につながる体制の構築を進めてまいります。いずれにいたしましても、こどもまんなか社会実現のため、今後も引き続き内部検討を重ねつつ、子ども・子育て会議等の論議もいただきながら進めてまいる所存でありますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
再質問 7番 藤田直美
再質問させていただきます。1番についてですが、子ども・子育て施策に関する方針については伺いました。これまで計画にのっとった方針に加え、またさらに拡充をしていくというような内容となっていたと思いますが、支える手がなければ介護もみとりもできません。本別町の未来を担うこども政策は、政策の最上位にも当たると思いますが、子どもと若者、子育て世代、幸せを感じる社会となるため必要と思いますが、町長の考えを伺いたいと思います。2点目、3点目にまたがると思いますが、こども大綱には、子どもや若者、子育て当事者の視点を尊重し、その意見を聞き、対話をしながら共に進めていくとあり、子ども、若者等、広く町民の声を聞いて新たな相談体制を構築し、こども家庭センターの設置を目指していくべきだと思っておりますが、計画に当たって実施されたアンケートについて、先ほど対象者が小学校5年生から中学生、子育て世代保護者、39歳以下の若者ということでありましたが、回答の中身の意見については先ほど伺いましたが、回答率についても伺いたいと思います。まずは子どものニーズや傾向をつかみ、実態を深く知るということが大事であると思いますが、貧困、いじめ、虐待、ヤングケアラー支援強化のための関係機関というのは、どの関係機関と連携していくのかという点に、伺いたいと思います。特にヤングケアラーについては、近年その言葉が社会に浸透してきており、町民の方からも、本町にはヤングケアラーがいるのかとか、察知は誰がするのかなど聞かれることが多くあります。恐らくといいますか、役割としては、学校、民生・児童委員、介護に関わるケアマネジャー等が、そういうところを察知していくのではないかと思っておりますが、ヤングケアラーに関しては、ヤングケアラーである子ども自身や家庭が自覚しにくく、支援ニーズが顕在化しにくいという特徴があることから、自ら支援を求めることに困難を抱える子どもや家庭などをできる限り早期に把握し、支援につなげていくために、本町としてはどのような関係機関が連携して進めていく考えなのかを伺います。また、文部科学省が作成した生徒指導要領、提要においても、ヤングケアラーの早期発見、対応につながる可能性、スクール・ソーシャルワーカーと連携して市町村の福祉機能等の支援につなげることの必要性が示されており、小学校、中学校、高等学校との連携はヤングケアラーを把握するために重要であると思いますが、スクール・ソーシャルワーカーとして、本町の学校、教育部門では、どのような方が担っているのか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
再質問について、私のほうから1点目についてお答えをしたいと思います。藤田議員おっしゃるとおり、現在、人口も減少しており、その中でも少子化が大変大きな課題となっているということで、私も捉えているところでございます。そういった中で、政策の最上位となるものは、やはり子ども、子育て、そういった部門、その一つに入ってくるのだろうと思っているところでございます。介護とかいろいろな部分もひっくるめまして、本町において、こどもまんなか社会の実現のために、あらゆる角度からいろんなことを検討し、そして、子ども・子育て支援をしていきたいと思っている次第でございます。2点目の部分、それから3点目の部分につきましては、それぞれ担当のほうから答弁をさせていただきます。
答弁 健康・こども課長補佐 今野美由紀
私のほうから、まずアンケートの回収率についてお答えしたいと思います。小学校5年生から高校生までのアンケートにつきましては57.3%、次に、中学生までの子どもを持つ保護者につきましては60.3%、そして、39歳以下の若者世代のアンケートにつきましては28%となっております。次に、子どもと若者からの意見の収集の仕方なんですけれども、今回はアンケートなんですが、今後は、例えば子どもがいらっしゃるところに行ってお話を聞いたり、また、新しくアンケートも取るような形で、今後検討してまいりたいと思います。以上です。
答弁 教育次長 武田敏英
私のほうから、スクール・ソーシャルワーカーの関係について答弁させていただきたいと思います。今、学校においては、特にスクール・ソーシャルワーカーは配置はしておりません。ただし、例えば学校だけでは解決できないような問題が上がってきた場合は、学校、教育委員会、それと関係する部署、例えば福祉部門であったり、そういった部署と、今、連携を取りながら、そういった問題には対応しているところでございます。以上です。
答弁 健康・こども課長補佐 今野美由紀
私のほうから、ヤングケアラーに対する関係機関についてお答えします。まず、庁舎内の保健福祉課とあと教育委員会、学校、またこども園や保育所が関係機関になりまして、支援するには、こちらの関係機関の意見をいただきながら支援をしていくような感じになります。以上です。
再質問 7番 藤田直美
ただいま、アンケートの回収率についてもお聞きしましたが、大変これは少ないという印象もございます。また今後、子どものお話を聞くために出向いての聴取もあるということでしたが、本別町には公式LINEもできておりますし、LINE等を生かした広聴アンケートや、子ども・子育て会議を通じて子育て当事者の声を聞く機会、学校を通じた児童生徒へのアンケート調査、今後、さらなる取組が必要と思いますが、その点についても伺いたいと思います。また、今定例会でも増額補正予算が出ていましたが、子ども・子育て会議、拡充されたということでございましたが、子どもの声、若者の声を大きく聞くというところでは、子ども・子育て会議に子どもや若者が参加するべきと思いますが、その考えについてと、今後予定している会議の内容について伺いたいと思います。先ほどソーシャルワーカーについてですが、ソーシャルワーカーについては学校には配置していないということでございました。本町の学校には、スクールカウンセラーという方が小中学校に配置されていると思いますが、常時いるわけではありません。カウンセリングなどはどこで行なっているのか伺うのと、学校に行けない子どもや親が、子どもの非行に関しての相談を直接学校へ行ってするということは、とても簡単ではないと思います。こども家庭センターがそのような相談支援や民間事業者と連携を取るなどして、居場所づくりなど担うべきと思いますが、考えを伺いたいと思います。
答弁 健康・こども課長補佐 今野美由紀
お答えします。藤田議員のおっしゃるとおり、アンケートの率は、今回、低いものでした。今後、どういうふうに子どもと若者の意見を集めていくかは、これから協議のほう、また検討のほうしてまいりたいと思いますので、御理解お願いします。あと子ども・子育て会議のほうに、子ども、若者の方も会議の中で一緒にお話ししたらいいかどうかにつきましては、今のところ委員のほうに、参加については考えてはいないんですけれども、何かしら今後、アンケートの回答率も低かったことから考えてはいかないとならないと思いますので、こちらのほうで、実際こうしますというのは言うことはできないのですけれども、今後、内部で検討していきたいと思います。あともう1つ、今回補正予算で会議の回数を増やしまして増額したのですけれども、今後は、まだ子ども・子育て会議のほうで計画について審議いただかなければなりませんので、それを2回ほど、そのあとも、今後についてもお話ししなければならないこともありますので、1月から3月にかけて3回、予定で見込んでおります。以上です。
答弁 教育次長 武田敏英
私のほうから、スクールカウンセラーの件について答弁させていただきたいと思います。議員おっしゃるとおり、スクールカウンセラーは常時常勤はしておりませんが、年間、定期的に各学校、小学校であれば3回か4回、中学校であれば8回か9回、定期的に巡回して訪問しているところでございます。その中でも、特に保護者であったり、子ども、児童生徒、学校のほうから要望があれば定期的にまわっているものプラス、相談には乗っております。学校に直接行って、ちょっとお話ししづらいというか、学校自体に行けないというようなお子さんもいますので、そういう方にはリモートでも相談ができるような体制にはなっております。以上です。
再質問 7番 藤田直美
今後、子ども・子育て会議では計画策定について、今後もアンケートもさらに進めて計画をつくっていくということ、骨子案ができているので、事業につながる計画が立てられると思いますが、そのアンケート結果を踏まえて、本別町の特色を生かした計画という部分では、どのように進めていくのかという点を聞きたいと思います。また、令和8年度設置ということで進めるということですが、こども家庭センター設置に向けて進めていかれると思いますが、現在の健康・こども課が担っていることを、さらに一体的な支援を行なうためのこども家庭センターとならなければならないと思いますが、こども家庭センターとするためのメリットとしてどのように捉えているのか、また、そのように進めていくためには人材確保や育成など必要になると思われますが、また、このことについてもスピード感を持って進めていくべきと思いますが、今後の取組について伺いたいと思います。
答弁 健康・こども課長補佐 今野美由紀
私のほうからお答えします。計画の策定のほうなのですけれども、今後どのように進めていくかということですが、課題とか必要なことを、今現在整理しておりまして、そちらのほうができてからまた、そのあとの作業を進めていきたいと思います。令和8年度に向けてのこども家庭センターに向けてなのですけれども、まずメリットとしましては、子どもの相談窓口がこども家庭センターであるということが明確になることで、町民が相談しやすい環境づくりになるかと思います。また、人材確保のほうにつきましては、今までも内部では検討しているんですけれども、これからもまた内部のほうで検討を重ねてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。
再質問 7番 藤田直美
ただいま、人材の確保、育成について今後検討していくということですが、設置に向けて必要な資格ですとか経験ですとかという部分もガイドライン何かに示されていると思います。それに必要な研修や講習などあると思いますが、その予定はどのようになっているのか、伺いたいと思います。
答弁 健康・こども課長補佐 今野美由紀
お答えします。まず、こども家庭センターに向けて必要な資格ということですけれども、資格につきましては、今現在、健康・こども課と健康管理センターのほうのいる職員で、いたしてはいるのですけれども、さらに、このこども家庭センター設置後に、研修とかも確かに受けなければならないのもあるのですが、こちらにつきましては、まだ具体的にこうしますというのが、まだ中のほうで決まっておりませんので、そちらのほうは、設置に向けて考えていきたいと思います。家庭センターのほうに、例えば社会福祉士とかいたほうが、本別町の子どものために必要な人材とかもあるので、これについても考えていきたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
私のほうから、追加答弁をさせていただきます。こども家庭センターの設置につきましては、まず1点目が、それぞれの相談窓口を一本化するということを明確にしたいと、それが第1点でございますけれども、ただ、そこのセンターだけで全ての相談窓口を対応することは不可能でございます。そういったところで、教育部門であれば教育のほうに相談内容を振りながら、共に連携して、課を横断しながら、相談窓口の対応をしてまいりたいと考えているところでございます。また、センターの設置におきましては、私どもの職員が有する資格、それからもう一歩専門的な知識も必要だと思ってございますので、そういった意味で、専門的な資格を有する、そして、専門的な知識を有する方の外部の人材を、このセンターの中で活用していきたいなと思っている次第でございます。いずれにいたしましても、町民の皆さん、そして、子ども・子育て会議の委員の皆さんから今後も様々な御意見を頂戴する中で、どういった形が本別バージョンで一番いいのか、それをしっかりと内部検討しながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁といたします。
再質問 7番 藤田直美
もう1つ、これまでも、こども大綱が閣議決定されてから時間もたっております。スピード感を持ってということで申し上げてきましたが、計画の策定に当たってもそうですが、こども家庭センター設置に向けてもそうですが、いつどのような形で議会や町民に示されていくのかというのを伺いたいと思います。やはり、途中、進捗状況など、こういうことを考えているのだというのは、町民に周知していくべきだと思いますが、その点について伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
答弁をさせていただきます。今、こども家庭センターの設置等につきましては、令和8年度の4月をもってスタートしたいというところで、今、内部協議を進めているところでございます。そういったところで、令和6年度中にこども計画が出来上がりますので、それをもって令和7年度中に、家庭センターもひっくるめたこども施策について、町民の皆さんに周知を図りながら、そして、この家庭センターの設置につきましても、議員の皆様方に協議会で御説明し、そして、町民の皆様方にも、早い段階で中間の報告をしながら、また御意見を賜って進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げ、答弁といたします。
再質問 7番 藤田直美
終わります。