みんなの議会

本別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日

合同納骨塚のニーズ把握を

2022年3月9日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「合同納骨塚のニーズ把握を」について質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
町長 佐々木基裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 10番 阿保静夫

議長のお許しをいただいたので、1件について一般質問を行ないます。質問事項は、合同納骨塚のニーズ把握をということで伺います。なお、一問一答細目方式は取らないという形です。質問の相手方は町長です。合同納骨塚利用開設が管内で進み、高いニーズを示しているとのことです。本町においてもニーズ調査等を行ない、今後の対応を検討していくべきと考えますが、見解を伺います。この問題については、平成30年3月の第1回定例会で私の一般質問で、このときは共同合葬墓というような表現をしましたが、同じものだというふうに解釈していただきたいと思います。共同合葬墓との表現で、その必要について同様の質問、見解を伺っているところです。先日、合同納骨塚の十勝管内の取組が報道されています。現在、取り組まれているのは帯広市と池田町、本年より供用開始が音更町とのことです。取り組んだ自治体では、最初の想定を上回る利用があり、帯広市では新たな造成もあり得るとしています。また、芽室町では、2年前にも行なった町民へのアンケート調査を再度実施するとのことです。合同納骨塚の必要性が求められている背景には、以前も申し上げましたが、子どもたちに迷惑をかけたくないとして、墓じまいをする方が増えていることがあります。お寺の納骨堂という選択もありますが、合同納骨堂を選択される方が増えている実態があるとのことです。本町の本別霊園でも墓じまいが年に数例あるとのことですが、平成28年、それから29年に伺った数字では全体では18件ずつそれぞれの年あって、本別霊園では28年が4件、29年が2件というような数字が示されました。まずは町民の皆さんのこのことに対するニーズ、あるいは今後についての考え方等を把握をして、対応を検討する必要があるというふうに考えます。そこで1点目ですが、近年、墓じまいが行なわれた件数はどのようになっているか伺います。二つ目ですが、墓の管理や合同納骨塚に対する町民ニーズを把握するためのアンケートなどを行なう考えはないか伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕阿保議員の合同納骨塚のニーズ把握をについて答弁させていただきます。1問目の墓じまいの件数でありますが、納骨されておらず、墓石を撤去しただけのものを除き、改葬したものにつきましては、令和元年が27件、令和2年が13件、令和3年が24件となっています。2点目のお墓の管理や合同納骨塚に対する町民ニーズ把握のためのアンケート等の実施の考え方につきましては、これまでお二人の議員から合同納骨塚建設の考えを問われたことがございますけれども、その際、町といたしましてはニーズを把握した上で、検討を進めたいとお答えをしてございます。また、管理と納骨塚のニーズのアンケートとされておりますが、管理について問うと、最終的には合同納骨塚の必要性の設問になることが想定されますので、一つのアンケートとしてお答えをいたします。確かに、ニーズを把握するにはアンケートは有効な手段と考えておりますが、これまでに実施には至っておりません。これは平成28年には墓じまい件数が9件で、合同納骨塚の設置要望どころか、問い合わせすらなかったことから、ニーズがあったとしてもそう多くはないだろうとの判断からであります。しかし、昨今では墓じまいの件数は約3倍となり、本町には改葬できる施設はあるのかとの問い合わせが年に数件寄せられるなど、明らかに社会情勢は変化し、ニーズも多少は高まっていることと思われます。このことから、合同納骨塚がどのようなものなのかを周知、徹底を図り、調査対象など近隣町村の取組を参考にしながら、新年度におきましてアンケート調査を実施し、その結果を踏まえて最終判断をしてまいりたいと考えてございます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

ニーズ把握のアンケートを新年度に行なうという答弁をいただいたところです。この質問をする考え方として、私は人口減とか、今後のまちづくり、ふるさと本別を守るというような意味合いも込めているつもりです。平成30年の一般質問のときの答弁のもう一つの中に、ふるさと納税事業と絡めての考え方もあるという趣旨の答弁がありました。これはふるさと納税のつながりは、私はリピーターを非常に重要視しながら、本町との関わりを深めていってほしいという気持ちを込めてという話をいつもしているつもりですが、そのときの答弁で、この部分を詳しく私は伺わなかったのですが、最近の例では、ふるさと納税の返礼品を物ではなくて、例えばある例では本別を離れた方のお墓が本別にあるというときに、その墓のお盆のお掃除とか、そういうようなことを請け負うような、そういうのをふるさと納税の返礼品みたいな扱いをしているまちがあるそうです。それはお墓を残していった場合に、そういう対応もあると。それからもう1点は、いろいろな事情があって墓じまいをしたり、やむなく本別を離れる方のお墓を合同納骨塚の設置を通して、本町との関わりを切らさないでほしいというか、非常に感傷的と言われれば感傷的かもしれませんけれども、そういう気持ちのつながりを今後も本別町が、一つのきっかけとしてつくっていくということが必要なのではないかなというふうに思うわけです。今回のことでいろいろ調べて先進で、何か北海道では歴史が新しいせいもあるのか、合同納骨塚というのは全国的には多いそうです。北海道は多いそうです。それで、そういう需要もきっとアンケート調査の結果で出てくるかどうか、もちろん分かりませんけれども、そういう現状を踏まえたときに、一定の金額で管理料、利用料をいただいているようですけれども、そういう中で維持管理もしながら合同納骨された方の家族の本町とのつながりを続けていくような、そういう考え方が必要なのかなというふうに思います。そういう点では、合同納骨塚を設置することによって、本別とのつながりをつなげていくというか、維持していくというか、そういう考え方ということについての見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 佐々木基裕

質問にお答えをさせていただきます。2点ほどあろうかと思いますが、まず、ふるさと納税事業に絡めた部分でございます。私は、この合同納骨塚につきましては、直接的にふるさと納税と絡めるという考えは、今のところ持ち合わせておりません。とりあえず今の段階で、アンケート調査をし、町民の皆さんがどのようなニーズがあるのか、特にお墓のことに関しましては、家庭、そして宗教的な問題が多々あろうかと思います。これらの部分もしっかりと町民の皆さんの声に耳を寄せなければならない課題だと、私は捉えているところでございます。そして合同納骨塚の部分でございますが、きちっと町民の皆さんに御説明しなければならないのは、あくまでも合碑でありますので、永代供養のお墓とか、納骨堂と考え等では明らかに違いますので、その辺をしっかり御説明申し上げるのも一つなのかなと思っているところでございます。いずれにいたしましても、調査の部分につきましても合同納骨塚がどういうものなのか、それをきちっと明記をした上でアンケート調査を行ない、そこに基づいて判断をしてまいりたいと思ってございます。まちづくり、それから人口減少減等々の課題もございますが、この部分につきましては、この部分だけではございません。全ての政策が人口減に、減少にも歯止めをかけたり、まちづくりの振興につながると思ってございますので、ここを主体的にまちづくりのところにピンポイントを充てるとか、もしくはふるさと納税の事業の中心的に捉えるというところにつきましては、今のところそういう考えは持ち合わせてございませんので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

この事業をまちづくりの主体とか、ふるさと納税の主にということではもちろんありません。本町として、いろいろな事業をやっていて、ふるさとづくりとか、本町を応援してくれる方へのいろいろなふるさと納税を含めて事業をやっているわけですね。ですから、アンケートの結果も当然重要視されると思うし、先ほど申し上げたような報道されていることとか、近隣町村も含めた道内の市町村の動向の中で言ったわけで、アンケートでまず実態なり希望をしっかりとつかむと、それを見た上で町がやれる部分。当然、無宗教でやらなければならないのも当たり前の話でありまして、そういうことは理解しているわけですけれども、いずれにしてもそういうつながりが、仮に本別町を離れた方も何らかの形で本町とのつながりは維持していく、つながりが継続していく。ふるさと納税もそういうことだと私は思っているわけなのですけれども、そういう考え方の下で、ぜひアンケート調査等、またそれに基づいた今後の対応等をしていくべきだというふうに私は思います。その点について、再度伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

質問に答弁をさせていただきます。私も、まちづくりとかふるさと納税等々については、全ての政策がそこに関わっているという認識でございますので、阿保議員の言われたとおり、理解をしているところでございます。いずれにいたしましても、住民の皆さんのニーズを捉えるためのアンケート調査を実施するとともに、今、管内でも建設が進められている町村の実態を把握しながら、どのような形で進めるのか、また、ニーズはどこにあるのか、それをきちっと捉える形で判断をしてまいりたいと思ってございます。ただ1点申し上げたいのは、どこの町村におきましてもいろいろな課題があるというとこでございます。管理の面、それから宗教的、そして合同納骨塚といえば、そこでの宗教的な行事はできないという部分がありますので、これらの理解をどのように得られるのか、その辺もいろいろありますので、各町村の情報も入手しながら、最終的に判断をしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 10番 阿保静夫

終わります。

出典:本別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる