本別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
今こそ魅力あふれる本別公園の有効活用と環境整備を
2021年12月14日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「今こそ魅力あふれる本別公園の有効活用と環境整備を」について質問し、教育長 高橋哲也、教育次長 阿部秀幸、町長 佐々木基裕、企画振興課長 小川芳幸が答弁しました。
- 質問者
- 水谷令子 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋哲也、教育次長 阿部秀幸、町長 佐々木基裕、企画振興課長 小川芳幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 1番 水谷令子
それでは一般質問2問目。今こそ魅力あふれる本別公園の有効活用と環境整備を。本別町総合計画では本別公園を観光振興の場として重点を置いていますが、本別公園の魅力については、以前にも述べたように、町民にとって市街地からとても近いところにあり、日々の暮らしの中で関わる身近な自然として親しまれています。町民の健康及び知的好奇心の向上に活用できると考えますが、見解を伺います。1項目め、健康維持のために散策を楽しむ人、神居山、諏訪山、義経山トレッキングを楽しむ人が町外からも多くいます。健康増進のために本別公園版のウォーキング&ランニングマップの作成が必要と考えますが、見解を伺います。2項目め、本別公園は体験学習の場として、町外から年に数校の小中学生が訪れる、知的好奇心及び芸術性向上を見出す場の宝庫として、存在感を高めています。AI、人工知能をはじめとする情報科学技術の急速な発展の中、自然を肌で直接感じる教育もまたとても大切だと考えますが、見解を伺います。3項目め、静山研修センターは築40年ほどたっており、使用しなくなってからは約15年ほどたっています。公園の中にそのまま放置しておくことは、安全面と景観面からも問題があり、解体する必要があると考えますが、見解を伺います。
答弁 教育長 高橋哲也
〔登壇〕水谷議員の今こそ魅力あふれる本別公園の有効活用と環境整備を、について御答弁させていただきます。まず、御質問の1点目、本別公園版、ウォーキング&ランニングマップの作成に関してですが、コロナ禍における運動不足の解消と、健康増進におけるきっかけづくりのため、1人でも取り組める運動の参考情報として、ウォーキング&ランニングマップと題し、令和2年度より、スポーツ推進委員、健康管理センター、教育委員会の三者が連携し、町内における、歩いたり走ったりするコースを御案内しております。このマップは、年1コースの発行を予定しており、コース設定は、スポーツ推進事業の中心的な役割を担っていただいておりますスポーツ推進委員の皆様に御協議をいただき、設定をしております。第1弾については、コロナによる緊急事態宣言において中止となりました健康スポーツ週間事業ほんべつ健康ウィークの開催告知と、町のホームページにおいて周知させていただき、現在、第2弾の発行について、スポーツ推進委員の方からいただいた意見を基に見直しを行なっております。本別公園を含めたコースの設定については、スポーツ推進委員会議の中においても意見がございましたので、今後の会議において、次年度以降の発行に向けたコース設定をスポーツ推進委員の皆さんと随時協議する中で検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の本別公園を体験学習の場としての活用についての御質問でありますが、現在、本別公園には毎年スクールバスで町内外から、その正式な数は把握できないものの、少なくない学校の児童・生徒が訪れ、学習指導要領に定められている特別活動の一環で遠足を実施していると理解しております。この特別活動の定義では集団行動を行なうことで、お互いの理解や連帯感を向上させることや、学校生活を離れて自然や文化、社会や歴史にじかに触れることを目的として実施することとなっております。それぞれの学校が立地環境や時間裁量、目的を明確に持って実施している学校教育活動は、学校長の判断により実施されるものですから、教育課程としての今後の幅広い展開は限られるものと承知しております。しかしながら、現在、教育委員会社会教育課では平成26年度から、自然と触れ合う体験活動を通して、地域の個性、文化、歴史への愛情を育むことを目的とした、ほんべつ学を年に数回開催しております。この事業はまさに地元の自然の宝庫である本別公園や、その近隣の山林を学習フィールドとして、過去7年間を振り返ってみますと、7度行なってきた経過もございますので、水谷議員がおっしゃるとおり、自然体験学習を実践できる絶好の環境であると理解しております。次に、3点目の静山研修センターについての御質問ですが、研修センターは昭和54年1月から供用を開始し、平成18年度当初から今日に至るまで閉館となっております。この間、平成25年度に研修センターの利活用検討会議を立ち上げ、検討を重ねてきましたが、検討の結果、費用をかけずに現状のまま、当面、資料館の収蔵庫等で使用していくこと。将来的には更地にすることを視野に入れながら、土地の有効利用を検討するとの結論が出されております。再び研修センターの在り方を検討する場として、在り方検討会議を設置いたしまして、これまで2回会議を開催しております。この目的は、さきに発足した利活用検討会議で出された土地の有効活用を最優先に検討するため、解体に向けた議論と、その先の在り方について議論を進めるためのものであります。その会議では解体に対して、有効な財源確保の情報交換と、解体後の有用な利用方法について議論しておりますが、さきの本別公園入り込み増に関する一般質問に、町長からの答弁にありましたとおり、令和4年度から公園キャンプ場の整備計画に着手する予定であることから、この件につきましても、これを含めて検討を進めることが合理的であると考えておりますので、特段の御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、答弁といたします。
質問 1番 水谷令子
1項目めの質問をいたします。今、教育長から答弁がありましたように、コロナ禍における運動不足、健康維持のために年1回のコースを作成するのを目的に、第2弾目が終わり、これからは本別公園のコースを作成していく予定であるという答弁をいただきました。この本別公園のコース作成に当たりまして、例えば本別公園の自然を生かした、親子連れが多いと思いますけれども、親子のコースだとか、ファミリーコース、例えば樹木を観察するコースだとか、神居山登山コース、または自然と歴史の魅力を満喫するコースなど幅広いコースを作成できるのではないかと思いますが、見解を伺います。
答弁 教育次長 阿部秀幸(教育次長は2022年3月まで)
お答えをさせていただきます。水谷議員の今おっしゃるとおり、確かに本別公園の中ではコースにうってつけの、親子のコースだったりファミリーコースだったりということで、いろいろな形態が出されるようなコースも実際にございます。確かに、神居山へ登り、これまでもほんべつ学を使いつつ、句碑巡りをしたり、それから野鳥観察等もそれぞれ行なったりということも実際に行なっておりますので、いろいろなアイデアがたくさん出てくるものと思っております。そこを含めて、また推進委員の皆さんと御協議をしながら検討して、コース等も考えてまいりたいと思います。以上です。
質問 1番 水谷令子
2項目めの質問に行きます。先ほど教育長からの返答で、本別公園は、今までほんべつ学を7年間行ない、自然学習のできる環境にふさわしい場所であるという返答をいただきました。まさに本別公園は、神居山、諏訪山、義経山に囲まれ、それぞれの山には、神居山のカムイ、アイヌ語で神様、神のいる山。諏訪山には諏訪神社、義経山には義経神社があり、弁慶洞、遊歩道など、四季折々の自然の美しさが感じられる場所です。また、神居山の山頂の展望の雄大さは、西側には河岸段丘の地形が眺められ、本別町を一望できます。ここでは先人が開いたこの本別町の町を感じることができますし、また、空襲に遭い、戦禍の中、復興してきた本別町の歴史を感じることもできます。また、展望台の東側には、今から500年前の地層がむき出しに見えて、この地層からタカハシホタテ、デスモスチルス、ヒゲクジラ、木石など化石が多く発見されています。この化石が多く発見されているこの現状は、滝川本別動物科学群と言われており、化石ファンにはとても有名な場所になっていますが、残念ながら本別町の方は余り知らないのかなというふうにも思っています。また、植物の種類も多く、300種類以上もあり、エゾムラサキツツジは絶滅危惧種にもなっています。貴重な花です。5月にはエゾムラサキや山桜が一斉に咲いて、本別公園が美しく広がります。遊歩道はミズナラが多い優占種の森で、ヨーロッパではミズナラが多い森はとても美しい森だと言われています。また、町の文化財であるヒカリゴケ、マメシジミが生息し、豊かな自然を活用した、肌で体験する学習と自然保護と生態を学ぶ、魅力ある場所であります。義経伝説にまつわる歴史ロマンもありますし、アイヌ伝説もあります。不思議な魅力を漂わせて人の心を和ませてくれます。子どもたちには生きた学習の場として伝えていく、成長には欠かせない大切なことだと考えています。ただ、先ほども言ったように、毎年数校の学校が学習に来るのです。多いところでは1校が3年連続来たり、釧路の教育大の教授と一緒にサークルの学生が勉強しに来たり、とても町外の方々には利用されている場所ですが、なかなか本別の学校の生徒には利用されていないのが現状なのです。そこで、民族郷土資料館には、発信していく学芸員が必要ではないかなというふうに考えています。この点について見解を伺います。
答弁 教育次長 阿部秀幸(教育次長は2022年3月まで)
ただいまの御質問にお答えしたいと思います。今、水谷議員がお話のあった本別公園においては、それぞれ町の指定文化財であったり、また、本別川流域に係る化石、それから地層であったり、それぞれ多くものがございますけれども、今おっしゃったとおり、こういったものを利用しながらでの観光の目玉の一つというか、こういったものを取り組みながら、それぞれ進めていくことがよいのではないかというふうに、お話を今承ったところでございます。当然この部分では、これまでも森と川の舎の皆様の御協力をいただきながら、社会教育を含めて学習活動を行なってきているところでございますけれども、学校教育の中では当然条件に、時間数も含めて限定がございますので、その中で、とりあえず遠足という形で取り組んでいます。あと、この部分について、広い意味で、例えば詳しい専門知識を持った方、今、学芸員というお話もちょっと出てまいりましたが、確かに森と川の舎の皆さんでは、専門知識の部分で難しい部分も含めてあるというふうにも、過去からお話も伺った経過がございますが、この部分については、私が今どうこうというお話もできませんけれども、いろいろな貴重資料をできれば守りながら、何らかの形で進めてまいりたいという意識は今お聞きいたしましたので、今後いろいろな意味での学習を含めて、学芸員の部分については別にしていただきたいのですけれども、私のほうでは見解できませんが、いい取組となるように今後も検討させていただくということで、お願いしたいと思います。以上です。
質問 1番 水谷令子
いま一度、歴史と文化、自然が融合する地、この本別町の特徴ある魅力を発信していく、これは本別町の活性化、まちづくりに不可欠だと考えます。佐々木町長は教育長でもありました。町民の声、それから子育てをしている世代の親御さん、大変……
質問 1番 水谷令子
はい、分かりました。本別町の活性化、まちづくりに必要不可欠と考えます。もう一度見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
答弁をさせていただきます。学芸員の配置ということだろうと思いますが、まず、学芸員の配置につきましては、要件が三つほどあるのかなと思ってございます。1点目として、必須要件が高いのかどうか、これは多分高いのだろうと思いますが、2点目として人材確保、適材な人材がこの管内におられるのか、また、それを確保できるのか。そしてこれが最大の要件になろうかと思いますが、予算措置はどうなのか。一旦採用しますと、それはずっと採用となりますので、その辺を十分検証しながら判断しなければならないと思っておりますが、いずれにいたしましても、まずは教育委員会の中で十分な論議が必要であると捉えておりますので、この後、教育委員会に指示を出し、論議を進めていただくということにしたいと思ってございます。以上、答弁といたします。
質問 1番 水谷令子
3項目めの質問に行きます。先ほどの教育長の答弁から、新しい拠点としてのキャンプ場を考えているというようなお話が町長のほうからもありましたというお話がありましたけれども、例えば解体される場所は視野の片隅に入っているのかどうかお聞きするとともに、多機能施設がある本別公園の豊かな自然とともに、とても魅力があると思うのです。令和6年から7年までに、大きく遊具などもリニューアルしていくという町長の発言がありました。その点ではアスレチックの増設とか交通公園の整備とか、かぶと池のボート、宿泊施設、キャンプ場、義経の館など、多機能施設がある本別公園は、観光振興にとっても重要なポイントの場所だと思います。見解を伺います。
答弁 企画振興課長 小川芳幸
本別公園の有効活用という部分になろうかと思いますが、午前中からの一般質問の答弁にもさせていただきましたように、様々な施設が、今、議員おっしゃられたようにございます。そういった部分、特にキャンプ場の部分については、新たなエリアをつくっていくというような今、動きの想定の中で、当然園内の活用の方法についてもこれから検討していくという状況となってございますので、当然、今、質問にありました元静山研修センターの跡地となろう部分につきましても、より円滑にといいますか、公園がしっかりとした、受け入れる、誘客する、そういう資源となり得るような形で考えていきたいと思っておりますので、今、キャンプ場あるいは静山研修センターの部分だけではございません。当然パークゴルフ場があったり、いろいろな平広場があったり、いろいろな施設がありますので、そういったものも含めまして、総合的に検討してまいりたいと考えているところでございます。以上です。
質問 1番 水谷令子
以上で終わります。─────────────────────────────────────◎散会宣告