本別町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月14日
芸術文化、スポーツの交流で地域活性化を
2017年3月14日、本別町議会の一般質問で、藤田直美議員が「芸術文化、スポーツの交流で地域活性化を」について質問し、町長 髙橋正夫、企画振興課長 高橋哲也が答弁しました。
- 質問者
- 藤田直美 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫、企画振興課長 高橋哲也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 藤田直美
議長のお許しをいただきましたので、通告しておりました2問中、1問、子育て世代教育費負担軽減についてを保留とし、芸術文化、スポーツの交流で地域活性化をについて質問させていただきます。合宿地誘致、大会誘致にもっと積極的になり、心身の健康づくりとスポーツの振興を図り、芸術や教育文化、スポーツを通じて交流人口をふやし、地域の活性化につなげるべきだと思います。観光資源がない地域でも、合宿誘致、大会誘致で、経済効果だけでなく、地域の活力となっている自治体があります。トップアスリートだけでなく、規模の小さい学校の小中高生や一般の合宿や大会誘致、近年では吹奏学部の合宿遠征、大学生のゼミ合宿なども行われています。北海道十勝は気候もよいと認識も高いことから、道外からも注目されていると聞いております。本別町を知ってもらい、子供から高齢者までの地域住民との芸術や教育文化、スポーツの交流を深める機会にもなると考えられます。そのことから、まず1点目に、本別町にある公民館、体育施設や競技場でも対応できると思いますが、誘致活動をする考えはないか、伺います。2点目、静山研修センターにかわる団体で利用できる宿泊施設も、空き住宅や既存の施設の空きスペースを活用できるのでは。3点目、御所を冬期間も利用できるようにしては。以上、3点について伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕藤田議員の芸術文化、スポーツの交流で地域活性化をの御質問の答弁をさせていただきたいと思います。ただいまの御質問もありましたように、集客の交流事業の代表的なものとしては、合宿地の誘致や大会誘致がありまして、その経済効果は期待できるものと考えているところでありますが、まず1点目の誘致活動をする考えはないかについての答弁ですが、記念行事にあわせた大会だとか、合宿などの誘致、今までも行ってきていることも御承知いただいていると思うのですが、近年では、全日本女子柔道の強化合宿、また、さらに十勝文化の集いなどの受け入れ、大学生のスポーツ合宿などが毎年行われておりまして、また、小中高生、一般の大会の誘致などにつきましては、それぞれ持ち回りも含めてあるのですが、常に機会があったら本町で積極的に受け入れをしてほしいということは呼びかけをしながら、各競技団体などが取り組んでいただいていることも事実であります。今後とも関係団体と協議しながら、積極的に合宿や、また、それぞれの各種大会に選定していただける、本町への誘致を図ってまいりたいというふうに考えております。2点目の静山研修センターにかわる、団体で利用できる宿泊施設ですが、これも空き住宅や既存の施設の空きスペースを活用ということについてですが、既存施設であります社会教育施設は、宿泊施設としての機能を持っておりませんが、静山研修センターにかわる宿泊施設といたしましては、ほかの施設利用で対応することとしております。また、空き住宅につきましては、合宿を含めた社会教育活動の実施の可能性などについても、これは調査、研究をしてまいりたいというふうに考えています。3点目の御質問ですが、御所を冬期間も利用できるようにしてはとの御質問ですが、義経の里御所、これは本別公園内の観光施設として、春先の4月からオープンして、12月末までの公園がクローズするまでに連動して営業しています。冬期間の営業に関しましては、これまで実績、費用対効果をかんがみた結果、現状は休業しておりますが、休業していることにどのような要因があるかということについて、少しお話をしたいと思うのですが、実態といたしましては、観光客の入込客の減少というのもあるのですが、稼働率については、冬期間、どうしても低いということを含めて、夏の期間と違って、毎日マイナス20度ぐらいになるものですから、この厳寒期において、施設の稼働ということで、給排水設備の凍結、さらに、極端な室温の低下を防止するために保温措置をとらなければならないということがまず第1点にあります。また、施設管理に必要な作業スタッフも夏の期間と違い、ほかの観光施設の維持管理との業務併用ということにはなりませんので、宿泊施設のみに対応する不定期な雇用形態、作業時間になるということで、これだけに従事するスタッフの確保が困難であるということが一番の要因として、今まで冬期間、休業としてきたところであります。結果、室温を上げる、また、室温が低下することのないような断熱材など含めて、また、リニューアルをして、本町のカラマツ材を使ってあれだけきれいにリニューアルしましたので、その効果も含めて、冬期間の営業ということも随時検討してきていますが、まだまだそういう部分では、冬期間の営業ということにまだ至っていないというのが現状であります。また一方で、現在、地方創生の取り組みの一環として、池北3町が共通して持つ道の駅と観光施設、地域観光資源を連動させて、圏域内への観光客の誘引だとか交流人口の拡大を目指す観光地域づくり連携事業を進めておりまして、観光の入り込み実態調査、また、観光資源などの調査、分析を通じて圏域内の共通したものや、独自の新しい観光需要の発掘を目指すということで、本別公園を含めた新たな冬期間の観光周遊ルートだとか、また、これらの冬期間における新しい公園施設の活用方法を見出すことができれば、必然的に付帯施設であります宿泊施設の稼働も当然必要となってくるものと考えておりますので、これら合宿だとか大会、いろいろ含めて、冬期間の来客をふやすときに、肝心な宿泊施設がないということでは、これは成り立ちませんので、御所の冬期間の利用も含めて検討していかなければなりませんし、そういう方向も含めて、地方創生、またさらに3町の連携の中での施設の利用のあり方、さらにまた交流人口、御質問にありますように、各種イベントだとか、また大会だとか、合宿などなど含めて、効果の出るように、また、不便をかけないような、冬期間の活用についてはしっかりと検討していかなければならないと思っています。したがいまして、単発的な宿泊施設の利用では、費用対効果が余りないということでありますが、御提案のありましたように、芸術文化、スポーツ合宿などの積極的な誘致によって、新しい宿泊施設の需要が高まるなど、双方の需要がうまくかみ合ったときに、効率的な施設運用、ひいてはまた、交流人口の拡大、地域活性化に寄与することになるということでありますので、さらなる相乗効果も期待しながら、対応してまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、現在の観光地域づくり連携事業における調査、研究事業と、今後の実現に向けた具体的取り組みは、地方創生における地域の稼ぐ力の増強につながることでありますので、独立した点の事業から、つなげて線となり、線から輪となるように、多方面、多様な今後の事業の展開ができるように努力してまいる所存でもありますので、事業の推進に際しまして、また特段の御理解と御支援を賜りますようにお願い申し上げて、答弁とさせていただきます。
再質問 2番 藤田直美
再質問させていただきます。2020年に開催される東京オリンピックに向けて、各自治体でさまざまな取り組みが行われていますが、特にスポーツの分野ではかなり盛り上がってくることが予想されております。本別町も、先日の少年少女スポーツ文化奨励賞では、たくさんの子供たちがいろいろな分野で受賞されて、とてもすばらしいと感じております。本別町は合宿誘致をしていないのかというお話をよく聞かれるのです。合宿希望者が求めている条件として、1番は合宿に適した施設で、その次に、全員が寝食をともにできる宿泊施設、次に、安価な合宿コストとなっております。本別には体育施設もたくさんございますし、ある監督に聞きますと、すばらしい施設ではなくても、ラグビーならラグビー場があればいい、吹奏楽なら演奏できる場所、ゼミ合宿であれば机があればいいんだよと言われたことがございます。また、合宿地において、クリニックや講演会、演奏会、練習試合といった形での取り組みが、地元の交流の促進や子供たちのレベルアップにつながっていくものと考えられます。まず、余り合宿地として知られていないのかなということがありまして、誘致活動を行っている自治体の中には、一度合宿地で利用すると、またこの時期、施設があいているのですが、どうですかという声がかけられるということなのです。それで、毎年交流が続いているということが聞かれております。本別町もそのように取り組んでいるのかどうか。本別町が人口が減少していく中で、町外からの交流人口がふえなければ、活性につながらないと感じております。そういうふうに取り組んでいく考えはあるのかどうかということ。2点目ですが、やはり宿泊施設の問題が一番大きいと思われます。3年ほど前に、息子の野球の応援で雄武町に行ってきたことがありますが、そこでは、部員10人の雄武高校の野球部と道内各地、札幌、旭川、小樽、釧路から、強豪と言われていた4チームが集まって交流試合をしました。雄武町が主催となり、その趣旨は、ふだん、高校野球を見ることのできないお年寄りに生の高校野球を見せてあげたいというすばらしいものでした。雄武町は人口4,000人ほどのまちで、宿泊施設も少なく、チームそれぞれに、1軒しかないホテルですとか旅館、また、町民センターなどで宿泊をし、町民の方と焼肉などを食べて楽しんでまいりました。本町でもそういうことには十分対応できる施設があると感じております。また、3点目の冬期間の御所の利用なのですが、快適な気候風土も夏の合宿の条件の一つだと思いますが、御所については、冬期間できるようになれば、利用者の幅も広がると思われますし、会議や同窓会で使いたいという声がとてもあります。冬期間利用できないのは残念だという声がとてもあるので、これから計画的に整備をしていく考えはあるのか、先ほども説明をしていただきましたが、その点についてもう一度伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきますけれども、チャンスがあれば、機会があれば、先ほど言いましたように、本別町にぜひ大会を誘致してくださいと。また、合宿などもそうですが、ずっと一環してそれは取り組んできました。しばらく前まで、例えばラグビー場、ラグビーの大学の合宿などもそうですが、誘致をしようというときには、サッカーもそうでしたけれども、かなりやっぱり条件があるのです。グラウンドの条件、芝が何センチだ、幅が何センチだとか、特にサッカーは基準が厳しくて、公認のコースでなければだめだとか、そういうことがいろいろあって、なかなか思うようにまかせませんでした。ラグビーはほとんど北見のほうに行くというようなことがありましたけれども、本町では、それでは何をやってきたかというと、一番はテニス。大学のテニスクラブが毎年ずっと、札幌方面の大学から来ていただいたり、さらにまた野球では、教育大学関係の野球部がずっと合宿に来ていただいたり、泊まりは町内とか、道の施設のネイパルだとかというのがあるのですけれども、町内でも宿泊していただいたり、それこそいろいろな場面で本別町を利用していただく分については十分に対応させていただいていますし、またあわせて、体育協会含めて、いろいろなイベント、それぞれランニングから含めてイベントをたくさん企画させていただいて、1年間、かなり大きな成果を与えているということでありますが、恒常的になかなか誘致をするということについては、今来ているのは、申し上げましたように、テニスが三つのチームですか、ジュニアから大学から帯広市内のテニスクラブまでということですが、また、野球については硬式で大学が二つ、三つほどということで来ておりますが、そのほか、今まではバレーボールだとか、柔道だとか、いろいろ誘致をしてきましたけれども、それらの本町でも合宿としてできる部分については積極的に今後も受け入れをさせていただきたいなと思いますし、またあわせて、宿泊の準備も、せっかく来ていただいて、泊まるところがないというわけにいきませんので、これらは御所の利用も含めて十分に対応していかなければならないということですから、冬期間の部分については、担当のほうからまた状況を含めて答弁をさせていただきたいというふうに思います。オリンピックの関係で、かなり全国的にそれぞれの国の競技の種別を超えていろいろな誘致がありますけれども、これらの部分については、やっぱり本町だけでなくて、十勝全体の取り組みでできるようなものについては、また帯広も含めて、施設の整ったところを含めて、これらはしっかりとまたその役割分担を含めて対応できればなというふうに思っています。雄武町の話がありましたけれども、あそこはそういう交流試合をやりながら、一応第三セクターのホテルもありますから、ああいうところで本当になかなか人も集まって交流できるといういいところがあると思うのですが、うちもホテルもありますし、そういう面では、全部があいているというわけでありませんけれども、それらを含めて、民間の宿泊施設、また、公共宿泊施設含めて、柔軟に対応できるように、しっかり対応していきたいなと思っています。何よりも、来ていただくのには、やっぱり人のつながりなのですね。今御質問ありましたように、1回でもこういう縁ができていただくと、そこでの対応だとか、合宿なり、また交流の風景だとか対応いかんによってこれからもつながる、またずっと恒常的につながるということもありますので、そういうきっかけを大事にしながら、ぜひ多くの人たちの協力もいただきながら、これらの交流の人口の増に向けて、またしっかりと取り組んでいきたいなというふうに思っています。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。
答弁 企画振興課長 高橋哲也(企画振興課長は2021年10月まで)
私のほうから、先ほど町長が申されておりました、御所の冬期間の利活用に関しまして、ちょっとお答えさせていただきたいと思います。御所の冬期間の利用、一般家庭で言いますと、家1軒、光熱水費がかかる程度、大体一月平均にしますと5万円程度になるのですが、冬となると、燃料代がそこに加わりますので、若干もう少し高くなるのかなというような状況でございます。ただ、先ほど町長からもありましたように、地方創生の取り組みの中で、観光入込客数の増加を目指す、あるいは圏域内への交流人口の拡大を目指すというようなことも言っておりますし、先ほど藤田議員からありました、同窓会であったりですとか、会議で使いたいというようなこともお聞きいたしましたので、5棟あるうち全てを動かすというのは、やっぱりちょっとコスト的には難しいとは思うのですけれども、例えばそういったニーズですとか、そういった要望だとかもお聞きした中で、例えば、今、4月から12月ということでやっておりますけれども、財政的なコストのことも考慮いたしまして、例えば3月、1棟だけ動かすだとか、あるいは12月から、1棟だけ1月も動かすだとか、ちょっとそういったところも段階を踏みながら検討してみて、また状況に応じて検討してまいりたいというふうにも思うところでございます。以上です。
再質問 2番 藤田直美
終わります。