本別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
本町のまちおこし、地域おこし
2016年12月13日、本別町議会の一般質問で、黒山久男議員が「本町のまちおこし、地域おこし」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 黒山久男 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 黒山久男
議長のお許しを得ましたので、通告しております1問について、町長にお伺いいたします。本町のまちおこし、地域おこしについてでございます。全国的に地方は少子化、高齢化が進んでいます。人口減少も進んでいます。地方のまちの存続が危ぶまれています。各町村はさまざまなまちづくりを行っています。本町のまちおこし、地域おこしについて伺います。1点目でございますけれども、本町も福祉でまちづくりを進めています。多くの取り組みが進められていると思っています。各種取り組みが本町の人口増や雇用増、商工業の活性化に結びつくことが重要と思います。本町の取り組みが具体的にまちおこしにどのように結びついているか、どのように評価されているか、町長にお伺いいたします。2点目でございますけれども、イベントとして大きなきらめきタウンフェスティバルやつつじ祭りでのイベントでは、町職員、商工会、農協、観光協会、自治会連合会と多くの団体の協力で実施されています。大変な取り組みであることは私も承知しております。町民が気楽に参加、協力するボランティア組織、仮称でございますけれども、まちづくり協力隊とかまちづくりボランティア隊を結成して、町民全体でイベントを盛り上げていくような格好にしてはどうかと思いますけれども、その考え方をお伺いします。3点目、総務省や道が進めております、地域おこし協力隊の導入でありますけれども、本町は導入しておりません。さまざまな要件があろうかと思いますけれども、本町においても導入すべきと思いますが、町長の考え方をお伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕黒山議員の本町のまちおこし、地域おこしについての質問の答弁をさせていただきます。まず、1点目の本町の取り組みが具体的にまちおこしにどのように結びついているかということでありますけれども、人が動くことや物の消費、そして、これらにつながることを誘発するさまざまな取り組みの全てがまちこしの原点であるというふうに考えておりますし、現在、第6次の本別町総合計画に基づきまして、この施策と同時に地方創生の総合戦略に掲げる施策を鋭意進めているところであります。住民に身近なまちおこし、地域おこしの具体例を挙げますと、御質問ありましたようにイベントの開催だとか、さらにまた特産品の開発、販売促進、また、ゆるキャラなどの取り組みを進めるのは、住民の地元愛の醸成やコミュニティーの増加、また、地産地消の推進、さらには、本別町の名前を外部へ発信することで知名度の向上を狙うものでもありまして、ひいては、交流人口増加の機会の創設から、外部からの購買額の確保や移住・定住のきっかけづくりなどにより、地域経済の維持、発展を目指すものでもあります。こうした一連の取り組みが増加に至らずとも、雇用の維持と安定から、人口減少に少しでも歯どめをかける、このような間接的な効果としてあらわれているものというところであります。手法などにつきましては、さまざまな方法論があることは承知するところですけれども、雇用の促進、創出、地域経済の活性化によって人口の維持、増加を図ることも重要であります。住民福祉の向上と住みよい環境創設を進め、いかに本町に住んでいる人々みんなが幸せ感を感じたり、さらに豊かな環境の中で充実感を味わいながらしっかりと生活いただくと、こういうことにもさらに力を入れていこうということであります。2点目でありますが、町民が参加、協力するボランティア、仮称でありますけれども、組織すべきとの御質問でありますが、御質問のとおり、イベント開催時の設営だとか撤去、また、一連の運営につきましては、それぞれのイベントにつきましては実行委員会体制をつくらせていただいていますから、今、少子高齢化、また人口減の影響によりまして、かかわっていただける人材力ですね、マンパワーということでも言われますけれども、この総量が減少しているということは本当に否めない事実でありまして、この状況において、きらめきタウンフェスティバルでは、本年は20回目を迎えて開催を終えたところですが、初めての開催となります20年前の人口と比べて、その人口の規模が1万人から7,500人ですから、本当にこのような状況の中でも、これだけのイベントだとか、それぞれ多くの企画をしていただいて、本町はたくさんのイベントを実施いただいていますが、まさにこれは町民力ですね、皆さんの御協力、御支援のたまものでありまして、改めてこの取り組みに、この場をかりて敬意を表して、また、お礼を申し上げるところであります。御提唱いただきましたボランティア組織の結成の関係でありますけれども、今申し上げましたとおり、本当に残念ながら人材力が非常に少なくなっておりますので、さまざまな方法を講じながら、ボランティアもいろいろな形があろうかと思いますけれども、趣旨に賛同されて、また、職場を退職した後も個人会員としてそれぞれの実行委員として残っていただく方も実際におられますし、また、運営上の作業だけでなくて、みずから楽しみながら自己実現を図るということなどを含めて、非常に積極的な、また自発的に参加できるような、そういう実行委員会体制、運営をつくられていることも事実でありますから、それらを含めて、この受け皿となるそれぞれのイベントの実行委員会とか、また、関係機関団体とも協議の上、これらについてはしっかりと検討させていただければと思います。御質問いただいているとおり、そのような組織ができるとしたら、本当にこれはありがたい話でありまして、ぜひ、そのような方向も含めて、十分にそれぞれ検討していきたいなというふうに思います。ただ、ほとんど実行委員会体制をしっかり組んでいる体制ですから、そこにどのようにかかわれるか含めて、それらもしっかりと実行委員会体制、先ほど言いましたけれども、関係機関とまた十分に協議をさせていただきながら、検討をさせていただきたいなというふうに思います。いずれにいたしましても、イベント運営につきましては、それぞれ所期の目的を再確認しながら、作業の負担の見直しだとか軽減、弱いところは相互に補完しながら進めていくという協働の原点に立ち返るとともに、町民の皆さんの力が発揮できるような仕組みづくりにしっかりと対応していくことが重要と考えておりますので、御理解いただきたいと思います。次に、3点目の地域おこし協力隊の導入ですが、以前にも議会でも質問いただきました。その際には、地域で活躍を希望する隊員と受け入れる自治体の課題のマッチングが重要であるということで、慎重に検討を進める旨の答弁をさせていただいたところであります。でき得れば、町内のそれぞれ経験豊かな人材の方々にしっかりと協力隊として、それぞれ熟知している本町での協力をいただくというようなこともあわせて答弁させていただいたところでありますけれども、また、御質問のとおり、地方創生の取り組みとして、国、それから北海道もこれらの人材の派遣含めて力を入れて今推進していただいているところでありまして、今後のまちづくりの課題の解決に向けて、地元だけではできない部分を地方の活性化に志を持つ協力隊に補っていただくことも想定しながら、しっかりと協力隊に何を期待して、何をやっていくのかということも、その課題をしっかり見つめながら、行政だけでなくて、地域の理解も得られるような受け入れ体制の整備も同時に進めていく必要があると考えております。引き続き、適切な導入時期を検討しながら対応してまいりたいというふうに考えておりますので、今後とも、また特段の御理解と御支援をいただきながら進めていきたいと思います。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。
再質問 6番 黒山久男
再質問させていただきます。まず、1点目の関係でございますけれども、私は、本別町は本当に住みやすい町だと自分では思っております。しかし、人口の町外転出が十勝でも一番多いというような状況が続いています。これは高齢で病院に入院しなければならない、通院しなければならないとか、または、さまざまな要因がありまして、帯広や札幌方面への子供のところに行ってしまうというようなことが見受けられると思います。しかし、今、本別町が取り組んでおりますまちおこし、地域おこしが人口増や雇用の場の確保、商工会の発展に結びついていないのではないかという町民の声も聞かれております。私は、本別町が取り組んでいるさまざまなまちおこし事業が即人口増や雇用増につながるとは思っておりません。公助・共助・自助の取り組みが一体となって継続的に取り組まれることが重要と思われますので、改めて町長の考えを伺いたいと思っております。2点目のそれぞれのイベントの関係でございますけれども、帯広で行われております大きな花火大会が毎年開催されております。私もここ何年か継続して花火を見に行っているのですけれども、一昨年までは、翌朝、会場を見ましたらごみの山でした。それがことし、後片づけのボランティア組織を呼びかけて、それが結成されまして、翌朝、ことし行ってきました。朝6時ごろ行ってきましたら、ごみ一つ落ちていません。したがって、そういうことから、何かそういうイベントの後片づけだとか、お手伝いできる町民の方々がいれば、非常に高齢化が進んでいますから大変ですけれども、気楽にそういうイベントにみずからが参加して、みずからが協力しているというような方向にできないかなというのが私の発想でございます。町長の答弁の中でも実行委員会でということがありますから、その実行委員会の中にそういった組織を進めていくような形がとれないのかどうか、これも改めてお伺いしたいと思っています。3点目に、地域おこし協力隊の導入について、総務省や北海道地域政策課でも積極的に進めています。27年度では、北海道では104市町村で導入されていますし、会員数は348人となっております。28年度の集計がまだ定かではありませんけれども、かなりふえているのかなと思っています。ここ半月ぐらいでは、オホーツク管内の雄武町、置戸町、檜山管内八雲町で導入に向けた募集広告がありました。また、池田町の地域おこし協力隊の取り組みも新聞で紹介されています。また、長くそこに住んでいると当たり前の風景が都会や町外の人が見るとすばらしい景色と感じるものがありまして、新しい発見もございます。この典型的なのが日本の棚田の問題だと思っています。すばらしい光景であることから、農林水産省は、1999年に日本の棚田百選を選定し、全国117市町村、134地区で棚田百選を選んでおります。また、棚田風景を見るため多くの観光客が各町村に訪れていますし、この風景がすばらしいということで、移住にもつながっているという昨日の新聞でも報道されております。このように、地域おこし協力隊による新しい発見、新しい取り組みが考えられることから、ぜひとも本別町に早急に導入を図っていただきたいと思っています。また、総務省から、隊員1人500万円を上限にして地方交付税措置がされるわけでございますので、そういった面も含めまして、ぜひとも早急に導入をすべきと思いますので、再度、町長の考え方をお伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきますが、もし抜けていたら、また御質問いただきたいなというふうに思いますが。まず、住みやすい町ということでありますが、本当に私どももこの間、人口減少というのは、自然減でも、広報を毎月見ていただければ一番わかると思うのですが、亡くなる方が残念ながら十数名おられて、生まれる方が2名とか、そういうことですから、非常に人口減少ですが、さらにまた、官公庁の、特に統廃合なんかそうでしたけれども、最近はさらに単身赴任の方が非常に多くなって、また、通勤される人も多くなっているということで、非常にやっぱりこういう直接の家族がなかなか移動しないということも含めてあるのですが、その弊害としては、町内のそれぞれ職場の中で雇用できる人数が限られているとか、さらにまた臨時、パートの方で支えていただいている部分もかなり人材不足ということなども起きています。反面、その中で、起業家支援だとか、また企業誘致だとかを含めて、これは家族も含めての移住、定住をしていただけるとか、そういうことにもつながっていくことも事実でありますから、とにかく今なし得る地方創生、さらにまた、それぞれの第6次の総合計画の実施を含めて、的確に少しでも人口増につなげて、また、人口減少に歯どめをかける、このような施策をさらにまた実行していきたいなというふうに思っています。その中に、御質問のようにイベントだとか各種、こういう取り組みがさらに町民の皆さんの町民力によって開催されるということは非常に大事なことでありますから、先ほどの質問にも答弁させていただきましたけれども、まさに御質問にありますように自助・公助・共助というのは本当に大事なところでありますから、この意識もさらに持っていただきながら、それぞれのイベントに含めて協力隊という形の中は、なかなか役場のほうからというか、こっちのほうからお願いしますということではなかなか組織的にうまく機能しないかもしれませんので、しっかり実行委員会のそれぞれのイベント体制の中で、その実行委員会の皆さん方から、そういう協力隊のような要請をしっかりと声かけをしていただくと。そんなようなことを含めてしっかりと連携をとりながら、それぞれの大事な部分を支えていただくその人材になるべく、仮称でありますけれども、協力隊のような人をしっかり組織できればというふうに思っていますので、それぞれ連携して頑張っていきたいなというふうに思っています。今、お話しいただきましたように、花火大会のごみ拾いということで、非常にきれいな会場になっていたりすると、私どももネットだとか、またそれぞれ多くの人たちがそういう評価をしていたことも私も承知していました。これだけの取り組みができるということを含めて、また、都会のほうでもそれぞれハロウィンの後の散乱しているごみを拾いに行ったら、集めている時間にその協力隊が行ったら、既にほかの団体がいてきれいに片付けていたとか、そのような輪もあちこちで広がっていることも事実でありますので、それらも十分参考にしながら、これらの今御質問の部分については取り組んでいきたいなというふうに思っています。また、協力隊の関係でありますけれども、先ほど答弁させていただきましたけれども、何を目的にして、どういう取り組みをする、そこにどういう人材をということも含めて、実は今、御質問ありましたように北海道の政策部から直接そういう連絡をいただいて、国の総務省のほうは400万円上限で人材の特別交付税措置ですけれども、しっかりとそういう資金対応もできるということでありますから、それらはしっかりと念頭には入れているのですが、どういう人材を求めて協力いただくかということは、今まさに私どもが、これから地域包括ケアの推進ということで、相当この部分については国も含めて力を入れていくということでありますので、これからの地域おこし、まちおこしには地域包括ケアが欠かせないものだということでありますので、それらのことも視野に入れながら、協力隊の人材にそれぞれ的を絞りながら行政をしていく、そういう場面も直ちに実現できればなというふうに思っておりますので、それら必要なものについてしっかりと協力隊の協力をいただく、そういう体制をつくっていきたいなと思います。以上申し上げて、答弁とします。
再質問 6番 黒山久男
まちおこし、地域おこしは、即人口増やそういうものに結びつかないと思いますので、継続した取り組みが重要になってくるのかなと思っています。今までかなりイベントもやってきておりますけれども、体育協会が中心となって行われておりました雪中運動会、これなんかはかなり続いたのですけれども、これもなくなったと。それから、玉入れも、これも結構続いたのですけれども、これもなくなってしまったと。それから、去年までありました雪あかりナイト、これが実行委員会では取り組めなくて、新たな方向に向かっているという状況がございます。こういった取り組みがやっぱり私は継続的に行われるべきだと思っています。また、今回、行政報告の中で、日本ハムファイターズの後援会ができて、大使も決まり、まちおこしに生かしていくという報告がございました。これらも大使は1年でありますから、1年過ぎるとなかなか活動しないという町村があるということを聞かされておりますので、これらも含めて、今後とも継続的にやっていくべきだと思っていますけれども、町長の考え方を再度お聞きしたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
御質問の、今まで本当に長い間頑張っていただいたイベントが衣がえするだとか、また、なくなるということも非常に残念ですけれども、反面、それを何とかなくさないようにということが今少しずつ広がっていっているのが、実は迷路だとか、さらにまた、今御質問ありましたように雪あかりナイトも、実行委員会としては今までの実行委員会の体制はないけれども、銀河通りだとか、また、道の駅を中心にしてまた継続していくということでありますし、さらにまた、新しく商工会の若い人たちとか農村の若い人たちが、また、役場の青年たちもそうですけれども、一体となってまちおこしのいろいろな企画をすると。まさに豆まかナイトなんていうのは大変な取り組みでありまして、さらにまた、若者同士が交流するはしご酒ナイトもそうですし、また、若者プロジェクトチームもそうですが、こういう芽が非常によく出てきているということも本当に私どもにしては大変うれしい話でありまして、そういう継続も含めて、必要なものについて取り組んでいこうと。実は、昨日も、町長がおじゃましますの一環で少し若い世代の人方とその話をさせていただきました。実は、ひまわり迷路も11回やって、12回を来年またやっていただけるということなのですが、今御質問ありましたように、だんだんだんだん実行委員の皆さん方も、その有志の方々もかなり年齢が高くなったり、また、仕事を持ちながら大変な努力をされているのですが、そろそろというような話も聞かれるのですが、何とかそこに今御質問のあるような、協力隊のような、1日でもいいし、また、何時間でもいいから、そこに協力していただいて、たくさんの人がかかわっていただくことによって、そのイベントが継続できると、こういうことにもつながるなということで、きのう実はそんな話をさせていただいて、少しの時間でもということで、それぞれみんながかかわっていこうということの話をさせていただきました。そういう場面になると、ぜひそれは自分たちもしっかり応援しますよということの話につながっていくのですね。また、そういうことは本当に非常に大事なことでありまして、誰かがやっているやつを見るのが当たり前ではなくて、それぞれ自分でも少しでもいいからかかわっていこうという、そういう気概を持っていただけるような方々に、先ほども言いましたけれども、それぞれの実行委員会やそれぞれのイベントを企画する体制の中にしっかりと声をかけて、そういう応援団的な協力をしていただける人たちを、しっかりとこの人材を確保させていただきながら、継続につながる、そういう体制にしていきたいなというふうに思っています。日本ハムファイターズも大変ありがたい話でありまして、町民の皆さんの中でも大変好評、好評と言ったら本当に努力した皆さん方には申しわけないかもしれませんが、その大使も有原投手と大累選手が大使になったということで、非常に好感を持って、これからのいろいろなイベントについても非常に期待を持っているところでありますから、これも大きな大きな、本町の発信の大きな力にもなるということでありますから、さらにこれらの新しく起きている、そういういろいろな団体や、またイベントのそういう面をしっかりと私どもも勉強しながら、しっかり育てていくというか、一緒になって努力させていただきたいなというふうに思います。大変御努力いただいた皆さん方には感謝申し上げながら、その決意も申し上げさせていただいて、答弁とさせていただきます。
再質問 6番 黒山久男
終わります。