本別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
鳥獣被害防止の具体策
2013年12月10日、本別町議会の一般質問で、小笠原良美議員が「鳥獣被害防止の具体策」について質問し、町長 髙橋正夫、農林課長 工藤朗が答弁しました。
- 質問者
- 小笠原良美 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫、農林課長 工藤朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小笠原良美
〔登壇〕議長のお許しをいただきましたので、通告をしております1問について質問させていただきます。鳥獣被害防止の具体策についてであります。エゾシカの急激な増加により農林被害が拡大しているほか、道路への飛び出しによる交通事故の発生なども多くなってきています。また、本町においてはカラスによる被害も農村地域のみならず市街地でも近年、増加してきております。エゾシカについては防護柵や電牧器などを用いて畑への侵入を防いだり、わなや銃で捕獲、駆除が行われているところですが、北海道の農林被害は平成23年が64億900万円、24年が63億400万円、十勝全体では23年が8億6,400万円、24年が9億3,700万円、本別町においては23年が7,700万円、24年が5,700万円と大変、大きな被害額となっております。この農林被害の抑制や道路、線路への飛び出しによって起こる事故を防ぐにはふえ過ぎたエゾシカの数を捕獲、駆除することによって減らしていくことが必要かと思います。そこで以下、4点についてお伺いをしたいと思います。1点目に本別町鳥獣被害防止計画が定められていると思いますけれども、ホームページで21年に策定したものは見ることができたのですけれども、最近の計画にはどんなふうに定められているのかをお尋ねするため、エゾシカの捕獲、それから駆除棟数、それからカラスの同じく捕獲、駆除数をどのくらいと定めているのかについてを伺いたいと思います。それから次に、本別町鳥獣被害対策実施隊設置規則が平成23年4月1日から施行されておりますが、運用の内容についてお尋ねをしたいと思います。続きまして、現在行われている捕獲、駆除後のエゾシカの処理法、これは現在は主に埋設が中心、環境に特別な影響を与えないような形での処理ということになっているのですけれども、これは特に冬期間は難しいと考えられます。そこで冬期間、狩猟期間中であっても、ハンターの方々によって捕獲、駆除されたエゾシカの死がい、残渣の処理を処理業者に委託するなど、町が対応することによって捕獲、駆除頭数がふえることにつながるのではないかと思いますが、この点について考え方をお伺いしたいと思います。次に、捕獲、駆除したエゾシカの利活用についてでありますけれども、エゾシカの角は道の駅ステラほんべつで観光シーズンには大変よく売れているというふうにも聞いておりますし、一方、シカ皮を利用して加工品をつくってみたいという人が本別町にも若干ですがいると聞いております。シカ肉についても、最近、食肉として注目されてきておりますし、ペットなどのえさなどにも利用されていると思います。捕獲したエゾシカをただ廃棄するだけではなく、資源として活用していこうとする動きはあちらこちらで出てきているところではありますが、町内で捕獲、駆除したエゾシカの有効活用方法を模索するためにエゾシカ有効活用、仮称といいますか、勝手にこういうことはどうかなという思いなのですが、エゾシカ有効活用検討委員会のような会をつくって、それらについて考えていくことも一つとして考えられるのではないかと思いますが、そうすることによってそれが捕獲とか、駆除頭数の増加にもつながっていくのではないかなというふうに私自身は考えますので、町長の考え方についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕小笠原議員の鳥獣被害防止の具体策についての御質問の答弁をさせていただきたいと思います。これは本当に大変な鳥獣の有害の被害、鳥獣の被害ということで、特にシカの被害は御質問にありましたようにこれは災害に匹敵するぐらいの被害額が出ているということでありまして、北海道含めて本当に抜本的にこの頭数の管理ができるような対策を講じなければ応急手当だけではなかなか被害が収まらないということ含めて、かなりな議論をされているわけですが、先日も北海道議会の中で前向きにまた取り組んでいくということでありましたけれども、本町としましてもいち早くシカ柵などなど含めて、本当に特に農産物を守る体制をとってきているところでありますが、おかげさまで平成23年度に7,670万円という農産物の被害でありましたけれども、24年度は5,680万円とかなり、2,000万円もこの被害額を減らすことができたということで、大変これは平成22年度から導入しております補助事業、特に一番早く初めましたのは本別公園のかさ上げなどを含めて、かなり効果が出ているということと、さらにまたそれ以降も補助事業で個別圃場への金属の柵だとか電牧柵をまた継続をして、実施してきたこと、また農業被害額の減少などがこれに伴ってかなり徐々でありますが、少なくなって効果があらわれているところであります。また、このエゾシカの駆除の捕獲数ですけれども、この平成22年度には121頭、23年度には114頭、24年度は144頭と駆除頭数も増加傾向にありまして、駆除の成果もかなり上がってきているところでありまして、これは有害の駆除を全面的に御協力いただいております猟友会の本別支部の御協力のたまものであるということでありますし、改めて敬意等表して感謝申し上げているところでもあります。1点目の鳥獣被害防止計画の捕獲数でありますけれども、町では平成21年度に本別町の鳥獣被害防止計画を策定して、平成24年度には平成24年から26年度を計画期間と定めた新たな被害の防止計画を見直し、策定をしているところでもあります。その中で、対象鳥獣の捕獲計画を定めております年間ごとの捕獲数はエゾシカについては140頭、カラスについては30羽の捕獲を計画しているところであります。2点目の鳥獣被害防止対策実施隊についてですけれども、町鳥獣被害防止対策実施隊は、法律に基づきまして平成23年度に被害防除対策の強化のために設置をされまして、現在、実施隊員は猟友会本別支部が先行していただいた有害鳥獣捕獲員、駆除員33名ですが、この方々に担っていただきまして、農林業の鳥獣被害防止のために活動をいただいているところであります。実施隊員の報酬は無報酬でありますけれども、町が委託しております一斉駆除に対しましては、国の補助事業を利用して日当と車の借り上げ料をお支払いをしているところではあります。また、地方税であります狩猟税の減免措置、これは2分の1ですが、これも対象となりますし、また一般狩猟を行う狩猟者にとっては大きなメリットとなっているところだというふうに思っています。また、3点目の駆除による有害鳥獣の処理の方法についてでありますけれども、一般狩猟期間以外の有害駆除によるシカの処理につきましては、冬期間以外は農業者の協力を得て処理をしているところでありますが、冬期間の有害駆除につきましては埋設ができないために捕獲したエゾシカにつきましては町職員と駆除員、これが銀河クリーンセンターに搬入をして焼却処分処理を行っているというのが現実であります。今後また新たな有効な処理の方法が見つかった場合については、順次、検討をしていきたいというふうに考えております。4点目の有効活用を模索するためのエゾシカの有効活用検討委員会の設置についての御質問ですけれども、有害駆除で捕獲しましたエゾシカ肉の有効については過去に答弁をさせていただいておりますけれども、食品衛生法というのがありまして、これで定められた解体施設で処理された生肉を使うということが原則なのです、これがなければ処理するということになりませんので、これが定められているということがまず第一条件でありまして、そしてエゾシカ肉の加工品の開発、商品化というものについては非常に現実としてはなかなかハードルが高いのかなと思うのです。夏の駆除の肉というのは、これはとても加工してどうこうするというようなことにはなかなか難しいというような、そういう肉質でもありまして、さらにまた病気だとか、またウイルスだとかいろいろな検査を含めてあるということでありますから、非常にそれ等含めては冬期間の狩猟になると、やはり安定処理と安定頭数の商品化にする確保というのがありますから、これらの幾つかのハードルを越えなければならないものがありますけれども、これらをしっかりとクリアしなければなかなか商品化にならないということでありますけれども、これも検討委員会の設置ということでありますから、こういうような状況の中でも北海道が26年に、来年ですけれどもエゾシカ肉の対策条例、仮称でありますけれども制定を目指しているということでありますので、これは制定後に有効活用促進の方針と具体的な施策が示されているというふうに私どもも期待をしておりますから、これは北海道等の連携含めて必要とあれば関係機関と連携した有効活用などの検討を進めるということでは、私どもも進めていく必要があるというふうに認識をしているところであります。今後も有害鳥獣でありますエゾシカの捕獲数に向けては猟友会本別支部の一層の御協力をいただきながら、農業者の方々にはそれぞれ処理に必要な御協力も要請をしながら、広域での連携も継続していきながら有害鳥獣駆除事業を推進してまいりたいというふうに思いますので、それぞれまた御協力、また町民の皆さん、農業者、そしてまた議員各位にも御協力いただきながら、これらの適正な頭数の確保、そしてまた被害防止に向けて最善の努力をさせていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げて答弁とさせていただきます。
再質問 5番 小笠原良美
再質問をさせていただきたいと思います。ただいま町長のほうから1点目の捕獲計画のことにつきましては、24年度以降、26年度までですか、シカについては140頭、それからカラスについては30羽、そのほかの動物もあるのですけれども、あえて私は今回、ここに絞らせていただいておりますので、ここだけを伺ったわけですけれども、確かに私の町では年々捕獲していただいている猟友会の方々に御苦労をいただきながら、ここに至っているわけですけれども、徐々に頭数がふえてはいるというのが現実にあるわけですけれども、しかしながら町長のほうから今、お話しがありましたように26年の道議会第1回の定例会の中では条例の制定も多分通るのだろうと思うのです。そうしまして、いろいろ見てみますと北海道を上げてみんなでこの対策を講じていこう、最後の始末といいますか、ただ破棄するだけではなくて生き物ですから最後までいろいろなものに活用したり、命を粗末にすることなく資源として扱おうというところまでいろいろ盛り込まれて、そこへ向かっていくのだろうと思うのです。それで、私はこのことについては再三質問をさせていただいておりますので、ちょっと猟友会の方々にされるとしつこいものだなというふうに思われるかもしれませんけれども、やはり町長のほうから被害額が23年から24年に向けて2,000万円ほど減っているというようなお示しもありまして、私もそれは重々承知はしております。しかしながら、近隣が爆発的なというか、すごいというか勢いで捕獲をしているというのは多分、皆さんも御存じのことだと。たまたまこのことを質問させていただきますので少しわかる範囲で調べさせていただきました。陸別町は被害額が、これは24年実績といいますか、24年度のことなのです。4,700万円被害額が、そしてシカの駆除が751頭、カラスについては229羽捕獲をしていると、それから足寄町さんについてはシカのことだけ以前に聞きましたのでお聞きしたのですが、1億2,000万円の被害で1,555頭の24年の捕獲だそうであります。それから浦幌については3,500万円の被害で1,032頭、カラスは433羽を捕獲していると、それから池田町さんでは被害が2,000万円で、450頭のシカ、それから1,000羽以上のカラスの捕獲をしているそうです。それから上士幌町さんでは2,000万円の被害額でシカを328頭捕獲している、それから芽室町さんでは6,800万円の被害でシカについては120頭、カラスについては388羽を24年度中に捕獲をしたというふうに伺っております。猟友会の方々にいろいろ御苦労をいただいているのですけれども、全体的にはやはり被害額が減ったとはいえ、やはり5,000万円以上、私はもっともっとあると思っているのです。その被害届けのあった金額が7,700万であったり、5,700万円だということで、出てきていない被害、私なんかは自分も被害に遭うほうですので、どういうふうに被害額を出していっていいのかという、牧草なんかですとどういうふうに計算するのが本当なのかなという悩みがあるのです。だから、本当のところはなかなかできてはいないのではないかなというふうに思っております。それで、私が申し上げたいことは、1年については2,000万円下がったと、目標が多分、その被害額を抑えていこうといいますか、削減するのは30パーセントぐらいに設定していると思うのです。それからいきますと、単年で見ると少し減ったのかなと思いますけれども、農業者の人たちの声は、かなりとっているというふうには聞くけれども、まだまだ畑に出てくるという声がたくさんあるのです。やはり決算のときにもお伺いをしたときには、答弁を町長初め答弁されている方のお話しを伺っていきますと、猟友会との友好関係をやはり保ちたい、それは私もそのとおりだと思うのです。やはり猟友会の方々にお願いをするところが大きいので、そこはやはりしっかり持っていなければいけないと思うのです。でも、一方ではその被害を受けている、農林被害を受けている方々もいるということをやはりしっかりと行政側では押さえて、しからばどうやって頭数を減らすことを進めていくのがいいかというところにやはり立っていただかないと、近隣がどんどん捕獲しますので、多分カラスにしても、シカにしても、やはり本別に寄ってくると、言い方は変かもしれませんが、危険のないところに寄ってくると思うのです。そうすると、やはり被害を受けることが多くなるのではないかという懸念がされますので、そこらを踏まえて、そのことをどんなふうに捉えていかれるかということをまず1点目にお伺いしたいと思います。それから、鳥獣被害対策実施隊設置によりまして、本別町では駆除を持たれている33名の方にお願いをしたということでしたけれども、これについては私自身も少し違うのではないかなというふうに思っておりましたので、伺ったところもあるのです。これは職員の方にお尋ねをしておりますので、お話しをさせていただいてもいいと思うのですが、陸別町さんではこの規則にのっとって、現在、駆除の資格を持たれている方の中から町が定める駆除実施日、例えば年間に5回とか7回とか町が何月の何日にやりたいとよという、定めている駆除実施日に出ることが可能で、希望する方を公募して、その人たちに主体になっていただきながら、ほかの猟友会のメンバーの方と一緒に駆除に当たると、その人たちが専任ということではないけれども、中心になって動いていただくというような形をとっているということをお聞きしました。そして大体どのぐらいの人数を想定しているのですかとお聞きしましたら、実際、今うちの猟友会の中には29名の方が駆除を持っているのだそうです。それで10名ぐらいというふうに町では思っておりますけれども、実際には7名の方がみずから公募という形で手を挙げてこられて、その任を担っていただいているというふうにお聞きしました。それともう1点は、これはこの規則とは全く関係ないのだろうと思うのですが、冬場に行う、陸別の場合、冬場に行う一斉駆除に当たる捕獲員という、また別に3名を冬場だけの臨時職員として雇用して駆除に当たっていただいているというふうにも伺いました。それともう1カ所は、芽室町で4月から10月まで有害駆除捕獲員として陸別町と同じように町の臨時職員として捕獲に当たっていただくと、この方には朝夕、3時間ぐらいずつというふうにお聞きしたような気がするのですが、朝と夕方出ていただいて、そして見回ったり、それから駆除するということに当たっていただくと。この方々は時給1,650円を支給しながら、その任についていただいていると。それから、11月から3月までの間は月に2回から3回を駆除として、その期間は狩猟期間ですので、そういう形をとっておられるのだと思いますが、そういうことをやられているというふうにもお聞きしました。それで、ここの場はこの場面で私が申し上げたいことは、猟友会の方々もいろいろ御都合があっていつでもは出られないという方もいらっしゃるかと思うのです。ですから、猟友会の方の中からその程度だったら出られるよというような方から手を挙げていただいて、その役割を担っていただくということも一つの方法ではないかなというふうに思いますので、ここで述べさせていただきました。それから、エゾシカの捕獲、駆除した後の処理方法ですね。冬場は十勝管内でも町村によって料金は少し違っているところがあるのですが、この浦幌を除いて、浦幌は狩猟の期間が本別や足寄、それから陸別なんかとは2カ月ぐらい違いますので、本別の場合は25年に限っていいますと10月26日から3月31日までが狩猟期間というふうに定められて、この期間はほとんど地面が凍っているので、狩猟で捕獲された方もなかなか処理がしづらいのではないかなというふうに思うのです。それで、猟友会の方に私は今回、こういうふうに質問させていただくことで猟友会の方とも少しお話しをさせていただきました。そうしますと、やはりそのことが結構大変だよというようなことで、とった後の始末が大変だよというようなお話しもされておりましたので、とっていただく方が大変とするところをやはり解消していかないと、なかなか頭数をとっていただくところにはつながっていかないのではないかなというふうに考えます。先ほど町長のほうから答弁もありましたけれども、それらを踏まえてその穴を掘ることができない、埋設処理ができない期間だけでも、少しそのことを行政がやるというようなことも必要ではないかなというふうに考えるところがあります。それにつきましては、これもちょっと少しお聞きをしたところだったのですが、浦幌につきましては先ほど言いましたように狩猟の期間が短くて冬の間に駆除の期間もありますので、そういう関係でやっているというお話しでしたが、冬場駆除された死がいや残渣を一定の場所に集めて、集めてというのはハンターの方がとられて、それを一定の場所、決められている場所があって、そこに箱のような大きなものを用意しておいてそこに入れてもらうと、そこの地権者の方にそれを管理していただくというか、見ていただくのだそうです。そして、その箱がいっぱいになったよというときに役場に通報して、処理業者、委託をしていますので処理業者に来て持っていっていただくというやり方をしているというふうに伺いました。それはやはり、ハンターの方にとってもそこらここらに廃棄してこなくてきちっと処理ができるということでは大変いいのではないかなというふうにお聞きしました。それから、もう1カ所、池田町さんでも捕獲した、これは池田町さんが駆除したものですね、狩猟駆除期間に捕獲されたものという意味だと思うのですが、その狩猟期間はそれぞれの方で処理をしていただくということで、駆除期間に町が死がいや残渣を持ち込んでくる場所をつくってあるのだそうです。そこへ持ち込んでいただいて、そして処理業者、委託をしている処理業者に運搬をして処理していただくというやり方でやっているのだそうです。ちなみに、こちらはキロ単価157円で年間450頭捕獲している中で、150から200頭ぐらいの丸々でなくて、残渣ということもありますので、目方にすると8トンぐらいになると思います。その経費が大体150万から160万ぐらいだというふうにおっしゃっておられました。こういうような方法で処理をしているという、行政が負担をしながら処理をしているというようなところもあるということを申し上げさせていただきたいと思います。それから、4点目の検討委員会みたいなものをつくって処理をするというか、何か活用方法ということで、先ほど町長のほうから……
再質問 5番 小笠原良美
はい、わかりました。そういうことですけれども、具体的なものを探るという意味で何かを、いきなり肉加工とか、皮製品にするとかではなくて、何かを探るというような形で、そういうものを立ち上げてはどうかということなのですが、その4点とも再質問させていただきますけれども、そういうことで答弁をお願いいたします。
答弁 農林課長 工藤朗(農林課長は2016年3月まで)
質問が多いといいましょうか、4点ぐらいありますので多分、答弁漏れがあると思いますが、答弁漏れがあったときには御指摘をお願いしたいというふうに考えております。まず1点目に有害駆除の態勢を今後どのような対応をしていくのかというような御質問内容でよかったでしょうか。有害駆除につきましては、先ほど町長のほうからも答弁をしておりますが、猟友会のほうと全面的と申しましょうか、依頼をした中で御協力をいただいて実施をしていると、小笠原議員のほうから各町村の捕獲頭数などなど、被害金額も含めてお知らせいただいたわけなのですが、本町も先ほど答弁あったように、その金額でいいのか悪いのかといいましょうか、被害額に対して捕獲頭数が少ないのではないかというような、多分、御指摘だったと思うのですが、先ほども申し上げたとおり猟友会に全面的に御協力をいただきながらやっている中で、その144頭という形の中で実績上がったということでございますので、その辺につきましては御理解をいただきたいというふうに考えております。有害駆除の捕獲につきましては、何回か御質問をいただきながら答弁もさせていただいておりますが、やはり猟友会の力と、あと農業者の方のほうにもお話しをしてわなの免許を取っていただいたり、捕獲に向けたいろいろな工夫をさせていただいておりますが、御指摘のとおり実績上がっていなというようなことなのかなというふうにも感じているところでございます。そのようなことで、今後も捕獲に向けてはいろいろな手法をとりながら、まず捕獲頭数の増に向けていろいろな協議を猟友会も含め、関係機関等も含め実施していきたいなというふうに考えているところでございます。よろしくお願いいたします。次に、実施隊の部分でございますが、実施隊につきましては陸別は6名から7名というようなことでお知らせいただいたわけなのですが、うちは本町におきましては33名の方、この部分につきましては皆さん協力をしていただけるというような形の中で実施をしていると。そしてまた、実施することによって先ほど町長の答弁にもあったようにいろいろなメリットもございますので、これは猟友会のメンバーといいましょうか、会員の方々にも協力をしていただけるし、個人の免許の取得等々についてもメリットがあるのかなということで、その辺のメリットも考えていただきながら、今後も猟友会のシカの駆除を駆除員の皆さんには実施隊員として御活躍をいただきたいというふうに考えております。捕獲したシカの処理の部分の御質問ですが、先ほど小笠原議員からもあったように、浦幌町と比較をしますと、浦幌町については10月の末から1月の末までが一般狩猟で狩猟ができると、本町につきましては10月の末から3月末日までということで、2カ月のちょっと差があるわけなのですが、一般狩猟につきましてはこれも鳥獣保護法の中で鳥獣保護法の保護基本指針という中で捕獲物については原則として持ち帰ることということで、一般のハンターの皆さんにはそのようなことでお願いをしているところでございます。浦幌さんの部分につきましては、私どものほうでも知っている情報では一斉駆除、2月から3月に行われる一斉駆除については残滓ステーションというような形の中で、そこに投げ込んでいただいて処理をしているというような話を聞いております。委託料について45万か50万程度というようなお話しも聞いております。ということで、私たちも冬期間、一般狩猟期間中も4回ほど一斉駆除を行っております。そのときには先ほど町長からも答弁があったとおり、職員と捕獲員の皆さんと協力して、頭数が多ければ捕獲員の皆さんにもお手回りといいましょうか、手数をかけるわけなのですが、頭数が少なければ職員の中で銀河クリーンセンターのほうに搬入をして、焼却処分をしているところでございます。今後も先ほど町長の答弁の中にあったように、もし新たな処理方法といいましょうか、道内では微生物を利用した処理方法等も検討されているということでございますので、仮にそのような処理方法が開発といいましょうか、された中ではそのようなことも検討していかなければならないのかなと。またもう1点は、銀河クリーンセンターの焼却炉も、これも何回か答弁しているのですが、1日の処理量が少ないというような形の中で、先ほど小笠原議員がお知らせいただいたような業者に、業者といいましょうか、そういう処理業者の利用も今後考えていくことが捕獲の増につながるのかなというふうに考えておりますので、その辺も今後、研究、検討させていただきたいというふうに考えております。多分、答弁漏れあったと思うのですが。最後の4点目の検討委員会の設置の部分でございますが、具体的に探るためにも検討委員会の設置が必要ではないかという御提案をいただきましたが、本別町では有害鳥獣被害防止対策協議会、これは平成23年度から立ち上げている協議会でございますが、この協議会の中には関係町村、行政、農協、あと関係機関、農業者の方のシカ柵の組合、シカ柵を設置されていない農業者の方の代表者の方等々でそのような協議会を設置してございます。そのような中で、今、小笠原議員から提案されたことも提案しながら、必要があればという言い方はちょっとおかしいですが、そのようなこともその協議会の中で議案といいましょうか、問いかけをしてみたいなというふうに考えております。以上でございます。
再質問 5番 小笠原良美
答弁はごもっともなところもあるのですが、先ほども申し上げましたように、実際に被害に遭われている農業者、林業関係の方もいるわけです。その方々からしてみますと、やはりもう少し協力的に駆除を進めていただけないかなというような御意見が多いのです。それで、今の課長の答弁ですと、なるべく関係をうまく保ちながらやっていくのだよというところは同じだと思うのです。それは、私も別に転嫁するようなこともないですし、やはりお願いするということはお願いしていかなければなりませんので、それでもう少し前進をさせていただけるような、行政としてお願いという形になるのかよくわかりませんけれども、そういう訴えもあるということをやはり伝えながら改善していただけるような方向に向けていただきたいと思うのです。一つ、これは春先に新聞に載ったのですけれども、道が緊急的に3年間で駆除を進めていくということで、道が1頭当たり8,000円、シカの駆除に対して8,000円のお金をつけますという、今までついているもののほかに重ねてつけるということが新聞に載りました。それで、一般の方からあくまでもこれはとってくれたハンターの方につけるという意味合いのものだろうと、そうするとそれがやはりとってくださった方に行くようなシステムをきちっと構築していくことも大切なのではないかというようなお電話も来たりしておりますので、そこらも難しいとは思いますがひとつそれに向けて行政側からもそのことについてもできるだけ御理解をいただけるような猟友会の方々に御理解をいただけるような取り運びをしていただけたらというふうに思います。それから、2番目の鳥獣被害対策実施隊のことですが、私としてはできればそういうふうにして専門的にやっていただけるような方にお願いするということも全体の方に負担をかけることなく進められるのではないかなというふうに思いますので、それらについても猟友会の方々と少し折衝していただけたらなというふうに思います。それから3番目の趣味で、狩猟期間中に趣味で行った場合はとられた方の責任で片付けるというのは、そのとおりだと思うのです。それは、今のようにある意味、駆除していただくことも絡んでの狩猟ということにも少し考えられるところがありますので、それはもう少し検討する余地がないのか、それからこれは単に一自治体ではなかなか難しいところもありますので、道がこの捕獲をより進めていくと、年間に14万6,000頭ぐらいずつ捕獲をしていくのだというようなことも言っておりますので、それらも含めて要請していくということも猟友会の方々に御苦労をかけないで済むというところにつながるのではないかなと思います。そこら辺のところ、どんなふうに思うのか、もう一度お聞きしたいと思います。それから、4点目については長い名称でしたので省略させていただいて協議会、協議会の中でそういう検討をしていただく、あるいは先ほど申し上げましたように趣味でシカ皮の加工をやってみたいというような方もいらっしゃるやに聞いておりますので、一般の方々にも加わっていただいて、考えていくというのも一つの方法かと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 農林課長 工藤朗(農林課長は2016年3月まで)
1点目の名称ではなく、今、国の施策の中で、3カ年で緊急的な部分ということでシカ1頭当たり8,000円の奨励金といいましょうか、交付金が出ている事業の部分につきましては、先日の24年度の決算特別委員会の中でも御質問いただきながら、何とか答弁しているところなのですが、私どもも猟友会のその辺の部分については小笠原議員も十二分に理解をしていただいた御質問というふうに捉えてはいるのですが、またその後も猟友会の支部長さんにはいろいろお話しもした経過がありますが、今後もその運営の仕方についても、私どもがこうしなさいということにはできませんが、そのような声がたくさん上がっていますよというようなことで、要請をするような形の中でお話しをさせていただきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いします。2点目の実施隊員の部分ですが、臨時職員等々でという身分の中で活動していただいたらどうだという御提案でございますが、その部分も今33名、先ほどから言っていますように33名の方に実施隊員として活動いただいております。ちょっと言い方が変なのでしょうが、リタイヤをした方といいましょうか、会社を卒業されたといいましょうか、退職をされた方も何名かいますし、緊急的な部分についてはその方たちに電話をすればほとんど対応していただけるのかなというふうに思っていますので、それ以外の緊急性のある部分等々が考えられるのであれば、またその辺も検討をしていかなければならないなというふうに考えております。残滓ステーションに対する部分でございますが、この部分につきましては広域でこの事業を実施しなければならないというようなこともありますので、やはり広域で何かできるようなことということで、これも何回か答弁をさせていただいて、町長のほうからも答弁をさせていただいておりますが、焼却施設等々の新設等、また運営等について北海道のほうに要請をしているというような状況でございますので、引き続き北海道のほうにはこのようなことを要請をしていかなければならないというように考えているところでございます。また、ステーションの部分につきましては浦幌町のような形にちょっとなるかならないかわからないですが、できるできないは別に、ちょっと猟友会の方々とそういうことが置くことが適当なのかというような話も、相談をさせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。あと協議会で有効活用の部分でございますが、協議会の中で検討することもいいけれど、ほかに個人でやりたいという方もいるよというようなお話しでございますので、そのような方がいればそういう情報も教えていただきながら、そういう方にはシカ皮といいましょうか、皮の輸出先だとか、そのような情報があれば、私どもが持っていれば提供していきながら有効活用に向けて個人での活動もしていただくということも大切なのかなというふうに考えております。あと1点ですが、総体といいましょうか、これは町長のほうから本当は答弁があるのかなと思うのですが、道の町村会のほうから国に各種の部分で要請をしている部分がございます。そのような部分がございますので、町村会、北海道というような形の大きなくくりの中でシカ等野生鳥獣の農林業被害対策の推進についてということで要請をしておりますので、その部分についても御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
再質問 5番 小笠原良美
終わります。─────────────────────────────────────◎散会宣告