みんなの議会

上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日

(1)演習場にかかる諸問題の解決は/(2)鳥獣被害防止対応はいかに

2022年9月14日、上富良野町議会の一般質問で、髙松克年議員が「演習場にかかる諸問題の解決は」「鳥獣被害防止対応はいかに」について質問し、町長 斉藤繁、総務課長 北川徳幸、IT・組織機構担当課長 宮下正美が答弁しました。

質問者
髙松克年 議員
答弁者
町長 斉藤繁、総務課長 北川徳幸、IT・組織機構担当課長 宮下正美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 髙松克年

さきに通告しています2項目10点について、町長に伺います。1項目め、演習場にかかる諸問題の解決は。1、平成24年、演習場砲撃音による防音地域決定時、関わった基地対策室(調整室)の記録は、今、残っていないか、公開はできないか。また、どのような過程で、倍本、東12線北の線引きとされたのか。説明会や地元の意見聴取もなく決定され、町も決定を認め、それに従ったのか、経過についてお伺いいたします。2点目、砲撃騒音測定のモニタリングポスト、東12線北20号にあります、は、十分な管理がなされると認識しているか、お伺いいたします。3点目、昨年度の砲撃騒音の実態について、昨年は砲撃演習は87日間となり、令和2年度より25日多くなっております。騒音基準の81デシベルを超える日数が3日となり、最高値は84.1デシベル、83.1デシベル、81.6デシベルとなっています。令和2年度は、基準値の81デシベル以上はありませんでした。砲撃騒音はレベルが上がっています。この数値について、どのように見るか、考えをお伺いします。騒音は確実にレベルが上がってきています。砲撃回数も1日100回を超えた日数は29日間、33%になります。最大は1日508回、400回以上は3日間で、多くの演習は7、8、9月に集中しています。防音の地域指定が変わる騒音が含まれる状況にあるというふうに思っています。防衛施設庁は、A指定、81デシベル以上が3回、B指定、43デシベル以上が1回ありました。ちなみに、89デシベル以上になると、地域としては退去地域となります。A指定とB指定の差は3デシベルですけれども、音圧でいえば1.5倍の差があります。相当大きな― 19 ―差です。モニタリングポストが指定地外に置かれていることから、指定地の変更を求めるべきと考えるが、これをどのように考えるか、お伺いします。5点目、演習場の防災、治水治山整備についてお伺いします。平成28年、大水害によって、ベベルイ川南部土砂流出防止工事は、完成後、直後に消えてしまいました。復旧工事も完成しようとしていますが、今年度、演習場全体の防災のために、航空機を使用して調査を行い、整備計画をつくるとの話が出ていましたが、実際にはどのようなことが計画されているのか、計画は進んでいるのかをお伺いいたします。2項目め、鳥獣被害防止対応はいかに。全国的に鳥獣被害は大きな問題となっています。今年度、町は鳥獣被害防止計画を定めました。農作物の鳥獣被害は、年度により多少の差があるが、拡大の傾向にあります。野生鳥獣が食物として農作物を選択することを習得している結果と考えられます。令和2年、これらの農作物の上富良野での被害面積は100ヘクタールに及び、金額は3,100万円となっています。現在は、作物外の貯蔵飼料、果菜類、ブドウなど、幅広く被害が拡大しています。計画の個別の内容についてお伺いいたします。1、被害の状況、令和2年度、それぞれの作物別に被害の面積、金額が集計されていますが、どこがどのような手法で集計された数値なのかをお伺いいたします。2点目、鹿による被害を拡大させないためには、生育頭数をどのように増加させないかにかかっています。どのような数を捉え、対策をとることを考えているのかをお伺いいたします。3点目、アライグマに対しては、強力に捕獲を進めなくてはならないが、駆除に対応できる人材が、ピーク時には不足していると聞く。今後は、被害の現場、農業者自らが捕獲に参加することが重要となると思われるが、箱罠の法的な規制などはどのようになるのか、設置は認められるのか、許可は必要とするかをお伺いいたします。4点目、鹿、熊の被害軽減のためには、森林と耕地の間に大規模に金網柵が有効とされているが、国の被害防止総合対策交付金などを使用して設置をできないか、お伺いいたします。5点目、熊の生息域の拡大が見られます。これは各地でニュースにもなっています。また、設置した箱罠の入口の扉を閉めるような行動がとられる事例が見られると聞きます。猟友会の御苦労に反する行為と思われます。保護と駆除が単なる利害関係にあるとは思いたくはありませんが、非常に難しい問題だと考えます。関係機関の共通理解、認識が必要と思われますが、お伺いします。以上です。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の、演習場にかかる諸問題の解決に関する5点の御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず1点目の、住宅防音区域の指定にかかる経過等についての御質問ですが、指定区域の決定については、防衛省において、平成23年に砲撃音を調査し、音の学識者の意見をもとに素案が定められ、その内容については、平成24年に北海道防衛局より町に対して情報提供を受け、町及び住民に対し説明会と意見聴取があり、地域拡大を要望してきたところであります。その後、平成24年に防音地域が決定、防衛局より北海道へ通知があり、北海道がこれを公告いたしました。防音地域の決定に関した資料については、住民説明会に用いた資料と同様であります。なお、平成24年に住宅防音区域が指定されましたが、長年にわたり自衛隊と演習への深い理解と協力をされてきた演習場周辺地域にあって、歴史的なつながりの強い一体感のある協議会単位の地域が分断されたことは、課題として受けとめているところであります。このことにつきましては、町といたしましても、毎年、防衛省へ、住宅防音区域の拡大や、砲撃音評価値の見直しなどの要望活動を行っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の、砲撃音測定モニタリングポストの管理については、北海道防衛局において、毎年、機器の保守点検を行っており、年2回、現地確認を実施しているところです。なお、本年度、地域より通報があり、測定器周りの樹木伐採を行ったことを北海道防衛局より連絡があったところです。町におきましても、定期的に目視により測定環境を確認していきますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の、砲撃音の実態についてですが、砲撃音については、訓練内容、また、訓練回数により、測定結果に違いが生じます。また、気象状況等により、音の伝わり方が変わる性質があり、日々の状況によって、砲撃音の感じ方も違ってくると推察いたします。なお、砲撃回数や最大音については、令和3年以― 20 ―前にも、多くの砲撃音や大きな騒音を測定した年もあることから、年々回数が多くなっているのではなく、訓練の計画により、年度ごとに変動があるものと捉えております。また、測定結果については、北海道防衛局より町に、毎月1回、ホームページ上で配信されており、その数値については、町より地区協議会に周知をしているところです。次に、4点目の、モニタリングポストの設置位置についてですが、現在、東中浄水場の敷地内に設置しているところですが、令和2年度に地区協議会より移設要望があったことから、北海道防衛局と調整した中で、防衛省においても予算措置をしていただき、移設することで準備を進めていたところ、その後、地区協議会において調整する中で、移設しても地区指定の拡大につながることは難しいため、移設については取り下げるとの申し出があったことから、移設については取りやめた経緯にあります。いずれにいたしましても、演習場における砲撃音、騒音は全国的な課題でもありますことから、引き続き関係団体と連携して、防衛省等に要望してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。次に、5点目の、演習場の防災、治水治山整備についての御質問にお答えいたします。現在、実施中のベベルイ川南部土砂流出対策事業は、平成28年度に被災したベベルイ川本川の災害復旧工事として、平成30年度より整備を進めており、令和5年度をもって完了の予定となっております。また、整備計画についてでありますが、演習場全体の土砂流出対策事業として、今年度より実施しており、内容は、河川や演習場全体の地形の把握を目的とした航空レーザーによる測量を実施、目視による各河川の施設点検の実施や評価、劣化要因などを整理し、管理方法の検討を予定しております。令和5年度までに、今年度の調査結果を踏まえた維持管理計画を策定し、演習場内に点在する普通河川の適正な維持管理を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、鳥獣被害防止対策についての5点の御質問にお答えさせていただきます。鳥獣による農林水産業に係る被害防止、農山漁村地域の振興に寄与することを目的として、平成19年12月に、鳥獣による農林水産等に係る被害防止のための特別措置法が制定され、国が作成する被害防止施策に関する基本方針を踏まえ、被害防止施策を総合的、効率的に実施するため、平成22年度に第1次計画を策定し、令和4年度からの第5次計画を策定したところです。まず1点目の、作物別の被害面積、金額につきましては、ふらの農業協同組合において、農家の方から被害面積、金額を自己申告していただき、集計したものとなります。次に、2点目の、エゾシカの生育頭数の管理につきましては、北海道が制定する北海道エゾシカ管理計画をもとに、北海道が設定した市町村捕獲プラン目標数に基づき、ここ3か年の最大捕獲数である145頭を捕獲目標としたところです。被害防止策としましては、上富良野鳥獣被害防止対策協議会より、希望する農家の方へ、鹿被害対策用電牧柵整備事業を実施しているところです。次に、3点目の、アライグマの捕獲従事者の確保につきましては、従事者は原則として鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づくわな狩猟免許を有する者としており、猟友会在籍者で免許所有者6名の方へ従事者証を交付しています。ただし、防除を実施する主体ごとに技術講習会を開催するなど、適切な捕獲と安全に関する知識及び技術を確保できる場合には、免許非所有者も含むことができるようになっていることから、昨年度、アライグマによる被害が出ている事業所から要望があり、そこに従事する方8名へ講習を行い、従事者証を交付したところです。アライグマの捕獲については、捕獲効率の向上のため、農業者の方へ防除従事者登録について啓発活動を行い、従事者数の増加を図ってまいります。次に、4点目の、国の被害防止総合対策交付金による大規模な柵の整備につきましては、平成25年度に有害鳥獣対策協議会から、鹿柵整備案を計画し、説明会を実施したところですが、高額の事業費による多額の費用負担や維持管理の点などから、地権者、一部地域の理解が得られず、断念した経緯があり、電気牧柵の整備を行っていくこととしたところです。次に、5点目につきましては、本町においては、市街地において熊が目撃されたという事例は発生していないところですが、清富地区、日新地区、東中倍本地区の山林との境界にある畑には、毎年、熊が出没し、農作物の被害が発生しているところです。現在も生息を確認している3地区においては、被害の拡大防止のため、箱わなを設置しておりますが、第三者に無断でわなを操作された事例は報告されていないところであります。今後もヒグマの駆除については、農作物被害に対し、鳥獣被害防止計画に基づく捕獲を進めていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 3番 髙松克年

23年に防衛局より町に対しての情報ということがあるのですけれども、その中で、地域の人たちとの具体的な話し合いの結果、この地域が決められたのか、それとも、防衛庁の、上に書いてある学識者の意見による、もとのそのまま町は引き受けて、地域の人たちに説明会をなし、これを決定したのか、このことについてお伺いしたいと思います。地域の説明会に、その地域の決定が生きてきたのかというところを教えてください。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。経緯については、先に素案が示されて、その後、町及び住民に対して、防衛局のほうから説明会と意見聴取がありました。その場で素案に対して地域拡大を要望して、終わっております。その後、防音地域が決定するわけなのですが、こちらのほうは、防衛局が北海道のほうに通知をして、北海道が公告して、そこで完結するものでありまして、結果的に素案がそのままといいますか、公告されたのですが、一応素案がそのまま公告されましたが、住民の意見というのは届かなかったのですが、そこに説明会を開いてもらって、地元の意見をしっかり述べたということは事実として、記録として残っております。以上です。

質問 3番 髙松克年

それで、住民の意見は取り入れられないままに決定され、それを町は、その決定に従ったというような形になると思うのですけれども、幾ら説明会を開いても、その辺についてはどのようなそのときの取組をなされたのか、分かりますか。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。防衛局が北海道に通知して終わり、北海道に報告して終わりなので、町がそれを認めたとか、そういう余地がないのです。そんな中で、意見交換会等でも、対象地域の拡大を要望していましたので、その地区が、防音の地区が決定した後も、毎年、防音地域の拡大に向けては要望を継続しております。これは上富良野のみならず、演習場の砲撃音というのは、ほかの演習場もありますので、北海道全体の基地協議会、基地協で、北海道一丸となって、その区域の拡大に向けて、ずっと要望を続けております。以上です。

質問 3番 髙松克年

そのときに、こちらからというか、住民の人たちからも恐らく出ていたと思うのですけれども、ほかの演習場とは、地勢的というか、後ろに大きなつい立てというか、になるような山を控えて、しかも谷あいの中にあるというようなことというのは、どうだったのでしょう、伝わっていたのだろうか、防衛に。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えします。素案が定められたときは、ほかの演習場も、当然、地形というのは違いますし、上富良野は後ろに山があって、反射とかいろいろあって、違うというのは、記録は残っておりませんが、音の学識者の意見が当然入っていますので、そういうことは当然、考慮されていたと推測しております。以上です。

質問 3番 髙松克年

そして、その決定資料の中で、行政地図上でいう倍本、12線北等、及び第一安井牧場というのが書かれているのですけれども、この行政上の地図上での位置関係というのは確認はされているのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。その結果、指定された地域がどこかという地図上の確認は、当然、今もできますし、当時もしていたと思います。

質問 3番 髙松克年

その中に、今でも、このいわゆる第一安井牧場とかというのは生きているというふうに捉えていいのでしょうか。それと、この東12線北という表示というのは、どういうことを指すのでしょう。我々のところでいえば、20号とか、19号とかいうような数字が入ると思うのですけれども、これで行政上の地図の上で決定されているというのはどういう意味合いを持つのか。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。防音の地域が、あくまでもといいますか、局より示されたのは、地図で示されて、十何線北とか、安井というのは、行政の地図を見て、後から名前を説― 22 ―明としてつけたもので、実際に示されたのは地図、防衛局から示されたのは図面です。

質問 3番 髙松克年

我々、地域に住んでいる者としては、12線北というと、13線があるとすれば、それの半分までと、両方お互いに取り合ってというふうに考えるのですけれども、それからいうと、この表示の仕方というのは、12線北側、号はないわけですから、それを境に、両方とれるということなのですけれども、それは上端の250メーター、何というのですか、東と言えばいいのか、そういうようなことでとって、その線引きをしたときにこの表示がされているのかどうかというのは、確認はとれているのだろうか。

答弁 総務課長 北川徳幸(総務課長は2024年3月まで)

ただいま髙松議員の、住宅防音地域の指定の問題ですけれども、基本的には、先ほど町長も述べましたように、地図上において、実は線が引かれております。それについては、平成24年に、地区協議会の皆さんを対象に説明会をさせていただきまして、地図をもって説明しているところです。ただ、表記的には、今、議員言われたような表示で指定されているというような現況になっているという状況でございますので、地区の方については、その区域については理解しているものと思っています。以上です。

質問 3番 髙松克年

今言うように、言われていることと、実際に地図上に引かれている線が、今言うようなことの地番というか、言われている表示の東12線北というのに合致しているのかどうかというのを確認とっているのだろうか。誰が確認しているのか。地域の住民の人たちも本当に確認しているのだろうか、その言われている地番というか、表示されているところについて。指定されているところの人でも、本当に30メーターぐらい違うだけで、指定から外れていると言ったら語弊があるのかしれないのですけれども、12線から、片方は確かに30メーターぐらいのところ、それよりかえって演習場に近いところが、改良工事がされていないという家があるのですけれども、それ、それぞれの人たち、分かっているのだろうかと思って、今になってみれば。

答弁 総務課長 北川徳幸(総務課長は2024年3月まで)

髙松議員の御質問にお答えいたします。今、議員が発言されている東12線北というような表示につきましては、今の段階で、おられる人が、具体的にどこかというような、そういうことは別にいたしまして、先ほど説明したとおり、地図上において、はっきり線を、この区域ですよというふうな地図を明示して、説明会を地区の方に行っておりますので、それは私どもは理解していると認識しております。

質問 3番 髙松克年

そこが、町側のいう、地域を分断させてしまっているという意味合いなのかどうなのか。分断させているというのは、東中の地域とか、日の出の地域とか、旭野地域とかということを分断させているというふうに認識したらいいのか、その辺についてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。町は、北海道防衛局のほうに、住宅防音の線が、倍本地区を、倍本というのは一つの昔から歴史ある地区なのですが、それを12線で線を引いたことによって分断されているということで、そういう線の引き方は、当時はそうされましたけれども、それ以来、毎年、先ほどの防音区域の拡大と一緒に併せて、本来、住民会として、歴史的には地縁がある団体の真ん中に線を引くのはやめて、一体的に扱ってくれというふうに、要望は毎年させてもらっています。以上です。

質問 3番 髙松克年

そしてまた、不思議なことがあるのですね。モニタリングポストのあるところが、以前は倍本というふうに表示されているのが、いつか、どの時点で変わっているのか分からないのですけれども、今、東12線北に変わっているのです。その辺についてはどういうふうに捉えているか。

答弁 総務課長 北川徳幸(総務課長は2024年3月まで)

3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。ちょっと今の時点では、前の経過、倍本というような表示といのは、ちょっと私どもの資料の中では確認できていない状況でございます。それで、今の状況は、東12線北というようなところにモニタリングポストがあるというふうに、記録上、残っておりますので、ちょっと過去のそこら辺の経過については、ちょっと承知していないところでございま― 23 ―す。以上でございます。

質問 3番 髙松克年

それは防衛のほうから、今言われた、町へももちろんのことなのだけれども、地域へもわたされているというか、回されている、騒音の月々の集計がありますよね。それの表示が変わったのですよ、途中から。それで聞いているのです。地番に関してから、それが変わっているが、なぜ防衛施設がそれを変えてきのかというのが分からないのです。それはどうしてでしょう。聞いていますか、そのことについて。

答弁 総務課長 北川徳幸(総務課長は2024年3月まで)

すみません、3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思いますが、そのような名称変更がいつになったとか、そういう部分については、私どもは聞いていないところでございます。

質問 3番 髙松克年

理由も分からないというふうに捉えていいのですね。分かりました。

質問 3番 髙松克年

続いて、今の状況としては、この地域の問題としてですけれども、要望活動なども行っているし、御理解をいただきたいというふうに御答弁いただきましたけども、要望活動がどのように実を結んでいるか、それの結実というか、それはやはり地域の拡大をどのようになさせたかにかかってくる。さっき言ったような、本当に森の中にある家だから、特定できていなかったというのは、それは本当にそれこそ何で調べたのという話になるわけで、そういうことからしても、おかしなことが現実の問題として起こっていることなのか考えても、しかも、砲撃音の拡大が体感されるような状況の中で、協議会の中でも全体の中でも問題視される、もうそんなレベルにあるということは、先ほど言ったとおりなのですね。ですから、その辺についてはどのように考えて、要望活動をしているのか。そして、ここでどのように地域の人たちが理解すればいいのか、教えていただきたいと思うのですよ。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。砲撃音は、先ほど私も述べさせていただきました。年によって、訓練内容によってバラツキがあって、そういうふうに身近に大きくなったり、感じる年もあるかと思います。これらのことについては、やはり防音の基準が81デシベルというふうに決まっておりまして、それを、これは上富良野だけではございません。道内の演習場も全てそれが適用されて、81デシベルというのは、なかなか砲撃の音は気になると思います、住んでいる方は、80デシベルを上回らなくても、相当大きい音なのだろうかと思いますが、それらを十分考慮して、基準を下げてほしいというのは、演習場を抱える自治体が加盟する、北海道の基地対策協議会、全道上げて、防衛局に、また、防衛省に訴えておりますが、なかなかこの基準が、基準を上富だけ下げるというわけではなくて、やはり全道、全国一遍に下がりますので、なかなかこれは実を結んでいないという結果になりますが、諦めることなくといいますか、継続して、またほかの関係団体と協力、情報交換をしながら、粘り強く要請、要望を続けていきたいと、そのように考えております。以上です。

質問 3番 髙松克年

2点目に入りたいのですけれども、砲撃音の測定モニタリングポストの管理についてお伺いしたいのですけれども、防衛局は年2回、現地確認をしていると。町においても、定期的に目視で観測環境を確認していますと言いますけれども、このモニタリングポストが1年半以上、曲がっていたというか、歪んでいたのを確認しているのだろうか、これで。この間、ちょっとそれで、そのままであるから、どうなのだろうと思って電話をかけたのですけれども、そのときに、向こうでも確認していないという返事が返ってきたのですね。そういうこともあって、これ、本当に曲がった状態で、どこで我々は音を受けているかは知らないけれども、例えば水平面を向いているのが曲がっていれば、どっちかの面は、どういうふうにとっているかは分からんけれども、受けている方向が違えば、音の走るというか、行く方向というか、それらに向けて、本当は水平にしていると思うのだけれども、そ― 24 ―れが十分に捉えられていたかどうかというのが疑問なのですね。その辺についてお伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 北川徳幸(総務課長は2024年3月まで)

ただいま3番髙松議員の、モニタリングポストの維持管理の関係の御質問ですが、議員、今御発言のとおり、議員のほうから、モニタリングポストの支柱が曲がっているということで御連絡いただきましたので、これについては、防衛局にすぐ連絡いたしまして、確認したところ、曲がっていても、音の受けるには特に問題ないということでしたが、改めて近くに枝木がちょっと生えていましたので、それについては、先月の末ですか、伐採させていただいたところです。これからも、町としても、ポストについては定期的に目視により点検を続けていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

質問 3番 髙松克年

地元の人たちもずっと見ていて、いつ直るのかなと思っていたんだ、ぐらいのことで、余り気にしていなかったと言ったら語弊があるけれども、でもあれ、周りの木が、多分、暴風というか、山から吹きおろしてくる風か何かでたたかれてというか、周りの木がいおっていて、ちょっと分かるかどうか知らない、いおるという言い方をするのですけれども、曲がって、そしてモニタリングを、多分、たたいたということなのだと思うのです。そういうような状況にあるので、ぜひこれ、また余り地元の人たちに、何もやらないんだ、あいつらと言われるようなことがないように、しっかり、職員さんも1人抱えているわけですから、よろしくお願いしたいと思います。返事はいいです。次に、令和3年以前にも、多くの砲撃音や大きな騒音を測定したことがあるというように町は認めていながら、残念ながらそれに対して、自分が質問していることに、年々、回数が多くなっているのではないというような言い切りをしているのですけれども、それについては、どういうふうに考えてこの言葉を使っているのか、教えてほしいのですけれども。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。問い(4)の、騒音は年々、確実にレベルが上がっているというふうに、そうではないですよというふうに、年によって、髙松議員おっしゃったように、過去に大きい音もあったり、コロナのときは演習が小さかったり、年によってばらばらですというふうに町は認識していますということで述べさせていただきました。以上です。

質問 3番 髙松克年

実際に測った数字の中で、今までには記録をしたことがないような、先ほども言いましたけれども、84.1デシベル、これは地域を特定するときにB指定に入るぐらいの騒音なわけですよ。そういうことがあるのに、そういうふうに言い切っていいのかどうか。地元の人たちが聞いたら、おい、とんでもない話でないかという話になると思うのです。ですから、やはりそういう事実があるということは、この数字が示してくるわけで、その数字を、町も持っていれば、地域の人たちも持っているわけですから、見れば分かるわけですよ。先ほども言ったように、砲撃が500回とか、1日に。500回の砲撃というと、どのぐらいだと思いますか。町長も爆破処理とか師団の砲撃訓練を視察したことがあるかと思うのですけれども、昨年、7月の10日、8月の25日、これは相当大きな演習で、1日に、7月の10日は505回、そして8月の25日、これは僕らでもよく理解できないぐらいの、4時から4時半ぐらいまでの間、本当に谷がうなるというのですか、ウォーンと音がして、音が出られないと言ったら語弊があるのかもしれないのですけれども、何せ砲撃した煙ですら、あの周辺に漂って、そして、しかもその砲撃の回数が1秒に1回というのではないぐらいの砲撃をするというぐらいの音だったのです。自分もあそこの家にいたのですけれども、実際に家の中にいても息苦しくなるというか、もちろん外へ出ることは可能だというふうには自分でも考えなかったのですけれども、それが演習が終わると、本当にそれこそそこから解放されたというように、射爆に使った火薬の煙というのですか、どういうふうに言えばいいのか分からないのですけれども、それが本当に見事に立ち上がっていく、そこの森から、うねうねと。不思議な光景にあったのですけれども、そういうような大きな音の中で、そのときはたしか73.6デシベルぐらいの記録だったのですけれども、そういうことが実際にあるのですよ。その中で生活している人がいて、それも上富の住民です。多分、みんな税金も納めているし、固定資産税も納めているし、きちっとやっぱり町民としての責任は果たしていると思うのです。そういう人たちに対して、どういうふうに考えているか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。― 25 ―先ほどの回答と重なる部分もあるかと思いますが、基準値の80デシベルより大きい音が何回かあると。では81デシベルを下回ればいいのかと、町はそういうふうには考えておりません。それを、その中で生活している人たちの声として、やはり基準値をもうちょっと下げてほしいという要望は、24年の防音区域の決定から、引き続き要望は行ってきているところであります。以上です。

質問 3番 髙松克年

次に、モニタリングポストの位置のことですけれども、地元の協議会のほうから、予算的措置もしたのにも関わらず、取り下げがあったということなのですけれども、これはどういうことなのでしょう。この文面の中で、防衛庁においても予算措置をしていただき、移設することで準備を進めていたところ、その後、協議会において調整する中で、移設しても指定区域の拡大につながることは難しいということで、諦めたというようなことなのだけれども、それはどういうことなのか、ちょっと聞かせてほしいのですが。

答弁 IT・組織機構担当課長 宮下正美

3番髙松議員からありました、モニタリングポストの移設の関係のお話でございますが、当時の経過、ちょっと私、担当しておりましたので、私のほうからその経過を説明させていただきたいと思いますが、この関係につきましては、恐らく髙松議員も、当時、知っているかなというふうに、違う場でもお答えをさせていただきましたが、当時、それまでの中で、いわゆるポストの位置、今あるところをぜひ移設をして、変な話ですけれども、もう少し音のとれるところに動かしてほしいというのが、地元のところからずっと要望があったところでございます。今言った、地域の拡大に向けた施策の中で、そういうこともできないのかというような御意見をいただいたというところでございます。そちらにつきましては、町のほうも受けまして、防衛局のほうとも相談をしながらやっていたところでございますが、移設をするとしても、かなりの費用がかかるので、局のほうもそう簡単にはということでありましたが、毎年、要望しておりましたので、平成2年の国の予算の中で、移設をしてもいいよということで、予算づけをしていただいたところでございます。ただ、移設するとなって、どこかに移設をしなければならないので、それまでどこに移設をするのかということも地区のほうと協議をさせていただきましたが、なかなか民地、あそこは農地でございますので、どこかそのために土地を買ってとか、そう簡単に動かせるものではないので、きちんとした場所を決めて、そこに永久的に置くような形になるので、結果、候補地としましては、倍本会館のところがいいのではないかと、これはうちが決めるというか、うちといいますか、町と協議会のほうで決めて、土地も一応町有地なので、税金等も関係ないですし、距離的にも少しどうかなと思いましたけれども、ということで話を進めていて、予算もついたので、最終的にそちらのほうにでは移設をということで話をしていた中で、具体的に事業を始めるに当たって、最終確認ということで、協議会さんのほうにそのお話をして、そこでOKが出れば、地元のOKが出れば、事業を進めていただくということで、うちから協議会さんのほうに最終確認をさせていただいたところでございますが、結果、その協議会の中でどういうお話がされたというのは、ちょっと私ども、結果しか分かりませんので、どういう皆さんのやり取りがされたというところまではお聞きをしておりませんが、結果、協議会の協議の中で、今の箇所から移った箇所も、なかなか交通の便とかが、皆さん使ったり、いろいろなトラクターが通ったりするような箇所なので、そういうこともどうかなというようなお話もあったそうですけれども、あと、距離的にも、私どもも、今あるところより近づいても、音が大きくなるのは当たり前なので、それだと、区域を拡大する理由にもなるのかなというような懸念もしておりましたが、結果、移したとしても、すぐエリアが大きくなるという保証もないというようなことを種々検討されまして、結果として、倍本会館のほうの移設については行わなくていいということで、うちのほうに返ってきましたので、それを防衛局のほうに伝えたのですけれども、子どものお使いではありませんので、向こうは数千万円単位のお金を、国の予算をとっていますので、口約束では駄目ですということになりましたので、地域との協議の結果、移設については取り下げをしますということで、局のほうに答えを返して、その時点で移設はなくなったということでお話をしまして、結果、そのときに、地域の代表の方とも、当分の間は、こういう結果になったので、もし移設をしたいというふうな要望があっても、国のほうもすぐは動けないということも御了解してくださいということで、地域のほうからそういう御意見をいただいたということで、今に至っているということなので、当時、勝手に局が決めた、町が決めた、地域の誰かが決めたということではなくて、手続をとりながら、最終的には、当時、移設はしない、当面は今の箇所― 26 ―で騒音の測定をするということで、三者で確認をして、今に至っているということで、御理解いただきたいと思います。以上です。

質問 3番 髙松克年

5点目ですけれども、演習場の防災、治水治山の整備についてですけれども、これも皆さん見て分かるとおり、あの中を中小河川が流れていて、3本の大きな川が集水するような構造になっているわけで、これが暴れると、下のそれぞれの地域の人たちに大きな影響を及ぼしている現状にあるわけです。ぜひ適正な管理ということをうたっていますけれども、内部の中小河川の改修なども含めて、ぜひ強力的に進めていただきたいというふうに思います。それは答弁要りません。次に、2点目の、鳥獣害についてお伺いいたします。まず1点目の、作物別の被害の面積と金額なのですけれども、自己申告に任せているような状況の中で、果たしてこの100ヘクタール、3,000万円が正しい数字なのかどうかというのを、ある一定のやはり基準を持って調査しないと、正確な、例えば反収との見あいとか、そういうものが出てこないのかなと思うので、ぜひ改めることができるのであれば改めてほしいなと思います。これ、農業振興計画の中でも、維持の拡大に、課題の中でも鳥獣害というのは6番目に挙がっていて、また、生産性の向上に必要なことの7番目にも鳥獣害の対策が必要だということが明記されていますから、ぜひこのことのルール化も考えてみたらどうかというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番髙松議員の御質問にお答えいたします。現在の集計方法についての御質問かと思います。先ほど答弁させてもらったとおり、農業協同組合が農家の方から自己申告をいただいているところなのですが、今後につきましては、いろいろきっちり調べた正確な数字が必要であれば、議員おっしゃるような調査の方法を変えたり、正確な数字を出す必要があれば、そういうことも検討していかなければならないのかなというふうに考えております。野生の動物の食害は、計画にも載っているとおりで、非常に大きな問題ですので、鹿、アライグマにつきまして、猟友会を中心に頼んでいるところなのですが、こちらのほうも、高齢化といいますか、なかなか問題を抱えておりますので、ここら辺を併せて、電牧策、猟友会、ここら辺も併せて、大きなといいますか、広く対策を考えていかなければならないものと認識しております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる