みんなの議会

本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

まちづくりは人づくりを掲げてきた成果

2018年6月14日、本別町議会の一般質問で、小笠原良美議員が「まちづくりは人づくりを掲げてきた成果」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
小笠原良美 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 小笠原良美

〔登壇〕議長のお許しをいただきましたので、通告をしております、まちづくりは人づくりを掲げてきた成果についてということで質問をさせていただきます。髙橋町長は、平成9年9月に町長に就任以来、まちづくりは人づくりを掲げて町政運営に取り組んでこられましたが、その成果についてお伺いいたしたいと思います。まず、町長は、まちづくりはまず人づくりが大切と、就任以来、取り組んでこられたと思っております。就任から5期20年が経過したところですが、髙橋町長が最初に思い描いたまちづくりのための人づくりを今の時点でどのように評価されているのかについてお伺いしたいと思います。続きまして、元役場職員が起こした不祥事が発覚以来、多くの町民の皆さんは、行政に対する不信感や不満を持たれてきたと思っております。私は、今なお町長の思いと町民の皆さんの気持ちに乖離があると考えております。そこで、今後、さらに信頼回復に努め、役場職員の皆さんはもとより、町民の皆さん方とも、本別町の未来について、本音で話し合いのできる場を多く設け、子どもから高齢の方までが夢を持てるまちづくりが望まれていると思いますが、町長の考え方をお伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕小笠原議員の、まちづくりは人づくりを掲げてきた成果についての御質問の答弁をさせていただきます。御質問にありましたように、私は平成9年の9月に就任させていただきまた。何と言っても、それぞれの本別の歴史の中で、どこの町もそうですけれども、特に本町は、まちを思いやる、やっぱり人づくり、本当にまちづくりは人づくりという基本的な原点を大事にしながら、常にまちづくりは人づくりであることをあらゆる機会を通じて町民の皆さんに訴えをさせていただきながら取り組みをしてきたところでもあります。現在、第6次の本別町総合計画でありますけれども、まちづくりを推進していくさなかでありますが、計画書の見開きにも表記をさせていただきましたけれども、かつて経験したことのない大幅な人口減少と少子高齢化の時代を迎えておりますので、経済の悪化や金融不安を抱え、地域主権といった国と地方のあり方が大きく変貌を遂げています。このような状況の中で、ともに学び、また、支え合い、活力のあるまちづくりを基本理念に、その具体的なまちづくりは、町民の皆様がみずから新しい公共の担い手としてまちづくりに積極的に参加をし、町民一人一人が主役となる、このことによって実現されるものだというふうにそれぞれ訴えながら今まで取り組んできたところであります。これまでの人の営みの全てを、まず生涯学習として捉える活動によりまして、平成12年には口蹄疫の擬似患畜が発生し、また、その前の年には、本当に町民総出でボランティアいただきました大雨災害で、河川敷、また、町内が大変な被害を受けたときに、河川災害の敷地の整備、さらにまた、暮らしの中で、時代の変化とともに衛生の管理、特に17種類にも及ぶごみの分別収集や、また、自治会や各種団体による路側帯等の植栽や、また、花壇の整備、また、子育て家庭や高齢者などの見守り支援、さらには、町民の皆様が参加する講演会の終了時での後片づけなどなど含めて、自主的に町民の皆さんが、まさに自分の町は自分たちでつくるという、その理念がしっかりと根づいてきた、まさに物質的な豊かさ以上に内面的な豊かさを求めた中で、町民の皆さんが生涯にわたって学び、自発的にまちづくりに参加していただく環境が着実に根づき、本当に自治会を筆頭にしながら、自治会長さん方が先進的に牽引をしていただいたおかげで、魅力ある本別を次代につないでいくことのできる下地ができてきました。まさに町民力の成果のおかげであるというふうに、ここのところは私どもも確信をさせていただているところであります。今後もまちづくりの原点は人づくりであるとの信念を貫きながら、現有する諸課題について、町民の皆さんとしっかり共有させていただいて、主体的なまちづくりへの参加をいただきながら、ともに支え、安心、安全に暮らせるまちづくりの実現に努めていきたいと思っています。次に、2問目の、本町の未来について、本音で話し合いのできる場を設け、子どもから高齢の方まで夢を持てるまちづくりについてですが、不祥事に関し、町民の皆様と私の気持ちに乖離があるうちは、信頼回復がされたこととはなっていないというふうに私も考えております。一日も早く、町民の皆様と同じ気持ちで、同じ目線でまちづくりを進めていくことができるように、また職員と一丸となって取り進めていくことを改めて申し上げさせていただきたいと思います。その入り口となります町民の皆様との対話の件でございますけれども、町民の皆様にとって、日常生活における町政に対する御要望や御意見は、それぞれ暮らし、ライフスタイルの変化や多様化により、年々複雑化して、高度化している実態にあるというふうに思っておりますが、自由闊達に意見を交換できる場を積極的に、また出かけながら、職員一丸となって、また、町長がおじゃましますの取り組みを継続しながら、総合計画を初めとする各種まちづくりの指針となります計画の策定に、また、専門的であり、意見交換ができる分野をさらにまた拡大をしていかなければならないと思っています。その一番先には、私どもが取り組んだのは、まず自分たちのまちは自分たちの手で、町民の皆さんに、第1回目の私どもが就任させていただいたときの総合計画は、町民の皆さんが、白紙諮問で、全て町民の皆さんに手づくりでしっかりと町の総合計画をつくっていただいて、それ以来、各ボランティア活動、そしてまた、各団体の活動に積極的に参加をいただきながら、それぞれこのまちづくりをここまで引っ張っていただいた、そのことであります。何よりも、やっぱりそこに参加をいただいた、そして一人一人の町民の皆様の、まさに町民力の意識の高さに心から敬意を表しながら、その思いをまたよりどころとしながら、これからもしっかりと町民の皆さんが願うまちづくりに、そして、御質問ありましたように、町民の皆さんと、残念ながらこの不祥事をまた境にして、気持ちに乖離があるということも含めて、しっかり受けとめながら、一日も早い信頼回復を含めて、まちづくりにみんながまた元気に、笑顔で邁進できますように、そして、次の時代を担うそれぞれの若い世代、子どもたちが、この本別でしっかりと住み続け、頑張りつづける、そういうまちづくりのために全力を尽くしてまいりたいと思っています。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

質問 7番 小笠原良美

ただいま町長のほうから答弁いただきましたけれども、私も町長と同じように、町長が就任されて、前半のころは、本当にまちが一体となって活動、まちの運営に取り組んでいるということは実感をさせていただいてきたというふうに思っております。おっしゃられたように、12年の口蹄疫の擬似患畜のときなどは、まちを挙げて取り組んできたというふうに思っておりますし、それから、開町100年の年にも、子どもから高齢の方々まで、みんなでお祝いをしたというふうに思っております。その後に起きました水害においても、大方の方が河川敷に集まって、石を拾う、木の枝を片づけるなどの作業をしている姿を見たときに、本当によかったなというふうに思っておりました。その裏を返すと、最近はどうなのというところに立つわけですけれども、私は、最近、役場を退職された方、ここ10年ぐらいの間に、正規の定年でなくて、定年を少し残しておやめになられた方々がどのくらいいるのかなというのをちょっと調べさせていただきました。それは勧奨退職をされました方が、この10年くらいの間、課長が3人、課長補佐職が3人おられます。おやめになるのは、それぞれが理由があっておやめになるということは承知はしておりますけれども、せっかくこの町をよくしよう、みんなとともに手をとってこの町で生活をしようという思いで役場の中でお仕事をされてこられた方が、定年を前にやめられたということは、私は非常に人材の損失だったのではないかなというふうに考えているところがあります。何年残されておやめになったかということは、細かくはお聞きしていませんのでわかりませんが、その辺のところが一つ。それから、もう一方で、自己の都合によって途中で退職された方々もたくさんいらっしゃるというふうに見せていただきました。一部挙げますと、看護師の方が11人、医師が9人、保健師さんが5人、臨床工学技士さんが3人、ほかにも合わせますと10年間で44名の方がおやめになっているそうです。これは、おやめになったということの裏を返せば、本別に来て、本別の中で仕事をしてくれようとしていらしてくださった方々だというふうに捉えるべきだと思います。そうしますと、年間にすると4人強の方がおやめになっていったということになりますので、せっかく本別で働いて、本別の住人になりたいと思っていらした方々が、途中でやめられたということは、これもやっぱり大きな人材の損失につながったのではないかなと。そういうところを、どんなことがあってそうなったのかということは、御本人に聞かなければわからないところもありますけれども、やっぱり本別町に来ていただいた方を本別町で育ててというと語弊がありますけれども、皆さんと一緒にやっていただけるというところに立てるような状況をつくっていくということも必要なのではないかなというふうに思います。ですから、今後、そういうことが起きたときに、なるべくそういう対応ができるようにしていくべきではないかというのがまず一つ。それから、町長も今、御自分でお話しされましたけれども、この間、信頼を失っている部分があるというところですけれども、2月7日に税金の不適切処理の問題について体育館で説明会をなされました。そのときに、多くの皆さんが非常に厳しい御意見を述べておられましたけれども、そのことを受けとめて、どういうふうに思われたのかなということが、あの場ではお答えになっておられませんでしたので、その辺のところが、私が二つ目に上げております、町民の皆さんと町長のお考えに乖離があるのではないかというところが、私はその辺にどうもあるような気がしますけれども、その辺についてお尋ねをしたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

定年前に退職される方がということをお話しされましたけれども、これはそれぞれの事情があることももちろんでありますけれども、私どもはもちろんせっかくの仕事ですから、特に本別のまちづくりにかかわっていただいて、最低限、やっぱり定年までは働き続けてほしいというのは私の願いであります。でも、それはその中でのいろいろな事情の中で、個々それぞれケースがありますけれども、それはそこも含めて、やめるから全然対応もかかわりもないということでなくて、それぞれ一定のお話をさせていただきながら、これからの行く道もちゃんと聞きながら、そういう退職にいったということであります。また、現場のほうにつきましては、それぞれ医療の関係者含めては、本当にそれぞれの、逆に言うと、ここを退職して、また次の人生、またそこに道が開けるという、そういう立場にもある人もたくさんいますし、また、特に医師などは、それぞれ大変な苦労の中で招聘をさせていただいても、どうしても退職せざるを得ないというような状況の中にもありました。それは私のほうが逆に大変な、残念なことだなというふうに思いながらいたことも中にはありますけれども、いずれにいたしましても、私どもの願いは、本当にともに、ただ医療だから、また、福祉だから、それぞれ一般事務だから、ただやるということでなくて、一緒にこのまちづくりをさせていただければと、こういう思いでそれぞれ職員として一緒に頑張ってきたところですが、このような状況になってきたということも現実としてしっかり受けとめながら、この次、また仕事をしていただく立場の人たちには、少しでもこの状況を長く働き続けていただけるように、また、ともにまちづくりをやっていただけるように、それぞれ対応していくということで努めさせていただきたいと思います。これは私どもだけ、1人でできることでありませんから、職員一丸となって、そのような職場環境、また、そういうような条件を含めてしっかりコミュニケーションをとりながら、それぞれの部局の和を図りながら頑張っていくということの大切さを、みんなで常に今、職員の皆さんにお願いしながら努力させていただいているところであります。また、2月7日の報告会については、厳しい意見を出されたことは真摯にもちろん受けとめておりますし、前段、私どもも、この不祥事についてのおわびを申し上げましたけれども、なかなかそこはその時間の中で、また、あの場所の中で、御理解もいただけなかったということは、逆に私どもの対応の、また、不徳のいたすところでありますから、これは本当に起こしてしまったことは消すことはできませんけれども、この起こったことの重要性をさらにまた認識をしながら、本当に信頼回復、絶対に二度とこのようなことが起こらないように、本当に信頼を必ずいただけると、こういうようなことも含めて、日々努力させていただきながら、一日も早い信頼回復に向かって、それぞれ行動の中で示していくということで、これも私どもも関係職員一同、一丸となって、町民の皆さんの信頼回復に努めていくということであります。そのことについては、私は本当に責任者として痛感をしながら、町民の皆さんの怒り、そういうところもしっかりと受けとめさせていただかなければならないということを再度現実として受けとめさせていただいて、今、この答弁の中でまた申し上げさせていただくと、こういうことになっているところでありますので、またそのことについてはしっかりとこの思いを大事にしながら取り組んでいきたいなというふうに思います。以上であります。

質問 7番 小笠原良美

最初に伺いましたところですけれども、町長もおっしゃるとおり、私もそれは存じているつもりです。御自分の都合でおやめになられる方ですから、どうのこうのということにはならないと思います。しかし、おやめになられても、本別町民でいてくださることはかわりないと思うのです。私はそういう方々も、一般的に定年で退職される職員の方々も含めて、やっぱりまちづくりに実際に取り組んで、先頭を切ってやっていただいている方もおられますけれども、なお一層、そういう方たちの協力をいただきながら、少子高齢化していくわけですから、まちづくりに協力をいただきたいというようなことを機会あるごとに伝えながら、一緒になってまちづくりができていけばいいのではないかなというふうに思いますので、そのところをもう一度伺いたいということと、それから、町長は、この不祥事以降、言葉の中では一生懸命おっしゃっておられるのはわかります。だけど、いまひとつ、町民の皆さんに私は届いていないというふうに、しつこいようで申しわけありませんけれども、私はこれからのまちづくりに精魂傾けてやっていただけるということは、町長が行なっていただけるというふうに思っておりますが、なかなか1回開いた思いをまたもとのように修復するというのは難しいところがあるのですけれども、私はぜひともそのことを行なっていただかなければ、町民の皆さんと一丸になったまちづくりというのはなかなか厳しいのではないかなというふうに思うところがあります。それは、町長が、大変失礼ですけれども、最初に町長になろうと思ったときの気持ち、初心をもう一度思い起こしていただければ、私は必ずや町民の皆さんはそのことを理解して、一緒になってまちづくりに取り組んでいただけるというふうに、私は自分では思っているのです。ですから、ぜひとも、町長に向かってこういうことは大変失礼だというふうには思っておりますけれども、失礼を承知で、ぜひとも今少し関係がうまくいっていない町民の皆さんと一緒に手を携えて、今後の本別町のまちづくりに取り組んでいただくために、そういう気持ちになってこれからの町政を担っていただけないものかというふうに思いますけれども、その辺について伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

早期退職した大事な人材とまちづくりということですが、それは私も望むところでありまして、少ないと言いながらも、本当に数十年間、本別のまちづくりに携わっていただいて、内部的にはそれなりの立場にまでなっていただいて、職員を引っ張っていただいて、住民の皆さんと大事な融和を持ってきた職員ですから、経験も実績も十分な職員の方々が、本町でまだこうして頑張っていただいているのですから、それは本当に力を借りたり知恵を借りることは、当然私も大事なことですから、ただ、そのことにしっかり応えていただけるような働きかけも含めて努力していかなければならないだろうし、また、協力もいただけるようにしていかなければならないなというふうに思っておりますから、その辺については、それぞれ自治会の活動など含めても、たくさんの御支援もいただいていますし、また、まちづくりにも直接またしっかりと御協力をしていただくように、また、大事な人材を、さらにその力を発揮していただけるように、これは御質問のとおり、しっかり対応させていただければなというふうに思っています。また、言葉だけで思いが届いていないと言われたら、これはもうどうしようもないことなのですけれども、でも言葉としても言い続けなければなりませんし、また、時間もかかるかもしれませんが、私の思いは常に、御質問にありましたように、もちろんこれは今までもずっと言われることですが、やっぱり初心を忘れてはならんぞと、このことはしっかりありますから、そして、偉い人になることないぞと。尊い人にしっかりなれと、この言葉も最初から忘れないように、そのように肝に銘じながら、これも努力させていただきながら全うしていかなければならないというふうに思っています。大事な本別町の歴史の1ページ、1ページを担っていくまちづくりでありますから、その思いをしっかりと受けとめて、今の御意見もさらに肝に銘じて、しっかり取り組んでいきたいと思いますので、またいろいろな場面で御指導も、また御支援もいただきながら、しっかり取り組んでいって、やっぱり本別ここにありと、みんなが本当元気の出る、本別でよかったなと言っていただけるような本別をつくるために、しっかり努力していきますので、よろしくお願いしたいと思います。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

質問 7番 小笠原良美

終わります。─────────────────────────────────────◎散会宣告

出典:本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる