本別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
来年度以降の後期高齢者医療保険料について
2013年12月10日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「来年度以降の後期高齢者医療保険料について」質問し、町長 髙橋正夫、住民課長 千葉輝男が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫、住民課長 千葉輝男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 阿保静夫
それでは2問目行きます。2問目です、後期高齢者医療保険料の今後の状況はということでお伺いします。北海道広域連合では、来年度以降の後期高齢者医療保険料について、現行保険料に対し約11パーセント以上の増になるとの試算を示したというふうに伺っております。年金の引き下げや物価の上昇など、高齢者を取り巻く情勢は厳しさを増していますが、道や国に対して対策を町村としても求めるべきというふうに考えます。北海道後期高齢者医療広域連合の第2回定例会、11月8日に開催されたということですが、その中のこれは私が伺ったところによると事務局長の答弁ということになっていますが、来年度以降の後期高齢者医療保険料の試算について数字は変わるとしながらも、9月の段階では7万4,675円というふうに試算されました。現行保険料の11.05パーセントの大幅増という中身です。北海道の高齢者世帯の所得は、全国平均より低いというふうにされています。また、厚労省は保険料軽減の特例措置というのを今、行っているわけですけれども、これを全廃する方針を示しておりまして、段階的に縮小するとしていることから被保険者である後期高齢者への影響は計り知れないのではないかというふうに考えます。北海道広域連合としても剰余金や安定化基金というのがあるのですけれども、これを活用して、これまでも保険料の引き上げを抑制してきましたけれども、今後も道などと協議を進めるというふうになっているようです。本町においては、1,569人の被保険者、保険料の収納率は99.7パーセントという状況、これはこの前やりました平成24年度の決算資料の数字なのですけれども、そういう状況ですが、一つ目として今後、本町においてどのような影響を受けるというふうに思われるか伺いたいというふうに思います。二つ目に、後期高齢者の広域連合と町との関係というのは、ちょっと距離がある関係だというふうに思っておりますし、町長御自身も連合の副会長さんと聞いているのですけれども、副連合会長というのか、後でちょっと訂正してください。町長も責任ある立場にあるというふうに聞いておりますけれども、自治体としても道や国に対して保険料軽減の特例措置の継続や安定化基金の積み増しを求めるなどの対応が必要というふうに考えておりますので、見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
後期高齢者医療保険制度の今後の状況であります。2問目の答弁をさせていただきますが、後期高齢者制度、これは平成20年度に創設されて以来、2年に一度の見直しを行いながら今日までやっていますが、平成25年度における保険料は均等割4万7,709円と、所得から33万円を差し引きました額に10.61パーセントを乗じた所得割合を合算した額が1年間の保険料として賦課されておりまして、制度創設時から現在まで激変緩和措置として所得割、均等割に対し、軽減特例措置が設けられて今日に至っているところでもあります。また、12月6日の道議会の第4回定例会の特別委員会、また御質問にありますように広域連合の議会の中でも御質問ありましたし、事務局長から答弁をさせていただきました。これは、1点目の御質問ですが、広域連合で検討されている保険料率のアップ分に対する影響額ということでありますが、これは賦課システムは広域連合でありますが、あくまでも概算の数値しかまだ示されませんが、軽減の特例措置がないと想定した場合の計算でありますが、総体で11.05パーセント増になると仮定した場合で、平成25年度に賦課分に置きかえて計算をしますと、当初の認定額で828万4,000円、1人当たりの年間保険料は5,211円の増となりまして、また保険料の軽減特例措置につきましても廃止の方向で動いているということで、もしこれが実施されるとさらなる被保険者の負担増が生まれるということでありますから、今後は国や道の動向を注意深く見守っていかなければならないと考えております。2点目の自治体として国や道に対して財政措置を求めていく対応についてですが、今回、示されました11.05パーセントという大幅な保険料の増額と軽減措置の廃止分を被保険者に上乗せするということは、被保険者であります高齢者の方々にもその生活そのものを脅かすということにつながりかねないということでありますから、私も御質問にありますように、北海道の後期高齢者の医療広域連合の副連合長という立場にありますので、今後とも事あるごとに国、道に対しましても財政措置については強力に要請をしてまいりたいというふうに考えておりますし、その旨は先般の北海道の後期高齢者議会の中での御質問にも事務局長から答弁をさせていただいて、全国の知事会はもちろんですが、この後期高齢者広域連合の連合組織も含めて、これは強力に要請していくと、それぞれこの課題を抱えてスタートした後期高齢者制度でありますが、それぞれの負担率の軽減、9割含めて、ここまで充実してきたということはやはり、それぞれの取り組みの成果だというふうに思っておりますので、これが何とか堅持できるように今後とも最善の私どものできる限りの努力をしていくということは、私どもの役割だというふうに思っておりますので、このことも含めて答弁とさせていただきたいと思います。以上であります。
質問 10番 阿保静夫
町長、広域連合の副連合長の立場ということで、私、十分に理解していなくて申しわけないです。大変、責任ある立場にあるというのは理解していました。その上で、本別町の町長として今の答弁の趣旨で、ぜひ機会あるごとに国や道に対して支援措置等も含めて広域連合でも支援措置というか、基金の積み増しなどを求めていくような趣旨だったと思いますので、それは町村も同じことだというふうに私は思っています。それで、もう少し本別の実態を伺いたい部分があるのですけれども、先ほど申し上げたように町村は保険料を徴収するのは主な義務という形の中で事業主体というか、本家本元は道の広域連合という制度の中で動いているし、国の決めたことが直におりてきているという、非常に地方自治の本旨からいうと非常に私は問題があるのでいつも予算や決算ではああいう反対の立場をとっていますけれども、ただ、現実に動いている中で制度はこういうふうに私が住民サイドから見ると悪い方向にいきそうだということなので、町村にいる対象者の影響はということでもう少し伺いたいのですが、これは担当の方だと思いますが、北海道では先ほど町長が言ったように均等割の9割軽減、8.5割軽減、5割軽減、2割軽減ですか、そういうことで均等割部分の4,770円の部分を軽減する措置があって、僕も数字を見てびっくりしたのですけれども、北海道では29万7,000人近くの人が9割軽減なっているそうです。8.5割軽減が11万7,500何がしということで、この全体の比率に対して何パーセントかちょっとわからないのですけれども、本町も当然5割、2割という方もいるのですけれども、均等割の部分で例えば9割軽減の人が本町でどれぐらいいるのかということで、そこの部分に国はすぐ全廃するとは言っていないけれども、全廃に向けて段階的に縮小すると言っていますよね、だから当然、数年後か何回目かの改定のときに均等割の軽減がゼロになるということがあり得るのかなというふうに受けとめています。そういう面からいうと、今から町村としても、それから我々議会としても国や道に向けて地域の実態つかみながら支援措置の拡充を求めていくという部分は必要だと思っておりますし、道の広域連合も前回の保険料算定のときに10パーセントぐらいたしか上がるという算定だったと思うのですけれども、それを剰余金とか、先ほど申し上げた基金の活用で2.5くらいまで下げたというふうに聞いているのです。だから、今回はそこまで基金や剰余金がないというようなことのようなので、先ほど申し上げたように道や国に基金の積み増し等を広域連合としてもお願いしていくような方向だというふうに聞いていますので、当然、町村としてもそれは町村の立場でできることというのは限られていると思いますけれども、要望としてはそういう機会を捉えてやっていただきたいというふうに思いますし、先ほど申し上げたように9割軽減だけでもいいし、もしわかれば8.5割軽減も含めて本町の対象者とか対象額等がわかればお伺いしたいし、そのことを踏まえて事の重要性というのを私は再認識したいなと思って伺いたいので、伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
答弁させていただきますが、数字のほうについては担当のほうから答弁させていただきますが、9割軽減、5割軽減になると保険料が5倍になるという試算も出て、それのまだ細かくは決定ではありませんけれども、想定を仮の仮ですけれどもそのようなことでありますから、これだけ急激にまた元に戻す、税率戻されると大変なことになるということですから、余剰金が少ないといいながらも、最大限余剰金も活用するし、基金も活用しなければならない。ただ、賛成は余りできないかもしれませんけれども、消費税が導入されるとなると、これはやはり福祉、社会保障ですから、基本はそういう約束であったのですから、ここはやはりしっかりと対応していただくということも含めて要請項目には入れていかなければならないかなというふうに思うのです。いつも申し上げますが、国の財政はやはり1,000兆円を超えるだけの累積があるわけですから、それを考えると本当に今のこの経済含めてどうなのかなということも否めますけれども、その中での消費税となると勢い、こういうところに生きる第一線に、暮らす第一線にやはりしっかりと光を当てるということは一番必要なことだというふうに思っていますし、これは全国どこも同じですから。誰もこれは避けて通られることではありませんので、このことをしっかりやっていくことでありまして、またせっかくここまで軽減措置をとっていて、これをまた数年で何年かわかりませんが、数年で元に戻すということになると本当にもろに生活に影響するということですから、これも含めてやはり最大限の財政軽減措置は残すと、こういう趣旨のもとであらゆる余剰金、基金含めて、また新しい税の仕組みなんかがもし変わるとすれば、それらも含めてしっかり要請をして確保していくと、こういうことと努力はしていかなければならないというふうに考えております。あと数字については担当課から答弁させていただきます。
答弁 住民課長 千葉輝男(住民課長は2018年3月まで)
御質問の特例制度の関係でございますけれども、特例制度は3点ありまして、一つには均等割の軽減の部分で本来、均等割の軽減区分は所得に応じまして7割、5割、2割という区分になっておりますけれども、阿保議員おっしゃるとおりこの7割の部分を所得により細分化しまして、9割、8.5割軽減区分という特例措置を設けております。それから、所得割の軽減部分ですけれども、これにつきましては被所得者個人の所得が58万円以下、年金収入で言いますと211万円以下の方は所得割が5割軽減という特例措置が今、ございます。それからもう1点は、制度加入時に被用者保険の被保険者だった方、被保険者というのは社会保険ですとかの扶養だった方は負担軽減のための所得割は負担軽減のために所得割はかからず、均等割は9割軽減、これは2年間のみの措置と本則ではなっておりますけれども、これは5年たった今も続いております。以上が、この特例措置3点でございます。この8.5割、9割、これが本則どおり実施されますと、合わせまして756人の方が対象となります。額につきましては、賦課資料といいますか、それがうちのほうにありませんので、ちょっと間違っていたら困るので数字はお示しできないのですけれども、人数については756名程度が対象となります。これは25年度の当初で言いますと756人程度が対象となります。もう1点の被扶養者の被保険者だった方の9割軽減につきましては、これも25年度当初で、もしこれがあったとしたら140人程度が対象になるのかなということで押さえております。これら特例制度、全てが実施されますと896名の方が対象となります。以上でございます。
質問 10番 阿保静夫
新聞報道ではもう既に御存じと思いますけれども、今回は十勝管内でこのことを各議会取り上げている例があるし、理事者の方の答弁は大体、今の町長の答弁の趣旨で町村としても今、数字で1,500人くらのいうちの半分以上が影響するという中身ですよね、今の話だと。ですから、非常に大きな影響がある、マイナスな影響があるということで、ぜひ町長の立場で町村長としてもそうですけれども、十勝の町村会長の立場の、そういう今まで新聞で見た答弁の例によると本当に町長と同じようなことで、住民にとって、対象者にとって大きな影響があるから国、道に向けて要望をしていくという趣旨だったので、ぜひそのことも踏まえて、町長、ぜひ十勝管内でも同じような立場で奮闘していただきたいなと私は思っておりますので、その辺についても最後に伺いたいというふうに思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
これは広域連合はもちろんですけれども、北海道町村会としてもこれは要請をしているのです。私も北海道町村会の保健福祉常任委員会の代表となっておりますので、そういう立場もありながら厚生労働省含めて、財務省もかなり強力な要請をしているのですが、とにかくこの制度というのは、先ほどの答弁の中で申し上げましたけれども、それぞれいろいろな賛否がありながらも、これだけの軽減措置をとって、今までにないぐらいの中身としてはきちっとした中身に2年しか、答弁が課長のほうからもありましたように2年しか軽減しないというやつも今まで5年続けているということは、それはやはり大きなそういう力が働いて、現場の声というのがしっかり届いてその2年が5年、今まで継続しているということだと思うのです。ですから、それは本当にこればかりでなくて、全てが料金改定から税の改定というのがあって、どんどん負担が増していくということになれば、これは本当に生きるそのものについてかなり厳しくなってくるというような条件もあるということでありますから、そういう意味ではやはりこの制度がきちっとこれから確立していくためにもできる限りの軽減措置を含めて、これは軽減措置でなくて本筋として運用できるような、そういう制度にしていかなければならないだろうなというのが我々の町村会含めて、北海道から広域連合含めての共通した認識でありますから、これはもうそのとおりしっかりと本別町はもちろんですし、十勝ももちろんですし、北海道もあわせてその共通認識のもとにしっかりと住民の後期高齢医療制度の充実に向けてしっかり努力していくと、このことはみんな同じ共通認識で間違いなく頑張っていかなければならないことだというふうに思っています。以上です。
質問 10番 阿保静夫
終わります。