みんなの議会

広尾町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日

(1)既存公園施設の管理と集約について/(2)日高山脈襟裳十勝国立公園フンベ地区について/(3)町政執行方針(放課後児童クラブ)について

2025年3月6日、広尾町議会の一般質問で、松田健司議員が「既存公園施設の管理と集約について」「日高山脈襟裳十勝国立公園フンベ地区について」「町政執行方針(放課後児童クラブ)について」について質問し、町長 田中が答弁しました。

質問者
松田健司 議員
答弁者
町長 田中

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 6番 松田健司

私は、通告の2点と町政執行方針についての1点、計3点についての質問をいたします。1点目は、既存公園施設の管理と集約についてになります。昨年12月の定例会での私からの一般質問に対する答弁では、将来的に人口の減少が進むと見込まれる中で、コンパクトで合理的なまちづくりを考えていく視点から「既存公園の環境整備や保守点検も継続し、場合によっては集約も検討する」と町長からの発言がありました。公園を集約するに当たっての基準や考え方、継続する公園の環境整備や保守点検における今後の計画を伺うとともに、町民からも強い要望がある既存公園トイレの刷新、時代に即した使いやすく清潔なトイレの整備に向けた考えを伺います。また、「小学校を有する豊似地区に子どもが遊べる公園がない」ことへついての見解も併せて伺います。2点目は、日高山脈襟裳十勝国立公園フンベ地区についての質問になります。令和6年6月25日に指定された日高山脈襟裳十勝国立公園は、本町にも深く関わりがあるところですが、その中でも字フンベ地域から殉職記念碑のあるビタタヌンケ地区までが保護規制計画上の特別地域に指定されています。特別地域とは、風致を維持することを目的として指定された保護地域で、その中でも特にフンベ地域においては、本町の景勝地でもあるフンベの滝や、全国的にも有数のサーフスポットがあります。また、本町の基幹産業である昆布漁の中心地でもあり、昆布漁そのものが風物として認知され、体験型観光コンテンツとしても活用されていることから、本町の重要な観光拠点との認識の下、次の2項目について伺います。1、フンベ地区からビタタヌンケ地区までの海岸線は国立公園内特別地域であることのアピールと、モラルやマナーなどを啓発する看板等の設置について。2、フンベ地区海岸線、特にサーフスポット近辺へのトイレやシャワー設備の設置について。3点目は、町政執行方針についてになります。町政執行方針の子育て支援のところで、保育所及び放課後児童クラブについて「子どもの成長に応じた教育・保育を行っていく」とありましたが、豊似小学校には放課後児童クラブが開設されていないことについての見解を伺います。

答弁 町長 田中

松田議員のご質問にお答えいたします。初めに、既存公園の管理と集約についてであります。今ある一部の公園につきましては都市計画公園と位置づけられており、統廃合を行う際には北海道をはじめとする関係機関と十分な協議が必要となり、一定の年数も要することから、慎重に議論を進めてまいりたいと考えているところであります。集約につきましても、現在計画中の新しい公園の完成とともに検討する必要があると考えており、現段階では集約に当たっての明確な基準はありませんが、遊具を設置している公園周辺の世代層や公園遊具の利用状況等を調査し、目的を「広場としての利用」や「緑地」とするなど、既存公園の在り方について地域の皆様方のご意見をいただきながら、協議・検討を進める必要があると考えております。次に、既存公園に設置されている公衆トイレの在り方についてであります。和式から洋式への改修を予定しておりますが、既存の建物内に設置できる個室の数やおむつ交換台の設置を含め、現在、検討を重ねており、どのような改修が可能であるかが明確になり次第、予算化してまいりたいと考えているところであります。また、豊似地区において子どもが遊べる公園についてでありますが、小学校校庭内に遊具が設置されており、放課後や休校中も開放されていることから、子どもの遊べる場は確保されているものと認識をしております。次に、2点目のフンベ地区の環境整備についてであります。その中でのご質問の1点目、モラルやマナーを啓発する看板等の設置についてでありますが、昨年6月に指定された日高山脈襟裳十勝国立公園は、広尾町ではフンベからビタタヌンケまでの海岸線を含む地域と日高山脈の尾根の地域が国立公園に指定されたところであります。国立公園内の特別地域は、自然環境や生態系の保護を目的とした厳格な規制があることから、観光客や来訪者だけではなく、地元住民に対しても環境保全やルール遵守の重要性を啓蒙する必要があり、特に違反行為(ごみのポイ捨てや動植物の採取、立入禁止区域への侵入など)を防止することが重要であります。今回の国立公園化に際して、手つかずの自然が多く、日本最大の原生流域を有していることも本国立公園の特徴であることから、できるだけ看板などの人工物を増やすことは望ましくなく、自然の景観を維持しながら、まずは人の意識を変える啓発に重点を置くことが必要であると考えているところであります。現在、環境省が事務局となり、本国立公園のビジョンを作成中であります。また、令和7年度からは、国立公園の環境保全などについて情報共有や普及啓発事業を実施する組織を、帯広市が中心となり十勝管内の関係6市町村で設置する予定であります。国立公園指定の際には、十勝関係6市町村にて同じデザインの懸垂幕、パンフレットや動画を作成し、町内外にPR事業を実施してまいりました。今後におきましては、十勝だけでなく日高側とも連携し、関係市町村全体が同じ方向を向いて対応していくことが効果的であると考えているところであります。今後組織される団体や既に動き出している協議会の会議の中で、このようなモラルやマナーに関する啓発の取組について、働きかけをしてまいりたいと考えているところであります。2点目のフンベ地区の海岸線のトイレの整備の関係についてであります。フンベ地区につきましては、全国でも有数のサーフスポットとして知られており、シーズン中には道内外からもサーフィンを楽しむ方が訪れております。しかしながら、町が管理する公衆トイレの設置がなく、本通5丁目の公衆トイレが一番近い場所となっているのが現状であります。以前は、利用者の方が自らキャブトイレを設置していた経緯はございますが、ここ数年は設置しておらず、サーフィンを楽しむ方々のマナーから、近隣に住む方はもちろん国立公園としての環境についても配慮が必要であると考えております。今後、関係機関と設置の有無や設置可能な場所、設置期間などを協議し、改善を図ってまいりたいと考えております。3点目の町政執行方針に係る子育て支援の放課後児童クラブについてでありますが、放課後児童クラブにつきましては、小学校に就学している児童で保護者が労働することを常態としている家庭において保護することが困難な場合に利用いただいているところであります。現在、広尾小学校に隣接しています学童施設において、支援員2名、パート補助員3名の5名で運営をしております。預かり時間は、学校があるときは午後2時頃から午後6時までとなっておりますが、夏休み等の学校が長期に休むときや、土曜日は朝8時から午後6時まで児童を預かっております。以前にも議会でご質問がありました、豊似地区での放課後児童クラブができないかということでありますが、現状では人員配置の部分で厳しい状況であります。また、その対策として、豊似地区から広尾まで送迎を行うことで、ファミリー・サポート・センター事業の送迎利用のサービスも想定しているところでありますが、送迎等を行う人員もなかなか集まらない状況が続いているのが現状であります。また、子育て支援に伴う放課後児童クラブだけではなく、保育園、保育所の人員配置もなかなか充足されない状況であります。しかしながら、子育て支援の一つとして検討していかなければならない案件と認識しておりますので、人員配置等も含め、豊似地区の利用したい世帯に対しての対策は引き続き検討していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 6番 松田健司

まず、1点目の既存公園の管理と集約についての再質問をいたします。今いただいた答弁では、遊具を設置している公園の目的を広場としての利用や緑地とするなど、協議・検討を進めるとありました。これらの公園の遊具には、点検や維持管理を専門業者の外部委託による費用がかかっています。まずは、各公園の遊具の必要性などを早急に協議していただき、必要なものはしっかりと補修して安全に遊べる環境をつくり、淘汰すべきものは速やかに撤去して維持管理の費用を少しでも圧縮していくことをスピード感を持って進めることが、新たな公園整備案で示された管理費用の補填にもつながると認識しますが、これらのことについて見解を伺います。

答弁 町長 田中

今、お話のありました広場としての利用、緑地などということで検討を進めてまいりますけれども、その際にはやはりその地域の住民の方々、そして利用されている方々等も含めて、きちっとした聞き取り調査をしながら、必要性についても確認をしながら進めていくことが重要だと思っております。その上で、今お話のありましたとおり、点検すべきもの、修繕すべきものについては残すという前提でやっていかなければならないというふうに思っておりますし、必要のなくなった部分については廃止をしていくという流れで進めていきたいというふうに考えております。ご提言のありましたとおり、新たな公園を造る際の補修経費、維持管理費もかかるわけでありまして、そういったことも含めて、既存公園の管理と集約について速やかに進めていきたいと考えております。

再質問 6番 松田健司

既存公園のトイレについては、和式から洋式へと改修を予定しているとありましたが、丸山公園、新丸山公園、大丸山森林公園など、改修が必要なトイレを同時に刷新していただけるのか、それとも優先順位をつけて段階的に改修されていくお考えなのかを伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

今、優先的に考えたいと思っているのは本通にある丸山公園の部分でありまして、非常に利用頻度も高いというふうに聞いておりますので、そこの部分について、子どもたちもある程度利用している公園でありますので、そこを優先的にまずはやっていきたいなというふうに考えております。その上で、ご質問のありました新丸山公園、それから大丸山森林公園の部分についても改善すべき点があるというふうに考えておりますので、順次そこら辺の部分についても検討していきたいと思っております。

再質問 6番 松田健司

町部局でも認識されていると思いますが、公園のトイレの改修については、私がこの議場で3年ほど前から毎年提案をさせていただいております。ぜひスピード感を持って取り組んでいただきたいなと考えております。その上で、長くかかっても年内には改修の完了を望みたいところですが、その辺のスピード感について、町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 田中

今回の当初予算には間に合いませんでした。先ほど答弁でも申し上げたとおり、個室の部分、今、和式になっておりますので、それを洋式にする場合に相当レイアウトを考えなければならないというところで、ちょっと当初予算には間に合いませんでしたけれども、できれば7年度の早い時期の議会に補正予算として提案をさせていただきたいと考えているところであります。

再質問 6番 松田健司

まずは丸山公園のトイレから改修していただけるということで、ありがとうございます。ただ、今お話があった中では、トイレ、和式から洋式、あと部屋のレイアウト、その辺の具体的な例は出ましたけれども、町長もご存じのとおり外観もかなり傷んでおります。見た目も悪いということにプラスして、アプローチの部分、タイルが剥がれたり、備付けの花壇が荒れた状況になってそのままであったり、屋根がさびついた状態であったり、その辺も予算の裏づけ、ここで申し上げることはできないのですけれども、苦しい財政の中でできる範囲で構いませんので、その辺も加味しながらやっていただきたいなということと、改修の際は、以前も申し上げたとおり、子どもや女性が安心して使ってもらえるように防犯カメラの設置も併せて検討していただきたいと思いますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 田中

具体的な部分については予算の関係になりますので、ここではお答えできませんけれども、今お話のありました部分を総体的に勘案して、必要な部分については改修に向けて進めていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 松田健司

豊似地区の公園については、豊似小学校内に遊具が設置されており、放課後や休校中も開放されているとの答弁をいただきましたが、地域の子どもや保護者にはその認識が共有されてはおりませんので、今回出される予算案の中にも豊似小学校への新たな遊具の設置という項目もあります。それを機に、学校からや広報を通じて、改めて小学校の校庭を開放していることを周知していただきたいなと思いますが、そのことについて町長の見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

7年度予算のお話もありましたけれども、今回、豊似小学校の校庭内に遊具を設置する予定でおります。その機を捉えて、教育委員会のほうとも連携を図りながら、子どもたちに遊んでもらえるように、せっかく遊具を設置しますので、遊んでもらえるような方向で教育委員会、そして豊似小学校とも協議を進めていきたいと思っています。

再質問 6番 松田健司

2点目の再質問に移ります。ただいまの答弁の中で、観光客や来訪者だけでなく、地元住民に対しても環境保全の重要性を啓蒙する必要があり、特に違反行為を防止することが重要とありました。一方で、できるだけ看板などの人工物を増やすことは望ましくないともありました。現在、フンベの滝には1枚の看板が設置されていることはご存じだと思いますが、そこにはいまだに国立公園ではなく、国定公園フンベの滝と示されております。まずは、この看板を利用して、財源確保が厳しいのであれば、その看板を利用して上書きでも構わないので、国立公園と表記を更新し、さらにフンベの滝の由来や景観維持の啓発を促す簡単な文章を、現在ある看板の下の部分が空白になっておりますので、そのスペースを利用して追加するなど、環境負荷と設置費用を最小限に抑えた形での取組はすぐにでもできると認識しますが、これらについての考えを町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

基本的には、今、答弁したとおりなのですけれども、人工物をなるべく増やさない形で、今みたいに既存の看板を利用した形で進めることについては、早急に検討したいというふうに思っています。今、国定公園になっているというお話もあったのですけれども、その看板がどこの所有物なのか、町でない場合もありますので、そういった関係機関と協議をさせていただいて、そういうことが可能かどうか早急に判断をさせていただいて、できることから進めていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 松田健司

その検討の際には、町の宝であるフンベの滝をしっかりアピールする意味も込めて、例えば本町の子どもたちが取り組んでいる地域学の中で看板のデザインや文章案、その他を考えていただくような考えも有効かなと考えております。その辺のことについて、子ども、周りでその辺も巻き込んで、役場と町民と共同でアピールしていくような考えについての答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 田中

いろんな方法でPRしていくということは重要なことだと思いますので、どういった方法という、今、具体的な例がありましたけれども、それも一つの方法だと思いますので、子どもたちの部分で看板をということでありますけれども、国立公園内でありますから、どういうものが許可されるかどうかということもありますので、できれば、例えば黄金道路であれば広尾町とえりも町にまたがるわけでありまして、そこからずっとえりも町から様似町まで海岸線はなっているのですけれども、そういう協議会、当初の答弁でも申し上げましたとおり、日高側との協議もしながら、できれば統一したような看板もいいのかなというふうには思っているのですけれども、今ご提言のありました子どもたちのアイデアという部分も、そういった協議会の中で広尾町のほうからも提案をさせていただければというふうに思っています。

再質問 6番 松田健司

昨年の秋頃だったと思いますが、フンベの滝を訪れた方が写真撮影のために少し道路にはみ出したところ、それを避けようとした車が中央線を越え、対向車と衝突したという事故もありましたので、これらのことも踏まえて、広域連携で足並みをそろえることを待たずに本町としてできることは迅速に取り組むことが肝要だと考えますが、町長の見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

広域で取り組む部分については広域で、広尾町単独としてできる部分については、速やかに実行できるものについては検討して進めていきたいと思っています。

再質問 6番 松田健司

フンベ地区のサーフスポットへのトイレとシャワー設備の設置を今回提案させていただくに当たって、広尾サーフィン連盟の会長に現状をお聞きしました。その中で、この地を訪れるサーファーは最盛期には車にして30台から40台にもなり、大勢の皆さんが広尾町の海のすばらしさや自然の豊かさを喜んでおられ、サーフィンを基点としたまちおこしに力を入れてもらえればもっといい町になると話される方も多いとのことでした。一方で、トイレやシャワーの設備がないため、特に女性やお子さんからは不便を感じるとの声もあり、設置を求める声が多く上がっております。これを機に、ぜひとも本気で検討してほしいと話されておりました。また、当該地域へのトイレ等の設置等に当たり、帯広自然保護官事務所に問合せをしたところ、日高山脈襟裳十勝国立公園の整備における予算計画は既に決まっており、新たにフンベ地区でのトイレ整備等に対し予算をつけることは現時点では無理な状況だが、本町の責任においてトイレ等を設置することにおいては可能であり、前向きな取組としてアドバイスもさせていただきたいとの返答をいただきました。ぜひ、これらのことを踏まえた上で、関係機関として広尾サーフィン連盟の方や担当の自然保護官も交えた上で前向きな協議を進めていただきたいと思いますが、町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

このサーフィンのスポット、フンベ地区については、私も小さい頃からここら辺についてはもう庭のようにして遊んでいたので分かりますけれども、現在ここの部分も含めて、海岸線に結構ふん尿の跡があります。環境的にはやはり非常に悪いというふうに考えておりまして、ご提案のありました部分についても、過去にはサーフィンをやっていた方が自主的にキャブトイレを置いていたのですけれども、それも広尾町が開発局に道路占用許可を取って、そして、その方に設置をしていただいたという経過であります。それが国立公園になって変わらないようにできるのかどうなのか、これは今、確認中でありますけれども、先ほど答弁したとおり設置の有無について関係機関、国土交通省、開発なのかあるいは環境省なのか、また、背後地は林野庁の管轄になる部分もありますので、その設置場所についても十分協議する必要があると思いますので、それらも含めて協議した上で、改善を図りながら進めていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 6番 松田健司

サーフィン連盟の会長とお話をさせていただいたときに、会長のほうでも様々な案をお持ちのようでした。例えば、移動式のトイレ、シャワーが併設した、車で持ち運びできるようなものを考えていて、そういうものがいいのではないかというような話もされておりました。まずは設置場所、設置できるかどうか関係機関と連携して協議ということになると思うのですけれども、設置できるということが分かった暁には、サーファーの皆さんは、広尾町が特に何か宣伝をしているわけでもなく、自ら大勢の方が集まっていただき、あの地で楽しんでおられて、少なからず町のにぎわいに貢献していただいているという事実は皆さん承知のことと思いますので、そういった意味も込めて、おもてなしの心というのですかね、ホスピタリティみたいなものをしっかり考えた上で、設置と決まったトイレの外観、内装、その辺も含めてしっかりと検討していただきたいなと思いますが、この辺についてもう一度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 田中

関係機関との協議という部分でお話ししたとおりでありまして、環境省、それから開発、林野庁、そういったところ、あとは、やはりあの地域というのは、昆布の生産をしている漁業者にとって昆布の採取場所でもあるのですね。ですから、そういった広尾町の基幹産業である漁業者ときちっと協議をすることも必要だというふうに考えております。決してサーフィンをしてはならないということでは漁協のほうも言っているわけではないのですけれども、やはりそういったサーフィンをするときには漁協といろんな取決めをしているのだと思うのですね。昆布取りのときにはサーフィンはやらないとか、そういう取決めもありますので、そういったことも含めて漁協、そして開発、林野庁、環境省のほうともいろいろと協議をしながら設置に向けて検討はさせていただきます。

再質問 6番 松田健司

次に、3点目の再質問に移ります。いただいた答弁では、放課後児童クラブやファミリー・サポート・センターばかりか、保育園、保育所の人員確保もままならない状況だとありました。私自身もこのような状況を強く認識しており、ない袖は振れない状況を理解しておりますが、町長も折に触れ発信されているように、このような子育て支援の充実は若者世代の移住促進や本町在住の若者・子育て世代の流出、社会減の歯止めをかけることへの第一歩だと私も同感しております。しかしながら、子育て環境を向上させていくためには、これまでの取組に加え、教育委員会や社会福祉協議会などとも連携し、庁舎内の縦割りを打破する形で、例えばコミュニティ・スクールや送迎バスとの組合せ、シルバー人材の活用など、手持ちのカードでできる対応も積極的に考えていく必要があると認識しますが、町長の考えを改めて伺いたいと思います。

答弁 町長 田中

答弁で申し上げたとおり人員の確保の部分については大変厳しい状況ではあるのですが、豊似地区での子育てアンケート、子どものアンケートを行ったところ、やっぱりそれなりの利用希望の方がいらっしゃるということも把握をしているわけでありまして、どういった形で実現可能なのかというところを研究させていただきたいなというふうに思っております。いろいろ答弁で申し上げましたとおり、ファミリー・サポート・センターの事業を使っての送迎という部分、また、あるいは既存の施設として豊似保育所の空き教室を使っての事業ですとか、あるいは改善センターを使うとか、いろいろ場所については考えられる部分があるのですが、そこにどういった人を配置できるかという部分、これについては慎重に検討する必要があるというふうに思っておりまして、ニーズとして十分にあるという認識はありますけれども、検討していきたいというふうに思っております。また、教育委員会との連携というのも当然必要でありまして、今、社会教育課のほうに配置をしているコーディネーターが週に1回か2回程度、豊似小学校のほうにも出向いているということでありますけれども、そういった事業も利用しながらできないかということも、教育委員会のほうともちょっと詰めさせていただきたいなというふうに思っておりますし、先ほど来申し上げているとおり、放課後児童クラブだけではなくて、なかなか人員が充足されない中での人員配置も含めて検討させていただければというふうに思っております。

再質問 6番 松田健司

これで最後の質問になりますが、同じ町内の小学校間での待遇格差や教育格差が生じないよう、最後に改めて町長から、これらのことも踏まえた子育て支援のお考えをお聞きして終わりたいと思います。

答弁 町長 田中

先ほど申し上げましたとおり、豊似地区において児童クラブがないという状況で、一定程度の利用ニーズがあるということも認識をした上で、今度どういった形で進められるか、早急に検討を進めた上で、実現に向けてまた検討していきたいというふうに考えております。

出典:広尾町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる