みんなの議会

広尾町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

(1)国保病院への人工透析治療の施設整備について/(2)新型コロナウイルス感染拡大による第2次支援体制について

2020年12月9日、広尾町議会の一般質問で、前崎茂議員が「国保病院への人工透析治療の施設整備について」「新型コロナウイルス感染拡大による第2次支援体制について」について質問し、町長 村瀨、健康管理センター長 佐藤が答弁しました。

質問者
前崎茂 議員
答弁者
町長 村瀨、健康管理センター長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 4番 前崎茂

私は、2点について質問いたします。まず、1点目でありますけれども、人工透析治療を国保病院に施設整備をということについて質問いたします。我が国の慢性腎不全に係る人工透析患者は年々増加傾向にあり、人工透析医学会の統計調査によると、2001年12月末の21万9,000人から、2018年は34万人へと増加しております。人口100万人当たりでは2,688人で、国民380人に1人の割合となっております。中でも糖尿病性腎症は39%、慢性糸球体腎炎が26.8%、高血圧に起因する腎硬化症が10.8%となっており、いわゆる生活習慣病に起因するものと言われております。本町の人工透析患者数は、直近10年間では16人から19人で推移しておりましたが、ここ1、2年は24人、25人と急増しております。3月の定例会で人工透析の治療をしている患者の通院体制、支援体制についてただしたところでありますが、10月から従前実施していたタクシーの乗り合いによる共同利用が再開されたことにより、利用されている患者さんからも大変喜ばれているところであります。しかし、多くの人工透析治療に通院される方は自家用車で通院されておりますが、早朝6時前に出発して、午前7時前から人工透析の治療をしている方もいる一方で、午後3時頃から治療を始め、午後7時頃に透析を終了する方もいるとのことであります。人工透析治療にかかる標準的な時間は4時間から5時間程度とされていますが、その他の疾病の併発や当日の体調などにより、長い方は5時間を超える方もおられます。加えて、近年の人工透析患者の増加を受けて、通院時間はもとより待ち時間等を考慮すると、大変疲れるとのことであります。人工透析の治療を受けている患者さんからも、広尾町国保病院で人工透析の治療ができるよう、早期の施設整備について切望する声が数多く寄せられております。さきに審議した第6次まちづくり推進総合計画でも、治療、医療や介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、地域のニーズに応じた医療、介護の連携を強化するとし、目標達成の具体化の方針を示しております。患者の皆さんが安心して広尾町で人工透析の治療ができるよう、計画の具現化を図るべきと思います。また、20年前の本町の人工透析治療の患者数は10人前後で推移していたところでありますが、ここ数年は患者数が増加傾向にあります。以前から塩分の摂取過多との指摘を聞くところでありますけれども、それらの要因と対策はどのように考えているのか、町長の答弁を求めます。次、2点目であります。新型コロナウイルス感染拡大による第2次支援体制について質問いたします。本年2月から世界を震撼させた新型コロナウイルス感染拡大は、収束するどころか、ここ数日は1日の新規感染者が20万人を超える勢いで、感染拡大に歯止めがかかっていないのが現状であります。世界全体の新型コロナウイルスの感染は死者が154万人を超え、感染者は約6,700万人になっております。我が国でも、ここ数日は新規感染者が1日当たり2,000人を超え、春の第1波、7、8月の第2波に続く「第3波」と言われております。とりわけ北海道、首都圏、関西圏を中心に拡大しており、全国の感染者は16万人を超え、十勝では11月だけで200人を超える新規感染者が発生しております。このような状況の下で、東京商工リサーチの調査によると、年末の忘年会や年明けの新年会を中止する会社や団体は全国で87.9%、北海道では93%になると公表しております。これらのことから、商店街はもとより飲食店の売上げは大幅に減少することが予測されております。この間、5月の臨時議会等での新型コロナウイルス感染症の影響による商工業支援として、中小企業緊急支援事業給付金事業や、広尾町地域振興プレミアム付商品券交付事業など、国の臨時交付金を活用して行ってきたところであります。しかし、11月以降の新型コロナウイルス感染拡大により収束の展望がない今日、本町の商店、飲食業などの中小企業に対し、引き続き支援することは喫緊の課題であると思います。大樹町では、本年12月定例会において、新型コロナウイルス感染症による地域経済の影響を和らげることを目的とする、町内における消費を喚起する対策として、プレミアム付特別商品券発行事業第2弾の追加補正を提案しております。この事業の内容は、商店などの商工業用としてプレミアム率30%の商品券と、飲食店限定のプレミアム率50%の商品券の2種類の交付を予定しております。本町においても、地域経済の影響を少しでも和らげるために、第2次支援体制として、1つは地域振興プレミアム付商品券発行事業並びに2つ目として中小企業支援給付金事業を再構築し、本町地域経済を支えていくべきと思いますが、町長の答弁を求めます。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

前崎議員の質問にお答えをいたします。まず、1点目の人工透析治療の施設整備に関することであります。人工透析治療を受けられている方々へのサポートにつきましては、従来から通院に要する交通費の一部を助成しております。また、通院において、高齢などの影響で車もバスも利用が困難な場合など、経済的な支援だけではサポートし切れないケースが生じていることから、本年の10月から大型タクシーによる送迎サービスを開始したところであります。ただ、透析治療を受けられる方が増加傾向にある現状と、大樹町までの日常的な通院における心身的、経済的な負担を考慮しますと、国保病院における透析治療の可能性について検討が必要であると考えております。透析治療体制の整備に要する費用につきましては、ベッド数を7床と仮定した場合、医療機器の整備で2,500万円、排水設備工事で1,100万円の合わせて3,600万円余りと試算をしております。このほか、専門医と技術医療のスタッフの確保が必要になるところであります。また、透析治療の専用スペースの確保につきましては、既存の建物には転用できるスペースがないために、病院の増築などを視野に入れる必要があり、課題であると認識しているところであります。透析治療を受けられる方が増加傾向にある要因とその対策につきましては、本町の傾向といたしまして、遺伝的に腎疾患になりやすい体質の方もおられますが、やはり高血圧や糖尿病が影響するケースが多く、食生活がその要因の一つとなっていることが考えられます。腎疾患の予防と早期発見には、特定健診などで定期的に血液検査をすることが有効でありますので、これまでどおり多くの皆さんに健診を受けていただく取組を進めてまいります。本町の特定健診では、国が定めた標準検査項目のほかに腎機能検査を追加し、保健師による結果説明で、検査データを基に保健指導を行っているところであります。また、かかりつけ医と連携した保健師による個別指導を行い、重症化予防にも取り組んでいるところであります。続きまして、新型コロナ感染拡大による支援体制についてであります。これまでの経過、それから、これまでの取組については、松田議員にお答えをしたとおりであります。ご質問にありました第2次の支援体制構築による地域振興プレミアム付商品券の発行などの具体的な支援策の質問でありますけれども、町としては緊急的な経済対策としての考えであり、国の経済対策予算等の措置が見込める段階で総合的に判断したいと考えているところであります。今後におきましても、効果的な支援が図られますよう情報収集に努め、商工会と連携して適切に対応してまいります。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 4番 前崎茂

まず、1点目の人工透析治療の施設整備について再質問を行います。医療機器の部分では3,600万円ということでありますけれども、現状では、もし人工透析治療をするには増設が必要ということでありますけれども、ちょうど今、MRIの設置に係る増築工事をやっておりますけれども、今、隣接する空き地を具体的に精査しなければ、そういった事業費は出てこないのかもしれませんけれども、これらも含めてやっぱり検討する必要があるのかなというふうに思っております。それと、当然この中で言われております医療機器の整備と併せて、いわゆる専門医あるいは医療スタッフの確保の関係でありますけれども、実は本別町の国保病院も人工透析をもう10年近く前からやっておりますけれども、本別町の病院については、いわゆる常勤医3名の医師がそれぞれ専門医としての中で、通常の常勤医の勤務に兼任をして人工透析治療にも当たっているということでお聞きしております。加えて、先ほども言いましたように、人工透析を受けられている方は慢性腎不全が主でありますけれども、例えばいろんな高血圧ですとか、糖尿病だとか、そういったいろんな内科的な併発もしておりますので、本別の場合はそういった他の併発の病気についても一緒に併せて診ていただけるということで、非常に患者さんからも喜ばれておるというふうに聞いております。そういった意味では、そういった先進地の事例も十分参考にしながら取り組んでいくべきかなと思いますし、また、十勝管内でも公立病院でそういった人工透析治療に取り組んでいる医療機関もあるかと思いますけれども、その点についてどのように考えているか、お答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

人工透析の件に関しましては、従来から患者さん自身からも要望を受けているところでありまして、大きな課題だというふうに認識をしているところであります。現在は大樹に通っておりますから、その辺のサポートもしっかりとさせていただいているところであります。町立病院での透析の開設につきまして以前も検討したことがございまして、なかなか医療スタッフがそろわないということもありましたし、南十勝で透析は大樹でお願いをするという過去の経緯もあったものですから、広尾町の病院での開設には至らなかったわけであります。しかし、ここに来て年々腎臓の悪い方が増えている現状の中で、やはり相当人数が要るわけでありまして、そういった方々の負担を考えると、町立病院での検討も、今、進めているところであります。背景として違うのは、やはり独立行政法人になったというのが大きな原因でありまして、北斗病院と独立行政法人が連携しておりますから、医師の派遣、それから技師の派遣等々、やっぱりそういった背景が変わってきておりますので、透析を町立病院でやるというところの検討も進めてまいりたいというふうに思っております。

再質問 4番 前崎茂

先ほど私も調べてちょっと驚いたのですけれども、人工透析の患者数が年々増えているということで、2001年の21万9,000人から、2018年は34万人、1.5倍以上に増えているということなのですね。ですから、広尾町も20年ぐらい前は10人前後で推移していたのですけれども、去年、今年にかけてもう24人、25人という患者数が増えております。それで、国際的に見ると、一番人工透析の患者数が多いのは台湾、次いで日本が2番目ということで、3番目がシンガポールというふうになっておりますけれども、先ほども言いました国民380人当たりに1人ということで、本町はどうかというと、9月末現在の人口で割り返すと町民264人に1人という患者数なのですね。そうすると、国のいわゆる平均の患者数から見ると、本町の患者数は特に最近極めて多くなっているということが言えるかと思います。それで、3月に患者さんの通院の支援体制について質問いたしましたけれども、例えば今70歳の方が実際自分の車で通院されていますけれども、この後何年間自分で通院できるかということに不安を抱きながら大樹町まで通院して治療しているということでありますから、こういった計画も1年、2年ではできませんけれども、やはり今から一定の計画の中で、数年後にはそういった本町での人工透析治療ということが、町民の皆さんが安心して安全な気持ちで本町に住み続けられる、将来のそういった不安を解消できるということにつながると思いますけれども、その点について町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

住民が安心してこの広尾町に住み続けていただくためには、何といっても安心が大事であります。そのためにも町立病院を独立行政法人にして、安心して地域で医療にかかれるという観点で進めてきたところでありまして、人工透析についても重要な課題だと認識しているところであります。

再質問 4番 前崎茂

先ほどの部分での2点目で、ここ数年は患者数が急増している状況なのですけれども、先ほど言ったように、広尾町はどちらかというと人工透析患者数が他の地域と比べると多いということなのです。よく漁業の町ということで塩分過多ということが言われておりますけれども、やっぱり慢性腎不全というのは1回かかって人工透析すると完治しないという、そういったものがありますから、特に人工透析治療を受ける前の体制といいますか、そういった予防ということが非常に重要になってくると思うのですけれども、その点について、本町の考え方についてお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

本当にどう防ぐかが大切でありまして、これまでの予防等について、また、健診等の内容について、担当のほうから説明させていただきます。

答弁 健康管理センター長 佐藤(健康管理センター長は2021年3月まで)

広尾町の透析患者さんの状況についてですが、国保レセプトからの情報でありますと、前崎議員が言ったように糖尿病性の腎症も多いのですけれども、どっちかというと高血圧が原因による腎硬化症が多いというふうに言われております。そういう点から、広尾町は特定健診が開始されたときからクレアチニンという血液検査を追加して、できるだけ早い時期に腎の機能を確認するという健診を行ってきました。その検査をすることで早い時期に透析にならないように個別で指導しておりますので、今後についても、現在かかりつけ医と連携しながらの個別指導も行っておりますけれども、健診受診率を上げることで早期に発見できる方を増やしていきたいと考えております。以上です。

再質問 4番 前崎茂

次、2点目の新型コロナウイルス感染による支援体制について再質問いたします。実は、昨日の閣議で国の第3次補正予算が確認されております。ただ、本臨時国会で延長して第3次補正予算も期待していたところでありますけれども、12月5日閉会という形で、明年1月の通常国会でこのことが審議されるということで、1月末には国会を通過するだろうというふうに言われておりますけれども、例えば経済対策事業という、総額では非常に大きな金額になっておりますけれども、実際この第3次補正予算30兆6,000億円という形になっております。それで、実は第2次補正予算、これも国費ベースでは31兆9,000億円だったのですけれども、このうち第2次補正予算のコロナ対策の予算というのが約10兆円なのです。今回の第3次補正予算についても、30兆6,000億円のうちコロナ対策としては6,000億円と言われております。それで、とりわけコロナ感染拡大に係る地域経済の落ち込みを支える、そういった意味での地方自治体向けの臨時交付金、これが1兆5,000億円というふうに言われておりますけれども、ただ、国費ベースでやっていました雇用調整助成金、これは2月末で、それから持続化給付金事業も1月末で予定どおり終了するということでありまして、一番肝腎要ないわゆる中小企業、零細企業等のそういった支援体制については、肝腎な部分では今回この第3次では補正は見込まれていなく、一方でGoToトラベルは6月末まで延長というような形になっておりますけれども、冒頭申し上げたように、実際11月5日くらいから十勝でも感染拡大になって、その頃からなのでしょうかね、11月と12月に団体の予約があったのですけれども、それを受けてキャンセルの申込みがあって、もう11月のそういった団体の会食も、それから12月についても当然入ってこないというような形で、当然12月の忘年会シーズンあるいは1月の新年会も含めて見込めないというような状況で、非常に今、厳しい状況に追い込まれているということなのです。そういった部分には、きちっとやっぱり行政が手を差し伸べていく必要があるかというふうに思います。それで、先ほども紹介しましたけれども、隣の大樹町では先月の20日に議員協議会で、この12月の議会定例会にプレミアム付商品券の要綱についての説明があったところでありますけれども、一般のいわゆる商工業といいますか、これについてはプレミアム率が30%で、総金額では6,500万円となっています。あと、飲食店の限定ですけれども、これは総額が600万円、プレミアム率が50%ということでありますけれども、両方合わせて7,100万円の事業規模で地域経済を支えるということで本定例会で提案していますけれども、大樹町の第1弾はプレミアム率が25%なのですね。それから見たら今回大幅な部分なのですけれども、今この12月、1月は多分自粛の期間でありますからこれは活用できませんけれども、大樹も来年3月から8月までの6か月間の期間でこれを発行するというふうになっております。ぜひ、そういった意味では、広尾町も商店街あるいは飲食店を支える、支援する体制の事業というのが必要かと思いますけれども、その点についてお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

松田議員の質問のときにもいろんな議論をさせていただきましたけれども、やっぱりどうやって経済を回すかが大切だというふうに思っているところであります。答弁がダブりますけれども、感染対策をしっかりしながら、そして商工業者の方もしっかり対策をする、そして行政も支援をするというところも大事かなというふうに思っております。これまでも、今、他の町村の例を出されましたけれども、多くの町村はやはり臨時交付金を使ってそれぞれ対策を講じておりまして、本町の場合も対策を講じてきたところであります。第2次、第3次と手を打っている町村もありますけれども、財源はやっぱり国から来る地方交付金を充てているわけであります。どれに充てるかというのは、それぞれの町村の判断によってメニューが違ってきているところであります。本町においては、やっぱり多くは中小企業緊急支援、それからプレミアム券、それから中小企業の利子補給、それから漁業緊急支援、それから図書館のパワーアップ、それから養護老人ホームの見守りのコールシステム、それから老人ホームの無線通信のタブレットシステム等々、住民生活に密接した、そしてコロナ感染対策に対応するメニューを選んで対策を講じてきたわけであります。それぞれの町村の事情によって何に使うか判断をするところでありまして、今後におきましても、議員がおっしゃった第3次補正、その部分も大きな期待をしているところでありまして、それぞれまた取組を進めたいというふうに思っているところであります。やっぱり商工業者の支援、年末年始含めて、きっちり感染予防対策の資器材等が必要なところには、速やかに対策を講じていきたいというふうに思っているところであります。

再質問 4番 前崎茂

国のいわゆる臨時交付金については、町村のいわゆる独自性といいますか、そういった形でそれぞれの取組内容は違ってきておりますし、本町は1次、2次補正について、今言われたような内容で議会に提案されて執行しておりますけれども、大樹町はたまたま臨時交付金の部分の枠がまだ残っていたということで、こういった第2弾を出すわけなのですけれども、いずれにしても、我々も4月、5月のときは、秋には一定程度の収束になるだろうという期待をしていたところなのですが、それが収束どころか増加しているという実態なのですけれども、ただ、そういった意味で、中小企業であれ農業、漁業であれ同じなのですけれども、そういった公的な支援体制というのは当然必要かと思います。ただ、私、大樹の事例を見て思ったのですけれども、例えば飲食の場合50%というプレミアム率なのですけれども、ちょうどGoToトラベルが合わせると50%なのですけれども、どうしても一点豪華主義でそちらに流れてしまいますけれども、プレミアム率というのは25%とか30%で、その分広くできますし、多くの事業費をカバーできるということになると思うのです。例えば、50%を仮に25%にすれば600万円が1,200万円の事業規模になるわけですから、そういった意味では、広く浅く、そして長い期間、持続可能な支援体制、そういったものを構築していく必要があるかと思うのですけれども、この点も併せてご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

いろんな支援策がありますけれども、一つのプレミアム券につきましては、やはり多くは大型店に流れる傾向がございます。本町の場合についても、大型店にやっぱり食料品として流れる傾向があるわけであります。今回初めて飲食限定のプレミアムもつけたものですから、その効果については現れておりまして、今まで多くは大型店に流れたのが、やはり飲食にも流れたという効果があるわけであります。ほかの町村を見ても、やはり大型店に流れるというところは、住民の方の経済支援にはなるけれども、商工業者全体の支援にはなるわけでありますけれども、思ったような効果は出ないのかなというふうに思っているところであります。しかし、いろんな意味で飲食店は大変厳しいものですから、工夫をしながら我々も飲食専用のプレミアムを出したところであります。今後におきましても、やっぱりいろんな国の支援策を活用しながら、そういったことも進めていきたいなというふうに思っているところであります。

再質問 4番 前崎茂

先ほど言いましたように、地方自治体向けの臨時交付金が1月末か2月の上旬に確定するということが見込まれておりますけれども、そういった意味では、情報としてはもっと早い段階で来ますので、可及的速やかにそういった支援体制に取り組む必要があるかというふうに思っております。特に今回、経済対策費としては73兆円と大きい数字が出ておりますけれども、実際今のコロナ対策、支援対策ということについては、先ほども言ったように6兆円程度ということで、どちらかというとポストコロナに向けた、そういった経済対策が今回の特徴なのですけれども、ただ、今求められているのは、医療、暮らし、こういった緊急事態に対応する部分が必要ではないかと思いますし、プレミアム付商品券も含めて、中小零細企業の支援体制、これも引き続きやっぱりやっていかなければならないというふうに思っております。実は今般、役場の職員の皆さん、そして管理職の皆さん、それから私も、議員会も含めてなのですけれども、プリペイドカードを購入して町内商店、飲食店の消費喚起に少しでも下支えをするという形で取り組むことにいたしました。そういった意味では、広尾町も非常に疲弊している、特に商工業、飲食の支援体制というのが喫緊の課題だと思うのですけれども、それについてお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

答弁が重なるかもしれませんけれども、議員がおっしゃったように、長期的な対策になるというところでございます。そうした場合に、行政としての支援、一時的な支援も大切かというふうに思いますけれども、何といっても住民みんながやっぱりコロナ対策というのは自分事であるという、そんな捉え方をしっかりしながら、どうやって行動するかということが大切かと思っております。ですから、みんなで経済を回すにはどういう行動が必要なのか、住民の方の行動、それから商工業者の対策の行動、そういったことをしっかりそれぞれの関係者と協議をしながら対策を進めてまいりたいと思っております。

出典:広尾町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる