広尾町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日
防犯カメラの設置について
2016年9月12日、広尾町議会の一般質問で、萬亀山ちず子議員が「防犯カメラの設置について」質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 萬亀山ちず子 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 萬亀山ちず子
私は、安全・安心なまちづくりのため、防犯カメラの設置について町長の考えを伺います。町長は、町政執行方針の中で「安心して暮らせるまちづくり」、特に防犯に対する備えとして、警察署と連携した住民の必要な情報提供、町内会や関係機関と連携した防犯対策などに取り組み、安全・安心なまちづくりに努めるとしています。そこで、広尾町における防犯体制の現状はどうでしょうか。小さな町ですから、さまざまな情報は口コミで早く伝わるという利点はありますが、見えないところで発生する事件などには憶測が広がり、不安をかき立てるばかりではないでしょうか。身近なところで起こり得る犯罪、あるいは事故等に対し不安を感じている町民の方も多いと思います。その要因の一つに、犯罪、事故の前後を記録して事件の抑止対策、あるいは早期解決に有効な防犯カメラの設置などが見られないことが考えられます。全国で発生する事件、事故の解決に防犯カメラの記録が重要な手がかりとなっていることはマスコミでも頻繁に取り上げられています。今年、帯広で発生したひき逃げ交通事故も、防犯カメラの記録で解決に至っています。平和で小さな町でも、犯罪や事故が発生する可能性は否めません。安全・安心なまちづくりのため、防犯カメラの設置について町長はどのようにお考えかお聞かせください。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
それでは、萬亀山議員の質問にお答えをいたします。今年度の町政執行方針におきまして、「犯罪のない安全で安心して暮らせる町を目指し、警察署と連携した住民への必要な情報提供、町内会や関係機関との連携した防犯対策などに取り組み、安全・安心なまちづくりに努めてまいります」としております。その実現を図るため、広尾町地域安全推進協議会での犯罪の現状把握及び防止対策の連絡調整、広報啓発活動の推進、関係機関との連携及び情報交換、関係団体への支援などを行っております。本年に入りまして、広尾警察署管内において、車上狙いなどの窃盗事件が昨年を上回るペースで発生しております。広尾警察署と広尾地区防犯協会連合会におきまして、広尾地区車上狙い防止対策実施要綱、これを設けまして、「愛車まもり隊」として、車上狙い対策に限定した防止対策でありますが、運動の目的を広く住民等に周知し、住民等を運動の参加者として募り、住民みずからが車上狙いの防止活動の一員としての意識を醸成し、全般的な犯罪防止を図る活動について実施をしております。これらの活動に加え、事件の抑止や未然の防止対策に防犯カメラの設置について今後検討してまいりたいと思っているところであります。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 萬亀山ちず子
私調べたところをちょっとお話ししたいと思います。本年の広尾町内では、刑法犯認知件数は、今年度7月末で、窃盗6件、また、器物損壊3件、粗暴犯3件発生しているそうです。27年中にはこのような犯罪が19件発生しているところではありますし、今年度においてもさらに起こり得るのではないかと危惧しているところでございます。私は、昨年、シーサイドパークでパークゴルフをしていた友人とちょうどたまたま一緒だったのですけれども、その方が車上狙いに遭いまして、まず窓ガラスを割られ、そしてバッグ、現金、通帳、キャッシュカードと全部持っていかれていまして、その事件にちょうど私も居合わせたところなのですが、とても恐ろしい気持ちでおりました。犯人はすぐに銀行に直接行って、顔を隠しながらキャッシュカードを使っておろしてしまったのですね。ただ、軽トラックで走っていったということだけは確かだったのです。それもある程度手がかりにはなるのですけれども、結果としては解決に至っておりません。自分の不注意から、また、事件に巻き込まれるケースもありますが、いずれにしても被害者、目撃者、遭遇者などから届け出がなければ事件として取り上げられないわけなのです。また、今年に入りまして、広尾町内でも子どもに対する不審者の声がけも3件発生しているそうです。また、子どもへの不審の声がけなどでは、ただ学校でとまってしまうのか、ましてや家庭でとまるのか、そして子ども同士でとまってしまうのか、そういったところもやっぱり不安材料になります。まず、子どもが被害に遭っても記憶の曖昧さで、時間の経過とともに事件解決には結びつかないこともあると思います。結果として、どこかで監視の目があったらと後悔を感じることはあると思います。管内の町村の防犯カメラの設置状況も調べましたけれども、まず清水町はじめ、全部で8件設置しているそうです。単独で設置するには本当にお金もかかるところで、財政に余裕もないものと承知しております。でも、企業、商店街、そして協力要請、そしてまた、道の補助などもちょっと調べていただいて、そういった取り組みも必要かと思います。ともあれ、危機感を持ち、住民を犯罪から守るための抑止力、そして効果が期待できる防犯カメラの設置について、町長、よろしくお願いいたします。これで私の質問を終わります。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
今、議員のほうからいろいろご提言をいただいたところであります。何といっても住民の方が安心して暮らしていける、そのためにやはりしっかりとした行政運営をしなければならないというふうに思っております。今、全国的に、テレビ、新聞を見ても凶悪な犯罪、子どもを巻き込んだ犯罪等々が報道されておりまして、今まではそんな事件というのは都会で起こっているものだというふうに思っていましたけれども、最近はどこの場所で起こっても不思議ではないという、そんな時代背景があるわけであります。そういった意味で、どうやって未然に防ぐのかというところ、これもやはり大切な行政執行の分野だというふうに思っております。今、防犯カメラの設置についてご提言を受けました。8市町村で、それぞれカメラを設置しているところであります。設置は、いろいろな公共施設を中心として、また、いろんな公園ですとか、そういったところ、不特定多数の方々が出入りするところの部分に設置をされているわけでありますが、やはり効果があるものだというふうには思っておりますけれども、そこでやはり設置に向けては慎重な判断も片方では必要だというふうに言われているところであります。監視をするわけでありますから、当然、個人のプライバシーの問題、個人情報保護の問題もありますし、それとあわせて監視をして安全な生活を守るという点と、それから何といってもプライバシーの保護をどう守っていくのかというところ、これがあるわけでありますけれども、全国的な統計を見ると、やはり監視をされても安全な生活をしたいというところが大きくアンケートとしてはあるみたいでありますが、そこで設置をする側としては、やっぱりきちっと設置の指針、この基準というか、厳正な使い方、これをやはりしっかり明記しながら、そしてどこに監視カメラがついているのですかということを公表しながらしなければだめだというふうに思っているところであります。何といっても、やはりどうやって誰が見られるのか、運用はどうするのか、この辺をしっかり、犯罪抑止目的、それから犯罪が起きたときに使うわけでありますから、そういったところに限定をするという厳正な指針をきちっと定めないとやっぱりいろんな問題が発生しますので、そういったことも総合的にこれから検討させていただいて、設置場所についても検討させていただければというふうに思っているところであります。