豊浦町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月17日
安心・安全なまちづくり、防犯カメラ設置について
2025年9月17日、豊浦町議会の一般質問で、大里葉子議員が「安心・安全なまちづくり、防犯カメラ設置について」質問し、町長 杉谷佳昭、町民課長 久保隆史、生涯学習課長 大嶋果林が答えました。
- 聞いた人
- 大里葉子 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、町民課長 久保隆史、生涯学習課長 大嶋果林
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 大里葉子
4番、大里葉子です。議長の許可をいただきましたので、2点について一般質問させていただきます。一つ目は、安心・安全なまちづくり、防犯カメラの設置についてです。全く知らない人、見ず知らずの女性をストーキングし、殺害に至る事件が8月20日に神戸市で起きました。次々と起きる驚愕な事件に胸を痛めています。近隣の室蘭市でも、今年6月27日に女子高生へのつきまといが発生しています。また、9月8日には、苫小牧市で小学生が男に声をかけられ、男の自宅まで行き、家に上がり、飼っている鳥を見て帰ってきたということで、実害はなかったとのことですが、同じく苫小牧市で、9月6日には刃物を持った不審者が目撃されています。変質者・不審者情報は、近隣の胆振管内でもかなりの数が挙がってきています。子どもたちが犯罪被害に遭わないためにも、犯罪の形態が凶悪化する中で、安心・安全なまちづくりを地域ぐるみでつくることが大切です。防犯カメラは、犯罪の抑止効果と住民生活の安心・安全な環境づくりにも重要な役割を担います。令和7年度の町政執行方針でも、防災、交通安全、防犯対策で安全・安心な地域をつくる取組の推進と町長は掲げています。防犯の観点から、防犯カメラの適切な設置と運用について伺います。一つ目は、本町の防犯カメラの設置状況について伺います。二つ目は、本町で年間どれくらいのつきまとい、不審者の情報があったのか、伺います。また、あった場合、どのような方法で学校や地域住民に伝達しているのか、お尋ねします。三つ目は、自治体によっては、防犯カメラ設置に防犯対策補助金制度を実施しているところがあります。今後、本町でも、自治会、商店街、個人宅前などの防犯カメラ設置に助成金制度のお考えはあるのか伺います。四つ目は、安心・安全なまちづくりに向けて、子どもから高齢者までを犯罪から守るために犯罪防犯対策はどう進めていくのか、お考えを伺います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
安心・安全なまちづくり、防犯カメラ設置についてお答えいたします。1点目の本町の防犯カメラ設置状況についてですが、公共施設において、10施設、37台を設置しております。2点目の本町でのつきまとい、不審者の情報についてですが、令和6年度は10月に1件、令和7年度は8月末現在でゼロ件となっております。また、不審者情報があった際の伝達方法につきましては、発見者からの警察署への通報によって警察署から連絡を受け、学校、役場、教育委員会を経由して、関係機関や保護者等へメール等にて伝達しております。3点目の防犯カメラ設置に係る自治体の補助制度についてですが、北海道内の4自治体で実施されていることを確認しておりますが、本町の防犯カメラ設置に係る補助につきましては、今のところ考えておりません。4点目の防犯対策についてですが、教育委員会、やまびこ、警察署など、関係機関と連携しながら、広報及び町ホームページでの周知のほか、子どもや高齢者が集まる場所での講話などを進めてまいりたいと考えております。
議員の再質問 4番 大里葉子
1点目の再質問を行います。公共施設10施設、37台の防犯カメラ設置施設の名称と内訳の台数を伺います。
町の答え 町民課長 久保隆史
設置している公共施設の場所と台数でございますが、今、ここで回答してしまいますと、設置していない施設が特定されてしまう可能性がありますので、ここでの答弁は差し控えたいと思います。
議員の再質問 4番 大里葉子
それでは、違った視点から、今伺った37台の防犯カメラ設置場所のうち、通学路になっている場所はあるのか、お聞きします。
町の答え 町民課長 久保隆史
設置している防犯カメラについては、公共施設の入り口等の防犯カメラとなってございまして、通学路などの公共空間についての防犯カメラにつきましては、町のほうで設置したものはないと認識してございます。
議員の再質問 4番 大里葉子
設置してくださいと言って設置して、それが公になったら困るのかもしれないのですけれども、改めて話させていただきます。道内初、最古のラーメン橋、長さ176メートルの地下歩道ですが、地下歩道のある自治体では当たり前に防犯カメラが設置されています。そんな中で、通学路の中でも、ラーメン橋は優先順位を一番にしても防犯カメラを設置するべきだと思います。そこで、地下歩道の防犯カメラの設置は、意図的に監視体制を強化することで死角をなくし、犯罪抑止に大きな効果を期待できます。逆に、ラーメン橋などは、つけていますということを分からせるぐらいでもいいと思うのですけれども、そのところはどうお考えか、お尋ねします。
町の答え 町民課長 久保隆史
通学路など、公共施設に属する場所については、町のほうで今後つけていくかどうか、費用的な面もありますし、教育委員会との絡みもありますので、今後どのようにしていくか、検討していくべき内容かと思っております。
議員の再質問 4番 大里葉子
2点目ですけれども、不審者は、昨年は10月に1件と意外に不審者情報が少なくてよかったとも思いましたが、不審者情報を発見者、また、その当事者が確実に警察署へ通報していればいいのですけれども、通報していない場合もあるかもしれません。そんな想定はされているのか、お尋ねします。
町の答え 生涯学習課長 大嶋果林
従前、学校につきましては、子どもたちの安全を守るといった連絡体制を構築しておりまして、危機管理マニュアル等もございます。ですので、そういったものは徹底されていると認識してございます。
議員の再質問 4番 大里葉子
小さい子どもさんは、家に帰って、ご両親とか、周りの大人にちゃんと伝えられればいいですけれども、そうではない場合もあると思うので、学校等でもその危機管理マニュアルに沿って、ちゃんと子どもたちに伝えていっていただきたいと思います。3点目に移りますが、本町では、防犯カメラの設置に係る補助金については考えておりませんとご答弁をいただきました。いいお答えではなくて残念なところですが、過去に、国では、団体を対象とした防犯カメラ設置に対する補助金を出していたこともあります。現在は未実施です。確かに、お金のかかることでもあり、今、本町では様々に抱えている問題点や事業があり、大変厳しい財政状況の中、予算組みをされてやっているところだと思いますが、今、防犯カメラの設置に本町からの補助金は考えていなくても、今後、ほかの補助金を出しても通学路等に防犯カメラの設置を検討していくお考えはあるのか、町長にお尋ねします。再度、お願いします。
町の答え 町長 杉谷佳昭
先ほど答弁した部分につきましては、個人宅で防犯カメラ等をつける場合の補助制度的なものについては考えていないという答弁をさせていただきました。ただ、公共施設の場合につきましては、令和7年度の予算特別委員会の中でも、議員から不審者等の状況について質問がありまして、そのときにも答弁してございます。通学路とか、そういう部分について、予算の関係も当然出てくる部分もありますが、優先順位をつけながらつけていかなければならないと認識してございますので、あくまでも、考えていないというのは、個人的に皆さんがつける場合の補助制度は考えてないということで答弁したものですから、そのようにご理解していただければと思います。
議員の再質問 4番 大里葉子
それは個人的な場合もということですけれども、自治会や町内会も含むのか、もう一度、町長にお尋ねします。
町の答え 町長 杉谷佳昭
今のところは、公共施設以外、通学路は自治会のところも通る部分もありますから、基本的には通学路については、当然、行政のほうでしていかなければならないと私は認識しております。ただ、先ほども言ったとおり、お金がかかる部分がありますので、その辺も含めて優先順位をつけて考えていきたいと思っているところでございます。
議員の再質問 4番 大里葉子
先ほどの同僚議員の行政連携ポイント付与廃止というところからも厳しいのかと思いましたが、防犯カメラ設置補助金を出せなくても、自治体が地域住民の安全確保や犯罪抑止のために防犯カメラを設置することは責務かと思います。そして、先ほどの報告にありましたが、盗難の事件があったという点に関しても、大岸、礼文華を問わず、防犯カメラの設置を考えていただきたいと思います。4点目に移りますが、町長のお考えを今までお聞きして、4点目のご答弁で、防犯対策の中身がぼやっとした回答にしか聞こえてきませんでしたので、町長に一つお聞きしたいことがあります。令和7年度町政執行方針です。交通安全、防犯対策の推進のところで、豊浦小周辺については、令和6年度に実証実験として実施した大型車の通行を抑制するラバーポールの設置を継続して行うとともに、普通乗用車も含めた自動車全般の速度を抑制するハンプを設置するなど、変化を加えて実証実験を継続し、より高い取組の検証を行いますとありますが、防犯対策の推進については、何一つ触れられていません。もっとかみ砕いて言いますと、町政執行方針5ページの基本方針に、豊かな生活環境の実現という大きな冠の見出しがあり、その下に、政策1、安全・安心な地域をつくる取組の推進とあり、その中に防災体制の構築と交通安全、防犯対策の推進とありますが、基本目標2の政策1の中で、見出しと題名はありますが、防犯対策については、今年度、何も表記されていないのはどういうことなのか、伺います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
執行方針のことで、記載している部分としていない部分があって、どうなのかというところだと思います。基本的に、交通安全、防災につきましては、当然、行政としては、町民の安心・安全のためにはしていかなければならない責務という認識です。具体的にどういう事業かというと、なかなかすぐには返答できない状況になっていますけれども、ここに書かれているように、防犯対策につきましては、教育委員会等では、高齢者大学など、高齢者の方が集まるところに、例えば、伊達警察署の安全課の職員に来ていただいて、今、いろいろ問題になっている部分につきましては講習会等もやってございます。学校においてもそのように対応してございますので、啓発については、今までもやっていますけれども、今後についてもやっていくように考えておりますので、ご理解していただければと思います。
議員の再質問 4番 大里葉子
町長の思いは分かりました。それで、シュタイナー学園から豊浦小学校へ向かう路線の実証実験は、前町長のときから継続されている案件です。そう考えると、以前からも交通安全対策は推進されてきました。しかし、その防犯対策が一部おざなりになってきたように見受けられます。もちろん、交通安全の推進も大切です。豊浦町は小さい町ですが、交通安全対策の推進が100で、防犯対策の推進がゼロではなく、これは極端な言い回しですけれども、もう少し防犯対策にも重きを置いて防犯カメラの設置を推進していただきたいです。そして、令和8年度の町政執行方針の防犯対策の推進項目には、何を目指して防犯対策の推進をしていくのかをきちんと表記していただきたいです。町長にお伺いします。
町の答え 町長 杉谷佳昭
今、議員がおっしゃられた部分につきましては、これから令和8年度の予算についても編成が始まりますし、議員のご意見も伺いましたので、その辺も考えながら令和8年度予算編成を考えていきたいと思ってございます。よろしくお願いいたします。
議員の再質問 4番 大里葉子
来年度の予算に向けて考えていただけると前向きなご答弁をいただけました。ありがとうございます。責務の判断は、法令で直接的な責務と定められているわけではありませんが、自治体としての役割や公共性を考慮すると、住民の安全を守るために防犯カメラの設置を検討し、適切に運用することが求められると考えます。まずは、安心・安全なまちづくりに向けて、地下歩道ラーメン橋に見守り防犯カメラの設置をお願いして、一つ目の質問を終わります。