広尾町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
産後ケアのデイサービス型の支援体制について
2024年3月7日、広尾町議会の一般質問で、萬亀山ちず子議員が「産後ケアのデイサービス型の支援体制について」質問し、町長 村瀨、保健福祉課参事 保坂が答弁しました。
- 質問者
- 萬亀山ちず子 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨、保健福祉課参事 保坂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 萬亀山ちず子
産後ケアのデイサービス型の支援体制ということで、令和3年度から少子化社会対策大綱に基づき、核家族化の進展、共働き家庭の増加、地域の希薄化など、家族の在り方や家族を取り巻く環境が多様化している。ひとり親家庭や再婚家庭など、家族の在り方は多様であり、また、お母さんの都市部への人口流入を背景に、自分の生まれ育った地域以外で子育てをする家庭や、不安や悩みを誰にも相談できず孤立して子育てをする家庭が少なくないことから、母子保健法の改正により「産後ケア事業」の支援体制整備が構築されました。市町村の努力義務となっていますが、管内では全ての市町村が取り組んでおります。これまでの広尾町の利用状況等は、どのような内容で取り組んでいるのかお聞きします。また、訪問型、デイサービス型、宿泊型があります。広尾町は訪問型をしているようですが、私はデイサービス型の設置を要望します。また、非課税世帯、生活保護世帯、多胎児などの扱いはどのようになっているのかを併せてお聞きします。私は、広尾町の少子化対策にとって、子どもを産み育てているお母さんの悩みを真摯に受け止めてあげる大事な事業と思います。町長のお考えをお聞きします。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
萬亀山議員の質問にお答えいたします。現在、町では、産後ケア事業といたしまして、専門的な知識を持つ助産師がご自宅に訪問する「訪問型」により、退院後のお母さんと赤ちゃんの状況に合わせた授乳支援などの産後ケアを委託事業として行っております。令和4年7月から始めた事業でありまして、利用状況は、令和4年度の申請者は16名であり、そのうち6名の方が利用されております。延べ人数は15名となっております。また、令和5年度の申請者は現在27名で、そのうち4名の方が利用されており、延べ人数は6名となっております。産後ケア事業の対象者でありますが、出産後1年未満のお母さんと赤ちゃんでありまして、町では出産後速やかに多くの産婦さんが産後ケアを利用いただけるよう、妊娠中から全ての妊婦さんに申請をいただくよう支援を行っております。産後ケアの利用料金でありますが、赤ちゃんがお一人であっても双子などであっても1回につき1,650円となっております。回数は原則5回としておりますが、多胎児の場合など必要に応じまして利用していただける取扱いとなっております。なお、非課税世帯及び生活保護世帯の方の利用料金は無料としております。議員が要望されております通所型、いわゆるデイサービス型につきましては、十勝管内で実施しているのは医療機関及び助産所の合わせて3事業所がありまして、広尾町から一番近い事業所は帯広市内の事業所となります。産婦さんの心身の疲労を軽減するという事業の目的や事業所までの移動の負担などを考慮し、通所型につきましては、現在、実施を見送ってきたところであります。なお、通所(デイサービス)型を開設する場合は、適切な授乳のケアができる助産師を中心とした実施体制を構築することが必要でありまして、町単独で通所型の施設を開設することは困難であると考えております。今後、通所型の利用を希望される方が出てくることも予測されますので、事業委託について前向きに検討をしてまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 3番 萬亀山ちず子
ある市町村においては、利用者数も年々増えてきているところであり、また、認知度も広まってきたせいもあるのか、サポートが必要な妊婦さんもいらっしゃるということです。先ほどの答弁の内容では、産後ケア事業に対して十分に母子への配慮はなされていると思います。利用料金も1,650円、そして5回までとなっていますが、できるならば私は回数を5回よりも、6回、7回と相談に乗っていただけるのかなと思いましたが、きめ細やかな保健師の対応もしているということですので、十分ではないかと思われます。それと、昨年、令和5年、国から2,500円の補助というか、何かそういうのが支給されるということです。ですから、利用者に、それに対しての緩和できるのか、軽減できるのか、その扱い、2,500円が支給された場合の扱いはどういうふうになっているのかお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
利用料金については、事務方から説明させていただきます。議員おっしゃった、やはり出産後の母子の心身のケア、本当に大事な状況だというふうには十分理解をして、精神的に不安定になるとか、孤立化になるとか、そういったことの課題でこの事業も進めているところであります。広尾町で開設するのは本当に大変なことでご理解をいただければというふうに思っております。また、近いところで帯広市まで通うというところ、その事業を我々は大変だなと思って委託事業をしておりませんけれども、そういった希望があるということであれば、委託事業で検討させていただければというふうに思っているところであります。
答弁 保健福祉課参事 保坂(保健福祉課参事は2024年3月まで)
それでは、2,500円ということについて説明させてもらいます。国のほうでは、この産後ケアの利用者の方の負担の支援の拡充ということで、令和5年度からでありますけれども、利用料の拡充ということで助成額、先ほど言われた1回2,500円、助成日数は5日間というふうに示されているところであります。広尾町といたしましては、先ほど、利用料金は1割負担していただいておりますので、個人の方は1,650円、なおかつ広尾町の場合には訪問型で委託している事業者のところが交通費の部分についても助成をしているところであります。それで、国のほうは、利用料金、金額を設定はしているのですけれども、引き下げる方法も、この産後ケア事業の拡充の部分では利用可能というふうになっておるところであります。2,500円の説明については以上でございます。
質問 3番 萬亀山ちず子
私も、産後のお母さんが数時間でも心身共に休養し、そして授乳ケアなどの相談をしていただけるという場を設けていただきたいということで、今回、提言させていただいております。通所あるいはデイサービス型を開設するのは適切なケアができる保健師がいないということで、残念ながら町独自ではできないというお話でした。今後、デイサービスが必要があった場合は、事業所、そして近くの帯広市内において事業委託として受け入れることは可能であるというお答えでした。今後も、ぜひ母子ともに寄り添った支援情報を提供し、産後鬱や孤立化を防ぐために柔軟な対応をお願いし、安心・安全で健やかな妊娠、出産、産後の支援体制をお願いしたいと思います。最後に町長のお考えを聞いて終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
やはりお子様を安心して産み育てる環境、本当に大事な環境整備だというふうに思っているところであります。特にこの産後ケア事業、特に産後の問題については、もう社会問題にもなりつつありますから、今、議員おっしゃっていただいたこと、そのとおりだというふうに思っております。広尾町も産後ケア事業として、こういうパンフレットをそれぞれお配りして周知をしているところであります。これにデイサービスの事業委託などを検討して、加えて周知をさせていただければと思っております。