羽幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月15日
医療体制の確保について
2017年6月15日、羽幌町議会の一般質問で、平山美知子議員が「医療体制の確保について」質問し、町長 駒井久晃、健康支援課長 更科滋子が答弁しました。
- 質問者
- 平山美知子 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、健康支援課長 更科滋子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 平山美知子
私のほうからは町行政について、医療体制の確保についての質問をいたします。今年4月から、道立羽幌病院におきまして北海道病院事業改革推進プランにより総合診療医が配置されております。反面、残念ながら外科、整形外科医の常勤医師の配置がありません。常勤医師の人数も前年度より減員となっており、地域センター病院としての位置づけになっておりますが、不安があるものと考えます。総合診療医は、初期診療に対応でき、専門医がいなくても患者を受け入れることができるということでは期待されるところでございますが、羽幌町は高齢化が進んでおり、特に常勤の専門整形外科医の配置が望まれるところではないかと考えます。留萌市立病院からは、新たに4月より整形外科医の診療応援が月2回となっております。また、現在でも根強く地元でお産ができるようにと声が聞かれます。入院に関しても入院日数に制約があり、長期間入院することができない現状で、町民からは町内にあります民間医療機関の存在に、よかった、助かるよというような声も数多く聞かれます。このような現状から、以下のことを質問いたします。1点目、外科、整形外科医、産婦人科医の常勤医師の確保についてどのように考えていらっしゃるのか。2点目、留萌市立病院、町内の民間医療機関との連携強化が必要と思いますが、どのように考えていらっしゃるのか。3点目、道立羽幌病院の4階病棟が休床になっておりますが、活用の方法を強く要望していくことも必要と思いますが、どのように考えていらっしゃるのか。4点目、羽幌町の医療体制は今後どうあるべきと考えていらっしゃるのか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
平山議員のご質問にお答えいたします。1点目の外科、整形外科医、産婦人科医の常勤医師の確保についてでありますが、北海道は平成29年度から4年間を計画期間とする北海道病院事業改革推進プランを策定し、既存の医療機能維持を基本としつつ、道が果たすべき役割や機能について方向性を示しております。道立羽幌病院の常勤医師確保については、本町にとりましても大変重要であると認識しており、これまで医師研究資金の貸し付けや生活環境の整備に係る支援を行ってきております。しかしながら、全道、全国の医師偏在や専門医師不足は変わらず、大変厳しい状況が続いておりますことから、道において総合診療医の配置が検討され、本年4月から羽幌病院で総合診療医による診療が始まっております。総合診療については、個々の診療科のような特化性はないものの、専門性も有しながら、地域で使える幅広い分野の知識を持って診療に当たっていただいているところであります。専門医を望む声があることは承知しておりますが、羽幌病院を利用する圏域の患者の現状や今後の推移を踏まえたとき、常勤の専門医にこだわらず、総合的な診療体制を維持していただくことを優先してまいりたいと考えております。2点目の留萌市立病院及び町内の民間医療機関との連携強化についてでありますが、留萌市立病院は留萌の2次医療圏域において救急医療体制を確保するなど、大きな役割を担っていただいております。また、町内の民間医療機関は、身近なかかりつけの病院として予防に関する対策などの各事業にご協力をいただき、地域医療の支えとなる重要な医療機関であります。それぞれの医療機関が地域、圏域の中で急性期、回復期、慢性期の役割や機能を分担し、お互いに協力しつつ地域の医療を支えていただかなければならないと考えております。関係機関で構成する留萌圏域地域医療構想調整会議の中でも、将来の医療のあり方を検討しながら連携体制を継続して考えてまいります。3点目の道立羽幌病院の4階病棟の活用についてでありますが、4階病棟は平成21年7月に休止し、以来活用されないまま今日に至っております。この状況が続くことが地域にとって望ましいことではないとの思いは議員と同じであり、これまでも北海道や圏域の町村と協議や検討を行っております。この中でも病院としての活用なのか、または転用なのかなどについても議論をしておりますが、4月から病院の組織や経営形態が変更されておりますことから、道立病院局や羽幌病院と情報を共有しながら、圏域の町村と連携し、病院の利用促進を考える中で4階病棟の活用も含め協議してまいりたいと考えております。4点目の羽幌町の医療体制についてでありますが、道立羽幌病院が圏域のセンター病院としての診療体制を確保し、天売、焼尻診療所と連携体制がとられていくこと、また町内医療機関や圏域の病院と役割分担をしながら、それぞれの機能を発揮していただくことが重要であると考えております。羽幌病院には常勤専門医の配置など町民が望む医療体制の確保を求めていくことが理想とは思いますが、管内、道内の医療環境を考えますと、望む全てを構築することは困難な状況であると考えております。このような中、議員の皆様におかれましては、先般浅野道議会議員とともに道立羽幌病院の施設視察と医療スタッフや事務職員の方々との意見交換をされたと伺っており、羽幌病院の現状把握にご尽力をいただいておりますことに対し、心からお礼を申し上げます。本年4月から羽幌病院では総合診療が始まっております。このことから、この医療体制の経過を見ながら、離島の体制も含め、今後において北海道と協議してまいります。以上、平山議員への答弁とさせていただきます。
再質問 7番 平山美知子
私のほうから再質問させていただきます。まず、1点目です。外科、整形、産婦人科常勤医師の確保についてでありますが、答弁の中には常勤の専門医にこだわらず、総合的な診療体制を維持していくことを優先していきたいとありました。医師の確保ということでは、確かに全国的にも非常に難しい、厳しい状況と私も重々認識しております。そういうことからも、羽幌病院では今年の4月から総合診療医が配置されたものと思っております。決して私は、総合診療医の配置が悪いと否定することではありません。幅広い分野において初期診療、または治療していただけるということでは、今後こういう地域においては期待されるところではないかと思っております。一方、総合診療医で対応できない患者さんについては、やはり他の医療機関を紹介され、転院したりするケースもこれからも出てくると思います。そうしたときに、高齢化が進んでいます我が町としましては、常勤医の確保が難しい状況の中ではありますが、何科の常勤の専門医が最低必要なのかと考えることも必要ではないかと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
答弁申し上げたとおりでございまして、専門医については北海道のほうでは非常に難しいと、それから先ほど答弁申し上げたとおり全国的に足りない状況でありまして、私も国保連合会の役員をやっている関係で各町村長さんとお話しすると、先日も大学病院を2つ回ってきたけれども、さっぱりだというのが町立の国保病院を持っている首長さんの意見でございました。そんなことからも、以前からも平山議員から整形の専門医をというお話もございましたので、時間があるたびに道の5階、6階へ回っておりましたが、残念ながらそういう状況にもないのと、それからくしくもこの4月から留萌の市立病院に整形の先生が1人プラスで派遣され、その中から、月2回ではありますが、羽幌町への出張ということもくみしていただいたことに私は感謝を申し上げておりますし、そういったことも議員各位の熱意が通じたからこそ、北海道のほうもそういう配慮していただいたものと感じておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 平山美知子
確かに専門医の確保は非常に難しい。私も、先ほど言いましたが、重々にわかっております。でも、地元としては最低専門の整形の常勤の配置を望む声も聞かれていますし、無理なのはわかっています。でも、やっぱり声を上げていく必要が私はあるのではないかと思います。羽幌も高齢化がだんだん進んでいます。たとえ近くても、留萌市立病院に行くにしても通院するためにはやはり乗り物に乗っていかなければなりません。高齢化になると足腰が弱くなって、また筋力も衰えてきます。かなり身体的にも負担が、苦痛がかかるものと思っております。また、整形はそうなのですが、産婦人科の確保につきましては絶対的に医師の数が少ないと、またお産が羽幌でできるようにするためには手術の体制、または小児科の先生がいないとできませんという、先月ですか、議会のほうに今の道立病院長が来まして、そういうお話も伺っております。当然羽幌病院では手術ができませんので、分娩の再開ということは困難かなと私も認識しております。でも、町民の若い人からは、やはり地元でお産ができればいいのにねという声が聞かれる以上、私の立場として、住民の代表、代弁者として、私はだめだとわかりながらも声を上げていかなければなりません。というのは、整形の部分では今までずっと道のほうにも言ってきました。そういうことで、今の病院長です。そういう声も聞いている。なかなか難しい。でも、専門の整形のお医者さんを探しておりますからという答弁ももらっています。だから、だめだからといって、決して声を出さないという、諦めることはないのではないかなと私は思っております。要するに今後は総合的な診療体制を維持、優先していくというご答弁でした。再度お聞きします。専門医の確保に向けての取り組みはしていかないという受けとめ方でよろしいのでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
おっしゃるとおりでございます。ただ、その熱意だけは北海道のほうに、今は別館のほうに病院室のほうが移っておりますので、別館の3階に行って伝えたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 平山美知子
前向きな答弁いただきました。ぜひ町長の熱意も道のほうに伝えていただきたいなと思っております。2点目になります。留萌市立病院と町内の民間医療機関との連携強化についてです。答弁の中では、市立病院の役割、また民間医療機関においては地域医療の支えとなる重要な医療機関であるとの説明、答弁をいただいております。また、留萌圏域地域医療構想調整会議の中でも将来の医療のあり方を検討しながら連携体制を継続していきたいという考えだという答弁でした。先ほども言っていますが、例えば整形外科に関しますと、先ほど町長も言っていましたが、今年の4月から留萌市立病院より、専門整形医により毎月奇数週の木曜日に診療の応援が得られて、診療が始まっております。今は月2回の診療応援ですけれども、今後に向けて診療日数を少しでもふやしてもらう体制に、また産科については、地元で分娩ができないのであれば、留萌市立病院で分娩する人がいるなら、せめて妊産婦の産前産後の健診を羽幌病院で受けることができるように、産婦人科医の診療応援を留萌市立病院から得られるような体制をつくってもらう。そうすることによって、少しでも安心して出産ができるのではないかと思います。そういうことでも留萌市立病院との連携ということで私は質問しているわけなのですが、その辺はどうでしょうか。
答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)
お答えをいたします。今議員がおっしゃられたように、全ての診療科について道立羽幌病院でできるということは、町民にとっては希望でありますということは重々私どもも承知をしております。この体制ができるのであれば、それにまさるものはないなということは思っておりますけれども、先ほどから町長も何度も申し上げておりますとおり、今の現状、地域、圏域の現状を考えたときに、道立羽幌病院に全ての体制を整えるというところは、全道的、全国的に考えても非常に難しいということになっています。ここでお答えしておりますように、留萌市立病院との連携という部分と、それから町内医療機関との連携と言っていますように、圏域の中でもそれぞれの病院がそれぞれの役割を果たすように、そこが役割を維持していけるようにということを圏域の中でも検討しております。そこの中では、今例えておりました妊産婦ということにつきましても、まずは留萌でも妊産婦の方々が安心して健診を受けられて出産ができるという状況を維持していかなければ、羽幌町のほうにも支援ということはまず難しいだろうということは感じております。であれば、圏域の中でまずその体制を整えていくということが役割分担なのかなというふうに思っております。その中で羽幌病院がどういう位置づけになるのかということにつきましては、先ほどの専門医に関してもお答えをしておりますように、常勤医に限らずと申し上げているのは常勤医を諦めているということでは決してなくて、その中でも、そうでなければせめて整形であったり、健診の体制であったりということが少しでもできるような診療体制として整えていきたいというふうに考えておりますので、そのような方法に向かって進んでいきたいと思っております。
再質問 7番 平山美知子
課長のほうからとてもすばらしい答弁いただきました。診療体制を整えていきたいということです。要するに私が言いたいのは、留萌市立病院をもう少し充実させていただく、そういう取り組みをしまして、そこから整形なり産科のお医者さんなり、毎日でなくていいのです。週に何回とか、そういう応援体制をしていただけるというか、そういうことを望んでほしいなと私は思っているのです。羽幌病院独自では、医師の配置は多分かなり難しいと思うのです。ですが、留萌市立病院をもう少し充実、そのときには羽幌町もいろんな部分でお金を出したり、何かすることが出てくるかもしれませんが、まず市立病院をもう少し充実していただいて、そしてその分羽幌のほうに一人でも二人でもお医者さんが来てもらえるような、そういう体制を私はつくっていただきたいなという願いなのです。もう一度その辺のお考えをお願いいたします。
答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)
お答えをいたします。留萌市立病院のことにつきましては、圏域の今申し上げました留萌圏域地域医療構想調整会議という中で今後話し合われていくのですけれども、今までも自治体病院等広域化連携検討会議という団体がございまして、その中でいろんな部分を考えてきておりました。その中で現実的に今も続けておりますことは、2次救急を入れていただくと、そこの部分を留萌市立病院にお願いをしておりまして、そのものにつきましては管内各町村、その実態に応じて負担金をお支払いをするということを続けております。今後につきましても、自治体病院のほうの会議は関係機関が重複するということで、今後は医療構想調整会議の中に移行していきますけれども、そこの役割分担ですとかという中では、もちろん留萌市立病院の体制確保のお願いということはしておりますけれども、現実にされるのは留萌市になってきますので、そこの病院の中のことにつきましては、圏域の中で相談をしてどうこうということにはちょっとなっていかないのかなというふうに思っております。
再質問 7番 平山美知子
留萌市立病院の充実に対して、今課長はその部分は留萌市がやっていくのではないかという意味合いで私今受けとめたのですが、それはそうだと思うのです。でも、今羽幌町の現状として、羽幌町みずから留萌市立病院、そういう部分での連携といいますか、やっていくことも私は悪くないと思うのですが、どうですか。
答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)
お答えをいたします。留萌の中でセンター病院と言われるところは、留萌市立病院と道立羽幌病院がございます。その中での役割分担という中では、一義的には道立羽幌病院が苫前、羽幌、初山別、それから遠別というような地域を主に担っていると、南部のほうを留萌市立が初期的なものですとか、そういうものを担っていて、そこではできない広域的なものについては現在も連携をとってやっておりますし、今後もそれは続けていきたいというふうに思っております。
再質問 7番 平山美知子
私の説明が悪いのか、思いがちょっと伝わっていないなという思いがします。それぞれの留萌市立病院、羽幌病院、地域の役割分担、そういうのはわかっています。ただ、それ以外で今町民が求めているお医者さんのことなのですよ、私が言いたいのは。お医者さんを確保というか、羽幌病院で診療していただくためにどうにか、近くの留萌市立病院ですから、そこにもう少し働きをかけてどうにかならないかという、そういう意味で私は言っているのですけれども、ちょっと伝わっていないのかなと思うのです。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
留萌市立病院と医師の連携ということでご質問、再質問ということで、課長の答弁がちょっと食い違っている、そういうふうに議員が感じておられるようなので、私からも申し上げますと、課長が言いたかったのは、留萌地域の医療構想調整会議と、こういうものがございまして、すみ分けがされております。現実的には北海道羽幌病院ということで道が担っている病院ですが、先ほど来より申し上げておりますとおり、医師が不足している関係上、1次医療に近い医療しか道立羽幌病院は担っておりません。そんな中で留萌市立病院に2次を担っていただいて、その中でも市立病院からすると現在赤字がふえている中でどうしようかということもありますし、羽幌病院につきましても大変な赤字を持っておりまして、この赤字をいかに少なくするかということで道も考えておりますし、昨年の予算でも皆さんからご同意を得てやっております小児の予防接種なども、道立病院、または羽幌の加藤病院ということで回数をふやして、少しでも足を運んでいただき、行きやすい病院と感じていただける方策をとったところでございます。その中で今議員おっしゃるような留萌市立病院から医師を派遣してもらうということは、留萌の市立病院の赤字をさらに拡大する。もっと申し上げますと、道立羽幌病院は留萌の医師が来てくれれば半分以上要らないのだと、半分という数字は単なる例えで、具体的な数字ではございませんが、そういう状況にもなりかねませんし、先ほど申しました留萌地域の地域医療構想会議という自体がどういうふうな立場になっていくのかと、その中で羽幌の町長は何考えているのだというような、そういったことにもつながりかねないということになりますので、そういったことで医師不足の足りない部分というのは非常に難しいということでご理解をいただきたいというふうに先ほどからお話ししているところでございます。
再質問 7番 平山美知子
町長の考えは、まるっきりわかったわけではありませんが、納得します。それで、留萌圏域医療構想調整会議の中で、私が言っていることを思ってくれれば、もう少し強い意見、羽幌町としての意見をその会議の中で出していただければなと思います。あとは、次に民間の医療機関についてですが、確かに地域においては大変重要な医療機関であると私も思っております。今後も今あります民間医療機関を利用できることによって、町民の人が町外へ転出することもなく、少しでも地元で暮らしていける。高齢者の人たちが安心できる医療体制の環境づくりが必要であり、常に情報の共有を図って、連携を密にして、いつまでも地元に今ある民間医療機関が存続できるように取り組んでいってほしいと思います。それで、ご存じだとは思いますが、今年の3月にその民間の医療機関は理事者がかわったと聞いております。その辺はご存じだと思うのですが、新しい理事長さんにはお会いになりましたか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
お会いしておりません。
再質問 7番 平山美知子
お会いしていないというか、かわったのは当然ご存じですよね。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
言葉が足りませんでした。かわったのは知っておりましたけれども、お会いする機会がございませんでしたので、お会いしておりません。
再質問 7番 平山美知子
機会がなかったということで、今のところはお会いしていないということなのですが、民間の医療機関とも連携してやっていきたいということですので、羽幌町のために存続できるようにというようなことも含めて、お会いしてほしいと言ったらおかしいのですけれども、お願いしたいのですが、その辺どうでしょう。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
私も忙しいですけれども、あちらはもっと忙しいかと思いますので、そういう機会があれば、ぜひお会いしたいと思います。しかしながら、加藤病院の院長先生と医師2人の先生におきましては現在も同じ体制でやっていただいておりますし、担当課に聞きますと、さまざまな段階でご相談をいただき、またはアドバイスをというふうに大変ご尽力いただいておりますし、私のほうも個人的にほかの議員さんからも言われて、町長になる前ですけれども、何か要望があれば、議会として伝えたいというふうにお話ししたところ、特にないと。それよりも、例えば補助なりなんなりいただいて足かせ手かせができるとかえってやりづらいから、僕はいいのだというふうにおっしゃっておりましたので、アドバイスなり助言、そういう指導は大変いただいておりますから、今後とも安心というわけにはいきませんが、議員心配のとおりでございますので、さらに今までどおりの交流を持っていきたいというふうに考えております。
再質問 7番 平山美知子
次に、3点目の羽幌病院の4階病棟の活用についてでありますが、平成21年の4月から休止しているということで、もう8年がたつわけです。私は、4階病棟の活用の仕方で転用ということは本当は考えたくはないのです。でも、現状の医師不足、医師の確保が難しいこういう現状の中で、病院機能としての活用は難しいのかなと思っております。この先何年も休止しておくことはもったいないなという感じがありますし、現時点では転用を考えていくのがいいのかなと思っております。先日、5月26日でした。先ほど町長の答弁の中でありました浅野道議会議員と一緒に羽幌病院の施設を視察と、あと病院側の職員の方々と意見交換もさせていただきました。その中で、やはり4階の活用についての話がありました。地域が必要とするサービスを提供するために活用すること、そのためには地域が一体となり、意見をまとめること。また、経営主体が異なる以上、出入り口について従来と別ルートを構築すること。このような条件を満たすなら、何らかの形で活用することは可能であるという道側のお話がありました。答弁の中にも、これまでも病院の4階の活用のことについて議論はされてきているようです。また、今後も圏域の町村と連携して病院の利用促進を考える中で、4階病棟の活用も含めて協議していきたいというご答弁がありました。ぜひ地域の住民のためにしっかり知恵を絞って、4階病棟の活用について私は取り組んでいただきたいと思います。期待しております。その辺どうでしょうか。答弁にはならないのかもしれませんが、一応思いをもう一度。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
答弁したことにもう一回答弁するというのはちょっと困るので、その辺議会運営委員会のほうでもちょっと調整していただきたいと思います。再度の答弁ということでございますので、担当者もかわりましたので、この4階は、奈井江町の町立病院の3階が余っている関係でサービスつき高齢者住宅、前にご質問もいただいたこともあったと思いますけれども、そういう利用も考えたこともありましたが、1回目の答弁でも申し上げましたとおり、持ち主が北海道ということで、羽幌町が利用するということになりますと、1階から入って2階、3階と自由に出入りできると、そういうような状況はいかがなものかということで、非常に保安上いろいろな状況の中で問題が大き過ぎると。それから、うまくいって、前に雇用促進、今夕陽ケ丘ですか、あの団地を購入するときにも外づけエレベーターがあるからというようなお話もあったので、そういった方法もあるのでないのということで検討しましたけれども、金額まではいきませんが、そういった高いものを設置してペイするのかというような疑問も大きくなったのと、それから道のほうも家賃をそれではどうするかといったようなことも数字も出てこないうちに今回の病院の事業管理というふうに変わっていったのが現状でございます。それで、申し上げましたとおり、今は4階の利用を考えるよりも、現状の診療体制の中で総合医ということで、いかに羽幌町の町民の方に利用していただくかということを最重要課題というふうなことで私自身は思っております。それは、道のほうのいろんな話の中でもそういうことが出てきておりますし、現実としては高速バスの停車を北から来たら羽幌でおりれるようにできないのかと言われたので、バス会社に聞くと、それは無理ですと、運輸局のほうで札幌へ向かっていく高速バスを途中でとめておろすということは絶対、返事が来ないどころか、うちのほうで出されないというようなことでございましたので、先ほどもお話ししましたように、連携ということで、バス停が雨風当たるのでということで、バス停の条件もありますので、5月の広報でしたか、小屋つきのバス停ができましたということでお知らせさせていただきましたが、さらにそういった高速バスの延長の考えの中から、病院と相談し、除雪や、それから道路のほうの屋根の出っ張りと言ったらわかりやすいかと思うのですけれども、バスが下通ってもぶつからないのかと、冬の除雪体制も病院のほうでしっかりやってくれるのかと。そうすると玄関がバス停、待合室にもなるしということで、利用促進を考えて病院のほうでは事務長さんからオーケーが出ましたし、バス会社のほうにもお願いをしまして、来年にはそういった申請を、路線バスを道立病院のほうでおりれるように、ぐるっと中へ入って、そして出ていけるように、そういった運行路の変更と言ったらいいのですかね、そういう手続も踏んでいただくようにお願いをしているところでございます。とにかく現状の中で赤字が少しでも減ることが大事で、もう一つあったのは、内科のかかりが羽幌町民で少ないということで、担当がかわられてもう2年もたったので、言ってもいいかなと思ってしゃべるのですけれども、国保のほうのレセプトというのですか、保険が返ってくる。こういう内科、外科かかったという、ああいうものが来るので、それで点検させましたところ、羽幌道立病院に内科があるのによその病院にかかっている保険の適用したものが伝票が来るかといったら、来ていない。そういう状況でもございましたので、道の病院の担当者のほうでも赤字の縮小というのは難しい状況かなということで、納得というのもおかしな話ですけれども、現状で羽幌町もいっぱいいっぱい利用を考え、利用していただいているということをご理解をいただいたものと私はこの2年半で感じているところでございます。そんな中で今4階をどうのこうのというのは、大事なことではありますけれども、できることではないと考えておりますので、また何かアイデアがありましたらアイデアは受け付けますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 平山美知子
済みません。今のことについてもう少し聞きたかったのですが、次の部分がありますので、簡単に。4点目の医療体制についてですが、先ほどの繰り返しになりますが、私が申し上げたいのは、どのような診療科でも常勤医の確保が絶対難しいというのであれば、次の手段といいますか、取り組みを考えていくことが必要であって、少しでも町民の人たちが安心して地元の病院にかかれるような仕組み、体制をつくっていくことが私は必要でないかと思っております。また、離島の診療所についても、緊急時、例えばドクターが不在になったときに羽幌病院から応援体制ができるということは、そのためには羽幌病院の常勤医の数をふやさなければならないということになりますので、こういう取り組みも私は必要になってくるのではないかと思っています。そういうことによって、島民の人たちの不安を少しでも軽減できるような体制づくりが今後必要と思っておりますが、その辺いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
時間も大変押しているようですけれども、議長のお許しがあったればこそで、私も逆らうわけにはいきませんが、先ほどの答弁で十分ご理解をいただいたもので、あとは出ないと思っていたのですけれども、再度そういうことで答えろということでございますので、言わせていただきますと、先ほどのとおりでございまして、大変難しいことでございます。国が保険制度を変えまして医師を減らしたと、それから先ほど言いましたように国保連合会のほうも各町村、小さい町村はもちろん大変でございますし、羽幌町も結構大変でございます。そんな中で道一本ということで、国保の赤字も減らせ、医者も赤字も減らせという中で、我が町だけ医者をふやせと言って通るわけでございませんし、まだまだ島のお医者さんが確保していただいて、診療所を維持していただいていることが大変私は重要だなというふうに感じております。そういうことで、たくさんのご要望をいただきましたが、ご理解をいただきたいと思います。札幌に出て、時間があるときにはまた別館のほうに、大変厳しい顔をされるので、私自身は行きたいわけではないのですけれども、皆さんのご要望でありますので、3歩前へ出て、行ってきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
再質問 7番 平山美知子
最後に、先ほど答弁の中で町長のほうから私たち議員に対して敬意のお言葉がありました。改めてお礼申し上げたいと思っております。医師問題は、簡単なことではありません。地域住民のためにより一層の今後の取り組み期待しておりますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。