羽幌町議会 令和2年第11回定例会 2020年12月10日
愛ランド・サフォーク夢のフトンプレゼント事業について
2020年12月10日、羽幌町議会の一般質問で、平山美知子議員が「愛ランド・サフォーク夢のフトンプレゼント事業について」質問し、町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美が答弁しました。
- 質問者
- 平山美知子 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 平山美知子
それでは、私のほうから1件、愛ランド・サフォーク夢のフトンプレゼント事業について質問いたします。羽幌町議会では、議会活動の活性化に向けた取組の一つとして今年10月22日から11月20日までの期間、町民アンケートを実施しております。その中でアンケート結果に夢のフトンプレゼントについての意見、要望がありました。この事業は、赤ちゃんの誕生を祝うとともに健やかな成長を願い、焼尻めん羊の毛を使ったベビー布団をプレゼントし、子育て環境を整えるとともに、地域への愛着を深めるとの趣旨であります。また、羽幌町におきましては令和2年度から令和6年度までの子ども・子育て支援事業計画第2期を策定し、様々な子育て支援事業に取り組み、実施していることは承知しております。夢のフトンプレゼントについては、布団プレゼントを廃止し、祝金という形で給付するべき。プレゼントされた布団を使用していない家庭が多く見られる。第2子以降布団は必要ない。布団は要らないので、布団分のお金もしくはおむつ等にするべき等々の意見、要望があり、現時点ではこの事業に対する保護者の評価はあまりよくないのではないかと推察いたします。少子化が進んでいる羽幌町としましては、保護者が安心して出産できる環境を整えることも少子化傾向に少しでも歯止めをかけることにつながるのではないかと考えます。そこで、以下について質問いたします。夢のフトンプレゼント事業については、その事業内容の見直しが必要ではないかと考えますが、どうでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
平山議員のご質問にお答えいたします。初めに、議員ご質問のとおり、本事業は羽幌町で生まれた新生児を対象として、その誕生を祝い、健やかな成長を願うとともに、郷土愛を深めるため、地場の産品である焼尻めん羊の羊毛を使用したベビー布団と、同じく羊毛を使用したミトンなどの手作りグッズ、お祝いのバースデーカードを添えてプレゼントするものでありますが、その主な目的は世帯への経済的支援ではなく、生まれた新生児本人に対し、地元のみんなでお祝いの気持ちを送ることであると認識しております。本年3月に策定しました第2期羽幌町子ども・子育て支援事業計画におけるアンケート結果を基に第2子以降の新生児向け製品の在り方について関係団体を交え検討したところ、おむつ取替えの際の敷物など様々な用途で活用できるベビーマットの製作が可能となりましたことから、新たに選択肢の一つに加え、本年10月から運用を開始し、事業内容を見直ししたところであります。実際にプレゼントとしてお渡しするのはこれからとなりますが、今後も状況に応じ、改善できる点は見直しを行いながら本事業を継続し、子育て支援のさらなる充実、地元の資源を生かした地域活性化に努めてまいりたいと考えております。以上、平山議員への答弁とさせていただきます。
再質問 3番 平山美知子
それでは、私のほうから再質問させていただきます。この夢のフトンプレゼント事業につきましては、私の記憶ではこれまで予算委員会での質問、あるいは定例会での一般質問がされておりまして、今回私の質問で3回目となるかなと認識しております。まず、先ほどの答弁の中で、これまでにも答弁がありましたが、この事業の主な目的、これは世帯への経済的支援ではないということですが、この答弁を聞いて感じましたことは行政の思いと保護者の子育て世代の人の思いの認識というか、そういうずれがまずあるのではないかなと感じました。なぜなら行政としては親の負担軽減ではないよと。そして、保護者の思いは、これまでの議会との懇談会、アンケート調査の結果から推察できることは、出産にはかなりの費用がかかる。だから、そこのところでの負担軽減をしてもらえないかということだと思います。その辺のところの認識はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
子育て支援につきましては、お金による支援というのは、いつの質問だったか記憶はありませんが、しないというふうに申し上げておりまして、その代わりに任意の予防接種を当時から行っておりまして、本年度も326万2,000円ですか、そういった予算になっております。以前はこれよりも多かったわけですけれども、任意でなくなった部分もありましたので、少し金額は下がっておりますが、相当長くやっていた、そんな記憶も持っております。
再質問 3番 平山美知子
今町長答弁ありましたように、子育て世代の支援ということで、そういう予防注射等の支援をしていることは存じています。ただ、この趣旨といいますか、目的について子育て世代の人たちに浸透はしていないのかなと。その辺を理解していただくことが必要ではないかな、足りないのではないかなと思うのです。その辺のところはどうでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
そこのところは町の議会議員でございますので、町の趣旨を十二分に理解して町民にご説明、宣伝をしていただければというふうに思います。先ほども綿羊の件でご質問いただきましたが、綿羊の毛を使って様々な女性の手芸と言ったらいいのですか、そういうことの活動を通してやられる方が出てきて、その中でさらにそういったものも子育て世代には役に立つのではないか、そして羽幌町の綿羊だよというようなことで地域の新たなそういった活性につながるのではないかということで始めた事業でございますので、目的といいますか、趣旨といいますか、そこのところがずれてしまったのかなというふうに感じておりますので、様々な宣伝はこれからも続けていきたいなというふうに思います。
再質問 3番 平山美知子
今の答弁で今後もこの事業を続けていくということですので、議員さんたちも町の人に聞かれて宣伝してくれということですけれども、それはもちろんしますが、また町としても姿勢としてその辺はしっかりやっていただきたいなと思います。次に、事業内容の見直しですが、第2子以降の製品の在り方についてアンケート結果を基に関係団体と検討したところ、ベビーマットの製作が可能となり、新たに選択肢の一つに加え、事業内容を見直したところであると前向きなご答弁をいただきました。まず、確認なのですが、このベビーマットの材料は、もちろん地元の資源を生かすということからも焼尻めん羊の毛を使ってという事業なのですね。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、焼尻めん羊の羊毛を利用したベビーマットの作成ということになっております。
再質問 3番 平山美知子
参考までにお聞きしたいのです。今プレゼントしている布団のサイズ、大きさ、それと今回第2子以降のベビーマットのサイズ、それとこれらにかかる費用についてお聞かせください。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。現在の布団のサイズにつきましては、掛け布団が95センチ掛ける120センチ、敷き布団については70センチ掛ける120センチのサイズとなっております。今回10月以降に始めますベビーマットのサイズにつきましては、85センチの125センチということで、敷き布団の一回り若干大きいサイズとなっております。あと、金額につきましては、布団のほかに先ほど町長も説明しましたが、手袋のミトンや靴下などもろもろの製品もプレゼントしておりまして、合計で布団につきましては2万1,802円の1セットに対して経費がかかっております。あと、ベビーマットにつきましては、先ほどのミトンの手袋等も含めまして1万5,770円ということの予定となっております。
再質問 3番 平山美知子
どうもありがとうございます。それでは、今後第1子のときは布団のプレゼント、第2子以降はベビーマットのプレゼントということになるのですね。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。1人目につきましては布団をプレゼントいたしまして、2人目につきましては選択ということで、布団もしくはベビーマットの選択という希望を取ってプレゼントする予定であります。
再質問 3番 平山美知子
今第2子以降は希望を取るという答弁でした。それで、これまでの町長の答弁で布団プレゼントでは2人目以降もし必要でなければ断っても構わないですよという答弁があるのです。今回もそのような捉え方でよろしいのでしょうか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。今までも1人目であろうが今後の2人目であろうが希望を取ってからのプレゼントをしておりますので、今までどおりのことになると思います。
再質問 3番 平山美知子
このことは後ほど。次ですが、第2期羽幌町子ども・子育て支援事業計画におけるアンケート結果を基に事業内容を見直したとあります。そのアンケートの中に子育ての実態のところで子育てについての悩みとして経済的な不安、負担が大きい、このことが2番目に多い回答数になっています。そしてまた、ニーズ調査における意見のところでは費用の軽減、他町村などではお祝金があることで出産しやすくなりましたとの話をよく耳にするとありました。羽幌はそういうものが全くないので、余裕がないと結果にあったはずです。このような意見、要望に対して、この事業見直しにどのように反映されているのでしょうか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。この事業につきましては、町長も説明しましたが、経済的援助ではなく子供への製作者も含め町民みんなからのお祝いという意味の趣旨で実施しております。あと、経済的なお金がかかるとかのアンケートはあるのは承知しておりますが、そちらにつきましては今までも答弁しているとは思いますが、一時的な給付金をあげるのではなく現在の子育て支援のほうを、先ほども町長もおっしゃっておりますが、予防接種の助成だとか子育て支援センターの事業内容の充実、あと相談事業だとか、あと妊産婦の健診の助成などを含めて直接お金を給付するものではなく、今後必要となる部分も含めて子育ての環境を整えていくという考え方で現在も進んでいるところであります。
再質問 3番 平山美知子
答弁の内容は理解します、私は。ただ、議会との懇談会や今回のアンケート調査の中に経済的支援ということが大きく声が上がっているのです。例えばプレゼントを廃止してお祝金という形で給付してほしいとか、布団は要らないので、布団分のお金、露骨な言い方なのですが、もしくはおむつにするべきなどの要望があるということは、出産に対しては本当にお金がかかるのです。そういうことから、子育て世代のお父さん、お母さんたちは経済的支援をしてほしいという切実な思いではないかなと私は受け止めています。それで、今回も第2子以降のプレゼントで必要ない人は断ってもいいですよということですが、先ほども私言いましたように、町側の思い、それから保護者の受け止め方の違いがあるのではないかということで、町長、そうですねと認めましたよね。こういう必要でない人は断ってもいいですよ、要らない人は要らないでいいのではないかというのであれば、この事業のやり方としては町側の一方的な実施方法ではないかなと私は思います。するのであれば保護者の方が本当にありがとうございますと思ってもらえるようなプレゼントの内容にするべきであり、こういうことが私は本当に必要ではないかなと思います。こういう保護者のニーズに対して聞く耳を持たない町側の考え方だと私は受け止めざるを得ません。そういう認識でいいのかどうか確認いたします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
先ほども申し上げましたとおり、この事業につきましては焼尻めん羊の羊毛を活用したもので何かお祝いをできないかなということと、それから議員おっしゃるように必要のない方には断っていただいていいですよということは知らないよという意味ではなくて、子育て支援については、先ほども申しましたが、任意の予防接種について子供さんがいれば1人だろうと2人であろうとその年度生まれたゼロ歳児ですとかそういった生まれた年数に応じてそれぞれがひとしく受けられる予防接種がいいだろうということと、先ほど課長が申しましたように子育ての支援事業といった、そういったもので、事業で子育てを支援するというのが当町の考えでございまして、そういうふうに事実実践してきて喜ばれている部分も聞いておりますので、今後ともそういう形でいきたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
再質問 3番 平山美知子
今ご理解してくださいということですが、説明していることは私はちゃんと理解しています。ただ、そこに子育て世代の親御さんの気持ちが、さっきから言っていますけれども、ちょっとずれている。その辺のところを私は何とかしてあげたいな、してほしいなという思いなのです。私は、決してこの事業を否定しているものではありません。今後も、先ほどから言っていますけれども、この事業を継続していくということですので、この事業は事業で私はいいかと思います。ただ、繰り返しになりますけれども、アンケート調査の結果とか懇談会での保護者、町民の要望に対しての解決には私はつながっていないと思いますけれども、繰り返しですけれども、どうでしょうか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。確かに給付金の要望やアンケートはたびたび聞くことはありますので、ご承知はしておりますが、本町の姿勢といたしまして再三答えておりますが、生まれてからの子育て支援などを充実していきたいという考えであります。あと、アンケート結果のほうにも、各期の子育て支援計画にもありましたが、給付金ではなく今後の子育て支援のほうを充実してほしいなどのアンケートの結果もございますので、本町といたしましては給付金を、1人幾らというインパクトはあるかもしれませんが、本町といたしましてはインパクトには欠けているのかもしれませんが、今後の生まれてからの子育て支援の充実のほうにシフトして事業を行っていきたいと考えております。
再質問 3番 平山美知子
お子さんが生まれてからの事業に充実した取組をしていきたいということだと思うのですが、ということになりますと今現時点では出産時に関しての町側の支援というのは何もしていないという判断でよろしいのですか。出産時の、お子さんが生まれたときです。この布団プレゼントは、先ほど言ったように生まれてきてありがとうと赤ちゃんに対しての気持ちもあるよという意味合いだったと思うのですが、そのほかで出産したときの支援です。これは多分経済的支援になるのか分かりませんけれども、何かやっている事業があれば教えてください。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。出産時の医療に係る部分でありましたら各医療のほうから出産1人に対して42万円だったと思いますが、給付はあると思います。本町といたしまして単独のと言われれば、生まれて何かお金をやるとか、そういうのは一切ございません。あと、新生児に対して1軒1軒訪問をして相談に乗ったりとか、そういうソフト面の事業を実施しているところであります。
再質問 3番 平山美知子
今回第2子以降のプレゼントについてはベビーマットのプレゼントをしていくということでは前進した事業の内容の取組と受け止めております。ただ、何回も言いますけれども、保護者、町民の要望で特に経済的支援という思いが大きいのです。この辺の部分で町側は今後もしていかないというような意味合いにしか私は取れないのです。こういうことというのはプレゼント事業のほかに今後の町の課題の一つになるのかな、出産時の支援です。出産するまでいろいろなプロセスがあります、妊娠してから生まれるまで。健診ですとかいろんなものがあります。そういうことではなくて出産したそのときのお金がかかるということを町民の方は言っているのですから、そのために羽幌町は何もしていない。ところが、ほかの町村ではそういう支援をして少しでも少子化の歯止めをかけようと取り組んでいる自治体もあるはずです。保護者のお母さんたちはそういうことも聞いて、この近くでいえば、名前を挙げてあれなのですけれども、市町村名、近くにそういうまちがあるということで、そのまちに子育てをするために移り住んでいくという人もいると聞いています。ですから、私先ほどから言っているのは出産するまで、子供が生まれてからのいろんなプロセス、そういう事業をやっているのは私は分かっていて今日こういう質問をしているのです。私が言っているのは出産したときにその家庭に対して支援をしないのか。何回も言いますけれども、しませんと。でも、これはこれだけ大きな声になっているのです。人口減少にもつながるかもしれません。そういう若い世代の人たちが、隣のまちはそういう子育ての、こういう出産のときの事業に対してやっているところがあれば行くかもしれない。実際にそういう声が出ているのです。だから、私が言っているのは出産したとき、そのときの支援が必要ではないかと私は言っているのです。これは今後町としての新しい課題の一つではないかなと私は思って今日質問しているのです。その辺どうですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
平山議員から出産のときを考えてしないかということでございますが、過去の同じような質問でもご答弁申し上げましたが、出産のときにしない代わりに任意の予防接種、あるいは先ほどから言っております子育て支援というものでお金を使っていくというふうに変えておりますので、お金を使っていないということは当たらないかなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 3番 平山美知子
やはり堂々巡りの議論しかなりません。ちょっと残念です。でも、お願いです。今後そういうことを一つ課題として検討していただく方向にはなりませんか。もう一回念を押して聞きます。
再質問 3番 平山美知子
なかなか難しい問題で、行ったり来たりの議論で。私の思いはできるだけ今言ったようなことでかなえてほしいと思います。最後に、この事業も綿羊の毛を活用して行っている事業ということですが、綿羊の羊毛の活用についても、ほかにもふるさと納税の返礼品とかにも使っているようですし、また町での行事で高齢者に対しての88歳のお祝いですとかあります。その辺のところにもこの綿羊の毛を生かして有効活用といいますか、その辺にも利用できるように取り組んでもいいのかなとはふと思ったのです。その辺布団とは違うかもしれないけれども、綿羊の活用ということで。その辺もし何かあればお願いいたします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
通告の質問と外れておりますので、答弁は控えさせていただきます。