みんなの議会

羽幌町議会 平成28年第7回定例会 2016年9月14日

急務である羽幌町の空き家対策について

2016年9月14日、羽幌町議会の一般質問で、寺沢孝毅議員が「急務である羽幌町の空き家対策について」質問し、町長 駒井久晃、副町長 江良貢、町民課長 室谷眞二が答弁しました。

質問者
寺沢孝毅 議員
答弁者
町長 駒井久晃、副町長 江良貢、町民課長 室谷眞二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 10番 寺沢孝毅

私からは、急務である羽幌町の空き家対策について質問いたします。羽幌町の空き家対策については、平成26年12月議会で私が、平成27年9月議会で村田議員が一般質問して議論され、常任委員会でもたびたび議論されてきました。町は、平成26年12月議会で空き家対策の必要性、緊急性を認め、その後から空家等対策計画策定及び条例制定に向けて検討に入りました。平成27年9月議会では、羽幌町空家等対策計画の策定を進めて対策を実施していくとした上で、放置することで危険が伴う特定空き家の実態調査が終了したこと、所有者への意識調査を実施して個別に対応を検討し、状況によっては助言、指導、勧告、命令などの段階を経て、命令に対して履行されなかったり、不十分な場合には代執行できると町側の答弁は言及しました。8月26日開催の文教厚生常任委員会では、5段階の老朽度合いごとに空き家戸数が地域別に示されました。そこには、特定空き家の認定戸数の表記が見られず、空き家所有者への意識調査における未回答者への対応や所有者の特定に課題があることが報告されました。以上の点を踏まえて、次の質問をいたします。1、空き家対策に関する条例制定をせずに計画にとどめた理由について。2、空き家所有者への意識調査の結果について、次について地域別に数字を示してほしい。意識調査の対象数とそのうちの未回答数、所有者が特定できない空き家数、特定空き家の対象となる老朽化の激しいC、D、E評価のうち解体等の意思がある数。特定空き家認定、助言、指導に至るまでのスケジュール。4、所有者が特定できない空き家についてどう対処するのか。5、旧宮坂への具体的対応を町が検討していることがさきの常任委員会で報告されましたが、どのような内容の検討がされているのか。6、空き家は、防災、防犯、ごみの不法投棄、景観悪化など多くの問題を引き起こしており、地域によっては住民が危険にさらされる事態が日常的に起きています。この問題をどう速やかに解決するのか。以上です。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

寺沢議員のご質問にお答えいたします。1点目の空き家対策に関する条例制定をせずに計画にとどめた理由についてでありますが、空き家対策については平成26年11月27日付で空家等対策の推進に関する特別措置法が公布され、当町においては町内の空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため、空家等対策の推進に関する特別措置法第6条の規定を踏まえ、条例制定も検討いたしましたが、空家等対策計画の策定で十分に対応可能であると判断し、平成28年4月に羽幌町空家等対策計画を策定したものであります。2点目の空き家所有者への意識調査の結果についてでありますが、意識調査の対象者は市街地区は133名、原野地区22名、天売地区54名、焼尻地区66名、総数275名であり、そのうち未回答数は市街地区は85名、原野地区は5名、天売地区39名、焼尻地区40名、総数169名であります。また、所有者が特定できない空き家数は、市街地区は4件、原野地区1件、天売地区8件、焼尻地区20件、総数33件となっております。調査の結果、解体の意思を示した人は、外壁や屋根、窓などの腐朽破損や老朽により利活用には大規模改修が見込まれる評価区分Cの中では市街地区は2名、原野地区4名、天売地区1名、焼尻地区3名、総数10名であり、建物が傾き、外壁、屋根などの腐朽破損が著しく、倒壊のおそれが認められる評価区分Dの中では誰もおりませんでした。また、評価区分Dと同等で、かつ倒壊した場合に隣接建物または前面道路の通行に影響のある評価区分Eの中では天売地区1名、焼尻地区1名、総数2名おりました。3点目の特定空き家認定、助言、指導に至るまでのスケジュール及び4点目の所有者が特定できない空き家に対する対処についてでありますが、内容が関連いたしますので、あわせて答弁させていただきます。離島地区については、建物の評価が写真だけで行ったものであったため、再度技術者による的確な判定が必要であるとの考えから、今月中には現地に出向き、再度調査を行い、できるだけ正確な判定を行うとともに、年内中には所有者不明の物件に対し近隣の住民などへの聞き取りなどを行うことにより、所有者の判明に向け努力をしてまいります。また、特定空き家の認定については、建物が倒壊などの危険性があり、除去に向けて町が介入すべき建物であると判断した場合に限るとなっておりますことから、現況の調査が終了次第、特定空き家の認定を行いたいと考えており、認定を行った空き家の所有者に対しましては適切な助言、指導を行ってまいりたいと考えております。5点目の旧宮坂への具体的対応についてでありますが、建物の劣化等により他者に被害が及んだ場合においても当町としての法的責任はございませんが、何かよい対策が考えられないかということで関係課が集まり協議をいたしましたが、具体的な対応策までには至っておりません。6点目の空き家の問題をどう速やかに解決するのかについてでありますが、羽幌町空家等対策計画に基づき危険度の高い空き家を優先し、対策を講じてまいりたいと考えております。以上、寺沢議員への答弁とさせていただきます。

質問 10番 寺沢孝毅

まず、空き家の問題につきましてどれぐらい我が町にとって重要な課題と考えているのかという点をお聞きしたいのですけれども、空き家が地域を問わず全町的にかなりの戸数に上るということ、その中には老朽化が激しくて再利用難しいものが数多く含まれているということで、私は緊急かつ解決に対して急務な問題だと思うのですけれども、その点町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私もそういうふうには感じております。

質問 10番 寺沢孝毅

では、お聞きしますけれども、これは空き家の対策については条例ではなくて計画、そして解体とか改修についての補助に関するものは要綱という形でまとめられています。私は、全町的な問題であり、そして町民も非常に関心が高いということでは、これは条例にすべきではなかったかというふうに思うのですけれども、それに対しての答弁が計画で十分に対応可能であると判断した、一言に終わっています。なぜ検討の中身を答弁としないのか、その辺答弁としては不十分だと思います。そこについてもうちょっと背景を詳しくご説明ください。

答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)

なぜ条例にしなかったかということでありますけれども、空家等対策の推進に関する特別措置法の法律についてはまだ公布されてから2年程度と。その具体的な詳細については、現在北海道等々からその対応等について具体的な指示といいますか、具体的な中身そのものがまだ示されていないというようなこともありまして、現在のところ条例でその部分を法律にのっとったもの以外にそれを条例で示すということは今のところは考えていないということで、今回条例化はしていないということでございます。あくまでもこの法律にのっとって、空き家対策については対応できるという考えであります。

質問 10番 寺沢孝毅

私は、それはちょっとおかしいのではないかなというふうに思います。条例は、空き家対策に関する特措法が国より示されて、その内容にのっとって十分条文なんかは整理できますし、それから我が町の実態に合わせた特措法に盛られていないような内容まで及んでもいいというふうになっているはずです。しかも、これは空き家の改修、それから解体、除却、これに関する町の補助制度も含まれていますよね。そういった予算が絡む内容にもかかわらず、議会の議決を要しない計画で済ませるというのは議論不足ではないのかと。もっともっと議会で議論をし、すなわちそれは町民の声を吸い上げるということにもなります。その上で議決を要する条例にすべきだと私は思いますけれども、いかがですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

ご意見はごもっともという部分も大変強く感じておるところでございますけれども、現在の段階で、国の法律ができた段階で、担当課によりますとこれから旭川のほうへ条例、法律のほうの具体的な指導等を受けてまいりますので、細部についてはまだこれからというような状況を持っておりますので、もう少し時間をいただければと思っております。

質問 10番 寺沢孝毅

再度お聞きしますけれども、この空き家問題というのは行政サイドだけで解決できる問題だという認識ですか、それともまた別な認識をお持ちですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私自身は、個人の財産を解体するというようなことでございますので、行政だけで簡単に判断していいというふうには感じておりません。

質問 10番 寺沢孝毅

その認識は、私ちょっと欠落している部分があるのではないかなと思います。空き家対策は、傷んだものを解体して除却するというだけではないです。そういう使えない空き家になる前に、空き家をどんなふうに有効活用するのかと、あるいはその土地を有効活用するのかという部分も含んでいるので、解体、除却を前提とした計画では不十分だと私は思います。どのようにその空き家を活用し、そしてその土地を活用するかという、そういう視点も同時に必要かと思いますけれども、その辺の認識はいかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

議員もご存じだと思いますが、当町では数年前よりも改修等にも補助金を出してそういうことにも取り組んでおりますし、私も言葉がちょっと足りなかったかもしれませんが、解体、除去だけをすればいいというふうに思っているわけではございません。

質問 10番 寺沢孝毅

わかりました。次、意識調査の結果について触れたいと思います。対象が全てで、町内275の方々に対して、いわゆる空き家の持ち主あるいは空き家建っている土地の持ち主に意識調査をしたと。その結果、169件が未回答であったということです。つまり6割が未回答なのです。この数字をどんなふうに理解しますか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

どういうふうにと言われましても、これはご本人の勝手といいますか、中にはいらっしゃらない方もいるようでございますので、そういうふうにしか私は判断しておりませんけれども。

質問 10番 寺沢孝毅

それは違うのではないですか。この数字から、空き家対策をこれからどう進めていくかということを読み取らなければいけないのです。それをどう読み取っているのかという、そういう意図の質問なのです。答える方の勝手とか、そういうことでは全くないのです。ついでに触れますと、所有者不明の空き家が全部で239戸のうち33戸、約14%が所有者不明です。地域によって、これはもう数字出ています。焼尻島は3割が持ち主不明です。それから、評価区分C、D、E、要するに改修とか再利用ができない空き家のうち、それを壊す意思のある人というのはたった1割しかいない。こういう未回答も含めてこの数字から考えると、羽幌町の空き家の計画では防災、防犯、衛生、景観上の問題を解決する、そういう目的が掲げられていますけれども、相当の労力と時間がかかるというふうに読まなければいけないですよね。そういう読み取りはしていないですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私も時間は当然かかると思っております。

質問 10番 寺沢孝毅

では、どんなふうにこれを進めていくのかということになるわけです。例えば空き家がどのような状況かというふうに見定めるのにも、これは技術力が必要です。それから、持ち主が不明の空き家の持ち主を探す、これは法的な知識だとか、そういった部分も必要になります。つまり専門的な知識が必要になるわけですけれども、その部分、羽幌町はどんなふうにその壁を乗り越えようとしているのですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

現段階では、建築の技師もおりますし、財務課にもいろいろそういった面で詳しい者もおりますので、そういう形で対処しなければならないなというふうに考えております。

質問 10番 寺沢孝毅

では、お聞きしますが、その方たち答弁席にいるかどうかわかりませんけれども、そういったことができるのかどうか、もしいらっしゃったら答弁していただきたいと思います。

質問 10番 寺沢孝毅

それでは、質問しますけれども、空き家の判断、老朽化度合いの判断、それから法務的な判断、これは役場の職員でどのような立場の方がされるのでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私の考えでは、ちょうど建築の専門である者であるとか、あるいは町の財務課でそういった地籍等に詳しい者であるとか、そういう者に相談をした中で話を進めていきたいというふうに考えております。

質問 10番 寺沢孝毅

いろいろな資料ですとか、各町村から上がっている声を見ますと、一番難しいとされているのはその中に入らないで外見でまずは現地調査をしなければいけない。その老朽化度合いの判断の基準がわからない。それから、例えば税務の調査、書類なんかを調べたり、あるいは登記だとか、そういうものを調べても持ち主が判明しない場合に法的にどのような次の対応がとれるのか、どこまでできるのか、それがわからない。そういう悩みがもうたくさん出てくるのです。ですから、私は羽幌町の職員の方、優秀な方いるのでしょうけれども、そういった方でも難しいと思うのです。それで、私は提案したいのは、空き家対策の特措法には例えば都道府県が情報提供だとか技術提供だとか、そういうことをするというふうになっています。そういういわゆるここでは北海道との連携ということをしっかりと密にやって、その辺を解決してスピードアップして空き家の対策をしていただきたいというふうに思うのですけれども、そういう考えはありませんか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私も北海道のほうでそういう案をいただければそういうふうに対処したいと思いますし、現時点では先ほども申しましたように法律ができただけで、その詳細にわたる政令だとか、それから規則だとか、そういったものはこれから町村に示されるということになっているようでございますので、そういったものを踏まえてから北海道とも、留萌振興局とも相談したいというふうには思っております。

質問 10番 寺沢孝毅

果たして特措法の次に政令とか、そういうのが出てくるのでしょうか。町長、それ確認していますか。私は、もうこれで国からの打ち出しというのは終わりだと思っていますけれども、どうですか。北海道からもある程度指針も示されています。そして、管内では増毛、留萌、それから苫前も空き家に対する条例をつくっています。全道では、少なくても179自治体のうちの半分近くが条例をつくっていたり、条例制定に向かって動いているのです。そういう実態というのはちゃんと調べておりますか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

私はそこまで報告を受けておりませんけれども、先ほど申しましたようにちょっと10月でしたか、11月でしたか、わかりませんけれども、担当者がこれから旭川のほうで講習といいますか、そういう指導を受けに行くというふうには説明を受けております。

答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)

今後の具体的な部分の法律に基づく、特に特定空き家の考え方、この対応の仕方につきましては、近々道のほうの主催で各町村担当者に対しての説明会が開催される予定となっております。その中で特定空き家についての対処法、もしくは特定空き家というのはどういう部分を特定空き家とすべきかという部分の説明がされるものというふうに思っております。そういうことでございます。

質問 10番 寺沢孝毅

今のやりとりの最後のほうは、どのように対策を迅速に進めるかという内容もちょっと含まれてはきているのですけれども、何せこの空き家対策というのは特定空き家に指定しない限り、例えば助言、指導とか、次の勧告とかに進んでいけない。具体的な手だてがとれないという、そういう当町の計画になっています。ですから、まずは特定空き家の指定に向かってとにかく進めていただきたいと思うのですけれども、どれぐらいの時期を目標にそういった手続をされるのか、その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

時期については担当課長から話してもらいますけれども、そういうこともこれから進めたいというふうに説明を受けておりますし、寺沢議員が申されましたとおり定義等についても国ではまだ詳細な見方とか、そういう判断の仕方についても触れておりませんので、今後早い段階で対処したいと思っております。

答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)

今後のスケジュールといいますか、やり方なのですが、町長の答弁にもありましたように、まず1つは現況の把握をある程度しなければ説明会等々行った場合でもそれは対象になるかどうか、もしくはこういう物件は対象になるかという部分の質問もできないということもありますので、今月中にできるだけ早い段階で、焼尻島のほうは技術者を含めましてある程度調査は終わっております。あと、天売島のほうについては今月中に技術者とともに行って、外見のみの調査ではありますが、調査を行ってまいりたいというふうに思っておりますし、年内に向けては所有者不明のはっきりつかめていない部分がございますので、その部分につきましても底地の所有者という部分はある程度把握しておりますので、底地の所有者、もしくは近隣の住民に聞き取り等の調査をいたしまして、100%把握できるかどうかというのは保証できませんが、できるだけ年内中にはきちっと把握できるような形で努力をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 10番 寺沢孝毅

特定空き家の認定作業はその後ということだろうと思うのですけれども、現況把握とか。年度内にその辺に着手できるように、努力目標としてしっかり進めていっていただきたい、そんなふうに思います。空き家対策の中に旧宮坂の問題も含まれるということで、さきの常任委員会でも説明があったのですが、そのとき室谷課長は9月1日に役場庁内の会議を行って具体的な検討をするのだというような発言がございました。その発言の中には、町が旧宮坂を取得して再利用できるかどうか探りたいということ、それから建設課が解体、除却、これに関する経費見積もりが出ているので、そういったものもあわせて検討したいと、そういう発言をしているのですけれども、どういうような中身の検討になりましたか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

それにつきましては、先ほどの答弁で申し上げましたとおりまだ具体的な対策にまで至っておりませんので、中身は詳細については発言を控えさせていただきます。

質問 10番 寺沢孝毅

建設課が例えば解体に対する試算をしたと。その金額ぐらいでもお示しいただけませんか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

このことにつきましては、まだ具体的な対策というようなことを申し上げるような段階ではございませんので、お許しをいただきたいと思います。

質問 10番 寺沢孝毅

常任委員会で一部触れられた中身なのですけれども、本会議は常任委員会で触れたよりも全く答弁としては内容がないという、ちょっとおかしいのではないのかなと思います。まちづくりという視点で、やはりああいった建物をどう利用できるのかということを考えなければいけませんよね。ですから、かなり予算のかかるお話になりますので、そこはやっぱり慎重に扱わなければいけないと思います。ただ1つ、これは住民の安全というものがかかっておりますので、町は法的には問題はないとはいえ、何かあったときにはやはり責任を問われるということもあると私は思います。この特措法の中には、国は市町村が進める空き家対策についての財源的な措置をしなければいけないという条項があるのです。ああいった対策に国の補助金とか、そういったものは使えないのかどうか、そういう可能性はあるのかないのかということをまずしっかり精査をしていただきたいと思います。もしもそういったお金を使って、町の持ち出しなく解体、除却ができるのであれば、跡地の利用も含めて、それは有効な手だても生まれようかと思いますので、その辺を検討していただきたいと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

おっしゃるとおり、町民が通る道路で、片面は町道に面しておりますので、昨年ですか、町民の方からご指摘をいただきまして、ロープを張ったのも事実でございます。また、今年だったと思いますけれども、そういった面から対策をということでネットをかける方法なども検討していただいた結果、どうも緑色の大きいものができ上がって大変景観としてはよくないのではないかと。それから、一旦そういう手をかけることによって、先ほど来申し上げましたとおり責任のないものに責任が発生するというご意見も担当課から、部署の方からいただきましたので、それでは逆に町民の方にご負担をかけるような結果を招くので、それはやめるということにしております。それから、土地の利用につきましては、現段階ではそのような見通しがないので、具体的なものと言われましたけれども、現実的にはこれから考えたいというようなところでとめさせていただきたいと思います。その辺でご理解をいただきたいと思います。

質問 10番 寺沢孝毅

やはりこれは、最初の町長の答弁にもあったように最も大きな課題の一つです、空き家対策というのは。迅速に進めなければいけない。その迅速な解決策という答弁が危険度の高い空き家を優先して対策を講じるという答弁ですけれども、なぜこれが迅速な対策をする方法に結びつくのかなと非常に考え込んでしまいました。私から提案をしたいと思います。まず、組織体制の充実。これは、現地、離島にはなかなか足を運べずに現地調査停滞しているようですけれども、組織体制というのはしっかりされているのですか、今空き家の担当の。その辺はいかがですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

現在は、町民課で対応しております。それで足りているというふうに認識しておりますけれども。

質問 10番 寺沢孝毅

私は、決してそうだとは見えておりません。例えば住民からの空き家に対する相談窓口、これは町民課の一係になっていますけれども、これもうちょっとふやすべきです。離島の支所なんかも含めて設置をするとか、それから一係だけではなくてもっと横断的な組織をつくらなければ、事務、それから作業がやっぱり遅滞すると思います。それをぜひ検討していただきたいというのと、これは行政だけで解決できる問題ではありません。町長もそういう答弁がありましたね。であれば、今役場庁舎内、それから消防署長を交えた検討の会議をつくっているようですけれども、それでは全く足りないと思います。住民を交えた検討組織をやはりつくって、住民と一緒に空き家の対策をしなければいけない。特定空き家が生まれないような対策をやはり強化していかなければならないと思います。今目的の中に、どちらかというと特定空き家になった後どうするかというような、そういう目的になっていますが、そうではなくて空き家自体が有効な地域活性化のための一つの資源であるという、そういう捉え方のもと、例えば空き家の寄贈を受けるとか、そういったものも含めてこれから検討していただきたい。昨年のちょうど今ごろですけれども、大きな低気圧によって焼尻島の家屋のトタンが飛んで、それが送電線を切除いたしました。その結果、天売島全域、焼尻島で非常に荒れている中停電が起きました。それから、今年、これも焼尻島の事例で恐縮なのですけれども、空き家の撤去を行いました。重機の運搬、それから大型トラック、運送用の車両の運搬、そして産業廃棄物の処分、数百万単位のお金がかかったというふうに伺っております、これは当人からそれぞれ私聞いていますけれども。そういったことに例えば離島の補助がこれでいいのかということも含めて再度検討されて、そして議会、住民、行政、3者で理解し合う中で、私は最終的にしっかりした条例を制定していただきたい、それが急務であると思いますけれども、最後にその辺町長に伺いまして、私の質問を終わります。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

大変たくさんのご指摘をいただきましたけれども、私の知らないことも随分たくさん教えていただいたと思っておりますので、そのことを踏まえて担当課を集めて十分協議したいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしいでしょうか。

出典:羽幌町議会 平成28年第7回定例会 2016年9月14日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる