羽幌町議会 平成26年第10回定例会 2014年12月25日
地域振興と商店街活性化について
2014年12月25日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「地域振興と商店街活性化について」質問し、町長 駒井久晃、産業課商工労働係長 大平良治、産業課長 鈴木繁が答弁しました。
- 質問者
- 阿部和也 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、産業課商工労働係長 大平良治、産業課長 鈴木繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 阿部和也
私からは地域振興と商店街活性化について質問します。近年疲弊する地方経済の象徴としてテレビ画面に映し出されるのがシャッター通りとやゆされる商店街であり、我が町羽幌町も例外ではありません。全国の商店街の状況については、国の機関である経済産業省中小企業庁が数年置きに実態調査を行っており、その調査結果によると繁栄しているが1%、衰退するおそれがある、衰退しているが合わせて75%という結果が出ています。今後の羽幌町は、人口の減少、高速道路等の整備によるモータリゼーションの発展、またインターネットの普及やスマートフォン利用者の増加によるネット通販の拡大など、地域内での消費の減少が予想されます。また、商店主の高齢化や後継者、担い手不足などさらなる商店街の衰退が懸念されています。これらのことを踏まえますと、これからはUターン、Iターンも含めて新たな人材による新陳代謝の促進が必要になると考えられます。商業は企業努力による競争、競合が前提ではありますが、地域の商業を支えてきた商店街の振興策として有効と思われる以下の点について質問します。1つ目が空き店舗、空きスペースの活用について。2つ目が地域のブランド化、にぎわいの創出についてです。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
阿部議員のご質問にお答えします。町内の商店街の現状についてでありますが、消費者ニーズの多様化やインターネット販売の急速な普及などがあり、消費形態が大きく変化したことから地域内消費も減少傾向となっており、事業の廃止などによる空き店舗や空き地が増加している状況にあります。1点目の空き店舗、空きスペースの活用についてでありますが、空き店舗で新たな事業活動が行われることにより人の流れができ、町なかににぎわいが創出されることが期待され、商店街の活性化にも大きな影響があるものと考えております。町としましても、今年度から企業振興促進条例を拡充し、空き店舗活用に対する助成措置も創設しており、町外からの進出や創業を考えている方々に活用され、空き店舗解消や移住、定住につながることを期待しております。また、以前商工会が実施された空き店舗を活用した買い物客の憩いの場の提供など、商工会や商店街が空き店舗等を活用した振興策を実施する場合はその都度協議を行い、支援等について検討したいと考えております。2点目の地域ブランド化、にぎわいの創出についてでありますが、本町では農産品や水産品、観光資源等、ブランド化の可能な地域資源が多数あります。商工業者の方々が中心となり、農協や漁協、観光協会など町内の各団体とも連携し、資源を活用した地域ブランド化による取り組みを実施することにより地域経済が活性化され、商店街の振興にも波及効果が期待できますことから、地域のブランド化による振興策が提案された場合には内容を協議し、可能な範囲で支援をしたいと考えております。また、にぎわいの創出についてでありますが、一過性の事業だけではなく、長期的な事業を継続的に実施するなど、年間を通して商店街に買い物客を呼び込む取り組みが必要であると考えております。商工会や商店街が地域の活性化に向けて実施する事業についても支援をしたいと考えております。以上、阿部議員への答弁とさせていただきます。
再質問 8番 阿部和也
それでは、再度質問させていただきます。これまでも商店街活性化については議会の場で議論されてきたと思いますけれども、私のほうから確認も含めて何点か質問させていただきます。まず、空き店舗の対策についてですが、今年度から羽幌町企業振興促進条例を拡充されましたが、まず確認したいのですが、4月から現在まで何件の問い合わせ、また何名ほど利用されたのか、わかる範囲でいいので、教えていただけますか。
答弁 産業課商工労働係長 大平良治
お答えいたします。問い合わせにつきましては1件ございまして、これにつきましては商工会のほうともいろいろやりとりがあったのですけれども、実質利用するまでには至っていない状況でございます。
再質問 8番 阿部和也
まだ新しいというか、変わったばかりなので、まだ少ないのかなとも思いますけれども、大変よい制度なので、たくさんの方に知ってもらいたいなと思いますし、また羽幌町で新たに創業していただけたらなと思います。そのためにもやっぱり情報発信が必要になってくるのかなとも思います。羽幌町のホームページにも掲載されていますが、今後改善、または新たな情報発信の手段などを考えていたら教えていただきたいのですが。
答弁 産業課商工労働係長 大平良治
お答えいたします。確かに議員おっしゃられたとおりホームページのほうには載っているのですが、私たちのほうもちょっとわかりづらい部分と、皆さん活用しづらいのかもしれないなという部分は若干感じております。年明けにはなると思うのですけれども、もう少しわかりやすい形でホームページのほうも直したいというのがありますのと、あと商工会等々にもちょっとお願いをして、できるだけわかりやすいようなチラシみたいなものをつくって、そういう相談が来たときにはすぐ渡せるような形も考えて、少しでも多くの方に活用していただけるような形にしたいというふうには考えております。
再質問 8番 阿部和也
まずは、チラシとかホームページということだと思うのですけれども、例えば創業支援事業などで行われていますビジネスプランコンテストなどありますけれども、まず空き店舗の状況を見てもらって、羽幌町でできる商売を考えてもらう、そういったイベントと実際の出店誘導のサイクルを繰り返していくなど、今後こうした事業などやっていく予定などはないのでしょうか。
答弁 産業課商工労働係長 大平良治
お答えいたします。基本的には町のほうが主体となって事業という形では予定はしておりません。この辺につきましても今みたいなご意見を踏まえて、実際にやっていただくとなるとどうしても商工会さん等々の協力が必要になると思います。その辺で協議しながら、その辺も検討したいと思います。
再質問 8番 阿部和也
こうした事業ですけれども、取り入れている自治体もありますし、ぜひ我々と、また役場職員の皆さんと協力してできればなと思います。真剣にUターン、Iターンしてもらおうと考えているのなら、こうした新たな事業を企画することも必要なのかなとも思いますし、もう一つちょっと質問したいのですが、こうした事業をやるに当たってですが、ハートタウン町有化後、今後施設管理及びテナント等の連携事業を専門的に行う嘱託職員を配置される予定だそうですが、これはタウンマネジャーとしての役割もしてもらうということなのでしょうか。
答弁 産業課商工労働係長 大平良治
お答えいたします。当初嘱託職員配置してまちづくりに関係するような事業の立案等、そういうところを担っていただきたいというふうに考えて当初予算は計上させていただきました。ただ、これにつきましては特別委員会のほうでも報告させていただいたのですけれども、なかなかそういう方がいらっしゃらなくて、今年度についてはまず配置しないという形になってございます。ただ、今後につきましては、町の体制も変わったということもございますので、その辺につきましては今後検討しながらという形になると思います。
再質問 8番 阿部和也
では、次の質問に移ります。町長選前の公開討論会におきまして、駒井町長が大通り商店街の駐車スペースがないとおっしゃっていまして、駐車スペースがないのも商店街の衰退の原因の一つかなとも思いますし、今後駐車場の確保などどのような対策を考えているのか、もしよければ町長、お答えいただけますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
お答えします。私が申し上げましたのは、大通り商店街の会長の時分に、現在の中心市街地の関係で商工会が各商店街に対して商業診断という形で現状で抱えている課題等を出してくださいといったときに、商店街の方に相談したら、あそこはメーンが国道でございますので、停車はよろしいけれども、駐車はよくないという格好であるのと、それから近年は大型車両が大変多く通るようになりましたので、停車しても危険が大きいので、何とかスペースが欲しいということで考え出したのが、歩行者が大分少なくなってきたので、5メートルほどある歩道の一部を削って車両1台か2台通れるスペースを開発局のほうにお願いしたというのがそのときの話でございまして、大通り商店街に駐車場を設けるというのは新たには、今私は先ほどと同じで就任当初で考えておりませんが、中心街と一緒に使っている旧拓銀跡地が商店街の駐車場としてありますし、最近では2丁目のほうで空き店舗を解体し、空き地を買って駐車場を設けている事業者もいらっしゃいますので、そういった形で進行しているという状況を踏まえているところでございます。以上です。
再質問 8番 阿部和也
次に、地域のブランド化とにぎわいの創出についてですが、にぎわいの創出についての答弁いただきました。一過性の事業でなく長期的な事業を継続的に実施するというお考えは私も同じでありますし、そうした事業を企画しなければなと考えています。そして、地域のブランド化についてですが、羽幌町にはすぐれた農産品、水産品もありますから、これをしっかりと商店街の活性化へとつなげていかなければならないと思います。そのために、まずは地産地消を進めていかなければなと思いますけれども、羽幌町のホームページにも地元食材を使ったレシピも掲載されていますし、漁師さん、農家の奥さんたちも生鮮品売り場やSNSなどを利用して地元食材を使ったレシピなどを公開しています。今後町民の皆さんに地産地消を広く伝えていくに当たって、今後何か役場のほうで取り組むこととか考えていることがあれば、わかる範囲でいいので、お答えいただけますか。
答弁 産業課長 鈴木繁
お答えいたします。現在基本的にといいますか、具体的にどのような事業をするとかというような部分は持ち合わせてございませんけれども、食育とかの部分も含めて、それらの活動と連動した中でいろいろと情報発信ですとか、そういう部分を検討していきたいなというふうに考えてございます。
再質問 8番 阿部和也
考えていってもらいたいなとも思いますし、私なぜレシピと言ったのかといいますと、ふだん買わないような生鮮品を使って料理をする、それだけで買ってもらったお店の利益につながり、私が考えるに商店街の活性化イコール商店の活性化なのかなと思います。自分も今まで地域活性化事業、中心市街地活性化イベントに携わってきましたけれども、人のにぎわいをつくることも大事ですが、そのにぎわいを地元商店、飲食店につなげて、各お店が潤ってもらうことが本来の活性化事業のあり方かなとも思っています。そうするためにも、これからは地域を経営するような発想が必要になると思います。そこで、羽幌町で商店を経営されてきました駒井町長にお聞きします。地域経済の活性化を図る具体的な策をお聞きしたいと思います。よろしいですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
お答えします。私にはそういう高度な発想も考えもございませんので、今までやってきたのは駒井商店の経営とそれに関係した団体で活動していくのが手いっぱいでございましたので、議員に若いのでぜひその辺のアイデアなりをたくさんお仲間と出して役場をおっつけていただきたいと思います。私も今までの経験を大切にしながら、いろいろ担当課とも勉強してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 阿部和也
私もいろんな事業を企画していきたいなと思います。これからは、役場職員の皆さんと我々町民が一緒に取り組んで課題、問題を解決していかなければならないと思います。また、ことしの6月に小規模企業振興基本法及び支援法も国のほうで制定されました。今後は羽幌町も連携強化すべきだと思います。これからも羽幌町の小規模企業のご支援をお願いいたしまして、私のほうからの質問とさせていただきます。以上です。