羽幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日
保育事業民間移行の場合における親族問題について
2012年3月6日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「保育事業民間移行の場合における親族問題について」質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生が答弁しました。
- 質問者
- 金木直文 議員
- 答弁者
- 町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 金木直文
まず、私からは保育事業民間移行の場合における親族問題について質問をいたします。去る1月30日に開催されました当議会の文教厚生常任委員会において、町はまき幼稚園を運営している学校法人泉学園から認定こども園開設の計画が通知されたことを報告しました。あわせて町は、保育事業について以前から可能であれば民間に担っていただきたいという考えがあり、これを機会に民間活用を進めるタイミングと考え、今後計画を提出した泉学園との協議を行った上で、実施に向けて取り組んでいきたいとの考えが示されました。この日の後、2月16日にも同じ議題で常任委員会が持たれ、長時間に及ぶ審議が行われましたが、保育事業は保育に欠ける乳幼児に対する重要な児童福祉事業であり、小中学校の義務教育へとつながる子供たちへの大切な施策であることから、より慎重、丁寧な対応が求められていると認識しているところです。これまでの常任委員会では、認定こども園構想とあわせた保育事業の民間移行について、1月に入ってから知ることとなったにもかかわらず、3月中にも答申を受けて方針を決定したいとする町の姿勢は余りにも拙速過ぎること、その答申の諮問を行うこととなった児童福祉施設検討委員会は幼稚園、保育所、小学校など関係機関関係者ばかりが名を連ね、有識者や一般住民といった利害関係のない第三者が含まれていないこと、この検討委員会での審議内容の公開などをめぐって議論が続いています。1月30日の常任委員会において、町長と泉学園理事長は2親等の親族関係にあり、実弟である町長が実兄が行う幼稚園事業者へ町の保育事業を任せることは法令、法規上あるいは政治倫理上どうなのかと町の見解をただしたところ、学校法人がみずからの方針として認可を受けて実施する業務であるとして、自由に法人が実施する分には問題はないと整理していると副町長が答弁されました。この点について改めて町長の見解とその根拠、疑問視する町民への理解の図り方についての考えはどうか質問をいたします。以上です。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
金木議員のご質問にお答えをいたします。初めに、町へ提出されました学校法人泉学園の計画について申し上げますが、本計画は幼稚園の改築にあわせ国の就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に基づき、認定こども園を開設しようとするものであります。これは、泉学園が経営方針として認可、認定を受けて、幼稚園、保育園を問わず希望するすべての子供に対し生涯にわたる人格形成の基礎である質の高い幼児教育、保育を保障することを目的として実施しようとするもので、幼保一体化による総合こども園への移行を踏まえた上での計画であり、町が行っている保育業務を学園に委託するものというものではございません。このように泉学園が計画する認定こども園は、町との請負契約または業務委託を行うものではなく、泉学園が自主的に運営する事業でありますので、法令、法規上抵触しないものと考えます。ご質問の親族に保育事業を任せることについてでありますが、学校法人泉学園は認定こども園をみずから開設するものであり、町として保育園の改築と今後の事業運営を考えたとき、どちらが町のためになるかということで検討しているところでございます。次に、町民への理解の図り方についてでありますが、児童福祉施設検討委員会での率直な意見の交換ができるよう答申までの間、公文書については非公開と考えておりましたが、すべての情報を公開することが公益上最良と考え、情報公開をすることにより町民の理解を図ってまいります。町のすべての就学前の子供が親の就労の有無にかかわらず、平等な教育と保育が受けられ、それぞれの個性と能力を伸ばし、人の気持ちを理解できる人間になれるよう幼児期の人間形成の基礎を培うことのできる施設設置を考えております。以上、金木議員に対する答弁とさせていただきます。
質問 2番 金木直文
それでは、保育事業に関する民間への移行となった場合、またこの方向で検討するとなった場合の仮定での質問ということになりますけれども、性格上ほとんどが仮定上の質問になるかと思いますが、その点はご了承いただきたいと思います。ちょうど時同じくして、最近数日前の新聞紙上にも政府のほうではこの後の総合こども園構想を打ち出すということで閣議決定をされたと。もう間もなく国会にも上程されるのかというような中身になっているだろうと思いますけれども、今後羽幌においてもまずは認定こども園ということが表舞台に出てまいりましたので、その後の総合こども園などもにらんだ上で、現在の羽幌の保育事情について、入園を待ってもらっている、待機してもらっているという状況はあるのかどうか、その点をお知らせいただきたいと思います。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。未満児につきましては、特にゼロ歳児ですけれども、入所待ちの方はございます。
質問 2番 金木直文
私も一部そのような動きがある、そういう状態であるというふうには薄々は伺ってはおりましたけれども、そういった状況も踏まえて、今後例えば泉学園のほうで、認定こども園を開設していきたいということを認可するのは道ということになりますから、道へ申請をしていった場合に、このような状況、一部ゼロ歳児における待機事情とかということも含めて、羽幌町としては認定こども園が認可されるのかどうか、町としての可能性、あるいは町としての見方はどのようにお考えなのかお伺いいたします。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。認定こども園につきましては、泉学園さんは既に幼稚園を経営なされていますので、幼稚園型の認定こども園はそのまま認定になると思います。幼保連携型につきましてもゼロから未満児の関係で、保育の認可をとった場合には幼保連携型という形になると思います。今の現状でいいますと、ゼロ歳児につきましては待機児童がいるということでありますので、形的には幼保連携型、そこの部分につきましては幼保連携型の可能性もあると思っています。
質問 2番 金木直文
それでは、そういった状況であることも一応頭に置きながら、今町のほうではいろいろな話が聞かれています。私の周りでもいろんな人と話をしておりますけれども、今後のこれからの羽幌町にとってよいことであるなら、別にまきさんにやってもらっていいのではないかというふうにおっしゃる方もおられます。また、その一方で、実の兄弟という関係を考えれば、保育事業を任せることは問題だというふうに指摘をされる方もおります。私自身も今現時点では結論は見出せておりません。どうしてこれだけ新聞紙上でも問題になるのかという、その辺がぴんとこないという人も中にはおられます。もちろん町長はもとより町理事者の方々はもう十分ご承知であろうとは思いますけれども、そういったなぜこんな問題になるのかということについて、法的なところにちょっと振り返りながら述べさせていただきますけれども、地方自治法、いろんな自治体の問題を取り決めている法律に地方自治法があります。その142条に自治体の長に関して兼業の禁止という条項があります。条文は長いので、かいつまんで言えば、首長、町長と自治体の間で請負契約はできませんよという規定です。町長個人の場合は、金額のいかんを問わず禁止をしています。また、町長が法人の役員をしている場合、その場合も主要な部分を占めているときには禁止をしているというふうに解するのが一般的だというふうにぎょうせいが発行している「地方財務実務提要」の中でも明記されています。実は、地方自治法で明記されているのは大体この程度でありまして、では今回この羽幌で起きているような幼稚園事業、保育園の事業について云々というようなことまでは地方自治法には触れられておりません。この問題に詳しい専門家の意見によれば、性善説といいますか、まさかそういう立場を利用して利益を誘導するような首長や議員はいないだろうということを見込んで、細かな規定はしていないのだという見解も言われています。ところが、最近では全国あちこちでそういった例が見られるということもあって、自治体によってはその自治体独自に政治倫理条例を設けているというところがあります。私が調べたところで東京都の多摩市においては、多摩市長等、等がつきますけれども、副市長や特別職も含めて、多摩市長等政治倫理条例というのがつくられて、その第5条には市長等、市長等の配偶者または市長等の2親等以内の親族が役員をする法人等及び市長等が資本金、基本金その他これらに準ずるものの3分の1以上を出資している法人等は、地方自治法142条及び166条第2項の規定の趣旨を尊重し、市民に疑義の念を生じさせないため、市との請負契約等を辞退しなければならないというふうに載っています。多摩市では、はっきりと辞退しなければならない禁止事項を設けておりますけれども、また町によっては辞退することが望ましいという努力規定をしているところもあるようであります。ただ、保育事業が請負契約となるのかどうかというのは別に後でまた触れたいと思いますけれども、羽幌には当然こういった倫理条例はありません。しかし、条例のあるなしにかかわらず、住民に疑義を持たれる、そういった判断はすべきではないというのはやっぱり基本的な姿勢だろうと思います。私は、先月3日道のほうに赴きまして、道の子ども未来推進局の担当者と面談をしてまいりました。この未来推進局は、認定こども園の申請が出されたときには認可をするかどうかということを審議して許可をする部署です。町長と学園理事長との2親等の問題についての道の見解を求めたところ、認定に当たって道としてこうした問題をしんしゃくすることはない。当然自治体内での検討委員会などにおいて審議、検討がなされるものと考えるという回答でありました。私にしてみれば、道としての判断は避けたなという格好でお聞きをしてまいりました。やはりこの件については、答弁の中では問題はないということで述べられましたけれども、改めて町長あるいは町から道へこの件についての見解を求めることがあったのでしょうか。もしもあったのであれば、どのように道は述べているのかお聞きしたいと思います。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。この件の142条の関係では、道との協議はしてございません。以上です。
質問 2番 金木直文
ということは、町独自の判断で問題はないということだろうと思いますが、やはりこれでは私はちょっとまだ根拠としては薄いのかなという気がいたします。道に聞いてはっきり答えないのであれば、国のほうになるのでしょうか。厚生労働省になるのか、法律的な問題は総務省になるのかもしれませんけれども、やはりこの点についてはもうちょっとうちの町の中で考えて問題ないのだから、クリアですというだけでは私はまだ根拠としては薄いという気がいたします。道のほうでは、当然こうした問題は町のほうで考える問題でしょうというふうに振られました。現在児童福祉施設検討委員会でもこれから答申に向けた諮問がなされるのだと思いますけれども、こうした親族問題についても言及されることになるのかどうか、その辺の見通しをお聞きしたいと思います。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。先ほど金木議員のご質問の中にもございましたように、今回の泉学園が認定こども園をするというのは自主的に行うということでございます。行政が保育事業を他の業者に業務を移管するということではなくて、泉学園が独自でするということですので、契約条項が発生しません。委託または請負契約については発生しませんので、今回の件につきましてはすべてに該当しないものと考えております。
質問 2番 金木直文
その件については、私も後で述べさせていただきますけれども、答弁の中でこれまで検討委員会での審議内容、途中での公開はしないということであったわけですけれども、今日の回答ですべての情報を公開するというふうに方針が転換されました。これは、今後これからの分について公開するという意味なのか、昨年の11月30日ですか、初会合が持たれて以降3回ほど開かれていると思いますが、この間の開かれた検討委員会の中身についても公開をするということで理解していいのか、確認したいと思います。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。まず、11月30日については公開してございます。諮問してからの分について、答申が出るまでの間ということで非公開としていたものですから、一応そういう形になっていますけれども、前回の2回目、3回目につきましても公開という形で行いたいと思っています。
質問 2番 金木直文
わかりました。それで、先ほどの課長の答弁、自主的な方針であるのでと、云々ということですが、町が請負または業務委託を行うものではないということは確かにそうだと私も思います。保育事業について民間の事業者が行うからといって自治体と別に契約書を交わすわけではないのだろうと思いますけれども、ですから泉学園が自主的に運営をし、これから認定こども園を行っていくということについて何ら私も意見を述べるものではありません。それは、確かに自主的なことであろうと私は思いますけれども、しかしながらこれにあわせて町が公的保育事業を閉止するということになっていくとすれば、これはやはり実質的には保育事業を泉学園に任せていくという形になるのだと思います。これは、私なりの言い方になりますけれども、契約書を交わさない請負、契約書を交わさない業務委託というふうにとられても仕方がない。何ら変わらない状況になるのではないかと私は思います。ですから、現在保育事業となれば多額の公費が入ってくるわけであります。先日の常任委員会で羽幌町の保育事業にかかわる交付税算入額、今は一般財源化をされておりますので、その交付税算入額についてのお話の中では、自治体へ、羽幌町へは現在年間2,000万円ほど交付されている計算になると。そして、羽幌町の場合は町が直営していますから、保育所を直営している自治体にはさらに1,000万円ほど交付されている。合計年間3,000万円が交付されている計算になるのですということであります。実際3,000万以上かかっている年もあれば、大体このぐらいの金額で事業を行っている年もあるというお話でありましたけれども、泉学園が今後現在の羽幌町で行われている保育園と同規模で運営をしていった場合、公費から負担される金額の予想額というのはどのぐらい予想されるのでしょうか。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
現在試算しておりません。年齢構成によっても変わるものですから、その過程を入れながら計算をしなければいけないので、現状ではその数字は出てございません。
質問 2番 金木直文
すぐには計算できないというお答えでありますけれども、恐らくそれ以上私が推定するのもなんですが、少なくない公費が入る。歳入として入ることは恐らくそうだろうと思います。先日常任委員会で泉学園の計画担当者がおいでになって、私が財政的な見通しとしてはどうなのですかというふうにお聞きしたところ、何とかなると思いますというあいまいな言葉ではありましたけれども、当然こうした補助金なども活用した上での見通しなのだろうというふうにお聞きしました。それでも年間1,000万とか2,000万とかという金額になるのだろうと私は予想しますけれども、こうした親族問題が絡みながら、また多額の公費が伴う事業ということになれば、やはりその検討は一定期間を時間をかけて慎重に検討するというのがまずは基本ではないかと思います。兄弟が行う保育事業拡大にあわせて町長が公的保育を閉止した、取りやめたというような例が全国にあるのかどうか私は知りません。もしもなければ全国初のケースとなるわけでありますから、NHKが取材に来てもおかしくないと思いますが、町長にはこれは後々親族へ利益を誘導したなどというような汚名がついて回ってほしくないと、私は本当に心からそう思っております。そういう意味でも時間をかけてしっかりと審議をしてもらいたいというのが私の意見でありますが、私自身も今後よりよい保育事業のあり方の検討もあわせてこの親族問題についても見識をさらに深めて、当然議員としても判断をしていきたいと思っております。羽幌町には、明らかに明文化された条例はないわけでありますから、法令、法規上抵触しないとしても、やはり政治倫理上の判断では見解は分かれるところだろうと思います。町民への理解の図り方について、検討委員会での情報公開は行うということになりましたけれども、そこにとどまらず、他自治体には見られないような、例えば認定こども園に対して財政状況を町に報告してもらうというような高度な透明性の確保なども今後検討していく。明らかに疑義を持たれないように、いろんな意味で透明性を高めていくということもさらに検討していくべきではないかと私は思っておりますけれども、改めてこうした問題も含めて、町長のそうした疑問や疑義を感じている住民の皆さんへの対応についてさらにどう深めていこうとされるのか、お考えなのかをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
お答えをいたします。兄が経営する学校法人ということで、さまざまな金木議員なりの疑念を持っているようでございますけれども、答弁で申し上げましたとおり全く契約が成り立つということでもございません。いわゆる泉学園が認定こども園という制度に向かって今取り組みを始めたということで、ただそればかり言っていても一連の今回の羽幌町の取り組み方、取り組んできた姿勢と、そのプロセスとでも申しますか、そのことにつきましては何度となく議員のほうからもご指摘がありましたとおり、短い期間の中での拙速な進め方ではないのかなというようなことでは、やはりそういった意味で兄弟ということよりも住民の方々がなぜこんな話を早く進めようとしているというようなことでは、ある意味ではいろんな考え方を持った方々もたくさんいるのかなというふうに思います。担当者、泉学園の方が来てお話ししたときに24年度の安心こども基金の話もされたというふうに思いますけれども、あれが最終的に24年度が最後のチャンスだということもございます。そんなところで泉学園側は急いだと。急いだということよりもそれを目標にして動き出したということだったというふうに思います。町がその話に何度となく答弁しておりますけれども、今まで考えてきたこと、そしてこれからの保育園のあり方という姿も今の政局の中で少しずつ見えてきたと。それに一歩でも二歩でもという進める方法として、余りにも拙速に泉学園の計画の中に入り込もうとしたと言ったほうがわかりやすいのでしょうか。それは、私なりに町行政相談しながら進んでいるわけですけれども、大変反省しているところでございます。また、反省とともに泉学園の物の考え方を我々がどうのこうの言う立場ではございません。粛々と泉学園は計画について進めていくでありましょうし、我々もやはり我々の今の立場というものを考えながら、我々の立場で話し合いを進めていかなければならないのかなというふうに思います。ですから、行政は行政の立場で、これからいわゆる公開性を求めるのであれば、公開性を今これからでも形態を変えますけれども、そういう考え方の中で粛々と行政は行政なりに検討、協議をしていこうというふうに思います。
質問 2番 金木直文
私もこの時点でどこまでの質問にするかも十分悩みましたけれども、常任委員会でもまだまだ継続審議となっている問題でもあります。はっきり言えば具体的な中身についての検討はまだされておりません。その入り口の段階でいろいろと議論が起こっているという問題でもありますので、いつまでも引き延ばすつもりもありませんし、かといって早急に決定してしまうわけにもいかない問題であると私自身も思っております。いろんな方面、またさらにいろんな住民の方々の意見も聞きながら、私自身対処していこうと思っておりますけれども、今後の方向というのか、日程的な、今24年度の予算について云々説明がありましたけれども、その決定、できるだけ早いほうがいいとは思っていらっしゃるのでしょうけれども、現時点で道への申請とか、予算措置とか、その辺のことを具体的に構想をお持ちであればその辺までお聞きしたいと思いますが、いかがですか。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。現状でいいますと、申請が4月段階にまずございます。ただ、4月の申請の後に、安心こども基金でございますので、枠がございましたら、その後順次申請を受けるということになっております。以上です。
質問 2番 金木直文
1つ最後に、町長にその状況も含めて今後の進め方はどうお考えなのかお願いいたします。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
今泉学園のほうから役場のほうに来ている状況というか、課長のほうからお話あった程度のものだというふうに思います。ただ、状況としては24年度ということでの最後のチャンスというふうに見ておりますし、その後25年度以降総合こども園に移行するという形を今進めようとして、予算の関係で、財源の関係でスムーズにいくというふうに私は見ておりませんけれども、ただ長い期間をとりながら少しずつ移行していきたいという国の考え方にはその大小はあれ、変化はないのかなと。進め方に変わりはないのかなというふうに読んでおります。そういった状況が来たときには、羽幌町の保育園もカトリック学園も泉学園もすべて同じ総合こども園ということに対して考えなければならないという状況が来るわけでございます。そのときに今のところ、今現状では学校法人、幼稚園のほうが少し粘っていて、幼稚園でずっといわゆる文科省の管轄ですけれども、そちらのほうは今少し粘っております。ただ、少なくても保育園という部分については総合こども園というものの形の中に吸い込まれる形には99%なるということになります。幼稚園でもそう考えるところが出てくれば、そしてまたそれに対して運営上の優遇措置をするという流れの中で何年かかけながら移行して、最後に一本化の姿をつくり上げていきたいというのが今のプランだというふうに思っております。ただ、今私幼稚園に15年ほど勤めておりましたので、私のその時代の記憶の中というか、その時代に得た知識でお話を少しだけさせていただきたいと思いますけれども、幼稚園はいわゆる学校法人という非課税団体に指定されている法人でございます。全く営利というものを求めてはいかぬという団体でございます。それがために経理上では公認会計士を入れなければならないとか、さまざまな厳しい条件のついている法人です。そういった意味では、先ほどから利益誘導だとか、出資法人としてとかといろんなお話が出ておりますけれども、私自身は15年の経験から物を言わせていただくのであれば、学校法人というものは利益を追求する団体ではないということをご認識いただきたいなというふうに思います。また、営利事業100%だめだとは言っていません。そのかわりやるからには、やったからにはそれなりの監査法人が入りますので、それなりの税の対象となるというか、それは一般の方々の考え方と同じですけれども、都会にはいろんなタイプのものがございますけれども。それと、羽幌町の中で長年カトリック学園と泉学園、2つの幼稚園が成り立ってきたわけですけれども、そういった意味では地域に密着したいわゆるサービスの提供をしながら、それによって保育料は自由に設定できます、幼稚園は。幼稚園はできるのですけれども、それはやはりこの町の中で一定額というか、これ以上住民の方々、教育を求める、幼稚園に入られる方々に求めることはできないということで、カルテルではないですけれども、打ち合わせしながら、2つの幼稚園で今まで抑えて抑えてずっとこのときまできているのが現実であります。そういった意味では、地域事情というか、地域の中でのさまざまな考え方、流れというものもございますし、議員が先ほどからいわゆる営利法人というか、利益を求めるような法人というような言われ方何度となくしておりました。やっぱり外から見ている方ってなかなかわからないのかなというふうにも思いましたけれども、私のほうから私の15年の知識の中で得ているということだけでちょっとだけお話しさせていただきたいといって今ちょっとお話しさせていただきました。ただ、最後になりますけれども、先ほどの言葉ちょっともう一度言わさせていただきます。学校法人は学校法人なりの生きる道として、またこれから羽幌町の幼児教育も含めた、そして流れとして保育も含めた、就学前の子供たちには一定のやはり教育、保育を提供すると。今まで70年近い歴史の中でずっと羽幌町で一生懸命取り組んできた幼児教育というものを生かしたいということで、学校法人泉学園は今一つの方針として認定こども園に向けて取り組んでおります。そういう学校法人泉学園が今取り組もうとしていることに対しては、我々行政で何物も言うものもございません。そして、町の保育園について考えるのであれば、やはり我々が主体になって、町が主体になって一生懸命そのことをどうあるべき姿なのかというのは考えていくというのが基本であるし、今後先ほどから言われている拙速ではないのかということに対しても真摯に受けとめながら、これから羽幌町の保育行政というものを取り組んでいきたいというふうに思います。