みんなの議会

羽幌町議会 平成20年第8回定例会 2008年12月12日

(1)羽幌町市街地区学校給食センターの管理運営状況について/(2)道教委による天売小学校給食調理場への栄養士配置について

2008年12月12日、羽幌町議会の一般質問で、寺沢孝毅議員が「羽幌町市街地区学校給食センターの管理運営状況について」「道教委による天売小学校給食調理場への栄養士配置について」について質問し、教育長 山本孝雄、学校給食センター所長 尾崎正克、学校管理課長 水上常男が答弁しました。

質問者
寺沢孝毅 議員
答弁者
教育長 山本孝雄、学校給食センター所長 尾崎正克、学校管理課長 水上常男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 寺沢孝毅

私からまず、1点目、羽幌町市街地区学校給食センターの管理運営状況についてお尋ねいたします。現在の羽幌町市街地区学校給食センターは、平成5年から供用開始され、15年が経過しました。これまでボイラーなど一部の設備で修繕を行っているようですが、ほとんどが当初の設備のままで経過していると聞いております。設備のふぐあいは、給食の衛生面の問題に直結するだけでなく、調理員の労働負担の増加にもつながります。先般実際に現場を視察させていただき、現場の調理員の方から食器洗浄または蒸気による殺菌の過程で設備の老朽化によると思われるふぐあいの報告を受けました。こうした面を踏まえて、次の事項を質問いたします。まず、1点目、設備のこれまでの整備状況及び現状におけるふぐあいの有無と今後の対応について。2点目、老朽化が進む設備について今後計画的に対応する必要があるのではないか。3点目、ふぐあいが発生したとき等の給食センターの管理体制について。次、2点目の質問ですけれども、道教委による天売小学校給食調理場への栄養士配置の打ち切りについてお尋ねいたします。天売小中学校に学校給食を供給している調理場には、道費職員として栄養士が1名配置されています。学校の全面改築により天売小中学校及び給食センターが同一校舎になり、共同調理場から単独調理場になったため、平成17年度から道の基準では栄養士が配置できなくなりました。その後の5年間は、離島という特殊事情への配慮で特例措置を受けている現状にあります。しかし、平成21年度いっぱいでその期限を迎えようとしています。羽幌町教育委員会では、11月13日、天売小中学校のPTAに給食センターの今後に関する説明会を行いました。実情を知った父母からは、平成22年度以降栄養士が配置されない場合があることに対し、強い不安の声が上がっております。食育は、学習指導要領にはっきり位置づけられ、文部科学省は学校教育における教育活動として重視しており、栄養士及び栄養教諭はその指導において大変重要な役割を果たすことは言うまでもありません。また、天売の学校給食の運営面では栄養士が調理員をサポートする役割も大きく、栄養士が不可欠な状況であります。さらに、学校職員、地域を構成する人材の一人としてその役割は大きいものがあります。平成22年度以降も栄養士を確保すべきと考えますが、どう対応するのか。また、天売地区など離島の学校給食継続についてどのようにお考えなのか。以上、質問いたします。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)

寺沢議員のご質問にお答えいたします。1件目の羽幌町市街地区学校給食センターの管理運営状況についてでありますが、市街地区の学校給食は昭和38年より始まり、施設の老朽化に伴い、平成5年に建て替えを行い、現在の施設で15年経過しております。学校給食センターの設備は、児童・生徒へ多彩な学校給食を提供するため、多種多様な設備を導入しておりますが、これまで施設設備等の維持管理に支障を及ぼすものは随時修繕や取りかえなどの補修を行い、また安全衛生面では調理員研修や調理工程の見直しなど衛生管理を徹底し、安全で魅力ある学校給食の運営に取り組んでいるところであります。1点目の設備のこれまでの整備状況といたしまして、過去5年の主なものは平成15年、消毒保管庫、熱交換機修理157万5,000円、平成17年、炊飯システム、電動水圧洗米機65万円、平成18年、地下ピット配管改修工事693万円、平成19年、消毒保管庫、ローラー取りかえほかで137万5,000円、温水ボイラー設備取りかえ及び蒸気ボイラー周辺機器取りかえで911万2,000円、以上が主なものとなっております。次に、現状におけるふぐあいの有無と今後の対応でありますが、10月上旬ごろより消毒保管庫に収納している食器等の一部に汚れの付着が目立つようになりましたので、厨房設備業者に調査依頼をしていたところであります。調査の結果、消毒保管庫の故障が原因と判明し、今回補正予算にて補修を計画しておりますので、よろしくお願いいたします。2点目の老朽化が進む設備の今後の対応につきましては、厨房機械の耐用年数は七、八年ですが、一般的な厨房機械の稼働は1日3回程度の目安に対し、学校給食における稼働は1回以下と少なく、使用頻度から見ても部品の取りかえなどで対応できるものと考えております。ただ、補修経費がかさむ場合には機械本体の取りかえ等も視野に入れ、維持管理を進めてまいりたいと思っております。3点目のふぐあいが発生したときの管理体制につきましては、学校給食センターの施設設備、厨房設備は給食技術員や調理員が日常的に保守点検を行っておりますが、ふぐあいが起きた場合は事務担当職員が状況を把握し、軽微なものについては業者に連絡し、修繕しております。担当職員が判断しがたいものは、上司に報告し、対応策を協議の上、私が報告を受けております。次に、2件目の道教委による天売小学校給食調理場への栄養士配置についてのご質問にお答えいたします。天売小中学校給食調理場は、平成15、16年度の学校改築事業にあわせ、共同調理場から単独調理場として学校内に併設されたものであり、現在児童・生徒15名を初め教職員等合わせて28名に給食を提供しております。道費負担栄養職員の配置基準は、児童・生徒数の総数が1,000人未満の単独調理場の市町村に1名となりますが、同一市町村において共同調理場を有し、道費負担栄養職員を配置している場合は単独調理場への配置はされないことになっております。配置基準から見ても本来であれば共同調理場から単独調理場となった時点で道費負担栄養職員の配置はされないものでありますが、道教委の配慮によりまして平成17年度から19年度の3カ年に限り激変緩和措置により配置されていたところであります。昨年道教委に対しまして羽幌町の状況などを説明し、継続配置について要請してきたところであります。結果、道教委からは3カ年の配置に続き、さらに2カ年の道費負担栄養職員の配置についてご配慮いただいたところであります。平成19年度より併置校とした焼尻小中学校も天売小中学校と同様に再来年の平成22年3月をもって道費負担栄養職員の配置はされませんが、学校栄養職員は児童・生徒の栄養管理を初め施設設備等の衛生管理や調理員への指導など重要な役割を担っているものと考えておりますことから、町独自に栄養職員を配置したいと考えております。なお、両島地区の学校給食の継続につきましては、現段階では単独調理場として継続することを考えておりますが、将来的に児童・生徒数及び教職員数等の推移を見ながら学校給食のあり方について地域関係者と相談の上、検討も必要と考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。以上、寺沢議員への答弁とさせていただきます。

質問 3番 寺沢孝毅

先ほど質問の中でも申し上げたのですけれども、たしか10月の下旬だったと思いますが、私給食センター、羽幌の市街地区のですけれども、見させていただきました。15年が経過している建物であるにもかかわらず、内部はぴかぴかと光って輝いているという状況で、職員の皆様方のご指導、あるいは現場の調理員の方々のふだんの衛生管理の行き届いている面というのは非常によく見られました。その上でこれから質問するわけですけれども、残念ながら食器に汚れがつくという報告をそのとき調理員の一人から受けたわけなのですが、消毒保管庫の中で汚れがつくということは一般的に考えると異常事態だと思うのです。本来きれいにしなければならない設備の中で、逆に汚れがついてしまう。現場の調理員の方々も大変その現象に対して心配され、本当に衛生的に大丈夫なのかと不安を抱いたというふうに私は直接聞いているわけですけれども、そのときいつ情報を現場の調理員の方からお聞きになり、その後どのように対応されたのか、時系列的にまずはお尋ねしたいと思います。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

お答えします。まず、10月の上旬ごろ保管庫の汚れが落ちるということで、調理員より、私のところへは担当職員が来たわけですけれども、その中で汚れがさらに目立つということで報告を受けました。その結果、今までもそういうことも以前にもありまして補修しておりますが、そのとき従前の場合は、その消毒保管庫というのは一応駆動式で上下に移動する消毒保管庫であります。それで、稼働軸がありまして、それらの歯車にグリースなどを塗っておりまして、それらが乾いて、当初の場合です。それらの場合は、乾いてそれらの汚れが落ちて食器についたということもありました。今回もそのような故障が原因かと業者と打ち合わせなどをしておりましたが、まだその原因が、そのために若干の調査して時間がかかったわけであります。よくよく調査してみましたところ、従前の故障と違い、本体の熱で、消毒保管庫は熱で消毒しておりますが、その熱交換器の部分が故障したということで、その故障を直すにはかなりの高額な金額がかかるということで、その結果、熱交換器の故障という結果がわかったのは大体10月の下旬ころであります。それに伴い、担当者と協議いたしまして今回の補正に上げようということで、そして補正に上げて修理したいということで教育長に報告しております。以上です。よろしくお願いします。

質問 3番 寺沢孝毅

熱交換器の故障だとわかったのが10月下旬というお話でしたけれども、これは業者がそう判断したのですか、それとも職員の方のどなたかが判断したのですか、どちらでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

業者の判断です。その消毒保管庫は、外部のほうから中を見れない形になっておりますので、一般の知識を持っていない職員ではちょっと判断できかねますので、業者の判断によるものです。

質問 3番 寺沢孝毅

その汚れに関してなのですけれども、衛生的には問題のないものなのでしょうか、それともあるものなのでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

衛生的には、その故障の原因として熱交換器が故障いたしまして、水分が多少出まして、その水分がちょっと色がついていまして、それが食器にかかりました。その結果、その水分を一応分析した結果、安全性に影響はないという確証を得ております。

質問 3番 寺沢孝毅

その水分の分析というのは、保健所かどこかでやるものなのでしょうか、それともそれも業者がやるものなのでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

基本的に専門業者のほうでやってもらっています。ボイラーのほうの専門業者です。熱を起こすものとして、蒸気ボイラーの熱を利用しておりますので。

質問 3番 寺沢孝毅

きちっと確認をされた上での対処であればよろしいのではないかと思うのですけれども、ちょっとこういう場合、自分たちの判断とか、そういうことで走った場合には危険なこともあるので、確認をさせていただきました。その辺きっちり今後ともやっていただきたいと思います。10月初旬にそういう現場の方からふぐあいの報告を受けて、10月下旬にその業者の方がようやく判断というか、原因を突きとめたということなのですけれども、もうちょっと迅速にやることはできなかったのでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

まず、製品は大阪のほうでつくられています。そして、その機械自体を専門的に調べるにはやっぱり大阪のほうと連絡をとりながら故障の原因を追求しておりましたので、その関係で一応時間かかっております。

質問 3番 寺沢孝毅

学校給食ですから、衛生的なこと、安全、安心な給食をきちっと供給する体制を考えた場合に、原因がわからないままでその食器を使い続けること自体が私はちょっと問題ではないのかなというふうに思います。結果として大丈夫だったということなのですが、原因がわかるまでの間、私が現場を見て報告受けたのは、毎朝調理員の方が出勤をしてきて、そして消毒保管庫の中から食器をすべて出して、そして1個1個汚れがないかチェックをしてから出すそうです。汚れがあった場合にはそれをふき取って、そしてそれを使うと。もしかすると、ふき取りだけではだめだったかもしれないですよね、これ。さらに、熱消毒が必要だったかもしれない。その辺の危機意識というか、ちょっと欠けるのではないかなと私思ったのですが、いかがですか。

答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)

故障が発見されてから調理員さんの方が毎朝食器について検査をしているといいますか、ふき取り作業を含めて検査しているという状況は私も聞いておりました。今言っていましたように、専門業者のほうに運ぶ関係で、若干そこで期間があいてしまったことも事実ですし、できれば専門業者が近くにいてすぐ修理になって、早い期間にできればいいのですけれども、今回の場合もある一定期間の修理のための空白期間は仕方ないかなと思っております。ただ、そういう関係で毎日のふだん発生していない業務が調理員さんにも負荷がかかって、点検作業も必要になったということで、そういう意味ではふだんからの設備の保守点検ということの大事さというのを改めて感じたところでありますけれども、今回特に安全面の関係では人的な作業ですけれども、調理員さんの目視等で毎日確認していたということで私は報告を受けて、その分では安全面では信頼しておりますけれども。

質問 3番 寺沢孝毅

私は、だから目視でふき取る作業だけでよかったのかどうかというところをちょっと問題にしているのです。その点いかがですか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

そのふき取る場合ですが、一応ふき取るものに消毒剤、オスバンと一般的に言うのですが、次亜塩素酸ナトリウムだったと思いますが、名前。そのもので消毒しております。

質問 3番 寺沢孝毅

今後とも厳重に、衛生面に関しては本当に子供たちにほんのわずかな影響もないように気を張り詰めて管理していただきたいなというふうに思います。それと、今回のふぐあいを通してちょっと1点見えてきたことがあるのですが、そういう現場の調理員の方々、それからそれを補修しようとする役場の職員の方々、給食センターの職員の方々、その辺の情報交換というのがなかなかうまくされていなかったのではないかなというふうに思います。ですから、いつまでふき取り作業をずっと毎朝しなければならないのだろうかとか、本当に安全な給食がこのまま保っていけるのだろうかとか、そういう不安な気持ちを抱かせていたと思うのですけれども、その辺もうちょっと情報を共有していく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 学校給食センター所長 尾崎正克(学校給食センター所長は2008年12月まで)

確かに調理員に不安を与えたことはあるのかなと感じておりますが、ただふだんから調理主任とか、そういう方とは事務担当者のほうと常時打ち合わせをしておりますし、また休憩所も事務所のすぐに隣にあって、そういう場を設けています。ただ、全体的にそういうもう少し全員にわかるような方法を今後考えていくのも必要かなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 寺沢孝毅

非常にデリケートな職場ですので、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。それでは、次のほうに移りますけれども、離島の学校給食に関しまして2つ目の質問をいたしました。ネックになっているのがいわゆる栄養職員の配置基準であります。現状であればもう既に離島地区における道費による栄養士は打ち切りという格好になっているのですが、それを今激変緩和ということで継続していただいて、あと1年で切れるという現状にございますが、もうちょっとわかりやすく言うと現状のルールでは羽幌町には道費では1名しか栄養士が配置できないというような実態かと思います。配置基準とおっしゃいますが、一体それは何に基づく配置基準なのか、法令ですとか、あるいは北海道であれば条例とか、その辺を具体的にお示しいただきたいと思います、条文も含めてですけれども。

答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)

道費負担教職員の定数基準については、関係法令に基づきまして定めておりますけれども、まず1つは地方教育行政の組織及び運営に関する法律というのがまず1つです。その次には、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律、それが2点目です。あと、北海道職員等の定数に関する条例、それで定数が定められまして、あと教育委員会の決定によりまして小中学校県費負担職員定数の配置基準が決まっております。以上です。

質問 3番 寺沢孝毅

大変長い複雑な名前なので、すぐ頭に入らなかったのですが、いわゆる今言った3つですか、で規定されているということですね。私何を聞きたいかというと、具体的に離島に配置できないという、その縛りがどの段階であるのかということなのです。一番最後のは北海道で定める法律なのですか。

答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)

公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律という長い言葉なのですけれども、その中にも定数が定められておりまして、それに基づきまして道のほうで配置基準を決めております。

質問 3番 寺沢孝毅

その中には、例えば特に教育長が定める特殊な地域においてはその限りではないとか、そういうような条項というのは盛り込まれていないのですか。

答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)

その他の加配ということで条文があるのですけれども、例えば離島振興法第2条の規定により指定された地域内の学校においては、その他の加配がされるという条文がありますけれども、これは教員だけです。

質問 3番 寺沢孝毅

それは、教諭ということで、栄養士はそれには当たらないということですね、いわゆる。そうなってくると、栄養士が栄養教諭という資格を持つ人であれば天売、焼尻は該当するというふうに考えてよろしいですか。

答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)

ちょっと今はっきりとは言えないのですけれども、栄養教諭及び栄養職員については同じ要件ということで、これには該当しないです。

質問 3番 寺沢孝毅

答弁書の中では、栄養士を離島に町独自に配置するというふうにお答えになっております。大変ありがたいご答弁であるというふうに私は思うのですが、その一方で町財政が厳しくなる中、やはり道費による栄養士が配置されることにはこしたことございません。それで、今までそういった配置基準を見直してほしいという要望を道教委に上げられたことはあるのですか。

答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)

お答えいたします。ただいまの質問は、羽幌町としてという意味ですよね。それで、もちろん私の段階もそのほかの関係、それ以前につきましても、離島の学校に合うような形で配置基準そのものを改正するというのはほとんど基準的には不可能だと思うのです。その他の特殊要件みたい形でただし書きのような、そういうような形の規定の仕方は別として、配置基準そのものは改正するということではかなりその内容も難しいということもあるのですが、結論からいいまして羽幌町としてその配置基準そのものの改正について要望を上げたということはございません、私の知っている範囲ですけれども。

質問 3番 寺沢孝毅

法律とか、結構幅広い地域を網羅する条例というのは、とかく人口のたくさんいる場所も含めてのものですから、離島を含めた人口の少ない場所、そういうところにはなかなかすぐ当てはまらないような中身も僕は含まれていると思うのです。今回天売、焼尻、羽幌町に属するわけですけれども、海で隔絶されて羽幌町の栄養職員が、例えば市街地区の給食センターの栄養職員が常に離島を行き来しながら献立をつくったり、食育と言われるいろんな指導をしたりということは、現実的に不可能かというふうに思います。そういう場所にも同じような教育を施していくためには、今私が申し上げたようなことをやはり言っていただきたいなというふうに思うのです。それは、大きな条文を変えるということは無理でも、特例としてこういうこともあるというものを盛り込んでいただきながら、本当に全体の枠の中では救われない、網のかからないところをきちっと配慮していただくような、そういう部分を言っていただきたいなと思うのです。そうでなければずっと僻地は切られっ放しです。これは、笑い事ではなくて今町村合併をどんどん、どんどん国も北海道も進めようとしています。その中で当町もどんどん幅広い自治体になっていったときには、同じことがいろんなところで起きると私は思います。こういう声を上げていくことこそ、行政の一つの役目ではないかと思うのですけれども、いかがですか、教育長。

答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)

今回の特例措置といいますか、激変緩和といいますか、そういう形で結果的に5年という形になっているのですけれども、経過から一応整理させていただきますと、当初16年度にそういうことで配置基準から外れるということで、そしてその段階で羽幌町からもただいま寺沢議員おっしゃいましたように、羽幌町における離島の特殊状況、事情というものでかなり要望を上げまして、それで激変緩和という意味の理由で道教委のほうで17年度、18年度、19年度特例措置で激変緩和措置ということで配置されていたわけなのです。それで、今回の交渉の中でも私どもは羽幌町はあくまでも一般の島が一つの行政体であるのと違って、羽幌町のように一つの行政体の中にこういう地方と両島があるということで、本当の地理的な状況でも特殊事情があるということで、再度要望、交渉の中で今特殊事情については申し上げてきました。先ほど言いましたように、前段の3カ年の配置措置をした段階でも十分道教委も羽幌町からのそういう意見を踏まえた上で3年ということで期限を切った経過があるのですけれども、今回も経過からいいますと1年ごと、さらにある意味では半永久的に積み上げるということは、そういう事情はこの何年か言ってきていますので、かなり難しいということで、ある意味羽幌町である程度町独自でも配置したいという、配置するという、そういう方針を見せたことによって、道教委のほうも準備期間ということで改めて2年配置したということであります。それで、私どもも要望の中にも言ってきていますし、道教委についてもその辺の特殊事情は十分認識した上でのこういう形と私ども今現在はとらえております。

質問 3番 寺沢孝毅

教育長並びに教育委員会のご努力に関してはわかりました。理解いたしました。この栄養士の問題だけではなくて、同じような問題というのはたくさんこの町内にあるかと思いますので、同じ視点で幅広い政策面でひとつ取り組みをお願いしたいというふうに思います。仮に町で採用しなければならないという事態になった場合に、どのような身分で職員を採用するのかというのが次の問題かと思います。今道費職員として応分の給与が出ているわけですけれども、これが例えば羽幌町の嘱託職員ということになりますと、かなり給与面で差が出てまいります、現状の制度でいけば。全く仕事量も責任も同じ業務をやるにもかかわらず、そういう給与面、待遇面で大きな差が生まれるということはやはりふさわしくないというように私は考えますけれども、町で採用する場合には正職員として栄養士を採用するというお考えでよろしいですか。

答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)

公募するに当たっては、当然今言われたように栄養士の身分というのですか、それについては財政面だとか、あと職員の定数等もあることから、今後町長部局のほうと協議しながら進めたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 寺沢孝毅

不公平、不条理なことにならないように、ひとつその辺十分ご配慮いただきまして、お願いをしたいと思います。以上で終わります。

出典:羽幌町議会 平成20年第8回定例会 2008年12月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる