みんなの議会

羽幌町議会 平成20年第5回定例会 2008年6月19日

町が出資、補助する団体への関与と監査のあり方について

2008年6月19日、羽幌町議会の一般質問で、高野輝雄議員が「町が出資、補助する団体への関与と監査のあり方について」質問し、町長 舟橋泰博、代表監査委員 米澤幸雄、政策推進課長 鈴木典生、副町長 松本信裕が答弁しました。

質問者
高野輝雄 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、代表監査委員 米澤幸雄、政策推進課長 鈴木典生、副町長 松本信裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 高野輝雄

私のほうからは、町が出資、補助する団体への関与と監査のあり方について質問をいたしたいと思います。夕張市における巨額の財政破綻を受けて、国は2008年度決算から適用される地方自治体への財政健全化に関する法律が施行されることとなりました。これは、すべての会計と一部事務組合、羽幌町でいうならば消防、衛生施設組合が該当しますが、の債務負担に加え、第三セクターへの債務保証も対象にした上で、財政状況を住民に公表することが義務化されることになります。この背景には行政への監視、チェック体制の著しい欠如が大きな主因とされており、改めて議会の機能強化が厳しく問われているところであります。そこで、今後の町行政執行に当たってどのように健全化に向けて取り組んでいく所存なのか、またこれまでの数次にわたる地方自治法の改正を受けて、監査委員制度の一段の機能強化を求められているものと思考します。以上の観点から以下の質問をいたします。まず、1点目、町が2,000万円を出資し、建設事業費に1億2,000万余の補助を行った株式会社ハートタウンはぼろに関して情報提供を含めどのように関与されてきたのか。2番目に、町が資本金の4分の1以上を出資する団体に対して監査を行うことができるが、町長及び監査委員は何ゆえ監査を実施してこなかったのか。また、今後対処される所存なのかどうか。3点目、町の補助金に大きく依拠する観光協会に対し、町長の検証及び監査委員として監査はどのようにされているのか。4点目、多くの補助団体が自立する中で、観光協会は課長が事務局長に就任し、町職員が事務執行に当たっているのは何ゆえか。また、今後自立に向けてどのように取り組んでいくのか。以上であります。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

高野議員のご質問にお答えをいたします。1点目の株式会社ハートタウンはぼろに関して情報提供を含めどのように関与されてきたのかについてお答えをいたします。情報提供等についての関与ですが、毎年定時株主総会議案等の資料に基づき、決算及び経営状況を把握しております。また、その他につきましては、必要な時点で状況説明に来ていただいたりして情報交換をしている状況であります。次に、2点目、町長及び監査委員はなぜ監査を実施してこなかったのか、また今後どう対処される所存かについてお答えをいたします。株式会社ハートタウンはぼろでは、商工会の指導による会計事務を行い、決算書については会計事務所に委託し、随時取締役会に報告し、また2人の監査役により毎年株主総会前に会計事務監査を行い、株主総会で承認をいただいているため、町としては監査委員の監査を定期監査の範囲を超え、改めて求める必要はないものと判断しております。次に、3点目、観光協会に対し町長の検証及び監査委員として監査はどのようにされているのかについてお答えをいたします。100万円以上の補助金団体であります観光協会については、実績報告が提出されましたら、羽幌町補助金交付団体及び業務委託料支出団体等の実地検査要綱に基づいて検証しております。次に、4点目、観光協会は課長が事務局長に就任し、事務執行に当たっているのはなぜか、今後自立に向けてどのように取り組んでいくのかについてお答えをいたします。観光協会が設立されたのは昭和39年4月1日ですが、設立当時から事務局を商工観光課に置き、現在まで44年間羽幌町の観光振興に取り組んできました。その間商工観光課の課長が事務局長に就任し、課職員が事務執行に当たってきております。民間主導型の観光協会を目指すよう3年前から自立のため事務局の移管を打診しましたが、観光協会役員で構成する検討委員会を設置して検討した結果、自立は時期尚早、行政と一体となった観光振興を目指すとの結論に達し、当面従来どおり現状のまま進んでいきたいと申し入れがありました。町といたしましては、今後も観光協会の役員の方々と時間をかけてお話し合いを重ね、自立の方向性を見出してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、私のほうからの答弁とさせていただきます。

答弁 代表監査委員 米澤幸雄(代表監査委員は2010年3月まで)

それでは、引き続きまして監査委員に対するご質問につきまして私からお答えをいたしたいと思います。町が資本金の4分の1以上出資している団体に対してなぜ監査を実施してこなかったのかと、また今後どう対処されるのかについてのご質問内容でございますが、町が政令で定める財政的援助を与えている出資団体に対し、監査委員は必要があると認めたときは長の要求があるときは当該財政援助団体等にかかわる出納その他の事務について監査することができる旨規定をされております。そこでまず、基本的には財政的援助を受けている当該団体の組織や運営につきましては、自主的に活動を営むものであることはもちろんのこと、また団体自身において規程に基づく正規な監査機能を有しておりますので、このような機構に期待し、現段階では監査の実施はいたしておりません。なお、今後における監査の実施に当たっては、いかなる場合が監査の対象となり、また対象としないかの判断基準は存在いたしておりませんが、適正な執行を確保するという観点から監査の対象とすることが必要であると認めたときは監査の対象とすることが一般的であると考えております。次に、羽幌町観光協会に対する監査についてのご質問でありますが、ただいまの出資団体に対して述べたことと同様の基本的な考え方に基づき、現段階では監査は行っておりません。しかし、観光協会の補助事業に対する補助金交付事務につきまして会計年度1回期日を定めて行う定期監査の範囲において担当課を対象に監査を実施しております。この監査の実施に当たっては、事業計画及び交付条件に従って執行されたか、補助金交付時期、事務手続等は適正か、交付申請、実績報告書等は符合しているか、決算報告は適正に行われているかなどを主眼として監査を実施いたしたところであります。以上、高野議員の質問に対する答弁といたします。よろしくお願いいたします。

質問 5番 高野輝雄

ただいま町長並びに監査委員のほうから私の質問に対する答弁がありました。そこでまず、第1点目でありますが、町が出資をしております株式会社ハートタウンはぼろ、出資をしている、ここだけでないです。これからも出資を予定するときには同じなのですが、ここのところの町が特に中心市街地の活性化の基本計画を策定して、そして町が出資をした会社でありますが、この会社は町の会社の、先ほど答弁を聞いていて私は釈然ともちろんしないのですが、この位置づけ、あるいは民法上、両方あるのですが、または商法上どのように適用される法人ととらえているのかお答えをいただきたい。

質問 5番 高野輝雄

わかりづらかったかと思うのですが、これまでの議会における違った形での私のほうの質問をしておりますが、かかることはハートタウンはぼろに関してでありますから、同じ答弁でなければならないと思うのでありますが、この会社はつまり第三セクターというふうに位置づけされた会社なのかどうかということでお聞きをしたい。

答弁 政策推進課長 鈴木典生(政策推進課長は2009年3月まで)

議員のご質問にお答えいたします。第三セクターでございます。

質問 5番 高野輝雄

当然今までのここに私も答弁によってはということで過去の資料持ってきていますが、平成14年5月10日の臨時会における株式会社ハートタウンはぼろへの出資金2,000万円の提案理由説明、町長はいわゆる第三セクターであるということでご理解を賜って、出資をお願いしたいという提案をしております。さらには、平成18年6月議会における営林署跡地建物の無償貸し付けに関する質問でどのように答弁をされているかというと、ここでも第三セクターということであるから、町の財産の貸し付けに関する条例に基づいて無償で貸し付けをしたと、こういうふうに言っておりますから、今政策推進課長から答弁あったように第三セクターだと。そこで、さらにお答えをいただきたいのですが、第三セクターに関する指針というのがかつての自治省、今は総務省ですが、これはあるのですが、従来からあります。さらに、平成15年の12月12日、ここに私総務省からの資料を持っていますが、第三セクターに関する指針の改定というのがされている。この改定の背景というのは、やっぱり不良債権問題が非常に多くなってきていると。それから、第三セクターの経営が非常に厳しくなっている。ここに具体的に当時の解散、倒産、赤字法人、赤字法人における赤字金額等を示しておりますが、改定のポイントなのですが、まずはこの第三セクターに関する指針というものを町側は認識されているのかどうか。

答弁 政策推進課長 鈴木典生(政策推進課長は2009年3月まで)

高野議員のご質問にお答えいたします。認識しております。文書的にはうちのほうにも入ってございますので。

質問 5番 高野輝雄

そこで、監査委員もお聞きしていただきたい、答弁は町側になるかと思いますが、ここが私の今回の監査委員にも、異例だと言われていますが、今まで質問がないということですが、なぜこういう背景に、質問の背景になったのは、前段質問書の中で触れているように財政健全化法が施行されるということで連結決算に当然なってくると。あらゆる債務が入るということですから、その辺のやっぱりきちっとそういう意識を持っていただきたかったなと思うのでありますが、答弁から見る限りはきちっとした答弁になっていないなと、かみ合っていない。つまり第三セクターのハートタウンはぼろが債務保証しているということでないのです。私の言いたいのは、債務保証がなくても、これは出資している、この指針にあるように出資している部分については当然監査を実施すべきだということに触れておりますから、ぜひ監査委員もこれをきちっと受けとめていただきたいということであります。何が書いてあるかというと、最大の部分、要するに第三セクターで地方自治法上でいうと確かに2分の1という位置づけになっていますが、しかし町も出資をするに当たってそういうふうに位置づけをして出資をしておりますから、第三セクターと。第三セクターであれば、当然議会への年1回の報告が義務づけられておりますし、住民へも当然情報を積極的に町側はこれまでも提供すると言ってきておりますから情報を共有して、町民の信頼を得るのだと、行政の透明性を高めるのだということを言っていますので、ぜひこういう答弁でなくて積極的に受けとめていただきたいと、そのように思いますが、いかがでしょう。

答弁 副町長 松本信裕(副町長は2009年3月まで)

高野議員にお答えいたします。第三セクターの中で出資につきましては、高野議員ご承知だと思いますが、2分の1以上の出資というものと、あるいは4分の1、ここの場合は4分の1なのですが、そういうようなこともあります。それで、2分の1の場合にはこれは必ず議会のほうに報告し、承認をいただくというふうになっております。4分の1の場合はそこまでは示されておりません。それから、高野議員の言っているこの第三セクターに関する指針の改定につきましても、積極的に監査体制というかをしていくのが望ましいというようなことなのです。それで、このことについては、先ほども答弁の中でありましたけれども、実際に会社の株主総会終わりまして、私も出席させていただいておりますが、町長も出席しておりますし、そういう中で決算の事業報告、あるいは決算報告等を見て対処しているということでございます。ただ、議員言うようにできるだけ第三セクターと情報交換しながら進めていきたいというふうには思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 代表監査委員 米澤幸雄(代表監査委員は2010年3月まで)

高野議員から監査についてためらっているような感じにちょっと受け取ったわけですけれども、そこで決して監査することについてはためらっているわけではございません。当然高野議員もご承知かと思いますが、監査の対象となるものの範囲は地方自治法上で明らかに規定をされております。そこで、財政援助団体等に対する監査の意義は、まさに公金の適正な支出を期待するということが考えられるかと思います。したがって、監査の対象範囲でございますが、先ほど前段で申し上げましたとおり、財政的援助にかかわるもので、しかも出資にかかわる出納及びそれに関連する事務についてであります。これらの出納とは全く関係のないものについては、これは関係のない経営面についての監査をすることはできないという、そういった解説もございますので、その辺ひとつご理解を願いたいと思いますが、そのような観点に立って、実は会社の運営体制ということでただいま副町長からも申し上げられましたとおり当然株主総会というのがございまして、これは意思決定機関でございます。その中で、とりわけ取締役会では株主総会の権限とされるものの多くが付与されておりまして、会社運営の中枢として活動することから取締会は会社の運営を左右するという、そんな任務もあります。このことによって経営にとっては当然ご承知のとおり独立した主体としてみずからの責任で事業が遂行されているものであるというふうに理解しておりますし、また定款に基づいて監査機能を有しておりますので、その役割も果たされているということで、その点についても十分留意する必要があるということで、慎重な運用をという、そういった解説もございます。したがって、監査を実施する必要性については、その必要性なり、具体性が乏しいということから、現段階までにおいては監査の実施はいたしておりませんので、ご理解を願いたいと思います。

質問 5番 高野輝雄

そこで、町長にお聞きをするのでありますが、筆頭株主でもあります。2,000万円ということで、町民の血税ですから、いわゆる出資金です。個人のポケットマネーで参加をしているのではないのですから、町民のお金だと。財政が非常に厳しい折、この会社がどうなるか、赤字だからどうだとかそんなこと言っているのでないです。きちっとそうならないように出資をしている町民のお金なのですから、ここに指針さらに十分見て、これからやっぱりそういうふうに関与をしていただきたいというのは情報公開も含めて関与です。株主総会に私どもが出ているから、そこで承知しているということだけではないのです。ここで言っているのは、当該地方公共団体の出資比率が2分の1未満である、ここが特に強調されているのですから、第三セクターについては筆頭株主である等出資の状況や公的支援の状況等を総合的に勘案して、そういう第三セクターについても同様の対応をすることが望ましいと。ここにあるのですけれども、情報公開。そして、情報公開制度に基づき、地域住民等の要請に応じて情報の提供に努める必要がある。だから、町はやっぱりもっと積極的に情報を公開をしていただきたいということでこれまでも私実は一昨年の3月の議会でも質問していますが、そのときには今度は民間会社だからということで、そういうことでなくて、こういうものがきちっとあるのだから、より積極的にやっぱり情報を公開していただきたいと、議会に対しても同じであると。そういうことをまとめたのがこの特に改定された15年の12月の第三セクターに対する指針の改定でありますから、これは当然都道府県を通して指導をされているわけでありますから、しっかりと受けとめていただきたいと思います。この点改めて町長に伺います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

住民の立場というところから見ますと、確かに出資されているものも住民主体に物事を考えなければならないのかなと。高野議員がおっしゃられることは、だれしもがそう思うのではないのかなというふうに思います。私行政としても与えられた立場、筆頭株主という言葉もありましたけれども、与えられた立場の中で、後ろには住民がいるのだと、住民の目があるのだということを意識しながら、これから動いていきたいと思います。ただ、情報公開という言葉一つでくくられるとちょっとまずいのですけれども、いわゆる住民の方々にわかる、知らせなければならない、そんなところでのくくりで情報公開というか、していきたいなというふうに思っております。

質問 5番 高野輝雄

次に、質問、観光協会の監査のあり方についても質問をしておりますが、町の考え方、監査委員の考え方はわかります。特に監査委員の部分は難しい部分もあるのかなと思いますが、しかしここで私がまず町長にお聞きをしたいのですが、こういう認識をされているのかどうか。観光協会の事務局長である担当課長が、会長決裁の支出伝票を代決しているが、代決権が与えられているのか。それと、もう一点、新パークゴルフ場、野球場の整備用として、目土だとか芝の部分の整備が行われているが、なぜ観光協会の事業費を町有施設に流用されなければならないのか。以上、2点お答えいただきたいと思います。承知なのかどうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

詳しくは承知しておりません。今言われたことが事実なのかどうなのかという確認すらしておりませんので、今指摘されたものについてまずは知ることから始まるのかなというふうに思います。結論的には承知していないというか、事実確認をしておりません。

質問 5番 高野輝雄

これは、私文書公開条例に基づいて、人の話を聞いたとかそういうことではなくて、きちっとここに、書類も必要であればお見せしますが、それはこの後、知らないということでありました。こういうことがあればやっぱり、これは今これから申し上げますが、町の補助金、ここは当然それは観光振興ということで補助金削れとかそんなことを私は言っているのではないです。多くてもいいのです。補助金、例えば15年度で申し上げますと決算で1,086万4,000円、これ運営費、それから事業費も含めてですが、それから平成16年度、1,181万4,000円、平成17年度、981万4,000円、平成18年度、915万4,000円、平成19年度、1,145万4,000円で、5年間で5,310万円の補助金が交付されているわけであります。支出合計額はこの5年間で6,127万4,000円ですから、交付率でいうと事業費全体から見ると86.7%です。これだけ多額の部分がある状況ですから、町側が補助金しているのです。他の団体、今日も新聞に出ていましたが、補助金受けられないということで自立を断念したところもあります。ほかの団体もどんどんやっぱりこれだけ厳しいからということで皆さん納得してやっているわけですから、きちっと受けとめていただいて、町はこれ当然天売焼尻国定公園という背景もあるし、観光振興に大きく力を入れている、だからこういう支援をしているのだと。これは私も申すまでもない。しかし、町財政が非常に厳しい状況だということから、町内の多くの団体が今も言ったように年々削減されているわけです、補助金。だから、補助金削減すれとは言いませんので、しっかりとやっぱり補助金が目的、そして目的に沿って、適正かつ効果的に使用されているのかどうかについて町側がきちっとしないとだめだと思うのです。これは、監査委員のほうにお答えをいただきたいのですが、通常の1年に1遍の各課の定期監査を行うということでなくて、こういう事態が現実に伝票執行上あるわけでありますから、この辺も含めて町長、それから監査委員のお答えをいただきたい。

答弁 副町長 松本信裕(副町長は2009年3月まで)

高野議員にお答えいたします。1つ目の事務局長が代決しているという観光協会内部のことについては、私どもちょっとそれは観光協会の内部ということでとらえていただきたいというふうに思っております。それから、今お話ありましたように、羽幌町と観光協会は一体となってこの羽幌町の観光行政を行っているというふうに私どもはとらえております。その中で民間の人方大変お忙しい中観光協会の役員を務め、あるいは観光協会の会員さん方も一生懸命観光の行政にご協力をいただいているというふうに私どもとらえております。その中で、ただ議員のご指摘あるように、もしそういう大切な補助金が適切に使われていないとは私たちは思っていませんが、もしそういうことがあるというとらえ方とすれば、先ほど町長言いましたようにちょっと調べてみましてお返事したいというふうに思いますけれども、これは私どもはないとは思っています。ただ、担当課長もおりますので、もし答弁が必要であれば担当課長から答弁させたいというふうに思っております。

答弁 代表監査委員 米澤幸雄(代表監査委員は2010年3月まで)

それでは、高野議員にお答えをしたいと思いますが、監査の執行に当たってというふうに伺っております。実は、ご承知のとおり、高野議員おっしゃっているのは定期監査以外に実施する随時監査と申しますか、その辺の範囲を拡大してというご指摘かというふうに思います。通常一般的には自治法上では221条で町が予算の執行に関する調査権限というのを持っておりますから、当然担当課では各種団体に対する指導、監督というのはなされているところでございます。そこで、監査委員は担当所管に対する指導を行うという、それが本来の監査の職務でございます。ですから、最初からその非を摘発するだとかそういうことではなくて、行政全般にわたっての指導、監査というのが本来の職務であります。そんなことで、それと今実施しております定期監査ですけれども、当然年度末、次年度のを年度末に新年度の監査計画を立ててやっておりますが、とりあえずそれは定期監査ということでございまして、今申し上げたような中身で実施いたしまして、もし定期監査でそういうことで各種団体財政的援助等を与えている団体に対する監査が必要が生じてきた場合には、それはそれとして監査する必要が生じてくるのかなと、そんなようなことも考えておりますので、ひとつご理解を願いたいと思います。

質問 5番 高野輝雄

私は何も観光協会の内部のことは、それは当然観光協会の規定があるわけですから、そういうことを言っているのではない。補助金が多額に及んでいる、その補助金が適正に執行されているかどうかというのを監査するのがあれだと思います、町側も。当然そうだと思うのです。不適切な部分があって、それでは補助金もそのままきちっと干渉しないで、検証しないでそのままでいいということになります。余りよくわからないとかと言っているので、もうちょっと具体的に。事務局長の携帯電話料について。15年から17年の10月、これなぜか10月でやめている。なぜなのか。3年間で32万9,745円。事務局長は役場職員でもあり、携帯電話は通常だと災害部局だとかあるいは建設水道課、出て歩く、そういうところですら持ってないと思う。羽幌町は。調べると総務課長くらいかな。なぜ、その一行政でもって常にかかわっている部局が、町の補助金によって依拠されている団体が携帯電話必要なのか。事実ですから、お答えください。

答弁 副町長 松本信裕(副町長は2009年3月まで)

まず、高野議員に先ほどのなぜ担当課長が事務局長をやるかということだけ私のほうからお答えしたいと。これは、昭和46年に各種団体会計事務取り扱い規程というのができまして、これまで徐々に職務上で団体の会計事務局を扱うというものがふえてきたということはございます。その中で、この団体規程既にもうないのですが、2条の中に団体の会計の経理責任者は団体の事務を担当する課の課長、括弧して部局にあっては同等の職にある者、以下経理責任者というということで、団体会計上収入役が扱うものですから、それでここを統一しようということで、その取り扱う団体も、会計事務を取り扱う団体名って総務課の自衛隊協力団体連合会から学校給食センターまで別表で挙げられまして、それに基づいて先ほどの答弁ありましたようにこの観光協会というのは設立当初から事務局をやっていると。そして、事務局の担当は今日までそこの課長がやってきたということですので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 高野輝雄

何度も言うように、私は個人攻撃のために言っているのでないと。ここまで言われないように、町でそういうふうに言われないように、公金の適正な支出をきちっとやっぱり町側において検証をしていただきたいということです。これは、担当課長を超えて町側が、監査の部分はそういうことがあったとしても、やっぱりそこをやらないと、こういうことになるのです。しっかりとやっぱりそういうことをやっていただくことを最後にそこのところだけ、具体的にどうということでなくて、今言った流用の部分はそれは事実かどうか調べると。改めて町長、そこの姿勢だけを示してください。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

適正に執行しているという判断の中で我々答弁しておりますし、監査もやるべき範疇ですべてやっているということで、必要とあらばそれ以上のこともあり得るという答弁かなというふうに思います。ただ、今議員がご質問しておりましたさまざまな声が聞こえてくるということ、それ自身が本当にそのとおりなのかどうなのかという検証すらできないままにお話が広がっているようなこともあろうかと思います。ただ、いずれにしてもそういうことにはならないように、やはり我々は行政として目を光らせるなり、注視していなければならないのかなという、そういう立場であるというふうに思います。

質問 5番 高野輝雄

最後に、意見というのは言いたくないのですが、要望でもないですし、受けとめていただきたいのは、やっぱり補助金がいかに適正に使われていくかと、執行されていくかということです。何も声を張り上げたくて言っているのでないです、私も行政にいたのですから。しかし、そういうことのないようにするのが何度も言うようにあれだと。きちっと目を光らせていただきたいということを申し上げて、終わります。

出典:羽幌町議会 平成20年第5回定例会 2008年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる