みんなの議会

富良野市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

(1)任意接種の帯状疱疹ワクチン接種について/(2)ふるさと納税の取り組みについて

2023年6月21日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「任意接種の帯状疱疹ワクチン接種について」「ふるさと納税の取り組みについて」について質問し、市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、総務部長 関澤博行が答弁しました。

質問者
大栗民江 議員
答弁者
市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、総務部長 関澤博行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 大栗民江

-登壇-通告に従い、一般質問します。1件目、任意接種の帯状疱疹ワクチン接種についてお伺いします。1項目、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてです。帯状疱疹は、多くの方が子供のときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こるとされており、ふだんは免疫力によってウイルスの活動が抑えられているのですが、加齢とともに発症しやすくなる病で、近年、コロナ禍におけるストレスなどの影響により患者の増加につながっているとも指摘されています。国立感染症研究所によると、宮城県での大規模疫学調査では、50歳以上から発症リスクが上昇し、70歳以上でピークに達し、80歳までに3人に1人が経験すると報告されています。皮膚の症状が治った後も、3か月以上、痛みが続く帯状疱疹後神経痛は、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち約2割がなるとしており、私の周りでも痛みを抱えて長い間つらい思いをしている方を見聞きします。目にできれば角膜炎、耳にできれば難聴など合併症を引き起こすことがあるとも言われており、特に高齢者は発症するリスクが高いので、帯状疱疹後神経痛を防ぐためにも帯状疱疹の予防が大切と考えます。近年は、メディアで取り上げられるようになったため、高齢者の皆様の関心も高まっておりますが、帯状疱疹ワクチンの接種費用が高額なため、助成事業を求める声も多くお聞きするところです。予防接種ガイドラインには、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%の予防効果があるとされており、病を未然に防ぐためにも効果があると思いますが、以下の2点について本市の見解をお伺いします。1点目、帯状疱疹ワクチンは定期接種ではないため、国の方針が示されるまでにも、高齢化の進展により罹患して苦しむ高齢者が増えることと予想されます。現在は任意接種でありますが、富良野市での情報提供について調べてみますと、令和4年7月号の広報ふらの健康コラムコーナーに帯状疱疹について掲載されており、帯状疱疹の症状や治療と、50歳以上の人はワクチンを接種しましょうと広報されていました。帯状疱疹のワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、ワクチンの接種方法や回数、特徴などに違いがあるので、高齢者への情報提供には工夫が必要と感じます。帯状疱疹ワクチン接種の周知と接種の推進について、市の考えをお伺いします。2点目、コロナ禍での自粛生活もストレスがたまるものでしたが、今後は、コロナ禍で被った影響による人手不足や人材育成、物価高騰による家計のやりくりや病の不安など、多くのストレスを抱える中で、帯状疱疹の患者も増えてくるものと推測いたします。このようなときだからこそ、市民の健康を守るという観点から帯状疱疹ワクチン接種の助成をと考えますが、帯状疱疹ワクチン接種費用の公費助成について考えをお伺いします。2件目、ふるさと納税の取組についてお伺いします。1項目、ふるさと納税の今後の取組についてです。ふるさと納税については、令和元年第3回定例会一般質問には、体験メニューや親元を離れて遠方に暮らす方の見守りといった心のケアというようなメニュー、使途について検討したいとの答弁をいただき、令和2年3定には、ふるさと納税の効果については十分に認識をしており、市のいまの財源の状況の中でも大切な財源の一つと考えている、民間の方々の意識の高まりも総合的に判断させていただきながら、体制整備も検討させていただきたいとの答弁がありました。近年は、ふるさと納税の取組について、沿線と比較した新聞記事を見ることが多くなり、市民からは、ふるさと納税が富良野市でどのような事業に活用されているのか、関心を寄せる声を聞くことが多くなりました。そこで、初めに、御答弁をいただいてから後、ふるさと納税の取組について、寄附者や市民に対する使い道の周知はどのように行っているのでしょうか、お伺いします。次に、ふるさと納税の使途の決定方法や、使途に沿って寄附金を事業として活用するに至ったプロセスなど、決定に至る体制はどのようになっているのでしょうか、お伺いします。また、今後、ふるさと納税の返礼品メニューや具体的な使途をどのように考えているのでしょうか、お伺いします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-大栗議員の御質問にお答えします。1件目の任意接種の帯状疱疹ワクチン接種についての帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてでありますが、帯状疱疹は、高齢者で発症リスクが高く、50歳以上の方はワクチンを接種することにより、発症率の低減や重症化予防に効果があるとされております。帯状疱疹に関する市民への周知につきましては、令和4年7月の広報ふらのにおいて、帯状疱疹の症状や治療法、ワクチン接種について掲載しておりますが、今後も、市の広報紙やホームページなどを活用し、症状や特徴、ワクチンの種類、接種方法など、より詳細な情報を提供してまいります。次に、帯状疱疹ワクチンの公費助成についてでありますが、帯状疱疹ワクチン接種は任意接種であり、予防接種法に基づく定期予防接種ではないことから、本市では費用助成を行っておりません。現在、国の審議会において、帯状疱疹ワクチンの効果や副反応、安全性、最適な対象年齢などの検証が進められており、定期予防接種への追加は継続審議となっていることから、公費助成につきましては、国の審議会の検討状況を見極めた上で、本市として対応を検討してまいります。2件目のふるさと納税の取組についてのふるさと納税の今後の取組についてでありますが、ふるさと納税の使途の周知につきましては、年度ごとに寄附件数、寄附額、活用した事業とその金額を市ホームページやふるさと納税特設サイト、ふるさと納税ポータルサイトに掲載し、周知しております。今後は、広報ふらのへの掲載なども含め、市民に身近な情報としてより多くの方に分かりやすく周知をしてまいります。次に、寄附金の使途の決定方法とその体制についてでありますが、現在、ふるさと納税の使い道として、子育て・教育の充実、農林業の振興、医療・介護・福祉の充実、観光の振興、その他市長が認める事業の区分を設け、寄附をいただく際に指定していただいております。ふるさと納税を活用する事業の選定に当たりましては、区分に沿って選定しているところであります。次に、今後の返礼品や具体的な寄附金の使途についてでありますが、ふるさと納税は、まちづくりのための貴重な原資として寄附をいただくだけでなく、商品開発や地場産品の販路拡大などにより、雇用創出や地域活性化、地域の様々な魅力のPRにもなる取組でもあります。返礼品につきましては、地場産品に加え、宿泊券やスキー場リフト券など本市に来訪いただく体験型返礼品を設定するなど、本市の魅力を発信できる返礼品開発に引き続き取り組んでまいります。以上です。

再質問 11番 大栗民江

それでは、1件目の任意接種の帯状疱疹ワクチンについて再質問させていただきます。いま国が審議しているところなので、それを見極めて検討していくという御答弁でございました。このワクチンは2種類あるのですけれども、ワクチンの予防効果というのは、何年ぐらいというか、どのくらいなのか、持続期間など、市としては予防効果についていかが押さえていらっしゃるのか、お伺いいたします。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

大栗議員の再質問にお答えいたします。私たちも文献を通して把握しているのみでございますが、情報といたしましては、大栗議員から先ほど提言をいただきましたワクチンは2種類ありますというところで、生ワクチンのほうでは有効性として予防効果は50%程度で、不活化ワクチンにおきましては50歳以上の方で97.2%ほど、70歳以上で90%ぐらいの効果で、それぞれ8年から10年ぐらい効果があるのではないかというふうなことでございますので、そのように把握しているところでございます。以上でございます。

再質問 11番 大栗民江

ただいま8年から10年ぐらい予防効果があるということで、効果を考えると、1回ないし2回接種すれば、予防効果があるということで認識いたしました。いま、国の動向に際しまして、例えば、東京都では来年度から50歳以上を対象に接種助成を行う市町村に費用の半額を助成するということになったので、いま、東京都のほうでは実施予定の自治体が相次いでいると、これも国の動向に沿った動きだなと思っております。そういう中では、今回質問するに当たり、東京都はそうですけれども、道内のほうを私も少し調べてみました。独自に調べたものでは、道内は2市12町がやっておりました。年齢対象も助成額も各自治体様々で、市では、人口約3万3,000人の網走市と、約2万3,000人の根室市が帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を行っております。先ほど効果の御答弁もございましたように、健幸都市富良野市としては、ぜひ前向きに、ちょっと机の上に乗せるなり、しっかりと国の動向を見てということでございますが、道内でやっていらっしゃる自治体もあるという中では、ここ健幸都市富良野市、まち全体の健康にもつながると思うのですけれども、前向きに調査研究を進めていくということではいかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

大栗議員の再質問にお答えいたします。帯状疱疹ワクチンに関する公費助成について本市の見解というところだと思いますが、先ほど市長も答弁させていただきましたように、いま、厚生労働省のホームページにも、現在、定期接種化を検討しているワクチンということで帯状疱疹ワクチンがリストアップされているところでございますので、国の審議の状況を見極めた上で、当然、本市の予防事業総体の中で本ワクチンの位置づけについてどうあるべきかということの検討を進めてまいりたいと思います。以上でございます。

再質問 11番 大栗民江

承知いたしました。続きまして、ふるさと納税の取組について再質問させていただきたいと思います。御答弁の中では、宿泊券ですとかスキーリフト券、体験型、こういうところにも力を入れていらっしゃるということですが、実は、令和元年にも私が質問したときには、親元を離れて遠方に暮らす方から、こういう見守りというのでしょうか、そういう心のメニューについて提案させていただいたときには検討するということだったのですが、庁内で検討された結果、取り組まないことになったということで総務部からお聞きしているところでもございます。富良野市の状況を考えますと、認知症や独居ほか、高齢化の波というのが富良野市にも押し寄せております。こういった時代の変化に鑑みると、お墓の管理ですとか、増え続ける空き家とか、高齢者のリフォーム詐欺問題など、本市も同じだと思うのですけれども、こういう抱える課題の解消と予防のためにも、例えば、地元業者に頼める、安心・安全といった観点から、空き家ですとか実家のリフォーム利用券、見守り、地域貢献といったような事業、親元を離れて遠方に暮らされている方や移住に迷われているという方に対して、体験型以外にこういう心のメニューという形の中では、再度、机に乗せていくべきではないかと思うのですが、この点、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

大栗議員の再質問にお答えいたします。以前、提案いただいておりましたお墓の掃除ですとか家事代行、あとは空き家の管理、見守り、そういった返礼品を再度検討できないかというような御質問でありますけれども、こちらの関係につきましては、ふるさと納税の中間事業者を通じて各地の状況について問合せしたところでございます。全国で、こういった見守りでありますとか、お墓の掃除というようなメニューを用意している自治体も多くあるということでありますけれども、実際の寄附ということに関しましては、年間、あっても数件程度、あるかないかという部分でして、なかなか求めるような効果が望めていないというような実態を伺っております。あわせまして、こういった見守りや代行の返礼品を作成するためには、やっていただく事業者にメニューをつくっていただくというようなことも必要になるということでございますので、いま、現状でいきますと、富良野市のふるさと納税の返礼品の開発の中では、なかなか重点を置きにくい内容になるというふうに考えております。以上でございます。

再質問 11番 大栗民江

いま、やはり難しいような御答弁をいただいたところでございますけれども、富良野市も高齢化になってきております。本当に高齢化になってきている中、遠くで暮らされている家族ですとか、そういう方からの、いま、増え続けている空き家ですとか、そういう物件管理、また、高齢者のリフォーム詐欺問題というものもございます。例えばリフォーム利用券ですとか、そういう地域貢献でやってくださっている方、道内でも、全国初でリフォーム利用券、また物件ですとか、いろいろなものにも取り組んでいる自治体がございます。ふるさと納税のサイトにも載っております。体験もそうなのですけれども、ここにいらっしゃる富良野市の方々、高齢者の方々が住み続けていただけるように、再度、本当に机に乗せて、あまり効果がないからというのではなくて、いまのこの状況に鑑みてしっかりと事業者に御相談するなり、ほかの課と少し考えていただくなりして、積極的に進めていただきたいと思うのですけれども、この点、再度いかがでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

大栗議員の再々質問にお答えいたします。返礼品の関係につきましては、大栗議員のおっしゃっていただいた見守りとか、そういったものをまるっきり検討から除くということではございません。返礼品につきましては、これまでも、本市のふるさと納税の魅力を高めるということも含めて返礼品のメニューをそろえてきたところであります。そのためにも、関わっていただける事業者の方、また、返礼品の種類も、この間、増やしてきたところです。大栗議員のおっしゃる部分だけではなく、本市に寄附を検討いただいている方に応えることのできるメニューが何なのかということの一つとして、返礼品の検討の中に加わっていく事業ではないのかなというふうに思っております。以上でございます。

再質問 11番 大栗民江

了解いたしました。それで、いろいろな事業に富良野市も取り組んでくださっております。そういう中で、例えば、活用事業に充てるに至った課題解決のプロセスですとか、寄せられた寄附金のおかげで改善された、また、子供たちや住民の感謝の声というのを例えば取材して、地元民だからこそ知っているような、こういう富良野のまちのレア情報も加えるなりして、シティープロモーションを取り入れたようなふるさと納税事業というのは、これは市民のお力をお借りするのですけれども、応援大使となって活躍してプロモーションにお力を貸してくださるような、こういう事業の展開というのはいかがなものでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

大栗議員の再質問にお答えいたします。先ほど市長の答弁でも申しましたけれども、ふるさと納税の使い道として、子育て・教育、農林業の振興、医療・介護・福祉の充実、観光の振興、それと、その他市長が認める事業という大きく五つのことで寄附をいただいております。これまで、ふるさと納税のアピールということでいきますと、ふるさと納税の専用サイトを設けまして事業者の方、生産者の方の取組とか声を載せているところです。そちらのサイトに合わせて、どんな事業に活用したのかということも上げているところです。寄附の内容、また活用した事業については、市民の方にも伝えることができるよう、ポータルサイトだけではない、広報も含めた周知を図っていきたいというふうに考えておりますし、いま大栗議員からありました、そういったふるさと納税を使った事業の効果という部分についても、どういった伝え方、生かし方ができるのかということも研究してまいりたいというふうに思います。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる