みんなの議会

富良野市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

脱炭素の取組について

2023年3月7日、富良野市議会の一般質問で、後藤英知夫議員が「脱炭素の取組について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。

質問者
後藤英知夫 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 後藤英知夫

-登壇-ふらの令和の会を代表して、今議会に提出されました令和5年度市政執行方針、教育行政執行方針について、順次、質問いたします。本市においては、3年以上にも及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響や、令和4年2月からのロシアによるウクライナ侵攻により、基幹産業であるホテルなどの宿泊業、観光業や関連産業、飲食業にとってダメージは非常に大きく、物価高が追い打ちをかけ、市民生活をも圧迫しています。農業にとっても、家畜の飼料や肥料、農薬などの生産資材は過去に例がないほどの高騰と品不足により、営農継続に不安が高まっており、経済の衰退は人口減少にさらに拍車をかけることが懸念されます。観光では、国内客を中心にコロナ禍前に戻りつつあるものの、今後も、あらゆる面で情勢を注視しながら、本市の持続的発展のため、地域経済を支え、子育て世代への応援や高齢者が安心して暮らせるための効果的な施策を継続し、健幸都市の実現に向けた取組を加速していく一年としなければならないと考えます。まず、ゼロカーボン、脱炭素の取組について伺います。ゼロカーボンシティーへの市民意識の醸成を図るために、日常の生活の中で脱炭素化できる行動例の見える化と行動変容の促し、太陽光発電設備導入等への支援拡充とありますが、具体例をお示しください。主な施策について、1、輝く。つながり合う。ひとのWA!から、地域医療について伺います。地域センター病院の医師確保に対し、医師養成確保就学資金の貸付け、また、看護師の育成と地域に定着することを目的として、看護職員養成修学資金の貸付けを実施し、継続するとあります。今後も必要な施策と考えますが、これまでの実績と効果の検証をどうお考えなのか、お聞かせください。男女共同参画の推進について伺います。様々な場面での女性が活躍する社会の実現がこれからの発展のキーワードと言われて久しい中、進展が見えてこない部分も多いように感じます。国では、女性の積極的な登用を進めるよう、自治体などに対して通達があったと聞きます。庁内や関係する委員会などに関し、市としての方向性や見解を伺います。2、創る。まわす。しごとのWA!から、持続可能な農業の推進についてお聞きします。担い手不足を主な要因として農家戸数の減少が進み、1戸当たりの耕作面積が拡大し、労働力不足、賃金や生産資材の上昇が重なり、より一層、効率のいい農業経営が求められています。本市においても、省力化や農業基盤強化を促進するため、スマート農業に対し、平成29年度より補助事業を開始しております。令和5年度、最適な通信環境の整備に向けた実証実験に取り組むとありますが、計画の内容についてお尋ねします。商工振興について伺います。循環型経済の活性化に向け、メイドインフラノの認定や販路拡大に取り組んでいくとあります。販路拡大に向けて、本市はどこを担っていくのか、お聞かせください。3、想う。みがき合う。まちのWA!の中から伺います。都市計画について、富良野らしい都市計画の形成と自然環境の保全に努めるとともに、スポーツセンター耐震改修に伴う用途地域の見直しについて検討するとありますが、用途地域の見直しとはどのような意図と計画なのでしょうか。公営住宅について伺います。自治体がどれだけ子育て世代の負担を軽減し、応援できるかが人口減少の緩和策と思われる中、子育て世帯に特化した宅地分譲を実施するとありますが、狙いや場所、具体的な対象者はどのように想定されているのか、お尋ねします。4、感じる。つなげる。自然のWA!から、ごみの減量、リサイクルについて伺います。ごみの減量、リサイクルの取組は、市長がシビックプライドと市政執行方針で言われているように、長年にわたっての市民の理解と協力のたまものであり、他自治体に対しても誇れるものだと思います。さらに、ごみ資源の地産地消をより一層進める上では、RDFボイラーで使用される固形燃料の良質化が肝要であります。ごみ資源の品質向上に向けた取組についてお聞きします。続いて、教育行政執行方針について伺います。学校教育について、国のGIGAスクール構想に基づき、本市においても、児童生徒に対し1人1台の端末が整備され、ICT教育を推進していく上で、新たにICT支援員の配置、教師のICT活用指導力の向上を推進するとありますが、ICT支援員を配置するめどはあるのでしょうか。また、教師のICT活用指導力向上のための対策をどのようにお考えなのか、お尋ねします。小・中学校の適正規模、適正配置についてですが、令和4年度末をもって布礼別小学校が閉校となり、令和5年度末には布部小中学校が閉校となります。保護者や地域との検討、協議を重ねた結果であり、急速な少子化の中で、将来の子供たちの健全な成長を考えるとやむを得ない判断かと思います。小規模校から新たに学校に通学する児童生徒にとっては、大きな環境の変化であり、順応できるよう、細やかな配慮が必要であると考えます。対応を含め、見解をお聞きします。富良野市内の高等学校2校が令和7年4月に新設校として再編するに当たり、教育活動の充実による魅力的で地域から求められる高校づくりに向けて協力支援を進めるとあります。現時点では、市外の高校に進学する生徒が多い状況があり、新しくできる高校は、生徒たちの将来の夢が実現できる可能性が大きく、地域の中学生に選んでもらえる学校にするために、教育委員会が保護者や生徒からの要望や意見を積極的に聴取し、情報を発信していくことが肝要であり、北海道教育委員会に対しても強く提言していくべきと考えます。見解をお尋ねし、以上で、ふらの令和の会の代表質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-ふらの令和の会、後藤英知夫議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えします。1件目、重点政策についてのゼロカーボンの取組についてでありますが、2050年ゼロカーボンシティーの実現に向けては、第一に、市民のゼロカーボンへの意識醸成が重要であると考えております。具体的には、ゼロカーボンにつながる行動は何か、どの程度二酸化炭素の削減効果があるのかなどをアクションプランとしてまとめ、市民に周知し、あわせて、セミナーやイベント等を開催してまいります。また、現在実施している再生可能エネルギー導入促進事業補助金について、木質ストーブは予算増額による導入件数拡大、太陽光発電システムについては最大補助額を15万円から50万円へと拡充するなど、再生可能エネルギー導入への動きをさらに促すことにより市内の機運を高めてまいりたいと考えております。2件目、輝く。つながり合う。ひとのWA!の地域医療についてでありますが、医師養成確保就学資金の貸付けは、平成26年度から開始し、これまで15名に貸付けを行い、うち8名が地域センター病院で初期研修医として勤務し、研修終了後も出張医として勤務している医師もいることから、地域センター病院の医師確保について効果を上げている取組と考えております。看護職員養成修学資金の貸付けは、平成10年度から開始し、209名に貸付けを行い、市内医療機関に就業する割合は82.7%となっており、看護師定着のための有効な施策であると考えております。次に、男女共同参画の推進についてでありますが、第2次富良野市男女共同参画推進計画では、あらゆる分野における男女共同参画の実現を基本目標とし、推進項目には市の管理職や審議会への女性の登用促進を掲げ、その目標値を30%としております。今後も、女性が政策や方針の決定など多様な活動に参画できるよう、関係部署とも連携を図りながら、推進計画及び具体的施策を引き続き推進してまいります。3件目、創る。まわす。しごとのWA!の持続可能な農業の推進についてでありますが、農林水産省農山漁村振興交付金の情報通信環境整備対策事業を活用し、令和5年度から2年間、山部北星地区及び南陽地区において、水田やビニールハウスの自動給水及び自動制御の水管理システム導入における通信環境の実証実験及び最適化調査を行う予定であります。次に、商工振興についてでありますが、メイドインフラノ認定商品の開発に向け、中小企業振興総合補助金などにより、支援を進めるとともに、販路拡大におきましては、富良野地方物産振興会や北海道貿易物産振興会などとの情報交換の場を設け、道内外で開催される北海道物産展や商談会の情報発信、出展に向けた支援を行ってまいります。4件目、想う。みがき合う。まちのWA!の都市計画についてでありますが、現在、スポーツセンターのある地域は第1種住居地域となっており、将来的な増改築を行う場合に制限がかかる用途となっていることから、耐震改修に併せて、第3次富良野市都市計画マスタープランに基づく適正な土地利用を図るため、第2種住居地域への変更を進めるものであります。次に、子育て世帯に特化した宅地分譲についてでありますが、子育て世帯の宅地取得を支援することで、子育てしやすい住環境や子育て世代の定住促進により、人口減少の緩和や地域活動の活性化を期待するものであり、公営住宅跡地である東町団地の一画を85坪程度に分筆し、市内建設業者の施工、対象者は40歳未満で、16歳未満の子供がいる世帯などの要件を設け、低価格で分譲しようとするものであります。5件目、感じる。つなげる。自然のWA!のごみの減量、リサイクルについてでありますが、市民に向けては、リサイクルの現状を知っていただくため、引き続き、RDFの燃料分析値やリサイクル率の各実績を広報ふらの、ごみアプリ等により周知し、啓蒙を図ってまいります。また、民間事業者が市内で実証を進めている資源化事業を活用したRDF試作品製造を予定するとともに、国が推進している容器包装以外のプラスチックリサイクルの動向や廃棄物リサイクルに関わる情報収集に努めながら、本市に合った品質向上に取り組んでまいります。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-ふらの令和の会、後藤英知夫議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目、学校教育についてでありますが、ICTを効果的に活用することによって、児童生徒の指導の個別化、学習の個性化により、個別最適な学びの実現を図ってまいります。さらに、ICT教育をより円滑かつ効果的に進めるため、地域おこし協力隊派遣事業を活用し、ICT支援員2名の確保を予定しております。また、北海道教育委員会の事業を全小学校へ拡大し、加配教員3名によるTT指導や、教師のICT活用指導力の向上に向けた研修の充実を図ってまいります。2件目、小・中学校の適正規模、適正配置についてでありますが、小規模校の児童生徒にとっては、学校の統合により学校規模が拡大することに伴い、学習環境や生活環境、教職員との関係などが大きく変化するため、新たな生活に戸惑いが生じることも考えられます。そのため、統合などが決定した後には、統合先との授業や学校行事などの交流を重ねるとともに、統合先の学校と児童生徒に関する情報共有の下、必要に応じてスクールカウンセラーへの相談体制などを整えながら、学校統合の際の児童生徒への不安払拭などへ配慮してまいります。3件目、高校教育についてでありますが、本市教育委員会では、令和4年6月に公立高等学校配置計画案が出された後、北海道教育委員会に対し、高校再編保護者説明会において説明、意見聴取の場を設けるとともに、北海道教育委員会のこれからの高校づくりに関する指針改定版に係る意見を聞く会において、子供たちの意見を反映させる取組などを要望しております。また、本市教育委員会が設置した富良野市内高等学校魅力化推進会議では、富良野圏域の中学生から魅力ある高校づくりに向けた意見などを出してもらうふらの中学生未来会議を開催し、その内容を両校による新設校統合準備委員会に情報提供し、意見反映を求めてきました。今後も、引き続き、北海道教育委員会及び新設校統合準備委員会に対し、魅力ある高校づくりに向け、保護者や生徒の意見を聞く場を設けるとともに、地域の教育ニーズに対応する学科構成など、教育体制を早い段階で明確にし、速やかな情報発信を行うよう働きかけてまいります。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる