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富良野市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日

(1)風疹予防の取り組みについて/(2)結婚新生活支援事業の拡充に向けた検討について

2022年3月8日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「風疹予防の取り組みについて」「結婚新生活支援事業の拡充に向けた検討について」について質問し、市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、建設水道部長 小野豊が答弁しました。

質問者
大栗民江 議員
答弁者
市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、建設水道部長 小野豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 大栗民江

-登壇-通告に従い、一般質問します。1件目、風疹予防の取組についてお伺いします。項目、風疹の追加的対策についてです。風疹は、大人になってから感染すると、まれに重篤な合併症を併発することがある感染症で、妊娠初期の女性が感染した場合は、赤ちゃんが目や耳、心臓に障がいを持って生まれてくる可能性が高くなると言われており、周囲の人の風疹予防が非常に重要です。そのため、厚生労働省は、風疹の定期予防接種が女子のみの対象であったため、接種の機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、2019年度から2021年度の3か年計画で無料クーポンを配り、風疹抗体検査、風疹予防接種を公費無料で実施しています。他の世代に比べ、抗体保有率が低く、風疹に感染しやすい状況にあるので、2022年3月末までの期限で抗体保有率を90%、予防接種190万人を目標に実施しておりますが、コロナによる受診控えなどの影響を受け、厚生労働省は、2021年12月、2024年度末まで延長する方針を決められています。そこで、初めに、市から対象者にクーポン券が送付されておりますが、検査を受けられた男性はどのくらいになっているのでしょうか。クーポン券使用風疹抗体検査の実施者の状況についてお伺いします。42歳から59歳の対象男性に抗体検査と抗体なしの場合に予防接種をしていただかなければ風疹予防の効果は上がりません。何といっても、妊婦と未来の赤ちゃんの健幸を守るため、現役で働いている方が多い世代ではありますが、男性や周囲の方の理解と協力を得られるよう、さらなる意識啓発が必要と思います。受検への促しや受診率向上について、今後の取組の考えをお伺いします。2件目、結婚新生活支援の取組についてお伺いします。項目、結婚新生活支援事業の拡充に向けた検討についてです。結婚新生活支援事業は、平成28年第3回定例会、令和3年第1回定例会に続き、今定例会で3回目の質問となります。令和3年第1回定例会では、この結婚新生活支援事業の内容とその要件が60万円に拡充されるとSNSで話題になっていることを知った交際中の女性や親世代の市民から、富良野市でもぜひやってほしいとのお声をいただき、一般質問をしました。市長からは、結婚新生活支援としては、第6次総合計画の重点施策「輝く。つながり合う。ひとのWA!」、富良野ならではの子育て環境づくりとして、既存の住宅支援事業に結婚新生活支援事業の活用を含め、今後検討してまいりますとの御答弁をいただきました。結婚新生活支援事業は、内閣府が少子化対策として行う国策の一つで、結婚に伴う経済的負担を減らすため、新居の家賃や引っ越し代などの費用を結婚新生活支援事業として実施している自治体に対し、国が補助する制度で、都道府県と市町村が事業計画を定めて参画する必要があります。北海道内でこの地域少子化重点推進交付金を活用し結婚新生活支援事業に取り組んでいる市町村は、令和3年3月段階では24市町村でしたが、4月からは49市町村に広がっており、中富良野町でも令和3年度に新規事業として導入されています。そこで、初めに、この事業は年齢要件が39歳以下に緩和されております。本市における令和2年の婚姻数は90組でありますが、39歳以下の婚姻世帯はどのくらいでしょうか。婚姻数はどのような傾向にあるのでしょうか、お伺いします。内閣府が公表した令和2年度結婚新生活支援事業を実施している自治体におけるアンケート結果では、婚姻届を提出する前から本事業を知っていた新婚世帯のうち、この事業は結婚へのきっかけの一つになったと回答した世帯は約53%で、結婚新生活に伴う経済的不安の軽減につながったと思う世帯は約99%と示されています。また、子供がいない世帯にも支援があって、とてもすばらしいと思った、県外からやってきた身なので、地域に愛されている感じが心強いと感じた、引っ越しでかかった費用を出産費用に充てることができた等々の感想が記されています。私は、この支援事業は、これから夫婦として新生活をスタートしようとする若い世代に、ぜひ富良野にお決めくださいと、富良野を選んでいただく後押しにもつながると思います。令和3年第1回定例会で市長は、さきの答弁に加え、幅広いところまでの子育て支援のうちの一つとして、これをリンクさせるのにどういう手法が取れるのか、いま富良野市で持っている既存の事業と、これをどういうふうに合わせていくのかが明確になっていないので、少し研究をして、将来的には国の提案している支援の在り方にも取り組めるように検討していきたいとの御答弁をいただきました。その後、1年が経過しますが、進捗はどのようになっているのでしょうか、検討状況についてお伺いします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-大栗議員の御質問にお答えします。1件目の風疹予防の取組についての1点目、風疹の追加的対策についてでありますが、国は、平成30年7月以降、大都市圏を中心に風疹の患者数が増大したことから、感染拡大を防止するため、令和4年3月31日までの間に限り、これまで公的に風疹の予防接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象に、風疹抗体検査及び予防接種を実施しているところであります。本市におきましては、令和元年度284人、令和2年度516人、令和3年度は1月末現在で156人、合わせて956人が抗体検査を受検しており、受検率は38.8%となっております。抗体検査の結果、233人が十分な量の抗体がなく、予防接種の対象となっており、そのうち150人が接種を終了しております。国は、令和4年3月までに対象者の抗体保有率を90%に引き上げるという目標を掲げておりましたが、目標達成が困難な状況であることから、目標の期限を令和7年3月末まで延長し、取組を継続することとしました。本市におきましても、対象者は勤労世代であることから、特定健診や事業所健診の機会を活用した抗体検査の受検勧奨を積極的に行うとともに、商工会議所と連携した受検勧奨やホームページ、広報による周知を行い、抗体検査の受検率及び予防接種の実施率向上に努めてまいります。2件目の新婚生活支援事業の拡充に向けた検討についてでありますが、結婚に伴う新生活のスタートアップに係る新居の家賃や引っ越し費用などのコストを支援する地方公共団体を対象に、国が地方自治体による支援額の一部を補助する新婚新生活支援事業の対象世帯要件の一つは、夫婦共に婚姻日における年齢が39歳以下となっております。富良野市における令和3年1月1日から令和4年2月24日までの婚姻届出数77件のうち、夫婦とも39歳以下の婚姻は58件となっており、また、婚姻数は、毎年増減を繰り返しながら、全体としては微減している状況となっております。次に、富良野ならではの子育て環境づくりに関しましては、現在、本市が所有する未利用地を活用して、子育て世代や新婚家庭にかかわらず、住宅取得の支援に関する事業の検討を始めたところであります。以上です。

再質問 5番 大栗民江

それでは、1件目、風疹予防の取組、追加的対策について再質問をさせていただきます。富良野市は38.8%ということで、北海道、全国よりも高い値の取組をされていると思います。この風疹予防の取組なのですけれども、富良野市では、大人の風疹予防の接種ですとか、あと、風疹の北海道の抗体検査の補助がありますので、この追加的風疹のクーポン券が届いた市内の男性の方や奥さんのほうにお聞きしたところ、この追加的対策の取組が余りよく分かっていなかったというお声を聞くところなのです。ですので、広報、ホームページなどで様々周知していくという御答弁でございましたが、この認知度を上げていくようなPRの工夫というのも一つ必要かなと思うのですが、この点、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

大栗議員の再質問にお答えいたします。風疹予防の追加の取組についての認知度を上げていくという御質問でございますが、いま、市長から答弁させていただいた周知の関係はもちろん努めてまいりますが、議員御指摘のように、広報、ホームページ等で、もっと分かりやすくといいますか、なぜ予防接種、検査をしなければならないのかというところも含めて周知の方法を考えていきたいということと、まず、現在、未実施者、まだされていない方に関しましては、来月4月中には受診勧奨を兼ねたクーポン券を再発送するということで、皆さんが取組に御理解いただけるように努めてまいりたいと思います。以上です。

再質問 5番 大栗民江

了解をいたしました。続きまして、2件目の結婚新生活支援事業の拡充に向けた検討についてお伺いをいたします。お答えの中では、77件のうち58件ほどが39歳以下で、要件に該当するという御答弁でありました。少子化の取組というのは様々な担当課と重なっていることが多くて、私も様々通告するのでも、いろんな取組をしていただくのでも、結婚は市民生活課、妊娠は保健福祉課、都市建築課とか教育委員会とか、横断的というよりも縦割り、縦断的かなと感じているところです。結婚するとかしないは、当然、個人の自由なのですけれども、少子化の問題というのは、晩婚化ですとか、非婚化ですとか、そういうものに対して、もし経済的負担が問題だったら、しっかりとここに支援すべきなのではないかと国が2016年度から始められた施策です。富良野市では、この事業については、未利用地を含め検討を始めたという御答弁をいただいたのですけれども、よく理解ができないので、もうちょっと具体的なことをお聞きします。

答弁 建設水道部長 小野豊(建設水道部長は2022年3月まで)

大栗議員の再質問にお答えいたします。富良野市の所有する未利用地を活用した支援策ということで、現在検討を行っている内容ということかと思います。いま富良野市が所有する未利用地で、まず一つ候補として考えているのが、いま公営住宅の建て替え等を行ってございます。その中で、いま未利用地となっていて利用用途が決まっていない土地が実は数件ございます。その中の土地を利用しながら、子育て世代、あるいは、新婚世代等に安価な土地の提供をできないかというところを検討しているところでございます。あとは、単に土地ということではなくて、様々な施策を組み合わせながら考えられないかといったようなところの検討を始めたところでございます。以上です。

再質問 5番 大栗民江

いま、公営住宅の建て替えなど、土地を利用しながら、土地の提供を新婚世帯も含め検討しているという御答弁だったかと思います。土地の提供ということでございましたが、国がやるほか道内49市町村でやっております結婚新生活支援事業というのは、土地、住宅を取得するという方のほかに、お部屋代といいますか、マンションですとか賃貸のほうにもお金がかかり高いというようなお声も聞いておりますので、賃貸の家賃ですとか仲介料、引っ越し代など出るという事業でございます。これは東京とか首都圏では手を挙げている市町村は少ないのですが、北海道は本当に土地が多くて、少子化対策で出ている交付金でございますので、少子化対策の入り口となる結婚への支援も、担当課はどこでもいいのですけれども、もっと推し進めていくべきではないかと思うのですが、ここの点はいかがでしょうか。

答弁 市長 北猛俊

大栗議員の再々質問にお答えさせていただきます。議員御指摘のとおり、若い世代だけではなくて、富良野市全体として住む環境としては、土地代が高い、あるいは家賃が高いということで、住みづらさといいますか、その分の収入を確保するという意味から大変難しい環境もいま生まれてきているというふうに捉えております。そういった中で、先ほども御答弁をさせていただきましたが、新婚世代ということだけではなくて、子育てにいま集中している世代、あるいは、中堅として富良野においでいただける方々、そういった方々に対しても住みやすさを提供するという意味から、土地代、あるいは家賃という部分については支援が必要な状況にあると理解をさせていただいております。ただ、その中で、各世代に不公平感なく取組を事業として組み立てるのにはどういったことが必要かと。例えば、土地代、あるいは家賃というものも、ただ単に補助するということがいいのか、あるいは、高い部分についての改善策を何か講じることがいいのかというようなところも生じてこようかというふうに思います。そういったものも総合的に判断させていただきながら制度として組立てていきたいと。いま、それの検討に入ったというところでございますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:富良野市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる