富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日
(1)ふるさと納税について/(2)ガバメントクラウドファンディングについて/(3)就職氷河期世代への支援について/(4)学校における働き方改革について
2020年3月9日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「ふるさと納税について」「ガバメントクラウドファンディングについて」「就職氷河期世代への支援について」「学校における働き方改革について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 稲葉武則、経済部長 後藤正紀、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。
- 質問者
- 大栗民江 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 稲葉武則、経済部長 後藤正紀、教育委員会教育部長 亀渕雅彦
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質問 10番 大栗民江
-登壇-おはようございます。通告に従い、一般質問をいたします。1件目は、ふるさと納税についてお伺いします。1項目めに、返礼品メニューの取り組みについてです。ふるさと納税については、令和元年第3回定例会において、返礼として特産品の品物を送るのみならず、富良野が持つ有形、無形のたくさんの財産を最大限に活用して、富良野の魅力を体験、体感していただく体験的メニュー型返礼品の創設について行った一般質問では、本市に足を運び、地域の魅力を感じてもらうことは地域振興にも資すると考えているので、地域資源を活用した体験型返礼品の企画や受託が可能な事業者の実態を調査し、どのようなメニューがよいのかについて今後検討していくとの答弁をいただきました。ふるさと納税は、貴重な自主財源を確保するとともに、地元特産品の販路拡大、地場企業の育成、地域振興に寄与するので、積極的な推進が必要であると考えます。そこで、初めに、地域資源を活用した体験型返礼品の企画はどのように取り組まれているのでしょうか。今後の体制の考えとあわせ、お伺いします。また、受託可能な事業者の実態の調査について、進捗状況についてお伺いします。同年第3回定例会では、少子高齢社会が進展する中、体験的メニューに加え、見守りや代行というようなサービスも考慮したほうがよいと思うがとの質問には、真心、見守りといった心のケアという富良野にいらっしゃらない方の安心をつくるメニューも効果的だと思われるので、改めて検討させていただきたいとの御答弁をいただきました。見守りや代行サービスメニューの取り組みについて、現在の進捗状況についてお伺いします。2項目めに、ふるさと納税寄附金の使途についてお伺いします。本市にお寄せいただくふるさと納税は、寄附者が選択できる四つの使途を示されています。お寄せいただいた寄附金は、一括してふるさと応援基金に積まれておりますが、平成28年12月から平成30年度までにお寄せいただいたふるさと納税の4項目の目的別のふるさと納税額の実績はどのようになっているのでしょうか、お伺いします。本市にふるさと納税をしていただいた寄附者の意向に沿った使途を明確化し、目的、使途に沿った形としてこのような事業に寄附金を充てさせていただきました、また、こういう事業に活用を予定していますと具体的な事業を公表し、より一層の応援をしていただけるように、体制整備やカタログなども配布し、紙媒体を活用したPRも進めていくべきと考えますが、見解をお伺いします。2件目は、ガバメントクラウドファンディングについてお伺いします。ガバメントクラウドファンディングは、自治体が抱える課題や新しい取り組みに対して、ふるさと納税の寄附金の使い道をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募る仕組みで、ふるさと納税の新たな形として、文化芸術、医療、福祉、教育、スポーツ、地域活性化、災害支援等々、ポータルサイトにはさまざまなプロジェクト支援が設けられております。プロジェクトオーナーは自治体ですので、安心して活用できるものとなっており、今後ますます拡大するものと考えます。プロジェクトの立ち上げにおいては、行政が発案する事業について、ふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを実施することも効果的ですが、何より市民が発案するプロジェクトについて、ふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングの活用を可能にする官民協働の取り組みが一層の効果を発揮するのではないかと考えます。市民と行政の協働で市民が発案したプロジェクトについて、行政が窓口となってふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを活用することは、市民協働のまちづくりに有効と考えますが、市民が発案したプロジェクトにふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを活用することについて、どのような見解をお持ちか、考えをお伺いします。3件目は、就職氷河期世代への支援についてお伺いします。就職氷河期世代は、雇用環境が厳しかった1990年代半ばから2000年代当初に学校卒業期を迎えた30代半ばから40代半ばの世代の方々を指すと言われております。2018年時点で同世代の中心層となる35歳から44歳、1,689万人の雇用形態は、非正規労働者が約371万人で、うち、不本意ながら非正規で働く人は50万人に上るとの調査結果が報告されています。就職氷河期世代は、これから社会の中核として長期間にわたり働くことが期待できる年代であり、労働力不足が深刻化する社会にあって、行政としても対策を進めるべき世代であると考えます。厚生労働省は、令和元年5月29日、少子高齢化がピークを迎える2040年を見据えた社会保障や働き方の改革案などの支援策を公表されています。支援策は3年間の集中プログラムとなっており、この世代の方を対象に地域単位で支援を行い、就職を後押しする市町村のさまざまな取り組みに期待をされております。そこで、市として、この世代の雇用状況の現状の把握及び支援としてどのようなものがあったのか、お伺いします。厚労省の就職氷河期世代活躍推進プランでは、多様な人材の活躍促進に向け、人手不足にある業界団体とも連携し、短期間で安定就職に結びつく資格取得を創設するほか、現在、35歳以上の就労困難者を受け入れた企業に対する特定求職者雇用開発助成金の要件を見直し、就職氷河期世代への採用活動を強化されています。そこで、今後、市としては、この就職氷河期世代に対してどのような支援を考えていくのか、お伺いします。4件目は、学校における働き方改革の推進についてお伺いします。平成28年度、文部科学省の教員勤務実態調査では、残業時間が月80時間に達する教諭は、小学校で約34%、中学校は約58%に上るとの調査結果が報告されております。また、北海道教育委員会が行った平成28年度教育職員の時間外勤務等に係る実態調査では、週60時間を超える労働時間となっている教諭は、小学校で約24%、中学校は約47%との報告がされており、前回調査に比べ、北海道では、土・日における教諭の部活動指導の時間が中学校では全国平均よりも長いなどの状況が明らかになりました。教員のなり手不足や教育の質の低下につながらないよう、行政、学校、保護者、地域が認識を共有して、社会総がかりで当たらなければならない総力戦であるとの観点から、以下、3点についてお伺いします。1点目に、学校現場における在校等時間の客観的な把握と管理についてです。文部科学省の令和元年度教育委員会における学校の働き方改革のための取り組み状況調査によれば、ICTの活用やタイムカードなどにより勤務時間を客観的に把握していると回答した教育委員会は、都道府県で66%、政令市は75%、市町村は47.4%という状況です。本市におけるICTの活用やタイムカードなどの客観的方法を通じた在校等時間等の把握状況についてお伺いします。2点目に、在校等時間の上限を条例や規則等に位置づける考えについてです。今回の給特法改正では、教師の在校等時間の上限目安を月45時間、年360時間と設定した上限ガイドラインが法的根拠のある指針とされました。北海道においても、教師について、給特法に定める指針を踏まえた業務改善を行う旨の条例改正が行われるものと思いますが、このような動向を踏まえ、給特法改正に伴い、本市の学校に関する学校管理規則において具体的な上限を明記する準備について考えをお伺いします。3点目に、条例や規則に定められた在校等時間の上限を踏まえた業務の適正化についてです。文部科学省の取り組み状況調査によれば、全国の教育委員会が在校等時間の縮減に効果が高いと考えている上位5項目は、部活動ガイドラインの実効性の担保、学校閉庁日の設定、ICTを活用した事務作業の負担軽減、留守番電話の設置やメールによる連絡対応の体制の整備、部活動への外部人材の参加でした。この調査結果は、文部科学省のホームページでも公表されていますが、本市として、今後、学校における働き方改革を具体的にどのように進め、そのために学校をどのように支援しようと考えているのか、お伺いいたします。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-おはようございます。大栗議員の御質問にお答えします。1件目のふるさと納税についての1点目、返礼品メニューの取り組みについてでありますが、地域資源を活用した体験型返礼品につきましては、ふるさと納税制度を活用し、本市の魅力をPRすることにより、交流人口の増加や関係人口の拡大、また、地域活性化や滞在型観光の創出を図る上で有効な手段であると考えております。地域資源を活用した体験型返礼品の企画につきましては、返礼品の企画、調達、発送を委託しております富良野物産観光公社の協力を得て事業を推進してまいりましたが、昨年からポータルサイトの運営を担うさとふるの協力が得られることとなりましたので、3者で企画を進めているところであり、本市に足を運び、地域の魅力を感じてもらえるよう、体験型返礼品を検討してまいります。また、少子高齢化が進展する中での体験型返礼品として提案のあった見守りサービス、代行サービスの取り組みにつきましては、引き続き検討を進めてまいります。2点目のふるさと納税寄附金の使途についてでありますが、項目別の納税額の実績につきましては、平成28年度から平成30年度の3カ年の実績は、子育て・教育の充実に2,981件、4,760万1,000円、農林業の振興に2,876件、4,745万7,000円、医療・介護・福祉の充実に1,753件、3,020万1,000円、その他市長が必要と認める事業に2,816件、4,926万2,000円となっております。次に、事業に充てた寄附金の公表でありますが、ふるさと納税のポータルサイトでありますふるさとチョイスのサイトにおいて、年度別、目的別に寄附金を充当した事業を公表しているところであります。また、紙媒体によるふるさと納税制度のPRでありますが、本市のまちづくりのPRを兼ねたプロモーションは効果的であると考えておりますので、他の自治体の事例なども参考に研究を進めてまいります。2件目のガバメントクラウドファンディングについてでありますが、本制度は、自治体が地域で抱える社会課題の解決に必要な資金を得るため、具体的な課題と解決策をプロジェクトとして公開し、ふるさと納税で寄附を募るクラウドファンディングであり、寄附者がふるさと納税を通じてみずから使い道を選び、直接、行政に反映できる仕組みであります。寄附者がプロジェクトを応援する気持ちから自治体へ寄附をすることとなり、ふるさと納税制度の本来の趣旨である地域振興につながる制度であると認識しております。本市におきましては、ガバメントクラウドファンディングの取り組みを行っておりませんが、ガバメントクラウドファンディングを行うためには、寄附金の使途を明確に示し、その社会的意義に共感してもらうことが重要になることから、市民が発案するプロジェクトの採用に当たっては、公共性、公益性を満たす事業であることはもとより、市民、行政、議会全ての理解が必要であります。市民発案プロジェクトによるガバメントクラウドファンディングにつきましては、市民の意見をまちづくりに反映する手法の一つとして考えられますが、プロジェクトの採用に当たっての諸課題もあることから、今後、研究してまいります。3件目の就職氷河期世代への支援についてでありますが、富良野管内におけるこの世代の雇用状況は、令和元年12月の月間有効求人数185人、求職者数145人であり、有効求人倍率は1.28倍となっており、年齢層全体の有効求人倍率1.31倍とほぼ同様の状況であることから、管内においては、この世代が他の年齢層と比較して特別に就職が困難な状況ではないと認識しております。本市の就業支援としては、年齢を問わない合同企業面談会のふらの就職応援フェアを平成24年度から開催してきており、平成28年度からは、しごと情報発信サイト、フラノ・ジョブ・スタイルを立ち上げ、市内企業の求人情報、労働条件、職場環境等の公開に加え、安定的な就労につながるよう、仕事のやりがいや社内の雰囲気が伝わる情報を発信しております。今後も、フラノ・ジョブ・スタイルを活用して企業の情報を発信するとともに、市内企業に対し、雇用環境整備を促進するよう啓発に努めてまいります。以上です。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-おはようございます。大栗議員の御質問にお答えいたします。学校における働き方改革の推進についてでありますが、客観的な方法の導入等による在校時間の適正な把握については、平成31年2月から、市内全ての小・中学校において、校務用パソコンに出退勤時間管理機能を有する無料ソフトを導入し、客観的な勤務時間の把握に努めておりますが、国の方針では、より厳格な勤務時間の管理が求められていることから、令和2年度からは、校務支援システムなどの導入により、教職員の適切な勤務時間の把握を行ってまいります。次に、公立の義務教育諸学校等の教職員の給与等に関する特別措置法(給特法)の改正に伴う本市の学校管理規則の改正についてでありますが、給特法の改正により、公立学校の教育職員の勤務時間の上限に関するガイドラインが指針に格上げされたことに伴い、北海道は、道立学校の勤務時間の上限方針を定めるため、関係条例及び規則の見直しを進めており、本市におきましても、北海道の状況を注視しながら関係規則の見直しを検討してまいります。次に、本市の働き方改革への具体的支援についてでありますが、本市では、平成31年2月に富良野市立学校における働き方推進計画を策定し、全ての学校が働き方改革の実現に向けた業務改革を推進しております。具体的には、学校閉庁日の設定や、特別支援教育支援員や学校司書等の専門スタッフの配置、部活動休養日の設定、学校行事の見直しなどを行っております。また、令和2年度からは、小・中学校において校務支援システムを順次導入し、成績入力・管理、出欠管理、保健機能など、校務の効率化、省力化を図るとともに、留守番電話の設置や部活動の外部指導者の導入に向けた調査研究を行うなど、教育職員の働き方改革に向け、学校を支援してまいります。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
それでは、1件目のふるさと納税についてから再質問をさせていただきます。返礼品のメニューの取り組みについては、今後、さとふるの御協力をいただいて、3者で企画をしていくという御答弁でございました。市長の市政執行方針でも、積極的にふるさと納税に取り組んでいくということで示されております。いまは、新型コロナの影響で、私も市内の事業者からの本当に悲鳴にも似たようなお声をお聞きするところです。オール富良野で一丸となって立ち向かっていくには、3者の御協力もそうですが、さらに積極的にということでは、スピーディーにとか自主性、自発的ということも含まれていると思います。いまは総務課で対応しておりますが、横断的な取り組みと言っても、体制を整える時間もないほど市内は大変な状況になっておりますので、担当職員の任命というか、指示待ちではなく、自発的に取り組めるような職員を明確にして、さらにスピードアップして取り組んでいくべきと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えします。ふるさと納税に対する体制の整備ということかと思いますが、先ほども御答弁させていただいたとおり、体験型返礼品については現在も企画している最中でございます。その中で、スピーディーにというか、スピード感を持ってということだと思いますが、そちらについては、大栗議員がいまおっしゃったような状況も踏まえながら、スピーディーに対応していきたいというふうに思っています。これについては、誰がというよりも、いろいろな部を横断的に含めながら、あわせて、先ほど申しましたように、さとふる、また物産観光公社との協議をスピーディーに進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
いま、さとふるのお話がありましたけれども、富良野市で利用されておりますもう一つのポータルサイトであるふるさとチョイスでは、コロナウイルスの感染拡大に伴って甚大な影響を受けている事業者を応援するために、事業者向け支援プロジェクトを3月4日に立ち上げております。まず初めとして、小・中学校の一斉休校により、多大な影響を受けている学校給食の食材などを提供している給食事業者を応援する取り組みを公表されています。さらに、そこから、今度は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外出や飲食、会合を自粛する動きが広がり、料飲店などの外食関連事業者は収入減など大きな影響を受けているという状況に鑑み、外食産業の応援もスタートされております。ここで御紹介する寄附のお礼の品に係る自治体の手数料は、2020年3月31日まで無償とするというような取り組みを始めております。そういう中にありましては、本当に積極的に果敢に取り組んでいただきたいと思うのですけれども、横断的な取り組みの考えについて、もうちょっと具体的に、課に何人の職員がいて、どういうふうにするのか、詳しく教えていただければと思います。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えします。部を横断した取り組みということでございますけれども、いまお話しされたふるさとチョイスの取り組みは、私どもではいまはありませんでした。いずれにしても、市内の状況を全て把握しているわけではありませんけれども、こういう実態だという部分については身にしみて感じているところでございます。体制については、具体的にということよりも、いままでと同様になりますけれども、総務課が中心になりながら、核となりながら、ほかの部と横断的に、どういう形が一番対応できるのかということの体制整備だというふうに思っています。その中で、先ほど申しましたように、スピーディーに、合ったような形で対応してまいりたいというふうに思ってございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
聞き方が悪かったかなと思うのですけれども、いま、こういうふうに新型コロナウイルスの感染拡大に対するプロジェクトをふるさとチョイスでやっております。こういうところに富良野市も積極的に手を挙げる、また、連携をとるという形の中で、そういうところで参加する考えはいかがなものでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の御質問にお答えします。ふるさとチョイスとの連携だということでございますが、ふるさとチョイスのサイト自体は、申しわけありませんが、見ておりません。ふるさとチョイスにつきましては、いま現在、契約自体は一番最低限の契約ということになってございますので、それが必要だとすると、ふるさとチョイスに対する契約のし直しということが当然出てくるかと思いますので、その辺を明らかにしながら、対応できるということであれば対応してまいりたいと思います。いまは最低限の契約にしかなっていませんので、その辺は、改めてふるさとチョイスと協議をさせていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
では、お願いします。続きまして、見守りや代行サービスメニューについては、引き続き検討していくという御答弁でございました。ポータルサイトやなんかでも、思いやり返礼品としてサイトがあったりもしております。そこの中では、返礼品が自分のためにいただくのでなくて、誰かのためになるということで、直接的・間接的支援として、支援型、寄贈型、協賛型、参加型という四つの分類が紹介されていきながら、見守りや代行、思いやりにあふれた返礼品もございます。富良野でも、実は、ヤクルトレディーさんにお伺いいたしますと、以前、高齢者宅へ配達をしていたときに、2件のお宅の方を関係機関におつなぎしたというお話を聞いているところでもございます。やはり、超高齢社会にあって、本市としても、フットワークを活用して、訪問型といいますか、アウトリーチ型の推進を図って、引き続き検討ではなくて、積極的に推進していくべきと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の御質問にお答えします。見守り型といいますか、いまの例でも紹介いただきましたように、ヤクルトのように、週1回、配達をしていただいて、その段階で状況を確認するというのが多いというふうに認識してございます。こちらも含めて検討させていただいている最中でございますので、先ほどの答弁と同じでございますけれども、積極的に対応してまいりたいというふうに考えてございます。
再質問 10番 大栗民江
まず、週1回にこだわらずに、週2回でも3回でもいろいろなものが組み込んでいけると思います。ヤクルトだけではなく、いろいろな訪問型のものを組み入れていきながら、ここは本当に横断的な取り組みが必要になると思いますが、積極的に、スピーディーにお願いいたします。続きまして、ふるさと納税寄附金の使途についてでございます。富良野市においても、ふるさと納税に関しましてはさまざまなメッセージが寄せられております。ポータルサイトで公表になっている部分もある中におきましては、使途についてもうちょっと公表し、周知やPRをしていっていただきたいと思うところです。そういう中で、富良野にいらっしゃったことがあるといいますか、リピーターといいますか、そういう方が多いなというのがメッセージから読み取れます。富良野の農産物、また、「北の国から」に関するメッセージも多いのですけれども、こういうメッセージから読み取れる部分で、ふるさと納税をこういうところに活用しましたとか、また、どういうところに活用していこうかという予定の決め方というのは、今後どのように取り組んでいかれるのでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の御質問にお答えします。本市のふるさと納税の使途につきましては、改めて御紹介させていただきますと、子育て・教育の充実、農林業の振興、医療・介護・福祉の充実、その他の4点とさせていただいてございます。寄附の内容については先ほど答弁させていただいているとおりでございますけれども、使途につきましては、皆さんの意向に合ったような形でさせていただいてございます。子育て・教育の充実に関しましては、多子世帯の保育料の軽減という形で使わせていただいたり、観光につきましては、寄附の項目には特にございませんけれども、その他という形でインフォメーションセンターの整備の関係で使わせていただいているような状況でございます。こちらにつきましても、ポータルサイトで報告をさせていただいてございます。こちらの使途につきましては、最終的には市役所として判断をさせていただいているところでございますけれども、長期的な部分といいますか、この使途に合うような形で、その都度、判断をさせていただいているということで、組織として、市役所総体として決めさせていただいているというような状況でございます。
再質問 10番 大栗民江
いま、市として、その都度、判断をしているという御答弁でございましたが、使途が四つある中で、農林業の振興に2,876件、そして、医療・介護・福祉の充実に1,753件の方々が寄附をしてくださっています。ここの部分について、その目的、使途に合った使い方といいますか、平成28年からそのまま積まさっておりますけれども、使い方はどのようにされていかれるのでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の御質問にお答えします。農林業の振興、医療・介護・福祉の充実の使途ということだと思いますけれども、先ほどお話をさせていただきましたように、寄附金のうち、農林業では2,876件で4,745万7,000円、医療・介護・福祉では1,753件で3,020万1,000円ほどの寄附をそれぞれいただいてございます。この部分につきましては、いま現在、事業には充てておりませんけれども、どこかの段階で必要になってくると思います。これも全て組織として判断をさせていただいているということで、いま現在、具体的に何に使うというような項目はございませんけれども、この趣旨に沿った形でふるさと応援資金を充ててまいりたいというふうに考えてございます。
再質問 10番 大栗民江
どこかの段階でという御答弁でございましたけれども、本当に趣旨に沿った形でしっかりと取り組んでいただきたいと思います。続きまして、ガバメントクラウドファンディングに関しましては、今後、調査、研究していくという御答弁でございました。ガバメントクラウドファンディングにおきましては、ポータルサイトにも載っております。いま、持続可能なまちづくりということで、SDGsと組み合わせて、さとふるでは、SDGsの取り組みは公表されていないけれども、まちではこういう取り組みを進めていきたいのだと、皆さんから共感していただけるような取り組みをサイトにアップしております。また、ふるさとチョイスでは、SDGsの取り組みも公表されております。やはり、この取り組みに関しては、公共性、そしてSDGsの考え方を取り入れることも考慮していったほうがいいと思いますが、市民の意見、プロジェクトとして採用するには諸課題があるということはお聞きしたところですけれども、メリットというものは何か考えていないのかどうか、お伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の御質問にお答えします。ガバメントクラウドファンディングといいますと、ふるさとチョイスの名目というふうに伺っていますので、あえてクラウドファンディング型ふるさと納税みたいな形でお答えをさせていただきますけれども、市が主体でありますクラウドファンディング型ふるさと納税ということであれば、市の事業ですので、資金調達的に申し上げると、いろいろな方からいただけるということで非常に有効な手段であるというふうに思いますし、そのことによって富良野の名前が表に出るということも含めて、有効な手段だというふうに思ってございます。ただ、先ほど申しましたように、諸課題といいますか、いろいろな先行事例を見ますと、直接、市が事業をする部分ではあるのかもしれませんけれども、未達の場合の扱いとか、余剰の場合の扱いというところをもう少し研究しなければならないということがございますので、そこも踏まえて諸課題もあるということで研究させていただきたいとお答えさせていただいたところでございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
研究していくという御答弁でございました。この研究する過程といいますか、今後の見通しといいますか、スケジュールとか、そういうものは何か決まっていますでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
研究のスケジュールといいますか、そういう質問だと思いますけれども、特にスケジュールというよりも、いろいろな先進事例等々を確認させていただきながら、先ほど申しましたように、さとふるにもいろいろなノウハウがあるというふうに思ってございますので、そちらとの協議も含めて進めさせていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
それでは、3件目の就職氷河期世代に対する支援についてお伺いいたします。富良野におきましては、特別に困難な状況にはないという現状を答弁していただいたところでございます。就職氷河期世代の活躍支援につきましては、いま、経済部のほうにお伺いいたしましたけれども、やはり、不安定な就職状態にある方ですとか、長期にわたり無給の状態にある方、また、社会参加に向けた支援を必要とする方に対して、横断的な取り組みが必要と思うのです。その支援には、保健福祉部も社協も横断的にかかわっていくのではないかと思いますけれども、まずは、この取り組みを本当に必要とされる方に情報が届いて、支援までつながっていくことが大切だと思うのですけれども、ここの部分についての考え方はいかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。求人情報等の発信、提供ということかと思いますけれども、基本的には、ハローワークにおきまして求人あるいは求職の情報等を得ながら発信している状況でございます。その補完的なものとして、富良野市におきましては、平成28年からフラノ・ジョブ・スタイルという形で、中身等もだんだん変革させておりまして、単純に情報を得られる待遇等の部分だけではなく、この会社にはこういう歴史があり、働いている人はこういう状況で働いているなどの生の声もできるだけ発信するようにして、職場環境についての情報もそれぞれ出してきているところでございます。その中で、どのような職が自分に合うのか、御自分で判断できる材料をなるべく多く出しているところでございます。以上です。
再質問 10番 大栗民江
旭川の出張所的な形の富良野のハローワークでございます。そういう中にあっては、やはり、ハローワークもそうですが、市から積極的に発信をしていき、本当に必要とされる方に必要な情報、支援がつながっていくような取り組みの中で周知などに力を入れていくべきと思いますけれども、そこの点はいかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。もちろん経済部のほうでも広く情報を発信してございますが、それぞれの状況に合った支援が必要ではないかということでございますので、いまおっしゃいました福祉部門でありましたら、そちらのほうでも情報発信、あるいは相談等を行っている状況と認識してございます。以上です。
再質問 10番 大栗民江
それでは、4件目の学校における働き方改革の推進についてお伺いさせていただきます。教育長からは、校務支援システムの導入を図っていくという御答弁でございました。その中で、北海道内180自治体における学校の働き方改革のための取組状況調査では、令和元年7月1日現在、在校等時間等の縮減効果が大きいと考えられる取り組みの上位項目のうち、部活動ガイドラインの実効性を担保するための取り組みを行うなど、教職員の勤務時間を考慮した部活動となるよう各学校に促しているかどうかでは、既に実施、または実施中が76.1%、137自治体、検討中が20%、36自治体、特に取り組んでいない、また、取り組む予定はないが3.9%で7自治体と報告されているところでございます。本市では富良野市の部活動の在り方に関する方針が中学校段階の部活動を主な対象として昨年6月に策定されておりますけれども、富良野市は、特に取り組んでいない、取り組む予定はないと答えた7自治体に位置しているのですが、どのような課題があるのか、お伺いいたします。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。部活動ガイドラインについての考え方であります。本市では、昨年3月に富良野市部活動の在り方に関する方針を策定いたしましたが、やはり、その中でも教職員の部活動に対する負担が大きいという状況が出ております。そんな中で、本市としましても、まずは部活動の休養日の設定を促しているところでありまして、上限の時間も、平日においては2時間程度、土・日あるいは長期休業のときには3時間程度ということで、少しでも負担を軽減できるようにしているところであります。大きく見る中では、本来であれば外部指導員等々を導入することが望ましいと思うところではありますけれども、本市のような自治体におきましては、部活動の指導をできるような方々がなかなか見つからないという現状もありますので、今後につきましては体育協会等も含めながら考えていきたいというふうに思ってございます。以上です。
再質問 10番 大栗民江
部活動においては、教員以外の外部人材の部活動指導員制度、また、外部指導員の二つがあると思うのですけれども、北海道でやっていらっしゃるこういう制度を活用する考えというのはいかがなものでしょうか。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えします。部活動における北海道の取り組みを使わないのかということでございますけれども、やはり、富良野の近くにそのような人材がいないと道の事業にもなかなか乗れないということがありますので、まずは、富良野市周辺で外部人材が確保できるような形で考えていきたいというふうに思ってございます。以上です。
再質問 10番 大栗民江
次に、校務支援システムについてお伺いします。本市では取り組んでいくという御答弁でございました。その中で、平成30年4月現在では、道内46自治体、263校という状況にある中、上川管内では導入されているところがまだ少ないと思うのですが、この導入に当たってのメリットといいますか、子供たち一人一人に寄り添える環境づくりにどのように生かされていくのか、その点をお伺いいたします。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えさせていただきます。校務支援システムの導入によってどのように子供たちに寄り沿っていけるかということでありますけれども、やはり、校務支援システムを導入することによって、先生方が取り組む事務仕事の時間短縮につながっていくと考えておりますので、そうすることによって生徒にかかわれる時間等々がふえていくというふうに考えているところであります。以上です。