みんなの議会

富良野市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日

(1)ふるさと納税について/(2)企業版ふるさと納税について/(3)関係人口の創出について/(4)ふらの健康マイレージ事業について

2019年9月18日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「ふるさと納税について」「企業版ふるさと納税について」「関係人口の創出について」「ふらの健康マイレージ事業について」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、企画振興課長 西野成紀、保健福祉部長 若杉勝博が答弁しました。

質問者
大栗民江 議員
答弁者
市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、企画振興課長 西野成紀、保健福祉部長 若杉勝博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 大栗民江

-登壇-通告に従い、一般質問いたします。1件目は、ふるさと納税についてお伺いします。1項目めは、返礼品の体験的メニューの創設についてです。本市におけるふるさと納税は、平成28年12月より、返礼品を拡充し、ポータルサイトを利用する制度に取り組まれ、12月で丸3年を迎えます。現在、本市にお寄せいただいた寄附額は、平成28年度は3,548件、5,840万3,000円、平成29年度は4,019件、6,821万6,000円と公表されており、返礼品は本市の特産品を送られています。富良野にお寄せいただいた貴重な寄附金は、子育て・教育の充実、農林業の振興、医療・介護・福祉の充実、その他市長が必要と認める事業の四つの使い道のうち、平成29年度の充当事業に、子育て・教育の充実として、多子世帯の保育料軽減支援事業費補助金に137万7,000円と、その他市長が必要と認める事業として、DMOインフォメーションセンター整備負担金に1,200万円の二つの事業に活用させていただいたことが公表されています。富良野市には、たくさんの有形・無形の財産があります。この財産を最大限に活用し、返礼として特産品の品物を送るのみならず、富良野市を訪れていただき、富良野の魅力を体験、体感していただく体験的メニューの返礼品の創設について、今後の考えをお伺いします。ふるさと納税は、自分が生まれ育ったふるさとや応援したいふるさとへの思いを寄附という形にする仕組みとして、平成20年度に創設されて以来、10年が経過し、本年6月からは返礼品を寄附額の3割以下の地場産品に規制する新制度が開始されたところです。ふるさと納税の返礼品が、品物中心からふるさとが取り組む物事へと変化が見られる中、福井県など全国の約70団体でつくるふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合は、体験型の返礼プログラムをPRする共同キャンペーンを実施されており、ふるさとを応援したいという思いを文字に託してあらわすふるさと応援メッセージ全国コンクールも行っています。本市も寄附者とかかわりを持ち、つながりを深めていくきっかけづくりとして参加をしてはいかがでしょうか、御見解をお伺いします。2項目めは、市の体制づくりについてです。本市のふるさと納税制度については、防災、情報、統計、選挙、職員、人事を担当する総務課がふるさと納税も担当されていますが、一考を要する余地があるのではないかと考えます。ふるさと納税の寄附を集めるのは総務課、使途を決めるのは財政課、返礼品の開発などメイドインフラノは商工観光課、企業版ふるさと納税やクラウドファンディングは企画振興課が業務を行っていますが、富良野を知ってもらい、富良野を応援してもらい、このまちの政策を応援してもらうには、温度差を統一して進めていく体制を構築すべきと考えますが、今後の体制づくりについて見解をお伺いします。2件目は、企業版ふるさと納税についてお伺いします。今後の取り組みについてです。地域活性化を目的とする自治体の事業、地方創生プロジェクトに寄附を行った企業が税額控除を受けられる企業版ふるさと納税、地方創生応援税制を利用した企業の税額控除について、政府は、来年度から寄附額の約9割に引き上げる方向で調整に入ったと報道されております。また、本年度までとなっている同制度の期限は5年程度延長される方向性で、現在の特例分3割控除を6割にすることを検討されており、実現すれば企業負担は現在の約4割から寄附額の約1割となります。活性化事業の詳細が固まる前でも寄附が可能で、自治体が複数の事業計画を一括して国に申請できるようにする検討も報道されているところです。企業版ふるさと納税は、企業にとっては、企業版ふるさと納税を通じて地方創生に貢献する企業としてのPR効果や、さまざまな縁をきっかけとした新たな官民のパートナーシップの関係も生まれており、近年では、持続可能な開発目標であるSDGsの潮流等により、開発目標の一つである住み続けられるまちづくりが地方創生に深く関連するだけでなく、各自治体の取り組みもその他の目標に関連するものが多く、企業版ふるさと納税の取り組みは、「パートナーシップで目標を達成しよう」に通じると位置づけており、SDGsを通じた企業の価値向上のメリットがあるなど今後の広がりが期待される一方、自治体にとっては戦略的な取り組みが重要と考えます。そこで、本市はどのように進めているのでしょうか、企業版ふるさと納税についての考え、取り組みについてお伺いします。また、企業に自治体の事業を売り込むためには、担当部署などの明確化、また、情報発信の強化が不可欠と考えますが、今後の進め方についてもお伺いします。3件目は、関係人口の創出についてお伺いします。拡大の取り組みについてです。人口減少、少子高齢社会の中、地方圏においては地域づくりの担い手不足が深刻化しています。これまでは、地域振興に重要とされる移住・定住人口をふやすための取り組みや観光などの交流人口をふやす取り組みが行われてきましたが、人口減少社会での定住人口の増加は容易なことではなく、観光などの交流人口が増加しても往々にして一過性に終わることとなり、地域の担い手確保に直接結びつかない現状にあります。こうした中で、総務省は、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域や地域の人々と多様にかかわる人々を関係人口と定義し、地域おこしの新たな担い手となるよう、関係人口に着目した取り組みを始めております。平成30年度にスタートした「「関係人口」創出事業」モデル事業は、全国30団体が採択され、道内では、上士幌町、標茶町、夕張市、そして占冠村などの6市町村共同提案の北海道、この4団体が採択されました。平成30年度では、地域にかかわりを持つ者のうち、その地域にルーツがある方々やふるさと納税の寄附者に対して、地域と継続的なつながりを持つ機会を提供する取り組みが道内で取り組まれております。北海道は、ふるさとサポータークラブの設置、ふるさとサポーター証の発行など、受け入れ市町村と参加者との継続的なつながりに向けた取り組みや、東京でのふるさとサポーターの集いで受け入れ市町村との交流を図るなどのモデル事業が行われました。平成31年度は、「関係人口創出・拡大事業」モデル事業として予算も倍増され、全国では44団体が採択されております。そこで、本市として、関係人口をどのように捉えているのでしょうか、見解をお伺いします。平成31年度の「関係人口創出・拡大事業」モデル事業には秩父別町と北海道が採択されており、北海道の団体には共同提案17市町の中に富良野市が含まれています。北海道のモデル事業でありますが、関係人口の創出、拡大について、本市の取り組みと今後の考えについてお伺いします。4件目は、ふらの健康マイレージ事業についてお伺いします。ふらの健康マイレージ事業の拡充についてです。市民の健康づくりを応援する令和元年度ふらの健康マイレージ事業が今年度より開始されました。本市独自の内容宣伝を含め、広報活動も行っている様子が見られますが、本事業の進展を願い、改めて質問してまいります。初めに、今年度の事業としてスタートしたこの事業の目的、狙い、活動状況についてお伺いします。健康マイレージ事業は、特定健診と若年者健診、また、がん検診は、初受診や5年ぶりの受診の方にはポイント加算があり、対象事業に参加し、10ポイントを獲得すれば特典に応募できますが、応募多数の場合は、提出期限後に抽せんを行い、当せん者に特典が提供される仕組みになっています。健康マイレージ事業は、20歳以上の市民を対象に進められております。若年層を含め、幅広い年齢層の市民が参加できるように、周知の方法や対象事業の充実、拡充についてお伺いします。また、既に10ポイントを達成し、ポイントカードを提出された後も対象事業に参加されている市民への対応やポイント特典の拡充も必要と考えますが、見解をお伺いします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-大栗議員の御質問にお答えいたします。1件目のふるさと納税についての1点目、返礼品の体験的メニューの創設についてでありますが、本市では、まちのPRやすぐれた特産品のPRを主眼に、ふるさと納税制度の趣旨であります税制を通じたふるさとへの貢献に対する謝意として地場産品を返礼品として選定しており、体験型の返礼品については、現在は用意しておりません。本市に足を運び、地域の魅力を感じてもらうことは、地域振興にも資するものと考えておりますので、地域資源を活用した体験型返礼品の企画や、受託が可能な事業者の実態を調査し、どのようなメニューがよいのかについて今後検討してまいります。また、ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合への加入についてでありますが、本連合は、平成29年5月、ふるさと納税制度の理念、趣旨を広く全国の自治体や国民に伝えるとともに、制度利用の裾野を広げることを目的に設立され、現在展開中の全国ふるさとの魅力体験プロジェクトでは、体験型返礼品を取り扱う会員自治体が紹介されております。このプロジェクトは、地域の魅力ある取り組みを広く知ってもらう上では効果的であると考えておりますが、本連合の理念や活動内容について、より調査を行い、参加について検討してまいります。2点目の市の体制づくりについてでありますが、現在、ふるさと納税に関する担当部署としまして総務課総務係が所管しているところであります。平成28年度よりインターネット上のポータルサイトの活用を始めたことにより、ふるさと納税に関係する取り扱い業務も増加しているところでありますが、精力的に業務を遂行しており、また、返礼品の企画、調達、発送につきましては、富良野物産観光公社の協力を得て事業の推進体制を整えているところであります。今後の事業の進め方でありますが、ふるさと納税に特化した専門的な部署を設けるものではなく、現行体制の中で事業を進めていくとともに、返礼品開発などにおきましては、民間事業者が有する知識、経験のアドバイスを得ながら本事業を推進してまいります。2件目の企業版ふるさと納税の今後の取り組みについてでありますが、企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、寄附額の3割を法人関係税から税額控除する制度で、損金算入による軽減効果と合わせて最大で寄附額の約6割が軽減され、実質的な企業の負担は約4割まで圧縮される仕組みとなっております。本制度の適用を受ける地方創生プロジェクトは、地方版総合戦略に位置づけられ、客観的な数値目標であるKPIの設定とPDCAサイクルにより効果の検証が行われることが条件であり、国に対して、地域再生計画を申請し、認定を受けることが必要であります。また、申請時において、1社当たり10万円以上の寄附を行う法人の見込みがなければなりません。国は、来年度の税制改正に向けて、企業側の税負担のさらなる軽減や本制度の期限の延長などを検討しており、北海道では、北海道を愛する方々が集い、交流するネットワークとして、ほっかいどう応援団会議を結成し、企業版ふるさと納税などの資金提供も検討していることから、国や道の動向を注視しつつ、これまで寄附を受けた地方自治体の調査を行うとともに、富良野市に思いのある企業などの掘り起こしの検討を行ってまいります。次に、3件目の関係人口の創出についての拡大の取り組みについてでありますが、関係人口は、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域や地域の人々と多様にかかわり、地域を応援していただける方々として期待しているところであります。総務省は、国民が関係人口として地域と継続的なつながりを持つ機会、きっかけを提供する地方公共団体を支援することを目的に、「関係人口創出・拡大事業」モデル事業を創設し、本年2月に募集したところであります。このモデル事業に対して、北海道は、富良野市を含む道内17市町が参加する北海道型ワーケーション導入検討・実証事業として申請し、4月に採択されたところであります。本事業は、首都圏企業の社員やその家族を対象に、道内に点在する短期滞在型サテライトオフィスを活用した北海道ならではの長期滞在、広域周遊型ワーケーションを体験し、今後の利用を促進するための企画を検討するものであり、具体的な日程、コース、参加人数、受け入れ内容などについては、今後、北海道と協議をしていく予定であります。4件目のふらの健康マイレージ事業についてでありますが、平成29年度から、北海道との協働事業として実施してきた健康マイレージ事業が平成30年度で終了したことから、今年度から市の独自の事業として実施しております。本事業は、市民の健康に関する意識を高め、主体的な健康づくりを推進することを目的としており、幅広い年代の市民や健康づくりに消極的な市民の参加を促すことを狙いとしております。事業内容としましては、対象事業に献血やふまねっと教室を追加し、また、個人で目標と取り組み内容を決めて健康づくりに取り組むチャレンジポイントも設定したところであります。ポイント達成者に提供する特典は、減塩食品セット、または、がん検診料金の助成券として、健康づくりに役立てることができる内容としております。本事業の周知については、広報及びホームページのほか、健診会場でのポスター掲示、集団健診の案内や健診結果通知に周知文書を同封するなどの方法により行っております。対象事業や特典の拡充、充実については、今年度の実施状況と参加者の意見を踏まえながら、市民の主体的な健康づくりを推進する事業内容となるよう検討してまいります。以上です。

再質問 10番 大栗民江

それでは、1件目のふるさと納税から再質問させていただきたいと思います。体験的メニューの創設については、調査し、検討していくという御答弁をいただいたところでございます。そういう中、いま、何ていうのでしょうか、真心といいますか、見回りというようなメニューをいろいろそろえているような自治体もございますので、そういうようなものも参考にしていただきたいと思います。いま、親元を離れて、首都圏など遠方に暮らす方がふえていて、見守りサービスとか、代行サービスとか、自治体のふるさと納税の中にそういうものを組み込んでいらっしゃるところが道内においてもあります。ふるさとに帰ってくることが困難な方は、親御さんのために、ヤクルトレディーさんに見守りをしていただいて、何かあったときには地域包括支援センターにつないでいただく、また、郵便局職員の方、お墓の清掃とかさまざまございますけれども、体験的メニューの一つとして、体験プラス見守り、代行というようなサービスも考慮したほうがよいと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

大栗議員の再質問にお答えいたします。いまいただきました真心、見守りといった心のケアというようなメニューだと思います。先ほどは富良野に来ていただくというような意味も含めて体験メニューをということで答弁させていただきましたけれども、富良野にいらっしゃらない方の安心をつくるというメニューも効果的だというふうに思われますので、そういう面については改めて検討させていただきたいというふうに思います。

再質問 10番 大栗民江

続きまして、ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合についてですが、これは調査をされるという答弁をいただいたところでございます。この連合は、魅力体感プロジェクトとともに、ふるさと応援メッセージ全国コンクールというものも行っていまして、ふるさとチョイスにもバナーが張ってあります。そして、道内で参加されていない自治体におきましても、市のホームページや何かでお知らせをされているところもあります。ふるさと納税に対する思いということでは、昨年度のコンクールで私も感動した方がいらっしゃったので、御紹介させていただきたいと思います。兵庫県の方ですが、やっぱり一般的な関心事は専ら返礼品で、どこの自治体に納税したのかも忘れてしまうような方でした。しかし、西日本豪雨のときに、関東地方のある自治体から、被害を心配してくださってとても丁寧な御見舞いの手紙と野菜が届いたということがあったそうです。その心配してくださった気持ちがとてもうれしくて、涙が出たとのことでした。また、こんなにも温かい心のこもった政治をされている自治体はどんなところなのだろうと思い、初めてその自治体についてネットで調べてみた、そうすると、一度行ってみたいな、やっぱり、これからも応援し続けたいなという気持ちになり、次に、こんなにも温かい気持ちをいただいたのだから、私も同じように誰かの支えになりたいということで、調べて、災害被災地へ義援金をされたそうです。きっかけはどうであれ、そういうふうに応援したいな、行ってみたいなというような気持ちになったということでは、さまざまな形でいろいろな地域の人たちとつながるといいますか、きっかけづくりとして、ふるさと納税の応援メッセージというものもありますよということを、富良野市でもホームページや何かでお知らせをされることについてはいかがなものでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

大栗議員の再質問にお答えさせていただきますが、ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合の部分の、事業としてやっているということは理解をさせていただいてございます。ただ、その中で、加入していなければならないのか、それとも、未加入でもそれができるのかにつきましては改めて調べなければいけないと思いますので、改めて、その部分も含めて検討させていただきたいと思います。

再質問 10番 大栗民江

次に、体制づくりについてお伺いさせていただきます。先ほどの市長の御答弁では、現行体制で行くということでございました。ふるさと納税に関しましては、いま、各自治体がそれぞれ募集を行っておりますけれども、北海道では、今後、道内の市町村のふるさと納税の一覧を紹介するページを設ける予定があるようです。そして、返礼品とあわせて、寄附によって変化した市町村の様子を発信する全国初の特設サイトが始まるそうです。このサイトでは、ふるさと納税だけではなくて、北海道を支援する個人や企業がサイトを通じて支援の意思を示せる、また、市町村と企業のタイアップや、ボランティアなど市町村が求めている支援を一覧にすることも想定されておりまして、本市にとってもこれはとてもチャンスになると思っております。いまの体制でありますが、やはり、ふるさと納税の寄附をどう集めて、どのように活用したいのか、また、どのような返礼があるのか、そして、どんなまちづくりに生かされたのかということについて、寄附者にも市民にもわかりやすい体制の構築が必要ではないかなと思うのですけれども、そのことに関してはいかがでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

大栗議員の御質問にお答えいたしますけれども、ふるさと納税の使い道につきましては、ふるさとチョイスを通じてですが、何年に、どのような事業に使われたということは発信させていただいているところでございます。今後も、この形でお知らせをさせていただきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 大栗民江

お知らせをしていく体制は現行体制でということで理解をしたところです。きょうの大西議員の一般質問にもございましたように、いま、四つの事業による使い道を示されております。そういう中では、四つの使い道に関してどのように活用したいのか、四つの方向性は示されておりますけれども、もうちょっと具体的なことについて、さらに、どう使うかということは現行体制で決めていかれるのか、それとも市民を加えた官民で行うのか、使途というのでしょうか、活用の仕方、また、どのようにまちづくりに生かされたのか、感謝の気持ちをあらわしていくような取り組みについてお伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

大栗議員の御質問にお答えさせていただきますけれども、御指摘のとおり、私どものふるさと納税につきましては、子育て・教育の充実、農林業の振興、医療・介護・福祉の充実、その他という四つの使途ということでお願いさせていただいております。これについては、もっと適切といいますか、具体的なことが必要ということであれば、再度検討する必要があると思います。アンケートや何かもいただいていますけれども、いまのところ、この中では、直接、言及されてはおりません。しかし、逆に言うと、もっと知らしめて、使途についてアピールすべきだということでは検討する余地があると思いますので、その方法については改めて検討したいというふうに思ってございます。

再質問 10番 大栗民江

先ほど私から北海道のサイトのことを御紹介させていただきましたけれども、今度、全国初の取り組みが始まります。そして、それには全道179の市町村が載りまして、返礼品とあわせて、寄附によって変化した市町村の様子も発信されていくことになります。そこで、現行の体制から、何かチームといいますか、皆さんは、自分の与えられた持ち分でそれぞれ頑張っていらっしゃいますけれども、チームみたいなものを組んで、皆さんのお知恵を寄せ集めてという形はいかがなものでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

再度、御答弁させていただきますけれども、担当のセクションといいますか、担当課というのは現状の職員配置の中では非常に難しいというふうに思っています。ただ、横のつながりを含めて、やれるところは取りかかれると思いますので、先ほど御指摘いただきました集め方、それをどうみんなに見せていけるかというところも含めて、幸い、全てが総務部でございますので、横のつながりの中で連携を図りながら進めてまいりたいというふうに思ってございます。

再質問 10番 大栗民江

それでは、企業版ふるさと納税についてお伺いをしていきたいと思います。企業版ふるさと納税について、企業の方がこの行政を応援しようということで寄附を行った動機について、「企業版ふるさと納税活用事例集」の制度の意義のところに六つほど書かれておりました。一つ目が、創業地や工場の立地する自治体の事業を応援したい、二つ目が、創立○周年を機に地域貢献を行いたい、三つ目が、SDGsの実現に取り組みたい、四つ目が、かねてから自治体と関係が深く、事業の趣旨に賛同した、五つ目が、首長などのトップセールスを受けて事業の趣旨に賛同した、六つ目が、被災した自治体を応援することで住民に希望を与えたいというもので、動機はほかにもたくさんあると思いますけれども、その六つが掲載されております。いま、企業版ふるさと納税の多くは、SDGsのプロジェクトに対して企業から支援を受けているように私には見えるのですけれども、本市で考えられている地方創生のビジョンの中にはこうした対象になり得る事業はあるのかどうか、お伺いしたいと思います。

答弁 企画振興課長 西野成紀(企画振興課長は2019年12月まで)

大栗議員の御質問にお答えします。企業版ふるさと納税の流れについては、自治体が地方創生プロジェクトを企画、立案し、そのプロジェクトにつきまして企業に対して寄附の依頼、相談をし、企業側から寄附の申し出があれば、自治体は地域再生計画を作成し、申請し、国から認定を受ける、このようになっているところでございます。それから、企業版ふるさと納税とは別に、市が地方版総合戦略に掲載して地方創生推進交付金を受ける地方創生プロジェクトといたしましては、フラノコンシェルジュを核とした雇用創出・人材確保プロジェクトがありまして、これは国に地域再生計画を提出して認定を受けているものです。主な対象事業としましては、ふらの版DMO推進事業ですとか、雇用促進事業ですとか、移住促進事業というものが該当しておりますけれども、地方創生プロジェクトとして国に地域再生計画を提出し、認定を受けているものは、このプロジェクト1本となっているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 大栗民江

富良野と近い美唄市の企業版ふるさと納税について御紹介したいと思うのですが、美唄市においては、令和2年度に開通予定となっている道道美唄富良野線の沿線を活用した広域観光ルートづくりというものを具体的に挙げております。つまり、四つのプロジェクトのうちの一つに広域観光ルートづくりというものを位置づけて、企業版ふるさと納税で美唄市の新たな挑戦を提案されているところです。企業が寄附を行った動機の中には首長などのトップセールスを受けて事業の趣旨に賛同されたということもありますが、そういう中において、持続可能なまちづくりといいますか、富良野のまちをどうしていくのかという構想といいますか、コンセプトといいますか、市長は何かイメージをお持ちなのかどうか、お伺いいたします。

答弁 企画振興課長 西野成紀(企画振興課長は2019年12月まで)

大栗委員の再質問にお答えします。個人が行うふるさと納税は全国では約5,000億円ほど納税されておりますけれども、企業版ふるさと納税につきましては、昨年度の実績ですが、全国で34億5,000万円程度ということで非常に活用実績が少ない状況になっております。そうした状況の中、内閣府は、ことしの5月に全国の自治体に対してアンケートを行いましたが、企業版ふるさと納税については、企業に制度活用のメリットを感じてもらいにくいと回答された自治体が49%ありました。また、企業側といたしましても、実質負担に見合うだけのPR効果が得られないと回答された企業が31%ありまして、一般的なふるさと納税に比べて活用状況が非常に低く、なかなか活用されにくいという状況であります。先ほど、大栗議員から、首長のトップセールスによって寄附を得ることも必要だというお話もありました、昨年来、上京した折には、市長みずからが企業にアクションを起こしまして、意見交換、または企業連携やセールス活動も行っているところでございます。そうしたことから、こうした企業との関係性を築き上げていくことでさらなる信頼関係を醸成し、その先に企業からの寄附があるもの、このように考えているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 大栗民江

続きまして、関係人口の創出についてお伺いしていきたいと思います。関係人口の創出につきましては、道のモデル事業の17市町の中に富良野市も入られて、今後、道と協議をしていくという御答弁でございましたが、関係人口の創出、拡大ということでございますので、本市の取り組みとしては首都圏にいる家族だとか社員の方々との触れ合いということもあるのではないかなと思っておりますけれども、地域としてどのように関係人口を迎え入れるのか、また、住民とどのように触れ合っていくのか。一過性であったら交流人口で終わってしまいますので、関係を継続していくための考え、今後期待されること、展開についてはいかがでしょうか、お伺いいたします。

答弁 企画振興課長 西野成紀(企画振興課長は2019年12月まで)

大栗議員の再質問にお答えします。今回、富良野市といたしましては、北海道が事業主体であります北海道型ワーケーション導入検討・実証事業というものに参画してございます。これは、北海道が関係人口の創出のために行った事業でありまして、ワーケーションというものは、仕事という意味のワーク、休暇という意味のバケーション、つまり、ワークとバケーションを兼ね備えた造語であり、これを北海道において導入し、実証実験を行います。そこで、富良野市も手を挙げさせていただきまして、首都圏の企業等に実際にこちらのほうに来ていただいて、ワークとバケーションを体験してもらって今後の企画運営の参考にするものでございます。そうした中で、富良野市といたしましては、まず、ワークといたしましては、富良野市内には、例えば、Wi-Fi設備とか、電源とか、プロジェクターとか、プリンターとか、そうしたものの貸し出し可能なコワーキングスペースを持っている事業所もあります。こうしたところもあるという紹介とあわせ、バケーションといたしましては、富良野のアクティビティーなどを体験していただくことで、今後、ワーケーションの受け入れ地としての可能性について実証していく予定であります。以上でございます。

再質問 10番 大栗民江

いま御説明をいただいて理解したところですが、やはり、こういう取り組みを通しながら関係人口の創出、拡大に力を注いでいただきたいと思います。日本総合研究所の調査によりますと、移住された方のうち、もともと交流人口に数えられていた方というのは約3割で、かつて関係人口だった人は5割弱に及ぶということが言われており、関係人口を拡大することに力を注いでいく、意識を持っていくことが大切になってくると思っているところでございます。やはり、回数を重ねていく中できずなが強くなると思うのですけれども、再度、この事業に対する期待といいますか、効果をどう捉えているのでしょうか。

答弁 企画振興課長 西野成紀(企画振興課長は2019年12月まで)

大栗議員の再質問にお答えします。富良野市としての関係人口の創出に対する効果についてでございますけれども、先ほど北海道型ワーケーション導入検討・実証事業について申しましたが、今年度は、まず首都圏の企業をお呼びしてワーケーションの実証事業を行う取り組みにより関係人口の創出を行います。さらに、富良野市といたしましても、単独事業としまして、11月と1月の2回、就業体験つき移住体験モニターツアーを行う予定でございます。こうした二つの取り組みをすることによって、少しでも関係人口の創出に向けた拡大を図っていきたい、このように考えているとこでございます。以上でございます。

再質問 10番 大栗民江

続きまして、ふらの健康マイレージ事業についてお伺いいたします。マイレージ事業はまだ始まったばかりでございますけれども、本市においては、必須項目を設けないで、市民の方が参加しやすい、そういうところから始まった事業だと思っているところでございます。これは23事業ありまして、チャレンジポイントの取り組みについては、先ほど御答弁をいただきましたが、目標設定と取り組み内容によって1ポイントから3ポイントとポイント数に幅がございます。そういう中で、本市においても個人や気の合う仲間の方とウオーキングなどをされている方も見かけるわけでありますけれども、この事業の具体的内容の周知はどのようにされているのか、お伺いいたします。

答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)

大栗議員の再質問にお答えいたします。ふらの健康マイレージ事業は、今年度、市の独自事業として始めさせていただいておりますが、いま、事業の周知について、特にチャレンジポイントの周知のことかと思いますけれども、先ほど市長のほうから答弁をさせていただきましたとおり、一般的には広報、ホームページ、それから、保健師の面談の中で指導をさせていただいております。残念ながら、いまのところ、チャレンジポイントの申請はないと聞いておりますけれども、この制度自体、本人が積極的に健康づくりに取り組むことを評価することによって継続していただくということも一つの狙いにしておりますので、そのような啓発に努めてまいりたいと思っております。以上です。

再質問 10番 大栗民江

1回目にも質問させていただきましたけれども、ポイントカードは10ポイントたまったら提出ができるようになっております。10ポイントを達成し、カードを提出されても対象事業に参加されていらっしゃる市民の方々もいらっしゃいます。そういう皆さんは、カードに判こを押していただくときに、自分はもう提出したからないのだと言っておりました。そこで、こういうような市民の方への対応ですとかポイント特典の拡充の考えについて、再度お伺いいたします。

答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)

大栗議員の再質問にお答えさせていただきます。本事業の目的そのものが健康づくりのきっかけづくり、それから継続支援、そして、最終的には習慣化していただこうということです。先ほど市長は消極的な市民という言い方をしていましたが、国では無関心層という言い方をしております。その無関心層をどう健康づくりに向かわせるか、そのきっかけづくりが特典という考え方であります。いま、本市が独自で始めた中で、200名を超える方が登録し、9月現在の時点で27名がもう提出されておりますが、この健康づくりの大きな目的には、きっかけづくりと、その継続ということがございます。そこで、継続という部分については、今年度1年やってみて、その検証も踏まえた上で、次年度以降のあり方を検討したいと。ただ、あくまで特典が目的ではなく、健康づくりのきっかけをつくる、そして継続をしていただくというところに力点を置いておりますので、その内容で検討させていただきたいと思っております。

出典:富良野市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる