みんなの議会

富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日

(1)高齢者福祉の充実について/(2)少子化対策について

2017年12月14日、富良野市議会の一般質問で、天日公子議員が「高齢者福祉の充実について」「少子化対策について」について質問し、市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男が答弁しました。

質問者
天日公子 議員
答弁者
市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 天日公子

-登壇-通告に従い、順次、質問していきます。1件目は、高齢者福祉の充実について。1項目めですが、第6期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画は、地域包括ケアシステムの構築を目指す計画としております。少子高齢化の急速な進行から、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、全国の高齢化率は総人口の3割に達し、富良野市でも市民の3人に1人が65歳の高齢者となることが予想されています。国の介護保険法では、可能な限り、高齢者は住みなれた地域で生活できるよう、必要なサービスを一体的に提供していく地域包括ケアシステムの実現を目指しており、富良野市でも地域包括ケアシステム構築に向けた必要な取り組みをしております。そこで、第6期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の実現状況と課題についてお聞きいたします。これより、第6期計画と省略させていただきます。1点目は、第6期計画におけるともに支え合い生き生きと暮らせる地域づくりという基本目標の中で、利用者に合った福祉サービスをみずから選択し、利用できるように、いつでも相談できる体制、わかりやすい情報の提供、支援基盤の体制づくりを目指すとしておりますが、どのように推進されているのでしょうか。また、第6期計画策定において必要な基礎資料の収集を目的に、65歳以上の一般高齢者と在宅の要介護・要支援認定者1,500人の日常生活圏域ニーズの調査結果では、家族や友人、知人以外で相談する相手として、地域包括支援センター、役所、役場に相談するとしたのは13.7%、地域包括支援センターの役割や機能の認知度では、全く知らなかった人は32.6%とありました。3年が経過した現在、地域包括支援センターの周知度、また、サービス提供の周知度はどのようになっているのか、お聞きいたします。2点目は、地域包括ケアシステムの構築に欠かせない定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の整備について、どのような状況で、課題はどのようなことか、お聞きいたします。3点目は、生活支援・介護予防サービスの基盤整備に向けて体制整備をするために、今年度から地域ケア推進会議を第1層協議体として位置づけておりますが、役割と同一とした効果についてお聞きいたします。4点目は、認知症総合支援事業の内容と進捗状況についてです。日本では、厚生労働省によると、2012年時点で65歳以上の高齢者の認知症患者数は462万人で、65歳以上の高齢者の7人に1人でありましたが、2025年には約700万人で、5人に1人になると予想されております。富良野市でも、2025年の高齢者は6,851人と推定しており、計算すると1,370人ぐらいの認知症患者が想定されます。今年度から始まった認知症初期集中支援チーム、認知症地域推進員、認知症ケアパスの作成、認知症カフェの進捗状況についてお聞きいたします。5点目は、第6期計画では、介護保険料について、介護報酬引き下げにより、素案では4,900円を4,650円とし、その中で所得段階1の人は年間保険料を50%、所得段階2と3の人は25%減免されています。しかし、介護保険法の改正により、消費税を財源とした低所得者の介護保険料を軽減する制度が施行され、富良野市の場合、所得段階1の方が対象となり、年間2万7,900円が2万5,100円となり、2,800円が軽減されています。また、介護サービスの利用料についても軽減されておりますが、第1号被保険者の介護保険料と利用料の減免状況をお聞きいたします。2項目めは、第7期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定の現状と今後についてです。今回の介護保険法改正により、自立支援と重度化防止に重点が置かれ、また、市民への見える化があります。地域包括ケアシステムを地域の実情に合わせて深化、推進させていくわけですが、サービスをふやすことは保険料にもつながるわけでありますし、介護サービスが必要となる手前までの介護予防のあり方、介護が必要になっても状態の維持や改善に必要なサービスは、訪問なのか、通所なのか、施設なのか、富良野市に合った取り組みが必要になってきます。1点目は、アンケート調査によるニーズ調査の結果、課題、対応についてです。第7期計画策定に当たり、市民アンケート調査によって求めるものは何なのか、課題は何なのか、どのように対応していくのか。また、ニーズがほかの部署にまたがる場合の取り扱いなどはどのようにされているのか、庁内策定委員会の役割について、あわせて、高齢者の在宅生活を支えるサービスの充実、社会資源を活用した生活支援活動の仕組みづくりについてどのように計画されていくのか、お聞きいたします。2点目は、看護師、介護士の人材確保の対策についてです。国では、2025年には、現状の施策を継続した場合、約30万人の介護人材が不足するとの見通しを示しています。地域においても、国レベルの推計だけではなく、介護保険事業計画によるサービス見込み量と連動した介護人材の確かな予測が必要となってきています。現在、どの業種においても人手不足でありますが、人材確保対策はどのようにされるのでしょうか、お聞きいたします。3点目は、先日の新聞報道によりますと、札幌市は第1号被保険者の保険料を12%引き上げるとありました。介護サービスの費用が増加するためで、過去最高の保険料となる見通しで、これからの国の動向を見きわめて、来年3月に正式決定する方針とありました。富良野市の介護保険料の見直しはどのようになるのか、お聞きいたします。2件目は、少子化対策について。1項目めは、合計特殊出生率1.8に向けた不育症治療への助成についてです。富良野市は、合計特殊出生率1.8に向け、子供を産みたいと思う環境づくりに向けて、また、生まれた子供が健やかに育つようにと施策を積み重ねているところでありますが、昨年の出生数は136人であり、富良野市の目指す180人にはほど遠く、1人でも多く子供を産んでもらいたいと思うばかりです。しかし、136人の中には、富良野市の特定不妊治療費助成を受けて4人の子供が生まれたと聞いており、施策が生きていると実感しております。不育症については、昨日の質問において丁寧な説明がありましたので、重ねませんが、現在の女性の体は、昔と違い、環境も変わり、子供はできにくく、おなかの中で育ちにくく、出産しにくくなっています。北海道では、最重要課題である人口減少問題として、子供が欲しくて妊娠はするけれども、おなかの中で育たず、出産まで至らない不育症の方が、国内の医療機関で検査、治療を受け、妊娠、出産などに至った人に対して、不育症治療費として本年度から10万円を助成しております。富良野市は、この施策をどのように捉えているのか、また、富良野市としてもお金のかかる不育症治療費の助成を北海道とともにしていく考えはないのか、お聞きいたします。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-天日議員の御質問にお答えいたします。1件目の高齢者福祉の充実についての1項目め、第6期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の実現状況と課題についてであります。高齢者の各種相談や福祉サービスの情報提供では、市広報やホームページのほか、薬局窓口等への案内リーフレットの配置、地域の集会や交通安全・防犯の高齢者訪問の際のパンフレット配付など、周知活動を実施してまいりました。その結果、高齢者・介護保険に関するニーズ調査では、地域包括支援センターの役割等を知っているとした回答が、平成26年調査の39.8%から本年の調査では44.2%に上昇したところであります。また、除雪や配食、外出支援サービス、緊急通報システムなど高齢者福祉サービスの認知度では、60%から70%強の方が知っている、または聞いたことがあると回答しており、周知が図られているものと認識いたしているところであります。次に、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所につきましては、第6期計画では、整備の必要性はあるものの、参入する事業所がなく、施設整備には至りませんでした。第7期計画では、事業所の意向調査では定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所と小規模多機能型居宅介護事業所の参入希望があることから、現在、調整を進めているところであります。次に、地域ケア推進会議と第1層協議体の役割でありますが、地域ケア推進会議が、地域の課題を分析、検討し、施策の提言を行うなど、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定、進行管理の審議を行う機関であり、第1層協議体は、地域、福祉、医療などの関係者や関係団体が情報共有と連携・協働することによって、住みなれた地域で安心して暮らしていけるように地域での生活支援や福祉サービスなどの開発や基盤整備を協議し、推進する役割を持っております。本市といたしましては、これらの組織が全市を対象とし、その構成員も、市内の各関係団体・機関等の代表者レベルの方など、おおむね共通したメンバーで構成されることから、二つの組織を同一の構成とし、地域課題や対策など関連した案件を効率的に検討できる体制にしたところであります。次に、認知症総合支援事業の進捗状況でありますが、認知症地域支援推進員を本年4月に配置し、8月には認知症初期集中支援チームを設置するとともに、認知症ケアパスについては、年度内の完成に向け、作成を進めているところであります。また、認知症カフェは、NPO法人によって昨年度に1施設が市内に開設されております。次に、第1号被保険者数については、年々増加し、平成29年4月末現在では7,021名となったところであります。また、介護保険料の減免について、第6期計画期間中の申請はこれまでにはありません。減免対象者の把握につきましては、対象要件として収入や資産、預貯金の確認等が必要なことから、本人からの申請がなければ確認できないため、生活困窮による対象者数の把握は困難であります。また、利用者負担の減免につきましては、社会福祉法人が運営する施設利用の減免制度での減免認定者数は、平成28年度は63名、平成29年度は11月時点で56名となっております。また、施設入所者の居住費、食費の負担軽減では、市民税非課税と預貯金による制限要件のもと、軽減の認定者数は、平成28年度は253名、29年度は11月時点で224名となっております。次に、2項目めの第7期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定状況と今後についてのアンケートによるニーズ調査の結果と対応についてであります。ニーズ調査としては、要支援2までの65歳以上の方を対象とした日常生活圏域ニーズ調査と、要介護認定で更新申請を行った方を対象に在宅介護実態調査を実施してまいりました。ニーズに対応するための庁内検討委員会の役割でありますが、本計画については、介護保険事業計画とあわせまして高齢者の保健福祉に係る計画であることから、計画策定のためには、庁内の連絡調整による事業の検討が必要であります。そのため、市の関係部署の課長職を中心に構成される富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画検討委員会を庁内に設置し、ニーズ調査等の結果の提示、各部署での関連する項目についての検討を行い、会議におきましては、その結果報告を受けて、情報交換と施策の協議、調整を行っているところであります。次に、看護師、介護士の人材確保についてであります。市内の介護保険サービス提供事業所を対象にアンケート調査を行った結果、介護職員の充足状況に関する設問では、看護師11名、介護職員31名が不足しているとの回答でありました。このため、看護師の確保につきましては、富良野看護専門学校での養成と奨学金制度の継続により、市内事業所への就労を促進してまいります。また、介護職員の確保につきましては、市内事業所と人材確保に向けて情報交換を行う中、資格取得のための研修を市内で受講できる機会の確保など、その方策を検討しているところであります。次に、第7期計画における介護保険料の見通しでありますが、介護保険料は、高齢者人口、要介護認定者数、サービス見込み量の推計、介護保険料率の段階設定などの要因と介護保険給付費準備基金の運用を考慮し、決定していくことになります。前回改正時には、保険料基準額を月額3,900円から現行の4,650円に引き上げとなりました。現時点での試算では前回上昇率よりは下回る見込みでありますが、今後予定されている国の介護報酬改定による影響も想定されるところであります。2件目の少子化対策についての、合計特殊出生率1.8に向けた不育症治療への助成についてであります。不育症については、不妊治療に比べて社会における認知度が低く、高額な治療費による経済的負担に加え、繰り返す流産や死産の体験による精神的負担から出産を諦める方も少なくない状況であることから、本年度から、北海道や、政令市の札幌市、中核市の旭川市、函館市を初め、道内の他市町村においても不育症治療費に対する助成事業が開始されたところであります。不育症は、適切な診断や治療を行えば約80%以上が出産に至るという報告もあることから、子供を産みたいという方の希望をかなえるためにも、不育症に関する正しい知識の周知や、専門的な相談窓口の周知、紹介を行ってまいります。また、不育症治療につきましては、今後、さらに情報収集に努めてまいります。以上であります。

質問 8番 天日公子

1点目につきまして、いつでも相談できる体制、わかりやすい情報の提供ということにつきましては、いいほうに向かっていると理解いたしました。2点目のケアシステムの構築に向けた定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の整備につきましては、現在は参入する事業者がいない、でも、第7期に向かってはそういう事業者がいるという答弁がありましたが、参入する事業者というのは具体的にどのぐらいいるのでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。いま現在、第7期計画の策定を進めているところでございますが、こちらにつきましては、事業所の意向を調査し、それに基づいて、富良野市に合った事業を選択しながら今後の地域包括ケアシステムをどうつくっていくかという視点で検討させていただいているところでございます。答弁にもありましたとおり、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所については、いま現在、1事業所が開設するような考えであることを意向調査でいただいています。また、小規模多機能型居宅介護事業所につきましても1事業所の参入希望ということであります。これから最終的な調整がありますので、まだ確定ということではありませんけれども、在宅での生活支援の体制を少し充実させていくような形にできるかと思っているところであります。以上でございます。

質問 8番 天日公子

いま、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所については1事業所から参入希望があるとお聞きして、大変安心しております。その事業所を大事にして、ぜひ進めていただきたいと思っております。3点目ですが、地域包括支援センター運営協議会が地域ケア推進会議を担って、大変重要な役割をしているということで理解いたしました。この協議体の会議の持ち方というのはどのような形になっているか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。地域ケア推進会議と第1層協議体の関係につきましては市長から答弁をさせていただいた内容になっておりますが、いま現在は、地域ケア推進会議において、第7期の計画とあわせて高齢者保健福祉計画の審議を進めさせていただいているところでございます。第1層の協議体という部分での審議については、今後進めていく形になる予定でございます。協議体につきましては、全市を対象とした第1層の協議体、さらには、地域を対象にした第2層、第3層の協議体がございまして、具体的な地域のニーズやこの協議体としての役割の議論は、まずはそちらの小さい単位の中で検討している状況でございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

協議体が中心的な役割をしていくということで理解しておりますが、現在もやっているけれども、これからの活動を期待されるということですね。では、次に入らせていただきますが、4点目の認知症総合支援事業の内容と進捗状況についてお聞きいたします。認知症初期集中支援チームにおきましては、今年度、927万円ということで予算がついております。大まかで構いませんが、現在までの執行状況がもしおわかりでしたら、お知らせいただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。いま、予算については総額部分のお話がありました。認知症総合支援事業につきましては、大きくは認知症初期集中支援チームの取り組み、それから、認知症地域支援推進員の配置、さらには認知症カフェ等であります。予算につきましては、認知症地域支援推進員及び認知症初期集中支援チームの担当者に市の地域包括支援センターの職員を配置している状況もございまして、そちらの人件費等も含めて予算をつけているような状況でございます。実際にこれらの事業を実施するに当たっては、認知症初期集中支援チームについては認知症サポート医並びに看護職員等に委嘱をしながら進めておりますので、そちらについては、具体的に支援が進んだ段階では多く執行していくような状況になるかと思っております。いま現在は、この制度における認知症初期集中支援チームの動きをどうやっていくかという議論をそれぞれのチームの中で検討しているような状況でございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

認知症初期集中支援チームが今年度に立ち上がった中で、いまのところ、予算の執行は余り進んでいないと捉えてよろしいでしょうか。それから、認知症地域支援推進員ということでしたけれども、どういう方がこういう役目をするのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。予算の執行状況という部分で、ちょっと進んでいないのではないかと御質問だったかと思いますが、こちらにつきましては、市の職員の人件費等も含めて執行している状況でございます。いまは、認知症初期集中支援チームのところで大きな金額の予算を持っているような状況ではございませんので、全体として、市の職員体制の中で執行されている状況でございます。また、認知症地域支援推進員につきましても、地域包括支援センターの職員を配置しております。いま現在の具体的な取り組みについては、この推進員が中心となって認知症ケアパスの作成を進めているような状況でございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

私がちょっと勘違いしていたのですが、927万円については、サポート医とか看護職員たちの給与と理解していいということですね。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

こちらにつきましては、市の職員の人件費も含めてということで御理解をお願いしたいと思います。認知症地域支援推進員と認知症初期集中支援チームに係る職員の人件費分があるということです。以上でございます。

質問 8番 天日公子

認知症初期集中支援チームがまだ進んでいないということでありますが、初期の認知症の方をどのような方法で見つけ出して対応されていくのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。初期集中支援チームによる支援の対象者につきましては、例えば、民生委員の方が地域に入って、認知症ではないかというような相談があった場合などに対応していきます。通常だと、家族の方がわかれば初期集中支援チームを経なくても真っすぐに相談、支援へと行けますけれども、本人が拒否するとか、そういう場合に支援のほうにどうつないでいくかという取り組みをしていこうという考え方であります。また、地域支援推進員の取り組みとして、今後、地域での相談会といいますか、高齢者の健康相談など、いろいろなときにも参加して、そういう情報を探りながら、対象者を探していくと言ったらちょっと変ですが、対象者を見つけていくような形も考えているところでございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

認知症初期集中支援チームにつきましては、地域にいる民生委員の方たちの協力を得たりしながら見つけ出して、対応していくということでありました。だんだん進んだ方については、地域でもその人が該当するのではないかなという思うことはありますけれども、本当に初期のときに見つけるのはなかなか難しいと思います。やっぱり、初期集中支援チームが対応するよりも前に、ほかのところでもやっていますが、認知症かどうかを見つける計算など、予防のための方法もあると思いますが、そういうものについては考えていないのでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。認知症であるかどうかを改めてチェックするようなアンケート調査ということは、いまのところは考えておりません。実際には、地域でふれあいサロン等も開催されておりまして、そういうところに集まっていただいた方の中で、最近、あの人はちょっと問題があるかなというようなお話が常に出る部分があります。そういうことを含めて、本当に必要かどうかというところの支援に取り組んでいく形を考えているところでございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

私も含めて、認知症に対しては、なりたくないし、大変関心のあるところでございます。ですから、ここのところについては、ぜひ重点的に施策を進めていただきたいなと思っております。続きまして、認知症カフェにもちょっと予算がついておりますが、認知症カフェの目標とする数とか、どのようにして広めていくのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。認知症カフェにつきましては、先ほど市長から答弁いたしましたとおり、1カ所が開設されている状況でございます。認知症カフェは、いわゆる認知症の方や家族の方が集う場所でありまして、そこで交流したり、自分たちの大変なことなどをお互いに情報交換することとあわせて、ほかのコミュニティーカフェなどとは違って、専門職が認知症の方や家族と相談できる体制をつくっていくのが大切なところになっております。今後の方向性としては、予算を設定いたしましたので、本年度は、地域支援推進員と認知症初期集中支援チームのあり方を含めて、全体的に市の認知症対策の方向性を検討した上で、来年度以降、認知症カフェに取り組む事業所、専門職が必要になることから、主には事業所での取り組みを拡大するために一部助成の方向を考えているところでございます。以上であります。

質問 8番 天日公子

次に移らせていただきますが、先ほど、所得段階1の方の減免に関して答弁をいただきました。そこで、今後、来年10月ごろに消費税が10%に上がることが予定されておりまして、所得段階2、3の方が軽減対象者になりますが、対象者は大体どのぐらいいるのか、それは介護保険料に影響がないのか、影響があるとすれば対策はどのようにしていくのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。いま、国においては、消費税の導入に伴って、介護保険料の軽減を図る取り組みがされてきております。平成27年度からの第6期については、第1段階の保険料は、保険料負担率0.5からその1割を削減するということで0.45に下がっている状況でございます。今後、消費税が10%の段階では第2段階、第3段階まで拡大するということでございますが、そちらの財源については、基本的には、削減した分の一部を国からの補助金で交付を受け、富良野市が一部を負担する、道も負担するという形での財源になりますので、保険料の減った分は公的資金で支援される状況でございます。第2段階、第3段階の人数はすぐに出てきませんので、後ほど答えさせていただきます。以上です。

質問 8番 天日公子

質問がちょっと後先になりましたけれども、所得段階1の方については生活困窮減免を受けているわけですが、その方は低所得者軽減も受けていると理解してよろしいのでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。先ほど市長から答弁させていただいた生活困窮者の低減申請について、第6期についてはありませんとお話しした部分については、市の独自減免でやっている部分での申請のところでございます。いまお話しになっている低所得者の軽減については、国として制度をつくっている部分での軽減になってございますので、御理解をお願いしたいと思います。以上であります。

質問 8番 天日公子

何回も聞いて申しわけございませんが、低所得軽減者数については、生活困窮減免者数と同じというふうに考えてよろしいのでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。生活困窮者という捉え方がどういうものか、ちょっと私に誤解があるかもしれませんが、国の制度については、基本的に、負担率の第1段階の方、あるいは今後の第2段階、第3段階の方が全て対象になるという考え方になってございます。市の独自減免については、改めて、それ以上に所得が低いとか、実情の部分に特化した中で減免申請を受けて減額になるものです。いまの制度の部分については、最初からその所得に応じて下がった保険料率で負担していただくような形になってございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

では、次に入らせていただきたいと思います。富良野市の第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定におきまして、アンケートによると、足の確保ということで交通体系についてのニーズがありました。このようなニーズはどのように取り扱われるのか、また、富良野市では高齢者のまちなか居住を進めておりますが、交通体系のニーズと高齢者のまちなか居住との整合性についてはどのように考えているでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。まず、第1点目の交通体系、いわゆる日常の生活をしていて買い物なり病院にかかるときの交通機関について、市街地においても徒歩になるため遠くなって大変な部分があるというような御意見を地域懇談会等でもいただいております。こちらについては、いま現在は外出支援サービスで公共交通機関等を利用できない方に対して支援しておりますけれども、全体的な交通体系の部分でございますので、どういう形で議論していくかについて庁内の検討していくような形をとりたいと思っているところであります。また、もう一つ、高齢者のまちなか居住という部分でございます。中心市街地活性化基本計画においては、コンパクトシティーということで、できるだけ真ん中で生活しましょうという趣旨はありますが、いまの地域包括ケアシステムの中でも、高齢者が住みなれた地域でいかに長く生活できるか、いかに住み続けられるかというところがございますので、やはり、それは全市的な観点で交通体系を整理していくようになるかと思います。以上でございます。

質問 8番 天日公子

それから、第6期計画で低所得者向け軽費老人ホームについて要望が書かれてありましたが、これについてはどのように検討されたのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。軽費老人ホームにつきましては、いわゆる低所得者向けで、自立している方が入られる施設ですが、そういう施設については、第6期計画においてできるだけ民間の事業所の参入を目指してきたところでございます。しかし、第7期計画の中でも、軽費老人ホームへの参入希望は上がってきていないような状況でございます。いまの高齢者の生活の中で、低所得者が入所できる施設という部分でいきますと、養護老人ホームである寿光園、それから、介護老人福祉施設である特別養護老人ホームがございます。その中で、特別養護老人ホームにつきましては要介護度3以上となっており、寿光園については自立した方が中心ということで介護1までの方が入所できる施設としておりますので、そういう部分では介護2の方がどうなるかという議論もしているところでございます。そちらの対応については、今後、市で施設を新たにつくることにはなかなかならないと思いますし、民間の動向も含めて再調査をしながら、低所得者が入所できる環境づくりを検討していきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

軽費老人ホームについては参入する事業者がいないというお話をお聞きいたしましたが、この計画については、事業者が出てきたらしていくということで捉えてよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。基本的には、その受け入れ体制ができるのであれば、軽費老人ホームは受け入れていきたいと思っております。ただ、軽費で入れるということは、いろいろな部分で費用負担等が発生しますので、前向きな方向にはなるかと思いますけれども、そちらも考慮した中で最終判断をしていくような形になっていくかと思います。以上でございます。

質問 8番 天日公子

実は、議会報告会がありまして、そのときに市民の方から質問がありまして、大きい介護施設が建設されましたが、市内業者がそこに入ることができなかった、なぜなのかというお話がありました。そこで、これは関連の話になりますが、市内業者のかかわりの仕組みなんかについても考えられないのか、これについては市長の答弁をお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

質問 8番 天日公子

看護師、介護士の人材確保の対策についてお聞きいたします。昨年、ロボットを導入した経過がありますが、その後はどのようになっているでしょうか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。昨年度に導入いたしました介護ロボットにつきましては、ロボットという言葉で何か動くようなものに感じていますけれども、入所者が動いたときにその変化を自動的に感知できるようなシステムでございます。施設のほうでは、そちらを活用しながら入所者の見守りをしっかりとやっていただいている状況でございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

続きまして、いまは介護人材が不足しているということでありますが、私たちも、いまは人生100年ということで、本州のあるところでは元気な高齢者が活用されている地域もあります。富良野市もそのようなことは考えているのでしょうか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。介護職員の確保は、先ほども市長から答弁いたしましたとおり、各事業所で非常に苦慮しているところでございます。高校を卒業して、福祉士を目指して専門学校に入る方も少なくなってきているような状況がございます。そういう中では、高齢になった方が介護職で働くようなことも今後は検討していかなければならないというふうに考えているところでございます。以上でございます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問の中の介護職員等の問題です。いま、富良野で人材開発センターが設置されまして、もう五、六年前ぐらいから介護福祉の関係の研修をやっておりますが、新たに10名以上を募集する場合、きちっと10名に対しての研修制度を設けますから、当然、10人未満というような状況だと負担が大きくなります。こういった問題は、御質問が出たからではなく、先ほどから答弁させていただいているように、マンパワーの確保というのがいまは状況的に非常に難しく、施設ごとに人の奪い合いをやっております。1カ月前にはAの施設にいたのが、2カ月後にはBの施設に来ていると。行政として、そういうあり方を許す状況づくりはできないわけでありますから、私がいま申し上げている人材開発センターで、来年度からそういう状況ができるか、できないか。募集行為をして10名以上になりますと、道の補助制度があって運営できるような状況にあるというふうにもお聞きしていますから、そういう状況づくりをしながらマンパワーを確保していきたいと。もう一つ突っ込んで言うならば、富良野市ばかりではなく、圏域の皆さん方にも来ていただけるような状況づくりができないか、今後、圏域でも話し合いをしていくことが大事ではないかというふうに考えておりますので、そういう方向で今後も検討していく必要性がある、このようにお答え申し上げておきたいと思います。それから、先ほど、天日議員から、施設ができるようであればそれでどんどんつくっていくのかという御質問があったと思います。これは、北海道で地域ごとに施設を整備していますから、それに合わなければいけなくて、数が多くなったり少なくなったりというのは市町村だけで判断できないということでございます。そこで、第6期計画とか、第7期計画とか、それをつくって北海道のほうに上げる、国のほうに上げるということで、そこの中で施設の状況を把握しております。こういうことでございますので、市町村では施設の判断をできないということで御理解を賜りたいと思います。

質問 8番 天日公子

いま、市長のお話をお聞きいたしましたので、ぜひ進めていただきたいと思います。次に、3点目に入りますが、介護保険料につきましては、3,900円が4,650円になった、そして、第7期においても、それより大きい幅にはならないけれども、上がるだろうとお聞きいたしました。そういう中で、実は、富良野市の介護保険給付費準備基金が平成29年10月現在で1億4,800万円ほどあります。この基金はどのように整理されていくのか、お聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えいたします。まず、いまの御質問の前に、先ほど、保険料の軽減の関係で第1段階から第3段階までの人数ということでございました。そちらにつきましては、平成29年度の状況になりますが、第1段階で1,603人、第2段階で828人、第3段階で649人の方が対象になる予定でございます。介護保険料の準備基金の取り扱いでございますが、この基金については、毎年の介護保険料の増減に対して過不足を補塡するような形になってございます。第7期の保険料を決める段階では、この基金を一部取り崩して介護保険料の軽減を図る方向で、いま、検討を進めているところでございます。以上でございます。

質問 8番 天日公子

2件目の不育症治療の助成についてに入らせていただきたいと思います。先ほどの答弁の中では、最終的には情報収集に努めるということでありましたが、ただ情報収集に努めるということでありましたらちょっと前が見えないものですから、せめて前向きに検討するというような方向にはならないのか、お聞きいたしたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。大栗議員の質問にもお答えしていますけれども、現況では富良野管内で相談が1件もないのです。北海道が4月から富良野保健所でやっている状況を見ても1件もないということですから、先ほどから周知を徹底するとお答え申し上げております。中身も、北海道が交付する額の半分にするか、全額にするか、そういった額というのも、それぞれの市町村の情報を収集しなければなかなかできないことですから、情報収集をさせてくださいという意味で答弁しております。御理解を賜りたいと思います。

出典:富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる