富良野市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日
子育て世代を応援する取り組みについて
2016年6月20日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「子育て世代を応援する取り組みについて」質問し、市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男が答弁しました。
- 質問者
- 大栗民江 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 大栗民江
-登壇-通告に従い、一般質問します。1件目は、子育て世代を応援する取り組みについてお伺いします。1項目めの(仮称)孫育て支援ガイドブックについてです。共働き世帯の増加や核家族化の進展で、子育ての応援を求める親は少なくありません。近年では、イクメンという言葉が浸透し、男性の意識にも変化が見られますが、実際には労働環境の改善が難しいなど、父親の育児参画の普及にはまだ課題が山積みになっています。このような社会状況の中、子育てを経験した年配の方々によるサポートが広がりを見せております。最近では、育児をサポートする高齢者の方をイクジイ、イクバアと呼ぶなど、シニア世代の祖父母力の活用のあり方に注目が注がれています。退職をされ、時間的に余裕ができ、体力的にもお元気なシニア世代の手助けは、親の負担が軽減されるだけでなく、育児をサポートする高齢者も子供から笑顔と生きがいをもらい、子供にとっても多くの愛情を受けて情緒豊かな子に育つと言われています。まさに、イクジイ、イクバアは、祖父母、父母、子供にとって一石三鳥の利点が期待されています。しかし、祖父母が育児を手助けするといっても、育児の主役はあくまで親であり、祖父母は手助け、サポート役です。祖父母の昔ながらの知恵や経験があるからこそ、親のよきサポーター役になれる反面、育児知識の変化などからぎくしゃくした関係に陥ってしまうという悩みを抱え持つのも珍しいことではありません。こうした祖父母世代と親世代との世代間で違う育児常識について、本年2月12日の北海道新聞に「抱っこ、おむつ、今と昔、こんなに違う、祖父母手帳で孫育てを応援」との記事と、さいたま市がつくった祖父母手帳の写真が掲載されていました。ほかにも、横浜市では、実家が遠方だったり、実家が近くても両親が高齢などで子育ての手助けが難しいいまどきの子育て事情に鑑み、地域の孫育てステップを網羅した地域と家族の孫まご応援ブックや、松戸市の子育て・孫育てガイド、三豊市の孫の年齢に応じた遊びや孫とつくる料理なども網羅したまごぽんほか、広島県では、おおむね55歳以上の方々をプラチナ世代と呼び、このプラチナ世代に向けて、じいじ、ばあばのための孫育て応援ブック~うちの子もよその子も地域ぐるみで応援しましょう~など、シニア世代を対象とした祖父母向けの無料冊子がさまざまなネーミングで発行されており、市のホームページからダウンロードが可能で、電子書籍版サービスを行っている自治体もあります。いまと昔の違いには、昔はうつ伏せ寝は頭の形がよくなる、寝つきがよくなるとの育児は、いまは、乳幼児突然死症候群から赤ちゃんを守るため、厚生労働省は医学上の理由で必要なとき以外は赤ちゃんの顔が見えるあおむけで寝かせるようにしましょうと啓発されています。また、虫歯菌やピロリ菌は、赤ちゃんは持っていない細菌で、保有者である大人の唾液を通して感染すると言われています。大人がかみ砕いた食べ物を与えると感染の可能性が高くなるので、大人が使った箸やスプーンで赤ちゃんに食べ物を上げることも避けましょう、また、食べ物の情報をパパやママからよく聞いて、パパやママが食べさせたことがないものは食べさせないように食物アレルギーに注意しましょうなどなど、いまと昔で育児の仕方も随分変わり、医学的に見直されてきたことも数多くあります。岐阜県では、年代別人口推移が、1970年代は祖父母1人に孫3人という時代から、2010年代は祖父母4人で孫1人を奪い合う、いまや孫は貴重な存在という時代になってしまい、孫やその親たちと心地よい関係を築いていかれるように、妊娠期から学童期までを幅広くカバーした孫育てガイドブックを作成されています。本市は、他の都府県からお嫁に来た方や移住をされた方々が多い地域であります。都道府県や地域によっては、お食い初めなどの慣習が違っていますが、シニア世代でも知らない方が多くいます。お互いの地域性を理解し、協力し合うためにも、へその緒の伝統をもつまち、富良野市版の孫育て支援ガイドブックの作成や、シニア世代が育児について学ぶことができる孫育て講座のような機会を行うなど、子育て世代を応援する取り組みが必要と考えますが、見解をお伺いします。また、市では、子育ての援助をしてほしい人と、子育てをお手伝いしますという人が会員となって、地域ぐるみで子育てを応援するファミリー・サポート・センターを設置されてから2年が経過しようとしています。サービスを利用した人からは、とても助かったと喜びの声をお聞きするとともに、特に観光時期や農繁期などは、子供が突発的に病気になったとき、富良野では病児保育がないので困ることが多々ありますとのお声を聞くこともあります。ファミリー・サポート・センター事業の充実が必要と考えますが、現状と病児保育の方向性についてお伺いします。2項目めは、外出しやすい環境づくりについてお伺いします。富良野広報6月号には、子育て支援センターの土曜開放の記事とともに、お子さんとの外出で困った点のアンケート調査報告が掲載されています。1位がベビーカーでの歩道と車道の段差、歩道が斜めで押しづらいが21人、2位が雨天時、休日、冬場に屋内で自由に遊べる施設がないが19人と上位に上げられています。1位の道路では、乳幼児連れの方を初め、高齢者や障がい者の方を含めたバリアフリー、ユニバーサルデザインの視点や、2位の屋内遊戯施設では、市では、保育所や幼稚園に入園していない子供が対象の事業なので、冬休みや夏休みなどの長期休暇では兄弟でも入園した上の子は利用ができず、雨天が続いているときなどは旭川のもりもりパークや美瑛のbi.yellの施設を利用されている方が多くいる点では、部局間を超えた外出しやすい環境づくり、まちづくりの取り組みが必要と考えますが、今後の考え方についてお伺いします。また、おむつ交換台や授乳室、ミルクをつくる場所や、お湯がない点が3位、4位に上げられております。公共施設における授乳、おむつ交換台やベビーチェアなどの設置が必要と考えますが、施設整備の方向性についてお伺いします。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-大栗議員の御質問にお答えをいたします。子育て世帯を応援する取り組みについての1点目の(仮称)孫育て支援ガイドブックについてであります。全国的に共働きの家庭が増加をし、親にかわって孫の面倒を見る祖父母がふえる中、育児に対する意識の違いから、子育てをめぐり親と祖父母がトラブルになるケースが少なくないと言われております。このため、親世代と祖父母世代の相互理解を深める孫育て支援ガイドを発行する自治体が近年ふえてきているというふうにお聞きをいたしております。本市においても、3世代の同居世帯が減少し、親だけで育児を担う家庭が増加する中で、平成25年に実施した子ども・子育て支援事業計画策定時のアンケート調査では、9割の方が子供を日常的に、あるいは緊急時に祖父母等の親族に見てもらえると回答し、子育てについて気軽に相談できる相手先としても8割以上の方が祖父母等の親族を挙げ、子育て家庭にとって祖父母は最も身近で頼れる子育てサポーターとなっているところであります。時代とともに育児環境が変化をし、医療技術も進展する中にあって、育児に対する考え方や育児の方法も大きく変化をし、世代間での子育てに対する意識の違いは子育て支援に支障を与える状況となり、子育ての中の親と祖父母や地域での子育て支援者が互いに世代間における違いを理解することが必要となっております。孫育て支援ガイドブックにつきましては、現在のところ、新たな作成は考えておりませんが、子育てにおける世代間認識の違いに関する情報について、毎年発行しております子育てガイドブックの内容の充実を図り、また、市広報やホームページにより広く周知をしてまいります。次に、地域の子育て支援活動でありますファミリー・サポート・センターにつきましては、平成26年8月に発足し、現在121名の会員で活動を行っております。相互援助活動も年々増加をし、軽度の病児の預かりについても、昨年度は2件、今年度も既に2件の利用があり、地域の子育て事業の一環として着実な活動が行われておりますので、今後ともファミリー・サポート・センターの活動の活性化を図ってまいります。次に、2点目の外出しやすい環境づくりについてであります。昨年10月に子育て支援センター利用者を対象に実施したアンケート調査におきまして、お子さんとの外出で困った点について最も多かった意見といたしましては、ベビーカーを利用する際に、歩道と車道の段差や歩道の傾斜があるため押しづらいとの意見でありました。この意見につきましては、市民の皆さんが安全で安心して通行できる道路環境を確保するため、道路のバリアフリー化計画に基づいて整備を進めてまいります。また、次に多かった雨天時、休日、冬場に室内で自由に遊べる施設がないとの意見につきましては、これまでも子ども未来づくりフォーラムでの発表や、子ども・子育て支援事業計画策定時に実施したアンケート調査、地域懇談会においても、子供たちが遊べる屋内施設の整備を望む意見がありました。現在、子育て支援センターでは、乳幼児と保護者が親子で集える場として、保健センターとスポーツセンターを会場にふれあい合同広場などの各種事業を実施してきましたが、本年度より新たに土曜開放を毎月1回実施し、屋内での遊び場の機会の拡充に努めているところであり、子供たちが屋内で自由に遊べる施設については、既存の公共施設の有効活用を図ることにより対応をしてまいります。次に、公共施設における、授乳、おむつ交換等における施設整備についてであります。保健センターや文化会館、図書館など子育て中の親子が多く利用する市の公共施設で授乳及びおむつかえが可能な施設については、赤ちゃんの駅として登録し、赤ちゃんの駅登録事業所マップに掲載をし、市ホームページ等を通じ、周知を図っているところであります。また、本年度は、富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の中で、個別戦略である妊娠、出産、子育てを地域全体で支援する事業として、現在、図書館の授乳室の整備を、7月中旬の完成に向け、工事を行っているところであります。今後は、公共施設を初め、赤ちゃんの駅に登録されている既存施設を有効活用できるよう周知を図るとともに、総合戦略で本年度よりスタートいたしました民間施設での授乳、おむつ交換の施設整備に対して助成する子育て支援環境整備補助事業により、外出先で安心して育児ができる環境づくりを推進してまいります。以上であります。
質問 1番 大栗民江
それでは、1項目めの(仮称)子育て支援ガイドブックについてから再質問をさせていただきます。いま、市長からは、こういうガイドブックの作成は考えていなくて、お母さんたちに上げている子育て支援ガイドブックの充実を図っていくという御答弁でありました。ガイドブックは、実は、毎年更新されているのですけれども、更新を知らない父母の方々とか、そういうものが作成されていることを知らないシニア世代の方々もいらっしゃいます。松戸市でも子育て・孫育てガイドブックということで取り組んでおりますが、その充実に関して、また、周知に関してのお考えをお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。孫育て支援ガイドブックにつきましては、いま、市が発行しております子育てガイドブックの中で充実をさせていきたいと考えております。いま御質問のありましたシニア世代の方が子育てガイドブックを知らないのではないかということでありますが、やはり、子育てをする上では、親御さんがおじいちゃん、おばあちゃんと話し合いをするようなことも大切かと思います。そういう部分では、ガイドブックを充実した中で、親子で話していただいていくことも大切かなというふうに思っております。先ほど市長からの答弁で申しましたとおり、内容について広報するとともに、基本的に違いがあるのだということを祖父母の皆さんに知っていただき、また、親子の中での話し合いも大切だと思っておりますので、そういう方向で進めたいと思っております。以上でございます。
質問 1番 大栗民江
医学的にもいろいろと見直しがされてきたり変わってきたりで、いまと昔では育児方法なども随分と違っております。富良野は、ほかの都府県からお嫁に来てくださった方とか移住されてきた方々も多くいらっしゃいます。そういう中では、富良野は本当に子育てしやすいまちとなり、そして、今後、祖父母、子供の3世代の中で祖父母力が本当に生かされていくような取り組みを進めていただきたいと思っております。私は、この中で、ファミリー・サポート・センター事業の充実も質問させていただいたのですが、病児保育に関して、活動の活性化を図るという御答弁でございました。例えば、富良野沿線のこどもサポートふらのでは病児保育も扱ってくださっております。そういう中で、富良野市ではファミ・サポの中で病児保育が組まれておりませんので、具体的な方向性、お考えの御答弁をお願いします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えいたします。ファミリー・サポート・センター事業における病児保育、病後児保育の取り扱いでございます。いま現在、軽度の病児保育、あるいは、治りかけになってきている病後児保育については、提供会員と依頼会員が内容を確認しながら行っている状況でございます。実際に厚生労働省等で制度的に行っている事業におきましては、看護師をつけて、いわゆる資格者がちゃんとした管理の中で行っておりまして、やはり、ファミ・サポの中ではお互いの理解の中で、病気の度合い等も含めて協議して進めていくものなっているかと思いますので、その方向で進めさせていただきたいと思っております。以上でございます。
質問 1番 大栗民江
お互いの協議の中でという御答弁でございました。先ほど言いましたこどもサポートふらのでは、医師の書面を提供会員と依頼会員の中で交換した中で病児保育にもきちんと対応されています。沿線の中富良野町や上富良野町ではそういうような体制が組まれている中で、富良野市でも今後においてちょっと研究をしていただきたいと思いますが、そこについてのお考えをお伺いします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えいたします。いま沿線で行っているファミ・サポの中では、医師の診断書等も含めてということでお話をいただきました。富良野市におけるファミリー・サポート・センターの中での活動につきましては、最近、大分、定着化してふえてきている状況でありますが、実質的には幼稚園、保育所の送迎等が全体の半分近くを占めているような状況もございます。具体的な保育の内容については、一定の講習を行って安全な保育を進めているわけでございますけれども、病児保育となればさらに一層の部分がありますので、その内容等を検討しながら、預かっていただく方々に理解していただくことが大切かと思いますから、そちらのほうとの話し合いをちゃんとして進めさせていただきたいと思います。以上でございます。
質問 1番 大栗民江
続きまして、外出しやすい環境づくりについてお伺いいたします。質問の中では、道路に関してはバリアフリー化計画の中で進めていく、そして、屋内遊戯施設に関しては、既存の公共施設の有効活用という御答弁をいただいたところであります。子育て支援センターでのアンケート調査報告が載っておりましたが、このアンケート調査を行ったときのほかの設問で、子育て全般で市に要望した意見の自由記載内容としては、雨天時や冬も、天候や時間を気にせず、兄弟誰でもゼロ歳から小学生まで自由に遊べる場所が欲しい、旭川のもりもりパークやbi.yellのような場所ができたらうれしいといったアンケート結果が大多数ありまして、そういったことでは本当に乳幼児連れのお母さんたちはお困りであります。ことしは、天候が悪く、雨天が続いたときなどは遠くに出かけます。いま、仲よし広場という子供の遊び場のスペースを設けている民間の百貨店では、設備が古くなったことに加え、子供を遊ばせる場所を探す外国人観光客からの問い合わせがふえたことから、今回、改修を決めたということで、改修をし始めています。富良野市は、市民に加え、観光客も多くいらっしゃるところであります。富良野は、バスや汽車など交通機関の便が悪いものですから、1時間や2時間、富良野市内で待たれるお子さん連れの観光客の方もいらっしゃいます。そういった中では、屋内遊戯施設に関しては、既存の公共施設の有効活用としてどのように進めていかれるのか。富良野のまちの特徴である市民のほかに観光客の方もいらっしゃるというという中では、もう少しまちづくりの視点も取り入れていく必要性があるのではないかと思いますが、考えをお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えいたします。雨天時、冬季の屋内での遊び場の要望というのは、議員からも御質問がありますとおり、非常に多くなっているのかなというふうに理解しております。ただ、市といたしましては、やはり、子育て支援をしていく形の中でどのように行っていくかということで、先ほど市長からも答弁させていただいたとおり、子育て支援センターでは、いわゆる平日の午後の開放についても自由開放を拡大してまいりました。また、ことしにつきましては、月1回でありますが、土曜開放ということで活動する機会の充実に努めているような状況であります。また、公共施設の有効活用につきましては、いま、児童館等においては午前中は使っていないという状況もございます。お母さん方には、共同で利用する部分の鍵等の貸し出しもしておりますし、そういうことでは御紹介させていただいている状況であります。ことし2月になってから子育て支援センターのお母さん方とこども未来課で意見交換会を行ってまいりました。その中でも、児童館を使えることを知らなかったというお母さんもいらっしゃいましたので、今後はその周知や利用の仕方も含めて進めていきたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 1番 大栗民江
子育て支援センターの自由開放や土曜開放も始まっております。しかし、そこは、保育所または幼稚園に入っていない子が対象の事業であります。ですから、例えば、上の子が4歳で幼稚園に行っている、3歳でも保育所に預けている場合、上の子と下の子をそこに連れていって一緒に遊ばせることができないのです。市でやる事業においては、幼稚園や保育所に入っていない子が対象の事業であります。そういった中では、そこの縛りをもっと広げたり、自由に遊べるような場所が必要と思います。児童館の話もございましたが、児童館の鍵をあけるには役所まで鍵をとりに来なければいけなくて、そして、鍵をあけてから遊ぶというような状況がある中では、もう少し優しい施策なり取り組みが必要と考えますが、お伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問に私から再度お答えさせていただきたいと思います。公共施設を有効活用しようということで御答弁させていただきました。一つは、大きくは公共が行う場合でも、民間が行う場合でも、事故が起きたら困るわけで、誰が責任持つかということになるのです。ですから、私は、利用する側としては大きな広い土地がたくさん必要だという要求は要求として受けとめますけれども、それを実施する公共あるいは民間についても、それだけ設備の状況をよくしなければなりませんし、あるいは、それを保護するための人員の配置も当然考えていかなければならないということなのですよ。いま御質問をお聞きしていましたが、これから、再度、私も実態調査をやりますけれども、大栗議員がおっしゃっているような状況が地域ごとにどの程度発生しているかということをきちんと調べないと、行政は要望があったからということだけではなかなか踏み切れない問題があるわけであります。前段で申し上げました施設の整備と、事故があった場合に責任をどうきちんとしていくかという問題と、最後に、いま申し上げましたように、地域で保育所なり幼稚園に行っていない子供がどの程度いて、そのお母さんがどういう状況に置かれているかということも含めて、一度、調査をしてみたいと思います。その上に立って、全体的に大栗議員がおっしゃっている方向になっているという状況であれば、これは検討、研究をしてまいりたい、このように考えております。以上であります。
質問 1番 大栗民江
しっかりと調査をしていきたいという市長からの御答弁をいただきました。富良野市議会においても、議会報告会を開催しております。市内15カ所を回らせていただいておりますが、その中で、地域にお住まいの方より、子供の遊ぶ場として児童館なり地域の会館をという声をこちらでも聞いたが、地域に任されてもすごく困るというようなお声も実はお伺いしている実態でございます。そういった中では、本当にしっかりと調査をしていただきたいと思います。次に、外出しやすい環境づくりで、これから、富良野は屋外のイベントなども始まってまいります。昨年度は、屋外でのトイレ、授乳の考えで、移動式赤ちゃんの駅については、今後、検討していきたいという御答弁をいただいておりますけれども、この件に関しましてはどのようになっていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
質問 1番 大栗民江
公共施設における授乳、おむつ交換、赤ちゃんの駅についてお伺いをいたします。富良野は、例えば文化会館などは、お遊戯会や公民館フェスタなどで乳幼児連れのお母さんたちがよく使われるところであります。来春にはエレベーターがつくということでございますが、こういうような整備もきちんと進めていくべきではないかと思います。いま、障がい者用の多目的トイレには赤ちゃんの駅のシールが張ってあります。しかし、あそこでは、おむつ交換はできても授乳などはできません。乳幼児連れのお母さんたちが多く使う施設でございます。今後の整備について、計画や考えをお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えいたします。赤ちゃんの駅、いわゆるおむつ交換、授乳できる公共施設の整備の御質問でございます。いま現在、文化会館等においては、おむつ交換が主となるような形が指定の要因になっているかと思います。過去の議会の質問でもありましたが、応接室等とかほかの部屋を有効に使いながらということでこれまでも進めてきております。お遊戯会等ということであれば、その旨のところでお話をいただければ、施設の利用等の部分で配慮しながら行っていけるのかなと思いますので、その内容で進めさせていただきたいと思います。以上でございます。
質問 1番 大栗民江
今年度、図書館は、そのような設備がきちんと整った施設になります。繰り返しになりますが、文化会館は、公民館フェスタなどいろいろな形で乳幼児連れの方々が使われるところであります。図書館のようにしっかりとした設備を行うべきではないかと思います。その点に関しましては、現在は、言えば応接室などを使わせていただけますけれども、職員がいるのは月曜日から金曜日で、土曜日・日曜日に行事があるときにあそこにいらっしゃるのは警備員であり、僕たちはそういうことができないとおっしゃいます。職員がいらっしゃるとき以外にイベントがあるときには、授乳室の整備をきちんとしていくべきではないかと思いますが、そういうことに関しましてお伺いをいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えをさせていただきたいと思います。行政として、市民の要望をどう充実していくかということが福祉向上の前提でありますけれども、一方、施設を活用するということは、いま現在、市におきましても、高齢者から幼児の施設が現実的にたくさんあるわけです。人口的にも減少してきている実態でございますし、あるいは、これからの子供の出生率を見ても低下をしている状況の中で、いま御質問があった問題については、例えば、土曜・日曜の対応はどうするのだということは、それは行政がきちんと考えて活用できるような状況づくりをすればよいわけですから、それに応えていくようにしてまいりたい、このように考えているところであります。以上であります。
質問 1番 大栗民江
しっかりと状況づくりをするということでございました。文化会館にこだわりますけれども、今後、エレベーターができると2階のほうにエレベーターが行きますが、あそこの喫煙室は残る予定のようでございます。いま、子育て世代をきちんと応援する取り組みをやっていかなければいけないと私は本当に感じておりまして、言えばあそこの給湯室、応接室を使えるように職員をきちんと指導するとか、そういう取り組みをすると言うのであれば、もうちょっと子育て世代を応援できるように、多くの方がいらっしゃる施設でもありますので、外出しやすい環境づくりの一環として優先度を考えながら計画的にそういう施設整備をするべきではないかと考えますが、お伺いをいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
大栗議員の質問にお答えをさせていただきます。私が1回目にお答えした内容で御理解を得られなかったということでございますので、再度、御答弁させていただきますが、いま、文化会館と指定した場所でお話しされております。現在、土曜・日曜については、職員を配置しないで、東洋実業という警備会社に委託をしております。現在1名から2名、時間帯によっては1名になるでしょうけれども、いらっしゃると思います。ですから、そういった室内における活用についても、警備会社と市との契約の中で項目に加えることによってそれは可能なのですから、いま、大栗議員がおっしゃるようなことについては、十分解消できるので、私は検討するとお答えを申し上げたところであります。それから、もう一点、先ほど喫煙室の話が取り上げられたようでございますけれども、喫煙室は喫煙室として、喫煙される多くの方が利用される場合がたくさんありますから、やはり喫煙室も設けなければと考えます。それをほかのものに利用するようなことは、私としても、別な場所にという御要望がたくさんあるという現実があるのか、これからまた向こう半年間ぐらいは状況を見ながらあわせて判断をしていきたい、このように考えているところであります。