富良野市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月16日
(1)子育て中の親子が安心して外出できる環境づくりについて/(2)婚姻、出産のお祝いについて
2015年12月16日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「子育て中の親子が安心して外出できる環境づくりについて」「婚姻、出産のお祝いについて」について質問し、市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男が答弁しました。
- 質問者
- 大栗民江 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、保健福祉部長 鎌田忠男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 大栗民江
-登壇-通告に従い、一般質問いたします。1件目は、子育て中の親子が安心して外出できる環境づくりについてお伺いします。その1項目めは、赤ちゃんの駅の拡充についてです。少子高齢社会、人口減少の加速で、子供は地域の宝と言われ、子育て環境の充実ということで、本市でもさまざまな子育て支援事業に取り組まれているところでありますが、さらに充実していくために事業の周知や見直しなどの必要性を感じているところです。富良野市では、乳幼児を連れた母親たちが外出中におむつがえや授乳が必要になったとき、安心して行える場所として、公共施設や民間業者の御協力をいただき、赤ちゃんの駅として取り組まれております。私は、赤ちゃんの駅の取り組みについて、平成21年第1回定例会、平成22年第2回定例会、平成22年第3回定例会において一般質問を行ってまいりました。平成22年第3回定例会の一般質問では、広く市民に周知するとともに、登録が一定程度見えてきた段階で観光パンフレットなどにも掲載し、観光客にも周知できるよう協議していく予定、さらに、登録施設については、商品及び企業広告に富良野市赤ちゃんの駅登録施設である旨を表示することができることなども周知していきたい、また、商工会議所あるいは観光協会などと協議をしながら進めていきたいとの答弁をいただきました。事業開始から5年が経過いたしましたが、登録状況や協議について、どのように推進されているのでしょうか。利用された母親たちからは、気軽に利用できて助かりましたとのお声を聞く反面、子供のおむつをかえるのにいまいる場所から近い場所はどこなのか、その入り口に行かないと赤ちゃんの駅だとわからなかったので困りましたとのお声を聞くことがあります。また、赤ちゃんの駅として登録してくださっている民間のお店の方からは、観光時期には赤ちゃんの駅の利用が重なって対応に苦慮したことや、外国人観光客に対する切り盛りはほかのお店ではどのようにされているのか情報交換してほしいとのお声を聞くこともあります。さらに、近所の登録しているお店から富良野市では赤ちゃんの駅ということをされていると聞いて、うちのお店でも協力できるなら参加してみたいと思っているけれども、どのような事業で、どこに問い合わせたらいいのでしょうかとの声をいただき、担当課におつなぎしたこともあります。富良野市民の思いやりにあふれた赤ちゃんの駅事業の存在、目的を確認するためにも、再度、赤ちゃんの駅としてわかりやすい表示や周知、赤ちゃんの駅のあり方について協議できる場が必要と考えますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。2項目めは、移動式赤ちゃんの駅についてお伺いします。最近では、屋外で開催されるイベントに乳幼児連れのお母さんたちが安心して参加できるように、会場で授乳やおむつがえを行える移動可能なテントやおむつ交換台、クッションマットや椅子などを移動式赤ちゃんの駅として団体などに無料で貸し出している自治体がふえております。富良野市は、へそ祭りやワインぶどう祭りを初め、花火大会など、多くの屋外イベントが各地域でも催されており、イベントによっては会場から離れた場所に車を駐車するなど、不便な思いもお聞きするところです。子育て中の親子が安心して外出して屋外のイベントに参加できるよう、移動式赤ちゃんの駅が必要と考えますが、移動式赤ちゃんの駅の導入についての考えをお伺いします。2件目は、婚姻、出産のお祝いについてお伺いします。婚姻届、出生届を提出された方への取り組みについてです。人口減少の中、結婚をされ、新たな家庭を築いていただくことは大変喜ばしいことで、新たな門出を迎える2人の共同作業は婚姻届を書くことからスタートします。戸籍法などによりますと、婚姻届の様式やサイズは決められておりますが、様式の印字の色は特に決められておらず、記入されたことが正確であれば、全国どこの市町村でも受理できることとされております。時代の変化とともに、人生の大きな節目である結婚に際し、2人の共同作業として記入する婚姻届からこだわりたいという意識が高まっております。ある結婚情報誌の企画で、ピンク色で印字された実際に提出できる婚姻届を付録にして発行したところ、創刊以来、最高の売り上げ部数を記録し、とても人気を集めております。実際に、本市でも、このピンクの婚姻届で提出されているようでありますが、富良野市への婚姻届の提出状況についてお伺いします。現在、富良野市の婚姻届は、セピア色のような茶色ですが、国で特に決められていないのであれば、寿的なピンク色の婚姻届の選択を可能とする考えについてお伺いします。通常は、提出すると手元に残らない婚姻届や出生届ですが、一生涯の思い出として手元に残る婚姻届や出生届を作成し、提出していただいた方を温かくもてなすサービスを行う自治体がふえております。最近では、オリジナルデザインの婚姻届を選ぶことができるウエブサイトも存在しており、ここでは、幸せ応援プロジェクトとして、有名な観光資源のある自治体とコラボし、観光地をモチーフにデザインした御当地婚姻届や出生届を作成し、無償でダウンロードできるサービスも行われています。地域の風景やキャラクターをモチーフにすることで、結婚後もその土地への愛着を持っていただくことを考慮され、新たな結婚支援策の一環として注目を集めております。また、企業とのコラボではなく、一定の様式にアレンジを加えて、自治体独自によるオリジナルの婚姻届や出生届、記念証などを作成し、温かなおもてなしサービスを行う自治体もふえております。国内では、全国初として、東川町が平成17年10月からピンク色で台紙とセットになった複写式の婚姻届に取り組み、婚姻届を提出された方々の手元に残る形として新・婚姻届を導入されています。台紙の両側には、記念となる写真やメッセージなどを書いて、タイムカプセルみたいに封をすることもできます。この新・婚姻届の受け取りや提出は東川町役場の窓口限定とされていますが、東川町民のほかにも、町外や道外から新・婚姻届の提出に訪れるカップルが年々増加しています。さらに、同年翌月の11月からは、温かなおもてなしサービスの第2弾として、新たな命の誕生の感動を手元に残しておける新・出生届を記念品として送る事業も導入されています。また、美幌町では、平成26年4月から、幸せな結婚生活のための5カ条を書き込んで手元に残せるピンク色の婚姻届を地元産材でつくられたしあわせいっぱいフォルダに入れてプレゼントされています。写真撮影スペースも設けられ、美幌町“ちょっとかわいい”新・婚姻届は、口コミで広がり、道外から旅行を兼ねて提出に訪れるカップルが増加しています。また、北見市でも、昨年3月より婚姻、出生、転入などの来庁記念に、北見市の季節に応じた風景写真の前で記念写真が撮れるメモリアルフォトコーナーや、お祝いのメッセージボードなどを設け、提出者を温かくもてなす取り組みをされております。定住促進にどのくらいつながるかどうかは難しいですが、富良野市でも、新しい門出や新しく誕生した命を祝福して、婚姻届、出生届を提出してくださった方々に対し、オリジナル記念証の作成やメモリアルフォトコーナーの設置することについて、考えをお伺いします。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-大栗議員の御質問にお答えいたします。1件目の子育て中の親子が安心して外出できる環境づくりについて、赤ちゃん駅の拡充についてであります。赤ちゃんの駅事業は、乳幼児を抱える保護者が外出の際に授乳やおむつ交換のできる施設を赤ちゃんの駅として登録し、乳幼児を連れて外出する親子を地域全体で育む環境づくりを推進する事業でございます。赤ちゃんの駅では、利用者の利便を確保するため、授乳スペース、おむつ交換場所、手洗い場所、暖房設備などの登録基準を満たし、登録を希望する事業所を対象に、ステッカーと登録証の交付を行い、事業を開始した平成22年8月時点で18件が登録され、以降、閉店による登録解除や新規登録が進む中、現在は23件の登録にとどまっているところであります。赤ちゃんの駅の周知につきましては、現在は主に市のホームページと子育てガイドマップに掲載し、利用者となる乳幼児のいる保護者にはマップの配付などで周知が進んだものと考えているところであります。しかし、事業者の新規登録につきましては、市ホームページのみのPRでは不十分であり、広報やダイレクトメールなど、複層的な周知方法を拡充していくことが必要である、このように考えているところであります。また、観光パンフレット等への赤ちゃんの駅の掲載については、登録施設数が一定数確保されてきたものの、日曜日の開所施設が少なく、施設の整備内容にも差異があることから行ってはおらず、登録事業所の拡大と施設内容の点検を行い、今後とも事業内容の充実に努めてまいります。また、事業所における赤ちゃんの駅の登録事業所の広告掲載や商品への表記は、本制度が広く一般に周知されていることが肝要であることから、登録事業所への説明はもとより、利用者と登録事業所の拡大を図るために周知方法の拡充を図ってまいりたい、このように考えているところであります。次に、2件目の移動式赤ちゃんの駅についてであります。本市では、観光イベントを初め、市内では四季を通じて屋外イベントが開催され、乳幼児を連れた市民や観光客が催事を楽しむ姿が多く見られるところであります。その際の授乳やおむつがえについては、赤ちゃんの駅や公共施設、商業施設、イベント協力店、車内などが利用されております。乳幼児連れの親子が安心してイベントに参加できる環境づくりによる子育て支援や、災害時への対応などの利用も想定されることから、近年では新たに導入した自治体もあり、本市といたしましても、観光、防災への対応も考慮した中で検討してまいりたい、このように考えているところであります。次に、2件目の婚姻、出産のお祝いについて、婚姻・出生届を提出された方への取り組みについてであります。まず、婚姻届け出用紙につきましては、全国の市町村で構成する全国戸籍住民基本台帳事務協議会が用紙の色を茶色に定めているところであります。サイズ及び様式につきましては、戸籍法施行規則で様式は法定されておりますが、印刷の色については定めがないことから、昨今、独自の色や御当地キャラクター、風景等をデザインした届け出が利用される状況が見受けられるようになっております。また、結婚情報誌のピンク色の届け書が話題を呼んでおり、本市でも提出された方がおられます。婚姻届の提出は、婚姻の第一歩であり、本市といたしましても、祝意をあらわす一つの手法として、届け出書の色及び婚姻・出生届の際のオリジナル記念証の作成を検討してまいります。現在の市の対応といたしましては、希望される方に、有料で受理証明書を発行しておりますが、他町村におきましては、記念に残るものとして婚姻届を複写式より写しを記念用として台紙に入れて渡している例や、提出用と記念用を統一したデザインで用意し、記念用に写真やメッセージを書き込む形式にした例などがございます。これら他町村の対応事例を十分に参考にしながら検討してまいります。また、メモリアルフォトコーナーの設置でありますが、婚姻届を提出した際に記念撮影を希望される方もおられますので、適切な撮影場所の設定、具体的な利用方法等々について検討してまいりたいと考えております。以上であります。
質問 1番 大栗民江
1点目の赤ちゃんの駅の拡充についてお伺いをいたします。昨日の渋谷議員の質問がございますので、重複を避けて1点だけ確認させていただきたいと思います。市庁舎と文化会館についての確認でございます。いま、富良野市の市庁舎においても、赤ちゃんの駅に登録されております。以前は、1階の休憩室の入り口に、赤ちゃんの駅として、現在使用中ですとか空室ですという札がありましたけれども、いまはそういうようなものはございません。そして、市民課のところにベビーベッドを設置してくださっておりますが、あそこでの授乳やおむつがえはどうもしづらいです。また、文化会館は、職員がいない日曜日にも幼稚園のお遊戯会などがありますが、2階の喫煙室はわかりやすいけれども、授乳に給湯室を使えるのか、どこを使ったらいいのかよくわかりません。ですから、民間の方も頑張っていらっしゃいますから、まずは市役所、そして文化会館からわかりやすい案内表示の改善が必要と思いますが、そのことについてお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 鎌田忠男(保健福祉部長は2018年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。市役所本庁舎と文化会館の赤ちゃんの駅としての利用、利便の関係でございます。本庁舎は、基本的には別室の休憩室を使わせていただいている状況でありますが、市民の方が来られたときには、奥のほうにあって非常にわかりにくくなっております。今後、文化会館も含めて、利用者が職場管理をしている者に声をかけていただいて案内するような形をつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。