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富良野市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月22日

(1)住宅政策について/(2)地方版総合戦略への対応について/(3)選挙結果の分析について

2015年6月22日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「住宅政策について」「地方版総合戦略への対応について」「選挙結果の分析について」について質問し、市長 能登芳昭、選挙管理委員会委員長 桐澤博、建設水道部長 外崎番三、総務部長 若杉勝博が答弁しました。

質問者
広瀬寛人 議員
答弁者
市長 能登芳昭、選挙管理委員会委員長 桐澤博、建設水道部長 外崎番三、総務部長 若杉勝博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 広瀬寛人

-登壇-おはようございます。さきの通告に従い、順次、質問をいたします。市長は、平成27年度市政執行方針に対するふらの未来の会の代表質問への答弁の中で、空き家問題やまちなか居住について、優良な住宅ストックの活用や老朽化した危険家屋の適正管理など空き家の体系化を図り、子育て世代の居住環境や高齢者の安全・安心な居住への移行促進を進めるための制度設計の調査や研究が必要と述べられました。全国各地の人口減少対策の試案にも、必ず子育て世代の居住環境や空き家対策、高齢者の住みかえ支援、コンパクトシティーに向けたまちなか居住等のメニューが見受けられ、今後のまちづくりを考える上で欠くべからざる懸案事項と言えます。人口減少社会に対するために設置された富良野市職員対策ワーキングチームによる対策の基本理念や、具体的な施策を盛り込んだ提言書の中にも子育て世代への住宅施策が盛り込まれました。富良野市においても、市長を本部長とする富良野市総合戦略策定本部を設置して、横断的な論議を行うと表明されました。そのような中、今般の機構改革において、建設水道部都市建築課住宅管理係が住宅政策係と変更されました。私は、人口減少対策問題に対するためにも、時期を得た改革と理解をしておりますが、その意図と所管の範囲について、確認の意味も含めて質問させていただきます。住宅管理係から住宅政策係へ変更された狙いや新たな所管範囲があるのであればお知らせください。また、富良野市総合戦略策定本部など、まち・ひと・しごと創生法に対応する組織と担当部署とのかかわりをどのように図っていくお考えなのか、お聞かせください。次に、さきの代表質問の答弁にありましたように、空き家対策、子育て世代の住環境整備や高齢者の安全・安心な居住への移行促進などさまざまな行政目的にまたがる住居関連の問題は、福祉分野から経済分野まで範囲が広く、各課で共通認識を持ち、バランスのとれた施策立案が重要と考えますが、どの部署がどの範囲まで守備範囲なのか、あるいは、権限や責任を持つのかの枠組みづくりと、そのイニシアチブをどこがとっていくのか、お伺いします。また、総合戦略のスケジュールや数値目標との整合性をどのように図るお考えなのか、お聞きします。2項目めとして、地方版総合戦略への対応について伺います。1項目めでも触れておりましたが、市長が本部長とする富良野市総合戦略策定本部や、職員によるワーキングチームの設置など、取り組みが着手されたものと認識しております。このたびの取り組みは、ばらまき事業とやゆされた竹下内閣のふるさと創生1億円事業と違い、客観的数値目標と達成の進捗状況報告が課せられるとお聞きしております。計画立案と検証に必要な客観的指標の把握は絶対条件となるものと考えます。富良野市の基盤産業と非基盤産業の相関性や倍率など、地域経済効果の定量的把握が必要であると考えますが、認識と見解をお伺いします。次に、雇用創出と人口問題の基本方針に対処するための根拠数値の把握方法をどのようにお考えなのか、お聞きします。3点目に、地域経済の全体図とも言える産業連関表的なものを通して定量的、客観的な把握をするための取り組みをどのように考えられているのか、お聞きします。産業連関表そのものを作成するのか、経済産業省が提供する地域経済分析システム、通称RESASのようなもの、経済センサスをもとにオープンデータを活用して、地域の産業、雇用創造の関係をチャート化するものなどさまざまな取り組みがあると思いますが、富良野市としてはどのような手法を用いて客観的指標を把握されるおつもりなのか、お聞かせください。3件目といたしまして、選挙における投票結果の分析についてお伺いいたします。本年度は、統一地方選挙の年であり、選挙制度そのものや、議会、議員のあり方、報酬や担い手不足による無投票選挙など多くの視点で取り上げられ、民主主義のあるべき姿が論じられました。そのような中で、投票行為そのものに焦点を合わせた議論が少なかったように感じ、今後の大きな課題であるとの思いから質問をさせていただきます。ここ数年の選挙における投票率は、全国的にも低下傾向にあり、ネット選挙解禁と騒がれながらも、若年層の投票率が上がったとか、SNSを活用して候補者間の重要政策の違いが顕著になったとか等の前向きなニュースは、残念ながら見受けられませんでした。むしろ、高齢社会となり、他者の協力なしに自力で投票所まで出向くことのできない方、自筆で候補者名を記入することが困難な方が増加しているように感じられます。現在、富良野市選挙管理委員会で発行されている「選挙の記録」では、有権者数や投票者数、投票所別や時間帯別といった切り口でデータを開示されております。あわせて、不在者投票管理者別や不在者投票理由別、無効投票の内訳などが発表されております。選挙が終わると投票率が発表され、総体の投票率のみが大きく取り上げられますが、これからは、不在者投票の数や申請理由、郵便等による不在者投票の身障者や要介護者等の内訳などを細かく分析する必要があると思います。また、市民全員が郵便等による不在者投票制度を熟知しているとは思われず、大学や専門学校等で親元を離れた子供たちの投票、身障者手帳の区分、要介護の対象区分など、選挙が行われる前に啓蒙・周知活動が行われなければ消極的棄権が増加するように思われます。昨今の社会状況を分析して、富良野市を離れる学生層の数や高齢単身者、書類の証明すら困難になってきている方々へのフォローなど、配慮が必要な事項がふえていると感じます。そこで、3点質問をいたします。選挙結果の分析作業の範囲と必要性をどのように認識されているのでしょうか。さまざまな投票方式を市民に事前に周知する啓蒙活動の重要性をどのように捉えられているのでしょうか。高齢化時代の対応が現行の投票制度で対応できていると考えられているのか、お聞かせください。最後に、今後さらに高齢化が進むことを鑑みるに、私は、現行の郵便投票や代理投票を認める範囲を拡充しなければ、投票行為を行使しようと思っても、事実上、できない方々がふえていくことを危惧しております。また、投票用紙に投票者氏名を記述することが当たり前と思っているかもしれませんが、日本以外では、候補者名にチェックをつけるとか、候補者に与えられた番号を記入する等の仕組みが当たり前に行われております。日本国内でも、平成14年2月から、市町村長選挙、市町村議員選挙においては、その自治体が条例を制定することで電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法が法律の改正によって認められております。福井県鯖江市、宮城県白石市等を初め、町村でも取り入れられている自治体があります。現行の投票方式をしっかりと周知、啓蒙することと、次代を見据えて改善要望を募って、選挙民のニーズを把握する必要があると思います。そこで、2点質問をいたします。投票に関する改善要望事項を集約するお考えをお持ちなのか、2点目として、高齢社会に適合した制度改正の必要性を認識されているのかをお伺いし、第1回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-おはようございます。広瀬議員の御質問にお答えをいたします。1件目の住宅施策についての1点目、所管部署と範囲についてであります。住宅管理係が住宅政策係と名称を変更した意図と所管範囲の変更につきましては、これまでの住宅管理係は、公営住宅とともに、民間を含めた住宅施策に関する部署として業務を行ってまいりました。本市におきましては、少子高齢化の進展に伴う人口減少により、住宅のストック量は十分充足されている状況にあり、これまでの量の確保から、空き家を含めた既存ストックの長期的な有効活用と、高齢化社会に対応した住戸の改善など質の向上を図るべく、住宅施策の方向性を示す富良野市住生活基本計画を平成25年2月に策定し、進めてきたところであります。また、平成26年11月には、空き家等対策の推進に関する特別措置法が公布され、本年5月26日に施行されました。この法律は、適切な管理が行われていない空き家等が地域住民の生活環境に影響を及ぼしていることから、生活環境の保全、空き家等の活用のために対応することを目的としており、地方自治体に対して空き家等対策の計画策定、実施を求めているものであります。これは、単に除去や修繕等による地域の住環境の改善だけにとどまらず、適正に管理された空き家の有効活用が図られるよう、これまで市民環境課において対応してきた空き家対策について、法律の趣旨を踏まえ、指導とともに、防止対策を初め、利活用に向けた誘導策等、相談業務窓口を一本化し、総合的な住宅施策として取り組むために、住宅管理係の名称を改め、住宅政策係としたものであります。次に、(仮称)富良野市総合戦略審議会と担当部署のかかわりについてであります。この審議会は、本定例会におきまして、富良野市総合戦略有識者会議設置条例について御提案を申し上げているところであります。今後、策定される総合戦略の中には、住宅政策係が担う施策がありますが、高齢者や子育てに対して福祉の向上を目的とする住宅に関する施策を活用する場合においては、これらの目的を所管する部署が担当することが望ましいと考えております。なお、住宅施策の推進に当たっては、庁内の関係部署との連携を図りながら進めていかなければならないものと考えているところであります。また、事業実施の段階において、国等への補助申請の手続を初め、市民に対する利便性を考慮した上で、住宅政策係が担うことが合理的と判断されるときは、その業務を担うべきものと考えているところであります。次に、2点目の施政方針の具現化の推進体制についてであります。空き家問題やまちなか居住、子育て世帯の住環境支援は、1点目でも申し上げましたとおり、空き家等対策の推進にかかわる特別措置法の施行に伴い、住宅にかかわる施策については都市建築課住宅政策係がイニシアチブをとってまいります。次に、総合計画と総合戦略の整合性をどのように担保するかについてであります。総合計画は、富良野市の総合的な振興や発展を目的とした本市の最上位の計画であり、人口減少克服や地方創生を目的とした地方版総合戦略は、富良野市総合計画の施策の一部として位置づけて策定してまいります。次に、2件目の地方版総合戦略の対応についての計画立案と検証に必要な客観的な手法についてであります。昨年11月に成立いたしましたまち・ひと・しごと創生法は、市町村に地方版総合戦略の策定を努力義務としており、その際、政策分野ごとに5年後の基本目標を設定し、さらに、基本目標の達成度合いを検証できる客観的な指数の設定を求めております。人口減少、少子高齢化が進展し、疲弊する地域経済を真の意味で活性化させていくためには、地域の現状や実態を正確に把握した上で将来の姿を客観的に予測し、その上で地域の実情、特性に応じた政策の立案とその実行が不可欠であります。そのため、国は、地域経済にかかわるさまざまな人の流れ、人口動態、企業間取引等のビッグデータを収集し、わかりやすく見える化したシステムを開発し、地方版総合戦略の立案、実行、検証を支援するための地域経済分析システムを公表しているところであります。市としては、地方版総合戦略における客観的な指標の設定は、この地域経済分析システムからのデータ活用を基本に考えておりますが、さらに具体的な施策の根拠となるべく数値が必要となる場合には、産業連関表やオープンデータも活用していく考えでございます。以上でございます。

答弁 選挙管理委員会委員長 桐澤博(選挙管理委員会委員長は2015年12月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。3件目の投票結果の分析についての1点目、投票率の分析についてであります。分析作業の範囲については、選挙の記録として、年齢別・男女別投票率、投票所及び期日前投票所における時間別投票状況により投票率などを分析しておりますが、投票率を分析することで投票率が上昇し、選挙をより市民の意思を反映させるためには必要であると認識しているところでございます。次に、投票方式の啓蒙活動の重要性については、投票制度も時代に応じて改正が行われており、平成に入ってからの大きな改正としては、投票時間の2時間延長や期日前投票制度の創設により、有権者にとって投票しやすい環境が整備されてきたところであります。投票制度には、選挙期日に投票に行けない、仕事や旅行などで住んでいる地域以外の場所に出かけているなどさまざまの状況を考慮して、期日前投票制度、不在者投票制度があります。本委員会としては、大切な一票を有効に生かせるように、選挙時には広報ふらの、富良野市ホームページ、ラジオふらの、各選挙の公示・告示日の新聞折り込みチラシなどの配付、また、選挙管理委員の街頭啓発などにより、投票制度について啓蒙活動を行ってきたところであります。選挙に関する啓発や周知は、選挙管理委員会として重要な業務でありますことから、先進地の取り組みなどを参考にしなから、効果的な投票率向上のための取り組みに努めてまいりたいと考えております。次に、高齢化時代への対応については、投票しやすい環境づくりとして、高齢者や足の不自由な方のために、投票所に車椅子の配置や、段差のある入り口には簡易スロープを設置するなど、投票所の環境整備を行うなど投票率の向上に努めているところであり、今後も継続して取り組んでいきたいと考えております。次に、2点目の改善事項の洗い出し作業についてであります。各投票所における投票に関する改善事項については、各選挙ごとに投票管理者及び投票事務従事者から報告を受け、対応を図ってきたところであります。御質問のありました有権者からの投票に関する改善要望事項につきましては、投票率向上のためにも、投票しやすい環境づくりは大変重要なことでありますので、本委員会としても取り組むべき課題として捉えているところでございます。投票に関する改善要望の集約について十分検討しながら、今後の方針を立ててまいりたいと考えております。次に、高齢社会に適合した制度改正の必要性の認識についてであります。富良野市の現在の有権者数は、平成27年6月2日の定時登録時点で1万9,166人でありますが、他市同様、有権者に占める高齢者の割合が年々増加していることもありまして、本委員会では、これまで、有権者に安全かつ安心して投票いただき、そのことが投票率の向上にもつながるよう投票環境の整備に取り組んできたところであります。投票所までの移動やさまざまな障がいのために投票しづらくなっている高齢者への投票環境向上施策について、本委員会としても努力を払ってきておりますが、法制度改正による対応の可能性も検討されるべきであると認識しているところでございます。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

それでは、まず、住宅施策のところから順に再質問させていただきたいと思います。市長の答弁の中で、いわゆる住宅のストックとしては充足をしている、ストックが充足している中で量から質への転換を図っていきたいと答弁をいただきました。また、代表質問の中で触れられていたことも含めまして、まちなか居住とか子育て世代のことも前向きに推進していきたいということでお話をいただいております。そういった中で、平成24年には、経済建設委員会の中で、住宅政策についての答申を出させていただき、その後に麻町の公営住宅等の建てかえ等の考え方についてただしたときに、麻町公営住宅はそのまま現地建てかえを進めていくということでございましたので、その関連としてお伺いさせていただきます。公営住宅は公営住宅として計画のとおりで、そのほかに、まちなかとか、いまの質への転換ということを施策として考えていくのだと思うのですが、住宅施策の中には借り上げの公営住宅もしくは家賃補助とかいろいろなメニューがあろうかと思います。こういったことについても、住宅政策係の中で検討を図っていくという考え方でよいのかどうか、御質問させていただきます。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。住宅政策係は、市長の答弁にもございましたとおり、今後、総合的な住宅施策のイニシアチブをとって進めていく係として位置づけされております。今後につきましては、福祉、環境、防災等も含めて、庁内横断的に連携した会議を持って、いま言われた借り上げ住宅、子育て支援、家賃等々といった具体的な制度の検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

いま、横断的に検討されるという答弁をいただきました。また、市長の答弁にあったように、担当については、適宜、判断していきたいということでございました。しかし、ちょうど本年3月に高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の第6期の策定で配付されておりましたが、この中にも高齢者の住宅等について触れられていて、大変すばらしい調査がなされ、方向性も出ております。つまり、私自身が思うには、やはり保健福祉の担当の方々と住宅政策係の方が、定期的にというか、時期を見てというのか、しっかり話し合う場所を持って計画を推進していくことが肝要だと思うのですが、そのあたりの見解についてお伺いします。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えいたします。住宅の関係につきましてはハードですが、中身の政策となると、議員がおっしゃるとおり、福祉関係についても非常に密接な関係があると思います。住まわれる方、子育て世代なのか、高齢の方なのか、介護を必要としてバリアフリー等々の住宅環境づくりが必要なのかと。そういうことで、議員がおっしゃるとおり非常に密接な関係を持って制度設計をしていかなければならないというふうに考えております。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

空き家の部分の条例については、今般、国のほうで改定されて、各自治体が動きやすいような法整備がなされました。また、市長の答弁にありましたように、一つは危険家屋になる前の状態で有効活用していくことの重要性をお話しされていました。私も全く同じように考えますが、結局は、固定資産税を払ってもらえる有効な家屋がまちなかに多くあるということは、その活用も含めて、納税の部分も含めて重要なことかというふうに思っております。税の部分で言うと、空き家にさせないことが一つ、それからもう一つ、公営住宅的な部分でいくと、先ほどのお話に出ていたような借り上げとか家賃補助、つまり、行政ではなく民間が所有していて、その部分を活用しながら固定資産税として納税いただくという部分が非常に重要なことだと思っておりまして、こういった部分で行くと、税務課にも議論にのっていただくことが必要かと思います。横断的というのは、そこの部分も含めているという考え方でよろしいかどうか、確認させていただきます。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

空き家の関係でございますが、今般、措置法が施行されました一番のメリットは、固定資産税の情報を共有できることでございます。新聞で報道されているように、いきなり代執行だということではなく、まずは誰が所有しているのか調査し、それから、指導、勧告、命令、そして、最終的には代執行という形になっていくのですが、それなりの手続を踏んでまいります。これには時間を要しますが、その中で一番のメリットは、誰が所有しているか、または、誰が相続しているといった情報を法に基づいて受けられることでございます。そういった意味でも、固定資産税等々の所管部署との関係は、もちろん連携が深まっていくというふうに考えてございます。以上でございます。

再質問 16番 広瀬寛人

いま、部長から答弁いただいたように、本当に一般市民は富良野市が持っている情報は全部共有できるというふうに思いがちなのですが、法律によって庁舎内でも別のところでは情報を勝手に使えないという縛りがあるのでなかなかうまくいかなかった、それで今回の改正がなされたところがあるので、ここの部分は本当に有効活用して住宅施策の質を上げていただきたいと考えております。次に、総合戦略のデータの部分について再質問をさせていただきたいと思います。市長の答弁では、基本的には経産省のRESASを中心に定量的な数値の把握をしていきたいと答弁されたと受けとめております。その中で、雇用と人口、稼ぐ部分のデータについては、これからRESASに数字を入れて捉えていくことも必要かと思いますが、私は現時点で総務省のほうで平成24年の経済センサスをもとにデータを分析されていると確認しておりますけれども、そのあたりの把握、そして、その分析はなされているのか、1点御質問させていただきます。

答弁 総務部長 若杉勝博(総務部長は2018年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えいたします。基本的に、データの活用につきましては、先ほど答弁させていただきましたとおり、地域経済分析システム、いわゆるRESASを用いて分析していきます。なお、必要があれば、購入、生産、販売という経済の流れが見える産業連関表も使いたいと考えております。RESASのいまの動きですが、私どもは、4月に公表されて、活用できる部分については既に一定の分析をして、今後、これを素材として論議をいただくことにしております。いま、運用が開始されている部分は、一つは人口動態、もう一つは地域経済のデータであります。人口動態については、死亡、出生にとどまらず、どの地域から富良野に転入をされてきているのか、あるいは、どの地域に転出していっているのかというデータがわかります。また、経済でいけば、主に製造業、サービス業のデータでございますが、企業間の取引状況がわかるデータでございまして、その中では、例えば富良野の農産物はどの地方にどれぐらいの額が出荷される、そうした分析が出ております。この後、いま、国のほうでさらにデータの追加が検討されておりまして、8月ぐらいに市町村においてもそれが使える状況になろうかと思います。追加されるデータとしては、いま申し上げたものに加えて農業と医療です。農林水産業においては、全ての農林業の就業者数あるいは法人ですが、これは、農林業センサスのデータがもとになっていろいろな分析ができるデータです。それから、医療、福祉においては、厚生労働省における2次医療圏の情報ということで、医療機関あるいは介護施設の情報を分析できます。加えて、先ほどの製造、サービスにおいては、さらに財務情報、保有特許の状況も分析できます。あるいは、資金循環のデータも提供される予定です。それから、外国人観光客の消費行動といったデータも追加される予定というふうに伺っております。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

いま、部長のほうから、RESASの仕組み、メリットについては御答弁いただいたというふうに解釈いたします。私が冒頭に御質問をさせていただいたのは、総務省が発表している平成24年の経済センサスをもとに分析したデータに目を通されて活用されているのかどうか。つまり、雇用力、従業者割合、それから稼ぐ力、修正特化係数をチャート式に押さえたようなもので、そこに勤める従業者数が経済、そして稼ぐ力に、いわゆる利益にどれだけ貢献しているかといった現時点の分析について、総務省の平成24年の経済センサスをもとにしたものが出ておりますので、そういったものを活用されているのかどうなのか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 若杉勝博(総務部長は2018年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えをいたします。いま、お尋ねの経済センサスに基づいてということではありませんが、RESASでも似たような範疇のものが出ております。こちらについては、人口、経済の一定の分析を既に終えております。ただ、その公表については、いまは事務局段階で一定の整理をされた段階なので、今後、有識者会議などにこれを公表し、その分析に対する意見を賜りながら、果たしてその判断がいいのかという作業に入っていく流れになろうかと思います。以上です。

再質問 16番 広瀬寛人

いまの答弁で1点確認ですけれども、いま整理したものをこれから公表していくというお答えだったと思います。ということは、そのデータについては、民間のほうでも活用できる場面をつくっていくということでよろしいのでしょうか。

答弁 総務部長 若杉勝博(総務部長は2018年3月まで)

再質問にお答えいたします。今後、有識者会議もそうですが、商工会議所においてもプロジェクトチームを立ち上げておりまして、私どもはこちらとも意見交換をさせていただきたいと考えております。現状で事務局が整理したデータがあり、そして、会議所でもいろいろな論議、あるいは、数値を使って分析されていると思いますので、意見交換の中でそれぞれの数字をぶつけて、果たして富良野に合った施策、事業はというようなことで進めさせていただければと思っております。

再質問 16番 広瀬寛人

それでは、選挙管理委員会の所管の部分に移らせていただきたいと思います。先ほど御答弁をいただいた内容では、今後、非常に前向きに改善を図るための取り組みをいただけるというふうに理解しております。1点ですが、先ほど、広報ふらの、ホームページ、ラジオ等で投票についての呼びかけは行ってきたという御答弁をいただきました。私も目を通しているつもりではいるのですが、見落としがあるのかもしれませんので、ちょっと確認をさせていただきます。いわゆる郵便投票と代理記載等の制度というのは、現時点で日本国内にあって、たまたま総務省が出しているホームページですが、代理制度について非常にわかりやすく、どういった方が代理できるのか、もしくは郵便投票ができるのかが載っております。これは、要介護者で言うと認定の5段階で1から4までは該当にならないとか、身障者手帳の部分でいくと1から3級で、個別のものも設けられている等々があるかと思います。今回の広報ふらの、ホームページ、ラジオ等ではこういったところまでわかりやすい形で周知されていたかどうか、確認をさせてください。

答弁 選挙管理委員会委員長 桐澤博(選挙管理委員会委員長は2015年12月まで)

お答えいたします。郵便等による不在者投票等につきましては、重度の障がいがある方、要介護5の方についてできるという案内でございました。いま御指摘のように、身体障害者手帳の両下肢、体幹、移動機能障がいの1級もしくは2級の方等の具体的な事例で例示するような紹介はしておりませんでしたので、今後は、ただいま指摘がありました区分等に分けて広報してまいりたいというふうに考えております。

再質問 16番 広瀬寛人

いろいろな意味でその改善要望も意見集約もこれから考えたいという前向きな御答弁をいただいたのですが、先ほども触れさせていただいた第6期の介護保険事業計画について、選挙管理委員会のほうではお目通しするなり、もしくは、この部分を実際に分析なされたのかどうなのかというところを確認します。そして、非常によく調べていただいておりますが、その中で、自分の名前も含めて書類関係に記載することが困難である割合というデータも出ております。年齢別であったり、また、要介護になれば十四、五%の人が書類に署名をすることすら困難になってきていることも富良野市が行う分析の中でしっかり捉えております。私は、こういったことは、同じ富良野市の組織の中でしっかりと十二分に反映させていただきたいというふうに思っております。特に、高齢者の部分については、福祉分野の所管と情報交換しながら選挙制度のあり方についても立案していくことが重要だと考えますが、見解をお伺いいたします。

答弁 選挙管理委員会委員長 桐澤博(選挙管理委員会委員長は2015年12月まで)

御質問にお答えいたします。ただいまの御質問についてですが、深い検討がされていない状況にあると考えております。保健福祉部の調べでは、障がいを持つ方で郵便投票等に対応できる方がかなりの人数に上っていることを把握しておりますので、今後、そのような方々への対応を検討してまいりたいというふうに考えております。

出典:富良野市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月22日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる