富良野市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日
(1)中心市街地活性化について/(2)朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場整備事業について
2013年12月11日、富良野市議会の一般質問で、日里雅至議員が「中心市街地活性化について」「朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場整備事業について」について質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、経済部長 原正明が答弁しました。
- 質問者
- 日里雅至 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、経済部長 原正明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 日里雅至
-登壇-通告に従い、順次、質問をいたしてまいります。中心市街地活性化について、1点目は、東4条街区再開発についてお尋ねをいたします。富良野市の人口は、昭和40年まで増加傾向にあり、ピーク時には3万6,627人を数え、その中で富良野市中心市街地は住宅地、商店街、公共機関、金融機関、医療機関、娯楽施設などを包含し、情報、文化の発信拠点として富良野の経済の中心として発展してきました。しかし、昭和40年以降、人口は減少に転じ、昭和50年には3万人を割り込み、現在は2万4,000人弱と減少いたしております。あわせて、車社会の進展、経済の振興などによってライフスタイルが多様化する中、近隣都市への買い物、大型店の郊外展開、ネット通販など消費動向が変化しています。現在、中心市街地は、土地や家屋権利所有者が高齢化し、地価も割高なために郊外に新興住宅街が開発され、周辺に人口が流出し、市街地には空き地、空き家が点在しているのが実情であります。市街地がこれまで有してきた生活の場としての機能、コミュニティー活動の維持も厳しい状況にあります。市は、東4条街区の活性化の基本方針として、にぎわいの創出による商業の活性化の推進、利便性、機能性に富んだまちなか居住の推進の方針を打ち出しています。現在、東4条街区再開発事業も新しい店舗が続々と建設され、高齢者住宅も建設され、今後は保育所、全天候型多目的施設などの建設が予定されております。大変期待をするところであります。そこで、お尋ねをいたします。1点目は、本事業の進捗状況について、2点目は、今後のスケジュールについて、3点目は、国及び北海道との協議についてお尋ねをいたします。次に、次期中心市街地活性化基本計画についてお尋ねをいたします。東4条街区再開発事業完了後、進められる計画の策定が必要と考えますが、そこで、お尋ねをいたします。1点目は、次期中心市街地活性化基本計画策定に向けた取り組みの進捗状況についてお尋ねをいたします。2点目は、今後の策定スケジュール、3点目は、サンライズパーク構想の見通しについて、4点目は、将来の行政施設の改築と土地利用について伺います。続きまして、2件目は、朝日ヶ丘総合公園多目的運動公園整備事業についてお伺いをいたします。この件につきましては、6月の定例会にも質問いたしておりますので、前段を省略させていただき、簡潔に質問をいたします。まず、6月以降の事業進捗についてお尋ねをいたします。2点目は、体育協会関係団体との協議内容についてお伺いをいたします。3点目は、今後のスケジュールについて、4点目は、課題解決に向けた対応についてお伺いし、1回目の質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-日里議員の御質問にお答えをいたします。1件目の中心市街地の活性化についての1点目、東4条街区再開発についてであります。本事業の進捗状況につきましては、施行者でありますふらのまちづくり株式会社が本年5月30日に北海道から権利変換計画の認可を受けまして、建物解体除却、それから建設工事に着工し、現在のところ、サービスつき高齢者向け住宅など4棟の建築工事が完了いたし、引き渡し済みとなっているところであります。今後のスケジュールにつきましては、東5条通の東側に個別店舗が再配置され、クリニック、調剤薬局などが建築される予定となっているところであります。また、平成26年度には、商業・マンション棟及び市立保育所等を建築する予定となっており、平成26年度末の完了を目指しているところであります。国及び北海道との協議につきましては、現在の富良野市中心市街地活性化基本計画が平成26年3月までの認定期間となっていることから、本事業が円滑に進められるよう引き続き協議を進めてまいりたい、このように考えているところであります。次に、2点目の次期中心市街地活性化基本計画についてであります。策定に向けた現在の進捗状況といたしましては、東4条街区市街地再開発事業を完了し、引き続き中心市街地の活性化を推進するためには、第2期計画の認定を受ける必要があると考えており、現在、第2期計画策定について国と協議を進めているところであります。去る11月28日には、第2期計画の概要及び現行の富良野市中心市街地活性化基本計画の計画期間の延長などについて内閣府と協議を行ってまいりました。今後の策定に向けたスケジュールにつきましては、内閣府の指導を受け、平成26年度の早期の認定に向け、取り組んでまいります。次に、サンライズパーク構想の見通しについてであります。現行計画での基本構想は、引き続き第2期計画に盛り込み、各種補助事業の活用やソフト事業を含めた事業の組み立てなどを検討してまいります。次に、将来の行政施設の改築と土地利用についてであります。現在、基本計画に基づき、中心市街地の77ヘクタールの区域で、利便性が高く市民が暮らしやすいコンパクトシティーを目指しているところでありますが、今後、行政施設の建てかえが必要な場合にありましては、その施設の設置目的や利用の利便性などを総合的に検討、判断をしていく必要がある、このように考えているところであります。以上であります。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
日里議員の2件目の朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場整備事業についてお答えをいたします。平成25年第2回市議会定例会以降の朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場整備事業の経過でございます。関係部局と協議を行いながら整備方針が固まりましたので、平成25年第3回市議会定例会への実施設計委託費計上に向け、8月21日にNPO法人ふらの体育協会及びラグビー協会、サッカー協会に対し、説明、意見交換を実施したところでございます。意見交換におきましては、平成18年度スポーツ振興審議会の答申及び平成21年1月にNPO法人ふらの体育協会より富良野市長に出されましたラグビー場、サッカー場グランド新設要望から、これまでの経緯並びに今回ほぼ要望どおりの多目的運動広場、競技場等の建設を予定することについて説明したところであります。その中で、ラグビー協会からは、競技場のサイズの要望と高校生の管内支部予選会や練習としては利用したい旨の意見と、サッカー協会からは、人工芝の検討とこの計画どおりで推進してもらいたいとの意見をいただき、最終的に体育協会役員及び競技団体から整備に向けた了承をいただいたところであります。なお、8月21日の意見交換で要望のありました人工芝につきましては、後日、北海道建設部都市環境課に確認をいたしましたが、朝日ヶ丘総合公園の当初整備には国庫補助金が交付されていることから人工芝は認められないとの回答を得たところであります。このような状況を踏まえ、市としても最終調整を行い、平成25年第3回市議会定例会に実施設計委託費を計上するよう進めてきたところでございますが、今回の整備に当たっては、もう少し体育協会と施設建設に向けて意見協議を十分に行う必要があると判断をし、実施設計委託費の計上につきましては先送りをしたところでございます。その後、10月8日に教育委員会とふらの体育協会との意見交換会を開催し、8月21日の意見交換会からの経過、そして、これからの未来を託す子供たちのためにどういう形でスポーツ施設整備を図っていくかをテーマに話し合ってまいりました。その中で、公式サイズの競技場として建設する場所と芝の維持管理を10年、20年先を見据えて検討する必要があり、さらには、子供たちが自転車で移動できる場所が望ましいとの意見が出され、今回計画していた朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場にラグビー場、サッカー場を建設していくことは難しいとの認識で終了したところでございます。2点目の今後のスケジュールと課題解決に向けた対応についてでございます。事業の推進に当たりましては、御承知のとおり、これまでも人材開発センター運動広場や水処理センター前の広場、陸上競技場内フィールドを検討し、十分な面積が確保できないことやフェンスの設置が必要なことから断念をしてきた経過がございます。また、8月21日及び10月8日の体育協会との今後におけるスポーツ施設整備の意見交換等を踏まえ、朝日ヶ丘総合公園多目的運動広場にラグビー場、サッカー場を建設することについては、断念せざるを得ないと判断したところでございます。今後は、改めて時間をかけながら、市民や子供たちが安全で安心してスポーツ活動が推進できるスポーツ施設づくりに努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 17番 日里雅至
中心市街地の関係であります。いま進められている計画が終わって、次に計画を立てなければならないというお話でございました。サンライズパーク構想の関係でございますが、この件に関しては、代表質問の中でもいろいろとお話をさせていただきました。要するに、店舗跡地の駐車場の活用のみならず、例えば、無頭川の整備や周辺の空き地の集約化、市民、観光客が集えるような広場、まちなかの関係でいま叫ばれております都市防災機能を兼ねた緑地の広場ですとか、いろいろ多様な機能を備えた領域を目指すというようなことを次の計画に盛り込む考えはないか、まず、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 原正明(経済部長は2017年3月まで)
日里議員の再質問にお答えいたします。サンライズパーク構想の関係でございます。現在の計画の中に位置づけられておりますサンライズパーク構想について、具体的な着手をできなかったということでございます。現在、内閣府と協議し、指導を受けながら、次期計画の策定に向けて取り組みを進めているところでございますけれども、まず、一つ目としては、東4条街区市街地再開発事業、ネーブルタウン事業がこの計画内に終わらず、計画をまたいでしまうこと、それから、サンライズパークに構想については、いま着手されていないということで、この二つの事業については次期第2期の計画の核事業になるというふうに考えております。ただ、事業の中身といたしましては、いま、日里議員からお話をいただきましたけれども、内閣府の指導によりまして、5年間でしっかりと事業をできるものということがございますので、そちらについては、内閣府の指導に従って次期計画の策定を図っていく必要があるというふうに考えているところでございます。
質問 17番 日里雅至
駅前の再開発を含めて、いま、東4条街区について、市が言っている回遊性、それからまちなか居住といった中ではなかなか効果を見られていないのかなという私自身の感想なのです。そういったことを含めて、やはり、動線をどうつくっていくかということの大切さはあるのかなというふうに思います。そういった中で、4点目にありました将来の行政施設の改築、土地利用といった部分で、もう一つ、市役所、それから文化会館の改築の考え方を含めて、この施設も77ヘクタールの中に入っているわけでございます。そういったことも含めて、要するに、行政施設、マルシェ、サンライズパーク構想、そして駅前といった形の動線をつくっていくことは、将来に向けて富良野のまちのよさをさらに引き出すのではないかというふうに思います。本当に、まちなか居住を含めて、回遊性を持つ可能性があるのではないかというふうに思っております。部長答弁は結構でございますので、市長は、将来のこういった構想を含めてどういうお考えをお持ちなのか、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
日里議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。サンライズパーク構想については、ただいま部長が御答弁させていただきました。日里議員の御質問は、サンライズパーク構想の中にさらに拡大をした形の中で計画にのせられないかという御質問と受けとめてお答えをさせていただきたいと思います。一つは、事業主体がまちづくり会社であります。実際に事業主体が持っている状況の中に、これから再開発をやるにしても、それに参加する人たちには負担が出ますから、それを前提にして物事を進めていかなければなりません。ですから、それらに参加する人にそういうことで同意を得られるような状況づくりをしていくということになりますので、短期間でそれをやるのはなかなか難しいのかなということは、1点、考えられるような状況でございます。二つ目に、市役所、文化会館を含めてということですから、これはもう既に77ヘクタールという大きな範囲に市役所と文化会館が入っているわけであります。議員から御質問を受けた中で、将来の市役所、文化会館の構想というものは、現在、内部で一部検討をさせていただいておりますけれども、内部検討だけではなかなか進まない状況もあるというふうに私自身も判断いたしております。もう一つは、これからどういう財源をつくっていくかということもございますから、これらの問題については、やはり、近い将来、市民会議的なものを含めた中で御検討をいただいて方向づけをしていくことが必要でないか、このように感じているところであります。さらに、サンライズパーク構想の中で、この5年というのは非常に期間が短いわけであります。御存じのように、ルーバン・フラノ構想の中でも、それぞれ参加する方々の折衝になかなか時間がかかって認可を受ける時期が少しおくれてしまったという現況でございます。そういうことを考えますと、やはり、相当慎重な中に、いま御質問いただきました市街地の回遊をどう構築していくかの全体像というものを、いま一度、やはり考えていく状況づくりをしていかなければないというのが私の考え方でございまして、いま、御質問あったことも含めながら、これから検討していきたいというのが本音の状況でございますので、その点でひとつ御理解を賜りたい、このように思います。
質問 17番 日里雅至
中心市街地の関係につきましては、御期待を申し上げます。それから、朝日ヶ丘公園の事業の関係でございます。教育長が本当に非常に御苦労なさっていろいろと折衝していただきました中で、断念をせざるを得なかったということであります。この件に関しましては、前回もお話しましたが、北の峰地区の振興計画の中でというお話もありましたが、私は、前回、こういうお話をさせていただきました。北の峰地区は、住民の生活の場、そして、スキー、アウトドア、観光の拠点、演劇工場などの文化、演劇の拠点、そして、基幹産業である農業、自然景観、環境の拠点、それから、介護施設など福祉の拠点ということで、最近は、サクランボですとか、果実ですとか、花といったすばらしい資源があるところだというお話をしました。そして、市長の言う農村観光環境都市の形成にまさに合った地域であるというふうに思っておりますし、北の峰地区については本当に富良野の宝だというふうに私は思っております。その中で、もう一つ、スポーツということで、多目的運動公園もそういった計画に位置づけてやっていくというようなお話でしたけれども、今回は断念だということでございます。すばらしい朝日ヶ丘総合公園の多目的広場といった中で、それも活用して今後どのように展開していくのかといったところをお聞かせいただきたいなと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
日里議員の朝日ヶ丘公園の関係について、再質問にお答えをさせていただきたいと思います。朝日ヶ丘公園につきましては、いま、議員の御指摘のとおり、北の峰地区の今後の状況におきましては、富良野市の一つの大きな観光拠点になる場所ということで、観光計画を策定していたところであります。これは、それぞれ地域の住民の方々も参画をしてつくった計画であります。そういう状況の中で、今後、北の峰地区の総合的な発展、観光を含めた地域振興づくりということで、運動公園の関係で御提案を申し上げていた中身でありますけれども、先ほど教育長が最終答弁をさせていただいたとおり、断念をする結果になったということであります。これは、どこが悪い、どこがいいということでなく、やはり、体育協会の全体像の中で、それぞれが抱えている論議並びにそれに続く状況づくりが欠けている面もあったのではないかということと、もう一つは、行政もやはりそれに関してもう少し積極的なアピールも足りなかったのかなと、私はそんな感じを強くいたしているところであります。今後のこの地区に対する状況づくりは、一応、教育長としても断念したということでございますので、これからいろいろな状況を考案しながら、さらに将来の北の峰地区の状況で、ただいま御指摘がございました朝日ヶ丘公園と合体するような状況づくりの中で北の峰の振興を図っていくという大義がございますから、それらを十分考察する上において、これからそれぞれ考えていかなければない大きな課題の取り組みと、このように認識をいたしているところであります。以上であります。
質問 17番 日里雅至
教育長にお伺いいたします。今回、こういう結果になった中で、いろいろと候補地が上がってきていました。その中で、何といっても子供たちのためにあるといいますか、夢がかなうといいますか、そういった思いのある施設になっていけばいいなというふうに思っています。教育施設でございますので、私もいろいろ言うばかりではなくてちょっと考えたのですけれども、陸上競技場の改修ということです。スポーツセンターは、耐震を含めて、何かちょっとあるというようなお話も聞きました。その中で、正式な陸上競技ができる広さのものをきちっとつくっていくとか、それから、トラックを全天候型にするとか、そういったところを包含しながら新しいものをつくっていかれたらいいのかなというような感じもしております。十分な面積とか、それから、それぞれの公共施設の改築含めていろいろとあろうかと思いますので、焦らずにゆっくりと皆さん方と協議していただきながら進めていかれればなというふうに思うのですけれども、その辺のことについて。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
日里議員の再々質問にお答えをさせていただきます。いま、日里議員からるる御質問を受けましたけれども、御存じのように、小学生も中学生も高校生も、本当にスポーツの精神力、あるいは気力を含めてかなり兼ね備わってきたな、こんなふうに思っております。その中で、子供たちに夢を与えるスポーツ施設、また、安全で安心なスポーツ施設づくりということは極めて大事なことであります。しかし、今回、先ほど御答弁をさせていただきましたが、断念せざるを得ないという方向になりました。いま、御提案をいただきました富良野スポーツセンターの周辺と陸上競技場の部分も含めて、先ほども御答弁をさせていただいておりますけれども、24ある競技団体を包含しているのは体育協会でありますので、そことも十分詰めて、それから、学校関係者とも膝を交えて、少し時間をかけて全体を通して総合的にまた検討していきたい、こんなふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。