みんなの議会

富良野市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月21日

(1)地域医療について/(2)国際交流について

2010年6月21日、富良野市議会の一般質問で、天日公子議員が「地域医療について」「国際交流について」について質問し、市長 能登芳昭、保健福祉部長 中田芳治が答弁しました。

質問者
天日公子 議員
答弁者
市長 能登芳昭、保健福祉部長 中田芳治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 天日公子

-登壇-通告に従い、順次質問をいたします。1件目、富良野市の広報に毎年市民意識調査が掲載されます。今年はまだ掲載されていませんが、いままで毎年力を入れてほしい施策の中で、上位を占めているのが、市内の医療体制であり、安心して生活をする基盤となる要望となっております。市内では、富良野協会病院が地域センター病院を担い、平成19年5月に安心できる地域医療の確立ということで改築され、市民から大変期待され開院されました。3年経過しましたこの頃は、市民から待ち時間が長過ぎるなどと聞くことはなくなりました。救急医療受診についても、軽症患者の安易な救急受診で、2次医療機関への集中となり、医師不足と過酷な勤務状況となって問題になっていました。救急医療対策委員会の協議検討の結果、昨年4月から1次救急医療と2次救急医療が富良野協会病院で診療され、市民としては、当番医がどこなのか迷わずに受診することができるようになりましたので、大変都合よくなりました。現在のこの救急医療体制を続けてもらうには、市民も注意して、普段からの平日の時間帯に早目の受診を心がけ、かかりつけ医に見てもらうようにしていかなければなりません。そのような心掛けが、救急医療に関わる医師の負担の軽減となり、市民が救急時に、安心して受診できる病院を守ることにつながると意識しなければなりません。遡りまして、平成17年2月17日に地域センター病院改築に伴い、基本構想についての確認書が交わされております。地域センター病院の改築に伴い、地域センター病院の中核医療機関として、圏域の医療ニーズに沿った医療体制の確保、施設の充実を図り、地域医療の総合的な確立を目指す10項目の内容で、富良野地区広域市町村圏振興協議会長、富良野市長、富良野医師会長、社会福祉法人北海道社会事業協会理事長の4者で、地域センター病院改築に伴う基本構想についての確認書に調印しております。確認書の内容10項目が、市民に周知され、10項目について着実に実施し、地域医療の確立に向け努力しますとあります。調印され5年を経過いたしましたので、何点か実施状況をお聞きいたします。1点目、診療科目などの整備充実について、現状と課題、対策について。2点目、病病、病診連携の現状と共同利用設置運営委員会の現状。3点目、巡回診療及び訪問診療などの効果的な促進についての進捗状況。4点目、地域センター病院運営委員会の現状。5点目、医療ニーズに沿った病院運営の改革、推進について。次に2件目、今月16日に、富良野市議会定例会で、地域センター病院に関わる産婦人科の診療体制について、4月からの非常勤医師による診療が、8月下旬から常勤医師1名が決まり、診療開始されることについて行政報告がありました。次の日17日に、この朗報について新聞報道がされました。私が聞いていたところでは、地域センター病院である富良野協会病院では、4月から新妊産婦の受け入れがなく、病院に行ったけれど受け付けてもらえなかった。また、里帰り出産をしてもらおうと思っていた親たちも本当に困っていましたので、市民はこの報道でとても安心されたことと思います。地域周産期センター病院である富良野協会病院産婦人科の常勤医師については、産婦人科医師が大変少ない中、富良野に来ていただくことができたことは、市民全員が喜んでいることと思いますし、本当に多くの方が努力され、これに関わった人たちには大変感謝を申し上げます。産婦人科の医師が少ないことは十分承知しておりますので、産婦人科固定医が決まったことは、他の地域周産期センター病院の状況と比べてみても、産婦人科医師の不在のところがありますので、富良野はとても恵まれていると感じております。しかし、地域住民や移住してきて身内がいない人たちが、子どもを安心して富良野で産むことができるように、今回のように心配しなくてもよいようにしていかなければなりません。富良野地域周産期センター病院に常勤医がいていただくには、医師の仕事の軽減があると思います。平成20年10月に5年間を目処に作成されました、北海道医療計画富良野地域推進方針があります。この計画の中で、周産期医療体制について書かれており、地域の医療の現状として、産婦人科医師数は常勤医1人であり正常分娩を行う産科医療を維持することが厳しい状況となっています。実態として、富良野医療圏における平成20年度の分娩の状況は347人出生中162人が、地域周産期センター病院である富良野協会病院で分娩され、医師1人で対応されておりました。また、地域の課題として、地域周産期センターにおける産婦人科医師及び助産師の確保などについては、産婦人科医師1人体制の解消と正常分娩を取り扱う医療体制の確保のために、産婦人科医師と助産師の確保が必要であります、とあります。また、施策の方向と主な施策の中には、地域周産期センターの整備には、総合周産期センターから自家用車での妊産婦の冬季間の移動時間が、概ね120分、移動距離が概ね100キロメートルの範囲を超える地域を抱え、また、他の2次医療圏からの分娩を受け入れている地域であり、地域の産科医療を確保する必要があります。当圏域は北海道と連携して、優先的に産婦人科の医師をはかるとして、北海道社会事業協会富良野病院の産婦人科医師や助産師の確保を推進しますとあります。これまでの富良野の医療現場の産婦人科医は、献身的に昼夜を分かたぬ勤務を行ってきています。産婦人科の労働環境を改善することが、これから来られる医師に富良野で長く勤務をしていただけることに、つながるのではないでしょうか。医師が、長く富良野の医療に従事できるようにするためには、医師の1人体制の解消が必要です。質問、これらのことを踏まえて、地域周産期センター病院の常勤医師の複数体制について、富良野市としてはどのように考え、今後どのように対策されていくのかお聞きいたします。2点目、国内や海外の都市といろいろな分野で、仲よくつき合いをしていこうというお互いの意思表示が友好都市提携です。富良野市における友好年都市提携は、昭和53年に西脇市とへそが取り持つ縁で、両市の間に友好親善の話が交わされ、市民交流による地方都市の個性と魅力を広く内外に誇示しながら、産業・教育・文化の交流を図り、市政の発展を念じ友好都市親善協定書が結ばれております。また、シュラートミンク市とは、昭和52年に市民憲章に基づき、相互の友好親善に寄与することを目的として定め、両市民の交流、ウインタースポーツ、観光、その他の面における資料の交換及び相互援助、相似団体間の親睦、交流、会報の発行事業を行うことを決めて調印されております。記念に昭和58年には西中学校横にシュラートミンク市、富良野市、西脇市の友好都市の碑が建っています。富良野市は、西脇との交流は何か事ある毎に行っており、昨年の7月には、へそ祭りに来た西脇市と、富良野市を訪れたシュラートミンク市が、ともに交流を深め、交流都市の輪を広げました。富良野市は、国内・国外それぞれ1ヶ所ずつ友好都市を結んでいます。シュラートミンク市とは頻繁な交流はありませんが、それでもとてもよい関係が続き、市民としては好感を持っております。4年前の平成18年5月、静岡で第28回エイペックアジア太平洋経済協力で21カ各国が参加しております、観光作業部会の会合が行われました。各国の観光行政担当者が集まり、議題として2006年のエイペック優先分野である観光及び文化交流の促進、青少年交流、友好都市交流の促進などの議論がされました。会合では、地域間の連携促進のため、青少年交流・友好都市交流の重要性が強調され、促進についての共同声明がありました。この分野の活動のもたらす効果は大きいので、大いに注目に値すると訴えております。内容は、修学旅行や青少年交流プログラムなど教育交流を初めとする若年層の国際観光交流の拡大は、国際相互理解の増進に大きく役立ち、国際交流を増加させ、国際理解教育を促進し、国際交流を通じた地域の発展を強化するものである。また柔軟な感受性を持つ青少年は、国際交流を経験する中で海外の文化、習慣及び伝統に触れて理解を深めることにより、真に国際的な人材に育ち、自分自身が将来にわたり観光や仕事で繰り返し海外へ旅行するだけでなく、友人や家庭をも世界へ誘うものであり、観光の観点からは、青少年の国際交流は中長期的な国際相互交流を育む基礎を形成すると言えるとあります。また、国際友好都市提携は、文化、スポーツ、教育などの分野でさまざまな交流事業の契機となるものであり、これらの事業は、市民参加による草の根レベルの交流の拡大に大きな役割を果たしているとともに参加者自らの地域コミュニティーの活性化とその魅力を見つめ直す機会を与えているとあります。エイペック観光作業部会では、青少年交流及び友好都市交流の重要性を再確認し、これらの分野の観光交流を促進していくべきとの見解にいたり、今後、青少年交流及び友好都市交流などの草の根レベルの交流がエイペック域内における社会的経済的連携の緊密化、相互理解と友好親善の進化及び相互の人的交流の拡大に大きく寄与しているものと考えるとあります。そこで質問いたします。市長の所信表明にあります農村観光環境都市に向けて、国内だけではなく海外交流により、一層の発展充実に向けて文化・教育・スポーツ・観光・経済など、さまざまな分野で人と人とが触れ合う国際友好都市として、アジアの国との締結ということも考えていくことが必要ではないでしょうか。また、友好が頻繁になることにより、経済観光の発展にもつながると思いますが、考えをお聞きいたします。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-天日議員の御質問にお答えいたします。1件目の、地域医療についての1点目、医療体制の確立について、地域センター病院改築に伴う基本構想についての確認書から、その現状と課題、進捗状況についてお答えをいたします。1つ目の診療科目等の整備の充実についてでありますが、平成19年4月の改築時、診療科目は13科で、医師数は非常勤含め28.6人から平成22年4月現在、診療科目は心臓血管外科、神経内科がふえ15科、医師数は29.5人となっております。また、皮膚科医師は改築以降固定化されておりますが、呼吸器科は週1回、非常勤医師による診療が継続をしているところでございます。人工透析やリハビリテーション施設の充実につきましては、透析装置を増床し、低周波治療器、過流浴装置等高度医療機器の整備により、地元での透析治療が容易になり、リハビリの治療効果もさらに良くなっております。また、循環器科・泌尿器科・整形外科の高度医療機器の導入におきましては、高精度のエックス線CTやエックス線TV、MRI、体外衝撃波結石破砕装置、前立腺肥大症のレーザー手術用のホルミウム・ヤグレーザー等が入ったことによりまして、短時間でより精度の高い診断治療が可能になり、さらに、開腹手術をしなくても治療が可能になることで、苦痛が少なく、通院治療が可能になるなど社会復帰も早く、医療費の節減にも効果を上げているところでございます。2つ目の病病、病診連携の現状と共同利用施設運営の委員会の現状についてでありますが、富良野圏域の患者の受療動向のうち、入院自給率は、平成18年5月のデータで68.8%と、6年前と比較して2.9%減少しており、21医療圏のうち15番目、通院自給率も86.2%で、13番目となっていました。そのため、地域内の病病、病診連携を図り、自給率を高める方策の一つとして、地域センター病院のベッド20床と高度医療機器等の開放を進めてきたところでございます。平成22年1月に開催されました共同利用施設運営委員会では、順調に活用いただいているとのことで、開放型病床の利用状況では、平成19年度1医療機関で2名の患者が、20日間の入院期間中8回の共同指導を受けておりましたが、21年度4医療機関で11名の患者が合わせて、427日間入院し、21回の共同指導を受けております。また、高度医療機器の利用状況におきましては、CT撮影が平成19年度計64件から、平成21年度174件、MRI撮影が平成19年度107件から、平成21年度119件、緊急臨床検査利用状況では、平成19年度14件から平成21年度50件と、いずれも増加をしている状況でございます。3つ目の巡回診療及び訪問診療の効果的な促進についてでありますが、巡回診療につきましては、平成20年度まで年2回、富良野市内の山部や、鳥沼地区に眼科や泌尿器科医師による無料巡回診療を行っており、平成21年には中富良野町で実施をし、本年度につきましても、継続をしていく予定でございます。また、訪問診療につきましては、泌尿器科や総合内科の医師の動向により、実施に向け検討していくとお聞きをしているところであります。4つ目の地域センター病院運営委員会の状況でありますが、運営委員会には、沿線の市町村長をはじめ、富良野医師会会長、医師会広域救急担当理事、旭川歯科医師会富良野班長、学識経験者として富良野市社会福祉協議会会長で構成をされ、富良野保健所長がオブザーバーとして参加をしており、年1回開催をされております。内容といたしまして、地域センター病院の運営状況、診療体制の状況、救急体制、病診連携の状況等の報告と、医師確保や救急体制等の課題についての協議も実施しており、本年度につきましては、今月29日に開催の予定となっております。運営委員会の委員長が富良野市長になっておりますことから、病院の健全経営の促進と、医療ニーズに基づいた意見反映ができるよう進めております。5つ目の医療ニーズに沿った病院運営の改革推進についてでありますが、医療ニーズの把握の一方法として、院内に投書箱を設置し、週1回確認しており、すぐ改善できることについては対応し、その内容につきましては、病院の掲示板に張り出し、周知に努めているところでございます。また、院内サービス向上委員会を設置し、月1回定例会を開催をし、患者サービスの向上、患者満足度調査の実施、苦情処理に関する事例研究、全職員を対象とした接遇の研修を年2、3回取り組みながら、病院運営の改革推進に努力をしていると伺っているところでございます。2点目の産婦人科対策について、複数の常勤医師の設置についてでありますが、現状では、地域医療に従事する産婦人科医は全国的に減少しており、絶対数が不足していることから、非常に厳しい状況となっているところでありますが、過日の行政報告でも申し上げましたとおり、8月下旬より1名の固定医を確保するところであります。産科は常に待機が必要なことから、医師に係る精神的あるいは肉体的負担の軽減とともに、市民が安心して医師にかかり、安全に出産できる体制の整備のためには、複数の医師の確保は重要であると認識をいたしておりますので、今後とも、産婦人科医師の複数配置に向けて要請をしてまいりたいと考えております。2件目の国際交流についての国際友好都市の追加についてでありますが、本市の国際友好都市につきましては、昭和52年にワールドカップスキー大会をきっかけに、オーストリア、シュラートミンク市と友好都市協定を締結をし、国際友好団体のインターリンクや富良野スキー学校のインストラクター、締結25周年記念市民訪問団などがシュラートミンク市を訪問、また、開庁100周年記念事業などにシュラートミンク市から来富され、交互に行き来するなかで、友好都市として交流を深めてまいりました。また、これらの市民の交流では、国際感覚や視野を広めることができるように、昭和61年に設置いたしました国際交流基金を活用し、交流事業の助成を行ってきたところでございます。近年は、経済、観光面での国際化が益々進む中、中国からの観光ビザの要件緩和など、地理的に近いアジア諸国との観光面での交流が、今後さらに活発になることが予想され、より一層の市民の国際感覚の醸成とともに、国際観光地としての、市民のおもてなしの対応が求められております。外国の友好都市協定の締結は、単に地理的な条件にとらわれず、地域特性などを共通のテーマを持ち寄った中で、住民がお互いを尊重し、連携する連帯感があって、初めて実現できるものであり、パートナーとなる都市との出会い、きっかけが現れたときに初めて、市民合意のもとで、友好都市協定の締結を進めることができるものと認識をしているところであります。近年では、個人レベルでの海外旅行も身近なものとなり、インターネットの普及により世界の距離感が近くなるなど、市民の国際化における環境も大きく変化しており、市民、市民団体、企業、行政がそれぞれ連携・協働する中で、国際交流基金の活用を図り、特定の都市に限らず、幅広く国際交流を推進していくことにより市民の国際感覚の醸成を積極的に進めることとし、現段階におきましては、新たに友好都市協定を結ぶことは考えておりません。以上です。

質問 12番 天日公子

診療科目の整備充実についてでありますが、これにつきまして詳しく答弁をいただきました。この中でですね、お医者さんたちが一生懸命やってる中でですね、呼吸器科について週1回非常勤医師によって診療が継続しておりましてとありますが、これの今後の見通しなどについてはいかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答えを申し上げたいと思います。現在お聞きしているところによりますと、旭川医大の内科の方から週1回診療に当たってきていただいているとこういう状況であります。今後につきましても、そういう形の中で患者さんも、本市におきましても、この系の患者が増えてきているというな状況もあるというふうにお聞きしておりますので、継続してそういう形でやっていただけるよう、強く要請をしてまいりたいとこのように考えているところでございます。

質問 12番 天日公子

2つ目の病病・病診連携の現状とそれから共同利用についての答弁がありました。これにつきましては、段々と市内の病院との関わりが増えてきたなということで、評価をしたいと思っております。それでですね、これからも増えていく状況というふうに推測されますが、これの状況を増やすための方策とか何かについてお考え、この利用を増やすための病診連携について方策、現実にどのような対策をとっていらっしゃるでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問に、この件につきましては、保健福祉部長の方からお答えをさせます。

答弁 保健福祉部長 中田芳治(保健福祉部長は2013年3月まで)

天日議員の再質問にお答えしたいと思います。ただいま共同利用関係について、今後のより一層の推進ということでございますけれども、特に、いま現在の中では、これを、いまやっていることがですね、スムーズな形で動いておりまして、患者さんなり機械を増やしていくことが決していいことではないというふうに判断しておりますので、いま推進していってる形の中で、今後も進めていきたいと考えております。

質問 12番 天日公子

循環診療及び訪問診療などの効果的な促進についてお伺いしたいと思います。これらについて、20年度には山部地区、鳥沼地区、それから21年度については、中富良野地区ということで実施されているということなんですが、今年度も継続していく予定ということでありますが、この地域の選定などについてはどのような基準で選定されているのかお聞きいたします。

答弁 保健福祉部長 中田芳治(保健福祉部長は2013年3月まで)

天日議員の再々質問にお答えいたします。巡回診療の関係につきましては、随時できるものから推進してきているというのが現状でございまして、それぞれ遠くは東山、そして、布礼別あるいは鳥沼、こういったところ、いわゆる半径4キロ四方の中に病院、診療所がないというところが一つの大原則でございまして、そのほかに、診療所なり病院があったとしても、そこに診療科目がないところについては、その巡回診療ができるというふうになってございます。そんな意味で、一つはそういう条件がありますし、もう一つは、医師の数が一つあります。その間、いわゆる抜け出すことが可能かどうかという診療科も含めて考えなければいけないということと、もう一つは、機械を持ち出して行けるかどうかというところが大きな課題の一つとなってございます。この辺が、いわゆる携帯用と言いますか、そういう機器含めて、今後長い目の中でですね、そのような整備体制がとれれば、またできる診療科目が変わってくるかなというふうに考えているところでございます。

質問 12番 天日公子

やはり、富良野市含めて高齢化になっておりますので、この巡回診療についてはですね、今後とも十分市民の方たちに医療を受けていただけるような体制に持っていくようにしていただきたいというふうに思っております。それからですね、また訪問診療につきましては、今後検討していくということでありますが、これは、いままでは取り組んでいらっしゃらなかったということなんでしょうか。そうじゃなくて、ここの件について詳しく御説明いただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 中田芳治(保健福祉部長は2013年3月まで)

再質問にお答えいたします。訪問診療につきましては、さきほど答弁の中でもありましたように、泌尿器科、新たな総合内科ということでこの辺を中心に本来であれば、していきたいというふうに考えているところですが、医師の数、それから病院にかかっている患者の動向、こういったところで、いわゆる訪問という診療がとれるか、とれないかというところが一つ検討の課題となってございます。もう一つ、していなかったのかということについては、過去にはしていたこともございます。そういったところも含めて、今後院内の状況整理の中で今後していけるようなですね、そういう努力もしていきたいと聞いております。以上でございます。

質問 12番 天日公子

地域センター病院運営委員会の状況でございますが、ここのところでですね、年1回開催されているということでありますが、本当にこの年1回という開催が、病院の健全経営と住民の医療ニーズを的確にとらえ、意見反映ができる運営委員会ということで理解してよろしいでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答え申し上げます。この病院の運営委員会そのものというのは、地域センター病院として、いま、現状では課題になっている医師不足の問題、それから将来、先ほど答弁させていただきました診療科目の増加、こういったことが、この地域住民において必要な状況において可能なのかどうか。こういう一つの総合的な論議をさせていただいているのが大きな目的であります。次に、その財政的な運営につきましては、これはやはり、病院経営という形の中でそれぞれ、圏域における自治体としての地域センター病院としてのあり方について、それぞれ双方意見交換をしながら、運営体制の御協議をさせていただいているのが現状でございまして、総合的にこの運営委員会の役割というものは、地域センター病院としての位置づけをやはり明確にして、それを、この圏域1市3町1村の中で、それぞれ診療が実際行われる状況が、さらに発展できるような状況づくりをしていかなければないことも含めた中での、そういう委員会であるということで理解をしていただきたいとこのように思うところであります。

質問 12番 天日公子

地域センター病院というのは、2次医療も含めて、目的ははっきりしているというふうに私は思っているんですが、ここの中で、地域センター病院が何ができるかということをさかのぼりますと、地域センター病院としてどういうふうに、話をちょっと、整理させていただきたいんですけども。

質問 12番 天日公子

答弁にありましたことで質問させていただきます。地域センター運営委員会の開催が年1回ということで答弁ありましたけれども、本当に年1回でいいのか、それとも随時ですね、何かことがあるときに開催できるような仕組みなのか、仕組みにしていくべきでないかなっていうふうに思っているんですけれども、その点についていかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再々質問にお答え申し上げたいと思います。いま御質問になっていらっしゃる質問内容は、地域センター病院の共同利用施設運営委員会とは違うものであるということを、まず認識をしていただきたいと思います。それで、開催を年1回で足りないんでないかと、こういう御質問でございますけども、私どもといたしましては、監視する立場では、病院の運営に対して監視する立場ではないということでございますから、それぞれ1年の計画あるいは1年の経営状況含めた中での会議ということで御理解をいただきたいと。そういう意味で、年1回で、私どもとしては十分であると、そういう認識をいたしてるとこでございます。

質問 12番 天日公子

続きまして、産婦人科の複数医師の待機の取り組みについてお伺いいたします。いまこのように答弁いただきましたけれども、本当に産婦人科が少ない中で、いろいろな要請をしていくというのは、大変厳しい状況にあるということは理解しております。富良野市として、複数設置にして要請していくということで答弁ありましたけれども、経済支援についての考え方はないのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答え申し上げたいと思いますけども、経済的支援という、ないのかとこういう御質問だったと思うんですけども、現在、本市におきましては、そういう経済的な支援という考え方は、さきの御質問あったとおり、地域センター病院の建設時における状況で、本市におきましては、高度医療の機器、沿線含めて8億という額の7億約5,000万円の負担、並びに、建設に伴う環境整備に約3億を投じているわけでございますし、それ以前につきましても、それぞれ医療機器の助成については、行政において2,000万以内の範囲の助成をしてきた現況でございます。そういう状況を考えて、現在のところ、こちらから率先して申し出るという状況は、現在のところ考えていないという状況でございます。

質問 12番 天日公子

関連としてちょっとお聞きいたしますが、これは去年の1月の広報でありまして、高橋医師会長と羽根田院長、能登市長との対談の中でですね、公的病院の地域センター病院には援助はないということで、それに対して不採算の公的病院への対応として、いろいろと市長も、厚生労働省に要望などを出しているということがわかりました。これのですね、状況なんかについては、いま現在どういうふうになっているのでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

国の考え方といたしまして、公立病院、公的病院という判断を、総務省、お金を現実に決める総務省においてはそういう位置づけをしていただいております。私ども毎年、総務省の方に陳情をお願いをいたして、その公的病院の位置づけについて、強くお話をさしていただいているところでございますけども、現況においては、公的病院に対しての実際、運営面については現実的には、そういう状況に至っていないというのが現状でございます。しかし、これらにつきましては、それぞれ本市におきましてもそういう状況に、公立、公的にかかわらず何らかのですね、財政措置ができるような運動をですね、継続してやっていきたいと、このようにいま考えてるとこであります。

質問 12番 天日公子

次に、国際友好都市についてお聞きいたします。この件については現在のところ考えていないということでですね、友好都市締結を結ぶことは考えていないということで答弁いただきました。私はですね、国際交流をするにあたって、友好都市を結ぶというのは、ただ国際交流、民間レベルまた個人レベルで交流をするのと、また、友好都市締結をするというのは、違うものというふうに考えております。第1回目のときの質問にもお話ししましたけども、友好都市締結を結ぶことによって、また市民全体の意識が変わるんでないかなっていうふうに思っております。そういうことで、また国際友好都市締結をですね、行政が最初にすることによってですね、きっかけをつくっていただければ、民間レベルでも応援することもできると言っているところもありますので、これは前向きに考えてみるべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再質問にお答え申し上げたいと存じます。私は、友好都市を結ぶというのは、それだけの目的をきちっと明確にしなければ、友好都市の存在あるいは継続していく状況が、発展していかないという考え方を持っております。御答弁申し上げました中でですね、これからやはり観光だとかいろんな状況の中で、富良野市の他町村あるいは外国とも、交流を、当然図っていく状況になるわけでございますけども、現状におきまして、先ほど御答弁さしていただいたオーストリアのシュラートミンク市、これは、先ほど御質問の中にございましたとおり、スキーを取り持つ、国際交流を発展させていく意味で、友好都市を結ばせていただいたということでございますし、もう一つは、西脇については、北海道のへそと、それから日本のへそということで、これも昭和53年に締結をさせて以降、それぞれ友好都市の中身において、市民を含めた交流を深めてきたという経緯がございます。そういう中で、御質問のもっと多く追加してもいいんでないかと、こういうお話でございますけども、私は、そういう交流をもっともっと進めるうちに、何か目的があって、それぞれの交流を含めた国あるいはまた国における市町村、そういう状況の中で、何を目的に、今後友好都市を結んでいくかということを明確に定めた中でないとですね、これは友好都市としての締結を結んでやる内容には、私は、なっていかないだろうと。ですから、交流することについては、これはもう当然、それぞれ交流する中で経済発展なり、あるいは観光の発展なり、含めた中で進めていくということでございますので、その点、私どもの、いまこれから進めていく状況の中では、友好都市としての状況づくりの中では、ただいま御答弁申し上げたとおり、現在のところ、追加をしてやる考え方はないということで、御理解を賜りたいと、このように考えているとこでございます。

質問 12番 天日公子

もう1つ関連でお聞きいたしますが、国際交流基金がいま1億4,000万ほどございます。これについて、国際交流基金の活用を図るということになっておりますが、いままでの運用と同じ方法でやっていく考えなのか、それともまた何かちょっと、この基金を有効に、よりよく使いやすいような方向に持っていくことは考えられないのか、お聞きいたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

天日議員の再々質問にお答えをさしていただきたいと思いますけども、国際交流基金の使用につきましては、それぞれ基金の目的ということで定められているとこでございますので、いま御質問あったことを拡大解釈する中でですね、やる場合には、基金の目的を変更をするような状況づくりを考えてみたいと、このようにいま、感じているとこでございます。

出典:富良野市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月21日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる